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【Googleのロゴ】マーク・トウェイン生誕176周年

2011-11-30 23:25:56 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



マーク・トウェイン生誕176周年!

いわずと知れた「トム・ソーヤの冒険」の作者。
本名がサミュエル・ラングホーン・クレメンズとは驚いた(笑)
マーク・トウェインとは蒸気船が川を航行する際の合図で、
座礁せずに安全に航行できるギリギリの水深のことらしい。
何故これをペンネームに?(笑)

「トム・ソーヤの冒険」と「ハックルベリー・フィンの冒険」は好きだった♪
多分、まだ本持ってると思う!

実は横幅一杯にこの画! 画像取り込んだら小さくなっちゃった
これはトム・ソーヤとハックだよね!

Happy Birthday



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【cinema / DVD】『羅生門』

2011-11-29 00:00:00 | cinema / DVD
『羅生門』見るか… #eiga Posted at 10:04 PM

『羅生門』おもしろかった!これはスゴイ! #eiga Posted at 11:35 PM



いろいろ書きたいことはあるのだけど、今更世界で初めて太陽を撮ったとか、くどくど書いてもねぇ・・・(笑) 黒澤作品ってそんなに見てなくて詳しくないし。今作も初めて見た。デジタル・リマスターだったみたいで、映像がキレイ! 昔の役者さんって意外に滑舌が悪いのか、録音状態が悪いのか分からないけど、セリフが聞き取り難かったり、大芝居だったりするのだけど、藪の中での三船敏郎、森雅之、京マチ子の迫力がスゴイ!

『羅生門』とは言うものの、実際は同じく芥川龍之介の「藪の中」を映画化したもの。「藪の中」の説明については以前『TAJOMARU』にも書いたけれど、元は「今昔物語 具妻行丹波国男於大江山被縛語」だそうで、薮の中で男が縛られたまま、自分の妻が盗人に襲われるのをただ見つめていた事をバカにした話だそう。これを芥川龍之介が、殺人事件にして検非違使、盗人、主人、妻のそれぞれの証言が食い違い、真相は"藪の中"という話にした。

検非違使をたまたま目撃した男に変更して、この男と共にそれぞれの証言を聞いた和尚が、羅生門で雨宿りしていた男に語るという形で話は進む。人は自分に都合のいいことしか言わないものだということで、それぞれの証言が食い違うのだけど、その中に少しずつ真実が隠されている。その真実っていうのは"事件の真相"ってことではなくて、おそらくそれぞれがその時相手の中に感じた"真実"・・・ それが、本当に相手にとっての"真実"なのかも藪の中。その感じがおもしろい。そして、全てを見ていた男が語るシーンでは、3人のシーンが本当にスゴイ。今、毎日『オペラ座の怪人25周年記念公演』のBDを見ているのだけど、その地下の3人のシーンはこから来ているのではないかというくらい迫力がスゴイ! それぞれが額や鼻の頭に玉のような汗をかき、ギリギリの演技をしている。コレは(・∀・)イイ!!

そして最後、あんなに人間は恐ろしいと語っていた男の真の姿・・・ この男も同様かと思わせて、実は・・・ 志村喬の素晴しい演技と、それを受けての千秋実の演技もイイ。

モノクロ映画なのに藪の中のうだるような暑さが伝わってくる・・・ そして激しい雨に打たれボロボロになりながらも立っている羅生門。そこに佇む3人の男・・・ 画が素晴しい★ 見てよかった♪

http://twitter.com/maru_a_gogo


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【Googleのロゴ】Doodle 4 Google 2011

2011-11-28 01:09:25 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



Doodle 4 Google 2011 グランプリ決定

Doodle 4 Googleというのは、Google主催の
小中高生を対象としたデザインコンテスト。

2011年のテーマは「将来やってみたいこと」

グランプリは小一の床井海心ちゃんの「おかあさん」
かわいい

Doodle 4 Google



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【MJ】「見仏記 ぶらり旅篇」出版記念MJ & SIサイン会

2011-11-28 00:00:00 | MJ

おはよー☆今日はこれから吉祥寺でMJ&SIこと、みうらじゅん氏といとうせいこう氏のトークショー&サイン会に行ってきまーす♪ #ohayo Posted at 11:50 AM

当blogにたびたび登場しているMJこと みうらじゅん氏! カテゴリーもあり(笑) 尊敬しているのでね! そんなMJの仏友SIこと いとうせいこう氏と共著で既に4冊出版している「見仏記」シリーズの最新刊の出版を記念してのサイン会が、吉祥寺のLIBROで開催されるというニュースをbarumixから入手! しかも既に整理券も予約してくれているという・・・ 素敵 (人'▽`)ありがとう☆ とういうことで行ってきたー

サイン会行ってきたー☆トークショーはなし。もくもくとサインするMJ&SI 予定より早く終わってしまった(笑) http://t.co/kxFifVhc #pikubo Posted at 06:03 PM



会場はPARCO B2のLIBRO 入り口にこんな看板が! もちろん激写



応募が多かったようで、当初の予定より枠を増やして300名! しかも2部制ってことで私たちは16:30~ 16:00頃に来てくださいとのことだったので、その頃到着・・・ あれ? あまり人がいない・・・ しかも、200番台まで進んでるけど・・・ どうやら今回トークショーもなく、とっても大人なお2人は質問などにもきちんと答えて下さるものの、そんなに会話もはずまず、お客さんたちも淡々とサインをもらい、握手をして帰っていくという感じで、思いのほか早く進んだらしい(笑)

