いくら外人の買い越しがあったとはいえ、この上げようは尋常ではありません。ボラティリティの高い相場といってしまえばそれまでですが、ならば、下げる時もダイナミックに下げないと、話のつじつまが合いません。
今日で日経平均のOSCは+3%の65%まで上昇。396円も上げた割にはOSCの上げ幅が少ないのは、多分、データ取得期間(28日)の関係でしょう。ちょうど、今日のデータから、あの8.17のデータが反映され始めているのです。あの日の下げが強烈だったので、396円も上がってもOSCの上昇はたったの3%です。
明日はその8.17のデータが外れますので、OSC値は更に上に行くかと思います。外部環境が良ければ、明日も続伸して終わるということも考えられます。ちょうど、そうした潮目を迎えているようです。
マザーズ指数とヘラクレス指数も、日経平均を急追し、ついにOSCを65%、66%に上げました。何だかんだと言っても、新興市場も主力市場に同期するという訳です。6月6日に日経平均がOSCを63%まで上げて当時のピークをマークした時、マザーズ指数も69%で同じくピークを付けております。その後、各市場とも大きく調整に入っております。その時の再来が明日あるとは言いませんが、そうした位置取りにあることは頭の隅に入れておいた方が良いかと思います。
ちなみに、NYダウをOSCのテクニカル分析だけで見ると、ひょっとすると14000ドル台を一時的にせよ、回復するのかも知れません。その後は達成感から調整するかと思います。
【明日のモニタリング銘柄】
1.2459アウンコンサルティング
フルスピードの好調さに刺激されてか、この株も地力をどんどんと発揮してきました。今日の高値でほぼ8月末から9月の初めにかけての高値に並びました。このレベルを抜けると200K以上が視界に入ってきますが、この時期にしてはOSCがまだ+3%の39%(RSIは+1%の59%)という低水準が、果たして明日はどう出るのか注目の株です。しかし、遅咲きの株ですね。これは。
2.4238ミライアル
これも新興市場では出遅れていた銘柄。じわじわと下値を切り上げながら戻しております。まだOSCも+2%の41%でRSIも+4%の36%です。地合が悪くとも独歩高を演じることもある株です。半導体関連の銘柄に影響を受けますので、それらに注意しながら、もう一段の上昇があるのかどうか注目。
3.6871日本マイクロニクス
今日の出来高と2580円の厚い壁を巡る引け前の攻防は久し振りに見応えがありました。さすがにファンドもここまで売り込んで、最後は玉が切れたといった風情でした。しかし、株には好事魔多しです。明日はすんなりと上げる筈ですが、もし地合が悪いともう一度だけ押してから、少しずつ下値を切り上げるかも知れません。それにしても、長い長い道のりです。一度に200-300円上げるか、一旦今日の乱戦の疲れを癒すために大人しくなるか、いずれにしても明日が勝負どころかと。
4.7236ティラド
9月3日の640円の高値にあと一息です。しかし、OSCは+4%の66%と高い水準にあることに注意。いつ調整に転じてもおかしくない高さですが、この株は5月、6月あたりはOSCを70%や80%にまで何日も上げていました。その頃の勢いが取り戻せれば、明日は640円の節目から続伸し660円あたりまでくれば、もう700円も視界に入ってきます。そうなる一里塚を明日は辿るのか、それとも、640円で息切れするのかに注目。何しろ08年は営業利益が2.1倍を見込む会社です。
【ピークアウト売り候補銘柄】
・9650テクモ 売り
7月5日6月中間期が前年の2倍でした。以後、8月17日には一旦1031円まで戻した後はほぼ一直線での上昇です。今日でOSCも81%に、RSIも89%にまで達しております。明日はまだ高値を追う構えですが、その後地合がもし悪化すれば、ここは一服入れないともう体が持たないレベルかと思います。逆日歩がついていることも、ここまでの上昇を後押ししているのでしょう。相場急変時のみ注目。
・5479日本金属工業 売り
こちらは逆日歩はつきません。OSCは4%落として60%です。8月7日の安値の570円までは行き着きましたが、ここから600円を超える勢いが削がれようとしております。5491日本金属や5563日本電工など非鉄関連も同様な値動きでした。一蓮托生で更に下落するかどうか?
