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【Googleのロゴ】全米オープンテニス 2015 開幕

2015-08-31 23:04:41 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに



全米オープンテニス 2015 開幕

クリックするとニュース検索に。


一応、毎度のWikipediaで調べてみた


全米オープン(英語:U.S.Open Championships)は、

アメリカニューヨーク市郊外にあるフラッシング・メドウのUSTAナショナル・テニス・センターを会場として、

毎年8月の最終月曜日から2週間の日程で行われる4大国際大会の一つである。


観客動員数や賞金総額はテニス競技大会で最大である。

主催および運営は全米テニス協会(英語:United States Tennis Association)。


とのことで、1881年にアマチュア大会として開催されたのがスタートだとか。

意外に歴史ありなのね


検索画面のロゴはこんな感じ


そうそう! 

世界ランク4位の錦織圭選手は、昨年決勝で惜しくも敗れ準優勝。

今年は自身初の第4シード!

昨年の雪辱を果たし優勝して欲しい


錦織選手の初戦はこの後、日本時間9月1日午前0時から!


ガンバレ錦織選手

 

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【cinema】『ボーイソプラノ ただひとつの歌声』(舞台挨拶付試写会)

2015-08-30 01:39:01 | cinema

'15.08.04 『ボーイソプラノ ただひとつの歌声』(舞台挨拶付試写会)@アスミック・エース試写室

 

cocoで当選 いつもありがとうございます。これ知らずに行ったのだけど、フランソワ・ジラール監督 & 主演のギャレット・ウェアリングくん舞台挨拶付試写会だった! その時の様子はコチラを見ていただくとして、とっても楽しい試写会だった

 

  

ネタバレありです! 結末にも触れています!

 

 「アルコール依存症の母親と暮らす母子家庭のステットは、トラブルばかり起こす問題児。しかし、校長のミス・スティールは彼の美声を伸ばそうと、アメリカ一の少年合唱団である国立少年合唱団を招待、指揮者のカーヴェルにステットを紹介してくれる。しかし、ステットは歌うことを拒否して去ってしまう。そんな中、母親が交通事故で死亡。初めてあった実父は彼を持て余し、多額の寄付を申し出て合唱団の寄宿学校へ転入させてしまう・・・」という話。少年の成長物語であり、王道ストーリー。ちょっとキレイにまとめ過ぎた気もするけれど、王道ゆえに感動してしまう。

 

「ZED」の演出などで25回も来日経験のあるフランソワ・ジラール監督作品。脚本は『ミッション:8ミニッツ』(感想はコチラ)のベン・リプリー。トロント国際映画祭GALA部門で上映された。映画に登場する国立少年合唱団のモデルとなったのは、アメリカ少年合唱団(ABS:American Boychoir school)。ABSは70年以上の歴史を持つ全寮制の非営利団体。4年生~8年生が学業と合唱曲学んでいるそうで、今作にも生徒たちが出演している。ちなみに、エンディング・テーマは人気歌手ジョシュ・グローバン & アメリカ少年合唱団による「The Mystery of Your Gift」でこれも素晴らしかった。

 

未婚で自分を生み、今ではアルコール依存症となった母親と2人暮らしのステット(ギャレット・ウェアリング)は、学校でもそのことをからかわれるため、暴力を振るってしまったり、授業中に反抗的な態度を取ってしまったりとトラブルばかり起こしている問題児。厄介者扱いされてもおかしくない状況だけど、校長であるミス・スティール(デブラ・ウィンガー)は彼の才能を伸ばそうと、ステットのために国立少年合唱団を招き、実質合唱団の実権を握る指揮者のカーヴェル(ダスティン・ホフマン)に引き合わせようとする。しかし、ステットは怖気づいたのか逃げてしまう。まぁ、ステットの歌声が荒削りながら美しいことは提示されていたものの、この時点では特別彼が歌うことが好きだという描写もないので、本人としては単純にやりたくなかったのかも。まだ小学生だし・・・

 

仕事はあるようだけれど、昼間から酒浸りの母親は夕食の支度すらできない状態。この母親はこの後バスタブに浸かっているシーンの後、急に交通事故で遺体になってしまうので、女優さんが誰だったのかも不明。身寄りのないステットのために、ミス・スティールは父親(ジョシュ・ルーカス)を探してくれたようで、初めての対面となるけれど、この父親は明らかに困惑している。母親とは不倫関係だったようで、父親としては間違いなく火遊び。家族には内緒なようだけれど、一応養育費の支払いはしていたらしいので、まるきり悪い人物というわけでもないのでしょうが、いい人物とも言い切れない。ミス・スティールとしては父親の困惑も分かるので、国立少年合唱団の寄宿舎に入れてはどうか?と提案する。学校側の都合もあるでしょうし、そもそもステットは合唱が好きなのか?とも思うけど、彼が合唱を始めることは分かっているので、多少強引でもOK。

 

父親の高級車で国立少年合唱団へ向かう。当然ながら入学の時期は過ぎており、特例は認められないと言われてしまう。そこをなんとかと小切手をちらつかせて入学させてしまう父親。ステットの住んでいた町から寄宿舎までは、かなりの移動距離だったようで、父親としても家族への言い訳が苦しいらしく、とにかく預かってもらわなくては困るという感じ。やっていることは酷いけど、そんなにイヤではないのは役者の演技によるものか? 結局、校長(キャシー・ベイツ)は結局これを受け入れる。学校も運営が厳しいようで(笑) 確かモデルとなっているアメリカ少年合唱団も寄付で運営されているんじゃなかったかな? 父親としては厄介払いできたし、学校も潤ったということでOKでしょうが、特例で入学してしまうとステットへの風当たりが強くなってしまうのでは?と心配してしまう。

 

案の定、同室のイヤミな少年はステットを見下しているし、合唱団のスターであるデヴォンも早速ステットに目を付けた様子。ステットは楽譜を読むこともできないし、そもそもが誰とも群れない問題児だったので、当初は孤立してしまうけれど、自販機をちょっといじって、お金を払わずお菓子を取り出したりしてそれなりに認められていく。まぁ、そんな認められっぷりもどうかと思うけれど(笑) 要するにイジメらしきものはあるけど、ステットは意に介さないし、必要とあれば向かっていくということ。必ず1人くらいは優しく接してくれる子がいるものだけど、その子に楽譜の読み方を習ったりしつつ、ステットなりに努力はしている。

