ここのところ思ったような戦績が上がっていない。場が悪いというのは言い訳。場が悪くても上っている株もあるではないか。この成績の悪さを分析しない限り、今後勝てる見込みが薄くなる。そこで、ない知恵を働かせて、とりあえず分析してみた。
1.地合に無頓着の悪い癖
少なくとも1-2ヶ月のトレンドを見る必要がある。私の場合、MBHから毎日メールがきて、その中に日経とジャスダックのトレンドに対する解説とテクニカル図表が載っている。これを見て、買い時か売り時かを判断すべきと思った。
2.銘柄に固執する悪い癖
投資の原則は分散してのリスク最少化である。株に投資する金額は限っているものの、このところ、スパークスに投じすぎてしまった。損益はスパークス次第となってしまったのである。これはやはりまずい。スパークスが日経平均と連動する(集めた金を日経で運用する会社だから、日経が下がると成功報酬が下がるため)ことはよく言われているし、いくら優良会社でも時のトレンドに左右されることをもっと冷静に考えるべきであった。かといって、今更大きな変更はできないので、方針としては、損益ゼロに戻ったとき、とりあえず、半分を処分する方針とする。
3.銘柄に固執しない悪い癖
上記と逆であるが、ある日トレンド転換が起こってしまう株がある。最近の新華ファイナンスがそうであったし、ここ2-3日のMBHがそうである。ここぞと思ったときは、その上昇トレンドに乗って、さらに買い増しする位のスタイルを採るべきであった。あまりに明日が読めないと思いこみすぎて、その日にとりあえず手じまいする方法は、上昇に転換した株については拙速であろう。
4.下落している株に興味をもつ悪い癖
確かに下落しきった株であれば、あとは反転しかない。また、そこから下落しても知れてはいる。しかし、下落してきた株というのは、皆が悲観して今後の上昇は見込めないと判断したからこそ、我先にと売ってきたその結果である。そこには隠された悪いインサーダー情報もあるかも知れない。疑心暗鬼となってしまい売った人もいるだろう。そうした株は、その後悪い下方修正の結果が出たり、転換社債発行したり、もっと悪いのは、昨年のアソシエントテクノロジーのように、不正経理が裏に隠れていたりする。それを回避するため、上昇基調を保っている株をウォッチ株として、先日整理しなおした筈である。ところが、スパークスの日足を改めて見ると、見事に山型を示している。25日移動平均線に届くやいなやすぐ下降に転じて、段々と安値を切り下げていくという、グランビルの法則が見事にあてはまるトレンドである。こうなると長期戦になるのは当たり前である。
5.分析結果と行動が相反する悪い癖
例えばイートレードやフェイス。ここまで落ちれば絶対に買いなのに、自分が買いたかった水準を上回ってしまうと、もう買い気が削がれてしまい、多少高くなっていても買わないという悪い癖。明らかに反転した場合は、単なるディトレーダーの売買ゲームとは異なるので、買い追随が正解なのである。昨日も、フェイスを266Kのその日の安値で指していたが、なかなか270Kあたりでもみあい下りてこなかった。そうするうちに、段々と上昇してしまい結局買わなかった。これはよくないパターンである。270Kを明らかに越えたと見たら、そこから仮に268K(25日に安値)を割っても、その日のフェイスの上げトレンドを信じて投資し続けるべきなのである。目先の値動きに惑わされすぎては買い時期を逸してしまう。そのためには、自分なりの信念を持ち、その値を超えたら自動的に買い出動すべきなのである。売りも同じである。機関投資家は人間の判断に全幅の信頼を置いていないという。それはトレーダーといえども人間なので、色々なことについ感情が入れ込んで判断を狂わせることがあるということをよく承知しているからである。従って、無理やり、ある段階からはシステム売買をさせるルールとなっているそうである。
以上、今日のところは思いつくまま、失敗の原因を自己分析してみた。このような分析を今後に生かさない限り、株をやっていても面白くないどころか、勝ったり負けたりでは貴重な時間を使って自分は何をしているのかと嫌になるばかりである。同じ思いを抱くこのブログの読者に、このような分析が少しでも役立てば幸いです。もし、コメントがあれば是非お寄せ下さい。
以上の反省から、本日のタイトルは「相場は複雑系」としてみました
1.地合に無頓着の悪い癖
少なくとも1-2ヶ月のトレンドを見る必要がある。私の場合、MBHから毎日メールがきて、その中に日経とジャスダックのトレンドに対する解説とテクニカル図表が載っている。これを見て、買い時か売り時かを判断すべきと思った。
