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【動画】浅田真央ちゃん 宮中茶会

2019-02-28 00:55:46 | 【動画】MaoAsada

【動画】浅田真央ちゃん 宮中茶会




 

  

浅田真央ちゃんが2019年2月26日、皇居内「豊明殿」で開催された、天皇陛下即位30年を祝う茶会に出席。平成に活躍した著名人を招いたこの茶会に、真央ちゃんが招待されたというニュースが1週間前くらいに流れて、ファンの間では真央ちゃんのお衣装がどうなるのか話題になっていた。和装も似合う真央ちゃん。お着物かなという意見が多かった。

 

当日の真央ちゃんのいでたちはラベンダー色のドレス。ドレスコードはあるようだけれど、スーツの方もいたりした。真央ちゃんの襟があって袖のあるこのドレスはローブ・モンタント(Wikipedia)というそうで女性の昼の正装。これに帽子と手袋、そして扇子を持つと完璧らしいのだけど、おそらく皇族の方々より目立たないという配慮でそこまではしていないのかなと思われる😌

 

このドレスが素敵✨ まず春らしい色が素敵だし、身体のラインにピッタリ合って真央ちゃんのスタイルの良さを際立たせている。パフスリーブで若い女性らしさを出しつつ、襟の感じできちんとした印象を与えている、そして裾のドレープも素敵✨ 全体的に品がいい! どこかのお姫様と言ってもおかしくない気品。これをこんなに品よく着こなせる真央ちゃんスゴイ! 

 

ドレスコードをしっかり守りつつ、引くところは引いて出しゃばらない。TPOバッチリ 真央ちゃん自身もスゴイけれど、きっと周りに相談できてきちんと対応できる方がいるんだろうな。それも真央ちゃんの人徳! そういう人だから皇居に招かれるんだよね😌 さすが真央ちゃん

 

チラッとだけど、ニュース映像をドゥゾ♪(っ'ω')っ))

 

浅田真央さんら茶会に平成彩る顔 天皇陛下在位30年(19/02/26)

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【動画】山本草太選手 チャレンジカップ 2019 FS

2019-02-28 00:23:53 | 【動画】figure skate

⛸【動画】山本草太選手 チャレンジカップ 2019 FS⛸

 

 

オランダのハーグで開催されたチャレンジカップ2019での山本草太選手のFS演技。FSの曲は「信長協奏曲」 これはゲームの曲? FSはほぼノーミスの演技を披露!

 

冒頭4Tをキレイに着氷。GOE加点3.23点! 続く3A-2Tも1.76点の加点。3Aにも2.24点の加点が付いた! 3Lz-3Tはセカンドの着氷がやや乱れて-0.24点💦 でもミスらしいミスはこれだけ。後半の3本3Fは1.17点、3Lzも1.53点の加点を得て、最後の3Lo-1En-3Sのコンビネーションも着氷し1.57点の加点。

 

ステップはレベル3で0.99点の加点とちょっと渋かった😣 スピンは1つがレベル3で0.60点だったけれど、2つはレベル4が取れてそれぞれ0.84点と1.05点の加点。

 

そしてやっぱり草太の持ち味は伸びるスケーティングと品のある滑り。これは本当に見ていて気持ちがいい! ジャンプは全て戻せたので、あとはスピンやステップの取りこぼしを失くして、PCSを上げること。PCSもFSでは8.75点も出ていたので決して悪くはないのだけど😌 フリーは171.63点、トータル253.87点で優勝

 

さて、ここから新たなジャンプを入れていくのかしら? 草太がこのまま伸びて行ったら次のオリンピックの代表争いに絶対絡んでくると思うので、焦らずじっくり頑張って欲しい! 頑張れ草太!!

 

ということで、動画をドゥゾ♪(っ'ω')っ))

 

Sota YAMAMOTO 山本草太 FS --Challenge Cup 2019

優勝おめでとう!🎊

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【動画】山本草太選手 チャレンジカップ 2019 SP

2019-02-28 00:10:59 | 【動画】figure skate

⛸【動画】山本草太選手 チャレンジカップ 2019 SP⛸

 

 

オランダのハーグで開催されたチャレンジカップ2019での山本草太選手のSP演技。3度の骨折を乗り越えて2017年シーズンに復帰。その年の禅本選手権(記事はコチラコチラ)では、難しいジャンプはまだ跳べなかったものの、気持ちのこもった演技を披露し感動を呼んだ。草太の演技を見て感動した高橋大輔選手が復帰へ大きく心が動いたのは有名な話。

 

徐々にジャンプの難易度を上げて行き、昨年末の全日本選手権で4Tを降りて故障前の状態まで戻した! そんな草太がチャレンジカップで優勝したということで、動画探してみた😌

 

冒頭4Tをキレイに着氷。GOE加点2.66点。続く3Aは惜しくも転倒で-4.0点💦 後半3Lz-3Tはキレイに着氷して1.06点の加点。ステップはレベル3で1.12点の加点。スピンは3つともレベル3を獲得しそれぞれ0.7点、0.9点、1.19点の加点がついた✨

 

「G線上のアリア」の音楽に乗ってゆったりと曲をいっぱいに使って滑る。伸びるスケーティングが美しい。この曲は品のある草太のスケーティングに合ってる。PCSは6点台も出るなど伸び悩んだけれど、これは伸びしろがあるということだからね! 82.24で首位。

 

ということで、動画をドゥゾ♪(っ'ω')っ))

 

山本草太 Sota YAMAMOTO SP Challenge Cup 2019

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【cinema news】第91回アカデミー賞授与式

2019-02-25 22:54:02 | cinema news

🏆【cinema news】第91回アカデミー賞授与式🏆

 

 

現地時間2月24日ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された第91回アカデミー賞授与式。今年はなんと司会者なし😲 司会者に決まったケヴィン・ハートが以前同性愛を嫌悪するツイートをしていたことが問題となり辞退。結局、代わりを立てずに司会者なしということになったらしい😅 放送は録画してあるけどまだ見ていない。今年もオスカーのゆくえのツイートをリツイートしておいたので、それを元に備忘メモ的な記事を残しておく😌

 

 

 

2018年の映画界で話題をさらった『ボヘミアン・ラプソディー』 オープニングにこれ以上ふさわしい人選はないでしょうというブライアン・メイ登場✨ このパフォーマンスは見るの楽しみ😍

 

この日のブライアン・メイのお衣装はこんな感じだったらしい

 


では、受賞レポートをドゥゾ♪(っ'ω')っ))

 

 

 

助演女優賞は『ビール・ストリートの恋人』のレジーナ・キング。出演作品は見たことなかった💦 今作は見たいと思っているのだけどWOWOW放送待ちかも😅

 

 

 

ハリウッドで断られNETFLIXで製作し大きな反響を得て、アカデミー賞外国語映画賞と作品賞ダブルノミネートの快挙😲 さらに監督賞、主演女優賞などにもノミネートされている。これは絶対見たいんだけど日本公開は決まってないのかな? 見たいんですけどー!