確かに、いろいろ話しかけたいと思っても、自分の番がくると緊張して何も話せないんだよね・・・(笑) MJに「maruへって書いて下さい」というのがせいいっぱい・・・ ホントはmaruって書いて欲しかったけど「平仮名でいいかな?」と聞かれたので「はい」って答えちゃったし(笑) で、tweetしてるとおり、先に書いたSIのサインに被っちゃったし(笑)



お2人がサインしているテーブル前にはMJ本コーナーが! ここで「マイブーム・キッチン」 を立ち読みながら、黙々とサインするお2人を見守る。「マイブーム・キッチン」はCSで放送中のMJがゲストのために手料理を振舞うお料理番組。barumixによると、料理番組ではありえない「まずい」という言葉を引き出してしまっているらしい(笑) そんな番組から本が出版されて、しかも料理本コーナーに並んでいる! でも、完成したお料理写真が(´ω`;) 餃子ちょっと中身出ちゃってるし(笑) そんな写真を見つつ、ご本人目の前に大爆笑してしまった(o´ェ`o)ゞエヘヘ

お客さんも来ないので、人数分の本にサインして下さいと言われたみたいで、2人どんどん書いていく。そしてアッサリ終了! LIBROからお土産をもらったお2人。普通にエスカレーターで帰っていかれた・・・ お土産持ってトレンチコート姿のSIは出張帰りのサラリーマンのようだ(笑) そして、MJは黒のフェイクファーのビックリコート! でも、Paul Smithだったりするんだろうなぁ・・・

というわけで、残念ながらトークショーがなかったので、とってもアッサリした感じだったけれど、サイン & 握手ありがとうございました♪ 遅れてきた方(でも、この方時間通り(笑))にも快くサインしていたお2人。素敵です



http://twitter.com/maru_a_gogo

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【cinema】『オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン』(3回目)

2011-11-24 03:28:56 | cinema
'11.11.20 【3回目】『オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン』
@品川プリンスシネマ


3回目行っちゃうかもー とかつぶやいてたら、rose_chocolatさんから時間が合えば一緒に行きましょうとお誘いが。もちろん行きます! ということで行ってきたー★



*ネタバレありです! 相変わらず暑苦しいです(o´ェ`o)ゞ

今回は、品川プリンスシネマのシアターZEROでの鑑賞。元IMAXシアターだったところ。以前、『チャーリーとチョコレート工場』を見に来たことを思い出した。スカラ座ほど大きくはないけど、大きめ。スクリーンが大きくて、後方の席からは見下ろす形になるのかな・・・。前から4列目だったので、今までで一番近かったからスゴイ迫力だった。音も良かったと思う。

今回も2回目記事と同じように、気づいたことを中心に、暑苦しく書いていこうかと思う(笑)

マエストロはノートPCを見ながら指揮をしていた!
本公演では舞台と客席の間にあるオーケストラピット。今回はステージの上、空中に浮いているような配置になっている。指揮者は完全に舞台に背中を向けているし、そもそも上だし、どうやって役者の演技に合わせるんだろうと思っていたら、ノートPCが置いてあって、ステージが映ってた(笑)

クリスティーヌのヅラが自然でいい!
クリスティーヌはウェーブのかかった長い髪で、真ん中でわけて額から耳までを両サイドに上げる髪型をしている。たまに真ん中からサイドの部分が盛り上がり過ぎて、まるで髷か何かのようになってしまってるヅラがあったりするので・・・ イヤ、以前何かの記事でWE & BWオリジナル・クリスティーヌのサラ・ブライトマンが、初演時にラファエル前派の絵画の女性をイメージしてクリスティーヌのデザインを考えたと語っていたので、シエラの絵画のような美しさはまさにピッタリだと思ったので書いておく(笑)

Angel Of Musicでメグは泣いてる?
ちょっとあまり確信が持てないのだけど、以前から最後クリスティーヌと二重唱になるところで、メグの目の下スゴイ汗だなと気になっていた。今回、クリスティーヌが履き替えたトウシューズを衣装係の人に渡した後、目の下をぬぐってるシーンがあって、他はそんなに汗だくではないのに、目の下だけぬれていたので、もしかしたら泣いていたのかなと思ったのだけど・・・ 友達の成功を喜びつつ、クリスティーヌの様子を心配するシーンなので、泣いてもおかしくはないけど、特別泣く必要はないシーンなので、気のせいかな(笑)

The Phantom Of The Operaのシーンでラミンちょっと巻き舌!
WEファントムでもあったラミン。当時の彼のファントムを何度もご覧になってるブロガーさんたちによると、この曲のラミンの歌唱はすごくROCK調なのだとか。もともと、この曲自体がROCK調なので、それもそうかとも思うのだけど。ラミン仕様と呼ばれるstronger↑yetと、上げる歌唱は今回していないし、その他の部分もROCK調ではない。それが聴けなかったのがちょっと残念だったのだけど、strongerのところちょっと巻き舌だった。それがちょっとうれしかっただけ

Music Of The Night でシエラは涙を流していた!
何で気づかなかったんだろう・・・ ちょっと悔しい(笑) シエラ涙流してた最初の方・・・ 直前のPOTOでファントムに煽られて自分の最高音が引き出された感動と、ファントムの声の美しさと、それによってもたらされる官能、その全てに感動した涙なんだと思う。改めてスゴイ!

