おととい、昨日と仙台空港に行った。
送迎だから、二日間になったというわけだ。震災から二か月がたち、私たちの生活はおおむねもとに戻った。
重い水汲みやらの後遺症で、接骨院に通うことになったりしたが、中断されていた学校も再開したし、テニスも始まった。
仙台空港は仙台市から南、岩沼市というところにあるのだが・・信号がまだ復旧していなかった。多摩警察署のパトカーがおいていあり、警察官の方が、信号のポイントすべてに立って、交通整理をしていた。
空港近辺の見慣れた食堂は、軒並休業。そのままの姿で放置されているようでもあった。ところどころに、壊れた車の山ができている。
改めて、眺めてみて・・・ここは、避難場所がない。眞っ平らな平地が続いている。それも海のそばに・・。唯一逃げられるところがあるとしたら、仙台空港のターミナルビルだろう。他に高い建物はない。
食堂でほっと食事をしていた人もあったかもしれない。そばを茹でていた人もいたはずだ。その人たちは無事に逃げられたのだろうか・・・。海からの距離を考えると相当に早い時期に、ありえない英断をしない限り、助かれなかったのではないか。
二か月たって、今、改めて震災のむごさを感じた。
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