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株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(11.5.09)

2009-11-04 21:11:06 | 明日のモニタリング銘柄
■今日の3分間ドラッカー:

 『情報システムの究極の効果は不意打ちがなくなることである。』
               (明日を支配するもの)

 情報システムが全くないビジネスを考えてみれば、この「不意打ち」という言葉の意味が少しは分かると思います。月末になって伝票の束をひっくり返さなければ、当月のビジネスがどれほど損をしたのか得をしたのか分からない世界なら、あっっと驚く赤字だったり、予想外の黒字だったり、いずれにしても不意打ちを食らうことになります。

こうして考えれば、情報システムというのは会社組織にかかわる人々の距離と時間を限りなく縮めるものであると思います。いわば、現状認識において一体化しておれば、何が起きようとも想定の範囲ということになりますね。

筆者が働いていた会社の情報システムで最も印象的なのは、自分が担当するビジネスの売上げとコスト、そして粗利と純利益が、いつでもリアルタイムのデータとして、キーを叩くだけで出てきたシステムでした。しかも、全世界のビジネスセグメントの採算状況までも一望できる優れものでした。

これだと不意打ちどころか、一切合切が丸見えですね。

さて、明日のモニタリング銘柄です。

1.2914日本たばこ産業(25万円割れからの反発に乗る形で)
2.6902デンソー(申し分ない押され方)
3.4091大陽日酸(11月13日中間決算が悪いのか?)
4.5002昭和シェル石油(地味系だがテクニカルに好位置)
5.2175エス・エム・エス(連続OSC35%は異例か。)
6.4813ACCESS(反転の機会さえあれば。OSC29%)
7.6871日本マイクロニクス(1354円が死守できれば。かすかな胎動)

以上です。
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下落を止めるのがやっとか?

2009-11-04 11:18:55 | 株に出会う
全市場とも25日移動平均線を2-3%下回る水準で停滞中です。ダウも99%どころで止まっているので、それ以上に日本市場が行くのはそれは無理な情勢ですね。

まだ中途半端な下落に留まっております。これでは、売り買いが静かに交錯するのもやむを得ません。散発的な市街戦が見られる程度。

日経平均もOSCは+2%の41%とコンバージェンスはしておりますが、10月30日の45%を抜かないことには勢いがつきません。ここは皆さん、様子見ではないでしょうか。

何しろ、肝心のNY市場が、チョイと散弾銃(著名アナリストの金融株の悲観見通しなど)が撃たれただけで、脱兎の如く逃げ出すようでは、安心して買いには入れないと言うものです。

しかし、ルービニNY大学教授も、今すぐグローバル・アセット・バブルが弾けるなどと一言も言っておりません。むしろ、まだ今の脆弱な金融情勢からは、アセットバブルは続くだろうと賜っているほどです。

新興国の市場も調整をしかかっているようですが、ここは本来は逆張りに転じても良さそうな局面ですが、皆さん怯えに怯えておりますので、雇用統計の結果が発表されるまではこうした退屈なる相場が続くことでしょう。

前場は、唯一の持ち越しの9438エム・ティ・アイは調子良く上げておりますが、今日が決算日です。上方修正はなかったので、期待通りだと思われます。決算をまたがっては持ち越さない主義ですので、少し早めでしたが、219500円で利確。頭はいりません。

後は、6417SANKYOの騙しにあっての-10円での撤退トレードのみ。後場は、この退屈相場で暗躍しそうな4100戸田工業あたりをウォッチしてみたいと思います。この戸田工業、怪しげな雰囲気が充満しておりますね。

その他は、9020JR東日本が順調。騙し上手の6417SANKYOも要注意。

金は思ったほど日本では上げなかったですね。田中貴金属の相場では+43円でした。100円ぐらい上げるかと思っておりましたが、円高が災いしているようです。それにしてもこの会社のスプレッドは大き過ぎ。73円もあります。以前は20円ぐらいだったのに、急にスプレッドが拡大したので、メールでクレームを付けたのですが、要領を得ない説明でした。まあ、世界から認められたゴールドのブローカーですので強気なのでしょう。
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海外市場概況(11.3.09)

2009-11-04 06:53:11 | 市場概況
11月3日(火)の海外市場概況です。

◆ドル・円:90.31円(前日同値)OSC51%(-3%)10月23日の63%から円高進行中。
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.27813%(前日比-0.00125%)11月3日現在。再度金利下げ始める。
◆米10年債利回り:3.469%(+0.049)-11月3日終値。
◆シカゴ日経先物:9810円(円建て、大証終値比-20円)
◆NYダウ:9772ドル(-18ドル)OSC42%(+2%)10月28日の38%から緩やかに上昇基調へ。

欧州株は金融株主導で下落。ダウは、バフェット率いるハザウエイがバーリントン・ノーザン・サンタフェという鉄道会社を、これまでの最大の投資額である260億ドルを投じて買ったというニュースで小幅安にとどまっております。

今、何故鉄道会社なのか?バフェットは、原油価格がこれから高騰することを念頭に、トラック輸送に対する鉄道の優位性を見ているようですね。であれば、日本のJRあたりももっと評価されて然るべきか。

今日のトップニュースは、インドがIMFから200トンの金を買ったことで、金が1オンス1088.5ドルの史上最高値へと上り詰めたことです。これが他国また投資家の金買いに火を付けたようです。

インドは10月19日から30日にかけて市場価格で、総額67億ドルで買ったとのことですが、これは少なくとも過去30年間での短期取引での記録。インドは、これまでの350トンの金保有高を一気に550トンまで増やしました。

中国もこれに続くのではとの観測がしきり。中国は2003年から金保有高を76%増やし、現在は1054トンで世界第6位。(第1位はダントツでFRBの8133トン、以下ドイツの3412トン、IMFの3217トン=売却前、イタリアの2451トンと続く。)

IMFは403.3トンを売却すると発表済みですので後200トン少々です。

なお、欧州時間にユーロが下落したのは、欧州委員会が金融機関の追加損失が4000億ユーロに達すると発表したため。

また、ポルトガル中銀のコンスタンシオ総裁が、「クレジット・デリバティブ市場の巨大なリスクは静かに存在する」と述べているのがいささか不気味。

最後に、モルガンスタンレーが、インテルなど米半導体株のレーティングを引き下げております。日本市場も今日の半導体株は要注意。
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