2.銘柄に固執する悪い癖
投資の原則は分散してのリスク最少化である。株に投資する金額は限っているものの、このところ、スパークスに投じすぎてしまった。損益はスパークス次第となってしまったのである。これはやはりまずい。スパークスが日経平均と連動する(集めた金を日経で運用する会社だから、日経が下がると成功報酬が下がるため)ことはよく言われているし、いくら優良会社でも時のトレンドに左右されることをもっと冷静に考えるべきであった。かといって、今更大きな変更はできないので、方針としては、損益ゼロに戻ったとき、とりあえず、半分を処分する方針とする。
3.銘柄に固執しない悪い癖
上記と逆であるが、ある日トレンド転換が起こってしまう株がある。最近の新華ファイナンスがそうであったし、ここ2-3日のMBHがそうである。ここぞと思ったときは、その上昇トレンドに乗って、さらに買い増しする位のスタイルを採るべきであった。あまりに明日が読めないと思いこみすぎて、その日にとりあえず手じまいする方法は、上昇に転換した株については拙速であろう。
4.下落している株に興味をもつ悪い癖
確かに下落しきった株であれば、あとは反転しかない。また、そこから下落しても知れてはいる。しかし、下落してきた株というのは、皆が悲観して今後の上昇は見込めないと判断したからこそ、我先にと売ってきたその結果である。そこには隠された悪いインサーダー情報もあるかも知れない。疑心暗鬼となってしまい売った人もいるだろう。そうした株は、その後悪い下方修正の結果が出たり、転換社債発行したり、もっと悪いのは、昨年のアソシエントテクノロジーのように、不正経理が裏に隠れていたりする。それを回避するため、上昇基調を保っている株をウォッチ株として、先日整理しなおした筈である。ところが、スパークスの日足を改めて見ると、見事に山型を示している。25日移動平均線に届くやいなやすぐ下降に転じて、段々と安値を切り下げていくという、グランビルの法則が見事にあてはまるトレンドである。こうなると長期戦になるのは当たり前である。
5.分析結果と行動が相反する悪い癖
例えばイートレードやフェイス。ここまで落ちれば絶対に買いなのに、自分が買いたかった水準を上回ってしまうと、もう買い気が削がれてしまい、多少高くなっていても買わないという悪い癖。明らかに反転した場合は、単なるディトレーダーの売買ゲームとは異なるので、買い追随が正解なのである。昨日も、フェイスを266Kのその日の安値で指していたが、なかなか270Kあたりでもみあい下りてこなかった。そうするうちに、段々と上昇してしまい結局買わなかった。これはよくないパターンである。270Kを明らかに越えたと見たら、そこから仮に268K(25日に安値)を割っても、その日のフェイスの上げトレンドを信じて投資し続けるべきなのである。目先の値動きに惑わされすぎては買い時期を逸してしまう。そのためには、自分なりの信念を持ち、その値を超えたら自動的に買い出動すべきなのである。売りも同じである。機関投資家は人間の判断に全幅の信頼を置いていないという。それはトレーダーといえども人間なので、色々なことについ感情が入れ込んで判断を狂わせることがあるということをよく承知しているからである。従って、無理やり、ある段階からはシステム売買をさせるルールとなっているそうである。
以上、今日のところは思いつくまま、失敗の原因を自己分析してみた。このような分析を今後に生かさない限り、株をやっていても面白くないどころか、勝ったり負けたりでは貴重な時間を使って自分は何をしているのかと嫌になるばかりである。同じ思いを抱くこのブログの読者に、このような分析が少しでも役立てば幸いです。もし、コメントがあれば是非お寄せ下さい。
以上の反省から、本日のタイトルは「相場は複雑系」としてみました
いやぁー 悪い癖 そのまま該当しますよ。
特に4、下落している株に興味をもつ悪い癖
と 5、の 自分が買いたかった水準を上回
ってしまうと、もう買い気が削がれてしまい、
多少高くなっていても買わないという悪い癖
自分の思い込みがありすぎて相場についてい
けない。これじゃもうからないですよね。
これからでも、全然遅くない。お互いに癖を
直して頑張りましょう!
SHINさんと同じで、とくに4と5は耳が痛い気がしました。
とても面白いブログですね。
また遊びに来させてください。
わかっちゃいるけどやめられないという悪い癖。
早速、ブックマークさせていただきました。