年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

夏コミ新刊K-ON!!本入稿終わりました…『SPA!』で『まどかマギカ』特集(?)でしたが

2011-07-28 00:33:49 | けいおん!!
前に線画まで完成していた『あずにゃん+スク水+むったん』絵を表紙に。

『Summer』は、『北野武』監督主演映画『菊次郎の夏』(1999)のテーマ曲。

『久石譲』作曲。

ピアノVerが好きなので、表紙絵と合ってないかも知れません。

ただ、好きな曲を使えて良かったです。




蛇足1。

『けいおん!!』が、

『Summer』や、『Air』の『夏影』、『ひぐらしのなく頃に』の『You』の様な、


『夏が来れば思い出す』


名曲を生み出さなかったのが残念ですね。


『音楽以外に大事なこと、楽しいことは一杯有る』


というのが、中山佳久プロデューサー、山田尚子監督の共通了解だったと思うので、

大成功なんでしょうが。


いっそのこと、日常描写を増やすために、

ガールズバンドじゃなくて、別の部活って設定改変しちゃえば良かったのに。


『野生児のペルシャ』が『魔法少女』になっちゃった例だってありますし。
(「青沼貴子」原作(原案)、スタジオぴえろ製作。1984~85年、日テレ放映)


『Aチャンネル』(黒田bb先生原作)みたいに、バンドじゃなくても売りたい曲を作中に突っ込むのは可能なんですから。

その点、『Sutudio五組』の方が、


露骨な宣伝と、作品との間の綱渡り


が上手かったのかも。
(いや、結構踏み外してましたか)

2010年と2011年の差、『後出しじゃんけん』の有利ですか。




蛇足2。

売りたい曲を作中に流すという展開は、


『アイドルマスター』


でもやってましたが、あくまでBGM扱いで、

『Aチャンネル』のように歌詞が流れないのが面白い。


A-1Picturesの方針なんでしょうが、

『らきすた』でシリーズ構成、脚本だった『待田堂子』先生が



『シリーズ構成・脚本』



『涼宮ハルヒの憂鬱』2期で『エンドレスエイト』で、

『入道雲』と『模型飛行機』の演出が印象的だった『高雄統子』先生が


『シリーズ演出』


なのが面白い。


京アニで仕事したことある待田先生、高雄先生、



『Aチャンネル』のように『売りたい曲』を作中で露骨にアピールしない



という点は、



『京アニ』の『けいおん!』の料理法



から受け継いでるんですかね?


個人的には、『アイマス』こそ、アコギな商売やっても誰も怒らないと思うのですが。

一種の


『芸能界パロディ』


なわけで、


『夢を売る』


という建前なのに

そういう『商売っ気』、『馬脚』が現れるところも


『芸の内』


で期待されてるような気がするし。
(偉そうな上から目線、すみません)




蛇足3。

そういえば、ここのトンデモで、

『谷川流』先生の『絶望系閉じられた世界』で『熊野イズモ』というキャラが登場するとか

『出雲神仏霊場』のマークが『∞』で、『陰謀』で古泉が『∞』マークを描いてるとか、

谷川先生と出雲の関係をコジツケした折、

ヤマカン監督の京アニでの最後の作品、『らき☆すた』の神社のモデル『鷲宮神社』が、

元々『土師の宮』で、『出雲国造』『野見宿弥』と縁が有る?とか、出雲とコジツケ連鎖してましたが、


『待田堂子』先生、『らき☆すた』の『シリーズ構成・脚本』でしたね。



蛇足4。

谷川流先生『涼宮ハルヒの分裂』、
機本伸司先生『スペースプローブ』、
けらえいこ先生『あたしンち』、
牛木義隆先生『夢喰いメリー』(2011、J.C.STAFF、アニメ製作)
アニメ版『けいおん!!』
アニメ版『AngelBeats!』(2010、P.A.WORKS、アニメ制作)

に、何故か『たちばな』というキャラが登場するというコジツケで、


『アマガミSS』(2010、AIC、アニメ製作)


の主人公が『橘』、というコジツケしてましたが、


待田先生、『アマガミSS』の脚本なさってますね。


そういえば、京アニのアニメ『日常』(あらゐけいいち先生原作)にも、『立花』さん登場してましたね。

多いなあ…
(そんな事言い出したら、『サクラ大戦』の『マリア・タチバナ』まで持ち出す羽目になっちゃいますね)



蛇足5。

『けいおん!!』番外編『訪問!』で、『花田十輝』先生が唯に『八朔』を持ってこさせてること、
『竜騎士07』先生の『おおかみかくし』(2010、AICがアニメ化)で、『嫦娥町』の特産が『八朔』ということ、

『大本教』の『出口王仁三郎』の『霊界物語』が『81』巻、
大本教の『直霊軍』の幹部が『81』人、

といった辺りを『81』繋がりでコジツケしときましたが、


待田先生、『おおかみかくし』の『シリーズ構成・脚本』ですね。



蛇足6。

さがら総先生『変態王子と笑わない猫』の『猫神』
藤原里先生『にゃんこい!』(2009、AICでアニメ化)の『猫地蔵』

が『猫神』ネタなのを指摘してましたが、

よく考えたら、

『ガンパレードマーチ』(2003、J.C.STAFFアニメ製作)
『かみちゅ!』(2005、ブレインズ・ベース、アニメ製作)
FLIPFLOPs先生『猫神やおよろず』(2011、AICPLUS+アニメ製作)

にも『猫神』登場しますね。(かみちゅは「猫又」?)

『かみちゅ!』では、貧乏神が『猫』に封じられてましたが、
『猫神やおよろず』アニメ版では、猫神は貧乏神と対峙します。

…オマージュ?


緑川ゆき先生『夏目友人帳』(2008、ブレインズ・ベース、アニメ製作)

の『にゃんこ先生』を含めるべきか…


Typemoonの『Fate』の『タイガー』や『オトコさん』といった『猫科』のモチーフや、

『セイバー』と『ライオン』の重ね合わせまでコジツケしたくなっちゃいますし、


Leaf.AQUAPLUSの『うたわれるもの』(2006、OLM.TEAMIWASAアニメ製作)の『ムックル』

も『猫科動物の神』と拡大解釈したりして…



電撃大王で『おおかみかくし』のコミカライズ担当してた、『夜野みるら』先生、


『ねこ☆こい!~猫神さまとネコミミのたたり~』(2010、Whirlpool制作)


というゲームのキャラデザしてらっしゃいましたね。


…『猫神』は最近流行りなんですか?


脱線が過ぎましたが、待田先生、『猫神やおよろず』の『シリーズ構成・脚本』してましたね。



蛇足7。

前に、新興宗教団体『ワールドメイト』の設立者『深見青山』先生の師匠が


『橘』


で、本部が


『静岡県伊豆の国市立花』


傘下の出版社が


『たちばな出版』


という『タチバナ』ネタを振っておきましたし、

『ワールドメイト』の傘下の学習塾『みすず学苑』のポスターにやたら


『プリン』



が登場することを、


『あたしンち』(2002、シンエイ動画、アニメ製作)の『立花・母』の好物が『プリン』

『世紀末オカルト学院』(2010、A-1Picturesアニメ製作)の『JK』の好物が『プリン』

『木村心一』先生の『これはゾンビですか?』(2011、スタジオディーン、アニメ製作)

の『ハルナちゃん』の好物が『プリン』


とコジツケしておきましたが、

待田先生、『これはゾンビですか?』の脚本担当なさってますね。


まあ、売れっ子の脚本家だということでしかないのでしょうが、偶然は面白いですね。



蛇足8。

前に、『みすず学苑』のポスターで、登場する妖怪が、



『狼男、ドラキュラ、ミイラ男』



で、あれこれコジツケしてましたが、

『ミイラ男』のコジツケ連鎖が、


『くぼたまこと』先生の『天体戦士サンレッド』(2009、AIC.ASTA、アニメ製作)の


『カーメンマン』

『リギー』


くらいだったのですが、

よく考えたら、『おおかみかくし』(2010、AIC、アニメ製作)のコミカライズ担当なさった、


『夜野みるら』先生


の『みるら』って、『ミイラ』の語源でしたよね?