Why Have You Brought Us? でのヘイドリー・ラウルの表情にイラッ(笑)
All I Ask Of Youの手前、屋上に逃げてきたクリスティーヌとラウル。何故こんな所に?と訊ねるラウルに、ファントムを恐れながらも、彼の声の美しさを語ってしまうクリスティーヌ。それを受けて What you heard was a dream and nothing more と歌った後の「だろ?」みたいな表情がちょっとムカツク(笑) イヤ、ラウルはこの時点ではファントムのことなんて信じてないし、オペラ座のパトロンにはなったけど、音楽そんなに詳しくない設定だからこの演技は正解なのだけど(笑)

Noteのラミンの声はやっぱり若い!
他の部分では時々感じるくらいで、そんなにも思わなかったけど、支配人たちへの手紙を読むシーンではやっぱり声が若いなと思った。だから何?って気もしますが(笑)

Wandering Childがすごく(・∀・)イイ!! そしてカッコイイ!
前の記事にも暑苦しく書いたけど、ここのラミン・ファントムの顔左半分ホントにキレイに仕上げてる! 羽根の帽子も素敵。実はファントムかなりおしゃれさん。衣装もデザインしたマリア・ビヨルソンがファントムを誰よりも気取った男にするために、おしゃれさんにしたっていう記事を読んだことがある。かなり高いところ(指揮者前)からクリスティーヌを見おろしているから、ラミンの大きくて少しタレ気味の目と、長いまつげがホントに素敵

wanderingはさまようという意味で、クリスティーヌが迷っていることを歌っているのだ思うけれど、Wandering Jewでさまよえるユダヤ人という意味があって、これはキリストを磔刑にし侮辱した罪で、永久にさまようことになったユダヤ人のこと。なので、自分の愛を受け入れず侮辱したというファントムの厭味(?)も入っているのかな・・・ PONRでも映画版で某大御所の方が誤訳して物議をかもしたPassion-play(キリスト受難劇)とか、割とキリスト教の要素があるみたいなので・・・ まぁ、この辺りのことは英語もキリスト教も得意ではないのでこの辺で(笑)

とにかく、ここのwandering childはホントにとろける!でも、ホントはその後の yearning for my guidanceの my が素晴しい! 上手く表現できないけど、ここでのメロディーは yearning↑ for↓ my↓ guidance↑ となっていて、ノンブレスだけど一度 my でためる感じになる。このmyの音の響きと、声の美しさと、ためが絶妙! 音の抜き方が素晴しくて、myの音の広がりがスゴイ! 専門知識がないから上手く表現できないのが悔しい・・・ このmyはスゴイなぁ。これはついて行っちゃうわ・・・(笑)

The Phantom Of The Opera 25th - Wandering Child/Bravo, Monsieur
※音だけだけど"my"を堪能して! かなり大音量なので注意!

The Point Of No Return でクリスティーヌは最初からファントムだと気づいていたのか?
これは前回の記事にファントムが歌い出した瞬間クリスティーヌは気づいたのではないかと書いたので、その検証。相変わらず確信が持てない。演出家や出演者はどういう解釈なんだろう・・・ いずれにしても、ここの駆け引きがホントに素晴しいので、どちらでもいいのだけど(笑) でも、個人的には気づいてるという解釈で見た方が、よりこの駆け引きのギリギリ感とかNo Returnな感じが際立つかなと思う。

今回は気づいているという見方をしたので、2人がガシッと手を繋ぐ大好きなシーンでホントに感動した。その後、クリスティーヌに右、左と腕を広げられて、最後にバーンと両腕を広げられるファントムの姿にグッときてしまった。上手く言えないんだけど・・・ 相手に自分の方を見て欲しい、自分の気持ちを受け入れて欲しいと思った時点で、主導権は握れないわけなんだけど、ファントムはその容姿ゆえに、脅したり怯えさることでしか人とコミュニケーションを取れない。クリスティーヌにしても彼の声や才能に魅了されていたとはいえ、やっぱり怯えていたわけだし・・・ でも、ここで2人が結ばれて、そして初めてクリスティーヌが主導的立場になった。このシーンでのファントムはものすごい悦びと官能を味わっているんだと思う。そう考えたら泣いてた 今回泣くの早かった(笑) でも、クリスティーヌ主導になったからこそ lead me , save me from my solitude なんだよねぇ・・・ ここでのラミンはmeとmyを強調して歌っている。ラウルの歌う歌詞と対比になっているので、そこを強調することで、ファントムの切なさがより伝わる。

Down Once More のラミンはホントにスゴイ!
前回暑苦しく書いたのだけど、このシーンの最後 Christine , why?!の絶叫がホントに切なくて胸がしめつけられる。ここと地下の Pity comes too late の後の turn aroundの部分を叫んで、クリスティーヌに背中を向けさせて、ベールをつけたのがすごく良かった。ミュージカルには普通に芝居をしていて急に歌い出すタイプと、全編歌のタイプとあるけど、この作品は後者。歌うよりもセリフで言う方がストレートに伝わりやすい場合もある。特にこのChristine , why?!の絶叫はホントいい! 既にBDやDVDが届いている方によると、かなり編集されているとのこと。もちろん映画版よりも素晴しい仕上がりになっているそうなのだけど、このChristine , why?!とturn around!は毎回やっているのかな? この回だけなら、これ残して欲しい! 最悪この絶叫だけでも・・・

The Final Lairはやっぱり素晴しい!(号泣)
もうホントに何度見ても号泣。ホントに嗚咽というくらいしゃくりあげて泣いてしまう・・・ 何度も何度も書いているけど、クリスティーヌ戻る → 一瞬期待 → 指輪発見 → 諦め → Christine , I love youは涙なくしては見れない!

