年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

小説の中の話でなければ世界の危機ですね!?…『OZ』ネタの元ネタは平田篤胤『久延毘古祭式』?

2011-10-10 03:43:11 | 涼宮ハルヒ
前に、

『ハルヒ』世界の『閉鎖空間』という設定、

『憂鬱』『消失』『雪山症候群』『ハルヒ劇場』

という『脱出』『帰還』ネタの反復から、


『SOS団』は、気付かぬ内に『本来の居場所』から退けられていて、今後は、


『元の居場所に帰還する』


という展開になるのかも?という今後の展開予想から、

『ハルヒ』と『OZの魔法使い』の当て嵌めネタのコジツケをして、



『エメラルドシティ』=『喜緑江美里』の支配する西宮?

『ハルヒ』=『ドロシー』

『キョン』-『トト』

『古泉』=『臆病なライオン』

『長門』=『頭の悪い案山子』?『心の無いブリキの樵』?

『みくる』=『心の無いブリキの樵』?『頭の悪い案山子』?


などと当て嵌めて、


『消失』以降の事件、『分裂』『驚愕』の『黒幕』は『喜緑さん』?


などと勝手な妄想をしておりましたが…
(案山子と樵はどちらにも当てはまるので、好い加減な当て嵌めでしたが)




古事記に登場する『久延毘古』=『山田の案山子』について、

学研『ムー』で、加柴信英さんが書いておられた記事に、


『平田篤胤』が『久延毘古』を重視していた


ということが書かれていたので、

『OZ』ネタと、『平田篤胤』ネタが、『案山子』でコジツケ可能になりました。


『ムー』の記事ですから、



『久延毘古祭式』=『現世』と『幽冥界』を結合して『幽冥界の神=大国主』のパワーを現世に噴出させる秘儀

『久延毘古祭式』で、『幽冥界』と『現世』の交流する『超古代文明』が復活する

『超古代文明』の復活で、『日本を中心とする超世界文明』が成立する



とかいうトンデモネタなんですが、面白けりゃ良いので、この解釈を採用しております。

しかし、1980年代は、日本がアメリカを追い越すとか言われていて、トンデモネタも元気が良いですね。




蛇足1。

清風道人先生の紹介している平田篤胤の『久延毘古』の儀式は、



本に書いてない知識を得るために、久延毘古を呼んで、聞きたいことを聞く



というもので、



霊界『WebQ&A』に質問して、カリスマ回答者『久延毘古』に答えを教えてもらう



という、最近問題化した『京大受験生カンニング』方法のオカルト分野での江戸時代版だと思われます。
(勝手な決めつけすみません…)


清風先生の解釈によれば、平田篤胤の久延毘古の呼び方は、祭壇に据えた『幣』に憑依させるという方法だったそうで、

加柴さんの記事だと、篤胤は



『自分自身を久延毘古にする』



と言っていたそうで、自分自身を神の憑依する『物実(モノザネ)』とする儀式だったような書き方ですね。

『チャネラー』ですか?



蛇足2。

ナンシー・ストーカーは、『出口王仁三郎』(原書房2009)で、幕末の国学が、

1872年の『神祇省』廃止、

1875年の『大教院』廃止

による『祭政一致の理想』『神道国教化』の失敗といった流れを通じて沈滞化したというのは一面的見方で、

『大本教』のような神道系新宗教にその伝統は生きていた、と書いております。


前に紹介した戦前の『矢野祐太郎』(1881~1938)の『大宇宙史』や、

『荒深道斉』(1871~1949)の『神代』の研究(「忍日伝天孫記」)が、

チャネリングで古代史を知るという方法論だったということは書きましたが、

矢野は大本教に入信していましたし、

荒深は大本教を脱退した友清歓真から鎮魂帰神法を学んだようです。
(本田親徳の弟子、長沢雄楯の弟子、若林耕七から学んだという説もあり)

平田篤胤の『久延毘古』を呼んで、情報を得る、という方法に通じますね。



松岡正剛先生が、『千夜千冊・遊蕩編1047夜』(2006)で、津城寛文の紹介をしつつ『鎮魂帰神法』の伝統を、


本田・大本系:出口王仁三郎(大本教の理論的指導者)岡田茂吉(世界救世教開祖)谷口雅春(生長の家開祖)

独立系:川面凡児、宮地水位(宮地神仙道開祖)宮地巖夫


に分けていますが、



星野輝興(宮地巖夫の弟子)によれば、このうち、宮地巖夫は、


『平田篤胤の最終目的は古史伝』


という平田鉄胤を批判して、


『平田篤胤の最終目的は久延毘古の伝』


と主張していたそうです。『ムー』の加柴さんは、この系統の説ということになるでしょうか。



松岡先生によれば、川面の『禊行』は『大政翼賛会』(1940~1945)が国民的儀式として採用したため、

日本中の神社神道に影響を与えたそうで、

大本教が弾圧されたのと対照的ですね。


松岡先生、現在の神社の儀式にも、川面の儀式は残っていると指摘しておりまして、

たった5年『大政翼賛会』が後援したっていうのがいまだに大きいんですかね。


竹田恒泰先生の論証によれば、現在の日本にまで縄文文化はしっかり残っているそうですから、

たった5年の『統制主義』の権威付けで、『縄文時代から神道はこうでした』って顔をするようになるってのは『縄文文化』なのかも?



蛇足3。

山本ひろ子先生の『異神』上(ちくま学芸文庫2003)第1章『新羅明神』で、

858年、唐から戻る円珍と共に九州に上陸して、比叡山に到来してから、1052年まで、新羅明神を祭る儀式が判らないので、

儀式が出来ないでいたのが、

宋の商人に教わってようやく儀式が出来た、という記述があり、


ナンシー・ストーカーによれば、

明治維新以後、1876年の世襲社家の廃止で伝統儀礼が途絶え、素人が神主に成りすましていた神社が、

生活の苦難と闘うために具体的な神道儀式を実践したい人々のニーズに対応できず、

大本教の儀式教授が需給ギャップを埋める効果があった、

ということだそうですが、


『儀式』がやりたいけど、やり方がわからない、という需給ギャップは平安以降、変わらずに起きている問題のようで、

川面凡児の『禊』が、明治以降の近代の矛盾に直面した大衆の『儀式のニーズ』に応えるものであったのは確かだと思います。
(北海道の西野神社の田頭宮司によれば、戦前は、祝詞が読めるくらいで誰でも神主になれていたそうです)


松岡先生の文は、


『シャーマニズムが今日の日本の神社のそこかしこでも近代的に継続されているというふうには、ふつう思わない』

『そうした見方をいっさいしないようにしたとたん、むしろ日本は奇怪なオカルティズムに犯されることになるのである』

『じっくり考えなおすべきことだろう』


という感じで締められておりますが、『近代的に継続』というのがここでは、


『川面凡児の禊が大政翼賛会のパワーで全国の神社に』


という事態を指しているのだろうと思います。


そうはいっても、

祈りは祈りたい人にとって切実な問題ですから、大政翼賛会のもたらした儀式であってもかけがえの無いものなのだと思います。



蛇足4。

秋元康先生、『けいおん』の山田尚子監督、『カオスラウンジ』の黒瀬陽平先生に縁が有る『京都造形芸術大学』の

鎌田東ニ先生が、平田篤胤のチャネリングについて書いておられて、



吉田神道の『神=宇宙存在』という『存在論』



に対して、



平田篤胤の『神=自分』という『認識論』



という進歩を見ておられるようですが、これ、



古代ギリシャとかの『存在論』から、近代の『認識論』へ、



という西洋哲学史の当て嵌めかも。


ただ、鎌田先生の引用した道元『正法眼蔵』によれば、神道側は、



『わが身うちにひとつの霊知あり、かの知、すなはち縁にあふところによく(略)是非をわきまう』



と主張していたそうで、

鎌田先生によれば、この『霊知』が『神』だというのが吉田神道の立場らしい。


…これって、


『自分=神』


って立場とほとんど変わらないと思うのですが。

まあ、

BC400~BC100の上座部仏典に、既に、仏陀が、『自分の中で二つのアイディアを戦わせること』を、



仏陀 VS 神・悪魔



として象徴表現しております。

井上堅二先生の『バカとテストと召喚獣』(ファミ通文庫)の


『天使VS悪魔』


の元ネタは2000年以上の伝統があるのですね。
(縄文文化には到底敵いませんけど)


平安末~鎌倉時代の吉田神道の


『わが身うちにひとつの霊知』


の元ネタは1300~1600年前の仏典?



そこまで遡らなくても、

『天台宗』の『本覚思想』ですか、13世紀に


『凡夫本仏論』


とか言って、


『私=仏』


みたいな発想は有った訳ですから、神仏習合に影響されてる吉田神道が、



『私=神』



と発想するのは時代の趨勢ですよね。

『正法眼蔵』の成立が1231年~1253年ですので、まさに13世紀。

平田篤胤(1776~1843)の500年前に、すでに、


『私=神』


という発想は登場しております。

平田篤胤は、吉田神道を『俗神道』と批判したそうですが、悲しいかな、

神仏習合を血肉にした日本の伝統を共有する、同じような典型的日本人の神観です。
(竹田先生の説で行けば、縄文文化かも??)


漫画やアニメに、『大本教』や『天理教』の教義に似たところがあると、


『そういう宗教ネタが好きなスタッフが製作者におられるんじゃないか?』


と短絡的に議論を飛躍させるトンデモ好きから見ると、

鎌田先生が、



『吉田神道=存在論的神』→『平田神道=認識論的神』



という推移を看取してしまうのは、西洋思想史の『存在論→認識論』図式を素朴に信じすぎだからじゃないかな…

とか、好い加減なことを考えてしまいます。すみません。



本題、

『幽冥界と現世の結合』『幽冥界の神のエネルギーを現世に噴出させる』

ということから、谷川流先生の『絶望系閉じられた世界』(電撃文庫2005)の、



この世を『地獄』にすることで、『死』はなくなり、全人類が平等に『絶望』した、『永遠の平等社会』が到来する



という展開を思い出しました。

谷川先生、加柴さんの記事を読んでおられたかもしれませんね。
(宇河弘樹先生の『朝霧の巫女』も、加柴さんの記事から着想?)


大槻ケンヂ『新興宗教オモイデ教』にもインスパイアされてるかもしれませんが…



挿絵担当の『Gむにょ』先生がデザインなさった、


『死神・熊野イズモ』


が大好きなので、登場させられて良かったです。喋り方も好みです。
(谷川先生、本当に幼女好きですね…)



出雲大社社誌で、『鬼門がなくなる出雲屋敷』という宣伝を目にして、


赤沢文治(金光大神)の『金光教』、

出口なおの『大本教』


の、『艮の金神』は善神であるという教義との影響関係を想像しました。


蛇足5。

染屋カイコ先生『かみあり』(一迅社)の、『悪魔がいいヤツ』というのもこういう教義の影響かもしれませんね。


松岡先生の、


『シャーマニズムが今日の日本の神社のそこかしこでも近代的に継続されているというふうには、ふつう思わない』

『そうした見方をいっさいしないようにしたとたん、むしろ日本は奇怪なオカルティズムに犯されることになるのである』

『じっくり考えなおすべきことだろう』


という主張は、

桜庭一樹先生『GOSICK』(アニメ制作ボンズ)の、アルベール・ド・ブロワ伯爵の陰謀や、

『モンストルシャルマン』云々を想起させ、桜庭先生や、岡田磨里先生、松岡先生と同意見なのかなあ?とか思いますが、



染屋先生の描く『神になれなれしい・悪魔も恐れない=日本人は宗教的に寛容で良い』というのは、

『そうした見方をいっさいしないようにしたとたん』に相当すると、松岡先生なら思いそうですし、
(桜庭先生や岡田先生なら、モンストルシャルマンの復活に対応すると思うかも?)



『自動車を運転するときにふざけていれば、自動車事故で人を殺す危険を回避できる』



と言ってるに等しいような気もしますが、

まあ、三島由紀夫先生の『フィクションは自由にするべき』という意見に私は賛成ですので、アリだと思います。

編集さん等関係者に宗教オタクがいらっしゃるんじゃないか?なんて妄想できる作品なんて、トンデモ好きにはたまらん宝です。



本題、

ここでは、『絶望系』をコジツケしたので、



『鬼門が無くなる=家自体が鬼門になる』?

『家レベルでの久延毘古祭式』?


と、トンデモ解釈しました。すみません。


『出雲屋敷』の元ネタも平田篤胤の『久延毘古祭式』(加柴さんの解釈するような)なのかもしれませんが。


谷川先生の作品は、



読者が読み取ってるのは表層だけ、裏では全然違う事が起きてるかもしれない、



という不安が付き纏うので、ハルヒが将来的に大団円したとしても、



『本当は、この世が地獄になってました』



という裏がありそうな気がしております。
(なんだか、竜騎士07先生の世界観みたいですね)


大本教の『鋳型の思考』=神のコスプレして芝居すると神を動かせ、未来を思い通りに出来る?


という思考を、古泉が実践してるんじゃないか?というネタは書きましたが、

谷川先生が、『この世を地獄に』という作品を、『鋳型の思考』で書いておられた場合、

結構、今後の我々の人生はスリリングな展開ですよね。


蛇足6。

文化庁の、国際共同製作映画支援事業の第一回目に、

『Blood-C』(Production.I.G)

『グスコーブドリの伝記』(手塚プロダクション)

が選ばれましたが、『グスコーブドリの伝記』は、『グループ・タック』が製作するはずだったそうで…


『Production.I.G』って、『京都アニメーション』が支援して成立したんでですね。

平田篤胤の『勝五郎少年転生』研究の舞台になった『程久保』がなぜか舞台になってる『もしドラ』の製作に参加してますね。


もしドラ原作者『岩崎夏海』先生は、AKB48立ち上げに関与した方だそうですが、秋元康先生は、『けいおん』の山田尚子監督の

母校、京都造形芸術大学の副学長。



『あたしンち』の母のキグルミと、『クレヨンしんちゃん』のキグルミが、静岡で共演、という企画があったそうですが、


『クレヨンしんちゃん』は、『Production.I.G』が制作に参加

『あたしンち』製作には、『グループタック』『アニメーションDo』が参加


『Production.I.G』は、京アニが設立に協力、『アニメーションDo』は京アニの系列企業で、ハルヒの池田晶子監督も幹部に就任。


『グループタック』って、大川隆法総裁の、『太陽の法』『黄金の法』『仏陀再誕』作ってましたね…

で、『グスコーブドリの伝記』作れてたら、京都アニメーションと縁のある会社が2本ともやってたことに…。

てゆーか、京アニって、『虫プロ』の下請けから身を起こした筈だから、今回『手塚プロ』がやってるてことは、結局、

京アニに縁がある企業が、文化庁から税金を引っ張れたって事になりますね。



『静岡』といえば、京都造形芸術大学OBという黒瀬陽平(カオスラウンジの理論的指導者)の支援者、

東浩紀先生が3月の地震のときに避難した土地。


『静岡』には、伊豆の国市立花に、『ワールドメイト』の本部があるそうですが、『タチバナ』といえば、

『あたしンち』の母は『立花』。

『ワールドメイト』の出版社は『たちばな出版』。


タチバナといえば、

夏コミで起きた『偽札』事件で、2日目に『5000』、3日目に『10000』『5000』が発覚したという噂がありますが、

『5000、15000』の頭文字をとると『5、15』、

1932年の『515事件』に参加した民間人に『橘孝三郎』という方がおられますね。


この方の同志に、1961年に『三無事件』というクーデター未遂事件を起こした『三無塾長・川下佳節』『池口恵観』という方が居られますが、

川下先生は千葉県市川市の元市会議員、(市川市って、平野綾さんに縁が有る周防さんのお父上の出身校がある街)

池口先生、弟子が『角川春樹』『劇画村塾塾長・小池一夫』、NASAはUFO情報を隠してる説の『コンノケンイチ』、

という話なんですが…本当なんでしょうか??




























涼宮ハルヒアニメ2期『エンドレスエイト』と震災の間…『観音』『出口王仁三郎』『平将門』『平家の怨霊』

2011-09-22 02:35:26 | 涼宮ハルヒ
2009年の話題を持ち出すのは、理由があります。

2009年の『涼宮ハルヒの憂鬱』アニメ2期は、1期に比較して盛り上がりに欠けてたと思います。

特に『エンドレスエイト』を8回繰り返したことについては、ヤマカン監督も批判しておられたようですが、

2011年になって、


『まどかマギカ』の『ほむらループ』

『Steins;gate』の『オカリンループ』


という『感動』や『先が気になる展開』を生み出す『ループ』の使い方が実践されたことで、
改めて、


何故、京アニは、『エンドレスエイト』のループをやったのだろうか?



と、不思議に思ってしまいました。
私は、『日常』アニメ版で、床を転げ回って笑わされてるので、
京アニが努力したら、つまらなくならないと思っておりますので、


『エンドレスエイト』は、『面白いと思ってやったわけではないだろう』


という気が。



これは、何か、重大なメッセージを視聴者に暗示したいから敢えてやったのではないか?



と勝手に考えることにしました。


2010年までなら、


原作のループ、『15498』回から外れたアニメ独自展開、

14話『15499』

19話『15532』


→『15499+33=15532』

→『33』=『観音』の変化の種類『33』と同数


2010年に映画化された『涼宮ハルヒの消失』の原作で、『ゾロアスター』が言及されていたので、

観音=『ゾロアスター教』の『水神』・『アナーヒター女神』が元型?

『アナーヒター』の別名『ハラフワティ』→『ヒンズー教』の『川の神』・『サラスバティ』=仏教の『弁財天』



ということで、


『エンドレスエイト』で蝉を逃がした山のモデルになった西宮市の『甲山』を開山した『如意尼』は、

『海部氏』出身で『水』に縁、

『如意尼』は『弁財天』を崇拝して、空海の雨乞いを支援した(「弁財天」「水」繋がり!)

『甲山神呪寺」の本尊は、空海が如意尼に似せて彫った『十一面観音』(「観音」繋がり!)

『甲山』には『神功皇后』が『水』を制御する『如意宝珠』を埋めたという伝説がある


といった辺りから、

『分裂』で『佐々木さん』が言っていた『海中から古代の邪神が蘇る』ということと『水』繋がりコジツケ

前にコジツケした、『けいおん!』に『弁財天』がコジツケ可能?というトンデモとも連鎖?

くらいでコジツケ連鎖やめてると思うのですが、


強い印象に残った『水難』の『311』の後ですから、


『エンドレスエイト』は、谷川先生が『311』を予言したもの?


というトンデモネタに仕上げて見ました。

蛇足1。

『弁財天のコスプレした出口王仁三郎』

は、写真が残っております。

『昭和の七福神』

という映画に主演したときの姿でしょうか。
 

この映画は『大三害』=『水害・火事・嵐』を軽減できると宣伝されていたそうで、

2011年は、『津波』『原子の火』『台風』が凄い年なので、不思議な巡り合わせだと思いますね。



本題、

『エンドレスエイト』で、山で蝉を逃がすときに、『パンドラの箱が開いた』という形容をキョンがするのですが、

この山が、アニメ版で、『甲山』がモデルにされ、

前述の通り、『甲山』は『水を制御する如意宝珠』が埋められた伝説がありますから、

『311』で『水』の災厄が原因で『原子の火』が漏れて、


『パンドラの箱』が開いた


という状況になっているのが、予言されていたかのようで恐ろしい偶然ですね。

『谷川流』先生、角川書店、TBS、京アニの併せ技なので、誰がアカシックレコードにアクセスしてたかは不明ですが。

『涼宮ハルヒの驚愕』前編182pで、『アカシックレコード』に言及されてるので、ネタに出来てよかったです。


蛇足2。

『アカシックレコード』って、


この世の全てが書かれている本、

この世の全情報を収蔵した図書館、


というイメージなんですけど。 

『護法少女ソワカちゃん』で、『虚空蔵=アカシックレコード』と、翻訳されてましたが、

ソワカちゃんの敵の『グルグル』の元ネタ『グルジエフ』や、

『神智学協会』設立に参加した『ブラバツキー夫人』らが宣伝して、『アカシックレコード』は有名になったようで…


『赤松健』先生の『ねぎマ』の『図書館』、

『佐藤明軌』先生の『ビブリオテークリブ』の『図書館』、

漫画、アニメの巨大図書館設定って、『アカシックレコード』の現代版かもしれません。


『桜庭一樹』先生原作、ボンズがアニメ制作の『GOSICK』の『図書館』、

『鎌池和馬』先生原作、J.C.STAFFがアニメ制作の『とある魔術の禁書目録』の膨大な異次元の『魔道書』にアクセスする設定、

『三雲岳斗』先生原作、GAINAXアニメ制作『ダンタリアンの書架』なども、『アカシックレコード』のイメージ?