『サンレッド』も『おおかみかくし』も『AIC』関連。

『サンレッド』の監督は、『AngelBeats!』(2009、P.A.Worksアニメ製作)の『岸誠二』監督で、

『AB!』の天使ちゃんは『タチバナ』さん。



NHKラジオの『渋谷アニメランド』で、岸監督がゲストの回に、応援メッセージ(?)が

『サンレッド』の『ヴァンプ将軍』のCV『山田ルイ53世』さんだった記憶があって、

結構、『AB!』推してた番組だった記憶があるので、珍しいところを引っ張ってくるなあと思ってました。



蛇足9。

以前、『ドーナツショップ』が、『天理教』に関連しているという噂を書きましたが、

『Aチャンネル』OPでも『ドーナツ』登場してましたね。

『ドーナツ』好き『忍野忍』ちゃん登場の『化物語』書いた『西尾維新』先生の


『刀語』(2010、WHITEFOX、アニメ製作)


天理教開祖『中山みき』の家紋『梅鉢』紋登場してますけど、

待田先生、脚本なさってますね。偶然は面白い。


『ドーナツ』が大好き、といえば、古いアニメですが、


『小さな魔女ヤダモン』(1992、グループ・タック、アニメ製作)


の『ヤダモン』が『ドーナツ』好きで、

最終回、『まどかマギカ』先取りする『宇宙規模ED』だったような記憶が…


それはともかく、

『グループタック』は、『あたしンち』製作に参加し、

『大川隆法』総裁原作の、



『太陽の法』(2000)
『永遠の法』(2006)
『仏陀再誕』(2009)


を製作したところですね。

『宇宙規模』が好きなんですかね?

2010年に破産したそうですが…
(幸福実現党が大敗した2009年の翌年ってのが偶然は面白い)



蛇足ばっかりで百足状態になってきたので、本題。


青木さんから頂いたのですが、

『SPA!』2011・7.19号で、『宮台真司』先生、『宮崎哲弥』先生達が、


大人気アニメ『まどかマギカ』の正体


について語っておられましたね。


宮台先生、1990年代には、『コギャル』に、現状打破のヒントを見出そうとしてらっしゃった方ですので、

小娘が活躍してると、


『我々に出来ない閉塞状態の突破が彼女達には出来るかもしれない!』


と思ってしまうようですから、


『セカイ系が陥っていた自意識のどん詰まり感を超えていく物語』


という評価は、割り引いて考えたほうが良いでしょうね。

彼が期待した『コギャル』が、結局、卒業後、アイデンティティクライシスで、精神病院通いになっちゃってる、

ということを21世紀になってから語っておられましたし。

また、期待は裏切られるかもしれません。


『震災後の日本で「けいおん!!」のようなお気楽な日常ドラマは難しい』


という宮台先生の予想も外れるんじゃないですかねえ?


20世紀末には


『3Dの女子高生』


の将来が期待できたのに、

21世紀の10年が終わってみて、


『2Dの女子中学生』


が、将来を投げ捨てるところにしか、大学教授も意味を見出せないってのが凄いですね。



『宮崎哲弥』先生が、



『きゅうべえ』=『因果の理法を熟知して、それを悪用して搾取する、悪しき仏教徒』

『まどか』=『凡夫から、菩薩、如来へと一気に駆け上がり、新たな浄土を形成する仏そのもの』



と、なにやら、アニメにかこつけて現実に存在する『仏教教団』を批判しているようなのが楽しいですね。

こういう発言、『と学会』に批判されないんでしょうか?



『ヤダモン』のときも、『宇宙規模ED』に、視聴者は


『ヤダモンは神になったの?』


と戸惑った記憶がありますから、宮崎先生の要約は、妙に納得しちゃいますね。


蛇足10。

『宇河弘樹』先生の『朝霧の巫女』も、こういう『宇宙規模ED』だった記憶があるのですが、

『まどかマギカ』のような、感動をあまり感じなかったのが今となっては不思議ですね。


それはともかく、宮崎先生のように仏教に引き付けなくても、

『神道政治連盟』の宣伝する、


『オトタチバナの自己犠牲を、日本国民皆が見習え』


という主張からも、『まどかマギカ』は解釈可能だという意見は出そうですね。

ただ、

『古事記』が書かれたのは、仏教伝来(538年説だろうと552年説だろうと)から100年以上

経ってまして、『聖徳太子』も『法華経』の講義なんかしてたそうですから、

『捨身品』に触発されて『オトタチバナ』の物語が生まれてる可能性もゼロじゃないですよね。


『出雲風土記』にも、『新造院』という『寺院』が10も登場して、『神話』の故郷が、

8世紀には仏教を受容していたことが明らかなんで。

まあ、

天皇を頂点とする国家のためのルーチンワークの儀式を、神社や神棚で、毎日反復する、それを永遠に持続する、

というのが神道の本質でしょうから、『宇宙規模展開』は本来、管轄外でしょう。

神道系多神教マンセー作品が『日常ネタ』が多いのも頷けますね。



神仏習合の立場や、『飛鳥昭雄』先生の仰るように、


『神道=キリスト教』


なら、『終末論』『救世主』展開、全然アリでしょうが。




本題、

『SPA!』7.19号に、『ノイタミナ』の設立者でプロデューサーの


『山本幸治』(山本P)


の連載、


『アニメ定量分析』vol.29


が載ってまして、これまた『まどかマギカ』ネタ。

(どう読んでも『定性的分析』の一種なんですけど…)



2年前に『まどか』の企画書を見せられたが、


『僕にはその企画がわからなかった』


という話。

もし、わかってたら、『ノイタミナ』でやってたんですねえ…たぶん。


山本Pによれば、『まどかマギカ』は、


『女児向けアニメの記号をまとったまま、その実は大人の男たちをメインターゲットにする作品』


であり、


東京都条例の『非実在青少年問題』にも潜在的に関係してくる


のだそうです。そして、


『性の対象に本来なりえない未熟な存在を愛でる』作品は

『あくまでアニメのジャンルの中でのカウンター的存在であり』

『まどかマギカほどの広がりを生むとは予想できなかった』


というのですね。ぶっちゃけ、



『まどかマギカ』なんて『ペド』市場向けの『ロリコンアニメ』は、

『ロリコンにしか受けないだろう』

『条例も怖いから、ノイタミナじゃやらないってことで』



ってことだろうかと。

一般受け狙ってる『ノイタミナ』としては、

ロリコンなんて少数派相手にしたくないし、

石原都知事、怖いですからね、仕方ないですよね。

山本Pを誰が責められるでしょう。


山本Pの論考は続きます。


『ノイタミナは一般視聴者にもわかるアニメというあいまいなポリシーから、

オタク向けにどの程度舵を切るべきか考えてきた』

『今回のまどかマギカの大ヒットによって吹っ切れた部分がある』

『ノイタミナが今は到達できない向こう岸の存在を決定的に教えてくれた』

『自分の中では進むべき道を知る手がかりになる』

…えー、意地悪く要約すると、


『ロリコンアニメが受けるのはわかったけど、条例怖いからノイタミナじゃやれない』

『でも、お金は欲しいから、こっそりバレ無い様にやれば…』


ってことでしょうか?(勝手な決めつけ、えらそうですみません…)


