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【cinema / DVD】『クロワッサンで朝食を』

2014-08-28 00:00:00 | cinema / DVD
『クロワッサンで朝食を』鑑賞
『クロワッサンで朝食を』鑑賞。ジャンヌ・モローがスゴイ!あれだけ貫いて生きるのは、そりゃ辛かろうと・・・ フリーダと関わるのは厄介だけど、一度深く関わると離れがたいのも分かる気がする。毎日シャネルスーツを着てるのも素敵!アンヌの人も良かった。大人のパリが素敵☆ Posted at 11:18 PM

公開時気になっていたけど、見逃してた・・・ 何度も言うけどシネスイッチ苦手なんだよね・・・ ということで、WOWOWで放送していたので録画。ちょっと温めちゃったけど、見てみた!



ネタバレありです!

「長年介護してきた認知症の母親を亡くしたアンヌ。酒癖の悪い夫とは13年前に離婚し、既に子供たちも独立。そんな中、パリでエストニア出身の老婦人の家政婦を募集しているので、働かないかという話が舞い込んでくる。しかし、フリーダは気難しくて・・・」という話。これは、良かった! 感動って感じでもないし、特別大きな事件が起きるわけでもなく、老婦人フリーダとアンヌの関係も、一山越えたところで終わる。でも、とっても大人な感じで、いかにもヨーロッパ映画だなという気がした。

監督はエストニア出身のイルマル・ラーグ。どうやら、パリ第8、3大学で学んだ経験があり、帰国後も新聞社やテレビ局のパリ特派員として働いていたそうなので、パリは第二の故郷と呼べる場所なのかもしれない。なので、この作品にもいわゆる観光名所というようなところは、エッフェル塔くらいしか出てこない。でも、その普通のパリがなんだかとっても良かった。

冒頭は雪の舞うエストニアの街並みから。バスから中年女性が降りてくる。酔っ払いが声をかけてくるけど無視して歩く。足を滑らせた酔っ払いが転倒。仕方なく抱き起そうとしていると、パトカーが近づいてきて手を貸すと言うけれど、それを断り男性に肩を貸し歩き始める。実はこれは別れた元旦那。玄関先でキスを迫られ慌てて家に入ろうとするも、認知症の母親に締め出されそうになる。なんともトホホな滑り出し・・・ 鼾をかいて眠る母親を静かに見つめる。朝、冷たくなった母親を見つめる目・・・ 後のセリフで「母親が亡くなった時、ホッとした」と語っているけど、そういう部分はあると思う。もちろん悲しいことには違いないけれど、意識のハッキリしている病人を毎日見舞うことだって大変なこと。ましてや認知症の母親を1人で介護しているとなれば、その苦労はいかばかりか・・・ ホッとしてしまうのアンヌを責めることは誰にもできないと思う。

とはいえ、子供たちも独立しているし、離婚して今は独身。1人家にいても特にすることもない。どうやら、以前は介護施設で働ていたけど、母親の介護のために退職したらしい。50代になって1人自由になったものの・・・ という感じがエストニアの冬の街の風景と相まって、じんわりと孤独感が伝わって来る。でも、押しつけがましくはない。そんな時に紹介されたのがパリでの家政婦の話。エストニアってバルト三国だよね? ヨーロッパは地続きなので、日本人のように海を越えてみたいな感覚がないのかもしれないけれど、いきなりパリが就職先ってスゴイな! もちろん、アンヌも即答はできない。どうやら、この仕事フランス語が話せるってことで紹介されているらしいので、そういう面では心配はなかったのでしょうけど・・・ で、娘に電話すると、アッサリ「あら!よかったじゃない!いってらっしゃい」と言われてしまう(笑) まぁねぇ・・・ まだ20代とかならもっと簡単なのでしょうけれど・・・ でも、よく考えれば失うものもないわけだし! ってことで、アンヌはパリに向かう。向かってもらわないと困るしね(笑)

さて、待ち構えていたのは毒舌で気難しい老婦人フリーダ。50年以上前にパリにやって来たエストニア人。旦那さんが残した広いアパルトマンに1人暮らし。恋愛に関してかなり奔放だった様子で、アンヌを雇ったのも40は年下と思われる元愛人。もっとも、未だに彼を恋人と思っているのはフリーダの方で、ステファンの方にはその気はない。ステファンはフリーダの資金援助を受けてカフェを持ったようで、その恩返しの部分も大きいみたいだけれど、やっぱり愛情はあるのだと思う。それはもはや息子のような愛情というか、情のようなものだと思うけれど・・・ そうそう、このステファンがカフェを出してもらったというのは、お金を借りたということではなく、店を買ってもらったということらしい。日本人の感覚からすると、ヒモになって買ってもらったのか・・・って感じなんだけど、お金のためにフリーダに仕えているんじゃないと言いたいがために、あえて強調していたので、きっと文化的にお金持ちの愛人のマダムに、店を出してもらうということは、後ろめたいことではないのかもしれない。その辺りの感じもパトロン文化のあったヨーロッパ的な感じ。

さて、フリーダに話を戻す! アンヌが来た日も背を向けてベッドの上から動かず。最初に受けた引き継ぎは薬棚のカギは渡さないこと! なんでも以前自殺未遂をしたことがあったからだそう・・・ 口が悪くて気難しいというのはステファンが言っていたような気がするけど、どうだったかな? 翌朝、簡単なスープを作って寝室に運ぶと、こんなものは食べられないと見向きもせず、家政婦など必要ないから出ていけと言わんばかりの態度。薬棚のカギをよこせというので、止められているからと答えると罵倒し、解雇されてしまう。初日の朝から(笑) 仕方なくステファンのカフェへ行くと、カウンターの常連客が好奇の目を向けてくる。早くも新しい家政婦とやり合ったなという感じ? そして、アンヌのことも値踏みしているような・・・ 考え過ぎかな?

とりなしに来たステファンとソファに並んで、腕を組んでベタベタに甘える。先に書いてしまったけど、この時点ではアンヌも見ている側もステファンとの関係が分かっていない。当然息子だろうと思っていたのに、この態度でビックリ! フリーダはもう何年もアパルトマンから一歩も出ない生活で、自炊も出来ない。でも、家政婦に居られるのも嫌だと言う。イヤイヤ、どう考えても1人で生活できないのだから、誰かに来てもらわなきゃ無理でしょうと、ステファンも見ている側も思うわけです。見ている側は何というわがままBBAだと思っているわけだけど、ステファンは辛抱強く上記の内容を噛み砕いて言って聞かせる。すると、「あなたが毎日来てくれればいいのに~」と甘えるわけです。困ったね(笑) 男性はゾッとする人もいるかもしれないけれど、女性としてはあらまぁって感じ。もちろん、自分には出来ないし、さすがフランス女は死ぬで恋するのね(o-艸-o)とも思わないのだけど・・・ なんというか、この人はこうやって生きてきたんだなっていうことと、こういう風にしか甘えられないんだなと思っていた。憐れに思うのともまた違うのだけど・・・ 説明が難しいな(笑)

結局、説得されてアンヌを雇うことにする。朝食にはクロワッサンと紅茶しか食べないことをステファンから聞き、翌朝スーパーで買ったクロワッサンを出すと、こんなものはクロワッサンじゃない!と叱られる。パン屋で本物のクロワッサンを買うのだと言われる。フリーダは口うるさいけど、来客もないのに、毎日きちんと化粧して、髪を整え、シャネルを着る人。きちんとしているから口うるさい部分もあるのだということ。一方、アンヌもクロワッサンを裏返して焼き加減を見るような生真面目な人。そういう部分と、やっぱり故郷のエストニアから来た人という安心感があってか、いつの間にかフリーダの心をつかんで行く。この辺りの描き込みが足りないような気もするけれど、2人が仲良くなるのだろうことは分かって見ているわけだから、フリーダのわがままエピソードをそんなに見せなくてもいいかなと思うので、この程度でもいいかな。フリーダが本当にただのワガママなだけな人だったら、ステファンも見捨てていただろうし、見せているほど嫌な人ではないのだと思うし。難しい人であるのは間違いないけれど・・・