 

 

 

助演男優賞は『グリーンブック』のマハーシャラ・アリ。『ムーンライト』に続いて2度目のオスカー。スピーチでは共演のヴィゴ・モーテンセンに感謝を伝えたとのこと😌

 

 

 

ポスター画像小さいものしか見つからなかった💦 これたしか試写会応募したけどハズレた。公開したら見に行ってみようかな😌

 

 

 

レディー・ガガがスピーチしてたのは主題歌賞だったのね? 『アリー/スター誕生』で主演女優賞にもノミネートされているけど、こちらはちょっと厳しいでしょうね😅 ガガとブラッドリー・クーパーのパフォーマンスがあったみたいなので楽しみ✨ガガのドレスはアレキサンダー・マックイーン、ジュエリーはティファニーとのこと。

 


 

 

 

 

主演男優賞は『ボヘミアン・ラプソディー』のラミ・マレック! これは大本命かな? なりきりぶりがすごかったし✨

 

 

 

主演女優賞は『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマン。オリヴィア・コールマンの出演作はいくつか見ているけど、やっぱり英国ITVのドラマ「ブロードチャーチ ~殺意の町」(シーズン1の感想シーズン2の感想シーズン3の感想)が印象的。好きな女優さんの1人。『女王陛下のお気に入り』は近々見る予定😌

 

 

 

監督賞は『ROMA ローマ』のアルフォンソ・キュアロン。こちらも本命かな? アルフォンソ・キュアロンは撮影賞とのダブル受賞! おめでとう

 

 

 

作品賞は『グリーンブック』! これ試写会ハズレちゃった😢 これは絶対見る!

 

おめでとう

 

司会者不在ということでどんな進行ぶりだったんだろう? いつもの面白演出みたいのはあったのかな? 誰かがメリー・ポピンズのように傘を持って降りて来たくらいなのかな? TLで動画見た気がしたので見つけたら貼っておく😌

 

オスカーのゆくえが結果をまとめてくれたので貼っておく😌

 

 

そしてアカデミー賞といえば女優たちのドレス!  

 

今年はピンクが多かったみたいだけど何かテーマがあったのかな?  自分的に好きだったのは以下の2点。

 

 

ヘレン・ミレンのドレスはスキャパレリ。まず色が素敵✨ 形もシンプルだけど華やかだし、高齢の女性でも似合う!

 

 

キキ・レインはスタジオヴェルサーチ。こちらもピンク。うすいピンクなので黒い肌に合っている。ドレス自体はシンプルだけど、背中に大きなリボンかな?がアクセントになってて素敵✨

 

とはいえ、今年はこの方でしょう!

 

 

スーツドレスで登場のビリー・ポーター。これシャツもドレープになっていたり、靴もマニッシュなブーツだったりと、見えないところも凝っているのだそう。この発想はなかったし、これ普通に素敵✨

 

ということで、今年も終わってしまったね😌 とりあえず近々録画した授賞式を見てみる! これから日本公開の作品も多いから楽しみ😍

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【dairy】『ねことじいちゃん』鑑賞(感想は後日)

2019-02-24 00:44:29 | dairy

【dairy】『ねことじいちゃん』鑑賞(感想は後日)

 

 

 

 

猫の写真といえばの動物写真家岩合光昭さんが初監督。もちろん題材は猫。猫好きとしては見なきゃでしょ! 当然のように2月22日の猫の日に公開されたわけだけど、母親も見たいと言うので猫の日の翌日に見に行ってきた😌 猫ブームゆえか満席だった!

 

 

 

ザックリした感想はTweetどおり。感想は後日UPする予定。先に見た『ファースト・マン』がまだ手つかず状態😣 サクッと書けそうなこっちから先にかこうかな。

 

 

 

ヒューマントラストシネマ有楽町ではこんなパネルが! 人が多くて全体像が撮れなかったのだけど、チケットカウンターには『ねことじいちゃん』の大型ポスター?が貼ってある😌 


そうそう! おまけ映像あるので、エンドクレジット後も席を立たないでね~😃

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【cinema】『ヴィクトリア女王 最期の秘密』

2019-02-23 02:42:00 | cinema

2019.02.02 『ヴィクトリア女王 最期の秘密』@シネマイクスピアリ

 

これ1年前くらいにインスタで知って絶対見たいと思ってた。試写会応募した覚えがないので、なかったのかな? 上映館数少なくて、近場だとル・シネマかシネマイクスピアリくらい。母親も見たいというので、休みの日にシネマイクスピアリで見て来た~


ネタバレありです! 結末にも触れています!

 

「背が高いという理由で、ヴィクトリア女王に記念の品を献上するため渡英することになったアブドゥル。女王はアブドゥルに興味を持つ。持ち前の機転で女王の"教師"になったアブドゥルは、女王の側近たちの様々な思惑と対峙することになる」というあらすじはあまり上手くない。これはなかなか面白かった。思っていたよりコミカルでビックリしたけど、最後にはホロリとさせられた。実話だけれどつい最近まで隠されていたらしい。映画のとおりだとすると、分かる気がしなくもないかな😅

 

スティーヴン・フリアーズ監督作品。作品は『ハイ・フィデリテイ』『クィーン』(感想はコチラ)『わたしの可愛い人 シェリ』(感想はコチラ)『あなたを抱きしめる日まで』を見た。見た作品はどれも好きだけど特別ファンというわけではないかな。作品について毎度のWikipediaから引用。『ヴィクトリア女王 最期の秘密』(ヴィクトリアじょおう さいごのひみつ、原題:Victoria & Abdul)は、2017年に公開されたイギリス・アメリカ合衆国の合作映画。シャラバニ・バスの『Victoria & Abdul』を原作としており、ヴィクトリア女王と彼女の従僕アブドゥル・カリムの交流を描いている。スティーヴン・フリアーズが監督を務め、ジュディ・デンチ、アリ・ファザル、マイケル・ガンボン、エディー・イザード、ティム・ピゴット=スミス、アディール・アクタルが出演している。第74回ヴェネツィア国際映画祭で上映された後、2017年9月15日にイギリスで公開された。

 

2016年6月17日、ジュディ・デンチがシャラバニ・バス原作の『Victoria & Abdul』でヴィクトリア女王を演じることが発表され、同時にスティーヴン・フリアーズが監督を務めることも発表された。デンチがヴィクトリア女王を演じるのは1997年公開の『Queen Victoria 至上の恋』以来2度目となる。8月5日にはアリ・ファザルがヴィクトリア女王の従僕アブドゥル・カリムを演じること、ワーキング・タイトル・フィルムズとBBCフィルムズが共同製作、BBCとフォーカス・フィーチャーズが共同出資することが発表された。アメリカの配給はフォーカス・フィーチャーズが担当し、それ以外の地域ではユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナルが担当する。脚本はリー・ホールが担当し、プロデューサーはビーバン・キドロン、トレイシー・シーウォード、ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナーが務め、主要キャストとしてマイケル・ガンボン、エディー・イザード、ティム・ピゴット=スミス、アディール・アクタルが出演している。