『もやしもん』『フラクタル』『放浪息子』『あの花』を見る限り、

山本Pの好みは


『女装男子』ネタ


だと思いますので、『まどかマギカ』が『ノイタミナ』だった場合、

『恭介』の女装シーンとか、杏子がじつは『女装男子』だとか、設定改変されてたりして。


あと、


『ペドウケ狙うんだから、プールで水泳授業、スク水シーン入れて』


とか指示が出てたんですかね。それもまた良し?
(勝手な妄想すみません!)




『宇宙からの色』『異次元の色彩』…夏コミ合わせハルヒ新刊原稿完成しました

2011-07-12 08:01:44 | 涼宮ハルヒ
『涼宮ハルヒの驚愕』発売が決定して、久しぶりに出したハルヒ同人のタイトルを、

『クトゥルーの呼び声』から、


『消失ハルヒの呼び声』


と付けておいたら、偶然、『驚愕』上巻60pで、ハルヒが


『邪神の呼び声』


というセリフを言っていたので、面白かったです。

こういう偶然があるので、有り難いですね。



『涼宮ハルヒの分裂』で、中学時代の佐々木さんが



『古代の邪神が海中から蘇る』



と言っていて、今回の『津波』を連想させるとか、


『ウルトラマンティガ』の『ガタノゾーア』ネタ、

『クトゥルー神話』ネタではないか?


ということは触れてきましたが、


『驚愕』下巻177pに、



『マグニチュード9クラスの津波』



というキョンのセリフがあって、『311』の後で加筆されたと思われるのですが…

そうでなければ、『HAARP』実在論者が喜びそうな事情が有るかも知れず、怖いですね。


蛇足1。

最近、自民党から、菅政権に協力して、無所属になった、


『浜田和幸』議員


が『HAARP』信者らしい、

ということが話題になってますが、

浜田議員は『鳥取県』選出。


『鳥取』といえば、

『ダンウィッチの怪』を『地底の足音』という名で翻案漫画化した『水木しげる』先生の故郷であり、

『地底の足音』の舞台でもあります。


『ラヴクラフト』ネタという偶然だけでなく、

『鳥取』は、『西尾維新』先生の『刀語』の舞台にも選ばれてました。

『刀語』、『タイムトラベル』ネタでしたね。『Steinsgate』『ハルヒ』と同時代性。


また、『桜庭一樹』先生が『鳥取』出身でしたね。

『桜庭一樹』先生といえば、『GOSICK』。



『フラクタル』『あの花』『いろは』の脚本に参加した『岡田磨里』先生が

『GOSICK』に参加しておられて、面白い偶然。


『GOSICK』は、


『オカルトは、黒幕が国民を戦争に導くための、マインドコントロール手段』

『オカルト信者の右翼を増殖させて、科学を否定するのは、政治権力を握りたい黒幕の戦略』


という構図でしたね。

何度もここで紹介している『武田崇元=有賀龍太』先生、

『霊的ボルシェビズム』を提唱して、『ポップオカルティズム』の普及によって、『革命』を起こすべく、

『古史古伝』を復刻する『八幡書房』創設、学研『ムー』創設をしたと勝手に私が理解してるんですけど、

『GOSICK』の『アルベール・ド・ブロワ』のモデルじゃないんですかね?

『大本』分派の『愛善苑』の幹部になっておられますけど。


ただ、『GOSICK』の批判する『オカルト』は


『西洋キリスト教文明の闇』

『白人の恥部』


としての『オカルト』であって、

主人公『久城』の故郷『日本』の『オカルト』は免罪らしいというのが…面白い!

『久城』、『オカルト』と戦う正義の側ですからね。

『久城』は『憲法9条』が元ネタかもしれませんから、

『灰色狼』云々は『在日』『被差別』の婉曲表現で、

『オカルト』も、『公明党』『幸福実現党』『神道政治連盟』『鳩山由紀夫』『町村信孝』『浜田和幸』の暗喩かもしれないんですけど…



一応、『自虐史観』によれば、

『国家神道』という『オカルト』で、『大東亜戦争』『聖戦』を奇襲で起こしたのは日本の方なんですけどね。

『白人』『共産主義』の陰謀に引っかかった被害者なのかもしれませんけど。


『諸君!』だかで、読者アンケートで、

『渡部昇一』先生の論文が読みたいという要望が一番多かったということで掲載された論文で、

『渡部昇一』先生は、たしか、


『昭和天皇』は『生物学』勉強して『ダーウィニズム』だったから正しく、

226起こした軍部は『共産主義』だったから、戦争に負けたのだ、


と書いておられましたね。

『共産主義』否定して『ダーウィニズム』に立ってりゃ間違わなかったそうで…戦勝国に『ソ連』入ってるんですけど。

(『ホロコースト』はアメリカの『社会ダーウィニズム』を『ヒトラー』が学んだもの、という説をDNA螺旋構造発見の『ワトソン』が書いていた記憶が…)

さすが『諸君!』読者、こういう『ハイレベル』の主張に夢中ですね。


『江川達也』先生によれば『満州事変』起こした『石原莞爾』は、



『日本が侵略戦争起こしたのは、ペリーに開国されて、西洋文明を学んだからだ』



と責任転嫁してたそうで、

『大東亜戦争』『聖戦』は、『白人の猿真似』『キリスト教文明の仕業』だと『石原莞爾』は思っていたようです。


『GOSICK』の黒幕がいるなら、

『平田国学』、『竹内文書』『東日流外三郡誌』、『大本教』『オウム真理教』『神社本庁』『スピリチュアル』

といったものすべてが、



『白人の神秘主義のパクリ』



であって、日本は文化侵略されているという発想なのかもしれませんね。




『島薗進』先生によれば、

『天孫降臨』『万世一系』を信じ、

『大正デモクラシー』『シビリアンコントロール』『軍縮』に反対して、

226事件等を起こした軍部、右翼が活躍できたのは、

『皇国史観』『教育勅語』を学習して『神風』とかを信じて、『天皇機関説』を批判した『皇民』の支持があったからだそうで。


都合の悪い意見の主張を『非国民』呼ばわりで封じ、論敵を『国賊』として、殺害すら正当化する世論がなければ、

総動員なんてやれないのですね。


島薗先生によれば、『教育勅語』は『大和魂』ではなくて『儒教』という『中華思想』のパクリなわけで、

こういう『特攻』『玉砕』を支えた部分が


『ぜーんぶ外人のせい』


にできりゃ、自虐史観もオサラバですな。




蛇足2。

岡田磨里先生の作品が『反オカルト』でないのは、



『あの花』に『秩父神社』

『いろは』に『稲荷神社』


が登場してることでもわかります。

『フラクタル』『GOSICK』の双方が否定的に描いてる『オカルト』が、


『権力者のマインドコントロール』

『宗教の衣をまとった科学文明』


なのに対して、『神社』は否定的に描かれてません。

『あの花』では、


『成仏』


という『仏教』概念が、『じんたん』『めんま』の恋路を邪魔しようとする『あなる』『ゆきあつ』の手段になりますし、


『いろは』では、


『稲荷』が『出雲の神』だという教義が『豊崎愛生』さんのCVキャラから語られたり(本筋に無関係で)

主人公の精神的支えになったりしています(ぼんぼる!)


