大雪山は北海道の中央にある2000メーター級の山を有する山地の総称である。今回はその中のトムラウシ山(2.141メーター)に行ってきた。コースは層雲峡で宿泊して翌朝、沼の原登山口を出発、沼の原、五色岳、化雲岳を経由してヒサゴ沼避難小屋で野営。翌日、トムラウシ山を経てトムラウシ温泉に至るもの。黒岳や旭岳のある表大雪に比べてアプローチが長いので比較的静かなエリアである。
五色が原付近から高層湿原が点在する沼の原を振り返ると、昨日の大雨がうその様に晴れ渡った空に石狩連峰、ニペソツ、ウペペサンケの懐かしい山並みが続いていた。
実は大雪山を訪れるのは約30年振りである。学生時代に当時の環境庁のアルバイトで一ヶ月ちょっと白雲岳からトムラウシにかけての区間をゴミや高山植物のパトロールもしたし、クマの調査で春から秋にかけて何日も歩き回った懐かしい場所だ。
五色が原の花畑の向こうに目指すトムラウシ山が見えた。やはり大雪山の花畑はスケールが全然違い本州の山慣れしたお客さんもびっくりしていた。
稜線上の主登山道は整備が行き届いてそれほど荒れていなかった。特に高山植物の群落地や湿地は木道が整備されていた。ただ、そこに至る各登山道はかなり荒れていて折しも大雨の後だけに水溜りと泥で靴の中までグッチョリと濡れてしまった。
五色が原付近から高層湿原が点在する沼の原を振り返ると、昨日の大雨がうその様に晴れ渡った空に石狩連峰、ニペソツ、ウペペサンケの懐かしい山並みが続いていた。
実は大雪山を訪れるのは約30年振りである。学生時代に当時の環境庁のアルバイトで一ヶ月ちょっと白雲岳からトムラウシにかけての区間をゴミや高山植物のパトロールもしたし、クマの調査で春から秋にかけて何日も歩き回った懐かしい場所だ。
五色が原の花畑の向こうに目指すトムラウシ山が見えた。やはり大雪山の花畑はスケールが全然違い本州の山慣れしたお客さんもびっくりしていた。
稜線上の主登山道は整備が行き届いてそれほど荒れていなかった。特に高山植物の群落地や湿地は木道が整備されていた。ただ、そこに至る各登山道はかなり荒れていて折しも大雨の後だけに水溜りと泥で靴の中までグッチョリと濡れてしまった。