 

2016年9月15日からワイト島のオズボーン・ハウスで主要撮影が開始された。オズボーン・ハウスでは2017年7月24日から9月30日まで映画で使用された衣装が展示された。同島の観光協会は本作と『女王ヴィクトリア 愛に生きる』でヴィクトリア女王への関心が高まったことを受け、ヴィクトリア女王所縁の場所を巡るための道「ヴィクトリア・アイランド・トレイル」を作った。撮影はワイト島の他にケントのチャタム・ヒストリック・ドッグヤードでも行われた。

 

Rotten Tomatoesでは175件のレビューが寄せられ支持率66%、平均評価6.2/10となっており、Metacriticでは34件のレビューに基づき58/100のスコアを与えている。「Women's Voices for Change」のアレクサンドラ・マクアロンは8/10の評価を与え、「ジュディ・デンチのオスカーに値する2度目のヴィクトリア女王役は、色あせた権力と人の関わりの哀れな肖像です」と批評している。ただし、第75回ゴールデングローブ賞では主演女優賞にノミネートされているものの、第90回アカデミー賞ではメイクアップ&ヘアスタイル賞と衣装デザイン賞のノミネートのみとなっている。

 

えーと。諸事情に感想書き始めるのに2週間以上経ってしまった。間にミュージカルを見てしまったため、ちょっと印象が薄れがち💦 なので全てのシーンについて詳細を記載することは出来ないので、思い出したシーンのみの記載となる。一応、順番通りになっていると思うけれど、記憶違いで入り繰りがあるかもしれない。毎度どうでもいいかと思うけれど、一応断り書きとして入れておく😌

 

冒頭、狭くごちゃごちゃと人通りの多い道をアブドゥル・カリム(アリ・ファザル)が元気よく走って来るシーンから始まる。このシーンは後のシーンと呼応している。アブドゥルは刑務所?の名簿作成係で、連行されてくる囚人たちの名前を聞き、名簿に書き込む仕事をしている。ただ、機転が利く部分があるのかな? イギリス人の上司から呼び出され、前回女王に献上した品がたいそうお気に召したようだとホメられたりする。どうやらアブドゥルがアドバイスをしたらしい。そんなアブドゥルだからという理由もあるのでしょう、新たに女王に献上する品を運ぶ係に任命される。背が高く見栄えのする人物を探すようにという依頼があったようで、上司はアブドゥルに目を付けたようなのだけど、2人組で行うというその儀式の相方は背の低い人物モハメド(アディール・アクタル)。どうやら、選出された人物が病気になってしまい、急遽代役ということらしいけど、背が低くてもOKならばアブドゥルでなくてもよかったのでは? と、ここは笑うところ。このモハメドには後に悲劇が起きるけれど、2人のコンビはとてもコミカルで楽しく、そして感動の友情物語があったりする。

 

宮殿に着いた2人は"インド人らしく見える"衣装に着替えさせられる。アブドゥルが献上品(確か小さな金のメダル)を乗せたクッションを持ち、モハメドは何も持っていないが何かを捧げている手の形で続く。女王にメダルを差し出す際には、女王と目を合わせてはいけない。女王の方を向いたまま背中を向けずに下がって来ることという指示を受ける。こういう儀式的なことは厳かで憧れもあるけれど、見方を変えると奇妙ではある。緊張するモハメドをよそに、ワクワクするアブドゥル。実際の2人がどんな感じだったのかは不明だけれど、映画としてこの対比は良かったと思う。かといってモハメドもキッチリ真面目な人物というわけでもない。彼はイヤイヤこの仕事をこなしているわけで、早くインドに帰りたいと常に思っているのだけど、アブドゥルが女王に気に入られてしまったために、大きく運命を変えられることになる。

 

この日は確かヴィクトリア女王(ジュディ・デンチ)の在位50年を祝う式典だったと思う。高齢の女王は運動不足からか肥満となっている。女王の目覚めの様子が映されるけれど、これがなかなか興味深い。ベッドでイビキをかく女王を女官が起こしに来る。赤ん坊のようにされるがままの女王。その後、女官たちがドレスを着せたり、髪を整えたりしていく。女王は何もしない。これでは肥満になってしまうよね。日々の公務はびっしり詰まっているけれど、おそらくルーティン化していて変化はあまりないのかも。挨拶に来る相手が変わるだけで、儀式の中身自体はたいして変わらないのだろうし。実際のヴィクトリア女王がどうだったのかは分からないけれど、とりあえず今作での女王は日々の公務に飽きてウンザリしているという印象。

 

式典では豪華な料理が振る舞われるけれど、これにも対して興味があるわけでもなさそう。マナーとして女王が手をつけなければ食べられないし、女王が食べ終わったら食べ終わらなければならない。招待客たちは女王の本能のおもむくままといった食べ方に振り回されることになる。このジュディ・デンチの食べ方が汚い。汚いけど下品ではない。このさじ加減はさすが! この食べ方だけでも女王が式典に飽き飽きしていることが分かる。

 

さて、いよいよアブドゥルとモハメドの出番。2人はおぼつかないながらも任務をまっとうする。が、好奇心旺盛なアブドゥルはついヴィクトリア女王と目を合わせてしまう。女王の表情は柔らかいものではなかったけれど、どうやらこのインド人たちに興味を引かれた印象。翌日、庭でのお茶会に彼らの出席を求める。女王に呼ばれたアブドゥルは、余計なことをするなという忠告を無視して、女王の足にキスをしてしまう。この時、他にも女王の琴線に触れる話をしていたように思うけれど、内容を覚えていない。当時のインドは大英帝国の植民地だったため、女王はインドの統治者だったわけで、その辺りの話をしていたように思う。女王としては自身が統治しているのにも関わらず、その土地のことを全く知らないので、とても興味を持ったのだということが伝わってくる。この辺り過剰に説明するわけではないのに伝わるの上手い。

 

すっかりアブドゥルを気に入った女王は、自らの執務室に罰を呼び入れる。最終的には2人きりになりたいと言い出して側近たちを慌てさせる。女王に仕える人々はトータルでは何百人といるのでしょうけれど、映画に主に出てくるのはヘンリー・ポンソンビー(ティム・ピゴット=スミス)ら男性3人(名前を失念💦 Wikipediaでもどの役名だか分からない😣)と、ジェーン・スペンサー(オリヴィア・ウィリアムズ)とハリエット・フィップス(フェネラ・ウーネガー)の女性2人。このうちハリエットは女王の味方というか、割とフラットな考え方をする人で、インド人など認めない!という感じの他の人々とは違っていた。違っているのに、とても損な役回りをさせられることになったりする。まぁ、女王などになったことがないので分からないけれど、常に人にかこまれてプライバシーがなく、さらにこの5人から自分のやることを反対されていたらウンザリもしてくるかも。そんな中で見つけたインド人青年がとても新鮮に映ったんだと思う。