アンヌはフリーダが眠った後、一人パリの街を散歩するのが楽しみになっていた。いわゆる観光名所には行けないけれど、近所をぷらぷらと歩く。そんな、普通のパリが素敵。夜の散歩や、買い物の合間などにショーウィンドーを眺める。シャレた服と自分の垢抜けない服装を比べてため息・・・ でも、冒険する気はない。アンヌはそんな女性。でも、適当にまとめただけで、後れ毛だらけだった髪を綺麗にまとめる。それだけで、ずいぶんキレイになる。そういうのがいい。そんな散歩の途中、エストニア教会を発見。エストニアの人たちと交流したいと寄ってみるが、現在はそういう集まりはしていないとのこと。でも、この時対応してくれた老婦人がフリーダのことを知っていた。これは後の伏線。

アンヌにネイルをしてもらい、華やかな気持ちになったのか、2人でオシャレをしてステファンのカフェへ行こうと言い出すフリーダ。外出するのはとっても良いこだと、アンヌも賛成する。洋服を選ぶアンヌは楽しそう。そう、どこへ出かけるかってことも重要だけど、洋服を選んだり、お化粧したりして、オシャレするだけでも楽しいんだよね! フリーダはいつも臨戦態勢できちんとしているけれど、やっぱり外出する気になったのはネイルを新しくしてもらったからなんじゃないかなぁ・・・ この辺りは共同脚本のアニエス・フォーヴルとリーズ・マシュブフによるものかな? フランス人の名前は詳しくないけど、アニエスとリーズなら女性だよね?! 女性ならでわの視点だなと思ったので・・・

アンヌの選んだ服は地味ではあったけれど、フリーダに褒められる。個人的はそんなにピンとこなかったけど、まぁ50代の女性だからね・・・ ただ、コートがダメだと言う。クローゼットの中からバーバリーのトレンチコートを出し、アンヌに着せる。首のストールもカッコよく巻いてあげる。母と娘のよう。いつもシャネルを着ているフリーダがバーバリーのトレンチコートを持っているのは何となく不思議な気もしたけど、このコートはアンヌの生真面目な感じには合っていたと思う。あなたの方が似合うからあげると言ってポーンとくれちゃうけど、このコートも後に重要なアイテムとなる。

ステファンのカフェへ向かう途中も、2人とも華やかな気持ちになってウキウキしているのが分かる。いつもは、ヨロヨロと歩くフリーダが、シャキシャキ歩き出すのがカワイイ。こういうところが憎めないところ(笑) ビックリさせたいから、あなたは後から来てと言って一人でカフェへ。当然、歓迎されて上機嫌。特別なお客として接待してもらうのも、当然という感じ。あの常連客も隣へどうぞという感じ。でも、カフェで恋人のようにステファンに接するフリーダに、とうとうステファンが切り出す。自分にも自分の生活がある、いつもあなたと一緒にいるわけにはいかない。うーん。ステファンとフリーダが恋人(愛人?)だった頃のことは、2人の出会いなどがフリーダから語られるくらいなので、どのくらい続いていたのか不明だけど、少なくともステファンの中では終わったことなんだよね。フリーダの中では終わってないという見方も出来るけれど、それはないんじゃないかな・・・ 少なくとも"恋愛"という絆でつながっているのではないのは分かっているのだと思う。あるとすれば"恋愛"の名残のようなもの・・・ ステファンはアンヌにフリーダが死ぬのを待っているのかと聞かれて、その時には否定するけれど、後に認める。もちろん死んで欲しいわけではないでしょうけれど、重荷であることは事実なんだろうな・・・ それが、カフェでの発言なんだと思う。決して見捨てるという意味ではなく。

フリーダがどこまで考えてカフェに行ったのかは分からない。もちろん、こんな事態になるとは思っていなかったでしょうが、単純にビックリさせてやろうくらいの気持ちだったのか、それとも彼の気持ちをこちらに向かせようという意図があったのか・・・ 個人的には単純にビックリさせてやろうと思って出かけて、ステファンが恋人ごっこに付き合ってくれてたら気が済んだのかなという気もする。ちょっと"女"を味わいたいというか・・・ おそらくステファンもそれは分かって、今までは付き合ってきたけど、いつでも付き合うことは難しいってこと言いたかったのでしょう。カフェは彼の職場だからね。

すっかり落ち込んでしまったフリーダは、それ以来食事を食べなくなってしまう。エストニア料理を作ってみても食べない。困ったアンヌは一計を案じ、エストニア教会の女性に会いに来てもらう。たまたま知り合ってフリーダの話になり、久しぶりに会いに行きたいと言われたという設定。見ている側に種明かしがされているわけではないけど、教会での反応を見ていれば、アンヌの優しいウソなのは分かる。当日、ウキウキと準備をするフリーダ。やって来たのは3人。教会の老婦人と、初老の男性、そして初老の女性。歓迎するフリーダ。でも、初老の男性がアンヌから招かれてと言ってしまう。まぁ、口裏を合わせなかったアンヌの失敗と言えるけれど、こんなこと言わなくてもいいのに無粋な人だな・・・ まぁ、でも事の真相を知って怒り出したフリーダや、彼らの言葉によれば、50年前にフリーダがグループの中の男性と不倫、その夫婦は離婚、それ以来エストニア人グループは壊れてしまったというのだから、彼らからしてみれば来たく来たわけじゃないというのが本音。反省しているのだと思ったから来てみれば、招かれざる客だと言われれば言いたくないことも言ってしまう。それでも、なんとか場を収めようとしていた初老の女性も、耐えきれないと去って行き、お茶会は散々な結果に。50年も前の浮気をまだネチネチ言うような連中だというけれど、不倫の挙句に相手の家庭を壊すって、そういうことなんじゃないのかな?

結果、アンヌは今度こそ解雇される。アンヌ自身ももう無理だと思う。お茶会用にオシャレしていたアンヌは、ヒールのまま荷物を持ってステファンのカフェへ。解雇されたことを告げ、エストニアに帰るつもりだと言う。ステファンも納得するしかない。そして、2人は自然と近づいていき・・・ 2人のそういうシーンはなかったけれど、2人がそうなることは分かった。この場合2人とも恋しているわけではないと思うけど、まぁそういう事ってあるよね(笑) これは自然の流れのような気がした。自分も母親が死ぬのを待ってたって告白したのはここだったっけ? ステファンが告白したのはもっと後だった気がするけれど・・・

カフェを出て、ヒールのままパリの街をさまようアンヌ。寒さと疲れで地下鉄のホームで寝込んでしまうけれど、駅員に起こされ追い出されてしまう。オシャレではないけれど、温かくて歩きやすいブーツに履き替え歩くパリは、憧れのキラキラしたパリでもないし、優しい街でもない。でも、不思議と冷たくもない。空が明るくなって来たころ、どこかで買った焼きたてのクロワッサンで手を温めながら、朝日の中のエッフェル塔を見る。このシーンは好き!

