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【art】マダム・タッソー東京

2015-06-27 23:58:34 | art

マダム・タッソー東京


真央ちゃん

 

 

 

 

オープン当初から展示されている浅田真央選手のフィギュアは、「Simile 浅田真央23年の軌跡展」(感想はコチラ)を見に行った時に見たので2回目。すごく似ているフィギュアと、あまり似てないフィギュアがあったけど、真央ちゃん一番似てるかも! これはそっくり! 何度見てもこのアチチュードは完璧!! この美しいポジションとディープエッジ!! 素晴らしい再現力

 

生きてる!!

 

 

真央ちゃん以上に似てるかも?だったのが吉田茂! 思わず生きてる!!とビックリしてしまうくらいリアル。これモーニングとかだったら、孫の結婚式に出席するお祖父ちゃんでしょ(笑) 

 

こわ〜

 

 

葉加瀬太郎氏の人形を作る工程をVRTで流しつつ、各パーツが展示してあった。これ見つけて大爆笑してしまった!グハッ!!( ゜∀゜)・∵. 右側になると完全に葉加瀬氏だけど、左側はちょっとマツコにも似ているので、実は同じカテゴリーなのかも? 

 

このポーズは…

 

 

ビヨンセのフィギュアを作ることにしたのはいいとして、何故このポーズを選んだのか? これ半ケツ出ておりました(*/∀\*)イヤン 

 

アップにしてみた!

 

 

 

 

 

アップにしてみると、とっても面白いことに気づき、アップシリーズをいくつか撮ってみた。面白かったのは上の4点。レオナルド・ディカプリオは全身サイズではもう少し似てるんだけど、アップにしたら全然別人! 誰これ?(笑) 

 

本日の一枚🏻

 

 

 

本日の一枚はメリル・ストリープ。大女優をアップで撮ったらこんなことに! 普段あまりアゴを意識したことはなかったけど、なんだかとってもアゴが・・・ さすがの存在感でごさいます!

 

まだまだいろいろ撮ったので、時間があったら追加するかも? でも、特におもしろい写真もないからいいか(笑) 等身大フィギュアは60体ほどしかないので、楽しめるように金髪のヅラとか、アインシュタインになれるアイテムなどが置いてあって、なかなか楽しめた

 

マダム・タッソー東京/スターの等身大フィギュアがいっぱい

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【art】ベネディクト・カンバーバッチ in マダム・タッソー東京

2015-06-27 23:48:58 | art

ベネディクト・カンバーバッチ in マダム・タッソー東京

来てます (@ マダム タッソー 東京 Madame in 港区, 東京都)

マダム・タッソー東京は6Fだけど、入口は3Fなので注意! 3Fで説明や諸注意を受けてから6Fへエレベーターで昇ると、入口直ぐにバッチさん! 一緒に写真を撮って後に購入するサービス(?)があるけど、カメラの位置を間違えて上目線の写真になっちゃった  カメラの位置に注意! ってみんな分かるか(笑)

横顔なんか違う

 

全体的にそっくりなフィギュアと、あまり似てないフィギュアの差がけっこうあった。バッチさんや工程説明VRTに登場していた葉加瀬太郎氏は、ご本人から型を取っているので、本当にそっくりなのだけど、オードリー・ヘプバーンやマリリン・モンローなどは全然似てなかったりする。なかなか難しいのね・・・


実物のフィギュアを見てるとやっぱり人形だなと思うけど、写真になってみると意外に違和感がないかも? 服を着てるから分かりにくいけど、腕とか触ってみるとしっかり筋肉なども再現してある。なので立ち姿とかも本人のクセ(?)が反映しているのかも? 


いきなりの登場で目標達成してしまったのだけど、他にもいろいろ楽しめた(感想はコチラ)ので気になっている人は行ってみてもいいかも! 金曜夜に行ったけど空いてて落ち着いて見れたし、写真取り邦題 & お触りOKだし、スタッフの方が写真撮ってくれるので1人でも大丈夫


製作過程の動画をドゥゾ♪(っ'ω')っ))


The making of Benedict Cumberbatch's wax figure at Madame Tussauds London

マダム・タッソー東京/スターの等身大フィギュアがいっぱい

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【cinema】『アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生』

2015-06-21 01:38:00 | cinema

'15.06.12 『アドバンスト・スタイル そのファッションが人生』鑑賞@TOHOシネマズシャンテ

 

予告編見た時から見たいと思ってた! 試写会応募したけどハズレ ムビチケ入手できたので見に行ってきたー

 

 

ネタバレあり

 

New Yorkの街頭で50代以上のオシャレな女性たちを撮影し、紹介するBlog「Advanced Style」を運営しているアリ・セス・コーエンが、リナ・ブライオブライトと共に作った映画。これはおもしろかった。何より登場する女性たちがパワフル! 今作はドキュメンタリー映画なので、いつものようなあらすじ紹介はなし。ネタバレと感じるポイントは人それぞれなので、一応「ネタバレあり」とことわり書きしたけど、いわゆるネタバレとも違うような気もする(o´ェ`o)ゞ

 

幼い頃から大好きな祖母に審美眼と、正しい会話術を教えられたアリ・セス・コーエン。祖母ブルマはいつも創造的なことがしたければNew Yorkへ行くべきだと話していたそうで、2008年にブルマが亡くなった後、その言葉通りNew Yorkへ出てきた。この祖母の影響もあり、エレガントな年配女性にたちに魅了されたアリは、ルームメイトに借りたカメラで女性たちを撮影し始めた。行きつけのコーヒーショップで店員をしていたリナ・ブライオブライトと意気投合し、撮影した女性たちを紹介するBlogを始める計画を語り合う。「Advenced Style」を開始するとBlogだけでなく、被写体である女性たちも大人気となる。同じ頃、ファッションムービーを撮影していたリナから、彼女たちを撮影したいと申し出があったことから、この企画が始まったのだそう。

 

メインで登場する女性は7人。彼女たち一人一人にスポットを当てて個別に紹介する部分もあるものの、New Yorkコレクションでの屋外ショー、テレビ出演、LANVINの広告モデルなど、様々なエピソードも盛り込んで描いている。でも、製作者がどう意図したかは別として、それら自体はただのエレメンツの1つに過ぎない印象。要するに自分が全編を通して感じたことは、多少の誇張や演出、本人たちの自己演出も感じる部分もあるけれど、とにかく女性たちが魅力的でパワフルだということ。自分が彼女たちのようになれるのか、なりたいのかは別として、やっぱり憧れたしパワーをもらえた。長々何が言いたいのかといえば、いつものようにシーン説明と感想という形ではなくて、7人の女性たちの印象深かったエピソードなどを紹介しつつ、自分が感じたこと影響を受けたことを書こうかなと思ったということ。まぁネタバレの件同様、わざわざことわりを入れる必要もないかもだけど、一応自分のこだわりとして入れておく(o´ェ`o)ゞ

