年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

異能者と一般人の対決。

2007-03-24 03:11:37 | 涼宮ハルヒ
蜜蜂いないいない病ネタの続き。偶然にも、ギャグ漫画における「破滅系」「天然系」とそうでない作家との対決方法の話題の時に、超能力者と一般人の対決ネタです。ハルヒ効果?
久々に、面白かったハルヒ同人紹介の続き。
ARTRON「708」:18禁になるはずが、偶然寸止めに終わっているらしいですが、本番無しになったおかげで面白くなっています。積極長門にめろめろですよ。本番シーンが売りになるほど独特だったり上手かったりしないと、本番シーンの分だけ平凡な作品になってしまうのが怖いですね。
くま茶づけ「CRAMPDANCE」:18禁本ですが、ラストのギャグ漫画が凄かったので、敢えて採り上げました。読者置いてけぼりでガンガン進むのが良いですね。「乳頭法違反」というセリフが出せる辺り漫画歴長いと思いました。
ち〇こビーム「涼宮ハルヒと雑君」:一気にラストまで読めるエピソードのたたみかけが上手いです。EDの妙な替え歌が歌えるのが凄いです。クラウザーさんのセリフが本物ぽくって良かったです。
以前、あきかんさんが、「最近の天然系作家のギャグは真似できない。自分はオーソドックスなギャグ漫画しか描けない」と仰っていました。異能者は息をするように面白いことを描けるので、同じようにはやれません。ただ、自分の芸風に飽きた時はどうするのか気になるところです。
一般人は、読者として異能者の作品を楽しむにとどめ、自分が出来ないことを残念がっているだけでは芸がありません。二つの面からの考え方があります。
1)異能者のやっていることの中で、理詰めでやれる部分を真似る。
2)今、自分が作れるギャグ漫画を少しでもより面白くしてゆく。
とりあえず、今回は2)について考えて見ます。
1997年に、知人がギャルゲー4コマについて調べたところ、ある作家が10本作品を描いた場合、特に面白い作品は3本位だそうです。
ということは、20本ネタ出しして、面白い順に選べば、10本中6本面白くなるわけで、他人より抜きん出ることも可能です。これは機械的に実行することが可能です。
同様に、ネタを考える時も、最低2本考えて、面白い方を採るようにするのです。
ネタをコマに落とす時も、2通り以上考えて、その中でよりふさわしいものを採用するのです。これも機械的に実行可能です。
1本だけ考えてそれが一番面白い確率、コマの中を一通りだけ考えてそれが最高である確率、低いのでは。母集団が多い方が面白くなる可能性が上がると思いますが。機械的に。
知人の作家は「沢山ネタを出すのが大変だ」と反論しましたが、イベントスタッフの苦労や、地方から上京してまで買いに来る読者の出費を考えれば、楽をしてどうするのですか。ネタ出しの大変なんて遊びのうちだと思いますよ。

落語様式のギャグ漫画への応用

2007-03-23 04:44:32 | 涼宮ハルヒ
画像は3月21日ガタケット合わせコピー本表紙です。自分でネット検索したり、知人にニュースを教えてくれる人がいるハルヒファンの間では有名な写真ですね。
落語様式の漫画への応用の実例は、実は多すぎて挙げ切れません。作品には、読者に作品世界やキャラの性格を説明する「セリフ」なり「エピソード」が入っていることが多く、そうした機能の一種と考えられて、「落語と共通したギャグの展開形式」「破滅型ギャグ=直線型と違う円環型=反復式ギャグ」と自覚されていないためです。
「あずまんが大王」という「あずまきよひこ」という作家の連作4コマが、電撃大王というメディアワークスという出版社の雑誌にかつてありました。 
その中で、「猫好きだけど何故か猫に襲われるキャラ」「女子生徒、女教師に嫌われてる男性教師」等のキャラ立ちを定義されたキャラが登場するのですが、
一旦、そういう「その作品世界でのお約束」が読者に注入されると、それ以降は特に説明しなくても「そういうお約束」が自明のこととして使えるようになっていました。
あずまんがのパロ同人ですら、説明抜きで「お約束」を引用、活用できたくらい読者に共有させておりました。というより、商業でもこの技法を使わない作家を見つけるほうが困難では。ただ、ギャグの技法に特化して理解されていないだけでしょう。
この、「その世界でのお約束」を踏まえて笑いを発生させると、「類似の笑いの反復」が可能になってきます。自己破壊とは違う、システマチックな笑いが可能になり、破滅できない作家には朗報となります。創作を持続できるのです。
「前にも似たことが有って、何となく先の展開も判っているのに、また笑ってしまう」が起こるのです。これが「落語様式」の判りやすい例だと思います。
この様式の失敗例は、UDOさんが指摘してくださっていますが、私なりに整理すると
「前もって説明しておく努力が足りず、反復の利益を得られない」か、
「そもそも面白くないので、反復する意味が無い」か、
「面白いものでも、反復ギャグのさせ方が悪い」か、
だと思います。反復が上手く行くとサザエさんやドラえもんも可能になるでしょう。普通は作家が飽きてしまって、新しい事を始めたくなると思いますが。
次は、一般人が「びっくり人間大集合的個性」や「癒し系ほのぼの個性」に抗してゆくための「面白さの機械的追求」が可能か否か、という辺りに、現時点で我々に与えられてる道具立ての範囲で考えを深められればと思います。
面白いハルヒ同人紹介もしてゆくつもりです。