で、今回はクリスティーヌのキスについて書きたいわけです! 最初のうちこそ、とうとう連れてこられてしまったことに怒ったり絶望したりしていたけれど、最終的にはもう自分以上に追い詰められているファントムを思って、どうしたら You are not alone であることを伝えられるだろうかということしか考えてなかったと思う。ラウルを助けるためでも、自分を助けるためでもなくて・・・ その前に Pitiful creature of darkness・・・ What kind of life have you known? God give me a courage to show you と歌っているから、これは既にクリスティーヌは天使というか、神からファントムを救うためにつかわされたというかね・・・ 人を本当に傷つけてしまうのも人間だけど、人を真の意味で救えるのも人間になんだよね・・・ そういう意味でファントムがクリスティーヌを愛したことは、彼にとって本当に素晴しい運命だったと思う。クリスティーヌを苦しめたし、自分も苦しんで、今まさにその痛みに身を切られる思いをしているけれど・・・

去り行くクリスティーヌは本当にファントムのことしか見ていない。階段の先にラウルが迎えに来ているけれど、この瞬間は視界には入っているけど、彼女の心にはラウルは存在していないと思う。最初の感想で続編「Love Never Dies」につなげたい意図があるように感じたと書いた。それは今でもそうなのだろうと思うけれど、今回の演出の方がクリスティーヌがファントムを愛していることがよりハッキリ伝わってくることは間違いない。もちろん、クリスティーヌのファントムへの愛は恋愛感情ではなくて、もっと深い人間愛とかいうものだけど・・・ 本公演を見たことなくて、この記念公演の映画版で初めて「オペラ座の怪人」を見る人もたくさんいるわけで、そういう人たちにとってはこの方が分かりやすいと思う。

ということで、またしても長々暑苦しく語ってしまった(笑) イヤ、前からこの作品自体好きだったし、原作の「怪人の愛の終わり」の章についても熱く語ったこともあった。でも、四季版や映画版で感動しつつも物足りなさを感じて、半ば諦めて映画版の四季吹き替えを永久保存版にすることで納得しようとしていた矢先! まさかのコレだったもので(笑) 自分の中で納得いかなかったり、物足りなかったことが全部解決して、今までの記憶が全てリセットされたというくらい衝撃を受けてしまったので・・・

何度も言うけど、この映画が「オペラ座の怪人」の決定版とは思わない。でも、自分史上最高の「オペラ座の怪人」です!

はぁ、また見たいなぁ・・・ BD & DVDが28日頃届く予定だけど、生はコレだけだからなぁ・・・ 出来が良くない部分も含めてこの公演が観れるのは、今だけだからねぇ・・・

『オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン』Official site


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【nephews】甥っ子2号お泊り♪

2011-11-24 00:00:00 | nephews
甥っ子2号今日はお泊り♪Wiiでラリーカー運転中! http://t.co/roVTV1aE #pikubo Posted at 06:51 PM



翌日(24日)が年長組の徒歩遠足で先生が全員付き添いで出てしまうので、年中組の甥っ子2号Kくんはお休み。1号Tくんの保護者会にお嫁ちゃんが出席するため、バーバラさん(ママン)があずかることに。というわけで、前日からお泊り♪ さんざん持参したWiiで遊んだ後、これも持参したベイブレードでバーバラさんと対決! 22時ごろご就寝

http://twitter.com/maru_a_gogo


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【cinema】『オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン』(2回目)

2011-11-20 04:38:00 | cinema
'11.11.12 【2回目】『オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン』
@TOHOシネマズ六本木ヒルズ




2回目。どうしても、もう一度見たくて、お友達のtomocoさんを誘って行ってきたー! 既に3部作(前章第一幕第二幕)のかなり暑苦しい記事を書いたので、今回は気づいたことのみ書こうと思う。まぁ、それでも長文になると思うけど(笑)

*ネタバレありです! そして暑苦しいです(o´ェ`o)ゞ

とりあえず、これだけは言っておきたい! やっぱり主演2人ラミン・カリムルーとシエラ・ボーゲスの演技は素晴しかった! これはやっぱりお祭りなのであって、これこそが「オペラ座の怪人」の決定版であるとは思わないけど、自分史上最高の「オペラ座の怪人」であったことは間違いない。

今回は初のプレミア・スクリーンでの鑑賞。サイドテーブル付きのリクライニング・シートで、ワンドリンク付き。スパークリング・ワインを飲みながらセレブ気分。前回鑑賞が大きめのスカラ座だったので、画面や音の大きさの迫力はやや足りない気はしたけれど、音そのものは良かったと思う。カーテンコールでのサラ・ブライトマンの歌は今回の方が良かったし(笑)

【間違っていたこと】
お墓でのクリスティーヌのWishing You Were Somehow Here Againの後にリハーサルだと思っていたけど逆だった!