『杉井光』先生原作、J.C.STAFFアニメ制作『神様のメモ帳』の『インターネット』も、『図書館』の翻案(?)かも。

ただ、アニメ1話で、ネット検索100パーセントで推理できずにマンパワーの情報収集に頼っていることから、
『ネット』に全ての情報が載ってるわけではない、という事実の制約が反映していて、

まだまだ『ネット』は『アカシックレコード』という共同幻想は形成されてないと思いました。


人類の作ったネットじゃないなら、『統合思念体』が『アカシックレコード』に結構近付きつつある印象ですけど。


『石原慎太郎』都知事の『新・堕落論』(新潮新書2011)で、複雑な現代社会の膨大な情報は、人間の脳の処理能力を

超えているので、社会不適応に陥る、というような図式が書かれておりましたが、


この世の全てが書かれた本を制御下におく、

この世の全情報にいつでもアクセスできる状況になる、


という設定の作品を量産し消費することは、世界がわからない、先行きが不透明な状況で精神的安定を得るための代償行為なのかも。

…都知事にはそう言われちゃいそうですね。



蛇足3。

『神智学協会』の主張って、


『ミロク』による人類救済


とか、


霊視による知識獲得とか、



同時代の『大本』に似てるところがあって、

当時の一般的知識階級だった浅野和三郎とかが神智学の知識を王仁三郎に提供していたかもしれない、

とか思うことがあります。 

ナンシー・ストーカー『出口王仁三郎』(原書房2009)によれば、

本田親徳が開発し、弟子の長沢雄楯が王仁三郎に教えた『鎮魂帰神法』が大受けしたのは、

近代社会の民衆が、『心霊主義』を信奉していたからだそうで、


面白いのは、欧米でも、アジア、アフリカ、中南米でも、19世紀~20世紀は『心霊』大受けだったそうです。


青木さんからいただいた、別冊歴史読本77『古史古伝と偽書の謎』(新人物往来社2004)で『大塚英志』先生が、

『遠野物語』を柳田國男に語った『佐々木喜善』が、心霊主義にはまっていて、

亀岡に行って大本の修法を受けたことを日記に書いていることを指摘していて、


『折口信夫』が授業中に、顔のアザを指差して、『自分が特別な存在である証だ』と自慢していたという話も聞いたことがあるので、

最近、漫画・アニメ・ゲームに影響を与えている民俗学も、形成された時代の風潮を受けて結構『トンデモ』の血が入ってると判ります。



コンビニ置きの『心霊写真』『都市伝説』を宣伝する本や、

ネット上での『都市伝説』『学校の怪談』の流布は、

19世紀~戦前の風潮が、

2発原爆落とされて敗戦・植民地失っても、

高度経済成長で共同体や自然が破壊されても、

今日にまで姿を変えつつも続いているという証拠だろうと思います。

『トンデモ』は、日本近代史でもあるのですね。



蛇足4。

『けいおん!!』の聖地で、『けいおんラッピング電車』を走らせている『叡山電鉄』、

先日、青木さんに案内されて、出町柳から『鞍馬』まで乗りましたが、

『鞍馬の天狗』の正体は、


650万年前、金星から飛来した『魔王尊・サマートクマラ』(クラマじゃありません)


だと、鞍馬寺の解説にありました。


…さすが京アニ、

唯達が初日の出見た山のモデルという『船岡山』の『健勲神社』は、

『皇典講究所』卒業した『出口王仁三郎』が神主を務めていた神社ですし、


あずにゃんが唯たちの合格祈願に1000円投げ込んだ宇治市の『許波多神社』の氏子の方は、



失われたユダヤの12支族(10支族ではありません)が日本に来ていた



という生きた『日猶同祖論』を語っておられましたし、

『叡山電鉄』も、そういう聖地に繋がっておりました。


まあ、『竹内文献』を聖典に『天津教』つくった『竹内巨麿』は、鞍馬山で修行して、謎の男から文書を入手してるそうですから、

戦前からトンデモ聖地だったのかもしれません。


1947年、『鞍馬弘教』という新興宗教を発足させ『鞍馬寺』を再興した『信楽香雲』という方が、

『ブラバツキー夫人』とかのファンだったらしく、

『ブラバツキー夫人が来日して鞍馬山に来た』という伝説もあるそうです。


…繋がった!?



蛇足5。

『Steins;gate』で、『ゼリーマン』の出現地点として、『比叡山』の山麓がありまして、

京阪電鉄が『石山坂本線』で『けいおんラッピング電車』を走らせたので、東坂本、西坂本、双方で、

『比叡山』の山麓は『けいおん!!』とコラボしてしまい、

『Steins;gate』と『けいおん』は『花田十輝』先生繋がりだけじゃなくなりました。

偶然は面白い。


本題、

『平将門』というと、『荒俣宏』先生の『帝都物語』(角川書店1985)を思い出しますが、

今回の被災地に、平将門の子孫を自称していた『相馬藩』の旧領地が重なっている偶然が恐ろしいですね。


相馬藩領ではありませんが、岩手県陸前高田市の松の木から放射能が検出されて、京都の大文字焼きに使用するのを拒否されたとき、
引き受けることを申し出た、

千葉県の『成田山新勝寺』

は、将門への勝利祈願で建てられたという伝説があります。

住職が神仏を信じておられるなら、将門の怨霊を抑ええるのはウチしかいない、という決意かも。


『水戸黄門』は将門を封じるために『兜』を埋めて、現在の『兜町』の由来になったという話も有りますが、

『マネーゲーム』が、『失われた20年』や『世直し村上世彰』『ホリエモンショック』『サブプライムショック』に繋がることを思うと

結構、将門、凄いかもしれません。水戸黄門が負けちゃったんですね。

TBSの『水戸黄門』の打ち切りが決まりましたし。


TBSは『けいおん!!』作ったところですけど、将門の怨霊が今回の津波+放射能漏れの原因と思って『水戸黄門』を打ち切りにしてたりして。

…勝手な決めつけすみません。

千葉県市川市の『葛飾八幡宮』の放生池の跡地ともいわれる『八幡藪知らず』で、水戸黄門が将門や将門の部下の怨霊と対決したという伝説があり、

地元ネタでもあるんですよね、平将門。



蛇足6。

将門に『新皇』の位を授けた『八幡神』を嫌った『水戸黄門』は、領内の『八幡社』を弾圧したそうですが、

前述の『甲山』に如意宝珠を埋めた『神功皇后』は、『八幡神』の母親です。


『けいおん!』1期アニメOPで、自転車で走ってる所の近所が『石清水八幡』。

『けいおん!!』2期15話『マラソン大会!』で、オカルト研が、『UFOが目撃された』と言っていた場所の背景の山は、

『幡枝八幡宮』。


『叡山電鉄』は『宝ヶ池』駅で鞍馬方面行きと八瀬方面行きに分かれますが、

鞍馬線に『八幡前』駅、叡山本線に『三宅八幡』駅があります。


先日、大阪イベントの折に、松ヶ崎から上賀茂社、幡枝八幡と辿って『三宅八幡宮』まで歩きましたが、

『備後三郎=児島高徳』の屋敷に有ったから『三宅』なんですね。

児島高徳は、三宅氏なので。

宇多源氏説もあるので、『佐々木源氏』とも縁が出来ますね。

私が『分裂』ネタで出した同人誌に、『児島高徳』という文部省唱歌を引用していましたが、

こんなところで再会するとは。


『児島高徳』は『新田義貞』と共に2円札の肖像になったことがありますが、裏面は



『竜宮城』



だったそうで、なぜか『水』繋がり。




蛇足7。

『まどかマギカ』で群馬県前橋市が舞台となり、

『あらゐけいいち』先生原作、京アニ制作『日常』の聖地は、群馬県伊勢崎市らしいですが、

隣の群馬県太田市古海の『高徳寺』に『児島高徳』の墓が有り、青木さんに案内されて行ったところ、

『摩怛利天堂』がありました。

『山本ひろ子』先生の『異神』上巻(ちくま学芸文庫2003)によれば、『摩多羅神』と同一視されたという、


『摩怛利天』


です。

山本先生は、正典に儀式が載っていない摩多羅神の儀式をする為に、東国では、敢えて混同して、

摩怛利天の儀式を転用したというような推測をなさってますが、実際の祭祀の跡に辿りつくとは。

前の更新で、『原発』ネタからの流れで偶然『立川流』にも言及してましたが、

南朝は、『文寛』が『陀枳尼天法』修して『立川流』との関係を疑われたりしてました。

しかし、『児島高徳』から、『摩怛利天=摩多羅神』や『八幡神』に辿りつくとは…



摩怛利天は、七母天ともいい、シヴァの妻達が仏教に取り入れられたものらしいですが、

『甲山』や、『修学院』近所の『赤山禅院』には、『聖天』が祀られていて、『聖天=ガネーシャ』はシヴァの息子。

『聖天』が『荒神』と同一視され、『秦河勝』『百太夫』『毘沙門天』『摩多羅神』とも同一視されてることは前に書きましたが、


『叡山電鉄』終点の『鞍馬寺』の本尊は『毘沙門天』です。


面白い偶然ですね。



蛇足8。

今年の初詣は、島田君に連れられて、山口県の『忌宮神社』、『赤間神宮』に行きましたが、


『忌宮神社』は『神功皇后』に縁の神社で、沖には『如意宝珠』が姿を変えたという島があります。

日本書紀にある、長門で如意宝珠を得た、というのはここの海で、皇后は三韓征伐から帰って、如意宝珠を神に返した、

ということらしいのですけど、甲山の伝説と矛盾しますね。

個人的には、『埋蔵金』とか好きなので、甲山埋蔵説の方が、好きですね。島になったというのは荒唐無稽すぎる気もしますし。


『赤間神宮』は、『安徳天皇』を祀っています。目の前の海は『壇ノ浦』。

お参りしたら急に雨が降ってきて、2011年が凄い水難の年になったことを思うと、不思議な気がしますね。


そういえば、ここに描いている『岩井・國王神社の将門像』は、以前盗難した事があって、取り返されて、神社に戻った日に凄い雷雨になったそうですね。

たしか、國王神社が、逆賊の祭祀だということで、内務省が干渉したら、関東大震災が起きて、『将門の首塚』が割れたので、

祟りが怖くて干渉がなくなったとかいう噂、伝説もあるようですし…


青木さんに連れられて、原作・アニメ制作P.A.WORKS『花咲くいろは』の聖地巡礼で石川県に行った折、ポテトさんの運転する車で、

『能登時国家』まで行ったのですが、『平時国』の子孫を自称しておられまして、『下時国家』は、

1985年結成の日本全国の『平家』子孫でつくる『全日本平家会』に加盟しているそうで、庭に『赤間神宮』の分霊が祭られてました。

こんなところで『赤間神宮』に再会するとは。面白い偶然です。

解説の女性が、来年のNHK大河ドラマ『平清盛』の宣伝をしておりました。


…まさか、NHKもTBS同様、今回の津波や放射能漏れを平家の祟りだと怖がっていて、平家追悼番組ですか?(勝手なコジツケすみません)

『平家物語』作者は、将門と安徳天皇に因縁があるとコジツケして捉えていたので、まあ、両者を繋げるコジツケもありでしょう。


本題、

『周防九曜』→『周防内侍』→『桓武平氏』→『平将門』『平田篤胤』とコジツケ連鎖させてきましたが、

改めて『平将門』に戻ると共に、『壇ノ浦』で滅んだ『平氏』に繋がりました、ということで。


『宇宙からの色』『異次元の色彩』…夏コミ合わせハルヒ新刊原稿完成しました

2011-07-12 08:01:44 | 涼宮ハルヒ
『涼宮ハルヒの驚愕』発売が決定して、久しぶりに出したハルヒ同人のタイトルを、

『クトゥルーの呼び声』から、


『消失ハルヒの呼び声』


と付けておいたら、偶然、『驚愕』上巻60pで、ハルヒが


『邪神の呼び声』


というセリフを言っていたので、面白かったです。

こういう偶然があるので、有り難いですね。



『涼宮ハルヒの分裂』で、中学時代の佐々木さんが



『古代の邪神が海中から蘇る』



と言っていて、今回の『津波』を連想させるとか、


『ウルトラマンティガ』の『ガタノゾーア』ネタ、

『クトゥルー神話』ネタではないか?


ということは触れてきましたが、


『驚愕』下巻177pに、



『マグニチュード9クラスの津波』



というキョンのセリフがあって、『311』の後で加筆されたと思われるのですが…

そうでなければ、『HAARP』実在論者が喜びそうな事情が有るかも知れず、怖いですね。


蛇足1。

最近、自民党から、菅政権に協力して、無所属になった、


『浜田和幸』議員


が『HAARP』信者らしい、

ということが話題になってますが、

浜田議員は『鳥取県』選出。


『鳥取』といえば、

『ダンウィッチの怪』を『地底の足音』という名で翻案漫画化した『水木しげる』先生の故郷であり、

『地底の足音』の舞台でもあります。


『ラヴクラフト』ネタという偶然だけでなく、

『鳥取』は、『西尾維新』先生の『刀語』の舞台にも選ばれてました。

『刀語』、『タイムトラベル』ネタでしたね。『Steinsgate』『ハルヒ』と同時代性。


また、『桜庭一樹』先生が『鳥取』出身でしたね。

『桜庭一樹』先生といえば、『GOSICK』。



『フラクタル』『あの花』『いろは』の脚本に参加した『岡田磨里』先生が

『GOSICK』に参加しておられて、面白い偶然。


『GOSICK』は、


『オカルトは、黒幕が国民を戦争に導くための、マインドコントロール手段』

『オカルト信者の右翼を増殖させて、科学を否定するのは、政治権力を握りたい黒幕の戦略』


という構図でしたね。

何度もここで紹介している『武田崇元=有賀龍太』先生、

『霊的ボルシェビズム』を提唱して、『ポップオカルティズム』の普及によって、『革命』を起こすべく、

『古史古伝』を復刻する『八幡書房』創設、学研『ムー』創設をしたと勝手に私が理解してるんですけど、

『GOSICK』の『アルベール・ド・ブロワ』のモデルじゃないんですかね?

『大本』分派の『愛善苑』の幹部になっておられますけど。


ただ、『GOSICK』の批判する『オカルト』は


『西洋キリスト教文明の闇』

『白人の恥部』


としての『オカルト』であって、

主人公『久城』の故郷『日本』の『オカルト』は免罪らしいというのが…面白い!

『久城』、『オカルト』と戦う正義の側ですからね。

『久城』は『憲法9条』が元ネタかもしれませんから、

『灰色狼』云々は『在日』『被差別』の婉曲表現で、

『オカルト』も、『公明党』『幸福実現党』『神道政治連盟』『鳩山由紀夫』『町村信孝』『浜田和幸』の暗喩かもしれないんですけど…



一応、『自虐史観』によれば、

『国家神道』という『オカルト』で、『大東亜戦争』『聖戦』を奇襲で起こしたのは日本の方なんですけどね。

『白人』『共産主義』の陰謀に引っかかった被害者なのかもしれませんけど。


『諸君!』だかで、読者アンケートで、

『渡部昇一』先生の論文が読みたいという要望が一番多かったということで掲載された論文で、

『渡部昇一』先生は、たしか、


『昭和天皇』は『生物学』勉強して『ダーウィニズム』だったから正しく、

226起こした軍部は『共産主義』だったから、戦争に負けたのだ、


と書いておられましたね。

『共産主義』否定して『ダーウィニズム』に立ってりゃ間違わなかったそうで…戦勝国に『ソ連』入ってるんですけど。

(『ホロコースト』はアメリカの『社会ダーウィニズム』を『ヒトラー』が学んだもの、という説をDNA螺旋構造発見の『ワトソン』が書いていた記憶が…)

さすが『諸君!』読者、こういう『ハイレベル』の主張に夢中ですね。


『江川達也』先生によれば『満州事変』起こした『石原莞爾』は、



『日本が侵略戦争起こしたのは、ペリーに開国されて、西洋文明を学んだからだ』



と責任転嫁してたそうで、

『大東亜戦争』『聖戦』は、『白人の猿真似』『キリスト教文明の仕業』だと『石原莞爾』は思っていたようです。


『GOSICK』の黒幕がいるなら、

『平田国学』、『竹内文書』『東日流外三郡誌』、『大本教』『オウム真理教』『神社本庁』『スピリチュアル』

といったものすべてが、



『白人の神秘主義のパクリ』



であって、日本は文化侵略されているという発想なのかもしれませんね。




『島薗進』先生によれば、

『天孫降臨』『万世一系』を信じ、

『大正デモクラシー』『シビリアンコントロール』『軍縮』に反対して、

226事件等を起こした軍部、右翼が活躍できたのは、

『皇国史観』『教育勅語』を学習して『神風』とかを信じて、『天皇機関説』を批判した『皇民』の支持があったからだそうで。


都合の悪い意見の主張を『非国民』呼ばわりで封じ、論敵を『国賊』として、殺害すら正当化する世論がなければ、

総動員なんてやれないのですね。


島薗先生によれば、『教育勅語』は『大和魂』ではなくて『儒教』という『中華思想』のパクリなわけで、

こういう『特攻』『玉砕』を支えた部分が


『ぜーんぶ外人のせい』


にできりゃ、自虐史観もオサラバですな。




蛇足2。

岡田磨里先生の作品が『反オカルト』でないのは、



『あの花』に『秩父神社』

『いろは』に『稲荷神社』


が登場してることでもわかります。

『フラクタル』『GOSICK』の双方が否定的に描いてる『オカルト』が、


『権力者のマインドコントロール』

『宗教の衣をまとった科学文明』


なのに対して、『神社』は否定的に描かれてません。

『あの花』では、


『成仏』


という『仏教』概念が、『じんたん』『めんま』の恋路を邪魔しようとする『あなる』『ゆきあつ』の手段になりますし、


『いろは』では、


『稲荷』が『出雲の神』だという教義が『豊崎愛生』さんのCVキャラから語られたり(本筋に無関係で)

主人公の精神的支えになったりしています(ぼんぼる!)


『GOSICK』では、『久城』が『なんまんだぶ』と唱えたのを『ヴィクトリカ』が


『呪い』


と形容していた記憶が(記憶違いならすみません)


2008年以降、伊勢神宮が比叡山の天台宗、高野山の真言宗と組んでますから、


岡田先生、廃仏の立場、親出雲大社の立場なんでしょうか…
(勝手な決めつけすみません)



蛇足3。

『出雲』といえば、

『秋元康』先生が『海雪』で『出雲崎』という新潟県の地名を登場させたのは、


スタッフの父親の出身地が出雲崎だったから


だと『秋元康の仕事学』(NHK出版2011)書いてらっしゃいましたが、

5文字の歌詞が必要だから、たまたまそうなっただけで『出雲』に拘りは無いんでしょうけど、

あれだけ沢山の歌詞提供の中からピックアップされた例が『出雲』ネタって偶然が楽しいですね。




蛇足4。

『けいおん』の大本ネタ『567』の仕込みとか、トンデモネタの源と私が勝手に想定している『花田十輝』先生が、

アニメ版『Steinsgate』に参加しているということは前に触れましたが、


『Steinsgate』の制作に関わってる『志倉千代丸』先生の所属する『5pb』が、2011年に


『MAGES』


という団体に改組しました。


『M=Music』
『A=Anime』
『G=Game』
『E=Event』
『S=School』


だそうで、

声優学校やら、声優ラジオやら、音楽CD製造販売やら、ボカロイベントやら、ゲーム、アニメ制作やら、

揺り篭から墓場まで色々やる団体な様です。


『MAGES』形成過程を見ると、

『文化放送』が、『ドワンゴ』を買収して、『5pb』も買収する形で、

webコンテンツ事業、アニメ・ゲーム・声優・専門学校・ボカロで儲けよう、

という事業展開を目指してるのだと勝手に私が思い込んでるのですが…


人材育成から、コンテンツ制作、『ニコ動』やテレビ放映通じた配信、イベント開催と、


『文化放送』が


コンテンツビジネスの『川上』から『川下』まで、

『表舞台』から『縁の下の力持ち』まで、


部分的に牛耳り始めた、ということですかね?
(作品が詰まらなくなる、ということでは有りません)




私は、


ある動画が『ニコニコ動画』でランキング上位になったとか、

『新人声優』『新人クリエイター』がネットで大人気、とか、


オタがパンピー巻き込んで支持することで『ボトムアップ』で起こす


『素人のシンデレラストーリー』


だと勝手に幻想を抱いていたのですが、

2011年以降は、



周到に計算された、

『文化放送』が売り出したいコンテンツの

『トップダウン』を『ボトムアップ』と演出した、

『販売促進戦略』なのかもしれない?