 

アブドゥルは悪気はないようだけれど、インド人気質なのか自分の生い立ちなどをちょっと盛ってしまう。まぁでも父親は教師だとか、自分の職業をちょっと盛ってしまう程度なので、このくらいのことはしてしまうかも。ただ、彼が言っていることが全く間違っているわけではなくて、インド人は全てヒンドゥ教徒だと思っていた英国側だが、実はアブドゥルはイスラム教徒。そして、彼は女王にインドの言葉や風習などを話して聞かせる。インドは宗教や言語がたくさんある。アブドゥルは最も高貴な言語だというウルドゥー語(Wikipedia)を教える。インドの言語を初めて聞く女王にしてみれば、どの言語でも同じだろうけれど、例えば同じ言語でも階層によって話す言葉遣いなども違ってくるだろうから、この辺りのこもとも興味深い。アブドゥルは高貴な生まれというわけではなさそうだけど、何故ウルドゥー語を知ってたんだろう? チラリと調べた感じだと、イスラム教徒が使う言語ということなのかな?🤔

 

アブドゥルは物おじしない態度で側近たちにも屈託なく接してしまうため、彼らを戸惑わせる。またヴィクトリア女王の息子であるバーティ皇太子(エディー・イザード)もアブドゥルの重用を苦々しく思っている。でも、女王のアブドゥルに対する信頼は増すばかりで、彼をムンシと呼び常にそばに置くようになる。ムンシというのは師というような意味らしい。アブドゥルは女王の求めに応じてインドについて教える。その中でマンゴーについて言及し、女王が取り寄せさせるも、美しい箱に入れられたそれは腐ってしまっていたエピソードは笑ったけど、本当にあったのかな?🤔

 

女王はアブドゥルをイタリア旅行にも同行する。寝台列車の個室にもアブドゥルを入れ、隣室のバーティ皇太子をあきれさせる。女王はバーティ皇太子を無能であると思っているし、バーティは女王を目の上のたん瘤と思っているらしい。旅先のフィレンツェではなんとジャコモ・プッチーニ(サイモン・キャロウ)がピアノの弾き語りで新作を披露する場にも女王の横で立ち会い、感動して誰よりも率先して称賛したりする。周りの戸惑いぶりからすると、おそらく上流階級のたしなみとして、もっと上品にホメるのでしょうかね。よく分からないけれど。これは本当にあったことなのかな? まぁ英国女王が旅行に来たのであれば、プッチーニが呼ばれて御前演奏することはあるかもしれない。この辺りまではコミカルに進む。

 

女王のアブドゥル贔屓はとどまることを知らない。彼に妻がいることが分かると女王は気分を害するけれど、そういうことならば話は違ってくると言い、アブドゥルに妻と義母を呼び寄せさせる。やってきた2人は全身をブルガで覆っていた。2人を迎えるにあたり、女王はアブドゥルに屋敷を与える。この寵愛ぶりには側近たちやバーティ皇太子もあきれるばかり。また、この妻に数年経っても妊娠の気配がないからと、主治医に妻の診察を命じたりもする。ここでも宗教の違いでひと騒動ある。さらに主治医はアブドゥルも検査し、彼が性病であることが判明。これでアブドゥルを追い返せると側近たちと喜ぶも、なんと女王はアブドゥルの治療をするように命じる。アブドゥルの下半身を診察しつつ、なぜ自分がこんな目にと嘆く主治医の姿は笑えるものの、見ている側としてもこの贔屓ぶりはやり過ぎではないかと考えたりもする。

 

ちょっと順番が分からなくなってしまったのだけど、女王はアブドゥルに役職を与えて、さらにその部下としてモハメドをつける。これがモハメドの悲劇を招く。好奇心旺盛で女王に敬意を持つアブドゥルと違い、モハメドはインドの家族の元に帰りたかった。ちょっとコミカルに見せていたけど、これは彼の本心だったと思う。でも、アブドゥルの従者となってしまったため、彼がインドに帰らない限り、自分も帰れなくなってしまった。実際のモハメドがどう思っていたのか、また彼がインドに来たの理由も本当に代役に選ばれただけなのか不明だけれど、映画のとおりだとするとアブドゥルの友達だったわけでもないのに、彼に巻き込まれて帰れなくなるなんてかわいそう😢

 

側近たちはなんとかアブドゥルの粗探しをしようとモハメドを誘惑しようとする。この頃モハメドはかなり体調が悪く、もしかしたら死を覚悟したのか、アブドゥルを決して裏切ることはなかった。アブドゥルに野心などないと言うのではなく、あなたたち同様に野心があると言う。こう言われるとぐうの音も出ない。このアディール・アクタルの演技は鬼気迫るものがあった。結局モハメドはインドに帰ることなく亡くなってしまう。英国に埋葬されたそうで、ラストでお墓が映っていたと思う。かわいそう😢

 

女王のインド贔屓も増すばかりで、宮殿内にもインド部屋を作らせたり、アブドゥル主演でインドの芝居を上演させたりもする。もちろん広間で簡単なセットでの芝居だけれど、逆にそのプライベートさが側近やバーティ皇太子に危機感を募らせることとなる。たしかこの芝居の途中で、アブドゥルが出自について嘘をついていたことを側近が暴露したと思う。父親は教師であると話していたが、それは嘘で実際は身分が低いことが分かる。実際のアブドゥルが女王のムンシとなった経緯が分からないのだけど、、映画のとおりだとすると、まさかアブドゥルとしてもこんな展開になるとは思わなかっただろうから、あの場では自分の出自について盛ってしまっても仕方がないかも。もちろんいいことだとは思わないし、きちんと話す人もいるだろうけれど、アブドゥルがそういうノリの人だから女王の心を掴んでしまったとも言えるのかも。それが良いか悪いかは別として😌

 

しかし、女王もこれには激怒。女王としては出自が賤しいかどうかということよりも、信頼を裏切られたということの方が腹立たしかったのではないかと思う。直ぐにインドに帰るようにアブドゥルに告げる。しかし、アブドゥルが心から謝罪し、女王はこれを受け入れる。そして、バーティ皇太子たちの行動に怒り、アブドゥルにナイトの称号を与えると言い出してしまう。うーん。確かに側近たちやバーティの野心や保身が丸見えで、まったく信用できないということもあるのでしょうけれど、さすがにこれはやり過ぎなんじゃ。まぁ、ナイトの称号が大英帝国において何を意味して、どんな影響力があるのかよく分かっていないのだけどサーと呼ばれる身分になるということだからね。現在では人種などに差別はないのでしょうけれど、当時としてはスキャンダルだったかもしれない。見ている側としては、その辺りもし実現していたらスゴイことだとも思うけれど、実際のアブドゥルの働きが映画のとおりだとすると、やっぱりこれはやり過ぎと思う。それによってインドの統治が上手く行ったというわけでもなく、女王の視野が広がったというだけでは、女王の身勝手に思えてしまう。その辺りはあえてそう描いているのかなとも思う。