 

ある日、講堂で1人ピアノを弾くカーヴェルを見かける。この時彼が弾いていたのがラフマニノフの「鐘」! バンクーバーオリンピックで浅田真央選手がFPに使用した曲! 指揮者として尊敬を集めているカーヴェルだけど、若いころはピアニストを目指していたらしい。教師から才能がないから辞めろと言われたそうで、そういう挫折を味わっている人物としては、何事にも真剣になれないステットが歯がゆくて仕方がないらしい。カーヴェルには(老人なので)もう時間がない的な発言をするステットに対し、ラフマニノフが「鐘」を作曲したのは20歳だった、あと何年で20歳になる?そう考えたら(ステットにも)時間はないはずだと言う。確かにそう。年を取るのはあっという間。気がつくと取り返しがつかない年齢になっている。でも、それが分かるのは過ぎてしまってからだったりするんだよね。この言葉に感銘を受けたのか、単純に反抗心からか、ステットの態度がこの時から変わる。ちなみに、ステットがカーヴェルに言った「じいさん、あんたの時間は残り少ないんだよ」というセリフは、監督とダスティン・ホフマンとの共同作業で生まれたセリフだそう。

 

合唱団では選抜でツアーメンバーが組まれる。入学したばかりの頃、日本ツアー向けに「ほたるこい」の練習をしてたりしたし。同室のイヤミ少年くんがメンバーに選ばれて、日本から帰って来て自慢してる描写あり。嫌がらせされたので、彼の荷物を窓から投げちゃったりとステットも負けてはいないけど(笑) 全米ツアーが決定し、ステットもメンバーを狙う。やる気が出て来た。デヴォンに肩入れしている気取り屋先生がヒントをくれて、冬休みも密かに寮に残って1人で練習する。自己流になってしまうのでは?とか、いくら短い期間とはいえ、少年が1人で寮で生活ってありえる?とかいうツッコミも浮かばないくらい、ステットが楽しそう。初めて打ち込めるものを見つけたキラキラ感。

 

1人練習の成果もあってツアーメンバーに選ばれるステット。ツアー中もメキメキ頭角を現し、どんどん重要パートを担うようになっていく。いつしか合唱団のスター デヴォンと肩を並べるまでに。この辺りはモンタージュ形式で見せていて楽しい。ステットとともにワクワクしてしまう。ある特別なコンサート。有名な大学のホールだったと思うんだけど、イェールだったっけ? ハーバードだったっけ? そのコンサートには出演する生徒たちの家族が招待されていた。なんとステットの父の家にも家族分の招待状が届いていた。ビックリする父。まぁそうだよね(笑) てっきりステットが送ったのかと思っていたのだけど、後にこれはカーヴェルのしたことだと分かる。そして、これがちょっとした騒動を起こすのだけど、それは後ほど。何も知らない家族に引っ張られて会場にやって来る父親。なんとこの日風邪で熱を出してしまったデヴォンの代わりに主役のソロを歌うことに。それを良く思わないデヴォンに楽譜を隠されてしまい大ピンチ(゜∀゜ ;) しかし、会場で見守る父やカーヴェルの祈りが通じたのか、ステットは歌いきる。まぁ、ありがちな展開ではあるけれど、舞台そでで勝ち誇ったようなデヴォンなど、コミカルに描かれているので、楽しい場面ではないのに笑ってしまう。このデヴォンのキャラはなかなか面白い(笑)

 

ツアーを終えて学校に戻ると父親がスイスの学校に転校手続きを取ってしまう。カーヴェルが招待状を送ったことで、家族にステットの存在がバレてしまうことを恐れたから。無責任な父親だな。不倫しておいて相手が勝手に生んだっていう言い訳は通用しないよ(*`д´) まぁ、そこまでは言っていないし、この父親はとにかく小心者という印象。かなり裕福な暮らしをしているので、それなりの成功者だと思うし、愛する家族もいるので、それを壊したくないという気持ちも分からなくはない。同情はしませんが(笑) カーヴェルは積極的に説得するわけじゃないけれど、彼の言葉からステットが歌うことが好きで、続けたいと思ってることを知り、結局そのまま学校に残れることに同意する。まぁ、これも王道ではあるけど、この父親は一応ステットに仕送りする際、手紙を書こうか迷うシーンも入っていたし、悪い人というわけでもない。そしてステットを息子だと思っていることには間違いないのでしょう。3人の演技も良くて押しつけがましいシーンにはなっていない。

 

一方、主役の座を奪われることを恐れたデヴォンは、ステットのPCを勝手に見て、彼の母親が前科者であることを知り、逮捕された時の写真を大量プリントアウト。学校中に貼り出す。これ、ステットの母親が事故死していることは知っているのかな? 知ってたらしないよね? それでもやったのなら許せないけど(*`д´) 怒りを爆発させデヴォンを殴ってしまうステット。彼の処分は退学が妥当と主張するデヴォン派の気取り屋教師、個人情報をあんな形でばら撒いたデヴォンも同様の制裁を受けるべきと主張するステット派の教師。言い忘れていたけど、早くからステットの才能を認め、目を掛けてくれる若いメガネ教師がいる。結論はカーヴェルに委ねられることになる。カーヴェルとしては真剣さの感じられないステットを許すことは出来ない。ステットは学校に残りたいと訴える。 これ、結局残れることになるのだけど、どうして残れることになったんだっけ? 次々試練が降りかかるけど、その都度助けてくれる人がいたりして意外にご都合主義だったりするけど、それはそんなに気にならない。

 