 

 

公式サイトの紹介順にドゥゾ♪(っ'ω')っ)) 

(本来女性の年齢を書くのは失礼ですが、作品のテーマ上必要なので明記します!( ・Θ・)ゞピヨッ)

 

ジポラ・サラモン(62歳)

映画にもなったストリート・ファッション写真家(?)ビル・カニンガムの「Bill Cunnigham's On the Street」の常連。ピッタリのイヤリングが見つからず、コーディネートが完成するまで7年かかったこともあると語るジポラさんは、たくさんの人に見てもらいたいからとNew Yorkをチャリで疾走するパワフルな女性。未婚のようで夫を持たなかったことを後悔しているし、これからも出会いを期待している的な発言があったのが印象的。自分の世界を確立している女性でも、結婚はしたいと思うのね。それはそうか(笑) まぁ、結婚観は人それぞれだし、その辺りまでは話していなかったので、どういう相手を求めているのかは謎だけど。ただ、やっぱりNew Yorkの男性といえども、彼女に声を掛けるのはなかなかハードルが高いかも?

 

ジョイス・カルパティ(80歳)

三つ編みにした髪をアップにまとめた姿がトレードマーク。全体的にエレガントなファッションの女性。自宅もヨーロッパ調で、一番セレブっぽいというか、一番落ち着いている印象。枠から大きくはみ出していないというか・・・ 「若く見えるより、魅力的に見られたい」と語り、10代の孫にもアドバイス。CHANELのバッグを譲ると言うと、自分にはまだ高級過ぎるとう答える孫娘が謙虚。結局もらってたけど(笑) 7人の中で一番常識的(他の女性たちが非常識ということではなく)な気がしたけれど、テレビ出演時には自己紹介しながら急に歌い出す一面も 若くして夫を亡くし、40代で初めて働き出したそうだけれど、全編通じたテーマでもある"何かを始めるのに年齢は関係ない"ということを体現した人でもある。

 

リン・デル(79歳)

セレクトショップOFF BROADWAYのオーナー兼デザイナー。40年も経営している人気店で、顧客の中には有名人も。とにかくパワフル! タイプは違えど全員パワフルだけど、多分一番パワフル。そんな彼女が病気になり入院してしまったのはビックリ。空元気というわけではないでしょうけれど、日頃のパワフルさは自分を鼓舞していた部分もあるのかも? それでもカメラが回っている時には、お化粧バッチリなのはさすが。 わりとズバズバと思ったことを言うけれどイヤミがない。こういう人好き アリのBlog「Advanced Style」で彼女を知り、アラスカらから来たという年配の女性が、リンに刺激を受けて服のスタイルを変えたというエピソードが素敵。この女性もまたイキイキしていて楽しそう。長年のパートナーであるダンナ様に料理を作るキッチンスペースの壁紙(?)がスゴイ! 真っ赤な地に黒の大きな柄とか! 自分のキッチンや部屋にはムリだけど、こういう悪趣味一歩手前みたいな大胆なセンスも素敵。

 

デブラ・ラポポート(67歳)

リサイクル素材などを使った手作りアクセサリーで、独自のファッションを楽しむ女性。彼女の作品はなんとメトロポリタン美術館に収蔵されているのだそう。7人の中では一番庶民的な感覚の方かな?と思った。ファッション的には一番前衛的かも? 一緒に暮らすパートナーの男性は、第一印象ではそのファッションにちょっと引き気味だったそう(笑) でも、今では彼女のファッションを認めているし、一緒に楽しんでいるのだそう。その感じは素敵だなと思った。約80分のドキュメンタリーで7人の登場人物って意外に多くて、デブラさんとジポラさんの年齢が近いことや、ショートカットで印象が似ていたこともあり、時々ごっちゃになってしまったのが残念

 

イロナ・ロイス・スミスキン(93歳)

2番目に高齢の女性。画家だそうで、現在も絵を教えている。淡い色合いのご自身の作品のように、カラフルで色のバランスが素晴らしい。黄緑色のパンツがオレンジに染めた髪と合う! 愛用していたつけまつげのメーカーが製造を止めてしまったので、自分の髪の毛で自作している。そのちょっとボリューム感あり過ぎなつけまつげも、オレンジ色ということもあってか、やり過ぎな感じは全くなく、それどころか彼女の個性と合っていて素敵 イロナさんには長年の親友がいるけれど、同じく高齢のこの女性は記憶があいまいな部分があり、しばしば会話がかみ合わない。でも、サラリと「時々訪ねて彼女の記憶をよみがえらせているのよ」と語る。 この感じが素敵。普通に考えて、その奇跡が起きることはないけれど、後ろ向きなことは絶対に言わない。リンさんと共にテレビ出演することになり、スタッフにそれぞれの人生観を語る時、「2人は全然考え方が違う。違うって素敵。」と言う。こういう言葉のチョイスが素敵 7人の中で一番なりたい女性だった。

 

 ジャッキー・タジャー・ムルドック(81歳)

2012年LANVINのキャンペーン・モデルに選ばれた。Radio City Music Hallにも出演していた元ダンサーで、今も54キロの体重をキープ。さすがのプロポーションで姿勢もよく、見られること見せることに慣れているから、立ち姿も美しい。だからなのか自信満々(笑) イヤ、7人ともそれぞれ確立した世界があるから、自信を持っているし、アメリカ人らしくハッキリとそういう発言をしているのだけど、ちょっと彼女だけ違う印象。やっぱり長年競争社会で自己アピールしてきた人だから、"私が一番"って主張が強くて、嫌ではないもののちょっと鼻白む感じも・・・ 素敵な女性でLANVINの広告は本当にカッコ良かったのだけど、自分たちこそLANVINのモデルの代表だと発言して、「代表の1人よ」と言われると、「いえ代表よ!」と言い返したり。もちろん、その場のノリというかシャレなのだと思うけれど、個人的にはうわ~と思ったりした。ただ、それはやっぱりプロ意識というか、プライドであったり、虚勢でっもあったりするのかなと・・・ 厳しいアメリカのショービジネスの世界で生きていくには、私は誰よりも出来る!、私は誰よりも素晴らしい!というアピールが出来なければならなかっただろうし。でも、威厳は作って出来るものではないからなぁ・・・ まぁ、あくまで個人的な印象で、好みの問題! 言葉の選び方だったり、言うべき場所だったり、言い方だったりで、相手に伝わる印象が変わってくることもあるし、意外に隠していることって伝わったりすることもあるのかなと、自戒を込めて思ったもので・・・ でも、やっぱりLANVINのジャッキーさんは、本当に素敵だった


