万月堂通信

知床半島、標津町にある民宿「万月堂」から日々の出来事やアウトドアー情報(登山、シーカヤック、釣り、狩猟等)を発信します。

厳寒の薫別温泉

2013-01-07 | 観光、温泉
 先日、来月から北欧ノルウェーに海外遠征するメンバーが遊びに来てくれました。

 この遠征少し前に聞いてはいたのですが、メンバー全員カヤッカーなのでてっきりカヤックでの遠征だと思っていました。

 来てから話を聞いてみると、今回は140キロの距離をスキーで橇を引っ張りながら踏破するというものらしいのです。

 冬のノルウェーでは全土にスキーで踏破するコースが広がっていて、なかには20キロ位ごとに山小屋が設けられているコースもあるそうです。


 今回うちに寄ってくれたメンバーはこの年越し、遠征前のトレーニングで道北のサロベツ原野を縦断してきたそうです。


 折角なんでうちでもスキーをやってもらいました。

 午前中、自宅周辺でシカ猟。もしシカが獲れたら、その運搬がいいトレーニングになるかと思ってたんですが、残念ながらシカに出会えませんでした。

 ナミの体重でもぬからなくなったので自由に歩いてます。


 午後からうちの坊主二人も誘って薫別温泉に・・・

 山に入ると途端に雪が深くなる!無雪期車止めのあるゲートは雪の下。ここからは脛から膝くらいのラッセルに、うちの子供二人に先に行かせてラッセルをさせるが、速いこと、速いこと!


 奥に進むにつれ雪は多くなります。


 思ったより時間がかかりました。約二時間半。道から温泉に降りて行く坂道は雪崩れそうな感じで、ツボ足で胸までぬかった。


 いつもの様にバケツを持参したが、手を入れると丁度いい温度だった。

 気温はマイナス10度くらいか?谷間にはすでに陽は注がず、裸になるのに覚悟します。入ってしまえば極楽!!

 (危険を察してか?入ると言わなかった次男坊に撮影を頼みました。)とてもすぐ出る気にはなりません。 タオルを外で振り回すとあっという間に凍ってカチカチです。

 

 車に戻ったらちょうど真っ暗になりました。

 ノルウェーの土産話が楽しみです!!

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