一方のフリーダ。アンヌが出て行った部屋には、例のバーバリーのトレンチコートが残されている。まぁ、普通に考えて持って行けないよね。もちろん持って行けちゃう人もいると思うけど、アンヌは持って行かない。もちろん、遠慮もあるし、フリーダへの当てつけもあるし、プライドの問題もある。そういうのをトレンチコートで表現しているのは好きだった。そして、それをフリーダが抱きしめるシーンもいい。フリーダにはアンヌの気持ちが分かったのでしょう。自分のプライドが傷つけられたことに腹を立てて、アンヌのプライドを傷つけてしまった。フリーダがアンヌに死んだらエストニアの母の隣で眠りたいと語ったシーンがあった。母親の死を知ったのは、亡くなってから1ヶ月も経ってからだった。兄は知らせてくれなかった。それ以来、故郷に帰っていないけれど、エストニアの母墓の隣に埋葬されたいと・・・ 実際そのセリフを聞いていた時より、後からそれがきいてくる・・・ 本当はとっても寂しがりやで、誰よりも人を求めているのに、素直になれず武装してしまう。素直に人の好意に甘えることができないから、ステファンに対していつまでも愛人のように振る舞ってしまう。

結局、大方の予想通りアンヌは戻って来る。アンヌもステファンも、フリーダを放っておけないのは、彼女の本当の寂しさを知っているからだろうし、やっぱり彼女を好きなのでしょう。そして、アンヌも自分の居場所はここだと思ったのだと思う。いずれは帰るかもしれないけれど、今居る場所はエストニアにはない。原題は『Une Estonienne a Paris』(英題:A Lady in Paris)で、"パリのエストニア女性"という意味なので、納得という感じ! 英語はちょっと違うかな? 邦題も違うけど、これはフリーダとアンヌの繋がりの最初のきっかけがクロワッサンなのと、エッフェル塔でクロワッサンを食べるシーンを、『ティファニーで朝食を』にかけているんでしょう。まぁ、『パリのエストニア人』も『巴里のアメリカ人』(原題:An American in Paris)にかけてるのかもしれないけど、『パリのエストニア人』じゃ日本のマダムは見に行かないかも?(笑)

出演者はほぼ3人という感じ。ステファンのパトリック・ピノーは、イケメンではないのに年上の愛人がいたという役に説得力を持たせてしまうのがスゴイ! まぁ、半分冗談だけど、半分本気でホメてます(笑) 傷ついたフリーダを慰めようと、ベッドの隣に寝れば股間を触られたりと、やれやれと思いつつも、そんなフリーダの哀しさが分かっているのが感じられた。アンヌのライネ・マギが良かった! エストニアでは有名な女優さんだそうだけど、出演作を見るのは初めて。元々はダンサーだったそうでビックリ! ずっと母親を介護してきたアンヌは、感情を抑えることが身についている。それは怒りだけでなくて、笑顔も。人のために生きてきたから自分に構う時間がなかった。気づけば50過ぎ。今さら恋をしたり、輝きたいと思っているわけでもない。新しい仕事場はパリという憧れの街ではあるけれど、仕事は結局老婦人の世話でオシャレは必要ない。でも、フリーダから"女"であることを教えられる。でも、大人の女性だから、取り入れるのはオシャレをする部分と、ほんの少し羽目を外すこと。それも分相応に。決して踏み外すことはない。その感じが素晴らしい! そして、何といってもジャンヌ・モロー! もう存在感がスゴイ! 画面に映っていない時でも、フリーダが気になってしまう。撮影時はもう少し若かったと思うけれど、御年85歳。皺も一切隠さない。皺だらけの顔の分厚い唇に、濃い色の口紅をつける。ある時はグロテスクですらあるけれど、やっぱり美しい。ツッパリかえって毒舌で武装したフリーダの傷つきやすさや悲しさ、人恋しいけど素直に甘えられないから、息子のような年齢の元愛人に、いつまでも恋人のように振る舞ってしまう。それは単純に不器用なだけでなくて、憐れな老人であることを見せたくないから。そういうのがしっかり伝わってきた! 素晴らしい

自分が知ってるパリの街はエッフェル塔くらいしか出てこない。普通のパリの街。でも、それが素敵過ぎなくて素敵。フリーダのアパルトマンが素敵! '60年代の手縫いのサンローランのカーテン、ウェッジウッドのティーセット、そしてシャネルの自宅にあったコロマンデル風の屏風! フリーダが身に着けたシャネルの服は、すべてジャンヌ・モローの自前だそう!! 素敵

2人の女性の友情物語と考えると、ちょっと肩すかしかもしれない。表面上はまだそこまで深い関係にはなっていないから。でも、やっぱりこれは2人の女性の物語。友情というのとはちょっと違うのかも・・・ 大人なパリ、大人な映画見たい方おススメ!

『クロワッサンで朝食を』Official site


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【cinema / DVD】『スタンリーのお弁当箱』

2014-08-19 00:00:00 | cinema / DVD
『スタンリーのお弁当箱』鑑賞
『スタンリーのお弁当箱』冒頭5分にわたる関係者への謝意、道徳観念に問題のある教師など、ちょっとどうなのか?と思う部分もあるし、スタンリーの境遇にどんよりするけど、ワークショップと称して1年かけて撮影したという子供たちが自然で素晴らしい!子供たちとお弁当に救われたか?w Posted at 10:40 PM

公開時気になっていたのだけど、結局見に行かず・・・ シネスイッチ苦手で・・・ ということでWOWOWで放送になったので録画して鑑賞。



ネタバレありです!

「小学校4年生のスタンリーはクラスの人気者。家庭の事情でお弁当を持ってくることができないスタンリーに、友達たちがお弁当を分けてくれる。でも、国語教師のヴァルマー先生から、お弁当を持ってこない者は学校に来るなと言われてしまい・・・」という話。うーん・・・ これはチラシや予告編から感じていたのとは違っていたなぁ(笑) まさかそんな話とは知らなくてビックリ。悪くはないのだけど、これはかなり子供たちの自然な演技に救われた作品だと思う!

まずビックリしたのが冒頭5分間にわたる、各関係者への謝辞。エンドクレジットではよく見かけるけれど、冒頭にこの長さはちょっと・・・ 自身は家で見てたので、上映前の予告編は見てないわけだけど、映画館での予告編に耐えて、さて本編と思っていたのに、延々これを見せられたらかなり辛いと思う。こんな言い方はなんだけれど、映画製作のためにお世話になった人については、見ている側にとっては関係ないわけで・・・ まぁ、観客があまりの感動に、こんな素晴らしい映画を作るために協力してくれてありがとう!という気持ちになることもあるかもしれないけれど、それは見終わってから思うことであって、最初に5分間も見せられるのは苦痛。

スタンリーは話し上手でクラスの人気者。決して豊富とはいえない材料で、クラスのみんなをビックリさせる工作を作ったり、想像力にあふれた少年。英語教師ロージー先生は、そんなスタンリーの才能を見抜き、楽しいエッセイや、先生のお誕生日を祝う詩の朗読に対して、ご褒美としてキャンディーやチョコをくれる優しい先生。でも、他の女性の先生はスタンリーの工作を、地球温暖化というテーマに沿わない無駄な作品だと決めつける。スタンリーは何故かお弁当を持ってこず、売店に買いに行くなどと言っては、外に出て水道で水を飲んで空腹を満たしている。クラスの友達たちが、不審に思ってたずねると、両親は遠くに出掛けているからお弁当が作れないと言う。なら、自分のを食べなよって感じで、自然に分け合う姿がカワイイ。お弁当を分けてくれた友達の中には、クラスでただ一人携帯電話を持っている、お金持ちの家の子もいるのだけど、恵んでやる的な発想は一切ない。