ゼルダ・カプラン(95歳)

かつてNew York社交界のファッション・アイコンだったゼルダさんは、7人の中で最高齢の95歳 旅をすることが大好きで、その土地で購入した布を使った帽子やドレスでオシャレを楽しんでいる。この方こそものすごい威厳を感じた。でも別にエバっているわけでも、近寄りがたいわけでもない。でも、自分の英語力とは別としても、ゼルダさんに声を掛けるのは、かなり勇気がいると思う(笑) カフェでアリと話している時、声を掛けてきた(誰かと間違えたんだっけ?)青年に気さくに応対していて、帽子をホメられたら、アフリカの布で作ったのよ~と、楽しそうに説明している姿は、やっぱり社交的というか、そういうことに慣れているんだなと感じた。今作の主旨としては、年配の素敵な女性たちを紹介することだけど、彼女たちの年齢を考えれば、老いの問題は避けて通れない。あえて入れたのか、たまたまなのかという描写っもあったりするけど、ハッキリと老いと向き合っているエピソードは3つ。1つがリンさんの入院、2つ目はイロナさんと親友のエピソード、そして3つ目がゼルダさんの死。New Yorkコレクションのショーを最前列で見ている時に倒れて亡くなってしまう。女性たちのうちの誰かが、「最高にオシャレをして、New Yorkコレクションの最前列で亡くなったのよ。最高の死に方だわ。」と語っていたのが印象に残った。ゼルダさんが本当に望んでいた最期だったのかは分からない。でも、残された人々に「幸せな最期だった」と思われて逝くのは、自分にとっても理想的な最期だなと思った。人は1人では生きていけないから、誰かに迷惑をかけたり、かけられたり、人に影響を与えたり、与えられたりして生き、そして死んでいくのだなと、ゼルダさんの死を通して改めて思った。ゼルダさんのご冥福をお祈りします。

 

 

とにかく、女性たちがパワフル! 老いともきちんと向き合い、時々弱音を吐くことがあっても常に前向き。60代の方々はまだしも、80歳を超えてもなお新しいことにチャレンジする。もともとそういう人だからというのもあると思うけれど、複数の女性が言っていたように、迷っている時間はないっていうこともあるのかも。そんな時間はもったいないから、やれる時にやっちゃえ! せっかくのチャンスなのにもったいない!と、新しいことに挑戦していく気持ちが、生き生きとさせているんだなと思った。まぁ、若い頃のような大冒険はムリでも、何歳になっても新しいことに挑戦できるし、その機会を楽しむべきだおということを改めて教えてもらえた。

 

金曜夜の回だったからか客席のほとんどが女性だったけれど、年配の男性もチラホラ。ファッションがメインではあるけれど、見せたいのはそれだけではないので、男性が見ても楽しめるし、パワーをもらえると思う。パワー不足の方是非!!

 

『アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生』Official site

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【Googleのロゴ】父の日おめでとう!

2015-06-21 00:09:41 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



父の日 おめでとう!


父の日もおめでとうって言うんだね? イヤ、ちょっとビックリしたので(o´ェ`o)ゞ

もちろん知ってるけど、一応毎度のWikipediaで調べてみた!


父の日(ちちのひ)は、に感謝を表す


1909年アメリカワシントン州スポケーンのソノラ・スマート・ドッド(Sonora Smart Dodd)が、

手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、

教会牧師にお願いして父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われている。


最初の父の日の祝典は、その翌年の1910年6月19日にスポケーンで行われた。

当時すでに母の日が始まっていたため、彼女は父の日もあるべきだと考え、

「母の日のように父に感謝する日を」と牧師協会へ嘆願して始まった。


1916年、アメリカ合衆国第28代大統領ウッドロー・ウィルソンは、

スポケーンを訪れて父の日の演説を行い、これにより父の日が認知されるようになる。


母の日の花がカーネーションなのに対し、父の日の花はバラ


とのこと! 


これ、GIFになっていて、

ペンギン、キツネ(?)、ネコ、人間の親子が登場する。



ペンギンパパが卵を温めて・・・

キツネ(?)パパが子ギツネに鳴き方を教えて・・・


ネコのパパが子ネコを背中に乗せて・・・


人間のパパが子供を抱っこして・・・


またペンギンパパに戻ってループ


パパたち頑張ってるね


検索画面のロゴはペンギンパパ


お父さん、ありがとう!┏O)) アザ━━━━━━━ス!




コメント (4)
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【cinema】『ハイネケン誘拐の代償』試写会

2015-06-15 23:58:55 | cinema

'15.06.03 『ハイネケン誘拐の代償』試写会@アスミック・エース試写室

 

cocoで当選! いつもありがとうございます ジム・スタージェスとアンソニー・ホプキンス共演ということで期待値上がり、しかも上映後トークイベントありということで楽しみに行ってきたー 

 

 

ネタバレありです! 結末にも触れています!