ギャグ漫画家の寿命と、2つの「面白がらせ方」

2007-03-20 01:48:13 | 涼宮ハルヒ
ギャグ漫画家は、エネルギーを使うので、廃人になってしまう、というイメージがあります。赤塚不二夫、鴨川つばめ、吾妻ひでお辺りは、頂点からの転落で強い印象を与えます。
メディアワークスの編集さんとお話した際に、「ギャグは破壊」と言われました。ギャグ作家の短命は破壊が徹底して、自分まで否定してしまい、ビジネスとしての漫画生産体制を維持できなくなるために発生する、と言えます。
「爆笑でないものはギャグではない」という考え方は、伝統的なギャグの指導理念と言えますし、「オチが弱いと没」という伝統的「結」盛り上がりの考え方も、この様式の一部と考えられます。
ところが、世の中にはもうひとつの笑いがあります。「落語」の展開です。
落語はオチで笑わせるものでは無いそうで、途中で面白がらせる娯楽です。   また、先が読めていても繰り返し楽しめるというのも、マンネリに批判的な日進月歩の漫画界とは違った面白がり方です。こちらを研究すれば、ギャグ漫画家の短命を何とかできると思います。短命でないと入手できない面白さもあるでしょうが。
漫画にも「お約束」というのは有りますが、アニソンのシャウトや、ヒーローモノの変身シーンや必殺技、といった様式美の事を指すようです。要素を超えて展開まで「お約束」の場合、自嘲気味のギャグになっていると思います。
落語では、座布団の上に扇子に着物で正座、「えー毎度馬鹿馬鹿しいおはなしを」という辺りのことです。
もう一歩進んで、「毎度おなじみ」の辺りが「マンネリだけど笑える」という「期待を裏切らない」展開と思われます。
こういう定石を踏まえると、たまの奇策が効果的なわけで、仮面ライダーの「今回のライダーは違うぜ」「子供向けとは思えない深い内容」という評価が出てくるのも、そうでないお約束の反復あればこそのショックだとおもいます。
私が、自己破壊型で無いせいか、「ギャグは破壊」という言葉にピンと来ません。
ギャグはもっと広いのではないか、それ以外にもフロンティアは有るのではないか、と思ってしまいます。
前に書いた、展開の「直線型」「円環型」のうち、円環型が反復になじみます。木村説の、「承承承…」と承が引き伸ばされる部分。
また、作品の一本一本は直線でも、お約束の展開の作品の量産の場合、作品群は円環します。「面白い部分をさっさと終わらせるのは損」という合理性です。
面白さのために敢えて形式の方を歪める、変則4コマ、連作4コマになじむ様式だと思われます。
ただ、どういうギャグが反復向きで、どういうギャグが一発ギャグか、という区別がされる場合があります。「このギャグは続けても効果的ではない」と批評される部分です。反復によってだんだん弱くなるギャグ素材が有るようです。
それが展開のさせ方でクリアできるのか否かが興味深いところですが。あるネタが一番可能性を尽くせる形を与えるにはどうしたら良いか、が課題です。