これ何で間違えてたんだろう(笑) でも、あのWishing You Were Somehow Here Againのシエラがあまりに素晴しくて立ち向かう決意が感じられたので・・・ ←言い訳(笑) イヤ、個人的に「I can’t」って走り去ったクリスティーヌが、普通にリハーサルに参加しているのが、なんとなくしっくりきていなかったので・・・。お墓のシーンで逃げないと決めたからだね!と勝手に思い込んでいたのだけど、違うとなるとラウル辺りに説得されたのか?と脳内補完が必要になってくるね・・・。って、別にいいけど(笑)

【気づいたこと】
冒頭のアール・カーペンターの「Gentlemen!」がカッコイイ!

このセリフの直後にあのOverture この一連の流れがすごく良くて、冒頭からゾクゾクきた! さすがWEファントム経験者。ちゃんと見せ方を心得ている。

セルゲイ・ポルーニンはやっぱりスゴイ!

前回は知らずに見たので、スゴイと感動しつつボーッと見ちゃったけど、今回はバッチリ観た! カッコイイ! 特に冒頭のスレイブ・マスターはホントカッコイイ! キレの良さ、ジャンプの高さ、回転の早さと美しさ、そして佇まい。とにかく全てが完璧に美しい。

Phantom Of The Operaでクリスティーヌの声が、ファントムによって引き上げられていることに改めて納得!

イヤ、もちろん四季版で見た時も漠然と分かっていたんだけど、今回のこの映像で本当に納得。ラミンの「Sing!」がホントにスゴイ! その前にmy power over you grow stronger yetと歌っている上での「Sing!」の煽りなんだよね・・・ 上手く言えないけど。ただ、歌えって言ってるんじゃなくて、クリスティーヌの歌声や歌唱をStrongerにしているというか、彼女の潜在能力を引き出している。ラミンとシエラの呼吸がピッタリなので、本当に今初めてクリスティーヌの最高音が引き出された瞬間に立ち会っている気分になる。これはスゴイ! 芸術家なら奇跡の瞬間だと思う。前回の記事にも書いたけど、シエラがこの後、自分にこんな声が出るなんて信じられないという表情をしているのが、まさにそういうことなんだと思う。

Music Of The Nightのファントムの手の動きで、クリスティーヌが誘導されているのがよく分かった!

これも同じく四季で見た時も漠然と分かってたんだけど、上手く言えないけど振り付けみたいというか・・・。もちろん、ここでこの動きって決まっているとは思うんだけど、そういう段取り的なことは全く感じられずに、ファントムがクリスティーヌを操ってる感じがすごく伝わってくる。ラミンの手の動きが本当に美しくて、その動きに緩急があるので、改めて、クリスティーヌをこっちに向かせたいんだなとか、彼女の官能というか、自分の声に恍惚となった気持ちを、さらに引き上げたいんだなというようなことが、もう本当にしっくりきた。そしてそれは、その手の動きに応えるシエラの反応が完璧だったからこそでもある。完全に誘導されてて、そのこと自体に喜びを感じている。その2人の芸術家の世界にウットリ・・・。それはファントム & クリスティーヌだけではなくて、ラミン & シエラの芸術でもあるんだなと思ったり・・・。

Stranger Than You Dream Itで、ラミンは一瞬手をはずして顔を見せている!

どうやらこれはラミン独自のものらしい。激しく怒った後、切々と自分の哀しい生い立ちを、多分初めて人に話した。しかも、愛しているクリスティーヌに分かって欲しくて、手を外したら怯えられちゃって・・・(涙) でも、だからこそクリスティーヌが優しくそっとマスクを返すシーンが、まるで絵画のように美しいんだと思う。まぁ、これはラミンとシエラが美しいってことも、かなりプラス要素であると思うけど・・・

Phantom Of The OperaとWandering Childのラミンの顔左半分がカッコイイ!

右半分の特殊メイクもすごく作り込んであったけれど、左半分が本当に美しくメイクされていたと思う。ラミンの素顔はけっこう濃いのだけど、目の美しさが印象的。この映画でも目の演技には泣かされた。特に地下の、クリスティーヌ戻ってくる → 一瞬期待 → 指輪発見 → あぁ・・・ → いいんだよ・・・(注:筆者妄想) → Christine , I love you ゥヮ―。゚(PД`q*)゚。―ン とまぁ、そういうわけで(笑) マスクのない左半分はかなり重要! 今回、映像に残るということで、かなり意識したそうなので、ホント美しい。Phantom Of The Operaではボートを止める直前辺り。Wandering Childでは羽根付き帽子を被って颯爽と現れた瞬間! 思わずカッコイイと思ってしまった(笑) そして、あのwandering child・・・ だもの。そりゃ、ついて行っちゃうってば(笑) ファントムがエロいのはいいとして、イケメン方向でかっこよ過ぎるのはどうかなと思うけど、ラウル必要なくなっちゃうからね(笑) でも、これはこれであり! だってお祭りだから!

Point Of No Returnでクリスティーヌは最初からファントムだと気づいていた?

これについてはちょっと確信が持てないでいるのだけど、最初にファントムが歌い出した瞬間、シエラはビクッとした気がして、それはアミンタ(どういう役柄なのかは不明)がドン・フアンの登場に反応したのとは違うように思った。前回は、最初は気づいていないと思っていたけど、ある意味ファントム登場を待っていたわけだし、あれ程ファントムの声に魅了されているクリスティーヌが気づかないのも変な気もする。仮にそうだとして、アミンタとしての演技もしつつ、ファントムと自らの運命に立ち向かうクリスティーヌという姿には説得力がある。そして、アミンタという役に引っ張られて、ファントムを誘惑する。そのかけ引きがより官能的。ドン・ファンとアミンタ、ファントムとクリスティーヌ、そしてラミンとシエラ・・・ なんて贅沢! もう、ここホントに官能的で、ギリギリで、No Return! 2人完全に結ばれた。そして、これはやっぱり芸術家同士だからなんだと思う。上手く言えないけど・・・。ギリギリのところまで追い込まれないと見えない世界ってあるんじゃないかと思う。だからこそ美しいし・・・。本人にとっては辛くて苦しいけれど、悦びでもある。

Down Once Moreのラミンがすごすぎる!