 

ソールズベリー首相 (マイケル・ガンボン)の要請などもあり、側近たちはなんとか思いとどまらせようと話し合う。女王の近くに仕える2人の女性がいるけれども、ジェーン・スペンサーは側近たちよりでハリエット・フィップスは女王よりな考え方。女王よりというよりも進歩的といえるのかもしれない。ナイトの称号授与に関しても女王の意向だからと1人だけ積極的ではないものの、受け入れる姿勢を取っている。なのに、誰が進言するのだと押し問答になった挙句、ハリエットが押し付けられてるの笑った。彼女はとっても怯えていたので、とってもストレートに伝えてしまい、女王を激怒させてしまうけれど、女王自身もさすがにまずいと思ったのか、勲章を与えるだけにとどめることにする。ハリエットは頑張ったけど、主張が強いくせに矢面に立たない人ってどこの国でもいるんだね。ところで、ジェーン・スペンサーはダイアナ妃の実家のスペンサー家の方?

 

さて、アブドゥルがイギリスに来てから時が経った。チラリと在位60年という言葉が出ていたと思うので、10年は経ったということなのかな。この辺りの時間経過はちょっと分かりにくかった気もする。女王は死の床についていた。側近たちが寄り添う中、アブドゥルと2人きりになりたいと言う女王。セリフ自体は忘れてしまったけれど、2人の会話からは同志というようなつながりを感じた。実際の女王がアブドゥルにどういう感情を持っていたのかは不明だけれど、"友情"とかそいう単純な一言で表せるものではないのだろうなと思ったりする。師でもあり、守るべき臣下でもあり、友人であり、息子であり、そして恋人でもあったのかもしれない。生臭い意味ではなく。そんなことを考えていたら泣いていた😭 ジュディ・デンチの演技が素晴らしく、人が死んでいくってこういうことなのだなと思ったりもしていた。

 

女王崩御によりバーティ皇太子が英国王となった。バーティ皇太子は直ちにアブドゥルを追い出す。男たちが家に乗り込んできて彼らを追い出し、家の中を破壊していく。実際にこんな風だったのかは不明だけど、長年女王と確執のあったバーティ王の様々な負の感情が全てアブドゥルに向けられた形なのかなと思ったりした。バーティ王をいい人とは言い難く思ってしまうけれど、でも頭に来たからやった的な単純なものでもないのかなとも思ったり。しかし、ここまでやる必要があるのかなとも思った😒

 

映画を見ながらずっと思っていたことがある。アブドゥルの妻や義母はこの全ての状況をどう思っていたのだろう。当時の移動手段などを考えても数ヶ月で戻って来ると思っていたアブドゥルは何年経っても帰ってこない。その間、連絡を取っていたのかもしれないけれど、アブドゥルとしては妻よりも女王のそばにいることを選んだわけだからね。もちろん、生臭い意味ではないし、簡単に辞退できるものでもないのは分かるけれど。そして、今度は突然イギリスに呼ばれ、大きな屋敷に住むことになる。彼女たちが屋敷でどういう生活をしていたのかは分からないけれど、ブルガをまとった彼女たちにとって不都合もいろいろあったと思う。まぁ、生活習慣はそのうち慣れるだろうし、好みの問題はあるけど大きくて豪華な家に暮らしているわけだから、不満はないのかもしれないけれど。でも、たまに描かれる彼女たちは常に受け身。そして、文化の違いで笑いを取る場面に出てくる感じ。バカにしている感じはしないから、別にそれはいいし、メインはアブドゥルと女王についてなので、こちらを掘り下げる必要はないのだけど、誰も彼女たちの気持ちを気遣っている様子がないのが気になった。そして、当時の時代背景やイスラム教徒であることを考えると、おそらく彼女たちの扱いはこんな感じなんだろうなとドンヨリした気持ちになったことは記しておく😌

 

シーン変わって冒頭と同じインドの狭い路地。冒頭では走り抜けたアブドゥルの足取りは重い。彼はタージ・マハルへやって来る。そういえば女王にタージ・マハルのことを話していたことを思い出す。どうやらここには女王の像があるらしい。かなり大きい。アブドゥルはそっと女王の足にキスをする。

 

映画はここで終わり。アブドゥルが1905年に亡くなったこと、21世紀になって初めてアブドゥルの日記の存在が公開されたことなどがクレジットされる。日記の存在を知らなかったのか、知っていて伏せていたのか? なんとなく後者に受け取ったのだけどどうなんだろう🤔

 

思っていたよりコミカルだったけれど、決して軽いタッチというわけではなかったと思う。全体をとおして感じたことは、女王というのは大変だなということ。そして、ヴィクトリア女王であっても、ままならぬこともあるし、もてあます感情もあるのだなということ。そいう部分をアブドゥルのおおらかな感じが救ったのかなと思ったりもする。

 

キャスとは皆良かったけれど、側近などでも知っている俳優が少なかった。ジュディ・デンチ以外ではマイケル・ガンボンくらいしか知らないかも。そんなマイケル・ガンボンも数シーンしか出演していないし。医師を含めた側近3人組は良かったし、女性2人も良かった。特に特徴的な顔立ちのフェネラ・ウーネガーが良かった。バーティ皇太子のエディー・イザードも良かったと思う。無能な皇太子というだけではない感じが受け取れた。モハメドのアディール・アクタルが良かった。最初は家に帰りたいと愚痴るのがコミカルな感じだったのに、最終的には悲壮感が漂った。アブドゥルを裏切らなかったシーンの演技が良かった。ティム・ピゴット=スミスは亡くなってしまったようで、エンドクレジットで献辞がされていた。

 

アブドゥルのアリ・ファザルが良かった。イギリスの特に王室では非常識とされていることも、彼の純粋で真っ直ぐな行動が女王の心を動かしてしまう感じ。でも、ちゃっかりと出自を盛っちゃう感じ。日本人の自分としては、大丈夫なのかとドキドキしてしまうような行動も、イライラすることなくカワイイと思えたのはアリ・ファザルのおかげ。そしてさすがのジュディ・デンチの存在感。ヴィクトリア女王を演じるのは2度目とのこと。実際のヴィクトリア女王がどうだったのかは知らないけれど、食べ方などかなり豪快。でも下品な感じはしない。アブドゥルのことに関しては、女王のわがままである部分はやっぱり大きいと思う。もちろん、統治者としてインドを知ろうと思った部分もあるだろうけれど。でも、そのわがままさを時にそのままわがままに見せつつ、でもそこには女王の孤独や寂しさを感じさせ、最終的に強さを感じさせる。さすが!

