年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

中学時代佐々木×国木田…『鳴かぬなら…』

2008-05-02 11:25:13 | 涼宮ハルヒ
鶴屋山周辺の山は、秀吉が大坂城の石材を切り出した石切り場でもあったので『鳴かぬなら…』を引用。秀吉の馬印は『瓢箪』だったそうで、『陰謀』で出てきた鶴屋山の『瓢箪石』にコジツケられて良いですね。
昔、『小学六年生』が竹内文書とかの特集をやった事があって、有賀龍太という研究者が登場していたのですが、この方、酒井勝軍とかの著作を復刻した八幡書店の創業者で『ムー』の顧問やってた武田洋一氏のPNだそうですね。
武田氏は兵庫県出身だそうで、偶然とはいえ、面白い。
兵庫県には、楢崎皐月という人が、平十字という老人から『カタカムナノウタヒ』を書写させてもらった金鳥山、狐塚もあって、なかなかトンデモな場所でも有ります。
六甲山系にはカタカムナ文明が栄えていた、なんて荒唐無稽な話は、最近の栗本慎一郎が『縄文時代人は山を人工的に配置していた』と真顔で書いてるのを先取りして、私の子供の頃はブームだったんですね。
小学館の子供学習雑誌に『上記』のことが載ってたりしたのはもちろん、サンデー毎日やNHKも古史古伝を紹介していたし、国会中継を見ていたら、確か民社党の議員が、古事記より古い文献が存在しているということを議事録に残しておいて頂きたい、とかなんとか言ってたりしました。70年生まれの谷川さんも、小耳に挟むくらいはしていたと思います
大人たちがマジメに取り上げてるものですから、法隆寺の柱はエンタシスであるとか中選挙区制は小選挙区より優れているとか、教科書に書いてあることと同じように知識として仕入れてました。…今でもこういうことは起きてるかもしれませんね。
最近でも町村議員がナスカ地上絵宇宙人製作説をマスコミに開陳してましたし、この時代の名残かもしれません。
ハルヒに一歩間違うとトンデモな匂いが有るのは、谷川さんが素材としてこういうのを面白がってるからだと思うのですが、信じておられても不思議は無いかも。
私の地元には超古代史の聖地がたまたま無かったので想像止まりでしたが、西宮の山の中は巨石だらけですからね。甑岩の様に、実際に古代人の聖地から神社にまで発展した例もありますし。古代文明の身近さが違います。説得力がある。
関西のイベントに行ったついでに京都の伏見稲荷に行ったり、かみちゅの聖地巡礼で尾道に行ったりすると、息が詰まるような信仰心です。
GPMの聖地巡礼のついでに八代海に沿って鹿児島まで列車に乗りましたが、人のいない入り江に『精霊船』が漂着していてぞっとしたこともあります。
子供の頃の訓練で、トンデモな根拠付けやコジツケ論理飛躍の回路が脳にあるので
と学会の様に科学的・客観的に面白がれないですね。『ハルヒ効果』とか言い出してしまいます。
ハルヒ世界の、現実と架空の微妙なリンクは、『ラノベ』を媒体にした『偽史運動』を狙ってるんじゃないかと思うことも有ります。あくまで遊びとしてだとしても。
兵庫県出身の柳田國男が日本人の起源を探求し、柄谷行人が近代日本の起源を探究し、武田洋一がそれまで天皇中心だった超古代史を反天皇制に読み直したことの系譜、兵庫県の『日本を問い直す』人物列伝に谷川流も連なってるんじゃないか、などと妄想しております。



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