 

「幼馴染のコルたち5人の経営する会社は倒産の危機。所有しているビルを売却しようと、不法に住み着いた人々を追い出そうと大乱闘。駆け付けた警官に抵抗して逮捕されてしまう。資金繰りに困った彼らは身代金目的の誘拐を計画するが・・・」という話で、これは実話。ハイネケンは軽くて好きだけど、まさか社長が誘拐されていたとは うーん。見ている間は飽きてしまうことはなかったのだけど、鑑賞後に行われた犯罪ジャーナリスト小川泰平氏と、映画評論家松崎健夫氏によるトークイベントでの補完がないと分からない部分もあったりして、若干物足りなかった気も

 

エミー賞受賞経験のある犯罪ジャーナリスト ピーター・R・ヴリーズによる原作の映画化だそうだけれど、題材自体は1983年に実際に起きた誘拐事件。世界的に有名なビールメーカー ハイネケンの社長アルフレッド・ハイネケンと運転手のアブ・ドーデが5人組の若者に誘拐され、個人の誘拐としては史上最高額の3,500万ギルダー(現在のレートで約23億円)の身代金を要求された。身代金が支払われたため、2人は3週間後に無傷で解放され、犯人も逮捕されたが、身代金の行方は未だ不明なのだそう。と、本題に入る前にネタバレしてしまったけど、実際に起きた事件だし、公式サイトにも書かれていることだしいいか(o´ェ`o)ゞ

 

監督は『ミレニアム2 火と戯れる女』『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』のダニエル・アルフレッドソン。『ミレニアム2 火と戯れる女』は見て、なかなかおもしろかった記憶があるけど、『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』は未見。あまり評判がよくなかったような? 全く知らなかったのだけど、弟さんが『ぼくのエリ 200歳の少女』(感想はコチラ)『裏切りのサーカス』のトーマス・アルフレッドソン監督なのだそう! あくまで個人的な感想としては、弟さんの作品の方が好き。どちらも2本ずつしか見ていませんが ちなみに映画の舞台はオランダだけど、監督はスウェーデン人で、主演俳優はイギリス人でセリフは英語。

 

95分と短めの作品。前述したとおり被害者は無事に解放されて、犯人も全員逮捕されているので、もちろん警察も捜査したはずだけど、そちら側の視点は一切なし。チラシなどでは犯人たちと、被害者であるハイネケンとのかけ引きが見どころとして紹介されている。たしかに被害者の方が一枚も二枚も上手で、犯人たちと対面する時には常に冷静であったことはスゴイと思うけれど、どちらかというと犯人たちの自滅したような? 彼らの友情とそれが崩壊していく姿を描いていて、見終わった後は犯罪映画というよりは青春映画を見たという印象。でも、そういう目線で見るとなかなかおもしろい作品だと思う。'80年代のアムステルダムを舞台にしているのだけど、画のトーンが薄く暗めなこともあり、ちょっと古い感じがして、それが例えば『アウトサイダー』 とかの当時の青春映画を見ているような感覚。その感じは好きだった。狙ったのかどうかは別として(笑)

 

コル、ヴィレム、カット、スパイクス、ブレイクスの5人は子供の頃からの友人で、共同で会社を経営している。映画は、融資を申し込むため5人で待ち合わせをして銀行へ向かうシーンから始まる。集合場所に幼い娘を乗せてチャリでやって来るカットや、担当者に資金難であることを悟られまいとする姿などがコミカルに描かれる。てっきりこの待ち合わせから誘拐実行なのだと思っていたので、楽しげな様子に戸惑ったけれど、彼らが誘拐を思いつく前から描いていくということらしい。ただ、彼らが何の会社をしているのかについては説明がなかったように思うので、普通の若者が犯罪に手を染めていくっていうことなのか、例えば非合法の物を販売しているとか、既に悪の道にいたのかが分りにくかった。準備段階を含めた誘拐の手際や、出所後のコルのことを考えると、彼らが犯罪に近いところにいたのではないかな?とは思う。その辺りの背景が知りたかったかも。

 

融資を断られたため所有しているビルを売らなければならなくなり、そのため不法に住み着いている人々を追い出す必要があるってことで、彼らや駆けつけた警官たちと入り乱れてのバトルに。ここもコミカルに描かれていて、まさに青春映画の大暴れって感じで楽しかった。後にバラバラになってしまうことの対比なのであって、青春映画感を出そうとしているわけではないのかもしれないけれど、自分としては青春のバカな感じが好きだった。でもこれどうしてビルを売却することができなかったんだっけ? 暴力を振るってしまったから、逆に損害賠償を請求されてしまったんだっけ? その辺りの説明がちょっと分かりにくかった気はする。

 

コルとヴィレムは親友で義兄弟。コルの妻ソーニャはヴィレムの妹で、現在妊娠中。2人で実家を訪ねた際、ヴィレムが失業中の父親と喧嘩するシーンがある。この父親は以前ハイネケンに勤めており、社長のアルフレッド(フレディ)・ハイネケンと一緒に撮った写真が自慢。失業した今もそのプライドにしがみついている感じ。ヴィレムは「クビにされたじゃないか」と、父親に対して複雑な感情をあらわにする。この父親とフレディとのエピソードが何か関係するのかと思ったけれど、特に何もなかった(笑) 誘拐相手を選ぶ際に思い浮かびやすかったっていう説明なのかな? まぁヴィレムの逆恨み的な部分もあるのかも?

 

しつこいようだけど、そもそもの会社経営部分が不明なので、 何故誘拐などという大それた犯罪をしてまで、お金を作る必要があるのか伝わりにくい。でも、彼らがハイネケンを誘拐することは承知で見ているし、この辺りまではテンポもいいので、見ている間は気にならない。誘拐を実行するにあたり、監禁場所など準備が必要で、そのための資金を得るために銀行強盗を行うということになる。この銀行強盗の手際が鮮やかで、お金を奪ってからのカーチェイス、さらにモーターボートを使って運河を逃げるシーンなどスピード感と迫力があって楽しい。コルから地面を撃てと何度も注意があって、この辺り試写会後のトークショーでも話題になっていたけど、犯罪に対しての知識があったようで、誘拐などという割に合わないことをしないで、銀行強盗を数回繰り返せばよかったのでは?とのご意見で、自分も見ている間そう思っていた。

 

銀行強盗で入手した資金をもとに資材を購入。会社の倉庫(だったかな?)の内部に監禁部屋を作成。自分たち以外の人間が入って来ても、ただの倉庫にしか見えない隠し扉の向こう側に、狭い個室が向かい合わせに2つ作られていている。もちろん完全防音。 銀行強盗のシーンや、この辺りの感じは仲間が一緒に何かをしている楽しさみたいな感じがあって、やっていること自体は犯罪なのに楽しそうで、みなキラキラしている。タイピングした脅迫文に指紋をつけてしまったため、隣の会社の事務所に忍び込んでコピーしたり、その原本を忘れてしまいコピー機を借りる芝居をして取りに行くなど、細かいミスはあるものの、誘拐自体も綿密に練られた計画どおりに進んで見事。ここまでの流れを見ていると、なぜ会社経営に失敗したんだろう?と思いつつ、犯罪の才能がある人というのも世の中にはいるんだなと思いながら見ていた。その方面に才能があるというのは、やっぱり不幸なことなのでしょうね。