と考える時代になるって事ですね…
(勝手な妄想すみません!作品の面白さとは関係無いですから!)



ヤマカン監督が、2008年ごろ、


『ニコ動は損得勘定抜きで、面白いと思ったことをやるのでプロの脅威』


と、仰っていた気がしますが、最近、仰ってないなあと思ってましたが、

一部コンテンツについては


『損得勘定大有りで、シナリオ通りに、プロが、素人の新人デビューのフリ、同人のフリで売り出している』


ということに気づいたからかもしれませんね。
(勝手な決めつけすみません。作品の出来とは全く関係無いですから!)




蛇足4。

『文化放送』の発起人は



『聖パウロ修道会』



で、日本人にキリスト教のすばらしさを宣伝するためのマインドコントロール機関だったわけで、

旧社屋には修道院と聖歌歌う施設が併設されていたそうですが、

ここが、声優ラジオに進出して、


『堀江由依』
『田村ゆかり』
『花澤香奈』
『小林ゆう』
『丹下桜』
『野中藍』
『竹達彩奈』
『豊崎愛生』
『高垣彩陽』
『阿澄佳奈』
『神谷浩史』
『小野大輔』
『小野坂昌也』


といった人材たちに番組持たせるなんて、バチカンも驚いてるでしょう。


というか、『禁書目録』『一番後ろの大魔王』『アザゼルさん』といった『アンチキリスト』的作品は、

『文化放送』のオタ界支配へのレジスタンスかもしれませんね。
(陰謀論大好きの勝手妄想すみません…ストレートに『反・統一教会』なのかもしれませんし)



蛇足6。

最近、オタク大使やっておられた『麻生太郎』元首相は『神道政治連盟議員懇談会』の幹部なんですけど、

麻生さん自身は『クリスチャン』なんですよね。


『神道政治連盟銀懇談会』幹部には『安倍晋三』元首相もおられ、

安倍さんは祖父の『岸信介』首相の頃から、反共の戦友ということか、統一教会と関係が有ったそうで、


なんというか、神道政治連盟って、伝統や神社をプッシュしてるように見えて、

キリスト教の日本での政治運動の下部組織になってるように見えますね…


日本の伝統を支持して、神社に参拝したり、神道を学んだりすると、結局はキリスト教を支援してる格好に

なるというのが、世界の複雑性を良く表してると思いますね。


愛国、排外主義やってるつもりが、キリスト教支持の下働きになっちゃってるって皮肉が面白い。




本題。

今回のタイトルも『ラヴクラフト』ネタで。

『宇宙からの色』『異次元からの色彩』は『TheColourOutofSpace』の邦訳題だそうで。

『宇宙人』の『喜緑』さんには『緑』が含まれていて、『宇宙からの色』にコジツケ可能なので、良かったです。


絵は、ダリの『聖アントニウスの誘惑』という絵が元ネタですね。

『喜緑』さんが、ハルヒ世界を牛耳ってるという脳内勝手設定に取り憑かれてるので、こういう絵になりました。



蛇足7。

『567』が『大本教』の聖数で『ミロク』の隠語だということは何度も書きましたが、

『Aチャンネル』のOPでも、六角の鉛筆を削って『1~6』の数字を6つの面に書いたモノの、


『5、6』


の面が見えてる映像が登場していて偶然は面白い。

その後に『studio五組』という製作会社の名前が出るのですが、

私の携帯の文字盤では『S』は『7』と同じキー上に配列されているので、


『56』『7』


という数字列が画面に登場していることになっていて、偶然は面白い。

理屈と膏薬はどこにでも貼れますから。


『S』を『5』と混同するのが、このブログでのコジツケですので、



『studio五組』→頭文字『S、5』→『55』…



と、ここで何度もコジツケしている『55』ともコジツケ可能なのが面白いですね。

 


『Steinsgate』と『涼宮ハルヒの驚愕』の間…知人の結婚祝本表紙用『漆原るか』イラストです。

2011-07-04 20:23:33 | 涼宮ハルヒ
知人の結婚祝本の表紙用イラスト、初描き『漆原るか』君です。
311の惨事で暗い時代ですが、明るいニュースでした。

21世紀は、4人に一人が一生独身になるんじゃないかとかいう未来予測もあるそうなので、
いろんな意味でめでたいことですね。


『Steinsgate』、オカリンが『ドクターペッパー』党なのが親近感が沸きますね。

あれは小学生の頃、

私が風邪を引いたとき、

母が、


『大人用のバファリンを、半分に割って飲ませたら

「小児用バファリン」と同じくらいの薬効成分の分量になるんじゃないか』


と思って、
(最近流行の『勿体無い精神』ってこういう行動を誘発するんですよね。別に買う金が『勿体無い!』)

内なる因果律の命ずるままに私に処方したところ、

私が腹痛を起こして、病院に行くことになり、

病院の自販機で買った瓶入りの『ドクターペッパー』を飲んだのが初めてです。

それ以来、コーラより好きな飲料になっております。



馬場さんの話では、

『バファリン』は腹痛を起こす『アスピリン』を、

『緩衝制酸剤』で包んで胃に優しくしたものなのだそうで、

割ったりしたら、折角の緩衝剤が無効化してアスピリンが胃粘膜保護を抑制、

腹痛を起こすのは当たり前だそうで。


ちなみに、

『小児用バファリン』は『アスピリン』でなく、『アセトアミノフェン』という成分を使っている


『まったくの別物』


だそうです。



…『少ない大人用バファリン』


じゃなかったんですね。


母が、『高度経済成長』出来たと考えると、

失われた20年を30年にしようとしている私は、出来が悪いドラ息子ですね。
(世界経済が今よりチョロかった訳じゃないでしょう)




本題に戻って、

『Steinsgate』、青木さんに見せていただいた範囲では『まゆしー』が大変なことになっていて、

OPの歌詞にあるように、ハッピーエンドを求めて、オカリンはループに突入する展開になるのかも。


これ、『涼宮ハルヒの驚愕』の



『藤原』が『死んだ姉=みくる』を生き返らせるべく歴史改変を目指す



という展開と重なりますよね。

…いうまでもなく、『まどかマギカ』の『ほむほむ』の『ループ』とも重なっていて面白いですが。



前回の更新で、


『藤原』は性別が『男』だから、『ほむほむ』のときは共感できた『ハッピーエンドのためのループ』が共感できない、


ということを書いてましたが、


不思議なことに、『オカリン』は男なのに、かなりドキュンなのに、



『オカリン、はやくループして、まゆしーを救うのだ!』
『オカリン、ヒーローになれ!』



という応援の気分です。

人間なんていい加減なものだと割り切る前に、違いの出た理由を考えると、



『姉=みくる』の死はセリフで語られるだけ              ←→ 『まゆしー』の死は、視聴者の眼前でショッキングに描かれている

『藤原』は主人公『キョン』と対立している立場            ←→ 『オカリン』は主人公

『藤原』は私の好きなキャラ『佐々木さん』を見下すような態度をとった ←→『オカリン』、実は良い所ある、というエピソードが描かれていた



…最後のは私情ですが、

まあ、『主人公』である『オカリン』は、『隠れた良いところ』が表れるエピソードを本編中でフォローしてもらってる、

というのは大きいですよね。


私は個人的に、

谷川先生の芸風は、真実を隠すことで読者を情報不足にして、ミスリードを起こさせ、


『どんでん返し』


を効果的に引き起こすというものではないか?と勝手に思っている訳ですが、

その芸風が、『驚愕』で『みくるの死』が『セリフ』で語られるだけ、という展開に帰結していると思います。




映像に依存できるアニメと文字ネタの表現方法の優劣を比較してもしょうがないかもしれませんが、



『描写』するか、

『セリフ』で流すか、



は、メディアの特性を超えて、



受け手が感じる『キャラの死の迫真性』



を左右すると思います。


セリフで流されると、軽い印象になっちゃうような気が。

それが自分の中で重要な位置を占めてないキャラの口からだと尚更。


もともと、『長門』派ですから、『みくる』の比重が軽かったのが、

『佐々木』ファンになったせいで、『藤原』の印象が悪くなって、



『みくる』の死で『藤原』が悲しんで、騒動を起こしていた



となると、私、『姉弟』好きだからぶち切れませんけど、


『せっかく死人が出たのに、効果的じゃないなあ』


と『フラクタル』と同じ印象を持ちました。

谷川先生、『絶望系閉じられた世界』でも、人の死を軽く書くのがカッコイイと思うところがあるのですが、


ハルヒは人が死なない世界だから安心して読めると思っていた読者の方は、



殺さなくても、弟が姉を救うために必死になる事件を起こしておけば済んだのになあ、



とか思ってしまうんじゃないか、とか思ってしまいます。
(セリフの中での死はノーカウントだと寛大にスルーしてくれるかもしれませんけど)




『まどかマギカ』

『まみ』さん、『さやか』、『まどか』の死は劇的に描かれていました。


『Steinsgate』

『まゆしー』の死は、『オカリン』の今まで見せたことの無い取り乱しようも相俟ってショッキングに描かれてました。



どちらの『死』も、



『こんな酷い運命が変えられるなら…!』



と、受け手に、ループするキャラの心情を共有させる効果があったと思います。

『効果的な死』。




阪神大震災の経験者の谷川先生としては、



『商売道具としての死』



を売るのは許容できないのだろうと思います。

殺さない展開が無理だったようには見えないので、なぜ殺したかは今後の続編の行間を読む上での宿題ですね。



蛇足1。

以前、

ヤマカン監督が、


『人の命はそんなに重いものでしたっけ?』


『自分はリビアの死には共感できない』


とインタビューに答えてることを捉えて、

『養老孟司』先生の


『人は身近な人の死しか悲しめない』


という説に『ヤマカン』監督は立っていないという解釈を書きましたが、

『オトナアニメ』のインタビュー読み返してみると、



『他人の死は共感できない』



と仰ってるのは明らかですが、



『人の命は重くない』という発言が



『身近な人の死にも共感できない』



と明言してると考えるのは意地悪すぎると思うので、

養老説に立っていないと断言するのは私の勇み足だったと思いました。


その解釈を撤回したとして、

原恵一監督が、


視聴者が怒るのは、自分の演出が視聴者を動かしたからだ


と解釈していたように、

ヤマカン監督も、自分がリビア人の死に共感出来ないことを理由に反論するのではなく、


死を軽く描いていることに不快感を感じた人間が出たのは、自分の死の演出が人の心を動かせるからだ


と良い方に考えたら良かったと思いました。

別に、殺人描写で『爽快感』を与えたかったわけじゃないんでしょうから。



本題。

『涼宮ハルヒの驚愕』が扱った


『姉の死』


ですが、偶然にも、『フラクタル』の脚本担当した『岡田磨里』先生が脚本の『あの花』も、


『姉の死』


を扱っていたことを思い出しました。『めんま』、『聡志』君と言う弟がいましたね。


『驚愕』、

『ループ』は『まどか』『Steinsgate』と被って、

『姉の死』は『あの花』と被るという…


『めんま』の弟君が藤原より可愛らしいので『驚愕』はこの点でも分が悪いですね

聡志君、ちょっと擦れた態度も可愛らしい。

藤原は屈折し過ぎ?イライラしてきます。


『麻枝准』先生の『AngelBeat!』の『SSS』が『SOS団』より活躍していた、とか前に書いてましたが、

ハルヒが、


『用はありません』


と排除した『普通人』の、『じんたん』『ぽっぽ』『あなる』『ゆきあつ』『つるこ』たち


『超平和バスターズ』


の方が、2011年、『SOS団』より世界を大いに盛り上げていたような気がします。



原始的な方法でも、少年達が『飛翔体』を作って打ち上げるというのは見ていてワクワクしました。

『驚愕』では、『宇宙人』『未来人』『超能力者』『神』、これだけ揃っていて、

力を合わせて何かをやり遂げてる感が伝わってこないのが勿体無い。


皆が知らないうちにαβに分裂していたせいで、

『佐々木団』『SOS団』の判り易い対決は『涼宮ハルヒの分裂』で終了してしまい、

世界の大変化のせいで、キャラたちが『流されてる』うちに終わりがきてしまった感じがします。


…まあ、『ハルヒ』の方が、人の心がバラバラで、状況に流されてるという『世界のリアル』を忠実に反映しているともいえます。

『あの花』が世界を美化しすぎなのかもしれません。


ただ、『人の黒い面』については『あの花』の方がストレートですね。
(デフォルメされてるとも言えますが)

みんな黒い下心ありありでロケット運ぶシーンも凄かった。


ただ、そういうキャラの本心が見えない『虚々実々』が『ハルヒ』の面白さではあるので、

黒い下心ありありの凄まじいシーンが抑制されてることを問題視するわけにも行きません。


『目的』が違うなら、手段も当然違ってくるわけで、

たとえば、『ハルヒ』シリーズが、真相を伏せて読者をどんでん返しに掛けるための壮大な罠であると仮定した場合、

シリーズの結末までは、すべての文言は『ミスリード』の手段に過ぎず、

通常の小説のような『起伏』を期待しちゃイカンのかも知れないと思っております。
(勝手な決めつけ済みません)


私の『脳内妄想』では、『驚愕』は事件の一面だけを伝えていて、

鶴屋さんや、喜緑さん、古泉の暗躍は隠されているということになっております。

藤原や橘さん、ヤスミや佐々木さんも、キョンが見たとおりの人物ではないでしょうし、

もっと活躍していると思います。


ミスリードのために、真実を隠して、事態の一面を表面的になぞっただけから、

『まどか』『Steinsgate』『あの花』と比較して盛り上がらなかったのではないかと思います。

『分裂』~『驚愕』の騒動など、『大事の前の小事』なのではないでしょうか…?

今後の展開が楽しみです。


また、『陰謀論者』、『トンデモ好き』としては、『ハルヒ』の真価は、

単なる『ラノベ』、『娯楽』ではなく、

トンデモコジツケの素材となる『情報片』を大量に含んでることにあります。


『黒幕』からのメッセージとか、

『アカシックレコード』から谷川先生が受け取った世界の真理が暗号化されてるとか、

出雲系神道カルトの情報操作の一翼を担ってるとか、まあ、いろいろ妄想できそうですね。



蛇足2。

『さがら総』先生の『変態王子と笑わない猫』と『ハルヒ』の共通点をコジツケしといたら、

『変態王子』3巻で、


『タカビーな女が転落死のピンチ?』

『大量のハムスターをクッションに敷くというアイディアが出る』

『主人公の友人が、高く売れる収穫物を育てている』(麻薬ネタ?)


というところが、『驚愕』の、


『ハルヒが墜落死させられそうになる』

『ハムスターつかみ取りを入団テストにしようというアイディアが出る』

『小麦粉が入ったビニール袋を持って交番の前をフラフラして誰が一番に職質されるか競争』(麻薬ネタ!)

『麻薬かと思えるような甘い香り』(麻薬ネタ!)


と対応していて、偶然は面白いと思いました。特に、『ハムスター』が被るのは面白いですね…



他にも、『ハルヒ』は、『原発』ネタ仕込んでる?とかコジツケしていて、実際、『驚愕』でも、


『放射性物質を体内で飼ってる』


という文が出てきてましたが、

『浜岡原発』が建ってるのが


『さがら層』


という地層だそうで、『原発』ネタでも『さがら総』先生、『ハルヒ』と対応してますね。



『変態王子』2巻は『洪水』ネタでしたが、今回、『驚愕』に、


『水害時に使う土嚢』


という文が登場して、偶然は面白いですね。


『土嚢を見るような目』


という表現もあるのですが、九曜さんのキョンへの視線の形容としては不自然ですよね?

何の暗号??



蛇足3。

『変態王子』の舞台は、東京都『狛江市』あたりじゃないかと思うのですが、

『マリみて』の志摩子さんの実家の寺のモデルが『深大寺』だという説も有って、結構近いのが面白い。


『マリみて』では『チャオソレッラ』で志摩子さん、イタリア旅行に行きますが、

『変態王子』3巻で、


『猫神』憑きの『筒隠家』の先祖が『イタリア』に関係が有った

新登場キャラは、聖歌隊で、『イタリア』から戻ってきた

筒隠家の長女が交換留学で『イタリア』に行くことになりそう


と、急に『イタリア』づいてます。偶然の一致は面白い。



『変態王子』3巻で、筒隠家の結婚式は『神道式』だと明かされましたし、

『マリみて』では、『紺野緒雪』先生、『キリスト教』より『仏教』をプッシュしたい様ですね?
(玲ちゃんも志摩子さんの寺の檀家だった筈ですし、紺野先生、番外編の『釈迦みて』の方が楽しそうですし。)

じつは、最近流行の『キリスト教はバカ』という『禁書目録』的な傾向の一翼を担う作品なのかもしれませんね。

『釈迦みて』は『仏教』ですけど、『日光月光』先輩の元ネタ『日光月光』は、佐藤任先生の『密教の神々』によれば『薬師』の脇侍だそうで、

『薬師』は『スサノヲ』の本地だったはず…『出雲』!!


だいたい、『筒隠』という名前も、『筒』が『星』の古語だという説があるわけで、

『月見里』が『山無し』ということだとすると、『筒隠=星が隠れる』ということなら、『夜空に雲がある』…

『筒隠=出雲』?

…『出雲系カルト』の影響が??

紺野先生が、どうも、マリみてで、なんらかのトラブルに巻き込まれたご様子なのですが、

さがら先生も、3巻後書で、編集さんとのトラブルがあったことが明かされておりまして、


『朝霧の巫女』の宇河先生、『かんなぎ』の武梨先生、同様、『神道系カルト』絡みのトラブルでしょうか?
(ああもう、何の根拠も無いトンデモ妄想すみません!陰謀論好きなもので…)



アニメ版『Aチャンネル』(黒田bb先生原作・Studio五組制作)も、府中の『大国魂神社』参道が登場してますので、

『変態王子』『マリみて』の近所なのですが、『大国魂神社』近辺は、『武蔵国造・兄多毛比』の屋敷跡があったといわれ、この人、

『国造本紀』によれば『出雲国造』の家系なんですよね。…『出雲』!!

最近、『国造本紀』を特集した『歴史読本』出してる『新人物往来社』は2010年に角川が買収して、
2011年の7月号表紙に『ハルヒ』を出させられてましたよね…


奥付の編集部の表紙解説に一切『ハルヒ』が言及されてなくて、

角川に押し付けられた『新人物往来社』の不愉快さ、反発が伝わってきました。


『新人物往来社』、『55』周年だそうで、ハルヒコジツケでやたら登場した『55』つながり。


最近知った話では、映画版『20世紀少年』(浦沢直樹先生原作・東宝)は『日本テレビ開局55周年』記念作品だったそうで…

なぜ『55』?


偶然は面白いですね。










『涼宮ハルヒの驚愕』読み終えました…夏コミ新刊表紙用『喜緑さん』絵

2011-07-02 19:26:31 | 涼宮ハルヒ
6月15日の通常版発売から2週間経つので、ネタバレもそんなに気にしなくて良いだろうかと思います。

有希も回復したようですし、佐々木さんも死ななかったので、
個人的に恐れていた鬱展開は回避されて良かったです。

谷川先生によれば、佐々木さんはもう登場しないそうですが、
『消失長門』も『消失』以来登場していないのですから、物語の展開上、登場しないのは仕方ないですね。

逆に、必要となれば、再登場もあるかと思います。



『上巻』は読むのに4日くらいかかりましたが、
『下巻』は一日で読めてしまったので、
明らかに、『上巻』の方が、文章に仕込まれた『引っ掛かり』『ノイズ』が多いのが判ります。

何度も書いてきたトンデモ妄想、


谷川先生、角川歴彦さんとオカルトの見解が相違して書き直させられた、


というのがアリだとしたら、
下巻がまるまる書き直しなのかもしれませんね。


電波トークはおいといて、
『私の脳内設定=コジツケ』では、

『分裂』で起きた事件の真相はキョンが考えているような『展開』ではなく、
影で喜緑さんが暗躍しているんじゃないか? 