4コマ漫画の分裂

2007-03-18 03:17:41 | 涼宮ハルヒ
今回は、4コマ使用した場合です。起承転結になってる作例にも見えます。
木村説の「見せたいところを引き伸ばす」=「売りになる絵にコマを沢山費やす」というやり方を普遍化するなら、「起起起起」でも「起転結」でも「起承転結」でも「転転転転」でも「転結起」でも、いろいろな形式が可能になってゆくと思われます。
変則4コマの大ゴマも、「引き伸ばし」のコマ表現の一種と考えられるかも。
いろいろ可能となると、起転結+間で4コマと考えて、何処に間を持ってくるか、と問いを立てても矛盾しません。起間転結、起転間結でも、起間結、起転間の3コマでもやれそうです。
盛り上がりの無い、「間間間間」でもまったりしていい味出せそうですし、1コマ漫画、5コマ漫画、も別に構わないように思われます。
ここまで何でも有りになると、当然、「変則4コマは、1ページ漫画と何処が違うのか?」という問題が発生します。
私は、4コマ漫画とストーリー漫画の間を攻めることで、変則4コマという領域を開拓しました。連作4コマ、ストーリー4コマも同じ領域のフロンティアです。
結論として、木村説を承以外に普遍化する場合には、1ページ漫画と変則4コマの区別は解消可能である、と思われます。要するに、4コマと1ページ漫画は同じと言うことです。当然、1ページ漫画と連作4コマの融合する場合も出てきます。
さらに連作4コマと変則4コマを組み合わせると、ストーリー漫画と4コマ漫画は限りなく近似してゆくと思います。
ストーリー漫画に比べて1ページに一区切りが強く出来るように思えるので、1ページ漫画と4コマほどには一致させられません。ここに何か断絶が有るようです。
同様に、植田まさし、いしいひさいち等のいわゆる「4コマ」が私がやってるような変則4コマと1ページ漫画の融合になじまないのも明らかだと思います。
まあ、古典4コマとして、俳句のような定型の創作技法として存続するのだと思われます。古典4コマの連続によるストーリー4コマも連歌のような技法として存続すると思われます。そういう形にしないと面白くないネタは、古典技法で表現されるのだと思います。
1)古典4コマ、古典連作4コマ、
2)1ページ漫画(1コマから可能な限り)、連作1ページ漫画、
3)ストーリー漫画
という3つの領域があって、2)が私の探求領域だったと言うことになります。
この区別は、ふさわしい展開形式、表現方法を要求する「ネタ」に依存すると思われます。ネタの展開にふさわしい「尺」、「形式」をどう決めるかの問題です。
ここに1)2)3)の断絶が有ると思います。

漫画の展開方法について。

2007-03-16 07:54:08 | 涼宮ハルヒ
このダンスネタ変則4コマは、コスカ合わせのコピー本ネタです。全ての事件はハルヒの仕業。
ダンスは大ゴマの方が映えるので3コマです。何で描きたい事を我慢してまで4という数を死守せにゃいかんのですか。ネタは展開できる形式を与えるのが一番。
鶴屋さんの長セリフも、横長ワイド画面なので詰め込めるし。小説は長セリフも負担に感じにくい点がアニメや漫画より優れている、という話ですがその差を何とか工夫で埋められると良いと思います。漫画っぽくは無くなりますが。
アメリカでは日本の漫画は「ビジュアライズドノベル」と呼ばれてるそうで、ノベルゲー、ノベル、漫画は融合できそうなのですが。コミカライズ、ノベライズというミックスではなしに。
前からの続きで、起承転結のやり方を考えますと、私の知る限り、どうも、「クライマックス=盛り上がるところ」はどこか?で3つの説が有ると思います。
「起」で主人公と外圧(ライバル)が登場して「承」で「葛藤」が起こり、「転」で「決戦」になり、「結」でケリがつく、というのが古典的説です。決戦が一番の見せ場ですから、「転」が盛り上げどころになります。
「あらしのよるに」の作者、木村裕一は、「承でひっぱる」と言います。そして終わらせたくなったら転結とぶった切る、というのです。これは目からウロコが落ちました。
漫画展開は「起転結」だという説に対し、「承」無いと盛り上がらない、という説は有力な反論です。
小池一夫の「承転結」説は、「そのほうが展開が早いので手っ取り早く本題に読者を引き込めるから」という効率性重視でした。起転結も効果は同じだと思います。
木村説は「面白いシーンを承で延々と続けることがサービス向上になる」という説です。満足度重視ですね。
小池説が腹八分目幸福説なら、木村説は食べ残すくらい満腹が幸福説かも。粋と野暮の違いか、花より団子か。
同人はページ制約が少ないので、木村説が有効な戦場かもしれません。将来的には商業もそれで大丈夫になるでしょうが。
「結」が一番盛り上がるべき、という説も有ります。「序破急」などはこれで、最高潮で締め、ですか。じつは昔から4コマとかギャグは「オチが弱いとダメ」と言われるので、本当はこのパターンなんですね。
片倉陽二先生は「4コマはストーリー漫画の練習になる」と書いてますが、これが昭和の常識だったのでしょう。ところが、「転」盛り上げと「結」盛り上げの違いが無視されてるわけで、いいかげんなものです。
私は、「結盛り上がり死守」で、「転盛り上がり」ネタや「承盛り上がり」ネタを全て没にさせてきた伝統を恐ろしく感じます。
さて、連作4コマ、ストーリー4コマ、変則4コマとこの3説をどう関連付けるか、が次の課題になってくるわけですが。つづきます。