 

アカデミー賞ノミネートの衣装が素敵。若い女性が出てこなかったので、ドレスで美を競うということがなく、実際のヴィクトリア女王も夫であるアルバート公を亡くしてから喪服しか着なかったので、常に黒いドレス。なので華やかな衣装というわけではないのだけど、やはり全体的に品があった。バッキンガム宮殿が舞台という設定ではなかったようだけれど、室内の装飾が豪華。でもゴチャゴチャした感じがなく落ち着いているのは英国ならではなのかな。

 

現在、ヒューマントラストシネマ有楽町でも上映中。コスチュームプレイ好きな方、宮廷もの好きな方オススメ。ジュディ・デンチ好きな方是非!

 

『ヴィクトリア女王 最期の秘密』公式サイト

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【dairy】『ファースト・マン』鑑賞(感想は後日)

2019-02-23 01:54:57 | dairy

【dairy】『ファースト・マン』鑑賞(感想は後日)

 

 

 

 

製作のニュース聞いてからずっと見たいと思ってた! 公開前からムビチケ買ってたのに見るの遅くなっちゃった💦 これIMAXで見たかったな😢 

 

 

ザックリした感想はTweetどおり。感想は後日UPする予定。『ヴィクトリア女王 最期の秘密』書き終わったから直ぐ書く! とはいえ明日『ねことじいちゃん』見る予定だし、『女王陛下のお気に入り』と『THE GUILTY ギルティ』も見たいし頑張らないと💦💦

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【art】「ねこ休み展 冬 2019」@TODAYS GALLERY STUDIO

2019-02-23 01:31:28 | art

【art】「ねこ休み展 冬 2019」@TODAYS GALLERY STUDIO

 

 

 

バレエまで時間があったので気になっていた「ねこ休み展冬2019」に行ってきた! 会場であるTODAYS GALLEY STUDIOは前回?前々回?に行ったことがあって、その時は降り口間違えてえらく遠回りした覚えが💦 今回はバッチリと、思ったのだけど思っていたより全然遠くてちょっと迷う。結局Google先生のお世話になった😅

 

ビルの5階の小さなスペース。入口で入場料500円を払う。展示されているのは、インスタやTwitterで人気のねこちゃんたち。壁いっぱいにねこ! さすがに人気ねこちゃんだちだけに美猫揃い😍

 

 

 

 

🐈画像は全てパネル展示を撮影したものです

 

でも、野良猫ちゃんだって負けていない! かわいい子猫の写真があったのだけど、居場所が分かってしまう可能性があったので画像アップは控えた。心無い人間に虐待されたら大変😣 一生懸命生きてるのだから、好きになってくれなくていいから、せめてそっとしておいてあげて欲しい!

 

 

 

 

 

🐈画像は全てパネル展示を撮影したものです

 

その死の知らせがTLにリツイートされてきたうらちゃん。うらちゃんの20年と3ヶ月が展示されていた。映像展示もあり。飼い主さんにとっても愛されているのが伝わる。そんなに長い間一緒にいたら、うらちゃんがいない今どんなにお辛いだろう。13年と5ヶ月一緒に暮らしたアガサ。アガサがいなくなって4年(その時の記事)が経ったけど、いまだにいるような気がする時がある😢 ペットではなくて家族。そいう存在。うらちゃん20年と3カ月よく生きたね!

 

 

 

 

 

展示スペースとしては狭いので、混雑時に行くと結構大変かも🤔 自分が行った時には10名くらいいたかな。そのくらいならば余裕で見れるけど、20とか30人とかになるとキツイかも。じっくり写真を撮りたいなら空いてる時間がいいかも?

 

2月22日は"にゃんにゃんにゃん"で猫の日ってことでイベントも開催されたらしい。オリジナルグッズもたくさんあるので、猫好きさんは絶対楽しめると思う😃

 

🐈ねこ休み展 冬 2019:2019年1月25日~2月24日 @TODAYS GALLERY STUDIO

ねこ休み展 冬 2019(猫の写真展&物販展)|台東区浅草橋のギャラリー「TODAYS GALLERY STUDIO」

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【動画】浅田真央ちゃん「アルソア スキンケア 新作発表会」登場

2019-02-21 00:12:42 | 【動画】MaoAsada

【動画】浅田真央ちゃん「アルソア スキンケア 新作発表会」登場

 

 

 

 

浅田真央ちゃんがアルソアの新作発表会に登場! 青のドレスがよくお似合い😍 スタイルいいわ~😳 動画の中でも紹介されていたけど、このドレスでトランポリンで跳んでポスター撮影をしたそうなので、これはオリジナル衣装なのかな? とっても素敵✨ 2枚目の画像によると背中にドレープがついている感じなのね? これで跳ぶのはなかなか大変だったんじゃ?

 

動画のタイトルにもなっているけれど、生まれ変わったら「グルメブロガー」になりたいということらしい。さすが食べるの大好き真央ちゃん😂 スキンケアの話はとっても参考になった。①汗をたっぷりかいて、②加湿器で保湿して、③スキンケアをきちんとする。①がなかなか難しい😣

 

2枚目の画像で真央ちゃんが見ているのは、レディー・ガガのヒールレスシューズをデザインした舘鼻則孝さんが装飾したスケート靴。真央ちゃんにプレゼントとのこと。これ革でできてるらしい。スゴイね😲

 

記者さんの質問で顔が柔らかくなったと言われていたけど、これ自分も感じていた! 10代の頃の真央ちゃんも美少女だったけれど、目元がシュッとしてキリッとした顔立ちだった。特に真央ちゃん自身が一番強い性格だったと言っていたバンクーバーオリンピックシーズンの頃のキリッとした顔立ちが美しかった。でも、今はとっても柔らかな顔をしている。それが神々しくもある。今サンクスツアーで全国をまわっているけれど、とにかく幸せですと言っていた。その思いが表情に現れているんだろうな。きっと満ち足りて穏やかな気持ちなんだと思う。生まれ持った美醜はあるけれど、顔って自分で作るものなんだね😌 とにかく真央ちゃんが幸せでよかった😊 


ということで動画をドゥゾ♪(っ'ω')っ))

 

浅田真央、生まれ変わったら「グルメブロガーに」

かわいい😍

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【play】「ラブ・ネバー・ダイ」鑑賞@日生劇場

2019-02-15 00:12:45 | play

🌹【play】「ラブ・ネバー・ダイ」鑑賞@日生劇場🌹

 

 

 

 


昨年4月に再演を知ってから(その時の記事はコチラ)楽しみにしていた。作品自体もそうなのだけど、石丸幹二ファントムが見たかった! 以前、MMS(感想はコチラ)で「Till I Hear You Sing」を聴いて、絶対LNDファントムに合うと思ってたので! ということで、石丸幹二ファントムからチケット取って見に行ってきた!