ここスゴイよねホント・・・ まぁ、すでにPoint Of No Returnのラストlead me , save me from my solitudeを歌われた時点でウルウルしてるんだけど、ここの訴えかけがすごいわけです。既に歌ってないし最後の方・・・。で、Christine , why !?で涙腺決壊! 。゚(゚´ω`゚)゚。ピー

地下クリスティーヌがラウルと行ってしまう間、ずっとI love youと (号泣)

もう地下のラミンの演技の素晴しさ、シエラの素晴しさについては前回散々書いたのだけど、何度見てもクリスティーヌ戻るからのラミンの目の演技とChristine , I love youには泣かされっぱなし。そして、それに応えるシエラ・クリスティーヌのファントムの手にキス & say you’ll share with・・・にも。で、今回気づいたのは、クリスティーヌが去ってしまう間、ずっとI love youと言ってるってこと。映像の良いところは、役者たちの表情がしっかり見えること。舞台では最前列でもあんなに間近には見えない。でも、カット割している映画とは違って、舞台では映っていない所でもちゃんと演技してるんだよね。それが見れないのがちょっと歯がゆい気もするけれど、映像としては去り行くクリスティーヌの背中を切り替えなしで映すのが正解だと思う。

音とか映像はBD & DVDは編集されているので、生はこの上映のみ!

既に手元にUK AmazonからBDやDVDが届いている方々によると、やっぱり映画版とは違う映像が入っているらしい(映画版でパッサリーノはリンゴを落としているけど、BD版ではしっかりキャッチ!など・・・)ので、いわゆるLive(2011.10.2 ソワレ イギリス、ヨーロッパ圏、北米などで生中継)版は、映画館じゃないと見れないということ。舞台は生なので、いろいろ良かった部分、悪かった部分あると思う。完成度の高いBD版も楽しみ(既にUK Amazonで購入済)だけど、生を見れるのはやっぱり貴重! 見てよかった!

【おまけ】カーテンコールで登場したマイケル・クロフォードは感極まっていた!

残念ながら歌ってはくれなかったオリジナル・ファントムのマイケル・クロフォード。前回はそこはかとなく挙動不審な印象だった(笑) でもホントは、あまりに熱狂的な観客の反応に感極まっていたみたいで、目がウルウルしてて、唇も震えてた。その姿にこちらも感動 何となく、ラミンの歌唱がマイケル・クロフォードに似てると思うシーンがあったのは気のせいかな・・・。もちろん、声の質とか全然違うんだけど。

はぁ、WE版を何度も見てらっしゃる方々はやっぱりこれは別モノだとおっしゃっていて、それはすごく納得。WEでファントムだったラミンのエロさや狂気はすごかったみたいなので、それは本当に見たかった・・・。でも、見れないからねぇ ということで、現時点ではこのファントム & クリスティーヌに大満足!

また、明日(11/20)観に行くよ♪

『オペラ座の怪人』25周年記念公演 Official site


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【Googleのロゴ】ルイ・ダゲール 生誕224周年

2011-11-18 23:37:56 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!


ルイ・ダゲール 生誕224周年!

どなたでしょう?(笑) ということでWikipediaへGo!

ルイ・ジャック・マンデ・ダゲールは、フランスの画家、写真家。
写真を発明した人物なのだそう!

今こうして写真が楽しめるのもムッシュー・ダゲールのおかげなのね!
Merci! Monsieur Daguerre



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【cinema】『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(試写会)

2011-11-12 02:55:40 | cinema
'11.11.04 『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(試写会)@よみうりホール

rose_chocolatさんのお誘い。久しぶりにroseさんにお会いしたかったのと、余貴美子さん好きだから行ってきたー♪


「定年まで1ヶ月を迎えた鉄道運転士 滝島徹。定年後は妻とのんびり暮らそうと思っていたが、妻は結婚前にしていた看護士の仕事に戻りたいと言い出し・・・」という話。うーん。ベタではあるけど、普通にいい話。正直、ドラマでも良かったかなと個人的には思う。ただ、多分ターゲットにしているのは、おそらく主人公と同世代か上の世代で、映画を娯楽として楽しむタイプの人たち。いわゆる"映画好き"でない人たちなのかなと思うので、この感じはいいのではないかと思う。

なんだか、いきなり上から目線みたいになっちゃってる?! 娯楽として映画を楽しむタイプというのは、あくまでそういうタイプの人たちということであって、決してバカにしているわけじゃない。映画ってそもそも娯楽だと思うので・・・。例え、文芸大作であっても。でも、それは別に映画を否定しているわけでもなくて・・・ 上手く言えないな(笑) 例えば音楽にしても、クラシックだってもともとは娯楽だったんだと思う。ただ、後付で高尚になって行っただけ。だから、映画鑑賞が趣味だけど、別に高尚な趣味だと思ったこともない。ただ、映画だけに限らないけれど、どんどんジャンルも手法も多様化していくことは間違いなくて、いわゆるオーソドックスなものよりも、より刺激的だったり、難解なものの方が話題になりがちなのも事実。だけど、もう少し分かりやすい映画を見て育った世代の人で、普段そんなに映画を見ないタイプの人には、こういう分かりやすい映画はいいんじゃないかと思う。前置きが長くなっちゃった・・・(笑)

