2009年9月22日(火) 銀座 山野楽器 山田俊之先生
ボディーパーカッションは、簡単に言えば、体を打楽器のように叩いて楽しむもの
以前に発表会で、ボディーパーカッションを取り入れて好評だった。
それは、本で読んだだけだったので、いつか実際の様子を見てみたい、セミナーに行きたいと思っていたのが、やっと行けた
ボディーパーカッションは、音楽性を育てる、豊かにするということよりも、コミュニケーション能力を養う目的を持っている。
山田先生自身は小学校の教員で、クラスの協調性を高めるために効果があったそう。
山田先生がおっしゃっていたこと。
「間違え」はない。間違えても笑える、ごまかせる気持ちが大事。
難しいことをやると緊張感ができてしまうので、楽しんでやれることを。
全員が絶対にできることを必ず1つ入れる。
先生がやっている指揮を生徒たちにやらせたり、自分の作ったものをみんなが真似たりすることで、自尊感情を向上できる。
間違えはないし、即興的にできるので、“みんなに認められた”という成功体験を積み重ねていくことができる。
内容は、私の覚え書きになっているので、細かいです…
・マーチやサンバのリズムに乗って移動→指定された人数で集まって簡単な自己紹介(テーマを設けるといい)
コミュニケーション能力が低いと、「集まる」ということができない。
近くにいる人同士で、声を掛け合って「集まる」ことが大切。
・ハンカチを回したら拍手、投げたら拍手。
フェイントをすると、子どもたちは大興奮
・手を回したら拍手。
肩から、手首からなど回す大きさで、拍手の音量も変える。
・両手を互い違いに上下に動かし、交わるタイミングで、手を叩かせる。
これと手を回すのを組み合わせる。
これらは子どもでもできることなので、ドキドキしながらもやって、
認められる(みんなが自分を見てやってくれる)成功体験を積み重ねていくと、人前に出ることや、コミュニケーションをとることに積極的になれる。
・“トン、トン、トン”のリズムで、手・お腹・ひざ・おしり・肩・おでこを叩く。
先生がやるのを見て真似して叩く。コール・アンド・レスポンス・
生徒たちの様子を見て、簡単なことから、ちょっと刺激のあるレベルも入れ、最後は全員が絶対にできることで終える。
下から上、上から下、同じところを2回、などは簡単。
・「手拍子の花束」3~4パートでできる、山田先生の曲。
生徒たちのレベルによって、リズムを変えたり、回数を変えたり、足を加えたりするとよい。
自由に創作できる場面も作る。少人数で相談したり、大人数で相談したりしてオリジナルを作っていく過程が大切。
創作には「引き出し」が必要。ほかの人のを見て学ぶ。
・興奮してくると、テンポが速くなる。
それを無理やりきっちりしたテンポに抑えようとすると、緊張感が出てくるので、上手に心を落ち着けさせることが大切。
・「手拍子の花束」を「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」に応用することができる。
これらを実際にやっている幼児や養護学校の生徒たちの様子をビデオで見せてくださった。
みんな楽しそうで、一生懸命で、簡単なことだけど、みんなで楽しさを分かち合っているのが、見ている私たちにも伝わってきた
私の教室には、ありがたいことに、子どもでも大人でも、ステージを怖がって発表会に出たがらない生徒がいない。
「出たくない」と私に言えない雰囲気があるのかもしれないけれど
ステージで演奏するということは、自分をさらけだすのと同じ。
だから、誰でも「自分の演奏を認めてもらえないんじゃないか」「間違ったら笑われるんじゃないか」という不安を抱える。
でも、ボディーパーカッションを普段から取り入れることで、
「自分をさらけ出しても認めてもらえるんだ!」「間違っても平気なんだ!」と安心感を生徒たちに与えることができる気がした
ボディーパーカッションは、簡単に言えば、体を打楽器のように叩いて楽しむもの
以前に発表会で、ボディーパーカッションを取り入れて好評だった。
それは、本で読んだだけだったので、いつか実際の様子を見てみたい、セミナーに行きたいと思っていたのが、やっと行けた
ボディーパーカッションは、音楽性を育てる、豊かにするということよりも、コミュニケーション能力を養う目的を持っている。
山田先生自身は小学校の教員で、クラスの協調性を高めるために効果があったそう。
山田先生がおっしゃっていたこと。
「間違え」はない。間違えても笑える、ごまかせる気持ちが大事。
難しいことをやると緊張感ができてしまうので、楽しんでやれることを。
全員が絶対にできることを必ず1つ入れる。
先生がやっている指揮を生徒たちにやらせたり、自分の作ったものをみんなが真似たりすることで、自尊感情を向上できる。
間違えはないし、即興的にできるので、“みんなに認められた”という成功体験を積み重ねていくことができる。
内容は、私の覚え書きになっているので、細かいです…
・マーチやサンバのリズムに乗って移動→指定された人数で集まって簡単な自己紹介(テーマを設けるといい)
コミュニケーション能力が低いと、「集まる」ということができない。
近くにいる人同士で、声を掛け合って「集まる」ことが大切。
・ハンカチを回したら拍手、投げたら拍手。
フェイントをすると、子どもたちは大興奮
・手を回したら拍手。
肩から、手首からなど回す大きさで、拍手の音量も変える。
・両手を互い違いに上下に動かし、交わるタイミングで、手を叩かせる。
これと手を回すのを組み合わせる。
これらは子どもでもできることなので、ドキドキしながらもやって、
認められる(みんなが自分を見てやってくれる)成功体験を積み重ねていくと、人前に出ることや、コミュニケーションをとることに積極的になれる。
・“トン、トン、トン”のリズムで、手・お腹・ひざ・おしり・肩・おでこを叩く。
先生がやるのを見て真似して叩く。コール・アンド・レスポンス・
生徒たちの様子を見て、簡単なことから、ちょっと刺激のあるレベルも入れ、最後は全員が絶対にできることで終える。
下から上、上から下、同じところを2回、などは簡単。
・「手拍子の花束」3~4パートでできる、山田先生の曲。
生徒たちのレベルによって、リズムを変えたり、回数を変えたり、足を加えたりするとよい。
自由に創作できる場面も作る。少人数で相談したり、大人数で相談したりしてオリジナルを作っていく過程が大切。
創作には「引き出し」が必要。ほかの人のを見て学ぶ。
・興奮してくると、テンポが速くなる。
それを無理やりきっちりしたテンポに抑えようとすると、緊張感が出てくるので、上手に心を落ち着けさせることが大切。
・「手拍子の花束」を「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」に応用することができる。
これらを実際にやっている幼児や養護学校の生徒たちの様子をビデオで見せてくださった。
みんな楽しそうで、一生懸命で、簡単なことだけど、みんなで楽しさを分かち合っているのが、見ている私たちにも伝わってきた
私の教室には、ありがたいことに、子どもでも大人でも、ステージを怖がって発表会に出たがらない生徒がいない。
「出たくない」と私に言えない雰囲気があるのかもしれないけれど
ステージで演奏するということは、自分をさらけだすのと同じ。
だから、誰でも「自分の演奏を認めてもらえないんじゃないか」「間違ったら笑われるんじゃないか」という不安を抱える。
でも、ボディーパーカッションを普段から取り入れることで、
「自分をさらけ出しても認めてもらえるんだ!」「間違っても平気なんだ!」と安心感を生徒たちに与えることができる気がした