 

「ラブ・ネバー・ダイ」は2010年3月10日ロンドンのウエストエンドで初演。この時のオリジナルキャストが後に『オペラ座の怪人 25周年記念コンサート in ロンドン』(感想はコチラと、コチラと、コチラ)で、主演を務めたラミン・カリムルーと、シエラ・ボーゲス。「オペラ座の怪人」の10年後を描いた作品で、オリジナルと同じくアンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲。ロイド・ウェバーの続編製作の意図を受け、フレデリック・フォーサイスが書いた小説を原案とした作品。小説は未読なので分からないのだけど、結末は同じなものの内容は違っているらしい。曲の美しさや、主演2人の素晴らしさ、そして妖しい雰囲気にカルト的な人気を得る一方、メロドラマ的な内容やオリジナルと大きくキャラを変えてしまった役柄などが受け入れられず、さらに続編は不要と考えるオリジナル版ファンの方のバッシングなどにあい、2011年8月27日に突然クローズしてしまった😢

 

その後、オーストラリアでサイモン・フィリップスの演出により、よみがえった。この公演を収録したものがBlu-rayとして発売された。日本でも発売時には試写会が開かれるなど話題になった。ホリプロによる今公演は、このバージョンとなっている。Wikipediaもあるようなので、リンク貼っておく😌

 

自身は、このウエストエンド公演を何度も見られた方々から、お話を伺う機会があり、残念な部分はあるが埋もれさせるには惜しい作品であることを聞いており、なおかつBlu-ray版が素晴らしい出来になっているから興味があるなら是非見た方がよいとのことで、恐る恐る見てみたところ、オリジナル版の続編とは考えにくいが、単独の作品としては魅力的な作品だと思った。(感想はコチラ)

 

前回(記事はコチラ)も見に行って、その妖しい世界に感動した。再演されたら見てもいいかなくらいに思っていたのだけど! 前述したとおり、石丸幹二さんがファントム役に入ったということで、これは絶対見なくちゃとなったわけです😳

 

前置きが長くなった😅 いつものように感想をTweetしておいたので、それに追記する形で感想記事にしておく。

 

 

ぐずぐずしててチケット取るのが遅くなってしまい、最前列ながら2階席の端の方になってしまった💦 かなり右斜めから見る形。幸い見切れはなかったものの、背もたれを使うと舞台中央に柵が入ってしまうという悲しい席だった😢 これS席として売っちゃダメでしょう😣

 

冒頭ファントムが歌う「Til I Hear You Sing」の場面でのクリスティーヌ肖像画が見えなかったのはそんな席だから? 期待の石丸ファントムいいです キーはラミンが歌っているのより低い気がするけど、美声でとても情感がこもっている。

 

前回見落としていたのか、ファントムはピアノごとそのまま舞台上に配置される。ファントムは隠れ家から劇場全体を見ているということなのかな。メグたちの公演など、かなり長い間上から見ている。クリスティーヌたちが到着する港に場面転換するまで上空にいたと思う。これはオリジナル版(「オペラ座の怪人」のことです😌)よりもさらにファンタズマという劇場を支配している感が出ている。まぁオリジナル版は自分の劇場ではなかったからね😅

 

メグの咲妃みゆは歌も上手いしダンスも良い。今作のメグにとても合っている。キャストは全体的に歌が上手く皆よかったけれど、マダム・ジリーの鳳蘭だけ不満が残った。クリスティーヌやファントムに対する愛憎など演技はよいが、声が出ていない😣 お年を考えると仕方のないことだけれど、オリジナル版に比べるとセリフ多めではあるものの全編歌のミュージカルだから、それで歌が聞き取れない、もしくは発声的に苦しそうだったりすると聞いているのが辛い💦 特に1幕ラストはジリーの歌で終わるので。とはいえ、どの曲も美しいけど高低差が激しいから歌うの大変そうではある。

 

クリスティーヌの部屋はアールヌーヴォーで素敵。花モチーフなのかホタテ貝のような形の装飾がある鏡。これオペラグラス使ってじっくり見たけど、花などが彫り込まれていて素敵だった✨ 後にここからファントムがバーンと現れる。クリスティーヌの平原綾香は前回も見てとても良い印象があったのだけど、さらに良くなっている。特にグスタフとのシーンは母親としての貫禄のようなものも備わった。美しい声で難曲を歌いこなしている。高低どちらも完璧に聞き取れる。グスタフの熊谷俊輝くんのボーイソプラノが美しく、こちらも難しい曲を危なげなく歌っていた。出生の秘密を持つグスタフ。その存在が切ない😢

 

ファントムが現れてからは、かなり赤裸々な過去が明らかになるわけだけど、2人とても良かった。石丸幹二ファントムがセクシー。石丸怪人は怖さよりも切なさを感じさせる。そしてとてもカッコイイ😍 スタイルがいいので長めの丈の上着なども着こなしていた。

 

この作品の肝である「The Beauty Underneath」は録音だよね? ちょっと残念😢 これはなぜ録音なんだろう? 移動しながら歌うから? 毎度、このシーンはスゴイ! 回転舞台上をファントムとグスタフが歩いていくと、コニーアイランドの神髄ともいえる妖しい世界が展開する。舞台上に三角錐の柱のようなものが現れて、明かりがつくとその中にフリークスたちがいる。彼らを美しいと思うかどうかではなく、その裏にある美に気づくかどうかということがこの作品のテーマなんだと思う。見た目ではなくてその奥に潜んでいる美。それが分かるからファントムとクリスティーヌは惹かれあっているのだし、ファントムとグスタフも繋がっているのだということ。そう、グスタフはあの夜に授かったファントムの息子。このシーンは本当に好きだな。

 

 

 

 

 

第2幕はファントムvsラウルの場面から。ホテルのバーで泥酔するラウルの前に、バーテンダーと入れ替わって現れるファントム。いつ入れ替わるのだろうとドキドキしながら見ていたけど、なかなか入れ替わらない。ラウルの小野田龍之介は泥酔していても品のいいラウルだった。まぁDV夫だけど😅 ラウルが借金してしまったから、お金のためにクリスティーヌが歌うという設定だから仕方がないけど、オリジナル版ではあんなに颯爽としていたラウルが、まさかのアルコール依存症のDV夫になってしまうとは😣

 

でも、ラウルにはクリスティーヌを愛しているのに、彼女の本質であり、彼女が愛しているもの芸術を理解できないという苦悩がある。しかも、その彼女の芸術で生活しているわけだから、屈辱的なのも分からないでもない🤔 ラウルが本能的にグスタフを自分の子でないと察知していたかは別として、グスタフを愛せない理由には、彼にもクリスティーヌと同じ資質を感じており、自分一人が疎外されている感じがあったからかもしれない。今回、そういう部分まで感じさせる演出になっていたし、小野田龍之介の演技にもそれがあったと思う。このバーのシーンの薄い茶色の衣装では、ちょっとスタイルが悪く見えていたのだけど、後にタキシードで登場した際にはシュッとしててかっこよかった。歌が上手く声量もある。「レ・ミゼラブル」のアンジョルラスで見る予定なので楽しみ😳

