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年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

『涼宮ハルヒの驚愕』の『驚愕』の元ネタと『アイザック・ニュートン』

2013-07-04 19:59:37 | 涼宮ハルヒの驚愕
『驚愕』といえば、馬場さんから貸して頂いた、筒井康隆先生『驚愕の曠野』(河出書房1988)が、

読者が物語内の人物に変換していってしまう恐ろしい『入れ子構造』を持っていて、

谷川流先生がハルヒ読者に、


現実は、思ったほど強固で確実なものではない


という違和感を抱かせる事で、ハルヒ世界を現実と錯覚させて没入させようと意図したなら、参考にしてるかも。

参考にしたから『驚愕』というキーワードを入れてるのかもしれない?とか思いました。

(『筒井』繋がりで『筒井順慶』あたりから『春日大明神』で『ハルヒ』にコジツケたりも出来そうですね…)

『西宮』聖地巡礼や『阪神大震災』のような現実の事件の仄めかしで、ハルヒ世界が肌で感じられる存在感を持ったのは確かだと思います。



蛇足1。

昔、柳田國男だかが、特定の場所・時間にまつわるフィクションが『伝説』で、そういう制約を離れて漠然とした『昔』なのが『昔話』

みたいなことを議論してた気がしますが、

『都市伝説』の『ほんとうにあった』という迫真性は、『渡鹿野島』とか『ハンバーガー』とか、具体性の裏打ちで醸し出されてる気がしますから、

ハルヒの『西宮』、

『つり球』(アニメ版制作A-1Pictures2012)の『江ノ島』、

荻原規子先生原作『レッドデータガール』(角川書店。アニメ版制作P.A.WORKS2013)の『熊野』『戸隠』『八王子』、

平坂読先生『僕は友達が少ない』(MF文庫J、アニメ版制作AIC Build2011、2013)の『名古屋』

『ガールズ&パンツァー』(アニメ版制作アクタス2012)の『大洗』、

白鳥士郎先生原作『のうりん』(GA文庫)の『美濃加茂』『飛騨高山』

『たまこまーけっと』(アニメ版制作京都アニメーション2013)の『枡形商店街』『藤森駅』

等々、受け手をのめり込ませるために、完全なフィクションが時間的空間的限定を敢えて背負うという感覚操作のテクニックを使うのは、

平成の『都市伝説』の流行と同時代性な気もします。


米澤嘉博先生が、『魔女の宅急便』を『宅配便』と言葉狩りするような自粛を、リアリズムを害すると批判なさってましたから、

その意見に同調する方々が、制限の下で、可能な限り、リアリズムのために日常を取り込む表現運動を同時多発的にやってらっしゃるのかもしれませんが、

『都市伝説』との交流と考えれば、フィクションの舞台に引用される土地が、スピリチュアルや新興宗教に縁がある聖地と重なったり、

引用される小道具が、ムー的であったり新興宗教の教義に縁があったりする理由は説明できますね。


例えば、

青木さんから頂いた原田実先生の『原田実の日本霊能史講座』(楽工社2006)で、

大本教を脱退して『生長の家』を開いた『谷口雅春』教祖の解説で、


物質は、エネルギーの波動で、意識で動かせる


という超能力の疑似科学解釈を谷口教祖がしていたらしいということが書かれてるのですが、


ミクロ世界を意識で操作するということで超能力を説明する、


って、まんま、

鎌池和馬先生『とある科学の超電磁砲』(アニメ版制作J.C.STAFF、2009~2013)の


『パーソナルリアリティ』


ですよね。

他にも、菅田正昭先生の『出口王仁三郎の大予言』(学研2011)で、1919年(大正8年)

の王仁三郎聖師の『伊都能賣神諭』に、


『外国の悪神の企みは(略)外国の人民の身体を使ふて斯世を乱し(略)』

『神国(日本)を外国に致す悪神の企みが九分九厘に成りて来た(略)』


とあるのは、『禁書目録』のキリスト教徒達の醜い小物悪役っぷりな描かれ方を彷彿とさせます。

単なる反キリストネタではなくて、大本系の排外主義と考えると『パーソナルリアリティ』とも整合的ですね。

一方通行と美琴が初対決した時のコンテナに『567』という、大本の聖数『567=ミロク』が記されてましたし。

鎌池先生も、アニメスタッフも、よく新興宗教とかオカルト勉強してるなあ…と思います。
(勝手な妄想すみません!)