 

小川泰平氏によると誘拐ほど割に合わない犯罪はないそうで、検挙率は97%になるけれど成功した例は1件もないとのこと。未解決事件というのはあるけれど、これは身代金が払われなかったためで、誘拐してから身代金を自分たちのものにするのが難しいのだそう。その言葉どおり今作でもここからコルたちの闘いが始まることになる。 実際の事件どおりアルフレッド・ハイネケンと運転手のアブ・ドーソンを誘拐監禁する。アラブ人ぽい容姿のアブは終始怯えていたけれど、ハイネケンは度胸がすわっている。1人のシーンでは怒りをぶつけていたりするので、もちろん相当のストレスだったと思う。映画では描かれていなかったので、ちょっと調べてみたところ、創業者の孫であるアルフレッド・ハイネケンは、経営陣との折り合いが悪く、社長に就任するまでにかなり苦労したらしい。なので交渉ごとは百戦錬磨なのでしょう、自分は抵抗する気はないという姿勢を見せつつも、さりげなく衝動権を握る。バスローブや本を要求したり、食事を運んだり簡易トイレを掃除したりするためにコルたちが部屋に入って来るたび、礼を言ったりなにかと話しかける。犯人たちに焦りや動揺が見られると、自らを解放する交換条件を出したりして具体的に交渉したりもする。

 

この辺りのアンソニー・ホプキンスの演技は、陰での葛藤を含めて素晴らしいし、それを受けての覆面姿のジム・スタージェスと、サム・ワーシントンの演技も良かったのだけど、チラシなどで煽っていたほどの衝撃ではなかったかな・・・ でも、アルフレッドがコルにかけた一言「裕福とは多くの友を持つか、多くの金を持つかで、両方はあり得ない」というセリフが重要で、この映画が描きたいこと。そして、この映画自体がそういう作りになっている。なので前半はあんなにキラキラしていたし、この後は友情が試されることになる。

 

ハイネケンの家族や会社側から身代金要求に対しての反応がなく焦り始める。アリバイ工作のためにバーに行っては警官らしき人物の目が気になる。家族にも悟られないように気をつけなければならない。そのイライラがつのりケンカが絶えなくなる。身代金が支払われないのであれば、人質を殺そうという話になり、妻子持ちのカットはこれに反対。妻のソーニャが妊娠中のコルも積極的ではない。そんな中ヴィレムが自分がやるとナイフを手に隠し扉の奥に向かう。ハイネケンに対峙するけれど、結局殺すことはできなかった。彼に反対していた者はもちろん、賛同した者も殺さないで欲しいと思ったんじゃないかな? それが伝わってきて、このシーンは良かった。結果一線を越えることはなかったけれど、この瞬間に仲間の中で何かが壊れたのだと思う。

 

突然、身代金が支払われることになるけど、後から考えるとこれは犯人の目星がついたからだったんだね。小川泰平氏によると、今回描かれていないけれど、警察の捜査としては、直近に起きた似たような犯罪との関連から調べていくそうで、この事件でいえば銀行強盗がそれにあたるのだそう。おそらくその辺りから聞き込み調査を行い、目星をつけたのだろうとのことだった。エンドロールで犯人逮捕の経緯と、事件や犯人たちのその後がクレジットされるけれど、情報提供があったとの記載があったと思う。そうとは知らないコルとヴィレムは身代金を受け取りに行く。指示通りに支払われたそれは重く、担いで逃げるのは無理ということで森の中に埋めることに。これって計画のうちだったんだっけ? 仕方なくそうしたような気がしたんだけど、ちょっと記憶が

 

人質は無事に解放するものの、すでに尾行されていた。パリに知人のいるヴィレムは皆でパリに逃げようと言うも、家族がいるカットはアムステルダムを離れることは出来ないと言う。コルの弟のブレイクスも残ることになり、2人とは別れることになる。コル、ヴィレム、スパイクスの3人は車でパリを目指すけど、神経質なスパイクスはなにかと2人につっかかる。リーダーのコルは意外にも柔軟性があって、スパイクスに落ち着くように諭すけれど、ヴィレムは真っ向から受けて2人は衝突。ヴィレムの態度もどうかとは思うけれど、この局面で車を降りると言い出すスパイクスにイライラする。そんなこと言っている場合かと!(笑) でもまぁ、一歩引いているようなところのあるカットと、年少のブレイクスと違い、コルやヴィレムと対等だと思っているスパイクスとしては、自分がないがしろにされているという思いはあるのかも。その性格が厄している部分があるのは、見ている側には分かるけど、本人にとっては正論なのだろうし・・・ まぁ、正論というわけではないけど、間違ったことを言っているわけでもない 結局スパイクスは車を降りてしまう。追ってきたコルにも一緒に行こうと言うけれど、コルはヴィレムとパリに向かうことにする。ここも自分が選ばれなかったっていう感じが切ないけれど、国境を越えるリスクはあるけど、可能であれば国外に逃げる方がいいかも? 結局、スパイクスは後に自ら警察に出頭する。

 

パリに着いたコルとヴィレムは、ヴィレムの元恋人の家に滞在する。彼女がどこまで知っているのかは不明だけど、ここでの滞在はコルにとって大きなストレスとなる。居所がバレてしまうため、妻のソーニャに連絡することも禁止される。ヴィレムは元恋人がいるので、コルは一人になることが多くなる。外出もままならない。一生この生活が続くのか? 逃亡犯になどなったことないから、この時のコルたちの心理は想像するしかないけど、自ら選んだ道とはいえこれは辛いでしょう。同情はしないけど(笑) 結局、耐え切れなくなったコルは公衆電話から自宅に電話をかけてしまう。ソーニャは留守でだったけど、電話に出た友人に電話番号を伝えてしまう。ソーニャは公衆電話から電話をかけてくるが、自分を巻き込んだことを怒っている。それはそうでしょう。ソーニャも子供の頃からコルのことを知っていただろうから、コルが堅実なタイプでないのは分かっているだろうし、ある程度犯罪スレスレのことをしていることも知っていたかもしれないけれど、まさか自分が誘拐犯の妻と妹になるとは思わなかったでしょう。

 