さて、いよいよ佳境に! 1年で一番重要なコンサート。それはクリスマス・イヴに教会で行うコンサート。今年は特に力を入れており、ソロには高いレが要求される。ソロを歌うのはステットかデヴォンか? それぞれがそれぞれの方法で練習する姿もモンタージュ形式で見せる。外階段のようなところで初めて高いレが出せた時のステットの表情がいい。まぁ、結果は分かっているけど、やっぱりドキドキするし、何かに一生懸命になっている姿を見るのは気持ちがいい。授業の時だったかな? ボーイソプラノというのは、声変わりする前の一瞬の輝きだ的な話がある。音程が定まって美しい声が出るようになるには、ある程度大きくなっていないとダメだけど、変声期に入ってしまえば声は失われてしまう。そこからテノールやバリトンなどに転向して残る子もいるけれど、止めてしまう子もいるらしい。神様からの借り物というような言い方をしていたけれど、確かに女性のソプラノとはまた違った儚さのある美しさ。神聖な感じ。

 

いよいよクリスマスコンサート。どちらが選ばれたのかは明らかにされないまま歌う合唱団。美しいコーラス。父親がこっそり見に来ている。今度は自分の意志で。そしてソロ。1歩前に出て来るステット。やっぱり( ̄ー ̄)ニヤリ まぁ、それはそうでしょう(笑) そして高いレ。これハイCとか音楽用語的な感じで言えたらかっこいいんだけど、ハイCという言葉は知ってても、それがどの音なのか分からない(o´ェ`o)ゞ とにかく、このステットの高いレが出た瞬間は鳥肌立った 王道ゆえに感動

 

感動の余韻の後、1人学校のホールで声を試すステット。上手く声が出ない様子。そこへデヴォンが現れ拍手。「おめでとう。声変わりだ」と気取って去って行く。いいわこのキャラ(笑) ステットはパートを変えて残りたいと言うけれど、結局合唱団を去ることになる。音楽学校へ進むようなことだった気がするけれど、ちょっと曖昧な記憶。そして、もう1つ。なんとステットに家族が出来る。ステットの姿に感動した父親が、家族にステットの存在を打ち明けたようで、彼を家族として迎えることになったらしい。ちょっと全てがキレイにまとまり過ぎな気もするけれど、少年が主人公の映画なのだからベタなくらいハッピーエンドでいいと思う。

 

キャストは良かった。父親のジョシュ・ルーカスは自己保身ばかり考えていたけれど、ステットに愛情を感じていく過程を自然に演じていたと思う。嫌な人物に見えなかったのはジョシュ・ルーカスのおかげ。校長のキャシー・ベイツも学校の運営のためには、きれいごとばかり言っていられないという役を、少しコミカルに演じていてさすがの演技。校長には校長なりの愛情があることも感じられた。ミス・スティール役でデボラ・ウィンガーが出ていることをエンドロールで知りビックリ!  『デボラ・ウィンガーを探して』という映画があるくらい、絶頂期で半ば引退のような形で一線から身を引いてしまった。また活動されているのでしょうかね? 自分が知らなかっただけ?

 

ダスティン・ホフマンはさすがの存在感。これ、ダスティン・ホフマンの自伝的映画と書かれている見出しを見かけたのだけど、内容は読んでいないのでどう自伝的なのかは不明。ボーイソプラノだったの? カーヴェルは挫折を味わっているだけに、真剣に取り組んでいない人物に対してとっても厳しい。厳しいけれど激昂するわけではない。鬼教師であることは確かだけど、独裁者なわけでもないし、スパルタ的な指導をするわけでもない。偏屈なわけではないけれど、難しい人物であることは間違いない。そういう人物を的確に演じていて見事 そして、ステットのギャレット・ウェアリングがイイ。最初はちょっと拙いかな?とも思ったけれど、見ているうちにどんどん上手くなって行く。思春期ちょっと手前の少年期の危うさも感じられて良かった。公式サイトや映画サイトを見ても、本人が歌っているとは明記されていないけれど、舞台挨拶で本人が「もう高いレは出ません」って言ってたから、本人が歌ったってことでいいのかな? 吹替えっぽい気がしなくもないけど、どうなのか? いずれにしても歌声は美しかった。高いレが出た時は鳥肌←大切なことなので2度目(笑)

 

オペラ演出もされるフランソワ・ジラール監督。オペラ演出時にはコーラスが出て来てハーモニーを奏で始めた時涙が出るほど感動するそうで、なるほどあのシーンはそういうことからあの演出なのね。12歳の子供を配役するのはいつも怖いそうだけれど、ギャレットくんはじめ子供たちも良かった  デヴォン役のジョー・ウェストもいいキャラだったし(笑) 原題は『BOYCHOIR』でこれは少年合唱団っていう意味なのかな? Boychoirで検索すると、American Boychoir Schoolのことが出てきちゃう。サブタイトルは余計な気もするけど『ボーイソプラノ』っていうのは、その一瞬のキラメキを考えるといい邦題かもしれない。そうそう、少年たちのイジメについても、カーヴェルが自分たちがライバル心を煽り過ぎたかもしれないとの発言があるなど、ちょっと考えられているのかなと思う。まぁ、そんな単純なことではないと思うけれど。良く考えると逮捕歴があって育児放棄気味の未婚の母とか、自己保身のために息子を厄介払いしようとする父親とか、重いテーマだったりする。若干ではあるけれどいじめも出て来る。でも、コミカルというわけではないけれど、軽いタッチで描いているので重くなり過ぎず見ることが出来る。

 

うーん。どういう方にオススメなのかな? 誰でも安心して見れる作品だと思う。大感動はないけど、大失敗もない安定感のある作品。ダスティン・ホフマン好きな方是非!

 

『ボーイソプラノ ただひとつの歌声』Official site 

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【動画】猫ドロップ主演「猫が教える劇場マニャー講座」

2015-08-26 23:59:31 | 【動画】cinema

【動画】猫ドロップ主演「猫が教える劇場マニャー講座」

可愛い三毛猫がパトロール。“劇場マニャー講座”映像が公開 | ぴあ映画生活



見たいと思っている映画『先生と迷い猫』その主演女優ドロップによる、マナー動画が公開されたらしい! 