『GOSICK』では、『久城』が『なんまんだぶ』と唱えたのを『ヴィクトリカ』が


『呪い』


と形容していた記憶が(記憶違いならすみません)


2008年以降、伊勢神宮が比叡山の天台宗、高野山の真言宗と組んでますから、


岡田先生、廃仏の立場、親出雲大社の立場なんでしょうか…
(勝手な決めつけすみません)



蛇足3。

『出雲』といえば、

『秋元康』先生が『海雪』で『出雲崎』という新潟県の地名を登場させたのは、


スタッフの父親の出身地が出雲崎だったから


だと『秋元康の仕事学』(NHK出版2011)書いてらっしゃいましたが、

5文字の歌詞が必要だから、たまたまそうなっただけで『出雲』に拘りは無いんでしょうけど、

あれだけ沢山の歌詞提供の中からピックアップされた例が『出雲』ネタって偶然が楽しいですね。




蛇足4。

『けいおん』の大本ネタ『567』の仕込みとか、トンデモネタの源と私が勝手に想定している『花田十輝』先生が、

アニメ版『Steinsgate』に参加しているということは前に触れましたが、


『Steinsgate』の制作に関わってる『志倉千代丸』先生の所属する『5pb』が、2011年に


『MAGES』


という団体に改組しました。


『M=Music』
『A=Anime』
『G=Game』
『E=Event』
『S=School』


だそうで、

声優学校やら、声優ラジオやら、音楽CD製造販売やら、ボカロイベントやら、ゲーム、アニメ制作やら、

揺り篭から墓場まで色々やる団体な様です。


『MAGES』形成過程を見ると、

『文化放送』が、『ドワンゴ』を買収して、『5pb』も買収する形で、

webコンテンツ事業、アニメ・ゲーム・声優・専門学校・ボカロで儲けよう、

という事業展開を目指してるのだと勝手に私が思い込んでるのですが…


人材育成から、コンテンツ制作、『ニコ動』やテレビ放映通じた配信、イベント開催と、


『文化放送』が


コンテンツビジネスの『川上』から『川下』まで、

『表舞台』から『縁の下の力持ち』まで、


部分的に牛耳り始めた、ということですかね?
(作品が詰まらなくなる、ということでは有りません)




私は、


ある動画が『ニコニコ動画』でランキング上位になったとか、

『新人声優』『新人クリエイター』がネットで大人気、とか、


オタがパンピー巻き込んで支持することで『ボトムアップ』で起こす


『素人のシンデレラストーリー』


だと勝手に幻想を抱いていたのですが、

2011年以降は、



周到に計算された、

『文化放送』が売り出したいコンテンツの

『トップダウン』を『ボトムアップ』と演出した、

『販売促進戦略』なのかもしれない?


と考える時代になるって事ですね…
(勝手な妄想すみません!作品の面白さとは関係無いですから!)



ヤマカン監督が、2008年ごろ、


『ニコ動は損得勘定抜きで、面白いと思ったことをやるのでプロの脅威』


と、仰っていた気がしますが、最近、仰ってないなあと思ってましたが、

一部コンテンツについては


『損得勘定大有りで、シナリオ通りに、プロが、素人の新人デビューのフリ、同人のフリで売り出している』


ということに気づいたからかもしれませんね。
(勝手な決めつけすみません。作品の出来とは全く関係無いですから!)




蛇足4。

『文化放送』の発起人は



『聖パウロ修道会』



で、日本人にキリスト教のすばらしさを宣伝するためのマインドコントロール機関だったわけで、

旧社屋には修道院と聖歌歌う施設が併設されていたそうですが、

ここが、声優ラジオに進出して、


『堀江由依』
『田村ゆかり』
『花澤香奈』
『小林ゆう』
『丹下桜』
『野中藍』
『竹達彩奈』
『豊崎愛生』
『高垣彩陽』
『阿澄佳奈』
『神谷浩史』
『小野大輔』
『小野坂昌也』


といった人材たちに番組持たせるなんて、バチカンも驚いてるでしょう。


というか、『禁書目録』『一番後ろの大魔王』『アザゼルさん』といった『アンチキリスト』的作品は、

『文化放送』のオタ界支配へのレジスタンスかもしれませんね。
(陰謀論大好きの勝手妄想すみません…ストレートに『反・統一教会』なのかもしれませんし)



蛇足6。

最近、オタク大使やっておられた『麻生太郎』元首相は『神道政治連盟議員懇談会』の幹部なんですけど、

麻生さん自身は『クリスチャン』なんですよね。


『神道政治連盟銀懇談会』幹部には『安倍晋三』元首相もおられ、

安倍さんは祖父の『岸信介』首相の頃から、反共の戦友ということか、統一教会と関係が有ったそうで、


なんというか、神道政治連盟って、伝統や神社をプッシュしてるように見えて、

キリスト教の日本での政治運動の下部組織になってるように見えますね…


日本の伝統を支持して、神社に参拝したり、神道を学んだりすると、結局はキリスト教を支援してる格好に

なるというのが、世界の複雑性を良く表してると思いますね。


愛国、排外主義やってるつもりが、キリスト教支持の下働きになっちゃってるって皮肉が面白い。




本題。

今回のタイトルも『ラヴクラフト』ネタで。

『宇宙からの色』『異次元からの色彩』は『TheColourOutofSpace』の邦訳題だそうで。

『宇宙人』の『喜緑』さんには『緑』が含まれていて、『宇宙からの色』にコジツケ可能なので、良かったです。


絵は、ダリの『聖アントニウスの誘惑』という絵が元ネタですね。

『喜緑』さんが、ハルヒ世界を牛耳ってるという脳内勝手設定に取り憑かれてるので、こういう絵になりました。



蛇足7。

『567』が『大本教』の聖数で『ミロク』の隠語だということは何度も書きましたが、

『Aチャンネル』のOPでも、六角の鉛筆を削って『1~6』の数字を6つの面に書いたモノの、


『5、6』


の面が見えてる映像が登場していて偶然は面白い。

その後に『studio五組』という製作会社の名前が出るのですが、

私の携帯の文字盤では『S』は『7』と同じキー上に配列されているので、


『56』『7』


という数字列が画面に登場していることになっていて、偶然は面白い。

理屈と膏薬はどこにでも貼れますから。


『S』を『5』と混同するのが、このブログでのコジツケですので、



『studio五組』→頭文字『S、5』→『55』…



と、ここで何度もコジツケしている『55』ともコジツケ可能なのが面白いですね。

 


『Steinsgate』と『涼宮ハルヒの驚愕』の間…知人の結婚祝本表紙用『漆原るか』イラストです。

2011-07-04 20:23:33 | 涼宮ハルヒ
知人の結婚祝本の表紙用イラスト、初描き『漆原るか』君です。
311の惨事で暗い時代ですが、明るいニュースでした。

