どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

腰が・・・・いたい

2009-12-09 07:28:25 | おっとこどっこい

昨日は腰が痛くて・・半日起き上がれなかった。

冬になると、気持ちの中で、あれも、これもやっておかなきゃ・・と、思う。それらが全部腰に悪いとは思わないが、漬物をつけること これは絶対に腰に悪い。

一週間前に沢庵を漬けた。昨日は、青菜と白菜を漬けた。漬け込み作業の中で・・腰が痛いなあとは思っていたのだが・・重石を持ち上げたところで、はっきりこれはだめだ~と自覚した。

それ以後ちょっと動けない。仕方ないので午後の大半をゆっくりいすの上で過ごした。

子供のころ、近所には腰がまがって歩き辛そうにしている、おばあさんたちがたくさんいた。家事労働は確かに腰に負担がかかる。今、これだけ家事を負担してくれる電気機器がそろっていても、尚腰が痛いのだ。その昔、水を井戸から汲み上げていた頃などは、もっともっと腰に負担がかかったろうと思う。

今、私は意識して、伝統の食文化を食卓に取り入れている。誰もが、買ってきて食べた方が楽だと思ってしまったら、継承という大事な作業がすっぽりと抜け落ちてしまうではないか。私自身、もう少し母にきちんと聞いておくべきだったと後悔しているから。

ただ、幸いなことに、私は子供の頃から、家族の中での作業で、子供に割り当てられた手伝いもしたし、何度も味見もさせてもらったから、色々なことがある程度理解できる。

かんぴょうを干して作っていた祖母の手伝いで、かんぴょうを剥いたこともある。渋柿を吊るして作る、つるし柿(干し柿)も作る手伝いもした。味噌を作るところも見ていた。これらは家族それも、女性の年中行事だった。

祖母は柏の葉を取ってきて、柏餅も作ってくれた。柏の葉の香りがきちんと餅についている、祖母が作る以上に美味しい柏餅を私は知らない。祖母が亡くなってしまったときから、柏餅は私の好物ではなくなった。

季節の行事にあわせて、季節のものを作る。家族でそれを味わうことが、日本の文化、日本の食文化を継承することだと思っているから、息子にはせっせと母親の手料理を食べさせている。

節分に海苔巻きを食べることが伝統だっただろうか・・? 私のふるさと岡山ではそんな風習はなかった。それよりも、大豆を炒って、歳の数だけ食べることを教えられた。どうも、文化の継承が、マスメディアによって違うものに変えられていくような気がする。それも、作る文化ではなく、買う文化の方へ移行している。企業として、宣伝効果で売り上げを伸ばそうとするのは、成功例と言えるのだろうが、受けての側はもう少し考えがあってもいいのではないかと危惧するのは、私だけだろうか・・・。

ただ、保存食作りは確かに腰には悪い。あなたは、腰を痛めても、将来腰に重大なトラブルを抱えることになっても、食文化の継承にこだわりますか?

うーん。

つまり、こういうことで、食文化の継承がなくなっていくのかもしれない。

加えて椎間板ヘルニアを持病に持つ私には、さらに過酷な選択が迫られるのかもしれない。

 


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