そんな中、国語教師のヴァルマー先生が、お金持ちの生徒のお弁当を執拗に狙ってくる。この先生、どうやらお弁当を持参せず、同僚の先生たちから分けてもらっているらしい。何故、この先生がお弁当を持って来ないのか説明がないので、何か事情があるのか、単に図々しいだけなのか分からないので、かなり困惑する。だって、普通の日本人の感覚からして、生徒のお弁当目当てで、彼らがそれを察知して毎日食べる場所を変えているのに、必死に探してみたり、授業中に昨日はどこでお弁当を食べていたんだ?! 自分が食べに行くと言ったじゃないか!と怒る教師って完全に問題ありでしょう。もちろん、監督ご自身が演じているヴァルマー先生は、この映画の悪役ではあるのだけど、あまりの設定にビックリ。

でも、いくつか他の方のblog記事を拝見していたところ、学校自体はキリスト教なのだけど、どうやらこの先生はヒンドゥー教徒で、ヒンドゥー教には身分が上のものが、下の者に施すことは当然のことという考え方があるそうで、先生が周りの先生たちからお弁当を分けてもらうことに、全く抵抗感がないのはそういう部分があるからなのだそう。なるほど・・・ それにしたって嫌がる生徒たちのお弁当を強引に奪おうとするのは違うと思う。先生が学校中を探し回って、生徒たちを見つけられず、ヴェジタリアンの先生のお弁当しか分けてもらえないというシーンが結構続く。ここはコメディ部分なのでOKなのだけど、とうとう生徒たちを見つけたものの、既に食べ終えていたことに怒り、スタンリーに対して「お弁当を持ってこない者は、学校に来るな!」と言い放ってしまう。何この先生?! 予告編でもこのセリフは見ていて、変なこと言う先生だなと思っていたけど、まさか理由が自分の狙っていたお弁当をスタンリーに食べられたからとは思わなかった・・・┐(´д`)┌ まぁ、でも子供向けに分かりやすいキャラなのかも?翌日からスタンリーは学校に現れなくなる。生徒たちから睨まれるようになって、ヴァルマー先生は罪悪感に苛まれていく。同僚の先生方の目も冷たい。ロージー先生の一言も心に刺さる。



一方、地域の学校から歌と踊りが上手な生徒を選抜し、ショーを披露しようという企画が持ち上がる。学校でもオーディションが行われるが、スタンリーが一番上手いと考えた友達たちは、彼に連絡を取ろうとするけど、家も知らないことに気づく。何とか家を出たものの学校に行けずにいるスタンリーを探し出し、企画のことを話す。選抜された生徒たちが集められた場所に向かい、歌と踊りを披露し出演できることになる。スタンリーは、ヴァルマー先生の前にお弁当を持って現れ、「これが僕のお弁当です。学校に来てもいいですか?」と尋ねる。無垢な彼を傷つけ、苦しめていたことに気づいたヴァルマー先生は、スタンリーに詫びの手紙を残して去っていくヴァルマー先生の後姿が、やけにシリアスに描かれる。ここには身分が低いことに逆に甘え、施しを受けて当然と思っていたことの、浅ましさに気づいたのではないかということなのだけど、その部分はある程度予備知識がないと分からないなぁ・・・ まぁでも、そういう宗教的な階級意識などがなくても、単純に大人が子供にする行動ではないわけで、子供向けなのであれば、この程度の悪人で、この程度の反省でOKなのかも?

さて、ロージー先生と婚約者、校長先生なども見守る中、スタンリーが出演したショーは大成功に終わる。ロージー先生は彼の踊りと歌を褒め、車で送ると言うけれどスタンリーは家族が迎えに来ているからと断る。両親が遠くに行っているというスタンリーの言葉が嘘であることは、見ている側は気づいているし、何かしら事情があるのも分かっているけど、何なのかが分からない・・・ そんなスタンリーに校長先生が声をかける、校長先生の車に乗るスタンリー。校長先生はどうやら事情を知っているらしい。スタンリーが帰ったのは小さな食堂。そこの店主に殴られる。彼は叔父で厄介者のスタンリーを引き取ってやったのだから、店を手伝うのが当然なのに、どこに行っていたのだと怒っている。実はスタンリーの両親は事故で亡くなっていたのだった。叔父は引き取って学校には通わせてくれているので、虐待とまではいえないのかもしれないけれど、まだ小学4年生のスタンリーが、夜遅くまで働かされていることは事実で、しかもお弁当も持たせてはもらえない。チラリと前半に現れた従業員の青年(兄?)が、残り物を詰めてお弁当を作ってくれることになったのだった。彼と一緒に厨房に布団を敷いて眠るスタンリーの境遇は、日本人からしたら悲惨なもので、それこそ虐待だと思うのだけど、両親に祈りを捧げて眠るスタンリーの姿に悲壮感はない。叔父に殴られた時も、楽しかったからいいんだと受け入れる。きっと両親は彼を愛して育てたのでしょう。その思い出でスタンリーは現実を受け入れて、幸せを感じられるのだと思う。

学校にお弁当を持参して、これはママが作ってくれたんだと、残り物のお弁当を友達や先生に振る舞う姿が健気で泣ける・・・ 前半で友達たち乞われて語っていた冒険譚も、スタンリーの作り話なのでしょう。スタンリーを嘘つきと思うか、想像力の豊かな少年と取るかは人それぞれだと思うけれど、悲惨な状況を想像力で補うことも生きていくすべであり、強さでもあるのだと思う。自身はこのスタンリーの想像力がとっても好きだった。生徒たちはともかく、先生たちがスタンリーの家庭の状況を把握していないのはどうなのか?とはちょっと思うけれど・・・

どうやら、この映画は労働させられている子供たちの問題を取り上げるという主旨があったようで、その割スタンリーが労働させられているシーンはほとんどなく、エンドクレジットで紹介されるだけなので、ちょっと拍子抜けというか、きょとんとしてしまった。まぁ、悲惨な場面を見たいわけではないし、文章だけでも伝わるものは伝わったのだけど・・・ どうやら生徒役の子供たちは学校が休みの土曜日のみ集まって撮影したそうで、撮影のために学校を休むことはなかったのだそう。ワークショップだと説明し、カメラはあったけれど小型カメラだったため、子供たちは映画に出演しているとは知らなかったのだそう。だから演技がとっても自然! 実際のインドの学校はみんなこんな感じなのか、この学校がミッション系の学校だからなのかは不明だけど、そこには差別とかいじめのようなものは感じられない。ケンカといっても左利きのスタンリーの肘が、右利きの隣の席の子に当たってしまい、自分の席の領地争いになるという微笑ましさ。この問題もヴァルマー先生や、キリキリした女性の先生は、2人を叱りつけて終わりだけど、ロージー先生はスタンリーが左利きなのに気づき、隣の子と席を変えて解決する。想像力を働かせれば分かること。そういう、細かいメッセージはとってもいいと思った。

ロージー先生役のディヴィヤ・ダッタは優しいロージー先生を好演。ロージー先生に救われたのはスタンリーだけじゃない。でも、彼女の想像力を持ってしても、スタンリーが抱えている問題には気づかなかった・・・ ヴァルマー先生を演じていたのは監督のアモール・グプテ。何故この役をこんな設定にしたのかは謎だけど、悪役を好演していたと思う(笑) スタンリー役のパルソーくんがカワイイ! 大きな瞳がキラキラしてて、想像力豊かで、何を言っても答えが返って来る彼を、生意気だと感じる人もいるかも?事実ヴァルマー先生や、キリキリした女性教師はそう思っていたみたいだし。でも、想像力豊かな彼の話の裏の、彼の事情を知った時、とっても健気で泣きそうになる。とっても好演していたパルソーくん、実は監督の息子ちゃんだそう。なるほど! ワークショップだと思って出ていたパルソーくんをはじめとした子供たちは、ヴァルマー先生役の監督のことを嫌いになってしまったそうで、それらがとっても自然で見いて微笑ましいし、とってもカワイイ。変に演技をさせないのは良かったと思う。

ということで、冒頭の謝辞の是非、インド文化に詳しくないと理解が難しいキャラ設定、エンドロールにならないと伝わらない主旨など、ツッコミどころ満載ではあるものの、とにかく子供たちのキラキラした瞳が印象的でカワイイ作品。

スタンリーや子供たちの歌と踊りはあるものの、いわゆる歌って踊ってのないインド映画。でも、とってもインドらしい映画な気がする。インドの子供たちのキラキラした映画が見たい方おススメ!