21世紀は、4人に一人が一生独身になるんじゃないかとかいう未来予測もあるそうなので、
いろんな意味でめでたいことですね。


『Steinsgate』、オカリンが『ドクターペッパー』党なのが親近感が沸きますね。

あれは小学生の頃、

私が風邪を引いたとき、

母が、


『大人用のバファリンを、半分に割って飲ませたら

「小児用バファリン」と同じくらいの薬効成分の分量になるんじゃないか』


と思って、
(最近流行の『勿体無い精神』ってこういう行動を誘発するんですよね。別に買う金が『勿体無い!』)

内なる因果律の命ずるままに私に処方したところ、

私が腹痛を起こして、病院に行くことになり、

病院の自販機で買った瓶入りの『ドクターペッパー』を飲んだのが初めてです。

それ以来、コーラより好きな飲料になっております。



馬場さんの話では、

『バファリン』は腹痛を起こす『アスピリン』を、

『緩衝制酸剤』で包んで胃に優しくしたものなのだそうで、

割ったりしたら、折角の緩衝剤が無効化してアスピリンが胃粘膜保護を抑制、

腹痛を起こすのは当たり前だそうで。


ちなみに、

『小児用バファリン』は『アスピリン』でなく、『アセトアミノフェン』という成分を使っている


『まったくの別物』


だそうです。



…『少ない大人用バファリン』


じゃなかったんですね。


母が、『高度経済成長』出来たと考えると、

失われた20年を30年にしようとしている私は、出来が悪いドラ息子ですね。
(世界経済が今よりチョロかった訳じゃないでしょう)




本題に戻って、

『Steinsgate』、青木さんに見せていただいた範囲では『まゆしー』が大変なことになっていて、

OPの歌詞にあるように、ハッピーエンドを求めて、オカリンはループに突入する展開になるのかも。


これ、『涼宮ハルヒの驚愕』の



『藤原』が『死んだ姉=みくる』を生き返らせるべく歴史改変を目指す



という展開と重なりますよね。

…いうまでもなく、『まどかマギカ』の『ほむほむ』の『ループ』とも重なっていて面白いですが。



前回の更新で、


『藤原』は性別が『男』だから、『ほむほむ』のときは共感できた『ハッピーエンドのためのループ』が共感できない、


ということを書いてましたが、


不思議なことに、『オカリン』は男なのに、かなりドキュンなのに、



『オカリン、はやくループして、まゆしーを救うのだ!』
『オカリン、ヒーローになれ!』



という応援の気分です。

人間なんていい加減なものだと割り切る前に、違いの出た理由を考えると、



『姉=みくる』の死はセリフで語られるだけ              ←→ 『まゆしー』の死は、視聴者の眼前でショッキングに描かれている

『藤原』は主人公『キョン』と対立している立場            ←→ 『オカリン』は主人公

『藤原』は私の好きなキャラ『佐々木さん』を見下すような態度をとった ←→『オカリン』、実は良い所ある、というエピソードが描かれていた



…最後のは私情ですが、

まあ、『主人公』である『オカリン』は、『隠れた良いところ』が表れるエピソードを本編中でフォローしてもらってる、

というのは大きいですよね。


私は個人的に、

谷川先生の芸風は、真実を隠すことで読者を情報不足にして、ミスリードを起こさせ、


『どんでん返し』


を効果的に引き起こすというものではないか?と勝手に思っている訳ですが、

その芸風が、『驚愕』で『みくるの死』が『セリフ』で語られるだけ、という展開に帰結していると思います。




映像に依存できるアニメと文字ネタの表現方法の優劣を比較してもしょうがないかもしれませんが、



『描写』するか、

『セリフ』で流すか、



は、メディアの特性を超えて、



受け手が感じる『キャラの死の迫真性』



を左右すると思います。


セリフで流されると、軽い印象になっちゃうような気が。

それが自分の中で重要な位置を占めてないキャラの口からだと尚更。


もともと、『長門』派ですから、『みくる』の比重が軽かったのが、

『佐々木』ファンになったせいで、『藤原』の印象が悪くなって、



『みくる』の死で『藤原』が悲しんで、騒動を起こしていた



となると、私、『姉弟』好きだからぶち切れませんけど、


『せっかく死人が出たのに、効果的じゃないなあ』


と『フラクタル』と同じ印象を持ちました。

谷川先生、『絶望系閉じられた世界』でも、人の死を軽く書くのがカッコイイと思うところがあるのですが、


ハルヒは人が死なない世界だから安心して読めると思っていた読者の方は、



殺さなくても、弟が姉を救うために必死になる事件を起こしておけば済んだのになあ、



とか思ってしまうんじゃないか、とか思ってしまいます。
(セリフの中での死はノーカウントだと寛大にスルーしてくれるかもしれませんけど)