 

可愛い三毛猫がパトロール。“劇場マニャー講座”映像が公開 | ぴあ映画生活

 

ということで、動画をドゥゾ♪(っ'ω')っ))

 

猫ドロップ主演「猫が教える劇場マニャー講座」

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【備忘録】「古都浪漫こころ寺巡り:神峯山寺」

2015-08-26 22:10:45 | tv

【備忘録】「古都浪漫こころ寺巡り:神峯山寺」

神峯山=神が宿る峰 長岡京 神峯山寺 寺の前には鳥居 日本古来の神から中国伝来の仏まで幅広く信仰の対象としてきた 門前には下馬 身分の上下に関わらず、馬から降りて自らの足で参拝 光仁天皇勅願所 開成皇子が伽藍を整備



神峰山寺(日本最初毘沙門天 神峯山寺-大阪府高槻市の天台宗山岳仏教院)と書いて"かぶさんじ"と読む。鳥居(Wikipedia)って神社にあるものだと思っていたけど、そういうわけでもないらしい。下馬(Wikipedia)というのは、度々出て来るけど、この石碑があることが由緒正しい寺であるというのが番組の説明だった。まぁ馬に乗って来るような身分の高い人も参拝するという意味だものね。

 

光仁天皇勅願所の意味については説明があったかな? 光仁天皇(Wikipedia)が何を勅願されたのかは不明。その長男である開成皇子(Wikipedia)が整備したとのことなのだけど、この方僧侶になられたのね

 

金剛力士像 阿吽 あ→ん 最初と最後の2文字の中に森羅万象 阿吽が祀られている寺には、物事の全てがあると考えられている


金剛力士(Wikipedia)が安置されている理由が、森羅万象(Wikipedia)を表しているとは知らなかった!

 

本堂 入母屋建築(Wikipedia) 本尊は秘仏 お前立は毘沙門天 厨子の中には等身大の毘沙門天 第二、第三の本尊が横に並ぶ 三尊とも毘沙門天 一番先頭の毘沙門天は12年に一度寅年に御開帳 中は双身毘沙門天 修行僧しか見れない 最後はとばつ(←漢字出ない)毘沙門天 とばつ=チベット 1年ごとに御開帳


後に詳細が出て来るけど、要するに本堂には3体の毘沙門天(Wikipedia)が祀られており、それぞれが秘仏で、それぞれに意味があるということがこの後語られていく。寅年に御開帳されることについては毘沙門天と寅年に関係があったのだけど、きちんと聞き取れなかった


とばつ毘沙門天は兜跋毘沙門天(Wikipedia)と書く。それぞれの毘沙門天を祀っているお寺は他にもあるようだけれど、3体を並べて祀っているお寺は神峯山寺のみとのこと。それぞれが秘仏。

 

毘沙門天は戦いの神 インドではなくチベットで出来上がった それぞれの家に毘沙門天がおり、家庭を守る ヴァイシュラヴァナ マングースを抱える インドと中国に伝わる インドではクベーラ 富をもたらす 中国で毘沙門の文字が当てられる多門とも言われる北を守護→多聞天 国を守る神


補足しておくと、チベットでは家庭を守る神だったということで、それぞれインドと中国に渡り別の形になった。中国ではヴァイシュラヴァナに毘沙門という漢字をあてられたが、この毘沙門というのが多聞に通じたんだったかな?←ちょっとあやふや それが日本に伝わってきたため、毘沙門天と多聞天と2つの形を取ることになったってことなのかな? 七福神や単体としては毘沙門天で、四天王(Wikipedia)では北を守る多聞天という形。

 

多くの武将が必勝祈願 楠木正成(Wikipedia)の刀 第1の本尊 お前立は厳しい表情だが、ご本尊は穏やかな表情 家庭円満 毘沙門天は江戸時代に七福神(Wikipedia)に加わる

 

双身毘沙門天 男女が一体になっている 修行僧が拝む仏 庶民、武家、僧侶の毘沙門天を祀る →日本最初毘沙門天 毘沙門信仰の本山


第一の毘沙門天が庶民のための毘沙門天、双身毘沙門天が僧侶のための毘沙門天、兜跋毘沙門天は武将のための毘沙門天。このことから"日本最初毘沙門天"と呼ばれているとのこと。

 

七高山 山岳信仰の聖地 霊山に毘沙門天が祀られた理由? 前鬼後鬼(鬼夫婦)と役行者 葛城山で修行していた役行者は紫色の雲の中に光を見た 光は九頭龍滝から発せられていた 滝の中から竜の化身である金毘羅童子が飛び出してきた 4体の毘沙門天を彫り与える そのうちの1体が一番目の毘沙門


七高山(七高山(しちこうざん)とは|コトバンク)とは、比叡山・比良山・伊吹山・愛宕山・神峰山・金峰山・葛城山もしくは高野山のことを言うのだそう。全て山岳信仰(Wikipedia)の山。神峯山寺は役行者(Wikipedia)が開いたとされている。この方、蔵王権現を出現させた方でもあって、修験道の開祖。実在の人物だけど伝説が多いとか。神峯山寺を開いた際の伝説はtweetどおり。前鬼後鬼の鬼夫婦については、2体を左右に配して役行者像が納められているということ。

 

残りの3体は各地に飛び去る 1体は神峯山寺の北の峰 天台宗本山寺 元奥之院? 中の門は1603年豊臣秀頼により建てられた 本堂も秀頼が建てた 3体の1つが本堂に収められている 頭部以外は焼失、頭部以下は近年作られた ぼんぶ(←漢字出ない)邪鬼を踏む 右:妻の吉祥天 左:ぜんにし


その伝説の内の1体が神峯山寺の第一の毘沙門天。残り3体の内1体が本山寺(Wikipedia)に着いたと言われている。元奥之院?って書いているのは、本山寺が神峯山寺の奥之院であったと言われているという意味。なんと豊臣秀頼(Wikipedia)所縁のお寺だったのね? ぼんぶは凡夫(Wikipedia)のこと。変換できてたけどダメ夫っていう意味の漢字が出ちゃってると思って却下してた そういう意味もあるけど、こちらは煩悩にとらわれたものという意味らしい。ここでは邪鬼(邪鬼(ジャキ)|コトバンク)のことなのかな?