そうそう! 一言もセリフのないロージー先生の婚約者が、すごいイケメンだった

『スタンリーのお弁当箱』Official site

http://twitter.com/maru_a_gogo



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【Googleのロゴ】ダイアナ・ウィン・ジョーンズ生誕80周年

2014-08-16 01:07:24 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



ダイアナ・ウィン・ジョーンズ生誕80周年!

すみません どなたでしょう?
毎度のWikipediaによりますと・・・

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(Diana Wynne Jones)は、
イギリスのファンタジー作家。
魔法をテーマとした子ども向けのファンタジー小説を得意とした。

1934年、ロンドンで寄宿学校を経営していた両親の間に生まれる。
子どものときから古典に親しみ、英雄がほとんどが男性で、
女性がいつも受身であることに歯がゆさを覚えたという。

オックスフォード大学では、J・R・R・トールキンやC・S・ルイスに師事した。

大学卒業と同時に結婚、3児の母になる。
子育て中にファンタジーを書き始め、独創的なファンタジーを数多く発表。

2004年、宮崎駿監督によって『魔法使いハウルと火の悪魔』が、
スタジオジブリ作品『ハウルの動く城』として映画化され、
日本でも人気のある作家となった。
ちなみに本人もかなりのジブリファンであった。

2009年夏に肺癌と診断されて闘病生活を続けていたが、
2011年3月26日、死去。76歳没。

と、全文コピペしてしまった(o´ェ`o)ゞ

『ハウルと動く城』の作者の方だったのね?

このロゴ、扉が開くたび景色が変わってるってことは、
家が動いてるってこと?!

gifで良かった! スクショめんどくさいし(笑)

検索画面のロゴはコチラ



Happy Birthday


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【art】「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」鑑賞@国立新美術館

2014-08-16 00:00:00 | art
「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」
乃木坂へー!「バレエ・リュス展」見に行きます? Posted at 05:25 PM

見ます (@ 国立新美術館 (THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO) in 港区, 東京都) https://t.co/zYp1jT4vAm http://t.co/H9s5afPNzK Posted at 05:40 PM




「バレエ・リュス展」素晴らしかったピカソ、デ・キリコ、マティス、ロシア・アヴァンギャルドでも、衣装もデザイン画も、好きと思うのはたいていバクスト!ディテールに凝り過ぎて赤字になってしまうの納得!でも、そこが芸術家だからw しかし、どのデザインも踊りにくそう Posted at 08:25 PM

【お土産】「薔薇の精」ニジンスキー、レオン・バクスト「シェヘラザード」シャー・ゼーマンの衣装のためのデザイン?バクストの「青神」はなかった? http://t.co/UQgAEL7S3g Posted at 09:15 PM


ポストカード(各150円)

詳細を追記したかったけど出来なかった

http://twitter.com/maru_a_gogo


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【play】「ミス・サイゴン」観劇@帝国劇場

2014-08-15 00:00:00 | play
「ミス・サイゴン」観劇
今日は「ミス・サイゴン」市村エンジニア残念だけど、筧エンジニア楽しみ終演後イベントあるみたいで、こちらも楽しみー Posted at 08:58 AM

2012年に新演出版に生まれ変わった「ミス・サイゴン」 とっても評判が良かったので、再演にあたりチケット取って行ってきた! 先行抽選で入手できたのは第2希望のA席。かなりの人気で、この日も1階席はほぼ満席!

見るよ市村さんへ応援メッセージを送ってきた!頑張れ市村さん http://t.co/uylHVdvqNm Posted at 06:06 PM


帝国劇場入口


市村エンジニア

プレビュー公演の数回に出演した時点で、早期の癌であることを公表し、休演宣言したエンジニア役の市村正親氏。エンジニアは日本初演から演じている役で、長年在籍していた劇団四季を退団後、最初に出演した作品ということで、ご本人にとっても大変思い入れのある作品だったのだそう。つい先日放送されたテレビ番組でも、エンジニア役に取り組む姿を見ていただけに、とっても悲しい・・・

内視鏡による手術も成功し、現在は療養中。劇場の一角にはメッセージを送るコーナーがあった。往復はがき状のメッセージカードは、半分にエンジニア姿の市村さんがプリントされている。真ん中で切り取るとハガキになる仕様で、持ち帰ってポストに投函もできるけれど、BOXが設置されていたので、その場で記入して投函しておいた。

ガンバレ市村さん!!

ここでイベントあるみたい? http://t.co/eqXYVI8NLN Posted at 06:03 PM


DREAMLAND


Obon de Saigon出演者

事前にメルマガ情報で特別イベントの企画があるのは知っていたので、早めに行って場所確認!! ここで行われるのだとするとかなり近くでキャストが見れるぞー((o(´∀`)o))ワクワク となったわけです(笑)

本日のキャスト http://t.co/cjY5ycft1z Posted at 06:06 PM


2014年8月14日夜の部のキャスト

金銭面の問題で、回数を見ることはできないし、題材的に辛い内容なので、あまり何度も見る気も・・・ ってことで、見るのは1回と決めていた。なのでキャストにはこだわった。と、いってもそんなに詳しいわけではないのだけど(o´ェ`o)ゞ ということで、自分のこだわりキャストは、エンジニア:市村正親、キム:笹本玲奈、クリス:原田優一、ジョン:上原理生。ジョンは岡幸二郎も気になったのだけど、「レ・ミゼラブル」のアンジョルラス役が素晴らしかったので。残念ながら市村さんは見られなかったけど、筧利夫さんも見たかったのでOK!


Miss Saigonバナー

キム&クリスhttp://t.co/gZ1BFmtlO2 Posted at 06:07 PM


昆キム & 上野クリス


知念キム & 原田クリス

幕間、泣いたどう考えても幸せな話じゃないのに、曲の素晴らしさや、キャストの素晴らしさで、圧倒される!まさか、"世界が終わる夜のように"で泣くと思わなかったいきなり涙が止まらなくてビックリ!タムがかわい過ぎてまた泣くみたいなw Posted at 07:40 PM

いろいろ言いたい部分は次に書くとして、まずはやっぱり力のある作品だと思った。そしてキャストの素晴らしさ。メインキャストはもちろん、アンサンブルが素晴らしい! 両親を目の前で殺され、たった1人でサイゴンに逃げてきた17歳の少女が、娼婦になるシーンが享楽的に描かれるのは、女性としてはやっぱり複雑。でも、そんな中で巡り合ったキムとクリスが、それでも愛や世界の美しさを歌う"世界が終わる夜のように"を聴いているうちに、涙があふれて止まらなくなってしまった・・・ これは自分でも意外だった。訂正! "世界が終る夜のように"でも泣いたのですが、最初に涙があふれて止まらなくなったのは、"サン・アンド・ムーン"だった! "世界~"は2人のデュエットといえばという曲だし、絶対泣くと思ってたんだけど、"サン・アンド・ムーン"で泣くと思ってなくてビックリしたのだった! イヤ、こちらも美しい曲ではあるけど・・・ まだ泣くの早くない?と思って(笑)