蛇足2。

悪い外国のせいで日本が大変なことに…という設定といえば、

『かんなぎ』(武梨えり先生原作漫画、一迅社。アニメ版制作A-1Pictures2008)
『あそびにいくヨ!』(神野オキナ先生原作MF文庫J、アニメ版制作AIC Plus2010)
『百花繚乱SAMURAIGIRLS』(すずきあきら先生原作、HJ文庫。アニメ版制作アームズ2010、2013)
『STEINS;GATE』(アニメ版制作WHITEFOX2011)
『ドラゴンクライシス!』(城崎火也先生原作スーパーダッシュ文庫。アニメ版制作スタジオディーン2011)
『Cキューブ』(水瀬葉月先生原作電撃文庫。アニメ版制作SILBERLINK2011)
『境界線上のホライズン』(川上稔先生原作、電撃文庫。アニメ版制作サンライズ2011~2012)
『ギルティクラウン』(アニメ版制作Production.I.G2011~2012)
『カンピオーネ』(丈月城先生原作スーパーダッシュ文庫、アニメ版制作ディオメディア2012)
『緋色の欠片』(アニメ版制作スタジオディーン2012)
『ROBOTICS;NOTES』(アニメ版制作Production.I.G2012)
『レッドデータガール』(アニメ版制作P.A.WORKS2013)

なんかは、なにやら、外国(キリスト教)=悪というイメージを打ち出してる感じがします。

最近の作品では、『レッドデータガール』で、主人公が『神風』吹かせて外人をびびらせる展開は驚きでした。

外人と仲良しの陰陽師を犬にしてしまう展開は、『伊都能賣神諭』の、


『四ツ足が何程上空へ昇りて、悪を働かうと致しても(略)大丈夫であるぞよ』


を連想しちゃいましたし。


『エウレカセブンAO』(アニメ版制作BONES2012)のように単純に日本が善玉でない場合もありますし、

染屋カイコ先生『かみあり』(一迅社)のように、


『西洋の悪魔も日本では寛容に受け入れられる』


という搦め手からの外国ディスり+日本マンセーのパターンとか、

『ヴァルヴレイヴ』(アニメ版制作サンライズ2013)の様に、舞台は宇宙で、日本みたいな立場の国が登場するという変化球も有りますが、

基本的に、出口王仁三郎の『伊都能賣神諭』と同意見だという括りは出来ると思います。
(あくまでトンデモ好きな私個人の勝手な妄想ですから!念のため。)


まあ、このレベルで『同意見』なら、

アメリカの研究者がイカちゃんを実験台にしようとする安部真弘先生原作『侵略!イカ娘』(秋田書店。アニメ版制作ディオメディア2010、2011)

日本が世界大戦で敗北した世界を舞台にしている『UN-GO』(アニメ版制作BONES2011)

魔女狩りをリヴァイヤさんが超能力で止めさせた事になってる名島啓二先生原作『波打際のむろみさん』(講談社。アニメ版制作タツノコプロ2013)

米国が黒幕と通じてるという『あそびにゆくヨ』展開な『戦姫絶唱シンフォギア』(アニメ版制作サテライト2012、2013)

も、



外国の悪神が外国人を使って日本を侵略しようとしている



という『伊都能賣神諭』と同意見って事になっちゃいますから、いい加減なものです。


だいたい、虚淵玄先生なんかは、『まどかマギカ』(アニメ版制作シャフト2011)で、


『大本から間違ってる』


という台詞を杏子(CV野中藍)に言わせてますし、

『翠星のガルガンティア』(アニメ版制作ProductionI.G2013)でも、


『大本を叩く』


という台詞がありますから、大本と一緒にしたら怒られちゃいそうですよね…



蛇足3。

キリスト教とストレートで繋げてはいませんが、


『ハイスクールDxD』(石踏一榮先生原作、富士見ファンタジア文庫。アニメ版制作ティー・エヌ・ケー2012、2013)

『まおゆう』(橙乃ままれ先生原作、エンターブレイン。アニメ版制作アームス2013)