 

ぜんにし童子(←漢字出ない) もう一体の毘沙門天(名前聞き逃す)武将に信仰された形 宇賀神 豊作をつかさどる神→弁財天と結びつく 弁財天の頭頂部に乗せられる


本山寺の毘沙門天は、右に妻の吉祥天(Wikipedia)、左に息子の善膩師童子と共に安置されているのだそう。もう一体の毘沙門天はちょっと独特の形をしていたのだけど、名前を聞き逃した上に、本山寺のWikipediaにも記載がないので分からない。とぐろを巻いているような・・・ ちょっと違うか(笑)


宇賀神(Wikipedia)は唐突に出てきたけど、とぐろを巻いた蛇の体に人間の頭部がついた形。何故弁財天(Wikipedia)と結びついたんだっけ? 豊作ってことか! 

 

 

修験道 自然信仰+仏教 六根清浄 神聖な山に入り経を唱える 神峯山寺では修験体験ができる


修験道(Wikipedia)は自然信仰と仏教が結びついた形ということで、急に六根清浄(Wikipedia)って書いてるけど、画面の修験者さんたちが唱えながら山を登ってらしたので(o´ェ`o)ゞ 


毎年7月修験者により護摩がたかれる 木火土水 火は自然にないので起こす

 

けじょう院←漢字出ない 千日間護摩をたく 人を救うことが目的ではなく、人を救うことも修行の1つ 修行僧が仏へ近づくための手段


けじょう院は化上院のこと。護摩(Wikipedia)をたくというのは僧侶が神仏へ近づくための手段という説明だった。


飛鳥時代694年に開かれた神峯山寺 浄土信仰 阿弥陀如来の信仰が伝えられている 阿弥陀如来の伝説:千年前神峯山の麓で病魔におかされた人物が神峯山に参ると病気が治った→仏門に帰依 極楽へ往生する際、連れて行ってくれるのが毘沙門天→この信仰の形は神峯山寺のみ 阿弥陀如来と毘沙門天集合


694年って書いちゃってるけど、本当は697年。そもそもは修験道のお寺として開かれたけど、おそらく平安時代に阿弥陀信仰が伝わったのかな? 阿弥陀様の伝説に登場する人物の像も紹介されていた。神峯山寺の"阿弥陀信仰"の説明によると、この人物は橘輔元で、その息子忍恵が後に神峯山寺の住職になったらしい。

 

おみくじ 比叡山の良源(Wikipedia)が広める 神峯山寺のおみくじは漢文で書いてあるため、僧侶に読み解いてもらう必要がある 本来のおみくじの形 会話を通して自己解決させることが目的 寺本来の形に通じる


おみくじ(Wikipedia)の本来の形は、悩みを抱えた人が僧侶に相談し、説法を聞いても解決しなかった場合におみくじを引いて、それをもとにさらに僧侶が説法するという形なんじゃなかったっけ? たしか比叡山(天台宗総本山 比叡山延暦寺)では今でもこの形がとられていたはず。要するに、あくまで解決に向けての手助の手段であって、自分で解決しなければならないということ。


困った時、苦しい時は一心に祈る 仏の心に触れることで救われる

 

古都浪漫こころ寺巡り:毎週水曜 22:00~@BSフジ

古都浪漫こころ寺巡り|BSフジ

 

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【動画】予告ザムライ 『猫侍 南の島へ行く』最新予告編

2015-08-25 23:31:23 | 【動画】cinema

【動画】予告ザムライ 『猫侍 南の島へ行く』最新予告編

[映画]白猫は神だ!超ニャンコ盛り『猫侍』新映像

[写真]あわせてモフりたい!白猫と黒猫の恋にキュンとする『猫侍 南の島へ行く』フォトギャラリー



[写真]あわせてモフりたい!白猫と黒猫の恋にキュンとする『猫侍 南の島へ行く』フォトギャラリー |シネマトゥデイ


公開を楽しみにしている映画『猫侍 南の島へ行く』の最新予告編と、最新フォトが公開になったらしい! 玉之丞さまいつ見てもカワイイ


ということで、最新予告編をドゥゾ♪(っ'ω')っ)) 


[動画]映画『猫侍 南の島へ行く』予告編

 

 

 映画『猫侍 南の島へ行く』予告編

楽しみ

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【動画】真央ちゃんの花火

2015-08-24 23:01:43 | 【動画】MaoAsada

【動画】真央ちゃんの花火

先日、BSプレミアムで放送された第89回大曲花火大会を見ていたら、なんと浅田真央選手のソチ・オリンピックシーズンのFPピアノコンチェルト第2番に乗せて「トリプルアクセル in the sky」という花火が

 

 

これ本当に3回転半回っててビックリ! 残念ながら入賞は逃してしまったようだけれど、自分の中ではかなり感動 しかし、大曲花火大会のレベルが高くてビックリ! 隅田川花火大会のように高層ビルがない分、広々とした真っ黒な空バックの花火は本当に美しかった!

 

ということで、動画をドゥゾ♪(っ'ω')っ))

 

2015 大曲の花火 「トリプルアクセル in the sky」 芳賀火工

スゴーイ

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【Googleのロゴ】デューク・カハナモク生誕125周年

2015-08-24 00:23:15 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



デューク・カハナモク生誕125周年


ワイキキにいるあの人だよね?

とはいえ、ほとんど知らないので、毎度のWikipediaで調べてみた!


デューク・カハナモクDuke Paoa Kahinu Mokoe Hulikohola Kahanamoku)は

ハワイ出身のサーファー水泳選手である。


1890年8月24日、オアフ島に生まれる。純粋な先住ハワイ人である。

彼の父親も同じくデュークという名であったが、

これは1869年にハワイを訪問したエジンバラ公爵に由来する。


1912年 ストックホルム五輪では100メートル自由形であっさり優勝。リレーでも準優勝に貢献した。

1920年アントワープ五輪でも100メートル自由形優勝、リレー優勝。

1924年パリ五輪では100メートル自由形準優勝に終わった。


競技生活を引退した後は水泳とサーフィンの振興に力を注ぐとともに、ハリウッド映画にも数多く出演している。

1990年にはデュークの功績を称え、オアフ島のワイキキ・ビーチに等身大の銅像が設置された。


とのこと。

サーファーとしての詳しい来歴などはWikipediaで!