『まどかマギカ』

『まみ』さん、『さやか』、『まどか』の死は劇的に描かれていました。


『Steinsgate』

『まゆしー』の死は、『オカリン』の今まで見せたことの無い取り乱しようも相俟ってショッキングに描かれてました。



どちらの『死』も、



『こんな酷い運命が変えられるなら…!』



と、受け手に、ループするキャラの心情を共有させる効果があったと思います。

『効果的な死』。




阪神大震災の経験者の谷川先生としては、



『商売道具としての死』



を売るのは許容できないのだろうと思います。

殺さない展開が無理だったようには見えないので、なぜ殺したかは今後の続編の行間を読む上での宿題ですね。



蛇足1。

以前、

ヤマカン監督が、


『人の命はそんなに重いものでしたっけ?』


『自分はリビアの死には共感できない』


とインタビューに答えてることを捉えて、

『養老孟司』先生の


『人は身近な人の死しか悲しめない』


という説に『ヤマカン』監督は立っていないという解釈を書きましたが、

『オトナアニメ』のインタビュー読み返してみると、



『他人の死は共感できない』



と仰ってるのは明らかですが、



『人の命は重くない』という発言が



『身近な人の死にも共感できない』



と明言してると考えるのは意地悪すぎると思うので、

養老説に立っていないと断言するのは私の勇み足だったと思いました。


その解釈を撤回したとして、

原恵一監督が、


視聴者が怒るのは、自分の演出が視聴者を動かしたからだ


と解釈していたように、

ヤマカン監督も、自分がリビア人の死に共感出来ないことを理由に反論するのではなく、


死を軽く描いていることに不快感を感じた人間が出たのは、自分の死の演出が人の心を動かせるからだ


と良い方に考えたら良かったと思いました。

別に、殺人描写で『爽快感』を与えたかったわけじゃないんでしょうから。



本題。

『涼宮ハルヒの驚愕』が扱った


『姉の死』


ですが、偶然にも、『フラクタル』の脚本担当した『岡田磨里』先生が脚本の『あの花』も、


『姉の死』


を扱っていたことを思い出しました。『めんま』、『聡志』君と言う弟がいましたね。


『驚愕』、

『ループ』は『まどか』『Steinsgate』と被って、

『姉の死』は『あの花』と被るという…


『めんま』の弟君が藤原より可愛らしいので『驚愕』はこの点でも分が悪いですね

聡志君、ちょっと擦れた態度も可愛らしい。

藤原は屈折し過ぎ?イライラしてきます。


『麻枝准』先生の『AngelBeat!』の『SSS』が『SOS団』より活躍していた、とか前に書いてましたが、

ハルヒが、


『用はありません』


と排除した『普通人』の、『じんたん』『ぽっぽ』『あなる』『ゆきあつ』『つるこ』たち


『超平和バスターズ』


の方が、2011年、『SOS団』より世界を大いに盛り上げていたような気がします。



原始的な方法でも、少年達が『飛翔体』を作って打ち上げるというのは見ていてワクワクしました。

『驚愕』では、『宇宙人』『未来人』『超能力者』『神』、これだけ揃っていて、

力を合わせて何かをやり遂げてる感が伝わってこないのが勿体無い。


皆が知らないうちにαβに分裂していたせいで、

『佐々木団』『SOS団』の判り易い対決は『涼宮ハルヒの分裂』で終了してしまい、

世界の大変化のせいで、キャラたちが『流されてる』うちに終わりがきてしまった感じがします。


…まあ、『ハルヒ』の方が、人の心がバラバラで、状況に流されてるという『世界のリアル』を忠実に反映しているともいえます。

『あの花』が世界を美化しすぎなのかもしれません。


ただ、『人の黒い面』については『あの花』の方がストレートですね。
(デフォルメされてるとも言えますが)

みんな黒い下心ありありでロケット運ぶシーンも凄かった。


ただ、そういうキャラの本心が見えない『虚々実々』が『ハルヒ』の面白さではあるので、

黒い下心ありありの凄まじいシーンが抑制されてることを問題視するわけにも行きません。


『目的』が違うなら、手段も当然違ってくるわけで、

たとえば、『ハルヒ』シリーズが、真相を伏せて読者をどんでん返しに掛けるための壮大な罠であると仮定した場合、

シリーズの結末までは、すべての文言は『ミスリード』の手段に過ぎず、

通常の小説のような『起伏』を期待しちゃイカンのかも知れないと思っております。
(勝手な決めつけ済みません)


私の『脳内妄想』では、『驚愕』は事件の一面だけを伝えていて、

鶴屋さんや、喜緑さん、古泉の暗躍は隠されているということになっております。

藤原や橘さん、ヤスミや佐々木さんも、キョンが見たとおりの人物ではないでしょうし、

もっと活躍していると思います。


ミスリードのために、真実を隠して、事態の一面を表面的になぞっただけから、

『まどか』『Steinsgate』『あの花』と比較して盛り上がらなかったのではないかと思います。

『分裂』~『驚愕』の騒動など、『大事の前の小事』なのではないでしょうか…?

今後の展開が楽しみです。


また、『陰謀論者』、『トンデモ好き』としては、『ハルヒ』の真価は、

単なる『ラノベ』、『娯楽』ではなく、

トンデモコジツケの素材となる『情報片』を大量に含んでることにあります。


『黒幕』からのメッセージとか、

『アカシックレコード』から谷川先生が受け取った世界の真理が暗号化されてるとか、

出雲系神道カルトの情報操作の一翼を担ってるとか、まあ、いろいろ妄想できそうですね。



蛇足2。

『さがら総』先生の『変態王子と笑わない猫』と『ハルヒ』の共通点をコジツケしといたら、

『変態王子』3巻で、


『タカビーな女が転落死のピンチ?』

『大量のハムスターをクッションに敷くというアイディアが出る』

『主人公の友人が、高く売れる収穫物を育てている』(麻薬ネタ?)


というところが、『驚愕』の、


『ハルヒが墜落死させられそうになる』

『ハムスターつかみ取りを入団テストにしようというアイディアが出る』

『小麦粉が入ったビニール袋を持って交番の前をフラフラして誰が一番に職質されるか競争』(麻薬ネタ!)

『麻薬かと思えるような甘い香り』(麻薬ネタ!)


と対応していて、偶然は面白いと思いました。特に、『ハムスター』が被るのは面白いですね…



他にも、『ハルヒ』は、『原発』ネタ仕込んでる?とかコジツケしていて、実際、『驚愕』でも、


『放射性物質を体内で飼ってる』


という文が出てきてましたが、

『浜岡原発』が建ってるのが


『さがら層』


という地層だそうで、『原発』ネタでも『さがら総』先生、『ハルヒ』と対応してますね。



『変態王子』2巻は『洪水』ネタでしたが、今回、『驚愕』に、


『水害時に使う土嚢』


という文が登場して、偶然は面白いですね。


『土嚢を見るような目』


という表現もあるのですが、九曜さんのキョンへの視線の形容としては不自然ですよね?

何の暗号??



蛇足3。

『変態王子』の舞台は、東京都『狛江市』あたりじゃないかと思うのですが、

『マリみて』の志摩子さんの実家の寺のモデルが『深大寺』だという説も有って、結構近いのが面白い。


『マリみて』では『チャオソレッラ』で志摩子さん、イタリア旅行に行きますが、

『変態王子』3巻で、


『猫神』憑きの『筒隠家』の先祖が『イタリア』に関係が有った

新登場キャラは、聖歌隊で、『イタリア』から戻ってきた

筒隠家の長女が交換留学で『イタリア』に行くことになりそう


と、急に『イタリア』づいてます。偶然の一致は面白い。



『変態王子』3巻で、筒隠家の結婚式は『神道式』だと明かされましたし、

『マリみて』では、『紺野緒雪』先生、『キリスト教』より『仏教』をプッシュしたい様ですね?
(玲ちゃんも志摩子さんの寺の檀家だった筈ですし、紺野先生、番外編の『釈迦みて』の方が楽しそうですし。)

じつは、最近流行の『キリスト教はバカ』という『禁書目録』的な傾向の一翼を担う作品なのかもしれませんね。

『釈迦みて』は『仏教』ですけど、『日光月光』先輩の元ネタ『日光月光』は、佐藤任先生の『密教の神々』によれば『薬師』の脇侍だそうで、

『薬師』は『スサノヲ』の本地だったはず…『出雲』!!


だいたい、『筒隠』という名前も、『筒』が『星』の古語だという説があるわけで、

『月見里』が『山無し』ということだとすると、『筒隠=星が隠れる』ということなら、『夜空に雲がある』…

『筒隠=出雲』?

…『出雲系カルト』の影響が??

紺野先生が、どうも、マリみてで、なんらかのトラブルに巻き込まれたご様子なのですが、

さがら先生も、3巻後書で、編集さんとのトラブルがあったことが明かされておりまして、


『朝霧の巫女』の宇河先生、『かんなぎ』の武梨先生、同様、『神道系カルト』絡みのトラブルでしょうか?
(ああもう、何の根拠も無いトンデモ妄想すみません!陰謀論好きなもので…)



アニメ版『Aチャンネル』(黒田bb先生原作・Studio五組制作)も、府中の『大国魂神社』参道が登場してますので、

『変態王子』『マリみて』の近所なのですが、『大国魂神社』近辺は、『武蔵国造・兄多毛比』の屋敷跡があったといわれ、この人、

『国造本紀』によれば『出雲国造』の家系なんですよね。…『出雲』!!

最近、『国造本紀』を特集した『歴史読本』出してる『新人物往来社』は2010年に角川が買収して、
2011年の7月号表紙に『ハルヒ』を出させられてましたよね…


奥付の編集部の表紙解説に一切『ハルヒ』が言及されてなくて、

角川に押し付けられた『新人物往来社』の不愉快さ、反発が伝わってきました。


『新人物往来社』、『55』周年だそうで、ハルヒコジツケでやたら登場した『55』つながり。


最近知った話では、映画版『20世紀少年』(浦沢直樹先生原作・東宝)は『日本テレビ開局55周年』記念作品だったそうで…

なぜ『55』?