『イクシオンサーガDT』(アニメ版制作ブレインズ・ベース2013)

『はたらく魔王さま!』(和ヶ原聡司先生原作、電撃文庫。アニメ版制作WHITEFOX2013)


が、


中世ヨーロッパのキリスト教的な宗教権力が、実は悪党で…


とか、


キリスト教の悪魔祓いが狂信的でキモイ


というネガティブキャンペーンに地味にエネルギー使ってらっしゃいますよね。

この点、『かんなぎ』『とある魔術の禁書目録』『Cキューブ』とかと同じ。

同時代性なのでしょうか。


蛇足4。

面白いのは、

『イクシオンサーガ』では、何故か温泉の調度品に『天狗』があったり、馬車の内装が『天狗の団扇』だったりで、


大天狗=猿田彦


とすれば、学研『ムー』に、


『2012のマヤ予言のアセンションで霊的ステージアップできるのは、サルタヒコを目指す人間だけ』


という寄稿をなさった『ムー』発起人の一人『武田崇元』先生と符合しますね。

武田先生は、大本教の分派、『愛善苑』の幹部ですから、王仁三郎聖師の『伊都能賣神諭』の排外主義ともコジツケ可能です。


天狗は、『レッドデータガール』にも、『日常』(あらゐけいいち先生原作漫画、角川書店。アニメ版制作京都アニメーション2011)にも登場しましたし、


烏天狗


は、『神様はじめました』(鈴木ジュリエッタ先生原作漫画、白泉社。アニメ版制作トムス・エンタテインメント2012)でアイドルやってましたし、

『ホライズン』の堕天使、『金マル』(CV東山奈央)『・画』(CV新田恵海)は天狗な気がしてるんですが、・画は同人作家で、若者にアピールする業界を

天狗が浸透してるってモチーフは面白いですね。

『山伏=天狗=烏』が業界に浸透してるとコジツケすると、

『烏』が人類滅亡の黒幕だった『ビビッドレッドオペレーション』(アニメ版制作A-1Pictures2013)って、意味深な設定なんですね。

非山伏のレジスタンスですか?(妄想)


『ホライズン』でも『レッドデータガール』でも登場していた山伏の聖地『熊野』の『三足烏』は、何故か『ヴァルヴレイヴ』の機体に描かれています。


ヴァルヴレイヴの世界観考証なさってる『三輪清宗』先生は、『かんなぎ』『Fate』にも関わってらして、

『かんなぎ』では、


今までのメインキャラでは解決できない問題も山伏なら解決できる


と、新展開してますが、これが三輪先生の差し金なら、Typemoon新作『魔法使いの夜』でも、


『山育ち最強伝説』


になってるのが判ります。

『FateZero』(アニメ版制作ufotable2011、2012)で脚本なさった虚淵玄先生が参加した、

『サイコパス』(アニメ版制作Production.I.G2012~2013)で、


遵法精神は、先人が築き上げたもの


という様な発言をヒロインがしていましたが、これ、『かんなぎ』で武梨先生が後書きで、


日本社会が素晴らしいのは、志を持った先人が努力したから


と書いておられたのと似た意見で、どちらも三輪先生と縁がある方ですから、三輪先生がオタク作品を通じて意見表明なさってるんだろうと思います。

心理学者シーナ・アイエンガー先生が、


ある事物に何度も触れさせる事で、その事物への好感を植え付ける、『単純接触理論』


という心理操作テクニックを紹介なさってましたが、

奈良県の『高鴨神社』の由緒書でも、


山伏の修行は、脳科学的に有効性が裏づけ可能


という立場で書かれてましたので、

まあ、修験=山伏や神社が、脳科学を動員して、『単純接触理論』で何らかの価値をゴリ押し、ステマしてる可能性はゼロじゃないですよね…
(勝手な妄想すみません!)