検索画面のロゴはこんな感じ


Hau`oli la hanau!

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【動画】『ジュラシック・ワールド』LEGOバージョン

2015-08-24 00:08:21 | 【動画】funny
【動画】『ジュラシック・ワールド』LEGOバージョン

「ジュラシック・ワールド」("Jurassic World")90秒LEGOバージョンが公開されたようだ。 (EW)


 

LEGOで映画やミュージカルを再現するシリーズ大好き 全部同じ人たちがやっているわけではないと思うけど・・・ 2時間超えの映画を90秒でまとめたのもスゴイ! 時々パロってるのもツボ

 

Jurassic World in 90 seconds (LEGO animation)

最高

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【cinema】『ジュラシック・ワールド』

2015-08-24 00:05:56 | cinema

'15.08.07 『ジュラシック・ワールド』鑑賞@TOHOシネマズ日本橋

 

続編が製作されているのは知っていたけど、実はあまり見る気はなかった。でも、TLでの評判がとっても良かったので、急遽見に行くことに。

 

 

ネタバレありです! 結末にも触れています!

 

「コスタリカの島にオープンしたジュラシック・ワールドは連日2万人を超える入場者で賑わっていた。グレイは運営会社のCEOである叔母を訪ねて兄と共にやって来るが、多忙な叔母は部下の女性に任せきり。部下を振り切りパークを堪能するも、新種の肉食恐竜インドミナス・レックスが檻から脱走してしまい・・・」という話。まぁ、恐竜に襲われてパニックになる話なので、ストーリー自体はそんなに重要視していないのかな? まぁ、人間ドラマを盛り込んだ傑作にすることも可能だと思うけれど、そうはなっていないし、そもそもそこを狙ってもいないのかも? まぁ、どれだけ恐竜を堪能できるかってことが重要だと思うので、そういう意味では成功していると思うし、とっても楽しめた

 

1993年公開の『ジュラシック・パーク』、『ロスト・ワールド / ジュラシック・パーク』、『ジュラシック・パークⅢ』に続く第4弾。前作からは14年を経ての続編ということで、キャストも一部を除き一新されているけれど、リブートではなくて続編となっている。毎度のWikipediaによりますと、2006年6月の時点でスティーブン・スピルバーグが4作目の構想があることを語っており、2004年には脚本も書き上がっていたようだけれど、この脚本はボツとなり長く延期されることになったらしい。2007年にはローラ・ダーンが出演依頼を受け、リチャード・アッテンボロー、ジェフ・ゴールドブラムも興味を示していたらしいけれど、結果的には彼らの出演はなかった。アッテンボローも亡くなってしまったし 2013年サンディエゴのコミコンで、スピルバーグは本作の製作を発表。2013年1月11日に3Dで撮影することと、2014年6月13日に公開すると発表したが、後にこれは否定された。3月14日にコリン・トレボロウが監督と共同で脚本を担当することを発表。グラント博士役のサム・ニールは出演に関心を示していたものの、出演の可能性は低いだろうと語っていたそうで、本作への出演はなし。2013年9月10日ユニバーサル・ピクチャーズは2015年6月12日に3Dで公開することを正式発表。2014年2月24日にヴィンセント・ドノフリオが悪役で出演することが決定。イルファン・カーンがパーク所有者として、1作目でヘンリー・ウー役で出演したB・D・ウォンが同役で出演することが決定。主役であるオーウェン・グラディ役はジョシュ・ブローリンとの交渉が決裂し、クリス・プラットに決定したのだそう。うーん。クリス・プラットで正解だったと思う 

 

噂されていた羽毛恐竜の登場はトレボロウ監督がTwitterで否定。海生爬虫類、夜行性の恐竜が登場することを示唆しており、海生爬虫類はモササウルスではないかと言われていたそうで、これは本作に登場し重要な役割を果たしている。ディアボルス・レックスという新種の肉食恐竜がメインとなると言われていたそうだけれど、これはインドミナス・レックスのことだよね? 

 

2015年6月12日に全米、世界各国で公開。オープニング週末3日間の興行成績が、全世界で5億2410万ドルという驚異的なヒット! それまでトップだった『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』を抜き、第1位を記録したとのこと 日本では当初は8月7日公開予定であったが、この世界的大ヒットを受けて、8月5日公開に繰り上げ、異例の水曜日公開となったとのこと。3日だけじゃん と、長々Wikipediaを見ればいいことを毎度毎度書いておりますが、自分用備忘メモとして残しておきたかったので(o´ェ`o)ゞ

 

何度も書くけどストーリー自体はシンプルだけど、人的ミスや予期せぬ問題などが重なって、大惨事となるわけで、そこに至るまでを無理なく描いていたと思う。小学生の弟グレイ・ミッチェル(タイ・シンプキンス)と高校生(かな?)の兄ザック(ニック・ロビンソン)が両親に見送られてジュラシック・ワールドに旅経つところから始まる。2人はアメリカ人かな? 恐竜オタクの弟はワクワクしているけれど、女の子のことで頭がいっぱいの思春期兄は全く興味がない様子。コスタリカの島では叔母のクレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード)が出迎えてくれるはずだったけれど、運営会社のCEOである彼女は超多忙で、数分話すのが精一杯。そもそも、甥っ子たちにもあまり興味がない様子。2人はクレアの部下の女性にワールド内を案内してもらうことになる。叔母のおかげでファストパスを使ってのVIP待遇だし、2人もその方が気楽というようなお年頃。ただし、子供代表として恐竜に襲われる役なのだから、2人きりになってくれなきゃ困るわけで、後に当然部下の女性とはぐれることになる。まぁ意図的にはぐれたんだけど(笑)

 