ということなんですけど、
たとえば、

上巻92p

『青々とした緑の色が濃くなりつつある』


上巻252p

『蓑虫が喜びそうな新緑が勢力を伸ばしている』


のように、『喜緑』さんが裏で糸を引いているのを暗示するような表現が気になってしまうんですね。
『喜』『緑』という字が仕込まれてるあたり、谷川先生、遊んでらっしゃると思います。


『驚愕』で、喜緑さん、


『統合思念体に支配されて自由に動けない』


という立場を強調してましたが、まあ、嘘なのか、
本文に書かれてる以上に統合思念体の命令で暗躍してるってことだろうと思いますね。


下巻197pで、閉鎖空間に朝倉さんと有希を従えて現れていたようですし、
下巻198pで『ヤスミ』が喜緑さんたちに手を振っていた様にも見えたと書かれてるのが気になるところです。


『ヤスミ』の正体の謎解きを『古泉』がやってるのが気になるところですね。
『ハルヒ』の無意識が素材だとしても、キョンが飲まされた説明が真実とは限らないなあ…と思います。

『驚愕』では、古泉が一番キョンの信頼を勝ち得た様に思えるので、『茶番』を感じますね。



『九曜さん』と『橘さん』は残ったので、『古泉』と『喜緑さん』が彼らとどう結託して
『未来人』や『統合思念体』を追い詰めるのかが楽しみですね。
(勝手な妄想すみません)



唐突に悲劇の主人公に祭り上げられて、あっさり敗退したように見える『藤原』も、
もう登場しないとは限らないので、さてどうなることやら。


蛇足1。

『死んだ姉を生き返らせるために歴史改竄を狙う』

という展開は、シスコンとして同情しますが、

2011年は、

『死んだ親友のために何千回もループする』

という『まどかマギカ』の『ほむらちゃん』の悲劇が先に出ているので、
『驚愕』は分が悪いです。不運。


『藤原』が『男』なのが悲劇をレベルダウンさせてますよね…
単に女々しい理由で、迷惑かけてるようにしか見えない。


ほむほむは小娘だから、過酷な運命の前に風前の灯って感じで、応援したくなります。
悲劇を、彼女しか何とかできない、という『使命感』で危険に飛び込むのが胸を打ちます。


しかも、『世界を滅亡から救う』という課題もあります。


『藤原』にもそういうヒーローの面があるのかもしれませんが、『驚愕』読む限り、
私情で大騒ぎ起こしてるだけに見えてしまいます。



『憂鬱』のときは


『ハルヒというドキュンのイライラで世界が滅亡』


という展開は、『不条理ギャグ』というか、『これは酷い!』と思いつつも、
清々しくすらあったのですが、
小娘のやることですので、ジジイは、赦せちゃうんですよね。

藤原は口の悪い『若造』でしかないので、


『小さいヤツ!』


としか思えません。

自分が藤原だったら同じ事するかもしれませんけど、
そのときの自分は、


『悲劇に酔ってる』


確信がありますので、藤原に自分の恥ずかしい面を投影しちゃって冷静に見てられません!

藤原さんには、こんな勝手な脳内設定で、必要以上にマイナスイメージを負わせてしまってすみません。
姉が死んで大変苦しんでおられるでしょうに。


『ハルヒ劇場』でちらりと垣間見えてると思いますが、
谷川先生の、ハリウッド的に盛り上げられるものを、敢えてさらりと流してしまうドライさが
カッコイイと思うので、


『世界の危機かと思ったら、じつは矮小な事件』


という風呂敷の閉じ方はアリだと思います。



『まどかマギカ』は、

『ワルプルギスの夜』との決戦、という『世界の大ピンチ』の『大舞台』に、
『ループ』を絡めたことで、盛り上がりましたよね。

『虚淵玄』先生の演出過剰勝ちですね。



1970年生まれの谷川先生、大塚英志先生が言う


『大きな物語の信じられなくなった時代』


の子供だと思いますので、


『世界の危機を救うため、使命感で立ち上がる』


という行動をどこか滑稽に思えてしまって、
そういうキャラに感情移入して書けないのだろうと思います。
盛り下がってしまうのだろうと。

谷川先生はヤマカン監督同様、自分のリアルに合わない作品は盛り上げられない性格なのではないか?
とか勝手に思っております。


虚淵先生は、1972年生まれで、谷川先生と同世代ですが、一周回っていて、
どんな設定でも、可能な限り盛り上げようと考えて劇的な展開をやれるんじゃないか?

虚淵先生は、原恵一監督同様、受け手がリアルに感じるように作品を作ろうと努力するタイプなのかもしれない、
とか私は勝手ながら思っているのですけど。



蛇足2。

『シャフト』の新房昭之監督が、『オトナアニメ』vol.20のインタビューで、


虚淵先生の脚本は『ケレン味があって面白い』


と評価する一方、


キャラクターが死ぬ作品はキツくなってきた。


と心情吐露なさってるのが面白かったです。



探偵ものみたいに死がひとつの記号として描かれるものなら大丈夫だが、
もっと歳を重ねるとそれも辛くなってくるだろう。


とも仰っていて、


『若い人は元気だから荒々しい作品が作れる』


という説のようです。
(新房監督は1961年生まれだそうですから、確かに、虚淵先生より年寄り世代)


ただ、虚淵先生の脚本を『面白い』と評価出来るわけですし、

『死』を扱うにしても、『人の死』とストレートに同一視せずに


『キャラクターが死ぬ』


と突き放して、あくまで、


自分たちが作り出す『虚構のリアル』である


という『クリエイター視点』は踏み外していないのが、職人だなあ、と思いました。

こういう技術的思考は、世代、年齢に限定されないで活用可能なのだろうと思います。
新房監督が虚淵先生の作品を面白く感じられるのはその証拠だろうかと思います。


『リビアの死人』


のような存在をいちいち意識して作品が左右される可能性は少ないと思われます。


虚淵先生は、この、『作品世界』の完成度を純粋に意識しようとする思考をなさっているから、
『大きな物語が死んだ』時代でも、劇的な展開をやれるのだろうと思います。
物語の盛り上がる可能性を純粋に追求してるのだろうと思います。
(勝手な上から目線の決めつけすみません)


こういう、『物語を盛り上げる』という目的合理性に集中する発想は、

押井守監督が、


『完結した物語は、日本の村社会の閉鎖性と同じだから、敢えてオチを付けずに現実と地続きにしている』


と仰っていたのと正反対の立場だと思います。
(ヤマカン監督は、押井監督に近い立ち位置だと思います)



蛇足3。

大塚英志先生も、『現実の死』と『キャラクターの死』を直結なさっていて、


日本の漫画・アニメはアメリカの模倣に過ぎない。
日本は敗戦国で戦争の悲惨さを学んでいるのだから、ハリウッドの真似じゃない日本アニメ・漫画の独自性は
『反戦』を明確に打ち出す点にある。


というような事を仰っていたと勝手に記憶しておりますが、

この立場では必然的に描けない『死』の形が出てきます。
国家によらない検閲は憲法違反じゃないという説を信じるなら、別に問題じゃないですが、

大塚先生のご自身の作品限定の自己検閲にしておいていただきたいですね。


他の人の作品作りに、こういう『検閲』を要求するのは、折角のフィクションの可能性を制約して、
生まれたかも知れない面白い作品を誕生前に中絶する、


『オタク業界の優生学』


ではないかと思います。

1969年の『三島由紀夫vs東大全共闘』で、三島先生は、


『自分は一市民としてはモラルを重視するが、作品世界はフィクションなので、どんな不道徳なことも書く』


というようなことを仰ってたと思うのですが、
平和思想の普及で、こういう『切腹自殺するような再軍備論者』の言うようなことは否定されちゃったんですかね。


久米田康治先生は『絶望先生』の中で繰り返し、

石原都知事が、過去の自分の小説の中では下品なことをやってるのに、表現規制するのはおかしい、

というような事をほのめかしておられますが、石原先生、三島先生の前述の発言を実践しようとなさってるのかもしれませんね。



蛇足5。

『絶望先生』25集249話『イワンのなかば』で、『5627』巻の小説が登場するんですが、素因数分解してみると、


5627=331×17


…『3月31日』って、『新谷良子』さんの誕生日だったはずで、彼女は最近『30』歳になったはず。

『17』といえば、『17歳教』は、たしか、『30歳』が入信資格だったような気がするから、


『331×17=5627』


って、久米田先生から新谷さんへの『30歳おめでとう』の暗号なんじゃないか?


とか勝手に楽しんでおります。




本題に戻りますが、

『驚愕』は、上下巻という尺を必要とする構成だとは思うのですが、
長さの割りに、起こっている事件が盛り上がってないような気がします。

非常に執筆には苦しまれたご様子ですが、


2007年~2011年かけて、

文庫2冊分で、


この規模の事件、というのは、感動を生み出す効率が悪いような気がします。

私のように、『陰謀論』というか、『暗号解読』の気分で行間読んでる人間には、
単語ひとつひとつも面白いですけど、
物語の起伏を楽しみたい読者にはどうだろうかと思います。


『α』と『β』が重なる瞬間は身震いするほど面白いのですが、
全体として、『SOS団』が危機に陥ってるという緊迫感が沸いてきません。

『αβ』のせいで、『佐々木団vsSOS団』の雰囲気が『分裂』で終わってしまい、
『驚愕』では、『若造』藤原の私情に振り回される形で佐々木団が暴走し去って消えてしまう
様にしか見えないからだと思います。


まあ、そういう、敢えて起伏が起こりそうなところを華麗にスルーするドライさが私にとっての谷川先生の魅力
でもあるわけで、

下手に対決されると、新房監督の仰るように、ジジイはキツイ緊張の連続になりますから
あれでよかったとは思いますが…若い人には刺激が足りなかったんじゃないでしょうかね?


『橘さん』が、ほとんど何もしないで退場してしまうのが拍子抜けです。

『ヤスミ』も、神秘的な登場で、さてこれからどう活躍するか?というところでもう


『時間切れ退場』


という感じで、勿体無いです。


『鶴屋さん』も『森さん』も活躍しなかったのが残念です。


尺が足りなかったから出る余地が無かったのは仕方ないですが、
上下巻かけて、ページが足りないってのは、トリッキーな『分裂』がキャラの完全燃焼を阻害してたということじゃないかなあ…
などと勿体無がってしまいます。

そういう、勿体無いキャラの浪費が、ポトラッチの如く『蕩尽』の快感を発生させるのだと栗本信一朗先生なんか仰りそうですが。



これは、活躍してなさそうなキャラ達は、見えないところで暗躍してるんじゃないか?とか勝手に妄想しちゃってますけど、

『驚愕』本編でそれが描かれるのと、
将来出る新刊で、回想や、裏話の形で『活躍』が語られるのとでは、
インパクトが違うような気がします。勿体無いです。
(勝手なことぬかしてすみません)



『ハルヒ』世界の謎解きという観点から行くと、


『鶴屋山出土の金属片』

『シャミセンの脳内の隕石寄生生命体』


は持ち越しになりましたし、


『鶴屋さん』『喜緑さん』の暗躍


があると勝手に期待してる私にとっては、今回、この件が解決しなかったことで、
今後の作品中での彼女たちの言行が気になるところです。

『分裂』で言及されていた、

『鶴屋邸での歌会』

も描かれてませんし。


橘さん、九曜さんのこれからの運命も気になるところです。


『分裂』で言及されていた『映画』製作もまったく手付かずです。



『ハルヒ』の謎については、谷川先生個人の貢献を超えて、『京アニ』スタッフの関与(K-ON!の謎ともリンクしている)
更には、『シャフト』スタッフ、『機本伸司』先生、『横谷昌宏』先生、『花田十輝』先生辺りも遊びに参加してる
可能性があって、『驚愕』発売後も、どんな展開があるか気をつけてフォローしてゆく予定です。



蛇足6。

『シャフト』+『横谷昌宏』先生の『まりあほりっく』で、
『K-ON!』でさわちゃん担当した『真田アサミ』さんの担当キャラが


『2012年人類滅亡』ネタ


語っていて、横谷先生、オカルトネタお好きだなあ、と改めて思いました。
(花田先生は『レベルE』に『SteinsGate』ですから、相当のトンデモ好きかもしれませんね)


また、ハルヒ謎解きで、『Godの反対はDog』というネタを振っておりましたが、

『まりあほりっく』で『小林ゆう』さんと『平野綾』さんの担当キャラがなぞなぞ対決する回、


『Godの反対はDog』


ネタを振っておられて、偶然は面白いと思いました。




蛇足7。

以前、谷川先生は『出雲』に縁がある、というコジツケしておきましたが、
今回、上巻198pで『大黒さん』が言及されてましたね。

それはさておき、


『「涼宮ハルヒの憂鬱」で英単語が面白いほど身につく本』(中経出版)


という本を書店で見かけまして、著者を見たら、監修が


『出雲博樹』


…『出雲』!

代々木ゼミナールの講師の方らしいですが、偶然って面白いですね。

『天蓋領域』=『荒神』=『ガタノゾーア』!?…『平田篤胤』『クトゥルー神話』と『涼宮ハルヒ』の間

2011-05-14 02:47:24 | 涼宮ハルヒ
『渡り鳥に導かれ』

は、

『広瀬量平』作曲、『岩間芳樹』作詞の、混声合唱組曲『海の詩』の5曲目


『航海』


の歌詞です。

公害を糾弾した1曲目『海はなかった』が、
美しい曲と、痛烈な内容を敢えて押し殺した歌詞の衝撃で、中学で聴いた時から好きだったのですが、
銀座山野楽器でCD買ったら、

『海の匂い』『航海』も、良い曲でしたね。



『風を待ち 帆にはらみ 渡り鳥にみちびかれ
われらが船を 島へ向けよう
おどろなる 昏迷の女王国 耶馬台めざす 
はるか東方一万里 朝霧のかなたより 日は昇る』



ピアノの伴奏の劇的な、私の好きな『古代日本』ネタのヒロイックな歌詞で、
ここで引用出来て良かったです。



『涼宮ハルヒの陰謀』(2005年)で、『バレンタイン』ネタがあって、
エピローグで『ホワイトデー』が暗示されるのですが、

未だ、本編では『ホワイトデー』ネタが書かれていなかったように記憶しております。

そして、今回、私の勘違いかもしれませんが、

『福島第一原発』の『3号機』が爆発した日は



『3月14日』…『ホワイトデー』!



そして、『陰謀』で、キョンは『ホワイトデー』のお返しに、ハルヒが、



『邪馬台国畿内説の物的証拠』



を求めたりしないだろうか、と心配するのですが、



『卑弥呼が魏に朝貢したのが239年』



今回、『3号機』は、偶然にも『プルトニウム239』を燃料にしていたので、『239』繋がり!



前に、『ウルトラマンティガ』(1996年~1997年)ネタで、


『ティガ=インドネシア語の3が元ネタ』


というネタを振ったことがあり、『涼宮ハルヒの分裂』で、中学時代の佐々木さんが言ってた


『古代の邪神が海中から蘇る』


というネタの元ネタは『ティガのガタノゾーア』だとかコジツケしてたんですけど、

今回、


『津波』→『古代の邪神が海中から蘇った?』
『3号機爆発』→ティガ最終回、ティガも敵に屈してしまう。


まあ、コジツケですけど、合ってる気もします。
『地震兵器』信じてる方々は、円谷プロに『HAARP』を悪用する者のエージェントが居るって事にしちゃうんですかね?

一応、最終回、子供たちのパワーの協力でティガが勝利出来るようですが、
唐突な展開だったと、不評の方もおられる様子。

今回、


『子供パワーで逆転勝利』


は無かった訳ですから、『ティガ敗北→絶望』でオワリってのが本当であって、
ハッピーエンドが唐突と感じた方の勘は鋭かったのかも?


蛇足1。
ティガの舞台が『2007年~2010年』、ハロウインも日本に定着してる時代とか言う話で、
『分裂』(2007年)~『驚愕』(2011年)ってのと偶然合ってるのも面白い。
谷川先生、意識してらっしゃったか?

ハロウインも一応定着してるっぽいし。偶然の一致は面白い。

『HAARP』信じてる方は、円谷も、ハロウイン宣伝してた百貨店も、谷川先生も何らかの陰謀組織の
手先でグルって事にしちゃうんですか?…


本題。

この位の偶然は平気で起こるので、『陰謀論』信じてる方には申し訳ないのですが、



『谷川流』先生がアカシックレコードにアクセスして、未来予知をしたのが『涼宮ハルヒの陰謀』『涼宮ハルヒの分裂』
今回の地震や原発爆発は陰謀組織のテロで、『谷川流』先生は、そういう組織とコネがあって情報入手して書いた



といったトンデモは、まあ、有り得ない話だと判りますね。
(海からの侵略ネタが津波の陰謀の暗示なら『侵略イカ娘』すら陰謀になっちゃいます)



前回、


『涼宮ハルヒ』=谷川流版『クトゥルー神話』?


というネタを振っておきましたので、『クトゥルー』ネタです。

青木さんから、ラブクラフトの『ダンウイッチの怪』を、『水木しげる』が1963年に貸本漫画で翻案(?)した『地底の足音』の文庫版(ホーム出版2009年)を頂き、
最近、PHP出版の漫画版『狂気の山脈』『インスマウスの影』『ダンウイッチの怪』を頂いていたので、助かりました。


『九曜さん=ガタノゾーア』?

とか、『ハルヒ』と『クトゥルー』の当て嵌めネタ自体は、2007年の時点で複数人がやっておられましたが、
ようやく、自分でもネタに出来て良かったです。


『ヨグ・ソトース』は骨が無いようですが、
『七魄の鬼神』は、『骨』に憑くのであり、『骨』自体じゃないので、一応矛盾は無いか…とか思いました。



蛇足2。
『ガタノゾーア』は、『ウルトラマンティガ』ネタで振ってましたが、
一応、『ティガ』は『クトゥルー』ネタ特撮として有名だそうで…

ただ、『ラブクラフト』の創作ではなく、
『ヘイゼル・ヒールド』の『永劫より』という『クトゥルー神話』ネタ小説のキャラだったんですね。


『出口王仁三郎』の


『鋳型の思考』


のように、『人の芝居』が神を動かせるという発想から行くと、

『陰謀論者』の方々は、
『クトゥルー』狂信者が、『クトゥルー神話』をラブクラフトが受けた神託とか考えて、
予言の自己実現というか、『ガタノゾーア』復活を演出したのが今回の事態、とか
言い出しそうですね。

『にゃる子さん』も陰謀の一環なんですか?



蛇足3。
私の周囲には、『クトゥルー神話』好きな方は多かったのですが、
自分は、クトゥルーが元ネタという作品は読んでも、元ネタの方は触れずに来ていました。

そう思っていたのですが、
青木さんから頂いた『地底の足音』を読んで、始めて、
小学生の頃、家に転がっていた古本で飛ばし読みした話が『ダンウイッチの怪』だったと気付きました。


当時、『ストーンサークル』とか好きだったので、


『山の上に古代人の残した巨石建造物が残っている』



という舞台設定が魅力的だった記憶があります。

そして、飛ばして、次に読んだシーンが、


ウイルバーが犬に食い殺されて、変な色形の下半身を現して死ぬシーン。


更に飛ばして、次に読んだシーンが、


見えない化物に家が押し潰されてる様子が電話で伝えられ、
電話中の人が受話器の向こうの惨劇の音だけ聞くと言う箇所。


更に飛ばして、読んだのが、


博士たちが山に登っていって、粉をかけて『怪物』の姿を顕し、
その姿を望遠鏡で見た人が気絶する。
遠くて声は聞こえないが、博士が『呪文』を唱えて、怪物が苦しんで『父』に助けを求めて消え、
博士が、
先に死んだほうの兄は母親似で、人間に近く、
弟のほうは父親似で、凄い形だったことを解説し、

あれは人間の『悪意』が生み出したのだ、と評するシーン。


もう、何度も書きましたが、私は『ハルヒ』読むまで、『文章』というものが読み取れなかったのですが、
ウイルバーやアーミテイジ教授が『読書』するシーンがスッポリ抜けてる辺りが面白い。


本題。
『平田篤胤』は、小学校の頃『神代文字肯定論者』として初めてお名前を知りましたが、
『つのだじろう』先生の『うしろの百太郎』か、『恐怖新聞』だかで、


平田篤胤の『勝五郎少年の転生事件』研究


が引用されていて、色々研究なさってる方だなあ、と思いました。

『本居宣長』の


『天照大神中心主義=伊勢重視=生きてる間重視』



に対して



『大国主命中心主義=出雲重視=死後重視』



という対照的立場を篤胤は採っていたという話で、


『大国主命=冥界の主宰神で、死者を裁く』


と考えておられたそうです。

『山本ひろ子』先生の、『異神』で、『天台密教』の神仏習合では、


『閻魔大王=地蔵=大黒天=大国主命』


だったそうで、篤胤は『廃仏』で有名ですが、すっかり『神仏習合』に汚染されちゃってたんだなあ…
と感慨深いですね。


『冥界の王=Pluto=冥王星の語源→冥王星(Pluto)=プルトニウム(plutonium)の語源』

『冥王星から来た者』が『ムー大陸』で崇拝してたのが『ガタノゾーア』


という偶然の一致がコジツケ連鎖好きには有り難いですね。


『冥王星』→『プルトニウム』
『ムー』→『水没する陸地』→『津波』
『ガタノゾーア』→『ティガ=3』→3号機の燃料が『プルトニウム』


そして、



『冥界の王』→『平田篤胤』の『大国主命』→平田篤胤は『平将門』子孫自称
『平将門』=『桓武平氏』→『周防内侍』も『桓武平氏』→『周防内侍』は『周防九曜』の元ネタ?