 

そうそう! BD版も前回も記憶から抜け落ちていたのが、ファントムがグスタフにオリジナル版の「Phatom Of The Opera」の最後のクリスティーヌの声がどんどん上がって行く部分を歌わせるシーン。この時点でファントムはグスタフが自分の息子であることを知っているから、グスタフの中の芸術性を引き出すことに喜びを感じているのだろうし、クリスティーヌに2人の子供であることを強烈に意識させようとしているということなのだろうけど、これはオリジナル版ファンとしてもドキドキする場面だった。熊谷俊輝くんのボーイソプラノが美しい✨

 

ファントムとラウルから歌え、歌うなと迫られるクリスティーヌ。結果、歌うわけなのだけど、舞台の両脇にはファントムとラウルがいて、それぞれに歌いかける部分がある。愛とはこういうものだという内容なのだけど、それぞれで違う。それが本当に2人の男性に当てはまっていて、それこそがクリスティーヌの気持ちなんだろうと思った。歌ったことで結果、ファントムが賭けに勝ったわけだけど、クリスティーヌとしてはやっぱり芸術を選んだんじゃないかな🤔 歌い終わって楽屋でファントムとキスしちゃってるから微妙なところではあるけど、この曲は埋もれさせないって言ってたし、LNDを歌いたいと芸術家なら思うでしょう。この平原綾香の歌唱は本当に素晴らしかった! 圧倒的な歌唱だったと思う。Bravo!の声かかった

 

さて、いよいよラストに向かうわけですが、やや強引な展開ではあるかな😅 自身の新作をファントムに全く無視された形になったメグは、錯乱してグスタフを連れ去ってしまう。明言はしていないけれど、ハッキリと分かる形でファントムをサポートするためにメグが枕営業をしたことが語られている。ジリー親子が勝手にしたことかもしれないけれど、そこまでした相手が、自分を全く気にかけてくれない上に、親友であるクリスティーヌに夢中であるというのは辛い😢 クリスティーヌのことは友達として愛情を持っているけれど、今では大スターとなった彼女と自分の現状を思えば複雑。ファントムに認められることだけを心のよりどころとしていたのに、10年間結局一度も自分を気にもかけていなかったことを思い知った。それは心も壊れるよね😣

 

自暴自棄になったメグはグスタフを桟橋から海に落とそうとする。そこにファントムとクリスティーヌ、そしてマダム・ジリーが駆けつける。ファントムの心からの詫びと説得が効果を発揮したかに見えた時、クリスティーヌとは違うのだというあり得ない失言をしてしまうファントム😫 その言葉に取り乱したメグが銃を手にして暴発。なんとクリスティーヌに弾が当たってしまう。メグとマダム・ジリーは助けを呼びに走る。クリスティーヌはグスタフに本当の父親はファントムであることを告げようとする。一度ファントムフェイスを見せてグスタフに拒否されているファントムは、止めようとするけれど、あなたにはもうグスタフしかいないのだと言うクリスティーヌ。ファントムが父親でなくても、今まで父親だと思っていた人とは別の人が父親だと言われたら混乱するに決まっている。ましてグスタフはまだ10歳。彼は走り去ってしまう。ラウルがそれを追う。

 

2人きりになったファントムとクリスティーヌは愛を確かめ合う。しっかりとクリスティーヌを抱きしめ、求めに応じてキスをするファントム。そして息絶えるクリスティーヌ。ファントムの絶叫。この石丸幹二の絶叫が切ない😭 息絶える平原綾香の演技も良い。グスタフを連れて戻って来たラウルにクリスティーヌを託し、一人涙にくれるファントム。グスタフはファントムに向き合い、そして膝まづくファントムを抱きしめる。これって前回もやってたっけ? このグスタフがファントムを抱きしめた瞬間涙腺崩壊😭 そしてグスタフはファントムの仮面をはずし、そっとファントムフェイスに触れる。そして幕。

 

確かにこの展開はやや強引で、メグにクリスティーヌを撃たせるためのファントムの失言もちょっと無理がある。さらにヒロインが死んでしまうというのもどうなのかと思うけれど、この愛憎渦巻く物語の終わりとしてはこうでもしないと終われないかも。ファントムとクリスティーヌは幸せに暮らしましたとさっていうのは違うかもしれない🤔 クリスティーヌの資質はグスタフに受け継がれているということで、これからはファントムとグスタフの物語が始まるということだし😌

 

 

初演時の公演はYouTubeでいくつかの場面を見ただけなので、ネットで検索したり見て来た方に聞いた話でしか情報はないのだけど、どうやら1年半の公演期間かなり迷走していたようで、曲順が変わったり演出が変わったりしていたのだそう。オーストラリア版での新演出を経て、日本での公演、そして今回に至りとても素晴らしい作品になったと思う。WE初演時チープだと言われていた内容も、前回は感動しつつもメロドラマだなと思ったけれど、今回登場人物たちのそれぞれの思いや愛憎が浮き彫りにされていて、それらが絡み合った見応えのある作品になっていた。とても良かった。

 

とにかくセットが豪華! コニーアイランドを舞台にしているから、メリーゴーランドが出現したり、ファントムのマスクをデザインしたアーチが舞台の幕のように使われたり、妖しくも美しい世界観。クリスティーヌがタイトルソングを歌うシーンでは、衣装とセットが一体となってクリスティーヌが孔雀になるという趣向。このセットをデザインした女性は産休中だったところを、サイモン・フィリップスが口説き落としたということらしいけれど、このセットなくしては有り得ない! 衣装も素敵✨

 

そして、曲が素晴らしい。タイトルソングのオペラ的な曲調から、ロック調まで様々な曲が散りばめられていて、それらがとても妖しくて美しい。だけど歌うの難しそう。時々、オリジナル版の曲が出てきてニヤリ😀

  

 

 

 

オリジナル版が大好きな身としては、やっぱりこの作品を続編とは考えにくい。というのも、自分の解釈としてはオリジナル版でファントムは死んでいるから。それは原作で明確に亡くなっているということもあるけれど、あのままクリスティーヌの想い出を胸に生きていくのは辛過ぎる😭 それに、やっぱり犯罪者だからね。まして、2人の間に子どもがいる未来は考えにくい。でも、単品としての今作は好きだし、今回見て素晴らしい作品になったと思う。これはこれでアリだと思う。パラレルワールド的な存在として。

 

もしかしたら石丸幹二怪人が登場しなければ見なかったかもしれない。見て良かった! また見たい。

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