4コマ漫画の進化

2007-03-13 03:38:13 | 涼宮ハルヒ
ドリフターズはアドリブ禁止だったそうですが、普通は大道芸などは客の反応に合わせて芸を繰り出してゆくものだと聞きます。
結局、ギャグ漫画も、ネタを練って、展開してゆく「統制タイプ」と、ノリで行き当たりばったりに進み、時間切れ、ページ尽きで終わる「ライブタイプ」(楽器をやってる知人は、音楽のアドリブは行き当たりばったりでは無いと言いますが)とに大別されると思います。最近はライブタイプが流行です。
極端なものは、作者が天然ボケだったりいかれたキャラで、その個性の発露を楽しむという日記のノリというか動物園、サファリパーク感覚のギャグになっています。
4コマの進化は、このギャグの2タイプの間の振り子が、統制から珍獣観察へシフトする中で進んだと思います。4コマのいろいろなお約束が解除され、自由な形式の4コマという矛盾したものが出来上がりました。
私は、ライブは性格上無理なので、統制されたネタを変則的コマ割の4コマで描いております。大ゴマが使えるのと、長いセリフを可能にする広い面積のフキダシがとれるのが魅力です。
新藤兼人は「起承転結でなく起転結」だと戦前から言ってますが、漫画では小池一夫が、「承転結」を1997に提唱しています。海野蛍さんは「起承結。転は理解できない」と仰ってます。4コマでなく3コマの方が漫画の展開には合ってるらしいのです。(姉が能楽をやってたのですが、「序破急」はテンポの緩急であって、展開の盛り上がりとは必ずしも一致しないといいます。)
1コマ余る訳で、私はこれを「間」や、じっくり描きたい所の情報量を増やすのに活用することにしています。連作にする事でさらに打つ手は増えます。
私は天然作家の雰囲気や狂人作家の爆発力はやれませんが、形式の活用で何とかやってるつもりであります。

ギャグ漫画の進化

2007-03-11 22:57:33 | 涼宮ハルヒ
面白いハルヒ同人紹介
ヘッポコプリン「ヘッポコプリンノモト2」:みくる着替えネタが可愛いですね。雫、痕の頃からチェックしてる作家さんです。
Twinklestar「ワールズエンドスーパーノヴァ」:消失ネタで悲劇の本編。私は冒頭のノリのギャグで一冊出していただきたいと思います。
カオティック乙女工房「ナガト100式後背位編」:凄い技術で馬鹿な漫画、うらやましいです。ページ数の都合で朝倉さんの活躍がカットされてるのがショックです。完全版希望。
STEED「ハルヒのとなり」:エイリアンVSプレデターネタが面白いです。マリみてからチェックしてるサークルです。計り知れないモノを感じます。
TailBell「憂鬱はいかが?」:例外的にエロ有り本。とにかくハルヒの自己完結が可愛く笑えます。女の子の心はドラマです。こういうのが描きたいですね。是非この調子で頑張ってください。
まだまだ続きます。
いがらしみきおが「自分はストーリー4コマのパイオニアだ」と言ってるらしいですが、いしいひさいち、吾妻ひでお辺りが古いと思います。
4コマの制約を取り払っても面白ければよいという戦略を商業誌で採用したのは竹書房か芳文社でしょう。日記4コマとか。
爆笑できないとギャグではない、という意見も有るようです。暇潰しになる読み物になってれば機能主義的には存在価値が有ると思いますが。