偶然は面白いですね。










『涼宮ハルヒの驚愕』読み終えました…夏コミ新刊表紙用『喜緑さん』絵

2011-07-02 19:26:31 | 涼宮ハルヒ
6月15日の通常版発売から2週間経つので、ネタバレもそんなに気にしなくて良いだろうかと思います。

有希も回復したようですし、佐々木さんも死ななかったので、
個人的に恐れていた鬱展開は回避されて良かったです。

谷川先生によれば、佐々木さんはもう登場しないそうですが、
『消失長門』も『消失』以来登場していないのですから、物語の展開上、登場しないのは仕方ないですね。

逆に、必要となれば、再登場もあるかと思います。



『上巻』は読むのに4日くらいかかりましたが、
『下巻』は一日で読めてしまったので、
明らかに、『上巻』の方が、文章に仕込まれた『引っ掛かり』『ノイズ』が多いのが判ります。

何度も書いてきたトンデモ妄想、


谷川先生、角川歴彦さんとオカルトの見解が相違して書き直させられた、


というのがアリだとしたら、
下巻がまるまる書き直しなのかもしれませんね。


電波トークはおいといて、
『私の脳内設定=コジツケ』では、

『分裂』で起きた事件の真相はキョンが考えているような『展開』ではなく、
影で喜緑さんが暗躍しているんじゃないか? 

ということなんですけど、
たとえば、

上巻92p

『青々とした緑の色が濃くなりつつある』


上巻252p

『蓑虫が喜びそうな新緑が勢力を伸ばしている』


のように、『喜緑』さんが裏で糸を引いているのを暗示するような表現が気になってしまうんですね。
『喜』『緑』という字が仕込まれてるあたり、谷川先生、遊んでらっしゃると思います。


『驚愕』で、喜緑さん、


『統合思念体に支配されて自由に動けない』


という立場を強調してましたが、まあ、嘘なのか、
本文に書かれてる以上に統合思念体の命令で暗躍してるってことだろうと思いますね。


下巻197pで、閉鎖空間に朝倉さんと有希を従えて現れていたようですし、
下巻198pで『ヤスミ』が喜緑さんたちに手を振っていた様にも見えたと書かれてるのが気になるところです。


『ヤスミ』の正体の謎解きを『古泉』がやってるのが気になるところですね。
『ハルヒ』の無意識が素材だとしても、キョンが飲まされた説明が真実とは限らないなあ…と思います。

『驚愕』では、古泉が一番キョンの信頼を勝ち得た様に思えるので、『茶番』を感じますね。



『九曜さん』と『橘さん』は残ったので、『古泉』と『喜緑さん』が彼らとどう結託して
『未来人』や『統合思念体』を追い詰めるのかが楽しみですね。
(勝手な妄想すみません)



唐突に悲劇の主人公に祭り上げられて、あっさり敗退したように見える『藤原』も、
もう登場しないとは限らないので、さてどうなることやら。


蛇足1。

『死んだ姉を生き返らせるために歴史改竄を狙う』

という展開は、シスコンとして同情しますが、

2011年は、

『死んだ親友のために何千回もループする』

という『まどかマギカ』の『ほむらちゃん』の悲劇が先に出ているので、
『驚愕』は分が悪いです。不運。


『藤原』が『男』なのが悲劇をレベルダウンさせてますよね…
単に女々しい理由で、迷惑かけてるようにしか見えない。


ほむほむは小娘だから、過酷な運命の前に風前の灯って感じで、応援したくなります。
悲劇を、彼女しか何とかできない、という『使命感』で危険に飛び込むのが胸を打ちます。


しかも、『世界を滅亡から救う』という課題もあります。


『藤原』にもそういうヒーローの面があるのかもしれませんが、『驚愕』読む限り、
私情で大騒ぎ起こしてるだけに見えてしまいます。



『憂鬱』のときは


『ハルヒというドキュンのイライラで世界が滅亡』


という展開は、『不条理ギャグ』というか、『これは酷い!』と思いつつも、
清々しくすらあったのですが、
小娘のやることですので、ジジイは、赦せちゃうんですよね。

藤原は口の悪い『若造』でしかないので、


『小さいヤツ!』


としか思えません。

自分が藤原だったら同じ事するかもしれませんけど、
そのときの自分は、


『悲劇に酔ってる』


確信がありますので、藤原に自分の恥ずかしい面を投影しちゃって冷静に見てられません!

藤原さんには、こんな勝手な脳内設定で、必要以上にマイナスイメージを負わせてしまってすみません。
姉が死んで大変苦しんでおられるでしょうに。


『ハルヒ劇場』でちらりと垣間見えてると思いますが、
谷川先生の、ハリウッド的に盛り上げられるものを、敢えてさらりと流してしまうドライさが
カッコイイと思うので、


『世界の危機かと思ったら、じつは矮小な事件』


という風呂敷の閉じ方はアリだと思います。



『まどかマギカ』は、

『ワルプルギスの夜』との決戦、という『世界の大ピンチ』の『大舞台』に、
『ループ』を絡めたことで、盛り上がりましたよね。

『虚淵玄』先生の演出過剰勝ちですね。



1970年生まれの谷川先生、大塚英志先生が言う


『大きな物語の信じられなくなった時代』


の子供だと思いますので、


『世界の危機を救うため、使命感で立ち上がる』


という行動をどこか滑稽に思えてしまって、
そういうキャラに感情移入して書けないのだろうと思います。
盛り下がってしまうのだろうと。

谷川先生はヤマカン監督同様、自分のリアルに合わない作品は盛り上げられない性格なのではないか?
とか勝手に思っております。


虚淵先生は、1972年生まれで、谷川先生と同世代ですが、一周回っていて、
どんな設定でも、可能な限り盛り上げようと考えて劇的な展開をやれるんじゃないか?

虚淵先生は、原恵一監督同様、受け手がリアルに感じるように作品を作ろうと努力するタイプなのかもしれない、
とか私は勝手ながら思っているのですけど。



蛇足2。

『シャフト』の新房昭之監督が、『オトナアニメ』vol.20のインタビューで、


虚淵先生の脚本は『ケレン味があって面白い』


と評価する一方、


キャラクターが死ぬ作品はキツくなってきた。


と心情吐露なさってるのが面白かったです。



探偵ものみたいに死がひとつの記号として描かれるものなら大丈夫だが、
もっと歳を重ねるとそれも辛くなってくるだろう。


とも仰っていて、


『若い人は元気だから荒々しい作品が作れる』


という説のようです。
(新房監督は1961年生まれだそうですから、確かに、虚淵先生より年寄り世代)


ただ、虚淵先生の脚本を『面白い』と評価出来るわけですし、

『死』を扱うにしても、『人の死』とストレートに同一視せずに


『キャラクターが死ぬ』


と突き放して、あくまで、


自分たちが作り出す『虚構のリアル』である


という『クリエイター視点』は踏み外していないのが、職人だなあ、と思いました。

こういう技術的思考は、世代、年齢に限定されないで活用可能なのだろうと思います。
新房監督が虚淵先生の作品を面白く感じられるのはその証拠だろうかと思います。


『リビアの死人』


のような存在をいちいち意識して作品が左右される可能性は少ないと思われます。


虚淵先生は、この、『作品世界』の完成度を純粋に意識しようとする思考をなさっているから、
『大きな物語が死んだ』時代でも、劇的な展開をやれるのだろうと思います。
物語の盛り上がる可能性を純粋に追求してるのだろうと思います。
(勝手な上から目線の決めつけすみません)