ストーリーは本当にシンプル。定年を機に迎えた夫婦の危機と再生の話。ホントにそれだけ(笑) 42年間無事故。仕事一筋の主人公は、自分の気持ちや思いを伝えるのが極端に下手。自分の中だけで、家族はこうあるべきと決めている。だけど、その視点や視界が自分だけのものであり、妻にも妻の視点や視界があることに気づいていない。定年後も自分のビジョンで推し進めようとしている。読売新聞朝刊の人生相談コーナーにいやというほど登場するタイプの熟年男性。困ったものだ(笑) 42年間立派に勤めた滝島さんは素晴しいけれど、それが出来たのは看護士をやめて家庭を守った妻の存在があったからなのに。イヤ、感謝していると怒鳴られそうだけれど(笑) でも、この場合の感謝の表現として、2人でのんびり温泉旅行ではないのだと。いくら妻の佐和子が大切な話があると言っても、自分の話を優先させて聞く耳を持たない。ここは2人の関係や滝島の性格がよく分るシーンで良かった。三浦友和と余貴美子が上手いので、2人はずっとこんな感じだったんだろうなと、語られていない過去まで感じられる。佐和子は若い頃は、そんな夫を頼もしくもかわいらしく思っていたのかもしれない。だから自然と身を引いて、知らず知らずに自分を殺してきたのかも。でも愛情の愛よりも情が勝ってきた頃、自分というものが無視されているように感じたんだと思う。会話はしているし、必要とされてもいる。でもそれは家事をしてくれる人が必要なのであって、別に自分じゃなくてもいいのじゃないか・・・。

佐和子は家を出て末期ガン患者の訪問看護の仕事を始める。どんな仕事でも、あなたじゃなければならないと言われるような人は一握りなんじゃないかと思う。誰よりもその仕事が出来るという人はたくさんいると思うけれど、その人じゃなければ出来ないという状態は、会社という組織ではあまりいいことじゃない。その人が倒れたら仕事が回らないという状況はよくないわけだから・・・。だから、仕事に自分を求めるのは実はむなしい。でも、自分を認めて欲しいというよりも、自分がやりがいを感じたいんだと思う。自分にも出来ることがあるという実感。もちろんそれを家事に見出している専業主婦の方もたくさんいると思うので、主婦の仕事がダメだと言っているわけではない。佐和子はそれに生きがいを感じなかったというだけのこと。それはわがままではないと思う。この訪問看護の患者さんが吉行和子で、存在感のある演技を見せている。佐和子の仕事部分については、適度に辛く、適度にやりがいがあり、適度に挫折し、適度に喜びもある。まぁ、後にとってもベタな展開もあるけれど(笑) この、適度というのも決してバカにしているわけじゃない。実際の末期ガン患者の方に接したこともないし、看護の現場を見たわけでもないので、これが"適度"であると言ってしまうのは乱暴なのだけど、あくまで"娯楽作品としての感動"に仕上げているということ。上手く言えないけれど、あんまり重くならないタッチで、笑いや感動を盛り込みつつ、じんわりと感動させたいということなのだと思うので、おそらく全ての項目で平均点を目指して作られているのじゃないかと感じたので。もちろん、ホメてます!

どうやらこれは、中井貴一主演の『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』を第1作目として、人生を鉄道になぞらえたRAILWAYSシリーズの2作目ということらしい。前作も試写会で鑑賞した。前作の主人公が転職して運転士になるのに対し、本作では定年を控えたベテラン運転士。なので、鉄道にあまり詳しくない身としては、ちょっと分かりにくい部分もあった。前作は主人公と一緒にいろいろ知ることが出来たので・・・。でも、全くつながりのない別の話ではあっても、シリーズなのだとすれば、電車そのものについての説明は重複になってしまうので、まぁいいのかもしれない。もちろんRAILWAYSと言っているからには、電車はたくさん出てくるし、鉄道について詳しくない人のためには、滝島が担当する新人運転士の教育シーンで知ることは出来る。前作より詳しくはないけれど・・・。ここの同僚の中には「時効警察」(古ッ!)の熊本課長こと岩松了が! 相変わらずのおとぼけ感で(・∀・)イイ!! 中川家礼二もわりと大きめの役で出てたけど、どうにも大芝居・・・。何度も書いているけど、お笑い芸人とか、歌手とかを俳優として起用するのはあまり好きじゃない。その役にピッタリはまればいいのだけど・・・。キャラ的にはいい加減な人という設定なので、合っている気もするけれど、下手ではないけど大袈裟演技が鼻について笑えない。周りの方々は笑っていたので、個人的に合わなかったというだけの話。個人的には新人くんの"イマドキの若者"という感じのキャラ設定も、ちょっという感じではあったけれど、まぁ彼が成長していく姿も適度な感じで描きたいのだと思うので、そんな感じでいいのかも・・・。