以上です。
今日で日経平均のOSCは+3%の65%まで上昇。396円も上げた割にはOSCの上げ幅が少ないのは、多分、データ取得期間(28日)の関係でしょう。ちょうど、今日のデータから、あの8.17のデータが反映され始めているのです。あの日の下げが強烈だったので、396円も上がってもOSCの上昇はたったの3%です。
明日はその8.17のデータが外れますので、OSC値は更に上に行くかと思います。外部環境が良ければ、明日も続伸して終わるということも考えられます。ちょうど、そうした潮目を迎えているようです。
マザーズ指数とヘラクレス指数も、日経平均を急追し、ついにOSCを65%、66%に上げました。何だかんだと言っても、新興市場も主力市場に同期するという訳です。6月6日に日経平均がOSCを63%まで上げて当時のピークをマークした時、マザーズ指数も69%で同じくピークを付けております。その後、各市場とも大きく調整に入っております。その時の再来が明日あるとは言いませんが、そうした位置取りにあることは頭の隅に入れておいた方が良いかと思います。
ちなみに、NYダウをOSCのテクニカル分析だけで見ると、ひょっとすると14000ドル台を一時的にせよ、回復するのかも知れません。その後は達成感から調整するかと思います。
【明日のモニタリング銘柄】
1.2459アウンコンサルティング
フルスピードの好調さに刺激されてか、この株も地力をどんどんと発揮してきました。今日の高値でほぼ8月末から9月の初めにかけての高値に並びました。このレベルを抜けると200K以上が視界に入ってきますが、この時期にしてはOSCがまだ+3%の39%(RSIは+1%の59%)という低水準が、果たして明日はどう出るのか注目の株です。しかし、遅咲きの株ですね。これは。
2.4238ミライアル
これも新興市場では出遅れていた銘柄。じわじわと下値を切り上げながら戻しております。まだOSCも+2%の41%でRSIも+4%の36%です。地合が悪くとも独歩高を演じることもある株です。半導体関連の銘柄に影響を受けますので、それらに注意しながら、もう一段の上昇があるのかどうか注目。
3.6871日本マイクロニクス
今日の出来高と2580円の厚い壁を巡る引け前の攻防は久し振りに見応えがありました。さすがにファンドもここまで売り込んで、最後は玉が切れたといった風情でした。しかし、株には好事魔多しです。明日はすんなりと上げる筈ですが、もし地合が悪いともう一度だけ押してから、少しずつ下値を切り上げるかも知れません。それにしても、長い長い道のりです。一度に200-300円上げるか、一旦今日の乱戦の疲れを癒すために大人しくなるか、いずれにしても明日が勝負どころかと。
4.7236ティラド
9月3日の640円の高値にあと一息です。しかし、OSCは+4%の66%と高い水準にあることに注意。いつ調整に転じてもおかしくない高さですが、この株は5月、6月あたりはOSCを70%や80%にまで何日も上げていました。その頃の勢いが取り戻せれば、明日は640円の節目から続伸し660円あたりまでくれば、もう700円も視界に入ってきます。そうなる一里塚を明日は辿るのか、それとも、640円で息切れするのかに注目。何しろ08年は営業利益が2.1倍を見込む会社です。
【ピークアウト売り候補銘柄】
・9650テクモ 売り
7月5日6月中間期が前年の2倍でした。以後、8月17日には一旦1031円まで戻した後はほぼ一直線での上昇です。今日でOSCも81%に、RSIも89%にまで達しております。明日はまだ高値を追う構えですが、その後地合がもし悪化すれば、ここは一服入れないともう体が持たないレベルかと思います。逆日歩がついていることも、ここまでの上昇を後押ししているのでしょう。相場急変時のみ注目。
・5479日本金属工業 売り
こちらは逆日歩はつきません。OSCは4%落として60%です。8月7日の安値の570円までは行き着きましたが、ここから600円を超える勢いが削がれようとしております。5491日本金属や5563日本電工など非鉄関連も同様な値動きでした。一蓮托生で更に下落するかどうか?
以上です。