コルがソーニャと連絡を取ったことを知ったヴィレムは、居場所が特定されるもの時間の問題であることを悟り、アパルトマンを出ていくことにする。2人が荷物を持って外に出ると、何かやら様子がおかしい。妙に静か。2人がそれに気づいた瞬間、武装した警官たちが現れ、2人は投降する。ずっと彼らを見ていた側としては、この武装と人数は大げさだなと思うけれど、警察側からすれば凶悪犯ということで、もちろん世間的にもそうだということ。この時、2人が交わした会話が青春友情ものっぽかった気がしたけど忘れてしまった 

 

2人は8年服役し、コルは出所後オランダを代表するマフィアになったそうでビックリ! フレディ・ハイネケンは私財を投じて犯人捜しに執念を燃やしていたそうで、その辺りを描いたのがルトガー・ハウアー主演の『誘拐 狙われたハイネケン』とのこと。トークショーで映画評論家の松崎健夫氏がとってもオススメしていた(笑)  そうそう! コルは2003年1月27日何者かに銃殺されたそうで、この件について松崎氏が興味深い話をされていた。ハイネケン誘拐事件について調べていたところ、2003年当時オランダ在住だった日本人女性のブログを発見。この方は2003年1月27日にレストランでの食事中、銃撃戦に巻き込まれたそうで、その時死亡したのがハイネケン誘拐事件の犯人の1人だったと記載されていたのだそうで、これはコルのことだろうとのこと。それはビックリ! トークショーについては特にメモなど取っていたわけではないので、詳細はコチラ(犯罪ジャーナリスト小川泰平さんが大事件の真相を紐解く!『ハイネケン誘拐の代償』トークイベント開催|音楽ニュース)でそうぞ!

 

キャストは全員良かったと思う。途中から密室劇のようになったりもするので、画面上に出ていた人数は多かったけど、記憶に残るのは犯人たちとハイネケン、後はせいぜいソーニャくらい。5人の中でもコルとヴィレムの比重が大きく、ブレイクスについてはほぼ印象に残っていない。スパイクスのマーク・ファン・イーウェンは何かで見たと思っていたけど、オランダ人俳優で国内メインで活躍しているとのことで勘違いだった 神経質でトラブルメーカーになってしまうスパイクスにイライラしながらも、自分がないがしろにされていることに焦りを感じていたりするのだろうなと思わせたのは、マーク・ファン・イーウェンの演技のおかげ。久しぶりに見た気がするサム・ワーシントン。こんなにずんぐりしてたっけ?(笑) コルと衝突しながらも、彼と運命を共にするヴィレムを好演していたと思う。ハイネケンを殺しに行くシーンの葛藤は良かった。

 

ハイネケン役のアンソニー・ホプキンスはさすがの演技。思っていたより出演シーンが短く、犯人たちとの絡みも少なかったけれど、それでも圧倒的な存在感を感じさせ、犯人たちよりも二~三枚上手である貫禄を見せる。その上で一人の時に怒りを爆発させるシーンは良かった。身代金が支払われないことを知った時の、一瞬見せた表情が素晴らしい! 描かれていないハイネケンの会社での立場のようなものも感じさせた。ただ、アンソニー・ホプキンスが1人で監禁されていると、どうしてもレクター博士を思い出してしまって、このままじゃすまないだろうと思ってしまったのは、やや難ありかも?(笑) 今作で意外なカッコよさを発揮していたのがコル役のジム・スタージェス。大好きな『アクロス・ザ・ユニバース』(感想はコチラ)以来、ファンというほどではないけれど好きな俳優の1人。どちらかというと、物静かで優しい役が似合うタイプな気がしていたけれど、前作『鑑定士と顔のない依頼人』(感想はコチラ)で意外な一面を見せていた。今回は完全に犯罪者。犯罪の才能を開花させてしまうけれど、最初から悪人だったわけではない。その辺りの青春ぽさみたいなものや、パリでの壮絶な孤独感などは、ジム・スタージェスの繊細な感じにピッタリで、同情できることではないのに、かわいそうになってしまう。あの泣き顔は武器だと思う(笑) そもそものコル本人を知らないので、金髪だった理由が分からないのだけど、意外に金髪が似合ってた

 

5人の年齢設定がよく分からなかったのだけど、ジム・スタージェスやサム・ワーシントンから考えると、若く見積もっても20代後半から30代前半というところかな? そもそもが幼馴染みということもあるかもしれないけれど、犯罪映画というよりは青春映画を見ている印象。実際に起きた犯罪の映画化としては、若干の物足りなさを感じるけれど、青春映画として見るとおもしろい。アムステルダムの街並みと凶悪犯罪というミスマッチも、意外な犯人像をアシストしている気もする。どこか実感が薄い。それは映画として成功しているのかは分からないけれど、おそらくハイネケンの一言についてを見せたいということなのだと思うので、そういう意味ではこれでいいのかも?

 

ブロマンス的な青春映画好きな人は好きかも? サム・ワーシントン好きな方オススメ。レクター博士っぽいアンソニー・ホプキンス見たい方是非。男らしいジム・スタージェス見たい方必見かも?!

 

『ハイネケン誘拐の代償』Official site

 

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【Googleのロゴ】女子サッカーワールドカップ2015

2015-06-05 23:12:08 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!


 

女子サッカーワールドカップ2015

 

もちろん知ってるけど、毎度のWikipediaで調べてみた!

 

FIFA女子ワールドカップ(: FIFA Women's World Cup)は、

国際サッカー連盟(FIFA)が主催する、

ナショナルチームによる女子サッカー世界選手権大会である。

FIFAに加盟している協会の女子のフル代表チームが出場する。

1991年の第1回大会以降、4年に1度開催されている。

 

現状の大会規定では、約3週間の開催期間中、

開催国の代表チームを含む16のチームにより試合が行われる事となっている。

開催年前の3年間に予選大会が開催される。

2015年の第7回大会より、

本大会出場国数が従来の16から24に変更する事が発表されている。

 

 

男子ワールドカップの第1回大会の61年後にあたる1991年に第1回大会が開催された。

1999年の第3回大会まではFIFA女子世界選手権の名称が用いられていたが、

2003年の第4回大会より現名称のFIFA女子ワールドカップとなった。

 

計6回開催された大会のうち、優勝経験があるのはアメリカ合衆国(1991, 1999)、

ノルウェー(1995)、ドイツ(2003, 2007)、日本(2011)の4か国である。

 

第7回大会は、2015年にカナダにて開催予定である。

 

とのことで、第7回大会が開催されるってことだね

開催は明日土曜日から!