という感じで、『九曜さん』と『平田篤胤』がコジツケ連鎖。


『平田篤胤』は、



『神には善の側面も悪の側面もあって、悪神も祀れば善になる』



と考えていたようですので、『篤胤』を谷川さんが念頭に置いておられれば、



『九曜さんとも、ちゃんと付き合えば、共存共栄できる』



という途が開けるかな、と思いますね。個人的願望が大ですけど。



『九曜さんがキョンたちに味方する』



という予想は、2007年時点で多くの方がなさっておられたので、


『平田篤胤』


コジツケからも補強証拠を出せたのは良かったです。




蛇足4。
『宇河弘樹』先生『朝霧の巫女』でも『平田篤胤』は使われていましたが、
この作品も、作者が何らかのトラブルに巻き込まれたのが伝わって来る作品で、

同じ雑誌に連載されていた『コミックマスターJ』で、


カルト教団の編集が、自分たちの教義をトンデモネタ漫画に描かせようと圧力かける


と言うネタがあり、

作者の『余湖裕輝』先生は、現在『ヤングキングアワーズ』から離れておられるので、
実体験かもしれません。

同誌で怪奇漫画描いておられた、『高港基資』先生も、本誌から出てしまってるのも気になります。

本当に編集さんに『平田篤胤』『心霊』『宇宙人』ネタ信じてるカルト狂信者がおられた??


前に、


『ハルヒ』の元ネタは、大本教分派、信徒連合会の『出口ハルヒ』さん?


というネタを振ってましたが、『出口ハルヒ』さんのライバルに、


『出口紅』


という方もおられて、

最近『アワーズ』で連載中の、『打海文三』先生の『裸者と裸者』(角川文庫)が原作の
『七竈アンノ』先生の漫画版で、


『佐々木紅』


というキャラが登場してまして…

『涼宮ハルヒの分裂』登場の『佐々木さん』って、『ハルヒ』のライバルみたいな位置でしたよね?

『ハルヒ』も『裸者と裸者』はどちらも『角川』で、偶然は面白い。

まさか、大本教信者の編集が圧力かけたりしてないでしょう。


『裸者と裸者』の主人公が『佐々木海人』で、

角川が、上海万博に朝貢したときの復元『遣唐使船』には『住吉神社』が建ってました。

住吉神って、海の民の神だった気が…



蛇足5。

『住吉(すみのえ)』


って、



『住之江あこ』



ってキャラが『ぢたま某』先生の『Kiss×sis』(講談社)に登場してまして、

声優は『竹達彩奈』さん。


大本教分裂の原因の一つになったのが『出口京太郎』さんの暗躍(?)だったという話があるのですが、

京太郎さんの幼名は


『梓』


だそうで、『竹達』さんって『梓』やっておられましたよね?

偶然は面白い!



蛇足6。

前述の『勝五郎少年』転生事件の舞台になったのが、『程久保』村。


『程久保』


って、どこかで聞いたことがありませんか?



『岩崎夏海』先生の

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(ダイヤモンド社2009年)



のアニメ版(NHK2011年)の舞台が



『程久保高校』



…『高幡不動』や『多摩モノレール』が登場するところを見ると、篤胤の『程久保』の近所らしいのですが。

何故、『平田篤胤』の聖地(?)を舞台に!?


『ダイヤモンド社』、1913年創業以来、一番のヒットだそうですから、
『出雲系神道カルト宗教』や『平田篤胤系復古神道カルト』のテコ入れとかじゃないのは判りますが。


『もしドラ』の作者は、『AKB48』立ち上げに関わった方だそうで、『秋元康』さんは、
『けいおん!』の、『山田尚子』監督の母校の経営にタッチしてるという噂があり、

『もしドラ』のヒロインは『日笠陽子』さんな訳で、


偶然って面白いですね。


















『青鬼』の正体は『コスモクリーナー』!?…『ナウシカ』『宇宙戦艦ヤマト』と『涼宮ハルヒ』の間

2011-05-11 20:17:07 | 涼宮ハルヒ
前に振っていた、


『涼宮ハルヒ』をきちんと読んでいたら『311』の事態は予測できていた!?


という『トンデモ』ネタの一環。
『涼宮ハルヒの陰謀』で言及されていた


『青鬼』


が、放射能除去の切り札になりそう、なんてコジツケが可能になるとは。
理屈と膏薬は何処にでも貼れますね。

一番凄いのは、『東工大』の『有富正憲』教授ですけど。


蛇足1。

原田実『幻想の超古代史』(批評社1989)によれば、
『竹内文書』を偽作した『竹内巨麿』は、
『竹内文書』に、


超古代の天皇の不老不死は『シャクナゲ』を飲んでいたから


と記して、
巨麿の興した『天津教』の『皇祖皇太神宮』では、今でも


『シャクナゲ茶』


を配っているようですが、案外、『偽書』の始まりは、
新商品の販売戦略だったのかもしれません。


『サンカ』の文化を『捏造』した『三角寛』も、
『サンカ』の秘伝を応用した薬を販売していたようですし、

『サンカ』神話捏造の発端は、これまた新製品の販売戦略だったのかもしれません。


偽書『上記』や偽書『秀真伝』にも薬草の記述があるそうですし、

『上記』には、


『山に篭って秘伝を得る』


行があって『修験道』の影が見えますし、

『ホツマツタエ』の偽作者とされる『井保勇之進』は比叡山の目代として安曇川に派遣されたそうで、
『山伏』だった可能性がありますから、

修験道系新興宗教団体『御嶽教』の説教師で、鞍馬山に篭ったとか自称していた巨麿と『修験道』繋がりなのが面白い。

竹内巨麿サンカ説があるのが面白い。文字通り『山師』ですな。


実際、
熊本に行った折に、『熊本日日新聞』発行の『熊本学』という本を読んだら、


『一夜の宿を借りた恩に、山伏が秘薬の製法を教えてくれた』


という家伝のある家の記事があって、
まあ、こういう『薬』が、近代化の中でベンチャーになってゆく過程で、


宣伝に、薬効の権威付けの為に、『超古代史』『古代の天皇』が持ち出された



ということかもしれません。
山伏が、『宿代』に見合わせるために『誇大広告』したのかもしれませんし。


面白いのは、
偽書『カタカムナノウタヒ』を捏造した『楢崎皐月』も、
『カタカムナ』文明の知恵を応用した『無肥料・無農薬』の


『植物波農法』


や土地改良技術、


『木炭埋設法』


を提唱していました。
…もっとも、本人は『無償』、『権利主張せず』だったという話ですが…

楢崎に『カタカムナ』文書を見せた『平十字』老人は、猟師だったようですし、
やはり、


『山の民から秘伝を得る』


という『神話元型』は受け継いでますね。
(『出口王仁三郎』も、不思議な人物に連れられて『朝熊山』の岩窟に修行に入ってます)


こういう、


『超古代の知恵』


の産業化の例は知っていたのですが、原田実さんが注目してるのは『植物波農法』くらいで、
あとは海のものとも山のものとも付かないのですが、
(いや、山のモノなんですけどね)
今回コジツケした、


『青い鉄(青鬼)による放射能除去』


は、カタログデータ通りなら、『コスモクリーナー』の一種でありまして、結構凄そう。

私のように、単なる『ネタ』『コジツケ』でやってる人間は置いといて、

本気でトンデモ信じてる方は、

『ホツマツタエ』や『宇宙人のチャネリング』に教示された使えない『超科学』を
死守してる暇があったら、

『ムー』を広告まで熟読してる暇があったら、

その時間、『涼宮ハルヒ』の行間を読んでたら、

東工大より先に『青い鉄』による『放射能除去』を発見できてたかもしれない訳で…
逃がした魚は大きいですねえ…

いや、


『超古代の神々や宇宙人の英知より、ラノベの情報のほうが人類救済に有益』


ってのが凄いですね!
…あの、ネタですよ?



本題。

『西宮の戎』には注目してきましたが、


『青い鉄で放射能除去』→『鉄=エビス金』→『西宮のエビスパワーが救世主!?』


とコジツケして、


『青鬼=朝倉さん!?』→『エビス=異邦人=朝倉さん?』→『朝倉さんが救世主!?』


ともってゆけば、朝倉さん、サヨナラ逆転満塁ホームランですな。
(勝手な決めつけすみません)

『ストロンチウム89』の半減期『50.5』年→『朝倉さんの部屋番号505』


なんて偶然も不思議。





『青』の救世主と、汚染された地からの解放、というモチーフは、ストレートに、


『ナウシカ』→『青き衣の者』が清浄の地に導く


ですよね。

鶴屋山から出た金属片の『原子番号22・チタン』は『タイタン=巨人』が語源ですので、


『巨神兵』


連想しますし。

ストロンチウムの地球表層部濃度が『22』番目なんて、偶然は面白い。



蛇足2。

ヤマカン監督が、『オトナアニメ』vol.20で、


『フラクタル』は『ラピュタ』を意識した


みたいなことを仰っていて、


いろいろ悩んで、昔のアニメの方法に復古した


みたいなことも仰っていて、

まあ、要約しちゃうと、


『フラクタル』を批判する連中は、『宮崎アニメ』や『過去の名作』を否定してるんだ


という構図に持ってゆきたいのだと思います。

『内在批判』は、外野からの批判より、有効に感じられますから、アリだろうと。


ただ、心配なのは、
『田畑由秋』先生原作、『余胡裕輝』先生作画『コミックマスターJ』で、

PTAに規制されて漫画家辞めてアニメーターになった男が、

『宮崎駿』監督がモデルの監督が、好き勝手にやったアニメの残虐描写がPTAに


『大ウケ』


で、


『何で自分はダメで、大物監督はOKなんだ!?不公平だ!』


と、ショック受けるという話があったのですが、



『大物監督は、名作作った実績があるから同じ事してもスルーなのだ』



とJにたしなめられると言う展開でした。
まあ、ヤマカン監督が『内在批判』で『偉大な先人と同じこと』やったとして、
この漫画と同じ展開になっちゃう危険があるなあ…とは思いますね。


同様に、
恐らく、『江川達也』先生が『日露戦争物語』でラクガキやったのは、


『何で冨樫義博のハンターハンターはラクガキで大儲けなのに、俺は同じことしてもダメなんだ!?』


という『不公平感』が原因だろうと思いますね。
(勝手な決めつけすみません…)
そして、コミックマスターのネタと同じ展開になっちゃうだろうと。
江川先生は冨樫先生じゃないんだし。


『フラクタル』も、『日露戦争物語』も、



『そうした方が面白くなると思ってやったのか?』



が、大事だと思いますね。
平等意識、不公平感ばかりで、そこが抜け落ちてるような気がします。
(上から目線で済みません。反省)



本題、


『森園生』→『園生=Snow』→『森雪』?


というネタは色々な方が何年も前から指摘してることですので、今更ですが、
どこかで使いたかったので、使えて良かったです。

青木さんに、『実写版ヤマト』(2010年)見せていただいて、


『森雪がコスモクリーナーになる』


という展開だったので、ネタにしました。
朝倉さん、『放射能除去の救世主』の筈ですけど、
役割は、


『青い鉄=放射能吸着させて捨てられる物質』


という、実に『青鬼』っぽい悲劇っぷりが、なんというか『らしい』です。

2010年の映画なら、ギリギリ、2011年発行の『驚愕』には参考に出来ると思いますので、


『森園生』『朝倉』タッグ


が見られるかもしれません…








シャミセン=猫族は『猫神』を生み出すか?…大原まり子『機械神アスラ』と『涼宮ハルヒの分裂』との間

2011-05-09 16:13:25 | 涼宮ハルヒ

『谷川流』先生の『涼宮ハルヒ』の『神を作る』という設定は、
『機本伸司』先生の『神様のパラドックス』と設定が似ているので、
(『コンピュータ神』創出のアイディアは『星新一』先生もやっておられますが…)


同じ兵庫県出身作家同士、『クトゥルー神話』みたいな、設定共有フィクションで遊んでるのかもしれない、


という話をして、『神様のパラドックス』で、『ゼロサムゲーム』を『ウインウイン』にする為に
コンピュータが悩むという展開になると話したところ、

馬場さんが、『大原まり子』先生の『機械神アスラ』が、
平行宇宙を生成することで『ウインウイン』を実現するという設定で、


『御都合主義』をSFにしている作品


だと指摘して下さりましたので、それをネタに。

読んでみると、


『岩石生命体』→『ワンダリングシャドウ』登場の『珪素生命体』『隕石生命体』
『猫族』→『シャミセン』
銀河を二分する『調停者文明』『機械帝国』→『統合思念体』『九曜さん』


等の、コジツケ可能な要素が出てきます。『アスラ』は早川書房から1984年に出てますので、
読もうと思えば読めてますよね。



蛇足1。
作品中で、『機械神』の対抗馬として構想されているのが


『猫神』


ですが、
ハルヒの『シャミセン』に当て嵌まると同時に、

青木さんに見せて頂いた『にゃんコイ』の


『猫地蔵』


を思い出しました。

また、
島田君の勧めで、最近、『さがら総』先生の『変態王子と笑わない猫』を読んでるのですが、


『猫神』ネタ。


…同時代性!?



まあ、『招き猫』が『猫神』なら、


『ひこにゃん』


も『猫神』なわけで、『滋賀県』繋がりで、



『けいおん!』の聖地が何故『滋賀県』にあるのか?



という問題も『猫神』をテコにしてコジツケられそうでもあるのですが…



本題。
大原まり子先生の、


『文明による機械の進歩』VS『生物進化』


の二通りのやり方で『神』を生み出そうと言う『アスラ』の設定をパクってるなら、


『ハルヒ』
『佐々木』


の二人の神が登場するのが自然だろうと思います。
どちらがホンモノ、というのではなく。

ゾロアスター的二元論や、ハワイ神話的火と氷の拮抗型では『対立』が内包されてしまうので、
価値中立的な、事実としての


『二人の神の存在』


の『存在』で止めて置く、というのもアリだろうと思います。
単に、八百万マンセーという思考停止を超えて、変数を減らして、
多神教のミニマムを思考実験してみるということかもしれません。



また、『アスラ』と言う名は、


『ゾロアスター教』の最高神『アフラ・マズダ』


が元ネタ、という説も有って、

『涼宮ハルヒの消失』

で、キョンが『ゾロアスター』には言及しております。

馬場さんの話だと、


『阿修羅の王=マハー・ヴィロチャナ』


は、


『大日如来=マハー・ビルシャナ』


と同体であると言う説があるそうで、

中世神話(両部神道など)では


『大日如来=天照大神』


ハルヒのアニメ2期で、映画撮影のロケ地の神社、


西宮市『広田神社』


の祭神は


『天照大神』!


まあ、『アスラ』と『ハルヒ』はコジツケ可能。

『涼宮ハルヒ』の一連の事件の発端になった


『七夕ラプソディ』


のアニメ2期でのロケ地になった『大社中学校』の『大社』は『広田神社』だと思うので、

ハルヒ世界の起源に関わる部分だと思われます。
『ハルヒのアニメ2期』には谷川さんも関わってますので、小説本編に直結するネタを仕込んでおられても
不思議ではないと思っております。
(かってな決め付けすみません…)



蛇足2。

トンデモからゆけば、『楢崎皐月』の紹介した『カタカムナのウタヒ』によれば、


『兵庫県六甲山系金鳥山』


に『カタカムナ』文明を築いていた超古代人が


『アシヤ』


…まあ、近所の『芦屋』と、『アジヤ』から連想したのだろうと思いますが。

偶然、『機械神アスラ』の『機械文明』の担い手が


『アディアプトロン』


→『アディア』→『アジヤ』→『アシヤ』とコジツケすれば、

『涼宮ハルヒの陰謀』で言及されていた『超古代人』は『アシヤ』族と『アディアプトロン』が元ネタ!?



蛇足3。
谷川さんの母校、『関西学院大学』の『對馬路人』先生が、『矢野祐太郎』(1881~1938)という方の研究をなさっていて、
矢野は、『大本教』の『霊界物語』が、『霊界』の話で具体性を感じられなかったので、


広島県の『葦嶽山』が『世界最古のピラミッド』だと言ったり、
青森県に来日した『キリストの墓』があると言ったり、
石川県に来日した『モーゼの墓』があると言ったり、
『モーゼの十戒石』が茨城県磯原に存在したり、
アトランティスやムーのことが『竹内文書』に書かれていると言ったり、


とにかく、『具体的』な『古文書』『遺跡』『神宝』で実証している『天津教』に、『大本教』から転向して、
『キリスト教』『聖書の創世記』に対抗する


『大宇宙史』


を構想したようです。


最近の『一神教はバカ』と言いたがる、漫画、ラノベ、ゲーム、アニメの大先輩だと思います。
今の反米・アンチキリストオタク作家やその支持者と同じ心理が、矢野に大宇宙史を書かせた動機だったと思いますね。

『聖地巡礼』も、矢野に『神代の遺跡』『神宝』が必要だったのと同じ


『具体性の要求』


がオタに有る証拠だと思いますし。



『荒深道斉』の六甲山系での『超古代天神の遺跡』探索も、矢野と同時代性だと思います。

こうした先輩たちの活動を踏まえて、『涼宮ハルヒ』を谷川流版『霊界物語』、『大宇宙史』に仕上げようと言うのが
谷川流先生の隠れた意図かもしれない、などとトンデモ考えております。
(谷川流版『クトゥルー神話』かもしれませんが…)

『機本伸司』先生、京アニスタッフや、『花田十輝』先生、『横谷昌宏』先生あたりも、そういう企画の共犯なんじゃないか?
とか、妄想を逞しくしております。




蛇足4。

『荒深道斉』は、古代史を探求するのに、古事記・日本書紀の限界を、『竹内文書』のような偽書で突破するのではなく、
『本田親徳』が開発した『鎮魂帰神法』で、まあ、『チャネリング』で過去を透視(?)したそうです。
(本田自身は、昔から行われていた方法の『復興』と言ってますが、新興勢力は権威付けにそう言うものです)

『井村宏次』先生によれば、


『瞑想中に見えた神の顔は、絵に描かれたオオクニヌシと同じだった』


と荒深は書き残しているそうなので、読み漁っていた宗教書や、宗教画、宗教家からの伝聞情報が無意識に統合されて、
荒深が観たい過去を脳がビジュアル化したのかもしれません。

矢野も同様に、

大本教の教祖『出口直』の『お筆先』、
直の三女『福島久子』の『日乃出神諭』、
矢野の妻シンの受ける『神示』、
大本教の兵庫県川辺郡肝川支部の『車小房』への『龍神』の『神示』

などを研究して、
文書や遺物では知りえない部分を、超能力者への『神託』の比較研究で知ろうとしたようです。
苦肉の策ですね。

旦那が女教祖に熱中してたら、妻が神懸りになって見せるなんてのは、男尊女卑時代の、女の嫉妬、
夫の関心を惹こうと言ういじらしい女心を感じさせて、何ともいえませんね。


『竹熊健太郎』『相原コージ』の『さるまん』でも、終盤で『電波受信』『神懸り』でネタ出ししてましたが、
谷川流先生達のグループも、『大原まり子』先生や、『ラブクラフト』等の作品を


『異次元』や『過去』『未来』からの『神示』の一種


と想定して、
『宇宙史』の素材にしてるんじゃないか?とか妄想しております。





蛇足5。

実際、

『今敏』監督のアニメ『妄想代理人』(2004年)のOPの

『大波と水没』
『廃墟』
『キノコ雲』

といったイメージは『311』を予知してたかのような恐ろしさで、


『妄想代理人』放映開始日『2月2日』→『原子番号22=チタン』→『チタン=「涼宮ハルヒの陰謀」(2005年)で鶴屋山から出た金属』

『22→ZOZ=「ミステリックサイン」(2003年「ザ・スニーカー」初出)でキョンが改変したSOS団のロゴマークの文字』


なんて偶然が付くと、
谷川先生達が『オタ作品=神示』というネタを考えても不思議ではないと思いますけど。



蛇足6。

そういえば、竹熊先生が倒れる前に見たアニメは今監督の『パプリカ』でしたね。
原作の『筒井康隆』先生は『ハルヒ』褒めてらしたし、

サウンドトラック担当の『平沢進』は、『けいおん!』キャラの名前の元ネタにされたという説が有りますね。

こういう色々な偶然が有る限り、トンデモの芽は尽きませんね。






















谷川流『涼宮ハルヒの驚愕』と機本伸司『神様のパラドックス』の間…コンピュータ上に『解析神』創出ネタ!?