よく考えると結構エピソードを詰め込んでいる。主人公の定年、妻の家出、離婚の危機、妊娠中の娘(生まれた?)、新人君の成長・・・。でも、全てが前述したとおり適度であり、平均点なのでスルリと通り過ぎてしまい、詰め込み過ぎな息苦しさはない。唐突に高校時代の同級生と再会して、付き合っちゃおうかと口説かれたりするし(笑) 彼女の存在は何だったんだろう? 彼女とバーで会うシーンで、年齢層の高かった観客の方々から笑いが起きていたのだけど、何故笑ったんだろう? イヤ、笑うシーンじゃないでしょう(*`д´) ということじゃなくて、単純に疑問だったので・・・。実は、そういうシーンは結構あって、自分としては混乱した。上手く言えないけど・・・。例えば、中川家礼二がベタにお尻をかくシーンは、笑わせポイントなんだと分かっていても、過剰演技が合わなくて笑えないってことになるんだけど、仁科亜季子とのバーカウンター・シーンが笑わせどころとは思わないのに、周りが笑っているというような場面が結構あって、その度に取り残されている感じがしてしまい、ちょっと入り込めなかったのは残念・・・ でも、誰が悪いのかサッパリ分からない(笑)

あんまり、くどくど書いてしまうのもどうかと思うので、詳細は避けるけれども、滝島が乗車中の電車が落雷による停電で動けなくなってしまい、その車内で佐和子を見つめ直すきっかけとなる出来事がある。正直、かなりベタ・・・。もう、ファイト一発みたいなことになっちゃってるし(笑) でも、このシーンも的確に仕事をこなす佐和子を、余貴美子が自然に演じているため、その手際に見入ってしまう。これなら、頑固な滝島も認めざるをえないでしょうという感じ。そして、滝島は離婚を決意する。離婚届けを出したと電話をかけたシーンで後ろのおじさんが爆笑してたけど何故? まぁ、ここはさすがにそのおじさんしか笑ってなかったので、笑いどころではないのでしょう(笑) 離婚の報告をして、佐和子にあるお願いをする。いよいよ迎えた最後の運転。そのシーンはホントにキレイだった! ローカルな電車がかわいらしく、真剣だけれども力や思いの入りすぎていない三浦友和の表情もいい。同僚たちだけでなく、整備士の人たちや、既に定年した先輩が、線路脇や駅のホームで見送る姿は、ベタだけど微笑ましくもちょっぴり感動。何より、富山の自然が素晴しい! 終点に到着し、乗客を送り、車内を点検すると、そこには・・・。この後、ビックリというよりはベタな展開になるけれど、それはそれで微笑ましい。思わずにっこりしちゃうラスト。

キャストは意外に豪華で、個人的に好きな役者さんが多かった。三浦友和にはいわゆる頑固親父という印象はないけれど、思っていることを的確な言葉で表現できないばっかりに、なんと意固地なのかと思われてしまう損なタイプを、しっかりと演じていたと思う。あぁ、もう・・・ と思いながらも、滝島さんのことが嫌いにならなかったのは三浦友和のおかげ。末期ガン患者の吉行和子はファイト一発場面をアシストしてしまう役どころであって、これまたベタだなと思いながらも感動してしまうのは、さすがの演技という感じ。佐和子の上司役の西村雅彦、滝島の同僚役の岩松了、徳井優、先輩役の米倉斉加年など脇を固める役者さんたちは、少ない見せ場ながらしっかり締めている。娘役の小池栄子はキャラまんまという感じで、特別上手いとは思わないけど、彼女の潔さはいいと思う。そして、やっぱり余貴美子が良かった! 最初はかなり生活に疲れちゃってる・・・ その感じもすごく説得力があった。衝撃的だったのは一心不乱に換気扇を洗うシーン。その、鬼気迫る感じがすごかった。背中が悲鳴をあげてる感じ。でも、滝島気づかずみたいな・・・(涙) そして、後半どんどんきれいになっていく! 余貴美子さんの自然で、でも思わず引き込まれる演技は好き。

最初に書いたけれど、正直ストーリーだけ取ってみれば、ドラマでよかったかなという印象。でも、とにかく富山の自然がスゴイ! 立山連峰バックに街がある感じは、ちょっと外国みたいでもあり、でも日本でしかありえない風景でもあり。滝島定年ランのシーンでは、その自然が堪能できる。ホントに美しい。この景色は映画館の大きなスクリーンで見た方がいいかも! そうそう! もちろん電車好きの方には、富山地方鉄道が舞台になっているので、旧西武鉄道のレッドアロー号が登場しますよ♪ すごいカワイイ電車 ちょっと乗りたいかも。他にもいろいろ電車は出てくるけど、詳しくないもので・・・ あ、ホントにちょい役でななめ45°が出てた(笑)

スゴイ感動! という作品ではないけれど、疲れた時や、ちょっと映画を見たいなと思った時にいい感じ。熟年夫婦の方、電車好きの方にオススメ。富山県出身の方は是非!

『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』Official site


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【Googleのロゴ】野口英世生誕135周年

2011-11-10 02:21:10 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことになってた! 昨日・・・



野口英世生誕135周年! だったみたい昨日・・・

ロゴ自体は夜中に見つけてたんだけど、
ねむかったので帰宅後にUPしようと思ったら・・・
なんとyapolgが緊急メンテ中
まぁ、仕方ないね・・・ 復旧作業お疲れ様でした!

ノーベル賞を受賞した野口博士についてはwikiで!(笑) コチラ

ちなみに、お母さんの名前はシカさんだ!

お誕生日おめでとうございます


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