これはまた毎日ロゴが更新されるかも?

忙しくなるぞ~(笑)

 

検索画面のロゴはこんな感じ


 

 

がんばれ日本!

 

FIFA女子ワールドカップ 2015|JFA|公益財団法人日本サッカー協会

 

 

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【art】「生誕三百年同い年の天才絵師 若冲と蕪村」

2015-06-04 00:22:01 | art

「生誕三百年同い年の天才絵師 若冲と蕪村」

見ます! (@ サントリー美術館 (Suntory Museum of Art) - in 港区, 東京都)

 

伊藤若冲(Wikipedia)と与謝蕪村(Wikipedia)の作品を展示する企画展。なんと2人同じ年なのだとか! 2人が生まれた聖徳6年は、実は尾形光琳(Wikipedia)が亡くなった年でもあるのだとか。先日、「京都 細見美術館 琳派のきらめき」(感想はコチラ)見たばかりなので、ちょっとビックリ! 更にこの年、8代将軍徳川吉宗が洋書の輸入緩和を行った年でもあるのだそう。若冲は百科事典のようなものを読んでいたと聞いたことがあるので、この緩和のおかげだったりするのかな?

  

【若冲と蕪村】蕪村はあまり好みではないけど、手紙の挿絵とかコミカルなのはカワイイw 若冲はやっぱりスゴイわ!今回、ハデめな作品が少なかった分、筋目描きの技法を堪能。しかし一眼のアレ欲しい!ケース越しじゃ見えない一番好きだったのは「釣瓶に鶏図」鶏を描き続けて、ここに極まれり。

 

後ほど追記!

 

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【tv】「海を越えたアメリカン・プリンセス」放送@BS1

2015-06-01 23:35:26 | tv

 【tv】「海を越えたアメリカン・プリンセス」放送@BS1

「ダウントン・アビー」ファン必見!伯爵夫人コーラを演じるエリザベス・マクガヴァンが案内するドキュメンタリー「海を越えたアメリカン・プリンセス」がNHK BS1にて今夜から連続放送!

あのチャーチル首相の母やダイアナ妃の曾祖母もイギリス貴族と政略結婚したアメリカ人大富豪の娘たちでした。「ダウントン・アビー」でマギー・スミス演じるバイオレット様のモデルとなった女性の孫も登場!「海を越えたアメリカン・プリンセス」

先日シーズン3の放送が終了した「ダウントン・アビー」で、伯爵夫人を演じているエリザベス・マクガヴァンが案内人となって、19世紀から20世紀にアメリカからイギリスに嫁いだ女性たちを紹介するドキュメンタリー番組。BBC Japan公式がtweetしてるってことは、BBC製作の番組なのかな? エリザベス・マクガヴァンが案内人なのは伯爵夫人がアメリカから嫁いだ設定だからだよね。これは面白そうなので録画済み! 第1回はウィンストン・チャーチルの母となったジェニー・ジェロームも登場! 楽しみ

Paris:

ナポレオンⅢ世とウジェニーの時代。財産があればOK。1870~71年普仏戦争の後、プロイセンに占領される。


England:

女王を頂点とした貴族社会。New Yorkより閉鎖的。長男のみ爵位と財産を相続。農業のグローバル化が進み、貴族は困窮していた。


London:

人口400万人。社交界は1,500人。ザ・シーズンと呼ばれる若い男女が社交界デビューする場。結婚相手を探す。数か月間続く。


生活に困窮したイギリス貴族が裕福なアメリカ人女性を探す。→アメリカ国内でも揶揄される


【ジェニー・ジェローム】ウィントン・チャーチルの母 オスカー・ワイルドに美しさを称えられる

父レナード:貧しい農夫、母クララ:富豪だが原住民の血を引いている? → 社交界には入れない


1870年

母クララ、ジェニーたち3姉妹を連れてパリへ。コンスエロ・イズナガと親交。

普仏戦争でロンドンへ移動。ザ・シーズンでスターになるべく乗り込む。

アルバート・エドワード皇太子と知り合い気に入られる(特にコンスエロ) 人々は皇太子の機嫌を取るためアメリカ娘をあてがった。


1873年8月12日 夏のザ・シーズン ワイト島

マールバラ公爵三男 ランドルフ・チャーチルと出会う。ランドフルの一目ボレ。出会って3日目でプロポーズ。両家の大反対にあう。三男であること、アメリカ人であること。思い通りにならなければ結婚しないと主導権はジェニーが握る。皇太子のサポートがあり婚約。


1874年(?)4月15日 パリのイギリス大使館で結婚

ジェニーはレディ・ランドルフ・チャーチルとなる。持参金約100万ドル。全て夫のものになってしまうことを父レナードが心配する。7か月後、ブレナム宮殿でウィンストン・チャーチルを出産。


ランドルフ・チャーチルは結婚前に貴族議員となる。ジェニーは夫のために奔走。夫の政治活動を裏で操る。ランドルフは時期首相候補となる。


ジェニーは義母と折り合いが悪く、イギリスでは賢さを見せると嫌われると語る。後、ランドルフと別居。愛人200人、皇太子とも関係が?など男性関係の噂が立つ。


ランドルフ突然の辞任。原因は梅毒。息子に悪い噂が立つのを恐れてのこと。ジェニー、ランドルフを世界旅行へ連れ出す。体調悪化のため棺も用意。梅毒の症状でランドルフ暴れる。ロンドンに戻り1か月後死去。


ジェニー、ウィンストンに愛情を注ぐ。「あなたは人を率いる運命にある」と語る → 後に英国首相となる。


夫の死後、息子と同じ年齢の男性と結婚した。


10年後

マンデヴィルの同棲相手ベッシー・ベルウッドがタクシー運転手に暴行。マンデヴィル子爵破産。


1890年

コンスエロ、マンチェスター公爵死去により、公爵夫人となる。


1892年

マンチェスター公爵死去。


双子の娘メアリーが19歳で熱病、ネリーは22歳で結核で死去。2人の娘に先立たれた悲しみから、教会にティファニーのステンドグラスを寄付する。


【フランセス・ワーク】ダイアナ妃祖母

父:フランク・ワーク オハイオ州の貧しい家庭出身。5ドル持って家出。→遺産1,500万ドル(現在価値3億7,900万ドル)の大富豪となる。


1876年

アイルランド貴族ジェームズ・バーク・ローチに恋する。ジェームズは資産目当て? イギリス貴族嫌いの父フランクは大反対。ジェームズの浪費癖も心配。


1880年9月 結婚

ジェームズ浪費家。一年で250万ドルをギャンブルに使う。


7年後、父フランクは援助打ち切る。 → 借金肩代わり、息子たちは引き取る条件。ジェームズは了承。


父フランク遺言:グレートブリテンおよびアイルランド連合および、その周辺に居住・訪問禁止。ローチ姓禁止。アメリカ国籍を。


息子モーリスはバーモイ男爵となり娘がスペンサー伯爵と結婚。ダイアナ妃の母となる。ダイアナがチャールズ皇太子と結婚し、ウィリアム王子を出産したことから、将来の英国王に繋がることとなった。