草の根

2007-03-11 00:50:40 | 涼宮ハルヒ
うつらうららかとかGUNPといったハルヒ大手は紹介するまでも無く読まれるので、敢えて外しております。草の根がハルヒを支えているという事を強く主張したいところです。
エロも、健全よりはショップのウケが良いでしょうし、私が褒めるまでも無く、誰かが採り上げてるでしょうから、原則として紹介しません。
SOS団メールマガジン第三弾でキョンが書いていた、「TIMEネタの同人」というのは私の同人なんですかね。同ネタの本が有るなら読んで見たいところです。私のならうれしいですね。
ハルヒは終わったと言われ続けながら活動してきた甲斐がありますね。キョンに読んでもらえれば満足であります。
面白かったハルヒ同人紹介。
SisterRabits「Lemonade」:ハゲネタが良いですね。峠桜屋の古泉ネタでもハゲネタが有りましたが、実はおおはやりなのか。
峠桜屋「がんばる古泉!」:長門と古泉のキョン争奪戦が軸の秀逸な連作4コマ。最近10年で一番進歩したのが4コマの連作化だと思います。女性作家が上手いですよね。私も負けずに変則4コマと連作4コマを探求してゆくつもりであります。
okiraku-tyaya「KitakouKindergardenStory」:幼稚園ネタ。セラムン放映時に幼稚園児だった人が作った本。凄い。私は大学でした。善良な芸風なのにちゃんと古泉がやおいキャラで2度びっくり。女性作家のテンプレートなのですか。
えりゅ「SOS組」:幼稚園ネタ。コピー本が楽しかったので、オフ化即ゲットです。ハルヒの理不尽クイズ問答が一番好きです。私もやってみたいところです。
からくり屋「戦慄のハルヒ麻雀」:アカギネタ。「現在の二千円は当然現在の二千円である!」に座布団一枚。絵を始めて3ヶ月でこれだけやれれば先が楽しみです。
創作法は、素材が面白いキツネ型と、本人が面白いタヌキ型が有ると言いますが、ハルヒギャグ同人でもそれは読み取れます。理論派と感性派の差も面白い。
ギャグ形式でも原作行間深読みからキャラ別人化、他作品当てはめ、展開形式も直線運動と円運動、実に勉強になります。
まだまだ紹介続きます。

コスカ合わせ作業

2007-03-09 18:12:36 | 涼宮ハルヒ
現在ハルヒ折本作成中です。先日知人の胸筋さんに「ハルヒみたいな誰も読まないライトノベルが元ネタのアニメとちがって、灼眼のシャナはアニメオリジナル作品なので面白い。」と鋭い指摘をされました。全ての謎が解けた気分ですね。そうですよね。ラノベ原作じゃない方が良いに決まってますよね。ご自身のブログでもこの正論を是非発表してください、と激励しておきました。
本人が忘れて書かないと勿体無いので、念のためここにも「正論」を刻んでおきます。
面白かったハルヒ同人誌紹介。
多忙天使「パンダながとさん」:朝比奈、古泉の扱いが凄いですが、じつはSOS団みんなで(朝倉まで含めて)何かしようというノリのまったりギャグが私の理想ハルヒギャグと重なるところ大であります。ヒゲ長門パパがいい味です。また出してください。キャラの可愛さで毒が隠れてますよね。
発作的突然変異「エアギタ」:積み上げては破壊する、という様式を清々しいくらい活用したギャグが好きです。ゲストもきてます。
ゆうび堂「Nagato'sPrivate」:反復ギャグ様式の模範的作品。こういう路線とエロの間にUDOさんのフロンティアが有ると思います。いきなりざびたんですよ。
Kurowasabi「NagatoSanctuary」:あるネタを最適な長さで展開できたら良いと思っているわたしですが、この本は上手くやれてると思います。温故知新ネタ、自炊ネタ、思いついたら勝ちのような。キャラもかわいいし。
windwing「inquisitive」:金田ぁ、で購入即決です。叫び系ギャグ、出来る人うらやましいです。私ももっと鶴屋度上げないと。
なんとまだまだ続くのですよ。頑張れハルヒギャグ同人!

ひさびさにリーフネタ

2007-03-05 01:31:10 | 同人
ToHeart2のタマ姉とたか坊。コスカ合わせ。この本は2005年から準備し、2006年に#16になるはずが、ネタが政治的で、欠番決定。
まあ、私自身はこういうネタは好きなので、たまに暴発してやってしまいます。幸い、右翼左翼の攻撃はありませんでした。よかったよかった。
ハルヒ本がデジタル入稿元年だったので#16を付し、今はがんがんやっとります。時代の流れですね。
六ヶ国協議も、日本が孤立して終わったし。北朝鮮は実利を得ました。
藤原正彦さんには悪いけど、昔、国連脱退してアメリカに負けて憲法押し付けられた日本より、国連脱退せず、アメリカに憲法押し付けられなかった北朝鮮の方が、外交上手なのかも。
これからコスカ合わせキミキス本とハルヒ本です。頑張れ自分。