2011-05-07 00:20:59 | 涼宮ハルヒ
谷川流『涼宮ハルヒの分裂』と機本伸司『スペースプローブ』に


『藤原』
『橘』


が共通して登場したり、


谷川流『涼宮ハルヒの陰謀』に


『鶴屋山』


が登場したのに対して、

機本伸司『メシアの処方箋』に


『尾上』というヤクザの私有地の城が建ってる『山』


が登場して、『鶴屋』も『尾上』も『歌舞伎』関連の名字繋がりだったり、


谷川さんと機本さんは同じ『兵庫県』出身作家なので、
お互いにキャラや事件設定を引用し合ってる可能性はあるんじゃないか?とか書いて来ましたが…


谷川作品に


『世界を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団』=『SOS団』


が登場するのに対して、
機本作品に


カルト宗教『SoulOriginService』=『SOS』


が登場してるのが『善悪交替』になっていて面白いですし。

この辺が『佐々木団』登場の元ネタ??


同様に、
2010年、『ハルキ文庫』に機本伸司『神様のパラドックス』が入った時、


『上下巻』


で、2011年に『涼宮ハルヒの驚愕』も、


『上下巻』


という偶然。
コジツケ好きな私としては、

機本さんの『神様のパラドックス』に、谷川さんの『分裂』~『驚愕』が対応してるんじゃないか?

とか勝手に思っております。
そう勝手に決め付けて読んでゆくと、


『神様のパラドックス』は、

『量子コンピュータ』の計算能力でコンピュータ上に『解析神』を作ろう

という話なのですが、


量子コンピュータの略称が『Qコン』、愛称が『久遠』→『九曜』さんの元ネタ?

『天蓋領域』の元ネタの一つだと思われる『天蓋花=彼岸花』は、
『種』でなく『地下茎』で増えるので、


『Qコン→球根』


コジツケも可能ですし。




また、『神様のパラドックス』で、

ミレニアム問題の『P=NP』問題
(コンピュータに計算困難とされる問題も良く調べれば解決可能なアルゴリズムが有る筈だ、という問題?)
が話題になってるんですが、
物語中では、

『一方を幸せにすると、他方が必ず不幸になる二者択一の、両者を幸せにする』

という課題を実現しようとして『コンピュータ』が困る、という展開になるのですが…


『ハルヒ』で、『キョン』が、『長門』に、


『古泉』『みくる』『長門』の全員を守れ


と要求していて、古泉やみくるの話では、三者は必ずしも利害が一致するばかりじゃないので、
『神様のパラドックス』の『二者択一』どころではない計算不能になる危険があるんじゃないかと。

『分裂』で長門が倒れた原因は、叙述トリック(?)で『九曜』が原因とされてますが、


『キョンの実現不可能な要求が起こした動作不良が長門の倒れた原因』?


とか思うようになりました。勝手な話ですが。
『九曜』さんと『長門』が共生するには、こういうドンデン返しが有って欲しいと思ってるからですが。



『神様のパラドックス』に

『SS』

という『半獣半人型』の機械が登場していて、

ここで何度かコジツケしてきた『55=朝倉さんの部屋番号505』とコジツケると、

『SS→55→朝倉さん』?


また、ハルヒの『射手座の日』の『射手座=ケンタウルスのケイロン』で、

『ケンタウルス=半獣半人』


『半獣半人=朝倉さん=射手座』?

『ケイロンは不死身』=『朝倉さんは有機生命体の死の概念がわからない』


神話上では、
『ケイロン』は『毒矢の毒』で死ねなくて苦しいので、
親友の『プロメテウス』に『不死身』能力を譲って、死んで『星座』になった、
ということなので、

朝倉さん、誰かに能力譲って死ぬ???
(毒矢に相当するのは、長門がキョンに夢中だということでしょうか…?)


『神様のパラドックス』では、


『宇宙の全てが巨大なコンピュータの演算子で、我々の人生は誰かのやってる計算の過程』


という仮説が語られてるんですが、
『分裂』で『橘京子』が『女優』について語ってましたけど、


『分裂』~『驚愕』の世界で、キャラ達は『巨大コンピューター』の『演算子』にされちゃってるんじゃないか?

その『巨大コンピューター』の『計算』は、『解析神=佐々木さん』創出が目的じゃないのか??


とか勝手に当て嵌めてしまいました。



蛇足1。
『オトナアニメ』vol.20で、
『ヤマカン』さんのインタビューと、『原恵一』さんのインタビューが、論点が噛み合うように
構成されていて、

原さんが1959年生まれ、
ヤマカンさんが1974年生まれ、

という世代差なのかもしれませんが、意見の合致と対立が面白いですね。


原恵一                                   ヤマカン

『アニメはどこまで行っても人の描いた人工的なもので間接的な表現』 ←→『1997年にアニメが世界を語る行為は挫折した』(アニメは死んだ)
『そこに何とかリアル感を出したいと努めてやっている』            『あくまで自分のリアリティに則したものを語るべき』
『アニメに生々しさを求めてきた』                         『生々しく世界を捉えたいと気をつけた』
『フィクションなのでとてもドキュメンタリーのように全ては描けない』      『世界の茫洋としたつかみにくい部分は、アニメは作り物なので表現
                                                                     しきれない』



『キャラが援助交際してるのに怒る視聴者がいるのは、
それだけ真剣に観てくれていると言う事』                   ←→『処女以外は認めないってどういう宗教だよって』



『アニメは実写より地位が低いというコンプレックスが、
アニメを成長させてきた』                           ←→『私小説をアニメでやれないならアニメはやることが無い』



…勝手な要約なので、不正確ですけど、


『アニメ』と『リアル』


という問題に取り組んでる点では、御二方は一致していると思います。
ただ、一番の違いは、


原さんの『リアル』は『視聴者がリアルと感じるもの』

ヤマカンさんの『リアル』は『ヤマカンさん自身がリアルと感じるもの』


だという点な気がしますね。
だから、


原さんの『リアル』は『どうやってリアルに感じさせるか』という『表現技法』の問題

ヤマカンさんの『リアル』は『私小説アニメ』という『ジャンル』の問題


という解法の違いが出てくるのだろうと思いますね。
ヤマカンさんが、


『実写映画に行くかも知れない』


と言い出すのは、問題解決の方法が、


『別に、アニメじゃなくてもいいじゃん』


という『処方箋』なせいだと思いますね。
『私小説』やるだけなら、メディアは問わない気がするのですが。



蛇足2。
私は、


1995年~1997年の『エヴァ』の終盤は『庵野秀明』さんの『私小説』


だと思っていますので、



『アニメで私小説やれないなら、アニメでやることって無い』



というヤマカンさんの問題提起は、



『やれますよ?』



と断言できます。だから、引退の必要は無いんです。


『私小説』だからといって、全然人気が出ないことはなく、

『高視聴率』で、
『グッズ』売れまくり、
『同人誌』でも大ジャンルになって、
『ポストエヴァ』とか言われて一時代画し、
10年経って『パチスロ』にもなって、大儲け。

ってゆう実例があるわけで…


『私小説だったから、「フラクタル」は受けなかったんだ』
『私小説を受容する能力が受け手に無いから、「フラクタル」は受けなかったんだ』


は、成り立ちませんよね。(エヴァの私小説部分が一番、『一般受け』した訳ではないでしょうが…)

まさか、


今まで『アニメ』には『私小説』というジャンルが無かったから、自分が『パイオニア』だ!

『早すぎたから世の中に受けないのも仕方ない』


とか思ってはおられないと思いますが…
まあ、


『エヴァ』の『視聴者に媚びてる部分=餌の部分』を取り除いて、純粋な『私小説』部分だけで勝負だ


というなら、初めてかもしれませんが、商業的成功は約束できません。



『1000年後の世界』
『フラクタルシステム』
『戦闘シーン』
『空飛ぶ戦艦』


といった『ヤマカン』さんの『私生活』とは無縁なモノの占める比率が高いので、
『餌の部分』ゼロの『純粋私小説』でも無い様で…

それなら、『餌で釣って、私小説部分も読ませた』、『エヴァ』と『同じ土俵』な訳で、
『庵野』さんのほうが見せ方が上手かった、ということだろうかと思いますね。
勝手な感想ですので、


『エヴァなんてつまらない。フラクタルの方が面白い』


という方がいらしても構いません。


商業的成功でも、私小説アニメのパイオニアとしても、『フラクタル』が『一番』ではないと私は思うのですが…

『二番じゃいけないんですか』

という時代ですから、まあ、『フラクタル』は『時代を活写してる』ということで。



蛇足3。
原さんが、視聴者が『このキャラにはこんなことはして欲しくない』と制作者を批判するのを、


『それだけ真剣に観てくれてるということ』


と、『リアルなキャラ描写』の成功の証拠、と捉えてるのが、面白いですね。


『アニメは受け手の受容力が大事』
『アニメは批評が大事』


と仰ってるヤマカンさんが、作品を好意的に評価している原さんのこういう発想に全く思い付かずに、
視聴者からの反発を、『そんな見方しか出来ないの?』と、そういう立場自体否定してるとは思えないので、
基本は、原さんと同意見なんじゃないかと思いたいですね。


『僕独りが耳塞いで無邪気にものを作ってるだけではどうしょうもない』


と仰ってるので、批判を聞きたくない訳ではないと判ります。

ヤマカンさん、受け手に『思考』を促す『助産術』戦略で、敢えて、


『思いが伝わらない』
『斜に構えてしかアニメを観ることができないのか、そこは僕の理解の範疇を超えている』


と悩んだ振りしておられるだけだろうと思っております。
前に引用したとおり、

『世界が捉えにくい』

ということは判っておられる訳で、理解の範疇を超えることが存在するぐらい想定内だと思いますから。
『批評』好きな方が、他人のアニメの見方が自分と違うなんてアタリマエの事実知った位で思考停止しないと思いますし。


『各人が自分の正解を見出すのであって、現実世界のほとんどの場面に正解は無い』
『自分が正解を与えるのではなく、受け手の各人が考え続けてくれれば良い』


と考えておられるんじゃないかと思います。
『フラクタル』って、そういう話だったと思うし、『私小説』ならば、『言行一致』してると思います。



『一部の視聴者が「けんもほろろ」に「フラクタル」を扱う理由』がヤマカンさんに理解できないのと同様に、
『ヤマカンさんの思い』が受け手にも理解できないという事態が起こってるだけなわけで、
悩むようなことではないと思います。

他人の心が理解できないなんて、今に始まったことじゃないし、目新しい発見じゃないじゃないですか。
インタビューで

『女って本当にわかんない』

と仰ってますし。女性の人数と、フラクタル批判してる人数はどっちが多いかなんて、考えるまでも無い。
だから、そんな些細なことで悩んではおられないだろうと。

いろいろな意見が有って良い、ということを気付かせるために、
敢えて道化になってちょっとオーバーに演技しておられるんだろうと思います。

本当にヤマカンさんが戦ってるのは、自分で考えずに『正解』を口を開けて待つ態度であって、
恐らく『フラクタルが好きになれない』という意見を持ってヤマカンさんを批判する視聴者は喜ばしいことであって、
そういう方々は真の敵にしていないと思います。
(耳塞がないと仰ってるんですから)


蛇足4。
気になるのは、『オトナアニメ』の批評コーナーを休止しておられることで、
ヤマカンさんが会社辞めてまで守ろうとした『批評』のヤマカンさんにとっての重要度が問われてしまうと思います。


辞める必要なかったじゃん


と言われちゃわないかが心配です。
(リビアで批評中断してる人を心配できるか?とかヤマカンさんに批判されそうですけど…)

ハルヒの怒りが311大震災の原因!?…『HAAP→Harp→琴座→織姫→ハルヒ』!?

2011-05-05 01:07:30 | 涼宮ハルヒ
まあ、前にトンデモネタにした、

『911テロ』
『311震災』
『マヤ終末予言』

の日付の偶然の関係、


911テロ   01年  9 月 11 日
         +    +   +
311震災   11年  3 月 11 日
          ↓    ↓     ↓
マヤ終末予言 12年 12 月 22 日


をネタにしました。
このネタでコピー本を出したのが5月1日『コミック1』で、
ビンラディンが殺害されたという情報が出たのが5月2日…タッチの差で、『偶然』は恐ろしいですね。

ここでネタにした民主党の梶川ゆき子議員は落選されたそうで…
ご本人は、ネタでないなら、かなり本気で『HAARP』信じておられるご様子でしたが、

オウム真理党が全員落選した後で、迫害されてるという妄想に憑かれて、
地下鉄サリン事件まで行った事を考えると、ちょっと心配ですね。



3月9日『涼宮ハルヒの追想』の延期にハルヒが怒ったから、9日に『前震』が起こり、
11日に『本震』が起きたのではないか?

というネタも映像化。


『ハルヒ』自体、『笹の葉ラプソディ』のように『七夕』ネタが事件の核心に関わっておりまして、
『性別』からゆくと『琴座のVega=織姫』が『ハルヒ』に相当すると考えるのが自然ですので、

『琴座』が『Lyra』『Harp』と表記されることがあることから、


『HAARP→Harp→琴座→織姫→ハルヒ』


と、『HAARP(ハープ)』と『Harp(ハープ)』を『ハルヒ』にコジツケしてみました。



ここで前にネタにしましたが、

『マヤ神話』の一つ『ポポルヴフ』の『フンアプフの怪鳥ヴクブカキシュ退治』

をエイドリアン・ギルバートは

『2012年12月22日に終わる「マヤ暦の長期周期」の始点=鷲座が天頂を通過した時』

と解釈してました。


『Vega=アラビア語で「落ちる鷲」の意味』

だそうで、折角、『2012年12月22日』ネタ振ってるので、
エイドリアン・ギルバートネタとコジツケ連鎖しておきました。

キョンは、ハルヒが好きなので、無根拠な言いがかりに対して弁護させておきました。



蛇足1。
『フラクタル』観ました。
フラクタルについて東浩紀さんが仰ることはたぶん高度に哲学的なのだろうと思うので、
勉強して理解できるレベルになるまで
ここでは語らないことにしますが、

結構、手に汗握る展開になったり、笑いあり涙ありで、面白かったです。
今年一番面白い作品にはならないですけど、作り手は作品作りを投げてないと思いました。


『太った子分』さんが、

『実は生きていた』


になるかと思っていたら、本当に死んじゃってたのが判明。
まあ、『ドンデン返し』を勝手に期待してる私の方が変ですね。


『オトナアニメ』vol.20でヤマカンさんがインタビューに答えておられるのですが、

『「エヴァ」のオチは理解できないし、「もののけ姫」はどっちが勝ったか判らない』

        ↓

『アニメが世界を語る行為に挫折した』

        ↓

『1997年、アニメは死んだ』


と解釈している、ヤマカンさんは、



『アニメは世界を語るべきだ』



と言いたいのだろうと思いますが、


フラクタルの『殺人シーン』への視聴者からの批判について、



『リビアで死んでる人に我々は感情移入していないのだから、

フラクタルで人が死ぬ場面を非難する人ははおかしい』


という様なことを仰っていて、


養老孟司さんだかが、10年位前に



『人間は親しい人の死は認められず、赤の他人の死は共感できない』



と仰っていたのを思い出しました。



『死を認められない=死を非常に悲しむ』



と言い換え可能だと私は勝手に解釈しちゃってるので、



『死んで欲しくない人の死は悲しいけど、そうでない人の死は他人事』



というのが普通の『世界』の見え方なのだろうと思っております。
(養老説を信じれば、という限定付きですが)

というわけで、



『リビアで死んでる、会った事も無い人の死が他人事』



なのを根拠に、



『親しい人の死も泣けない筈だ』



と言わんばかりのヤマカンさんは、養老さんの仮説には立ってらっしゃらないんだなあ、
とは思いました。

まあ、色んな人がいるのがヤマカンさんが語りたいと切望する『世界』だろうと思いますから、
別にヤマカンさんが別の立場でも責めません。
色々な方が居るのが『世界』でしょう。

つまり、

『キモチワルイ』がオチでも良いし、

『どっちが勝ったか判らない』オチでも良いと思います。

ヤマカンさんが、庵野秀明さんや、宮崎駿さんの作品を


『挫折した』


と勝手に判定しているのは、『世界』がいろいろな面を持っているということを
ヤマカンさんは否定しているということだろうと思います。
(勝手な決めつけすみません…)

何で、色んな人が居ちゃ悪いのかはわかりませんが、

自分に判らない事も有るのが『世界』だと思いますので、
ヤマカンさんの考えがわからなくても、驚きません。


20年前、『ベルリンの壁』が壊れて、『ソ連』が崩壊した時は
意外で、驚きましたが、それを思えば、

別に、誰かを


『挫折した』


と決め付けたい人がいたっておかしくないです。
その誰かが


『同業者=ライバル』


なら尚更、結構よく有る話かも。
(…上から目線すみません)



蛇足2。
私自身は、リビアでの殺人に共感してもしなくても、


『テロリストが人を殺すのは、アタリマエで、視聴者を驚かせないんじゃないかなあ』


と、思ってます。


『ヤマカンさん、効果的じゃない殺人描写で、いらない減点されちゃったなあ』


と思っております。


リビアの死があろうとなかろうと、


『魔女になりたくなくて、仲間を泣きながら「まみ」さんが殺し始めて、返り討ちにした「まどか」も涙』

『魔女になりたくなくて、「まどか」、親友の「ほむら」ちゃんに殺してくれと涙で懇願、ほむらちゃん涙』


のほうが、



『テロリストの殺人』よりショック



だったと思います。ヤマカンさんのほうが『死体』自体は一杯描いてるので、効率性の問題で行けば、
非効率な描写でした。

でも、『効率一辺倒』の『フラクタルシステム』の修正の過程を描く作品だった訳ですから、
言行一致ですよね。驚きません。



『オトナアニメ』のインタビューでのヤマカンさんの問題提起は、
要するに、


『今のアニメが面白くない』


と『受け手』としてのヤマカンさんが感想を持っておられて、


『自分が面白いと思うものが受けない』


と『送り手』としてのヤマカンさんが悩んでおられるということなんですが、

私、


『大勢殺したのに、アタリマエでしかない』という『効果的でない殺人』


の方が、



『まどかマギカ』の『ショッキングで効果的な殺人描写』より面白い



という、『視聴者ヤマカンさん』の存在は否定しません。
色々な人が居るのが『世界』。

同様に、



『テロリストの当然の殺人』の面白さが判らない視聴者には『違和感』感じる



という『アニメ制作者ヤマカンさん』がおられてもおかしくないと思います。
色々な人が居るのが『世界』。

ヤマカンさんは、世界の多様性を身を以って実現しておられる。



ただ、ヤマカンさんが、


『当然の殺人が面白い』=『殺人は全部ショッキング』


ということだと、
ヤマカンさんを『死を軽んじてる』と批判した人と根っこで同じ立場だということになっちゃいますね。
『殺人即ショック=人の死は非常に重い!』


前述の通り、庵野さんや宮崎さんの作品へのヤマカンさんの態度も、『よくある話』ですので、
御本人が意図したほどには、世界を多様にはしてないかも。

幸い引退はしないらしいので、今後も、どんどん作品作りしていかれれば、
少しは意図したとおり世界を多様に出来ると思います。



蛇足3。
ヤマカンさんは


『処女が世界を救うなんて宗教』


といった様な事を仰っていて、


ヒロインは『非処女』という設定にした、


とインタビューに答えておられる様に一応見受けられるのですが、

『シャフト』の『ダンスインザヴァンパイヤバンド』でもヒロインがやらされていた


『開脚チェック』


をヒロインがやるシーンが有って、
『処女チェック』じゃないとしたら、


『妊娠チェック』


だろうかとか、始めは解釈したんですけど、
驚異的な治癒の技術とか、クローン作れる科学力なら
視認より確実な別の方法があるだろうし、
黄体ホルモンとかでわかるだろうとも思うので、
まあ、


『医療行為としては意味のない、純粋ないやがらせ』

か、

『恥辱プレイでオヤジが興奮したいだけ』


なのだろうとか勝手に納得しております。
ただ、


『非処女がどうして処女膜チェックを??』


という意地悪なアゲアシトリがあるかもしれないなあ、とは心配しました。
…リビアでアゲアシ取られてる人が居ても別に心配しないのが現代だ、とヤマカンさんに
怒られちゃいそうですけど。



蛇足4。
ヤマカンさん、
『オトナアニメ』の多根清史さんと前田久さんに調子を合わせて、

『非処女』

と断言しただけで、

本当は、


『実は処女』


という含みを持たせてるんじゃないかなあ?と勝手に解釈しています。
『精神退行』の理由は、ショックな体験なら良いわけで、それは別に『本番』だけじゃないだろうし。


『かんなぎ』


のときの『処女』云々については、『オタの処女崇拝』が原因でなく、


『かんなぎ』ネット配信のフライングについて、
制裁で『配信中止』にしたことが原因で、
得べかりし利益を損失したことに怒ったネット配信会社が報復で、
『処女厨』の犯行に見せかけて嫌がらせしたんじゃないか?