蛇足5。

ハルヒコスプレでCM出演の『中川翔子』さんが愛飲している『百草丸』は、木曽御岳の山伏の薬が、近代化したものだそうで、

『氷菓』(米澤穂信先生原作、角川書店。アニメ版制作京都アニメーション2012)の聖地巡礼で飛騨高山に行ったら、薬屋でやたら見掛けました。


木曽御岳といえば、教派神道の『御嶽教』の聖地で、『竹内文書』で有名な天津教の竹内巨麿や、大本の出口王仁三郎は『御嶽教』の説教師出身です。

排外主義の団体だったそうですから、天津教や、大本の排外主義の起源は、山伏=『御嶽教』かもしれないのですが…

明治天皇が肉を食べたのに反発して、皇居に乱入しようとして射殺された『御嶽教』信者もいるそうですが、

『レッドデータガール』で、


陰陽師の式神は、生贄に動物を殺すから不浄で、山伏の護法は清浄な感じがする


と、ネガキャン&山伏ステマしてましたけど、

明治以来変わってないんですかね?
(肉食反対の『ナディア』や、チャーシュー抜きの『アヤナミ』が『御嶽教』ステマだとまでは言いません。)


そういえば、『氷菓』バレンタイン回の、奉太郎と福ちゃんが渡る橋は『不動橋』らしいですが、『不動』は山伏の守護神ですし、

『不動橋』近所に、『御嶽教』高山教会があります。


山伏の拠点のひとつ吉野の蔵王堂周辺が舞台になった『咲~阿知賀編』(小林立先生原作漫画、スクエアエニックス。アニメ版制作Studio五組2012)で、

千葉県代表が『須和田』さんですが、市川市北部に『須和田』がありますし、市川市内に『御嶽教』教会があります。


なぜか『天狗』が登場していた『DT』とスタッフが重なる、

『男子高校生の日常』(山内秦延先生原作漫画、スクエアエニックス。アニメ版制作サンライズ2012)

でも、『文学少女』と『メガネ』の邂逅の舞台は市川市の江戸川の堤防らしいですし、

市川市は、国鉄の下山総裁が不審死した『下山事件』で、韓国の関与が疑われたときに捜査対象になったそうですし、

市川市は、上智大学の学園紛争から裁判闘争を経て、バチカンと韓国のKCIAと革マル派が対決した『水本事件』の舞台ですから、

最近の韓流ブームにまで関係しそうで面白いですね。



『咲~阿知賀編』に関わってらした浦畑達彦先生は、終戦時に韓国から脱出する少女の物語り『お星さまのレール』(小林千登勢先生原作、金の星社。アニメ版制作マッドハウス)

に参加なさってますし、

『夏色キセキ』(アニメ版制作サンライズ2012)では、神社の娘(CV豊崎愛生)に好きな食べ物は『ナムル』と言わせてました。

…こんなレベルで騒いだら、『むろみさん』で乙姫(CV藤田咲)が『ANPN』というコンビニで『キムチ』買ってたのすら、

『孫正義』の仇名『あんぽん』と『ANPN』が似てるとか、隅田さんのCV上坂すみれさんが、上智大学卒業なのが、水本事件の『上智大』とコジツケ可能だとか騒がにゃいかんので、

馬鹿馬鹿しいですが、まあ、トンデモネタなので、御宥恕を。



蛇足6。

前の更新で、『貧乏神が!』(助野嘉昭先生原作漫画、集英社。アニメ版制作サンライズ2012)で、

犬と山伏がコンビなのは、


『山伏』の『伏』=『人+犬』と字解きできるからか?


というコジツケ書いておきましたが、


『犬とハサミは使いよう』(更伊俊介先生原作、ファミ通文庫。アニメ版制作GONZO2013)


も、『人+犬』ですよね。

主人公の両親が『岡山県』に引っ越すという展開ですが、

『三輪清宗』先生は岡山県出身の神主だそうですから、『山伏』繋がりで面白い偶然。


『ハサミ』といえば、上で反キリスト?排外主義?関連で言及した『Cキューブ』の人形原黒絵(CV小倉唯)が床屋経営して髪を食べてましたが

『断裁分離のクライムエッジ』(緋鍵龍彦先生原作漫画、メディアファクトリー。アニメ版制作Studio五組2013)の武者小路祝(CV小岩井ことり)

と外見が似てますし、『ハサミ』繋がり。

Cキューブのヒロインは、昔、拷問処刑道具だったことを苦悩しているキャラで、

前の更新で、処刑に関わっていた『』が元ネタではないか?と勝手なコジツケしていましたが、

クライムエッジの主人公は、先祖が殺人鬼だったわけで、似た設定だと思います。

これで似てることにしちゃったら、『リトルバスターズ』(アニメ版制作J.C.STAFF2012~2013)の三枝葉留佳(CVすずきけいこ)が、

親が犯罪者呼ばわりされて差別されるって設定も、『』の子孫の差別を糾弾している啓蒙作品ってことになっちゃいますから、

いい加減なコジツケが馬脚を顕してますね。


『髪を切る』展開は、


『クライムエッジ』終了して、次が『レッドデータガール』1話の『前髪切る』ネタ


で、連続性を感じた放送地域も有ったようですから、

『山伏マンセー』との縁もゼロではないようです。

『岡山県』も偶然でない?