実はちょっと不安もあった。前回見たのは20年以上前。その時には楽曲の美しさ、実寸大のヘリコプターや、巨大ホーチミン像の登場などに感動したものの、キムの運命の理不尽さや悲しさもあって、作品にハマるところまでは行かなかったから。 まぁ、当時は繰り返し見るという感覚が自分の中になかったこともあったけれど、再演しても見に行かなかったのは、やっぱりちょっと引っかかるものがあったんだと思う。

【ミス・サイゴン②】実は初演で見て以来で、細かい部分は覚えてなかったなので演出の違いがあまり分かってないけど、セットが全体に暗くて、でも戦時中のサイゴンの混沌とした感じや、退廃的な感じが伝わる!クリスとキムの認識の違いも分かりやすいかも… Posted at 07:46 PM

正直に言うと、舞台でも映画でも戦争がテーマの作品はあまり見たくない。本当のことを知るべきだと思うのだけど、誰かが決定的に辛い思いをしたり、酷い目にあったりするのを見るのが辛くて・・・ なので、「ミス・サイゴン」も題材的にあまり惹かれるものではないのは事実。この作品のベースとなっている「蝶々夫人」については、あらすじを読んだだけでライラしてしまうほど。いくら時代をベトナム戦争時のベトナムに置き換えたとしても、アジア人蔑視、女性蔑視が見受けられるのは確か。前回見た時はキムと同世代だったこともあり、その辺りのことは漠然とした理解だったけど、大人になってから咀嚼すると暗い気持ちになってしまう部分があった。

ということで、不安半分期待半分な感じで見始めたわけだけど、やっぱりパワーのある作品だなと思った。「レ・ミゼラブル」の大成功を経て、同じく作詞:アラン・ブーブリル、作曲:クロード=ミシェル・シェーンベルク、製作:キャメロン・マッキントッシュが作り上げた。ロンドン初演は1989年。製作側の勢いもあっただろうし、時代の勢いもあったのだろうと思う。日本初演は1992年で、調べてみたら2012年の新演出版による再演以外にも、2004、2008、2009年に再演していた。イヤ、2011年に『オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン』を見るまで、ちょっとミュージカル熱が冷めていたので・・・ 2012年の新演出版はかなり気になったのだけど、結局スルーしてしまった。なので、新演出版についても調べてもいなかったので、今調べてもあまり情報が・・・ てっきり「オペラ座の怪人」新演出版、「レ・ミゼラブル」新演出版のローレンス・コナーによる演出なのかと思っていたけど、どうやら違うような? ダレン・ヤップという方の名前が出てくるけれど、この方は日本公演の演出補のようだし・・・ まぁ、いいのだけど、せっかくなのでちゃんと知りたかったし、きちんと記録として残しておきたかったので・・・訂正:やっぱり、ローレンス・コナー演出であっているようです!

初演の時のセットや衣装など細かいことは、ほとんど覚えていない。もともと明るい話ではないし、キムやエンジニアの職業柄夜のシーンが多いから、明かるい感じではなかったと思うけれど、より薄暗くなったというか・・・ よりリアルな感じになったように思う。といっても、ベトナムに行ったことがないので、詳しいわけではないのだけど・・・(o´ェ`o)ゞ ただ、アジアの混沌とした感じというか。エンジニアの店"ドリーム・ランド"も退廃的なムード。でも、ここの内装はそんなにアジアっぽくなかったような。これは米兵を意識してのことかな? ここでの"火がついたサイゴン"の迫力はすごかったし、このシーンと、2幕の"アメリカン・ドリーム"での女優さんたちのスタイルの良さにビックリ!

この次のtweetでつぶやいているけど、今回見て感じたのはクリス側の視点が明確になったこと。これは自身が大人になったからってだけではなく、演出上もそうなっているという気がするのだけど、違うのかな? これも後のシーンに出てくることにつながるのだけど、クリスは国のためにアメリカ人としての誇りを持ってベトナム戦争に参加した。彼の中では正しいことをしているつもりだった。でも、帰国したら戦争反対という空気。この辺りのことはベトナム戦争のことを詳しく調べなきゃならないと思うのだけど、ちょっと時間もないし長くなるので、毎度のWikipediaを貼っておく! とにかく、帰国したけれど歓迎されるどころか白い目で見られてしまったクリスは、居場所を失って再びサイゴンへ。てっきりクリスが兵士なんだと思っていたので、サイゴン陥落や、大使が引き上げる情報も知らないってどういうこと?と思っていたけど、大使館のドライバーだったんだね・・・ それにしても、大使が引き上げる時期を知らないっていうのもどうかと思うけど・・・ 急に決まったから? まぁ、そのツッコミはいいか(笑) そんな中、「全て終わりだ、ごみ溜めだ」っていう気持ちでいたところにキムと巡り合ってしまった。で、当然キムも、初演時キムと同世代だった自分も、クリスの思いを"愛"だと思ったわけです。もちろん、愛情もあったでしょうが、最初にキムに一緒に暮らそうって言った時、クリスは間違いなく結婚は考えてなかったね・・・ でも、キムは一緒に暮らす=結婚だと思った。それは文化の違いもあったと思うし、恋愛に対する考え方の違いもあったし、キムの現在の状況もあった。

初演の時はキムに感情移入して見ていたので、自分もクリスの一緒に暮らそう=結婚だと思ってしまった。だから、2人の仲を裂いたのは戦争なのだと思っていた。もちろん、それはそうなのだけど、今回改めて見てみると、この時点でクリスはキムに恋しているけれど、生涯の伴侶とまでは考えていなかったと思う。志願して国のために戦ったプライドを傷つけられた彼は、キムを守るということでプライドを保とうとしていたのだと思う。もちろん、それも愛情だし、無意識下でのことだと思うけれど・・・ 一方キムは、戦争で両親や家を失い、たった1人でサイゴンに出てきた。そこで、知り合った年上のアメリカ兵士にすがってしまう気持ちはよく分かる! もう、キムにはクリスしかない。だから、キムはクリスと一緒にアメリカに行けば幸せになれると考えてしまう。それも分かる。でも、本当にそうなるかは誰にも分からない・・・ そんなことを考えていたら、幸せなはずの"ウェディング"シーンも切なくて。・゚・(ノД`)・゚・。

ウェディングシーンは以前と感じが違うなと思っていた。何で出席してる男の人たちは無関心な感じで、フォー(?)食べたりしてるんだろうと・・・ 終演後のイベントで分かったのだけど、旧演出ではクリスが買ったキムの家という設定だったけれど、新演出では開店前のドリームランドで行われている。だから、男性たちは式に出席しているわけではなくて、開店の準備をしているのだそう。自分で買った家であの儀式をされたら、さすがにこれは結婚式か?って気づくけど、開店前の店でのあの感じだったら、キムが結婚するつもりだとは思わないかも。曲の意味が分からなくて、婚礼に歌う歌だとキムに言われてビックリする演出は以前はあったかな? これは演出なのか、原田優一の演技なのかは不明だけど、やっぱりあくまで2人の"結婚"に対する考え方が違うということを印象付ける意図はあるということなのでしょう。そして、それも悲劇の一因でもある。クリスがその気だったら、キムの出国手続きなども、もう少し早く手続きしたと思うので・・・