とか勝手に陰謀論を考えているのですが、
(社員個人犯か、会社ぐるみかはわかりませんが)

そのことをヤマカンさんも知っておられて、


『処女が世界を救う』


という構図を、インタビューで仰ってるほどは憎悪してないのだろうかと勝手に思ってます。


同じ『オトナアニメ』のインタビューで、ヤマカンさんが評価してる原恵一さんが、


『一部のオタの処女崇拝がアニメを成長させた面がある』


というようなことを仰っていて、
ヤマカンさんも、内心では同意見(処女崇拝の存在意義を認めている)なのだろうと思います。
上述の通り、他のあらゆる点でも、インタビューでは非難してるように見える相手と実は同意見だったりする辺り、
表面上は偽悪的に振舞っていても、それはツンデレのパフォーマンス(サービス)であって、
自分を批判するオタクたちに対しても愛が溢れているその名の通り『寛容』な方だと感じました。
(勝手な決めつけすみません)

5月1日コミック1に来てくださった方々に大感謝です…『まどかマギカ』と『ハルヒ』の間の話など

2011-05-02 22:57:54 | 涼宮ハルヒ


サンクリでお会いできなかった方で、コミ1でお会いできた方は、良かったです。
お会いできなかった方は、まだまだ今年は長いので、お会いする機会も有るでしょう。
差し入れで頂いた菓子を食事代わりに打っております。大助かりです。

コミ1新刊『偶像の黄昏』表紙、バニー佐々木さん絵です。
ニリツさんに、こういう効果はカラーでも応用できると思う、と指摘されたので、
いろいろ工夫して見たいと思います。
…皮下脂肪の研究も推し進めないと。



いきなり本題。
『まどか』が、時空を超越する存在になるという『宇宙規模ED』だったのですが、

ハルヒは、2003年の『憂鬱』からもう、9年は使ってる訳で、
『驚愕』以降も続くとして、

『ハルヒが時空を超越する宇宙規模展開』

を、10年以上かけてやった場合、
同じ展開でも受ける印象は随分違うだろうと思いました。
そういう展開になると決まった訳じゃないですが。
…いや、きっと、感動的な展開になったら、食事も喉を通らなくなるでしょうが…


まあ、30分×12本で『超時空規模展開』やれちゃうことが実証された年に、
久々の新刊が『上下巻』もかけて発売されるというのは、
悪く考えればハルヒの不運、

良い方に考えれば、こんな面白い対決は一生に何度もあるもんじゃないだろうから、
勝負の行方が楽しみです。

どの位の『規模』の話を2007~2011年かけて作ったのか。

『オトナアニメ』vol.20(洋泉社)によれば、
『まどか』の話は『化物語』オンエア(2009年7月3日放映開始)前からあって、
脚本は2年前にはオチまで完成していたそうですから、
2009年、ハルヒ2期『エンドレスエイト』の頃に作っていたという同時代性があるのが面白いですね。

『まどか』の企画の内容が谷川さんに伝わったのが『驚愕』発売延期の原因の一つだったりして…


いきなり蛇足1。

新刊のコメントでも触れたのですが、2009年にハルヒ2期アニメ、
8回も繰り返した『エンドレスエイト』の『ループ』より、

1回で濃縮して提示した『まどかマギカ』の『ほむら』ちゃんの『ループ』の方が、
盛り上がりましたね。

まあ、京アニが『実験』の美名を使って逃げたのに対し、
シャフトと虚淵さんが逃げずに

『少女の願い』

の問題として、作品の中心に据えて、正面から向き合ったのが、
受け取る側の『心に残る度合い』に差を生じたのだろうと思います。

ほむらループはガンパレのループに影響されてるんじゃないか?という青木さんのご指摘は鋭いと思います。
あれも、大切な人のハッピーエンドを志向するループでしたから。
ハルヒのループも影響受けてたりして。

シャフトと虚淵さんの生み出した『ウソ』は、
思い出したときに、胸に痛みが走るような、
フィクションなのに、凄い力を発生する『ウソ』に仕上がってるんですよね。

まあ、『エンドレス』はドキュンに巻き込まれちゃって大変、という小ネタですから、
異色作を作り続けてきた方々の渾身の一撃と比較するのは意地悪でしたね。


そういえば、京アニ退社前に、ヤマカンさんは、
『何度も繰り返すな』と主張したそうですが、

『同じ1回』

を使ったところで、結果は、


『ほむらちゃんのループのほうが感動的』


だったと思います。
あくまで個人の感想ですから、


『ほむらのループはクソ、エンドレスエイトサイコー!』


という方が多数派でも構いませんが。



ただ、ヤマカンさんが『オトナアニメ』vol.20で、

『アニメに対する自分の考えがちっとも通用しない』

と仰ってましたが、

『エンドレスエイトが8回以下なら大丈夫』

という時点で、『8回』やった京アニと同じ土俵だと思いました。
あとは、京アニは2つ必要かという市場淘汰の問題ですよね。


私も、『まどか』見るまでは、反復の回数の問題だと思って、
『実験』の勇気はスゲーと素直に評価していたんですけど、
同じ設定アイディアを使った他社の生み出した別作品と比較すると、
スゲーとは違う価値が厳然と存在するんじゃないかなあ、とか思いました。

蛇足ついでに、

2009年、『ほむらループ』の感動を察知した谷川さんや京アニが、勝負を放棄して逃げに回ったのが、

『エンドレスエイト』8回ループ

だったのかもしれませんね。



蛇足2。
4月24日のまどかオンリーに出ないのか?と、震災前から訊かれてましたが、
『ほむらループ』を初めとして、心臓を締め付けられるような話なので、
同人を描く気分になれませんね。

オチが一応ついてるので、『分裂』の長門が倒れた時と違って、
自分が何とかしなければと思わないのも大きいです。

知人にも、観たら面白いけれど、同人活動は東方で行く予定、という方が居りましたが、
恐らく、ペンを取る気分になれる作品をネタにするということだと思います。








サンクリ新刊収録佐々木さん『古代の邪神が海中から蘇る』ネタ…新刊タイトルは『消失ハルヒの呼び声』

2011-04-13 07:45:36 | 涼宮ハルヒ
本当に久々の『涼宮ハルヒ』新刊ですね。
タイトルの元ネタは『クトゥルーの呼び声』。


2009年の2期では、『谷川流』先生も、京アニスタッフも、嫌々やってる感じがして、
これは下手に『好き』と言ったら、谷川先生や京アニスタッフが苦しいんじゃないか?とか
勝手に決め付けて、2010年から『けいおん!!』やってました。




3月9日に、青木さんと栃木県野木町に行った折、

『奇妙な黒雲とお天気雨』

を経験し、その日に電車が遅れるような地震があったと書きましたが、
じつは、偶然の一致はそれだけではなかったのを思い出しました。


栃木県の神社めぐりで気になってたのが『雀宮』の雀宮神社。
普通は、『995年』、

『百人一首』

の歌人『藤原実方』が陸奥守に赴任した際、

『997年』、後を追ってきた妻の『綾女』がここで死亡し、
里人が『綾女』の持っていた

『宝珠』

を埋めて祀ったところ、2年後、
陸奥で死んだ実方が雀になって飛来して奇跡を起こしたので

『雀宮』

と名づけたとか言われてますが、




下野薬師寺に左遷(?)された道鏡が納涼の為に建てた建物が

『涼みの宮』

だったから、転訛して『雀宮』になったという説もあるそうで…

『涼宮ハルヒ』

の『涼宮』とコジツケできたら良いなあ、とか思っておりました。




『薬師』

って、

『牛頭天王』

の本地とされていて、『牛』繋がりで、随分ここで引用した神です。


また、『牛頭天王』は

『スサノオ』

と同体とされておりまして、何度もトンデモネタに引用した『大本教』では
『スサノオ』は『出口王仁三郎』に縁が深い神とされています。



『藤原実方』…『涼宮ハルヒの分裂』登場の『藤原』を連想しますね。

『百人一首』も、『分裂』に登場してましたし。




更に、


『995』年


って、



1995年の『阪神大震災』



の丁度1000年前じゃないですか!


藤原実方が死亡したのは


『999年』!!


『1999年』の1000年前。

偶然は面白いですね。

しかも、死亡したのが陸奥の『笠島道祖神』前だったという伝説も有り、
ハルヒコジツケで、


『西宮の戎』の摂社『百太夫』=『道祖神』


という大江匡房『遊女記』の記述を紹介しておりました。
今回の更新ネタの『申』も


『猿田彦=道祖神』


に繋がるコジツケ連鎖の一環ですから、まあ、
コジツケはしとくものですね。



『宝珠』

といえば、
何度か引用しましたが、
『涼宮ハルヒの陰謀』登場の『鶴屋山』のモデルとされる『甲山』に、『神功皇后』が

『如意宝珠』

を埋めたという伝説があるそうですし。
谷川先生、

『涼宮ハルヒの分裂』

書く時に『雀宮』の社伝とか引用してらっしゃったかも??


とりあえず、3月9日には、
雀宮に向かう電車から、東の空に、さっき南西から東北へ横切った
濃い、山のような黒雲がずっと見えていて、雨が降らなきゃ良いと思っておりました。

そしたら地震が起きて、11日にはアレですよ。
全く、久々に

『涼宮ハルヒの分裂』

にコジツケ可能な土地に行ってたらコレですよ。


『ハルヒの呼び声』??



蛇足1。
3月9日には、『消失』の派生物語のゲーム、

『涼宮ハルヒの追想』

が3月24日発売予定のところ、
5月12日に延期になったとの発表が有ったそうで…

マジで9日の『黒雲+地震』は


『消失ハルヒの呼び声』


だったのかも!?

とか勝手にコジツケして恐がってます。



蛇足2。
前回、『神道政治連盟』の名が出てましたが、
『けいおん!!』コジツケ更新ネタで、


2期13話『残暑見舞い!』


での『あずにゃん』の


『よいやさ』


の元ネタは富山県南砥市『井波八幡』の


『よいやさ祭り』


が元ネタで、井波八幡の宮司が


『国民新党』の『綿貫民輔』氏


だから、


『国民新党』ネタ??


とかバカ言ってましたけど、



『綿貫民輔』『町村信孝』『森喜朗』『安倍晋三』『麻生太郎』『石破茂』



この辺、みんな『神道政治連盟議員懇談会』メンバーなんですよね。
『町村信孝』先生、

『ナスカの地上絵は宇宙人が描いた』

とおっしゃてたのが印象的。
町村先生、


『北海道』


の議員ですから、

2期7話『お茶会!』

の『曽我部先輩』が『札幌羊が丘』に居るのとかコジツケ可能。


2期15話『マラソン大会!』、
2期19話『ロミジュリ!』、
2期25話『企画会議!』、

登場の『オカルト研』にもコジツケ可能かも?



蛇足3。
『神道政治連盟』は『神社本庁』と本部所在地が一緒という噂がありますが、
この方々は、どんな成果を上げてらっしゃるかと調べてみれば、面白い偶然の数々が。


神道議員連盟結成前、

1960年池田勇人内閣に『伊勢神宮と天皇家は不可分の関係』と明言させる

→1960年といえば、60年安保ですけど、それはおいといて、
1960年、

『チリ津波襲来』→この年なんですね…
『皇太子誕生』→この方、残念ながら男子に恵まれず、『お世継ぎ問題』『女系天皇問題』が発生してしまったのは記憶に新しいですね。


1966年、『祝日法』改正、2月11日が『建国記念日』になる

→『丙午』で出生率減少…なにもこの年に改正しなくても。


1969年『神道政治連盟』結成

→1969年、靖国神社を国家護持の慰霊施設化目指す『靖国神社法案』自民党が提出、『廃案』

1970年『神道政治連盟議員懇談会』結成
それでは、ますます、『神道』が大いに政治に反映されたかと思いきや、

→1973年まで『靖国法案』毎年提出されたが、『廃案』、それ以降提出されず…
せっかく議員懇談会作ったのに3年でこれ。


『1973年』→『オイルショック』18年続いた『高度経済成長』終了。


偶然って。



1978年『靖国神社』松平永芳宮司、『A級戦犯』合祀、
1979年6月12日大平正芳内閣『元号法』公布施行→順調ですね…しかし、何故、『日付』まで書いてるかといえば、


『1980年6月12日』→大平正芳首相死亡。


偶然って…
1979年は『第二オイルショック』の年でもありますね。



1985年中曽根康弘首相『靖国神社公式参拝』
1985年『61回伊勢神宮式年遷宮開始』

1985年→『円高不況』開始。
翌1986年→チェルノブイリ原発事故、日本にも放射能の雨降る。

他にも、1986年は『61豪雪』『85水害』、11月21日には大島三原山噴火、一時全島避難。


結構凄い。


しかも、式年遷宮途中、


1989年→昭和天皇崩御
1990年→バブル崩壊、『平成不況』、『失われた10年』開始。


1993年、無事『式年遷宮』終了。やったね。

1993年→『北海道南西沖地震』津波で死者多数。『細川護煕』政権樹立、自民党38年間の政権を明け渡す。
『神道政治連盟』の支持する政党の最有力が『自民党』でした。

そして、天候不順で『米不足』。
皇室祭祀は稲の豊作祈願のウエイトも大きく、
天皇陛下が皇居内でも稲作の儀式を行っていらっしゃる国なのに、よりによって
『式年遷宮』終了のめでたい年に


『米不足』


偶然って…



1999年、小渕恵三内閣『国旗国歌法』成立。これで『君が代=国歌』『日の丸=国旗』の法的根拠ができました!

→2000年小渕恵三首相死亡。


…偶然って。



2000年、森喜朗政権『日本は天皇を中心とする神の国』発言。偏向報道で真意が伝わらなかったようで…

→2001年、森喜朗首相退陣。右翼から『売国奴』とされる『小泉純一郎』政権へ。


なぜか、『売国奴』の下で、

2002年2月~2007年10月、俗に言う『小泉景気』の長期成長。
(正確には2006年9月~2007年10月は安倍晋三政権下ですが『安倍景気』とは言われませんね)

…何故?神道政治連盟銀議員懇談会の森喜朗先生、あとすこし我慢していれば『森景気』だったのに。




2005年『62回伊勢神宮式年遷宮』開始。

2006年いわゆる『売国奴』小泉退陣、
神道政治連盟議員懇談会の『安倍晋三』内閣『教育基本法』改正、『教育勅語』否定した『教育基本法』を改正、『愛国心』教育明記。

→翌2007年、『サブプライムショック』、『小泉景気』終了、安倍晋三首相辞任。



これで、今まで、神道理念を政治で実現するたびに偶然、

1973年、高度成長を終わらせ、
1990年、バブル景気を終わらせ

てきた、神道政治連盟、3度目の正直、またまた偶然、

2007年、小泉景気終わらせる。


これまた、
またまた、『式年遷宮』の途中、神道政治連盟銀懇談会の『麻生太郎』首相、衆院選挙に大敗。

→2009年、『鳩山由紀夫』政権樹立、1993年に続き、またもや自民党、式年遷宮のめでたいときに野党に。


偶然って…



そして、運命の、
2010年10月30日『教育勅語発布120周年』記念事業、明治神宮などで盛大。神道政治連盟も大宣伝。

→2011年3月11日東日本震災。福島第一原発事故、東日本の農業、漁業に大ダメージ。
天皇陛下の頭上にも放射性物質を降らせました。もちろん靖国神社にも。


1960年の『伊勢神宮と皇室の不可分』内閣が確認した年に偶然『チリ津波』、
1993年の『61回式年遷宮』無事終了の年に偶然『北海道南西沖地震』の津波、

に次いで、3度目の正直、偶然にも、

『62回式年遷宮』のめでたい最中、
2010年『教育勅語120周年記念』事業盛大にやった翌年に偶然『大津波』


1985年の中曽根康弘首相の『靖国神社公式参拝』の翌年のチェルノブイリ事故に次いで、
2011年は日本の原発が天皇陛下の頭上にも放射性物質を降らせました。もちろん靖国神社にも。


偶然って…



日教組や、朝日新聞や、社共の反対や、外国の陰謀や、まあ、いろいろ、『他人のせい』にしたいでしょうけど、

まあ、

『一神教はバカ=八百万の神マンセー』

で、日本の伝統的神々を主人公にしている話が量産される時代から振り返ってみると、
これだけ、『敬神』『皇室尊崇』の真心から出たはずの行動が、ことごとく

首相の体調不良



天変地異



不況

によって報われてるのを見ると、妙な気分になります。全部コジツケ、偶然の一致に過ぎませんが。

(偶然じゃなくて、『八百万の神マンセー』作品作ってる方々にもこういう累が及んだら嫌ですしね)


仮に『八百万の神』がいらっしゃると仮定して、
そうすると、偶然の一致だと一蹴できなくなってしまうのがジレンマですよね。
(『神示』なんて迷信だ、と言っちゃえば、全て無関係になるのに。)
何故、八百万の神々は、こういうことをするのか??


『祈り方が間違ってるんじゃないか?』


とか、思いますよね。



そもそも、『江原啓之』先生とかが『パワースポット』とか褒め称える『スピリチュアル』の霊場は何か?

ナンシー・ストーカー『出口王仁三郎』75pによれば、『国家神道』の成立にともない、1906年以降、
『内務省』が神社の整理統合を行い、全国で80000社の神社が消滅させられました。
(島薗進『国家神道と日本人』では全国200000社中60000社)

自然物は知りませんが、古い神社と称する『パワースポット』のいくつかは、
こうした20世紀の『合祀』の姿でありまして、到底、『縄文以来』ではありません。
そんな

『地上げされた神々』

の『パワー』は何のパワーなんでしょうか?


『タタリ』…?