こういう繋がりにした方々に意図があったのか、偶然かは判りませんが、偶然の方が怖い気がしますよね…


蛇足7。

ネオ神仏習合論者を自称する、京都造形芸術大学の『鎌田東二』先生は、


山伏の起源は、古代新羅の組織『花郎=ファラン』だ!


という仮説を主張しておられます。

『貧乏神が!』で、


仏教が神を封じられる


と、鎌田東二先生の『仏教=審神者』論と同じ意見を吐く、山伏(?)『ボビー』が『黒人』なのも、鎌田先生の、


山伏=朝鮮起源説


を、『山伏=非日本人説』と翻訳して、視覚的に判りやすく表現した工夫かもしれません。
(勝手なコジツケすみません…)

山伏=朝鮮起源説なら、『天狗=空飛ぶ犬=Flyingdog』が、韓流時代劇『太祖王建』に関わってたりするのも納得ですし、

空飛ぶ犬(?)少女とも言える『ストライクウィッチーズ』(アニメ版制作GONZO2008、AICスピリッツ2010)に関係してるのも納得です。


『ホライズン』にも『阿知賀編』にも関わってる浦畑達彦先生が、『ストパン』に関わってるのが面白いですね。

クライムエッジにも関わってらっしゃいますから、まだまだ色々、トンデモコジツケ出来そうですね…
(勝手なコジツケすみません!)




本題。

筒井先生とは別に、


『驚愕』の元ネタがハイドンの交響曲94番『驚愕』じゃないか?


という話は『涼宮ハルヒの驚愕』のタイトル開示当時からあったのですが、

前回の更新でホイヘンスとニュートンの生年月日とハルヒの展開との関連をコジツケしている途中なので、

そのネタの延長上で『ハイドン』『驚愕』までコジツケ連鎖させるのがスッキリすると思います。


前回の更新は『ホイヘンス』を中心に据えたので、今回は『ニュートン』中心。


ニュートンの生没年で面白いのは、


ユリウス暦1642年12月25日生~1727年3月20日没

グレゴリオ暦1643年1月4日生~1727年3月31日没


という2通りの生没年月日が有る事で、

これは、イギリスがグレゴリオ暦を採用したのが1752年だったので、

それ以前の人間であるニュートンは、ユリウス暦とグレゴリオ暦の二種類の表記が存在する事になったらしいです。


『涼宮ハルヒの消失』で、『消失』の解決後の大団円は『クリスマス』シーンですし、

『雪山症候群』を経て、『涼宮ハルヒの陰謀』の冒頭で、ハルヒ一行が西宮に帰宅したのが1月3日ごろらしいので、

奇しくも、


ユリウス暦のニュートンの生まれた日、『12月25日』


から、


グレゴリオ暦のニュートンが生まれた日、『1月4日』


の間が、


『雪山で謎の館に閉じ込められる』

『シャミセンとシャミ2が区別できない』


という『分裂』~『驚愕』の『重ね合わせ世界』を予言する展開で、

なにやら、『分裂』~『驚愕』解釈でコジツケする上で重要な時間っぽい。

折角ですから、


ニュートンの生没月日をコジツケる場合は、『グレゴリオ暦』Ver(1月4日~3月31日)でコジツケしろ



という谷川先生の指示なのだとコジツケすることにしました。

(どっちかに決めた方が面倒が減る、という超個人的な都合に過ぎませんが、針小棒大に吹いておきます。)