ワールドは公開を間近に控えた新種肉食恐竜インドミナス・レックスの管理で忙しい。オーナーのマスラニ社長(イルファン・カーン)も期待を込めている。そんな中、新たにアドバイザーとして雇われた元軍人のオーウェン・グラディ(クリス・プラット)は、凶暴なヴェロキラプトルを訓練しコントロールできるようになっていた。世界中の飼育員さんたちがマネした画像を投稿してネットを賑わせたあのシーンは、飼育員がラプトルの檻に落下してしまった際にオーウェンがしたポーズ。オーウェンとクレアが1度デートしたことがある間柄というのは、ラストに生きてくるわけだけど、パニックものにありがちな最初は反発していたけれど恋に落ちるパターン用でもある。2人がインドミナス・レックスの様子を見に来ると、体温を感知して個体の居場所を確認する装置(?)が反応しない。しかも檻の壁面には無数の爪による傷痕。まさか塀を乗り越えたのか? オーウェンは檻に飼育係と共に降りてみることにする。するとインドミナス・レックスはまだ檻の中にいた! そして2人を襲い、檻を壊して外に出てしまう!

 

『ジュラシック・パーク』の時点では、琥珀に閉じ込められた恐竜の血を吸った蚊からDNAを取り出し、恐竜を再生していたけれど、現在では技術が進みDNA操作で新種の恐竜を生み出すことが出来るようになっていた。巨大で獰猛な恐竜をというオーナーの希望に沿うため生み出されたインドミナス・レックスには、様々な恐竜の他にイカやカエルのDNAが加えられていたため、体温調節ができ、擬態することもでき、知能の極めて高い最恐の恐竜が誕生してしまったのだった。当然ながら、万が一恐竜たちがパーク内に出てしまった場合の対処法がマニュアル化されており、即座に指令が発動するけれど、インドミナス・レックスのスペックについては想定外で、屈強な男たちも次々犠牲になってしまう。

 

CEOとして指示をしつつも、甥っ子たちが部下とはぐれ2人きりで行動していること、ジャイロスフィアという全面ガラス張りの乗り物に乗ってパーク内に出たまま戻っていないことを知り、オーウェンと共に探しに行くことにするクレア。途中、2人がインドミナス・レックスに襲われた巨大草食竜を看取るシーンは涙が出た 一方の甥っ子たちも、心配する弟をよそに、ジャイロスフィアでコースをどんどん外れていく兄というのも王道パターン。当然ながらインドミナスに襲われる。襲われるけど当然助かる。2人は意外なサバイバル能力を見せ、途中ジュラシック・パーク時に放置されたジープを発見。なんと修理して動かせたりもする。一歩遅れて到着したオーウェンとクレアも、インドミナスに襲われつつ、彼らがここに立ち寄った手がかりを得る。当然ながら2人と合流できるのだけど、意外にも避難が始まっている広場的な場所だったりする。チビッコたち頑張ったね! まぁ、兄はチビッコってわけではないけど(笑)

 

一方、自らヘリコプターを操縦してインドミナス・レックス捕獲に向かったオーナーは、逆に襲われ墜落。命を落とす。イルファン・カ-----ン しかも、翼竜プテラノドンを大量に放出してしまう。部下の女性は兄弟たちの(というか大勢の来場者たちの)目の前で、プテラノドンにさらわれた挙句、巨大海生恐竜モササウルスに食べられてしまう。この部下の女性は彼氏との電話で夢中になって、甥っ子たちにまかれてしまうダメ部下ではあるけど、ここまでの目にあわなくてもという目に遭ってしまう。まぁ、パニック映画には必要な役ではある。この辺りテレビ画面とかで見るとCGが浮いちゃったりするのかな? そういう部分って解消されたりしてるのかしら? まぁ、いいけど(笑)

 

オーウェンとクレアは広場で甥っ子たちを発見! 思わず抱きしめてしまうクレアの安堵感は分かる。甥っ子たちへの愛情もさることながら、死なせてしまったら大変なことだし。すでに死者は多数出ておりますが・・・ 管理棟へ向かうジープの中で、もう離れないでと言うグレイに、絶対に離さないわと答えるクレア、でもグレイは彼だよ!彼に一緒にいて欲しいとオーウェンを指差という笑いも入れつつパニックは佳境へ。ここで今回の悪役ホフキンスが本領発揮。オーウェンがラプトルをコントロールできることに着目したホフキンスは、ラプトルを兵器として活用したいと考えていた。ホントにさぁ・・・ お金になればなんでもいいのかね? まぁでも、さらに被害を広げてしまう人物は必要。何度もこの方法を主張しては退けられていたけれど、オーウェンはここに活路を見出したようで、この案を受け入れる。ラプトルたちをパーク内に放ち、自分たちも後を追う。

 

一方パーク内では全島避難が呼び掛けられ、人々は次々に船で脱出。管理棟の人々も避難し始める。来場者の避難のメドがついたからかもしれないけれど、これはちょっと無責任では?思っていると、恐竜オタクの職員が1人残る決意をする。この小太りの彼がかっこよく見えるシーンではあるものの、思いを寄せていた同僚に彼氏がいることが判明してしまうというコメディシーンにもなっている。時々笑いを入れてくる感じは緩急になっていてよかった。そして何故かサッサと逃げないクレアと甥っ子たち。もちろん、この後最大の見せ場があるから!