先回の更新で、

教育勅語の存在していた1890年~1948年って1905年の日露戦争勝利以降の40年、暗い時代ですよね。


と書いてましたが、『神社の統合整理』って、1900年から『神社局』が進めていたのを、
1906年から『内務省』が本格的に進めたそうで、1905の分水嶺と合いそうです。

『村の小さな祠を潰したら、暗い時代になって1945年に、神代以来始めて日本全国が外国の支配下になった』

というストーリー?
(判りやすい物語ってウソの証拠らしいですけど)


また、
神への祈り方ですが、明治までは『社家』が伝統を守っているのが普通だったようです。

『飛騨一ノ宮・水無神社の歴史』によれば、1872年、太政官布告で、
従来の世襲社主『毛利』『藤江』『藤枝』を廃して、官が『山崎』『市村』を上から神主に任命したようです。

札幌西野神社宮司が『二礼二拍一拝』の根拠に挙げておられる『神社祭式』が1875年に決められたのは、
こういう

『伝統と切れた他所者』

が神主に押し込まれるという事態に対応していると思われます。
各地の個性的儀式は覚えるのが面倒だから、画一的マニュアル化したってことです。

役人が決めた

『手抜きマニュアル』
『伝統否定マニュアル』

を21世紀になっても死守するために、どこの神社に行っても

『二礼二拍一拝』

と書かれてるわけですね。


『国津神』系神社の本拠、
『出雲大社』は、『北島国造』と『千家国造』が『隔月交替制』で『世襲の御杖代』だったようですが、

1872年の布告で、千家国造と北島国造が『御杖代の世襲職』を解かれ『少宮司』に再任されています。
しかし、『隔月交代制』は廃止され、

1873年、北島国造は『岡山県吉備津神社』への

『転勤』

を命じられます。(拒否してますけど)

『吉備津神社に転勤』って事は、

一迅社から出ていた『大宮祝詞』先生の『倭トトは神様である』にも登場し、
『平坂読』先生の『僕は友達が少ない』でも登場していた、

『吉備津彦』

を祀る有名な吉備津神社の伝統的神主も否定されてる訳で、
吉備津神社も出雲大社も明治に伝統は破壊されちゃってるようです。
今ある『伝統』は、良く言って

『復興』

ですね。
神代からの伝統、一旦切れちゃってます。

実際、千家尊福が1873年に『出雲大社教』という新興宗教を起こしたのは、伝統的儀礼が政府に認められなかったため、
伝統を守る場所として宗教団体を組織したそうで、
そこで守られた儀式が1951年に『復帰』したそうですが、
北島国造側は、両国造隔月交替奉仕の伝統は失われていると主張しているようです。

国津神の旗印がコレですから、他は推して知るべしです。



1876年の『秩禄処分』で、武士の給料が廃止になり、失業した不平士族の失業対策として、『神主』に押し込むこともあったようです。
それが、熊本の神主を中心とするメンバーが決起した『神風連の乱』に繋がったりします。

そういう、『昨日までの素人』には、神社の儀式に対応できるはずもなく、1881年から神主養成機関の設立が急務になります。
1882年『皇典講究所』設立。ぶっちゃけ、『神主専門学校』…『代アニ』の『神主版』ですね。

この、『皇典講究所』は『出口王仁三郎』も卒業しております。
(後の國學院大學。民青と対抗させるべく大学側が核マル派をプッシュしたから自治会を過激派が牛耳ってるという噂があります)

『森喜朗』元首相は『日本は神の国』と仰いますが、

神社を潰し、伝統を潰し、近代に出来た画一マニュアルを死守して平気な顔をしている。
こういう場所に『神』がおられますかね?
ファーストフード、コンビニ的なマニュアル死守してるのが『神の国』??


『人間の力を超えた存在を認めることで、謙虚にさせる』


というのが『神の国』発言の道徳的意図だと思いますが、



『神社潰しても平気』、
『拝み方も役所で決めます』、



ってのは、


『人間至上主義』


じゃないですか?

日本は『何が中心の、何の国』ですかね??




『安倍晋三』元首相の決めた『教育基本法』には

『郷土愛』

を学校で教えるとありますが、


『伝統否定の画一マニュアル』


を各地の神社に押し付けたままにして、『郷土愛』ですか。




さて、前のほうの質問に戻りますけど、


何故、神道を熱心にやると良くないことが起きるのでしょうかね?


…『何故』というより、悪いことが起きて『当然』だと思いますけど。

(何故、『古代の邪神が海中から蘇れるのか』の理由にもなってる気がしますね~)



…上から目線の酷いアゲアシトリ、全く何の根拠も無い単なるコジツケですな…反省。


『古代の邪神が海中から蘇る』!?…『涼宮ハルヒの分裂』の佐々木さん発言。

2011-04-05 02:49:45 | 涼宮ハルヒ
久々のハルヒ本の表紙。兎年ですので、『バニー消失ハルヒ』です。

今回の本に収録した2009年に描いたネタを読み返して気付いたのですが、
2007年発売の『涼宮ハルヒの分裂』の中で、

『古代の邪神が海中から蘇る』

と佐々木さんが発言しておられますね。


谷川流先生は、あくまで『クトゥルー』や『ウルトラマンティガ』を念頭に置いておられたのでしょうが…
2011年3月11日を経験してしまうと、あまりの符合にゾワッとしますね。


ハルヒのトンデモコジツケで、


『鶴屋山』のモデル、兵庫県西宮市の『甲山』を開山した『如意尼』は『海部氏』出身。

『如意尼』は『十一面観音』『弁財天』を信仰していた→『観音』の起源の一つは『水の女神アナーヒター』
                                  『弁天』は『川の女神サラスバティー』

『如意尼』の出身地、京都府には大本教の主祭神『艮金神』が幽閉されていた『沓島』『冠島』がある

『沓島』『冠島』は、『常世の国』が大津波で滅亡した時に、海上に残った部分だと『海部氏勘注系図』に記されている

大本教の聖数『3』は『瑞(ミツ)=水』で、『水』に関係しているとされる。

ハルヒの舞台、兵庫県『西宮』は『戎』で有名→『戎』は海の神。

大本教の出口王仁三郎は『弁財天』のコスプレして映画を撮っている。

ハルヒ2期で映画の舞台になった『広田神社』は『神功皇后』が建てた→『神功皇后』は海神『住吉神』の加護を受けた。

『兵庫県』の『神島』は、『艮金神』の妻『坤金神』の隠居した島で、『大本教』の聖地になっている。


等々、『海』『水』のモチーフが強調されてる事は押さえておりましたが、
気になるのは、『広田神社』をロケに使ったのは谷川さんでなく『京アニ』でありまして、
何度か指摘したように、
『けいおん』トンデモでも、

『HTT』は『5』人→大本教の聖数『5=巌(イツ)』

『楽器を持った女性=妙音弁才天』→『日本五大弁財天』で『5』繋がり
(最西端の厳島弁財天はかきふらい先生の故郷広島県。江ノ島弁財天は日笠陽子さんの故郷神奈川県。最北端の金華山は佐藤聡美さんの故郷宮城県。
竹生島は豊郷町のある滋賀県。)

大本教の後継者争いで暗躍した人物に『宇佐美→うさぎ』『亀谷→亀』がいる→『けいおん』も『兎と亀』

大本教の後継者争いで当事者になった『出口京太郎』さんの幼名『梓』→『けいおん』にも『梓』登場。
(ちなみに大本教信徒連合会に王仁三郎の子孫『出口春日(ハルヒ)』さんがいる。)

梓が唯達の合格祈願した神社のモデル『許波多神社』のある京都府宇治市に神功皇后の孫『菟道稚郎子』の墓がある。
(ちなみに京アニの本社が宇治にある)

『菟道稚郎子』は兄の大山守命を船から川に突き落として溺死させる→『水』に縁がある。


等々『大本教』ネタや『弁天』ネタ等は健在でありまして、
『京アニ』も

『古代の邪神が海中から蘇る』

という予言の土台となる世界観を共有してるんじゃないか??
とか勝手に妄想しております。



しかし、


『沓島』『冠島』は、『常世の国』が大津波で滅亡した時に、海上に残った部分


だとか、


『菟道稚郎子』は兄の大山守命を溺死させる


とか、
本当に、軽い気持ちでトンデモ仕込んでおられたなら、
今回の311の事態に、『京アニ』や『谷川流』先生は、ショックだと思いますね。

だいたい、


『艮=丑寅=東北』


ですし、『日本五大弁財天』の最北端は


『宮城県・金華山』


です。今回の被災地の近所。
京アニや谷川先生の意図はともかく、彼らの参照した資料の世界観は、
偶然にも、今回の事態に関連するモノや土地に関連していたことになりそうです。
トンデモ好きとしてはゾワゾワしますね。


蛇足1。
3月9日に、青木さんと栃木県野木の『野木神社』を訪問しました。

下野国造『奈良別命』が『菟道稚郎子』の遺体を担いで来て埋葬したという伝承があります。

…最近『菟道稚郎子』に縁が有りますね。

そこから、茨城県古河に向かって歩いている時に、黒雲が南西から東北へと抜けていくのに出会いました。
夕日が輝いてるのに、お天気雨。不思議なことがあるなあ、と思っていたら、
地震で電車に遅れが出てまして、『地震雲』の信者なら、


『地震の予兆だった』


とか言い出すだろうと思っておりました。
そしたら、偶然、『黒雲』の進行方向で、11日に大変なことが。
地震雲の信者だったら、アレが地震雲だったと信じてるところですよね。


黒雲の来た方角『南西=坤(未申)』

黒雲の向かう方角『東北=艮(丑寅)』


というのも出来過ぎていて、不思議です。



蛇足2。
前の更新でネタにした、『三雲益次郎』さんの『大本』『天理』の統合仮説でゆくと、
天理教の教典に、戦前、権力から禁書にされた

『泥海古記』

があり、『泥海』の中から、何度も何度も人類が滅亡しては、今の人類に近づいてゆくという叙事詩なのですが、
人類の素材が『人魚』と『白蛇』で、

なにやら、『編集長☆一直線』の、

『人魚姫=朝比奈さん』

を思い出しますね。

『白蛇』といえば『弁財天』の眷属→『弁財天』繋がりで『けいおん!』にコジツケ可能?
(『にょろ』繋がりで『鶴屋さん』も連想しちゃいますが…)


また、男の素材が『鯱』で、女の素材が『亀』なのですが、
『亀』といえば、

『如意尼』の出身地の近所に『浦島太郎』の出身地があります。

『大本教』の聖地『亀岡』、『けいおん!』にも『亀』登場。

…とりあえず『鯱』は、ハルヒコジツケ、けいおんコジツケで登場した、
『織田信長』が愛知繋がり、
『八切止夫』先生が『日本の先住民=ハチの者』の拠点が『名古屋』というコジツケで、
『愛知県・名古屋城』のシャチホコとコジツケするくらいで、
(出口王仁三郎の予言するミロクの再臨の変成女子だかが美濃尾張の境で生まれるというコジツケ連鎖もありますが…)

むう、新たにコジツケネタ仕込む必要がありますね。


現生人類の祖先は『めざる(雌猿)』らしいですが、『ハルヒ』でも『猿』はコジツケしてきたし、
『けいおん!!』2期4話『修学旅行!』で『猿』登場していた偶然が面白いですね。


『泥海古記』は、創世の物語でもあるので、『泥海』からの新世界再生を読み取れそうな気がします。
ただ、こういう宗教ネタが角川歴彦さんの逆鱗に触れて『驚愕』発売延期やザ・スニーカー休刊の原因になったんじゃないか?とか、
思ってしまいますねえ…

あ、でも、歴彦さんが上海万博の朝貢に送った復元遣唐使船の甲板には『住吉神』が祭られたそうですから、
宗教ネタがダメだから書き直しじゃないかも。

『コミックマスターJ』で、カルト信者の編集者が、トンデモ漫画作家に、
カルト宗教の教義を漫画に仕込ませようと圧力掛けるというネタがありましたが、
そういうノリかもしれませんね。


蛇足3。
ヤマカンさんの京アニでの最後の作品は神社関連ネタでしたし、
京アニ離脱後の最初の大仕事は、『かんなぎ』で、これまた『神社ネタ』。

八田陽子さんの逆鱗に何かが触れたからヤマカンたちが去る羽目になったんじゃないか?
などと、『宗教戦争』のニオイを嗅ぎ取ってしまいますね。
(批評の是非が原因というヤマカン発言が真実なら良いのですけど)

偶然ですが、アニメ版『かんなぎ』の舞台は今回の被災地の近所ですし、
『けいおん』の『軽音部部長』、『佐藤聡美』さんは『宮城県出身』という偶然。

『古代の邪神が海中から蘇る』

と書かれて以降発売延期になってる『ハルヒ』の休止とも連動してそうな気がしてるんですけど…


『かんなぎ』原作漫画は不自然な中断してますし、やはり宗教戦争?
…アンチの嫌がらせが中断の原因じゃないと一迅社は明言してますし、
武梨えり先生は2010年にはすっかり健康だったのに再開しなかった理由は『不明』ですから、
陰謀論好きの妄想が刺激されますよね。

だいたい、『ハルヒ』と『かんなぎ』再開の年が2011年だったというのも出来すぎてますよね…
人間に未来予知はできない筈なので、『予言』云々は全くの事後的コジツケ、後出しジャンケンに過ぎないのは大前提ですが、
偶然って面白い。
(勝手なトンデモ妄想すいません…)


 

『涼宮ハルヒの驚愕』発行延期の原因??…最近、『セシウム』ってよくニュースで聞きませんか?

2011-03-31 22:02:33 | 涼宮ハルヒ

2010年の既刊の、『パズルの軌跡』だかに収録したネタ。

朝倉さんの部屋番号『505』

電卓液晶表示だと『505=SOS』

『涼宮ハルヒの陰謀』で登場した物質の原子番号『セシウム=55』『チタニウム=22』

電卓液晶表示だと『202=ZOZ』

『202と505は鏡像関係』

『SOS団』のHPのロゴデザインは、キョンが『ZOZ』に書き直している

アニメ2期で、原作の『55』ページづつアニメ1作に

…といった具合に
谷川先生や京アニが『55』を強調することから、トンデモコジツケしたものですが、
この中で、

『セシウム=原子番号55』

については、福島第一原発関連で、土壌や水道から検出されたりしてよく聞くようになりました。
『陰謀』の刊行は2006年、5年も前のことです。



私は、遊びでトンデモコジツケしてるだけでしたが、

『55+22=77→大破局』

…真剣にオカルトやってらっしゃる方の中には、
『ハルヒ』から、今回の事態を予言できた方もおられるのではないでしょうか?

できてないなら、タイターだの、マクモーニグルだの、ジュセリーニだの、『日月神示』だの読み込んでる暇があったら、
ラノベ読むべきだったことになって、これはこれで痛快ですね。

飛鳥昭雄先生あたり、『ハルヒ』から今回の事態を解読したりしておられないでしょうかね?


私は、陰謀論大好き人間ですので、

2007年6月1日の『驚愕』発売延期は、谷川流先生の『予言』に関連してるんじゃないか?

とか、妄想を逞しくしております。
予言関連のネタは、2007年~2011年の間に、
角川の圧力で書き直させられて、5月25日発売の上下巻には原形を留めてないだろうと思いますが。

『ザ・スニーカー』休刊も、この破局予言のハルヒでの漏洩に関連してじゃないか?とか勝手に思っております。


2月7日サンクリ46新刊表紙

2010-01-21 15:45:34 | 涼宮ハルヒ
#22、ハルヒ同人総集編2冊目。『狼なんか怖くない』『病床パブリック』『神様のパズル』『僕たちの終末』『TheHaruhiCode』の再録。謎解き編前編、という感じ。
2007年4月の『涼宮ハルヒの分裂』発売から、2009年総集編1冊目#21『神様の暇潰し』入稿までの間に、サブプライムショックが起こって、政権交代が起こっていた訳で、世間ではある種の転換期だった訳ですが、ハルヒの謎解きに没頭していたので、スルーしちゃってました。
新聞等によると、2003年~2007年は好景気だったそうで、私がハルヒに熱中していた2007年~2009年は、サブプライムショックで、03~07年の成長分の富が吹っ飛び、2002年以前の水準になってしまったという『転落期』だったようです。
私が上京した1997年はアジア通貨危機の頃でしたから、1997年と2007年の間の成長期が吹き飛んだ事で、1997年頃に戻った気分です。10歳若返った気分。
好景気と不景気は循環するものだと思うので、また好景気にはなると思いますから、安心しております。
今が02年以前レベルだとして、03年~07年と同じだけかかるとすれば5年後の2014年、1990年レベルなら20年かかりますから、2030年には2007年レベルの好景気を謳歌できるはずです。そのとき私は60才近いですが。
1997年~2007年の成長が円安による輸出増大によるものなら、また1ドル130円くらいになれば好景気になるのではないでしょうか。
私が子供のときに、大人たちは『将来のことを考えろ』と説教しましたが、その大人たちが予想した『将来』に合わせて設計したシステムが、どれ程のものか、『大人の実力テスト』の成果を見ることになりそうです。今や大人になった私は赤点取る自信があります。
私は数学が10点台でも別に健康に被害は無かったので、別に赤点でも良いと思ってます。
偶然にも、サブプライムショック前(2007年4月)に『株やるよりコツコツ働いたほうが良いかも?』というニュアンスのコメント書いていただけで満足です。
面白いハルヒ同人紹介
カオティック乙女工房『涼宮ハルヒの恐竜vol.4』:完結編。「消失」のキョンは、結果として不本意ながら死にかけるだけですが、ここではSOS団を信じて進んで死に接近します。きちんと大団円しているから良いですが、読むのにエネルギーの要るシリーズでした。
原作でもこういう「死の恐怖を乗り越えさせてくれる存在」に触れる展開は有るかもしれませんが、イトウヂンさんが思考実験としては先んじましたね。同人侮りがたし。
「信頼・絆・友情」がイトウさんのテーマだったそうですが、既に指摘したキョンの「捨身」だけでなく、みくるや古泉の行動やラスト直前の長門の「提案」に到まで、イトウさんの仕込んだ3つの価値がキャラ達の心に湧き上がらせる「勇気」が4つ目のテーマだろうと思います。
「シリアス」を「悲劇」と混同する傾向が最近の若い作家さんにはある、と角川の編集さんが指摘していた記憶がありますが、確かに、この作品のような「少年少女」が「価値」に触れる瞬間をきちんと描くというのも立派に「シリアス」ですね。
作画担当のT彦さんは、描かねばならないモノが多くて大変だったそうですが、普通、パロが楽なのは、「世界を借用できるから自分で設定しなければならないモノが少なくて済むから」だと言われていることを考えると、この作品がいかに「オリジナル」の面を厚く持っていたかが分かります。
どのジャンルに移られても、新作が楽しみなサークルであると言う評価は不変です。
tp!『きょうもハレ晴レ!EXvol.3』:前半「けいおん!」ネタ。後書きで広瀬さんが「けいおんなんかは2期やらないかなーとか思ってる」と書いておられましたが、本当に2期製作決定が発表されたので、良かったですね。
「大正野球娘」もそうですが、「女の子が同じ目標のために集まって活動する」というのは見ていて面白いものです。同じ事を男がやるより面白く感じますね。
実は、tpさんの「EXvol.3」「vol.4」はそういう「心を一つに」構造の話なので、楽しく読めました。
「けいおん!」公式ムックを信じるなら、けいおん声優メンバーは事実上の合宿状態でキャラとシンクロ出来たそうですし、大本営発表としても、記事を読んでるだけで楽しそうなんですね。
対照的に、ハルヒ2期EDは声優毎に別録りだったそうで、皆の心がバラバラなのだなあ、という印象を強くしてしまいました。同人の思考実験の方が楽しい。
tpさんの「あずにゃん」「の上の人」「お疲れ!」ネタが爆笑。ここの古泉は可愛そうですが笑えます。
ここの猫長門は可愛らしいですね。「舌ギター」、いいですね。
後半「エンドレスエイト」ネタ。まあ、ここの古泉はこうなるよなあ、とループネタで笑いました。「甚平」が妙にツボに入りました。
プールでサービス長門もグッド!
広瀬さんもエンドレスには困った様子ですが、谷川さんとしては、「もう楽しみにするのもやめてくれ」とアピールしてるのかもしれません。だとすると、あまり面白い作品だと言うのも谷川さんには苦痛なのかもしれませんね。
いじめが目的でジャンル選択してる訳ではないので、作者が好きでやってる作品でないとやりにくいですね。
「病気長門で引き」は、良いパロだと思いました。
末尾の「五才児えみり」、「パパ」、可愛らしすぎ。会長も良い味。
tp!『今日もハレ晴レ!EXvol.4』:長門治療薬探求編。みくるの改変が爆笑。みくるには申し訳ないのですが、「メロンパン入れ」がシュールで笑いました。「明和電気」みたい。
そんなのは序の口で、「ところてん」「カレー」が爆笑。ハルヒの号令で「ジャキン」となっちゃうのも笑える。こういう反復は大事です。
笑えるだけでなく、ちびみくるが「ヤメテ」としがみつくところや、体内物質を食べられるのが嫌、と照れるのが可愛らしい。
留守番のTFEI3人娘も可愛らしい。朝倉さんがちょっと酷い扱いでも許せてしまいます。キャラ造形は雰囲気をコントロールする近道。
「乳脂肪」がナイス語感だと思います。
朝倉さんが喜緑さんと会長の入浴について妄想するのもグッド。「少女の妄想」はそれ自体が価値がありますから。このネタを思いついた時点で勝ち。
ベースに皆が長門のために一生懸命になるという骨太の前提があるので、笑いに終わらない読後感の良さが有りますね。
vol.5で広瀬さんはハルヒ卒業らしいですが、この技なら、どのジャンルに行っても大丈夫だろうと思います。
ハルヒは高校生ですから、谷川さんがアニメ2期の「エンドレス」の様に、現実とシンクロさせようというのなら、3年で卒業すべきジャンルと言うことになります。2007年4月「分裂」発売から2010年4月で3年なので、谷川さんがハルヒファンに「ハルヒ卒業」してもらいたいなら、今年が一区切りかもしれませんね。