というのが、メモに残っていた内容。なんだか、分かったような分からないような・・・(笑)


追記ッ!( ・∀・ )ゞ

録画していた2夜目をやっと見たので追記! ちなみに3夜目は録画失敗していたので見れず ってことで、追記はこれが最後です( ・Θ・)ゞ


【コンスエロ・ヴァンダービルト】1877年生まれ

海運業・鉄道業で財を成した鉄道王ヴァンダービルト家の長女。夏の別邸マーブルハウスの建築費用は現在価値で3億円以上。

母アルヴァは南部出身。南北戦争で財産を失い貧しい暮らし  アメリカの王族を目指す。


アルヴァは過干渉な母親。コンスエロを大富豪の娘として教育。家庭教師にヨーロッパの言語と、レディとしての振舞を学ぶ。背筋を伸ばすために矯正器具をつけたことも・・・ 贅沢だけれど自由のない暮らし。


ケンブリッジ大学とオックスフォード大学の入試試験を取り寄せ、楽に合格できるレベルの学力であった。


アルヴァには、娘をイギリス貴族と結婚させ、公爵夫人にするという野望があった。公爵以下の爵位は認めない!


当時のイギリスでは貴族は1,500あったが、公爵は30。貴族の中の貴族で、1,000年続く家も。神のような存在。ただし、当時は破産寸前の公爵家がほとんどだった。名誉のために生活レベルを落とせない貴族にとって、現金が必要! → アメリカのお金持ちが地位を買うという図式。


例)カナーヴォン伯爵 ハイクレア城(ダウントンアビー舞台)に、アルバート・エドワード皇太子が3日間滞在

  • 料理と飲み物:2万4,000ドル
  • トータル:72万3,000ドル


【コンスエロ ロンドンに渡る】

大西洋を越えた結婚の仲介者ミニー・パジェットを頼る。

  • 肌を露出するようなドレスを着用
  • 自分を気に入りそうな相手にターゲットを絞る  マールバラ公爵=背が低く人物的には魅力がないが、ブレナム宮殿に住んでいる←金食い虫

 

持参金250万ドルのヴァンダービルト鉄道株式で話をつける。現在価値6,300万ドル。


しかし、コンスエロには思いを寄せる男性がいた ウィンスロップ・ラザフォード。既にプロポーズも受けている。アルヴァに訴えるが拒絶されてしまう 


アルヴァはマールバラ公爵との挙式の日取りなどを、どんどん決めてしまう。  アメリカ版ロイヤル・ウェディングとして大ニュースになる。


【結婚式】

1895年11月16日 New York 聖トマス教会 第9代マールバラ公爵 チャールズ・スペンサー・チャーチル(サニー)と結婚。18歳。


コンスエロは挙式前の数日部屋に閉じ込められていた。当日、ほとんど知らない相手との望まない結婚が嫌で涙に暮れる。泣き顔を見せられないと20分式に遅刻。望まない結婚であることはサニーも同様。挙式中花嫁を一度も見ない。  世紀の政略結婚であることが知れる。風刺画も出回る。


【コンスエロ19歳】

ブレナム宮殿で、役割分担にこだわりお高くとまる使用人に手を焼き、夫との間に愛のない結婚生活を送る。「君は鎖の輪の一部だ」と夫に言われショックを受けるが、それはサニー自身のことでもあったのかも?


1702年から続く家系。ブレナム宮殿はフランスに大勝利した褒美。代々受け継いだものを、次代に引き継ぐことのプレッシャー。  息子2人(ジャン & アイヴァー)


ブレナム宮殿(現世界遺産)の配管や暖房施設、ヴェルサイユ宮殿のような装飾、庭園はコンスエロの持参金で修復。

 

【福祉活動】

コンスエロは恵まれない人々を助けたいという思いにかられ、福祉活動を開始する。


1906年には貴族社会の中心となり、地位と権力を得る。


【スキャンダル】

サニーの従兄弟、ウィンストン・チャーチルと親交を深める。母親のジェニー・ジェロームも相談相手になったのではないか?


サニーの従兄弟、チャールズ・ヴェイン・テンペスト・スチュアートと恋に落ち、駆け落ち


スキャンダルになってしまうと、当時の女性の立場として、爵位・財産・子どもを失ってしまう。 チャーチルが仲裁に入り、父親もサニーを説得。

 別居することになり、子供とも会える。 かなり優遇。コンスエロとサニーの力関係が分かる。持参金の力。


【地位を確立】30代

独身、未婚の母のための施設を作る。


1917年 地元の議員となる。 貧しい人々の救済、女性選挙権のために活動。母アルヴァも同じ活動をしており、久しぶりに和解


1921年 離婚。爵位を放棄。フランス人パイロット ジャック・バルサンと再建。35年間幸せに暮らす。


【メアリー・ライター】

1890年代 ロンドンは貴族との結婚を夢見るアメリカ人女性で溢れていた。紹介がないと舞踏会には出られない。


メアリー・ライターはアメリカ人女性のつてを頼り、皇太子も同席する舞踏会に出席、皇太子のお墨付きをもらう。


ジョージ・カーゾンに一目ボレ。ライヴァル多数だけど負けない! 財産がものを言う。


1895年 結婚。持参金で家を立て直す。ダウントン・アビーのコーラのモデルの1人。


ジョージも結婚後、メアリーを愛するようになる。メアリーは夫の政治活動に私財を投入。


1898年 夫がインド総督に就任。3億人を統治する立場となる。ここで才能発揮! 6年間を過ごす。


しかし、36歳の時熱帯の気候で体調を崩し、回復しないまま死去。


夫のジョージは大変に悲しみ、墓地に2人が並んで眠る像を彫刻させた。


というのが、メモとれた内容

 

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