明日のモニタリング銘柄（３．２．２０２１）

明日、３月２日のモニタリング銘柄です。

１．６７２７ワコム
　この株、最後に押されてOSCを－１％の３５％まで落としております。モニタリングの理由は、いわゆる乖離幅です。２月１８日にOSCが３３％をマークしたこの株、その後この水準を割ることがなく、今日も３５％。そうなると２月１８日の終値である７８４円が乖離幅算定の基準点となります。２月２６日の安値の７６４円との差が２０円ですが、この幅が大きいほど反発のエネルギーが溜まっているとみます。もちろん、明日以降押されてOSCが３３％より下に行けば、この公式は仕切り直しとなります。そういった視点でちょいとモニタリング。今日のVWAPに対しては、かろうじて上回って終了しております。

２．６６１２バルミューダ
　この株、指数値は１２月２９日の５２００ポイントに対して、今日で６７５０ポイントと高めですが、OSCがをきちんとコンバージェンスしてきました。２４％→３１％の７％高です。RSIも＋５％の２０％です。VR改は２月２２日の２５％に対して、５０％と回復？してきております。いわゆる底打ち。１月２１日にはVR改が１７３６％まで行った株です。乖離幅は２月２４日のOSCが２４％をマークしたときの終値６４８０円に対して、今日の安値は６０５０円。その差何と４３０円もあります。この大きな乖離幅とOSCの着実な上昇を評価しての、明日のモニタリング銘柄です。このパターンに入って上がるケースは、大前提として、明日、この株の安値・高値が今日よりも上に行くことが条件です。もし、割れた場合には更なる下押しがあることに留意。

３．２４１３エムスリー
　OSCを再度５０％に乗せてきました。大きく安値も更新。２２日の８６８０円を簡単に突破して上昇気流に乗っていくのか注目。

４．９６１３NTTデータ
　どこかが目標価格を上げて今日は大きく伸ばしてOSCが＋１４％の５３％です。水平飛行に入った航空機のようです。ここから滑走路まで戻ることはないでしょう。他の指標もまだ上げ余地あり。

以上です。

４４７７BASEについて

本日のモニタリング銘柄のうち、４４７７BASEだけマイナスに沈んでおります。このあたりの分析をしてみたいと思います。

まず、この株の金曜日のトレンドとしては、OSCが４２％→３９％へと下降トレンドでした。いわゆるコンバージェンスはしていなかった点が１つ。
そして指数値も１月２８日の８０５０ポイントに対して、金曜日はまだ９３７０ポイントと高く調整できていなかったのが２つ目の理由かと。今日は更に落ちて８６６０ポイントですが、この下落相場の中では１月７日の６６５０ポイントあたりまで落ちるまで待つべきだったのかも知れません。

これが、今日高値・安値も更新しながらも、マイナスに沈んだ理由かと。まだ、高値掴みの方の売りに晒されているということでしょう。

この株はOSCをもう１段落とし、まだ高いRSIの調整を待つ必要があるのかも知れません。いずれにしても、２月１６日の高値の１４２９０円、その時のOSC値が６９％ですから、そこからの下落トレンドがいつ、どのような指標の変化で転換するのか、そしてどのようにして上昇気流に乗るのか、しばらくウォッチして行きたいと思います。