 

インドミナス・レックスのDNAにはラプトルのDNAが使われていたため、4頭のラプトルをコントロールし始めるインドミナス。オーウェンたちも襲われてしまうが、オーウェンといい人飼育員としか説明のしようがないオマール・シーは当然無事。オマール・シーの役必要だったかな? まぁいいけど(笑) ラプトルたちが研究所内にいたホフキンスを襲い悲惨な死を遂げるのは悪役の務めとして、ヴィンセント・ドノフリオのムカツキ演技はよかったものの、この人そこまでの悪役でもなかったな。でもまぁ、悪役はあくまでインドミナスなのでOK。

 

やっと脱出しようとするクレアと甥っ子たち。しかしラプトルに襲われてしまう。オーウェンも合流するが、インドミナスに誘導されたラプトルたちは制御不能。とうとう囲まれてしまう4人。そこで必死に彼らを落ち着かせようとするオーウェン。彼を認識し出すラプトル。しかし、そこにインドミナス・レックスが現れ、ラプトルたちを襲い始める。必死に逃げる4人を執拗に追うインドミナス。どれだけ食べれば気が済むんだよとか思うけれど、前述の瀕死の巨大恐竜のことは捕食目的ではなく、殺すことを楽しむために殺したらしい。要するに狩りの練習? となれば、4人を追い詰めてることも楽しんでいるのかも? そんな中、恐竜オタクのグレイがインドミナスの歯が足りないという趣旨のセリフを言う。ここ、ネット上では、誤訳意訳が多いことで有名な某大御所の方が字幕担当だったため、誤訳ではないかと議論を呼んでいるらしい。どうやらグレイのセリフ"We need more teeth"は「歯がたたない」という意味を持つセンテンスだそうで、それを直訳的に訳してしまっていることが原因らしいのだけど、中にはそういう意図でも使っているのではないか?とおっしゃっている方もいる。自身はヒヤリングも全くできてないし、英語全然分からないので、正誤のほどは分からないけれど、要するにグレイの一言がヒントになって、クレアがある行動をとることになったということが重要。

 

クレアはある檻の前に松明(だったよね?)を持って立っていた。1人残ったオペレーターに檻のゲートを開けるように依頼。 T-REXのいる檻。クレアはかなりの高さのヒールにスカート姿でT-REXを先導するかのように激走! 彼女に食いつかんと迫って来るT-REX。主役は死なずのセオリーがあるとはいえ、やっぱりドキドキしてしまう。インドミナス・レックスと対峙したT-REX。2頭の死闘が始まる。インドミナス優勢か?となった時、現れたのがラプトルの一頭リーダーのブルー。そしてインドミナスに襲いかかる。王道過ぎるパターンだけどやっぱり感動してしまうし、ブルーを愛おしく感じてしまったりする。形勢逆転したT-REXが海にインドミナスを押し出す。するとモササウルスが現れてパクリΣ(=Д=ノ)ノヒィィッ!! よく考えるとモササウルスが一番スゴイんじゃと思ったりもするけど、ここはやっぱりT-REXでしょう。T-REX! T-REX!! T-REX!!!(V8! V8!! V8!!!口調で)と心の中で叫んでしまう。そして、よく考えるとこの状況は一難去ってまた一難なのでは?と思うけど、そこは何故か4人を襲うことなく去って行くT-REX。このT-REXは1作目に登場したのと同じ個体だそうで、1作目のラストではラプトルを捕食して、結果主人公たちを救ったんだよね? そのオマージュなのかな? 一頭のみになってしまったラプトルのブルーは、チラリとオーウェンを見るとT-REXを追って去って行く。ここもちょっと胸キュンポイント。彼女は彼女なりにオーウェンと信頼関係を築き、別れの時が来たことを悟ったということなのかな?

 

4人は無事脱出し、空港?港?のようなところで、クレアの姉であり甥っ子たちの母であるカレンと再会。グレイは両親が離婚してしまうのではないかと心配していたけれど、両親揃って迎えに来てくれた。まぁ、このグレイの心配自体が唐突で、取ってつけたみたいな感じだったので別によし。最後はクレアがオーウェンのもとに行き、「私たちこれからどうするの?」と尋ねると、「一緒にいよう」と答えてキスしてTHE END。あらあら(*/∀\*)イヤン と思ったりもするけど、チビッコも見るわけだから、このくらい分かりやすいハッピーエンドでいいと思う。王道過ぎる( ̄ー ̄)ニヤリなエンディングだった。

 

キャストは小者感漂う悪役のヴィンセント・ドノフリオが良かった。嫌なヤツ感満載。でも小者(笑) グレイ役のタイ・シンプキンスくんは上手かったしかわいかった。一作目と同じ役で出演のB・D・ウォンが『フォーカス』(感想はコチラ)に続きイイ味出してた。一作目でのことが全然覚えてないけど(笑) 前知識入れなかったのでオーナー役でイルファン・カーンが出ててビックリ。野心的で精力的ではあるけれど、正しくないことには毅然としてNoと言える人物を好演。とはいえアッサリ死んでしまって二度ビックリ(*`ロ´ノ)ノ  オーウェンのクリス・プラットはザ・ヒーローをイヤミなく演じてたと思う。特別コミカルなシーンでなくても、なんとなくコミカルというか、かわいらしく感じるのはクリス・プラットの個性ゆえ?

 

クレアのブライス・ダラス・ハワードも良かったと思う。読売新聞夕刊に載ったインタビュー記事によると、嫌な人と観客に拒否されないバランスを考えて演技したとのことで、コリン・トレボロウ監督に何度も確認したとのこと。まぁ、嫌な人ではなかったけど、前半はいい人とは言い切れなかったかな(笑) その辺りの演技も良かったと思う。ヒールでの激走は足首を強化して、スポーツ選手のように準備したそうだけれど、あのシーンはスゴカッタ! こういう作品の場合、俳優の演技って評価されにくい傾向にあるけど、こういう作品こそリアリティが必要になるわけだから、俳優の力量って大切だと思う。そういう意味で皆よかったと思う。

 

1作目は映画館で見たし、テレビなどで何度も見た。2作目は見たと思うけど全く記憶がない。3作目は見てないと思う。テレビで見たかも? そんな関心度だったシリーズだけど、新しく生まれ変わって楽しかった ストーリー展開、根底にあるメッセージ、ハラハラドキドキ感などは1作目にかなわないけど、かなり楽しめた。1作目のオマージュとかたくさんあるみたいなので、事前に見てから見ればよかった(´・ω・`)  とにかくCGがスゴイ! ジャイロスフィア乗たい! このテーマパーク出来たら絶対行くよね?(・∀・)ウン!!

 

シリーズ好きな方はオススメするまでもなく見てるよね(笑) 怖いけど残虐シーンはほとんどないので、チビッコにもオススメ。ご家族で是非 

 

『ジュラシック・ワールド』Official site

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2015-08-22 01:05:03 | cinema news

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