2人の前にトゥイが現れるのは全く覚えてなかった! 結婚式に乱入してたんだね?! そんなドラマチックな展開を覚えていないとは・・・ 2人でトゥイを追い返し"世界が終る夜のように"を歌うと場面が変わり、一気に不穏な雰囲気に。巨大なホー・チ・ミンの頭像(?)が出現! 以前は全身像だったけど、頭部のみの方が異様さがましたような・・・ その頭部の前でドラゴンダンサーたちが歌い踊る。かなりアクロバットなこのダンスシーンは、ケガ人も出ているようで、まさに迫力満点。この、強烈なアジア風味を好きか嫌いかってこともあると思う。でも、この迫力はスゴイ! そして現れるエンジニア。3年の月日が経っていた・・・ えー?!そうだったっけ?! ヘリコプターは?!とか思っていたら、そういえばヘリコプターは2幕だったと思い出した。そう、あれは回想シーンだったんだ・・・ トゥイはかなり出世しているみたいだけど、実際どういう地位なのかは疎くて分からない・・・ 戦争モノ苦手なので、大尉>中尉>少尉なのは分かるけど、大佐と大尉どっちが偉いのかサッパリ エンジニアにキムを探すように言うんだった! そうだった・・・ なぜ覚えていないのか・・・

そして、現在のキムとクリスの妻エレンが、それぞれクリスを思って歌う「今も信じてるわ」のシーン。以前見た時はやっぱりエレンを好きになれなかった。女性って例えば浮気した旦那や彼氏が悪いのに、相手の女性のことを憎む傾向にある気がする。やっぱり取られたって思うからかな? キムの恋愛の障害としか見れなかった。演出の違いもあると思うけど、やっぱり視野が足りてなかったんだろうな・・・ でも、実際のキムとクリスの壮絶な別れのシーンは2幕で出てくるわけだから、初見だと誰?!とはなるよね(笑) 実はクリスはキムが死んでしまったと思っていたわけで、その事やサイゴン陥落などの体験で、いわゆるPTSDになっているわけで、そういう状態の苦しみを支えていたのはエレン。エレンはクリスがベトナム戦争に行ったことは知っているし、そこでの体験が彼を苦しめていることは分かっているらしい。でも、何に傷ついたのかは分かっていないし、キムの存在も知らないわけで、そう考えるとそばで苦しむ夫を救えない、しかも悪夢らしいとはいえ自分ではない女性の名前を呼ばれるのは辛い・・・ 今回、一番見方が変わったのがエレンだった。

さて、キムは難民キャンプ的なところにいるのかな? 何人かの男女と共に住んでいる感じ。そこにエンジニアがトゥイを連れて来る。ここのトゥイの泉見洋平の演技が良かった! トゥイは親が決めたキムの婚約者だけど、アメリカ兵と対立するベトコンの象徴でもあるわけで、以前の演出にはキムに対する執着が、ややストーカー的というか、欧米人がアジア人に対して感じているであろう、無感情というか・・・ 上手く言えないな・・・ 欧米でも昔は親の決めた相手と結婚していた時代もあっただろうし、この時代でも完全に自由恋愛のみではなかったとは思う。でも、恋愛して結婚するというのが普通だったのだろうと思う。よく知らないので憶測だけど・・・ そういう意味では、親の決めた結婚を頑なに守る感じを、理解できないものとして捉えている部分はあるのかなと・・・ 欧米人、特にアメリカにとってベトナム戦争は敗北するはずはなかったのだと思うので、ベトナムに負けた(もちろんベトナムだけに負けたわけではないけれど・・・)ことを理解出来なかっただろうし、それはいわゆるアジア人は理解できないということにしないとバランスが取れないのかなと・・・ その象徴がトゥイという人物なのかと思っていた。なので、前回トゥイに感じていたのはキムに対して愛情もあるだろうけれども、それは"俺のもの"という部分が大きい印象。今回はその"俺のもの"は"=守るべきもの"という要素が加わっているように思う。そして、やっぱりトゥイはキムを愛していたのだと思う。2人がどんな間柄だったのかは描かれていないけれど、きっとトゥイは幼い頃からキムを自分の妻となる人物として愛してきたのだと思う。だから、「戦いながら見たよ、嫁いでくる夢を」と歌っているんだよね? 彼にとってはキムとの人生が心の支えだった。このトゥイとキムのシーンは切なかった・・・ ここで、トゥイと一緒に行けたら幸せになれたかもしれないのに・・・

後ほど追記!

【ミス・サイゴン③】後半も良かった前見た時はずっとキムがかわいそうと思っていたけど、クリスやエレンの気持ちもよく分かった?「アメリカ人ならやれたはず」だったんだよね?でも、誰もがスーパーヒーローなわけじゃない… しかし、なんとかならなかったのか…? Posted at 10:05 PM


【ミス・サイゴン④】辛い結末なので、すぐまた見たい!!とはならなかったけど、やっぱりこの作品は好き!でもでも!やっぱり違うよキム!!とか思ったり?ベトナム戦争や、あの時代のアメリカをよく知らないので、エラそうなことは言えないけど、あの頃のアメリカンドリームは特別だったんだろう… Posted at 10:10 PM

【ミス・サイゴン⑤】キャストみんな良かった!筧さんは経験ありとはいえ、短期で見事エンジニアのしたたかさ、笑の中に感じる哀しさ、笹本キムは可憐な中にも強さかあって良かった!原田クリスはキムを守ることで、自分を保っている感じが切ない木村エレンも良かった!あと、トゥイの人!! Posted at 10:17 PM

(2014.12.17 ブログ移転にあたり、備忘メモが残っている記事につき、追記しようと考えているけれど全部は無理 ただし、この記事は書きたいと思っているので、とりあえず備忘メモを残しておく!

【気になった点】調べる!
①WE&BWエンジニア役はアジア系? フランス人とのハーフの設定なので・・・
②当時のベトナムについて(戦争前後)
③アメリカンドリーム→アメリカ人ならやれたハズ! 人種差別的? 逆にプレッシャー?

全てを調べて追記に反映するかは謎ですが・・・(o´ェ`o)ゞ)

イベント待ち!キャスト通る側で待機!!スゴイ近い http://t.co/AzfA8GPMT4 Posted at 09:06 PM


イベント待ち

【ミス・サイゴン イベント①】期間限定イベント9回目は「ウェディングDAY」ということで、キム&クリスのウェディング場面に登場するキャストが登壇!裏話やウェディングソングを披露。どうやら、初演時は4層だったコーラスが、2012年に3層になり、今公演でまた4層に戻ったのだそう! Posted at 12:05 AM

【ミス・サイゴン イベント②】最高層担当はイヴォンヌの磯貝レイナ。今回登壇したキャストの中で1人アオザイではなかった。実は初日に急遽変更になり、他のキャストもビックリしたのだそう。3層も素敵だったけど、やっぱり4層の方が迫力があるし、素敵! Posted at 12:08 AM

【ミス・サイゴン イベント③】結婚式で記念撮影をするシーン。実は演出家から変顔をするように言われているそうで、キム以外のキャストは変顔もしくは、変なポーズをしているのだそう。キム役笹本玲奈は知らなかったらしいw Posted at 12:10 AM

【ミス・サイゴン イベント④】女性キャストに混じり登壇した中田洋介は、結婚式でウェディングソングを歌っている間に、麺を食べているウェイター役。本当に食べているそうで、基本はうどん。健康を考えて、たまにはラーメンやフォーが出るそうで、具も変わるそうだけれど、中には酷い具も・・・ Posted at 12:13 AM

【ミス・サイゴン イベント⑤】ワースト3は、昆布巻き、2位が忘れた・・・ つゆを吸ってしまった天ぷら?1位はジョン役岡幸二郎持参の辛いラーメン。ちなみに本日は笹本玲奈のたこ焼き。当ててたお客さんいた!たこ焼きはおいしかったけど、つゆを吸ってしまっていたそうw Posted at 12:16 AM

【ミス・サイゴン イベントおまけ】事前に名前と座席番号を記入、ロンドン公演版グッズが4名に当たる抽選が、イベント内で行われた。見事にハズレ。・゚・(ノД`)・゚・。 Posted at 12:18 AM



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【Googleのロゴ】阿波踊り

2014-08-12 00:07:37 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



阿波踊り!

