豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

2泊3日の軽井沢案内(1日目)

2006年08月21日 | 軽井沢・千ヶ滝
 
 軽井沢をはじめて訪れ、2、3日だけ滞在する人にはどこをどういう順番で案内したらいいでしょうか。
 今回も入念に計画を立てたのですが、なにぶんお盆休みの最中に軽井沢の街中や観光地を歩き回った経験がなく、混雑、渋滞についての知識も少ないので悩みました。午後になると鬼押し出し方面からの下りで国道146号線が混むこと、旧軽やショッピング・プラザは午前中からとんでもない混雑になるだろうことくらいは予想できますが。

 8月13日(日)午後1時すぎに義姉は軽井沢駅に到着しました。
 軽井沢駅周辺や国道18号の混雑を予想して、義姉にはしなの鉄道に乗り継いで中軽井沢駅まで来てもらいました。普段なら家から15分もあれば中軽駅には行けるのですが、国道の混雑が予想されるので、私たちは1時間前に千ヶ滝の家を出発して、中軽駅でスタンバイすることにしました。
 しかし、意外にも国道18号も146号もすいており、列車が到着する30分以上前に駅に着いてしまいました。幸運なことに、駅に最も近い、あの浅間山の壁画の真ん前の白樺の木立の脇のスペースに1台分だけスペースが空いていたので、そこに駐車することができました。その後、次第に送迎の車が増えてきましたが、みんな駐車スペースがなくて右往左往していました。
 しなの鉄道で到着した義姉の荷物をクルマに置いてから、まずは“かぎもと屋”で天ざる蕎麦を食べました。できれば“追分そば茶屋”に行きたかったのですが、この日はお盆休みということでした。“かぎもと屋”も一度は行って、あの吉川英治や石原裕次郎、細川首相だののサイン入り写真を眺めておくのもいいかと思いました。壁に掛けられたこの店を訪れた著名人の写真、色紙や、蕎麦の値段の変遷表は、昭和の中軽井沢駅前を思い起こさせてくれます。

 それから、中軽の駅前に置いてあった車に戻って、“ツルヤ”に向かいました。ツルヤは、11日午前中の土砂降りのときとは違って、駐車場は混んではいたものの、店舗の出入り口からそう遠くない場所を確保できました。到着早々でしたが、ここでブルーベリーのシロップ漬けや、花豆などお土産物をまとめて買ってしまいました。それと梱包用の段ボール箱もゲットして、家に戻りました。
 せっかくなので、上ノ原を右折して田崎美術館などのある通りを回って帰りました。あの通りには、“ロイヤル・プリンス通り”などという名前がついているようです。胡散臭い名前ですが、確かに、私が高校生の頃、千ヶ滝プリンスホテルの向かいの酒屋さんの前をバイクで通りかかったとき、やけに警官がたくさん出ているなと思って、ふと見ると目の前をまだ小さかった礼宮が歩いていたことがあります。

 家について、テラスでコーヒーを飲みながら一休みして、落ち着いたところで、“セゾン美術館”に行きました。この夏の展示は「聖と俗」と銘うっていましたが、私たちも義姉も興味が湧かないテーマなので、あの広々とした庭を散策することにしました。隣地との境界にずらりと並べられたペットボトルが興ざめですが、せせらぎの音を聞きながら夕暮れの一歩手前の時間のあの庭を歩くと、そこには軽井沢の香りと涼気が漂っていました。

 日が落ちてから、旧軽に行くことにしました。なるべく混雑を避けるために、三井の森の中を通り、町役場で一度国道18号に出て、鰻弁慶のところで国道をそれて六本辻のほうに回りました。鶴溜経由で旧軽に出られるらしいのですが、道が分かりません。子どものころ、あのあたりは熊が出るから行ってはいけないと言われていたので、地理勘がないのです。
 旧軽のロータリーあたりも混んでいましたが、さすがにこの時間になると、町営駐車場も1階に空きスペースがいくつもありました。物産館をのぞいてから、“サン・モトヤマ”に入って、義姉は、それほど高くはないTシャツなどを何枚か買い物していました。
 
 帰り道に、千ヶ滝温泉に立ち寄りました。塩壺、星野のいずれにするか迷ったのですが、義姉の地元近くには有名な温泉地もあり、温泉は別に珍しくもないというので、一番クルマが止めやすいスケートセンターにしたのです。
 女房と義姉が温泉に浸かっている間に私はスケートを滑ろうと思い、東京から持参したホッケー靴をもってインドア・リンクに行ってみたのですが、何とスケートセンターの営業は4時半だか5時半だかに終わってしまっていました。ちょっと早すぎないですか。リンクをのぞいて見ると、信州大学のアイスホッケー部が練習中でした。

 2日目の8月14日、3日目の8月15日のことは、書き改めます。こうして1日目は終わりました。

 * 写真は中軽井沢駅を出発するしなの鉄道

(2006年8月21日)

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