先ずは、『1月4日』ですが、ハルヒに関係有りそうなのは、


1958年1月4日 ソ連初の人工衛星スプートニクが大気圏突入。

1961年1月4日 シュレディンガー死去。


次に『3月31日』で、ハルヒに関係有りそうなのは、


1561年3月31日 デカルト死去。

1732年3月31日 作曲家ハイドン誕生。

1970年3月31日 アメリカ初の人工衛星エクスプローラーが大気圏突入。


『1月4日』も『3月31日』も、人工衛星の大気圏突入ネタなのが面白い偶然。


『ワンダリングシャドウ』の『隕石生命体』

『涼宮ハルヒの陰謀』の『宇宙船の破片』


が関係していそうです。

『分裂』~『驚愕』では、このネタが伏線回収されませんでしたから、今後の新刊に関係するのかもしれません。


『シュレディンガー』は『とある科学の超電磁砲SS』で、『御坂妹』と『上条』の会話で『猫好きな訳が無い』と言及されてましたね。

『猫はどこに行った?』で古泉が、


『シャミセン』と『シャミ2』の区別がつかない


というトリックを披露していましたが、

これが『シュレディンガーの猫』の同時存在する二匹の猫を参考にしているとすれば、

『分裂』~『驚愕』で、キョンたちが『重ね合わせ世界』に閉じ込められる事件を察知した古泉が、

キョンに予め警告するために企画した推理劇だったのかもしれない、

とか妄想してしまいますね。


『デカルト』は、『ワンダリングシャドウ』で、


人類の精神は、精神生命体が寄生してるだけ?


という仮説に辿り着いたキョンが、


自分の精神は自分のもの


と反発するのと、『我思う故に我在り』が関係してるのかもしれません。

これまた、『分裂』~『驚愕』で回収されなかった伏線ですから、

今後の新刊で蒸し返されるかもしれません。



蛇足8。

『スターゲート』で、


精神生命体に寄生された宇宙人の身体は、寄生してる生命体の物か、宿主の宇宙人の物か、


という裁判ネタがありましたが、谷川先生の『ワンダリングシャドウ』の元ネタかもしれませんね。




本題。

『3月31日』繋がりで、『ハイドン』が登場。

単純に、『驚愕』というタイトル繋がりから、『ハイドン』に辿り着くのが普通でしょうが、

トンデモコジツケで、古泉発言の


『佐々木さんは、波でもあり、粒子でもある、光の様に振舞う』


から出発し、国木田がネタにしていた、


『誕生日が偶然重なる確率は高い』


を踏まえて、


光の波動性主張した『ホイヘンス』と、光の粒子性を主張した『ニュートン』の生年月日コジツケ


から『ハイドン』に辿り着く方が、ハルヒの他の伏線に関係しそうな情報もコジツケできちゃうので、

個人的には楽しいですね。


蛇足9。

そういえば、茨城県を舞台にしたアニメで、

常陸太田市、太子町、笠間市をモデルにした『神様ドォルズ』(やまむらはじめ先生原作漫画、小学館。アニメ版制作ブレインズ・ベース2011)

神栖を舞台にした『新世界より』(貴志祐介先生原作、講談社。 アニメ版制作A-1Pictures2012~2013)

大洗を舞台にした『ガールズ&パンツァー』(アニメ版制作アクタス2012)がありますが、


『新世界より』で、朝比奈富子(CV榊原良子)の帯留飾りが、大本の『十曜星』だった気がするんですよね…

仏教が神道を押さえているのを批判的に描いていましたが、王仁三郎聖師は『万教帰一』(フライングドッグの関わった韓流時代劇のキャラのセリフにも有りました)

ですから、排仏ってことは無関係?

ハルヒと『朝比奈』繋がりなので、ちょっと気になりました。

『ガルパン』で、ヒロインの机上のペンに大本の『十曜星』が付いてた気がするのですが、茨城県と大本の縁って聞かないんで、気のせいですかね?

『神様ドォルズ』では、笠間の出雲大社が舞台になっていて、出雲大社教は、大本が一時傘下になってましたから、何か関係が有るのかもしれません。


酷いコジツケや妄想、申し訳ないですが、

自戒を込めて、『藤和エリオ』のCV大亀あすかさんが、オフィシャルブログで警告した、


『ネットの情報が全てではありません。他人の言ってたことが全てではありません』

『自分自身で判断してください。決して流されないでください』


を念のため再引用しておきます。





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