阿波踊りって今日なの?
そういえば、高円寺の「阿波おどり」は8月23日らしい

毎度のWikipediaによりますと・・・

阿波おどり(あわおどり)は徳島県(旧・阿波国))を発祥とする盆踊り。
日本三大盆踊りのひとつ。

約400年の歴史があり、
夏季になると徳島県内各地の市町村で開催される。
なかでも徳島市阿波おどりは国内最大規模で最も有名であり、
四国三大祭りに数えられる。
近年では全国各地で行われるようになってきている。

とのことで、起源としては・・・

精霊踊りや念仏踊りが原形であるといわれるが、
起源は明らかになっていない。
徳島藩が成立して以後、
盛んに踊られるようになったとされる(徳島市観光協会の説明より)。

徳島城が竣工した際、
当時の阿波守・蜂須賀家政が城下に「城の完成祝いとして、
好きに踊れ」という触れを出したことが発祥という説もある。

江戸時代には、一揆につながるとの理由で、
阿波おどりが禁止されていた時期もあった。
その令を犯し、自宅で阿波おどりを行った家老がお家断絶になった?!
また戦時中にも一時阿波おどりは禁止された。

ほぅほぅ(*゚д゚)) と興味深いのだけれど・・・
面倒なので、もっと詳しい情報はWikipediaで!(o´ェ`o)ゞ

検索画面のロゴも同じ



同じ阿呆なら踊らな損々


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【Googleのロゴ】ペルセウス座流星群2014

2014-08-11 00:36:49 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



ペルセウス座流星群2014!

見れるの? 今日?!

ペルセウス座流星群について、毎度のWikipediaによりますと・・・

ペルセウス座流星群(学名 Perseids)は、
ペルセウス座γ星付近を放射点として出現する流星群である。

ペルセウス座γ流星群(ペルセウスざガンマ流星群)とも呼ばれる。
7月20日頃から8月20日頃にかけて出現し、
8月13日前後に極大を迎える。しぶんぎ座流星群、
ふたご座流星群と並んで、年間三大流星群の1つ。

なるほど!

さらに詳しく知りたい方はWikipediaで!

ロゴは動画になっていて、
再生ボタンを押すと、音楽が流れて動画が再生される!

画面はゆっくりと変わっていくので、途中経過もあるのだけど、
確認した限りではハッキリ変わったのは4つの場面!











動画は巻戻し、早送り、一時停止可能で、ミュートも出来る



YouTubeと表示されているので、動画あるのかな?
探してみたけど見つからなかった・・・

ペルセウス座流星群見れるといいね!


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【play】「War Horse」観劇@東急シアターオーブ

2014-08-09 00:00:00 | play
「War Horse」観劇
幕間!パペットがスゴイ!!本物の馬みたい!! (@ 東急シアターオーブ (TOKYU THEATRE Orb) - @theatre_orb in 渋谷区, 東京都) https://t.co/jo09U1kWT2 http://t.co/1cCiXvItTP Posted at 08:21 PM




素晴らしかった舞台なので映画よりもアッサリ風味だったりするけど、とにかくパペットがスゴイ!!小刻みに震えたり、小首を傾げるだけで、ジョーイが怯えたり、怒ったり、喜んだりが伝わってくる!これは生で見てホント良かった!! http://t.co/bVxUpwZRtS Posted at 10:02 PM



【ウォー・ホース感想②】アルバートの人も良かったけど、ミュラー大尉良かった善良な人が戦争で失いかけた人間性をを取り戻す姿に感動ラストはやっぱり感動! Posted at 10:08 PM

【ウォー・ホース感想③】セットはシンプルだけど、舞台上の雲のような形のスクリーンに、背景などを映す演出が良かった。雲になったり、塹壕から見た空になったり… Posted at 10:10 PM

【ウォー・ホース感想④】カテコで撮影OKなの忘れてて、慌ててiPhone起動したけど、トップソーンぶれぶれ http://t.co/ZDvQ2ce2B5 Posted at 10:13 PM





【ウォー・ホース感想⑤】ジョーイはウマく撮れたかな?馬だけに← http://t.co/61G4ykGsQJ Posted at 10:14 PM




http://twitter.com/maru_a_gogo


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【動画】浅田真央 EX THE ICE 2014

2014-08-05 01:32:12 | 【動画】MaoAsada

【動画】浅田真央 EX THE ICE 2014



 

やっと!! THE ICE公式が動画UP!



どうやら中京テレビでTHE ICEが放送されたようで、それを待ってのUPってことだったのかな? 愛知公演での演技らしい。



今季は休養のためTHE ICEのためだけの新EXこ れ素晴らしいプログラムだからもったいないなー 新EXの振り付けは、ローリー・ニコル。ローリーのプログラムをずっと滑って来たから、ステップ、スピン、つなぎの振り付けなど、ちょこちょこ見覚えが そう! これは真央&ローリープロの詰め合わせ!jジャンプは2Aと3Loのみで、他の要素だけで魅せる!!


ホントに上手くなったなぁ・・・ 素人の自分に言われたくないだろうけど(o´ェ`o)ゞ


ということで、動画をドゥゾ♪(っ'ω')っ))


浅田真央 / Mao Asada ~ THE ICE 2014





本当に上手くなった!

もう、全ての要素が自由自在!!

素晴らしい

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【Googleのロゴ】ジョン・ベン生誕180周年

2014-08-04 00:23:08 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



ジョン・ベン生誕180周年!
すみません どなたでしょう?

毎度のWikipediaによりますと・・・

ジョン・ベン(ジョン・ヴェン、John Venn )は、イギリスの論理学者・哲学者。

ベン図の考案者として知られ、その成果は集合論、確率、論理学、統計学、
計算機科学をはじめ、様々な分野で利用されている。

と、記載はほぼこのくらい・・・ なるほど(笑)

おそらくベン図を表していると思われるロゴは、
組み合わせによっていろいろ遊べるっぽい! 例えば・・・


再生ボタンをクリック!


左の輪に5つの選択肢が・・・ 一番上をチョイス!


"哺乳類"と分類され、さらに右の輪に5つの選択肢が・・・ 顕微鏡をチョイス!


"とても小さい"・・・???


2つの条件を満たすのは"ネズミ"ってこと?
そして、ジョン・ベン生誕180周年の文字と、イラストが!

他にもいろいろ遊べそうだけど、今日はもう寝る!
追加する気になったら明日するかも?(o´ェ`o)ゞ

ちなみに、哺乳類+翼のあるもの(2番目)の組み合わせだと・・・


コウモリになった

一応、頑張って集めてみたけど、間に合わなかった


哺乳類+寒さに強い


哺乳類+殻がある


哺乳類+架空の存在


ミュージカル+とても小さい


ミュージカル+翼がある


ミュージカル+寒さに強い


ミュージカル+らせん状


ミュージカル+宇宙


交通+とても小さい


交通+翼がある


交通+寒さに強い


交通+痕跡を残す


交通+宇宙


植物+とても小さい

植物残り4種類と、魚5種類が残せなかった(´・ω・`)

検索画面のロゴはこんな感じ・・・



Happy Birthday


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