こういう、『物語を盛り上げる』という目的合理性に集中する発想は、

押井守監督が、


『完結した物語は、日本の村社会の閉鎖性と同じだから、敢えてオチを付けずに現実と地続きにしている』


と仰っていたのと正反対の立場だと思います。
(ヤマカン監督は、押井監督に近い立ち位置だと思います)



蛇足3。

大塚英志先生も、『現実の死』と『キャラクターの死』を直結なさっていて、


日本の漫画・アニメはアメリカの模倣に過ぎない。
日本は敗戦国で戦争の悲惨さを学んでいるのだから、ハリウッドの真似じゃない日本アニメ・漫画の独自性は
『反戦』を明確に打ち出す点にある。


というような事を仰っていたと勝手に記憶しておりますが、

この立場では必然的に描けない『死』の形が出てきます。
国家によらない検閲は憲法違反じゃないという説を信じるなら、別に問題じゃないですが、

大塚先生のご自身の作品限定の自己検閲にしておいていただきたいですね。


他の人の作品作りに、こういう『検閲』を要求するのは、折角のフィクションの可能性を制約して、
生まれたかも知れない面白い作品を誕生前に中絶する、


『オタク業界の優生学』


ではないかと思います。

1969年の『三島由紀夫vs東大全共闘』で、三島先生は、


『自分は一市民としてはモラルを重視するが、作品世界はフィクションなので、どんな不道徳なことも書く』


というようなことを仰ってたと思うのですが、
平和思想の普及で、こういう『切腹自殺するような再軍備論者』の言うようなことは否定されちゃったんですかね。


久米田康治先生は『絶望先生』の中で繰り返し、

石原都知事が、過去の自分の小説の中では下品なことをやってるのに、表現規制するのはおかしい、

というような事をほのめかしておられますが、石原先生、三島先生の前述の発言を実践しようとなさってるのかもしれませんね。



蛇足5。

『絶望先生』25集249話『イワンのなかば』で、『5627』巻の小説が登場するんですが、素因数分解してみると、


5627=331×17


…『3月31日』って、『新谷良子』さんの誕生日だったはずで、彼女は最近『30』歳になったはず。

『17』といえば、『17歳教』は、たしか、『30歳』が入信資格だったような気がするから、


『331×17=5627』


って、久米田先生から新谷さんへの『30歳おめでとう』の暗号なんじゃないか?


とか勝手に楽しんでおります。




本題に戻りますが、

『驚愕』は、上下巻という尺を必要とする構成だとは思うのですが、
長さの割りに、起こっている事件が盛り上がってないような気がします。

非常に執筆には苦しまれたご様子ですが、


2007年~2011年かけて、

文庫2冊分で、


この規模の事件、というのは、感動を生み出す効率が悪いような気がします。

私のように、『陰謀論』というか、『暗号解読』の気分で行間読んでる人間には、
単語ひとつひとつも面白いですけど、
物語の起伏を楽しみたい読者にはどうだろうかと思います。


『α』と『β』が重なる瞬間は身震いするほど面白いのですが、
全体として、『SOS団』が危機に陥ってるという緊迫感が沸いてきません。

『αβ』のせいで、『佐々木団vsSOS団』の雰囲気が『分裂』で終わってしまい、
『驚愕』では、『若造』藤原の私情に振り回される形で佐々木団が暴走し去って消えてしまう
様にしか見えないからだと思います。


まあ、そういう、敢えて起伏が起こりそうなところを華麗にスルーするドライさが私にとっての谷川先生の魅力
でもあるわけで、

下手に対決されると、新房監督の仰るように、ジジイはキツイ緊張の連続になりますから
あれでよかったとは思いますが…若い人には刺激が足りなかったんじゃないでしょうかね?


『橘さん』が、ほとんど何もしないで退場してしまうのが拍子抜けです。

『ヤスミ』も、神秘的な登場で、さてこれからどう活躍するか?というところでもう


『時間切れ退場』


という感じで、勿体無いです。


『鶴屋さん』も『森さん』も活躍しなかったのが残念です。


尺が足りなかったから出る余地が無かったのは仕方ないですが、
上下巻かけて、ページが足りないってのは、トリッキーな『分裂』がキャラの完全燃焼を阻害してたということじゃないかなあ…
などと勿体無がってしまいます。

そういう、勿体無いキャラの浪費が、ポトラッチの如く『蕩尽』の快感を発生させるのだと栗本信一朗先生なんか仰りそうですが。



これは、活躍してなさそうなキャラ達は、見えないところで暗躍してるんじゃないか?とか勝手に妄想しちゃってますけど、

『驚愕』本編でそれが描かれるのと、
将来出る新刊で、回想や、裏話の形で『活躍』が語られるのとでは、
インパクトが違うような気がします。勿体無いです。
(勝手なことぬかしてすみません)



『ハルヒ』世界の謎解きという観点から行くと、


『鶴屋山出土の金属片』

『シャミセンの脳内の隕石寄生生命体』


は持ち越しになりましたし、


『鶴屋さん』『喜緑さん』の暗躍


があると勝手に期待してる私にとっては、今回、この件が解決しなかったことで、
今後の作品中での彼女たちの言行が気になるところです。

『分裂』で言及されていた、

『鶴屋邸での歌会』

も描かれてませんし。


橘さん、九曜さんのこれからの運命も気になるところです。


『分裂』で言及されていた『映画』製作もまったく手付かずです。



『ハルヒ』の謎については、谷川先生個人の貢献を超えて、『京アニ』スタッフの関与(K-ON!の謎ともリンクしている)
更には、『シャフト』スタッフ、『機本伸司』先生、『横谷昌宏』先生、『花田十輝』先生辺りも遊びに参加してる
可能性があって、『驚愕』発売後も、どんな展開があるか気をつけてフォローしてゆく予定です。



蛇足6。

『シャフト』+『横谷昌宏』先生の『まりあほりっく』で、
『K-ON!』でさわちゃん担当した『真田アサミ』さんの担当キャラが


『2012年人類滅亡』ネタ


語っていて、横谷先生、オカルトネタお好きだなあ、と改めて思いました。
(花田先生は『レベルE』に『SteinsGate』ですから、相当のトンデモ好きかもしれませんね)


また、ハルヒ謎解きで、『Godの反対はDog』というネタを振っておりましたが、

『まりあほりっく』で『小林ゆう』さんと『平野綾』さんの担当キャラがなぞなぞ対決する回、


『Godの反対はDog』


ネタを振っておられて、偶然は面白いと思いました。




蛇足7。

以前、谷川先生は『出雲』に縁がある、というコジツケしておきましたが、
今回、上巻198pで『大黒さん』が言及されてましたね。

それはさておき、


『「涼宮ハルヒの憂鬱」で英単語が面白いほど身につく本』(中経出版)


という本を書店で見かけまして、著者を見たら、監修が


『出雲博樹』


…『出雲』!

代々木ゼミナールの講師の方らしいですが、偶然って面白いですね。