ハルヒ2期19話『エンドレスエイト』が8回で終了したのに、今更『謎解き』も無いようなものですが、一種の『まとめ』的な記事として、既に誰かが書いている謎解き、コジツケを屋上屋を重ねてここに書いておきます。
前回の更新でも話題にしましたが、ハルヒ2期15話目=アニメ版『エンドレスエイト』3回目=原作と離れた独自展開2回目=ループ『15513回目』は、
『入道雲』と『グライダー』が繰り返し登場しました。
『違和感の象徴』として、演出の高雄統子さんの入れた拘りらしいですが、
『サマーウォーズ』のパンフで、『夏の入道雲は細田監督作品の定番』という記述があったのを思い出します。
…まあ、同じ時期に放映されるので、全く意識してない方が強い精神力だと思いますね。
『涼宮ハルヒの分裂』116pで鶴屋さんが『百人一首』を暗唱するシーンが有ります。
『長門有希の100冊の85冊目と100冊目は何故読めない本なのか?』の謎解きの時にも書きましたが、谷川さん『和歌』を謎解きに活用したいのではないか?ということで、『85.100』の謎のときは『織田正吉』の『百人一首の暗号』を活用。
今回は、前回の『出雲大社』『出雲國神仏霊場』コジツケからの流れで、『出雲』繋がりで『和歌ネタ』コジツケ。
『和歌』で『出雲』繋がりといえば『スサノオ』の『八雲立つ出雲』の和歌ですよね。『古今和歌集』の『仮名序』で『31文字』の和歌の起源として紹介されております。
高雄さんが『エンドレスエイト』で『雲』を強調してくださらなかったら、ここでコジツケできなかったと思うので、私としては、アニメ版『エンドレスエイト』は意味がありましたね。
そして、『グライダー』。あの形でなく、紙を折って作る普通の『紙飛行機』形だったら『外山滋比古』の『思考の整理学』はコジツケられなかったので、これまた高雄さんに感謝です。
外山滋比古さんは、1980年代末に、入試の論文読解に使われるというので、読まされましたねー。懐かしい!
『グライダー』は風任せで自力で飛べないが、
『飛行機』は動力で自力飛行できる、
という外山さんの解釈で、自力で考えられるか否かの対比に使われた様ですね。
『思考の整理学』は『1986年』(この年を覚えて置いてください!)ちくま文庫に入りましたが、岩手県盛岡市さわや書店店員『松本大介』さんが、『若い頃に読んでおけばよかった!』みたいなポップを書いておいたら、2007年ごろからリバイバルブーム起きたそうで…
でも、外山さんの本を読んで『自分の頭で考える飛行機型にならなきゃだめだ!』と思うのは、意地悪な見方をすれば、全然自分の頭で考えてないですよね?
松本さんのポップは『もっと若い頃から「外山滋比古という風」に乗ってれば良かった』という他力本願じゃないかな~?と。
言行の矛盾に松本さんが気付いていないのが、まあ、自分も気をつけなきゃなあ、と思わされました。
大学生にベストセラーになっちゃってるので、自分だけが矛盾してるわけじゃない、とちょっと『絶望先生』的に安心しましたが…久米田康治先生、改めて凄いですねえ。
外山さんと松本さんの対談も読みましたが、外山さん、この『発言と実践の矛盾』に全然気付いておられないご様子…まあ、宣伝が大事ですからね。
『飛行機型』も、『本当に飛ぶ』と『飛ぶと言ってるだけで飛ばない』を分けるべきなんでしょうね。
脱線しましたが、高雄さん、ベストセラーなのでお読みになって、『コンピュータが「グライダー型」の典型だなんて、ループから抜けられない長門さんにぴったり!』と当て嵌めてみたのかもしれませんね。
『涼宮ハルヒの憤慨』収録『編集長☆一直線!』で文芸部会誌に小説3本書いた『消失後の長門』は、『飛行機型』になってると思います。
春に出した総集編、『陽春白雪』で、『近代自我は小説書くと形成される』という柄谷行人とそれをパクったかもしれない大塚英志の議論をパクったネタを振っておきましたが、ここにコジツケ連鎖させたかったんですよね。
あーここでネタに出来てよかった!エンドレスエイトに感謝!
高校の頃授業で無理矢理読まされた外山滋比古が今頃好きな作品の謎解きに使えるなんて、偶然は面白いですね!
そして、大学1年の頃大学生協書籍部に平置きされてた、『ロバート・ダーントン』の『猫の大虐殺』。
193pに『プロメテウスたる作者』の先駆者として『ルソー』を解釈する記述が。
ハルヒで『ルソー』といえば、『涼宮ハルヒの憤慨』収録『ワンダリング・シャドウ』登場の阪中の飼い犬『ルソー』ですよね。『「意識」は「寄生生命体」ではないのか?』という話。
…てことは、長門さんが『飛行機型』に成れたのではなく、何かが取り付いて『飛行機型』に見えてるだけじゃないのか?というのが私に謎解きネタでここまで更新させてる『不安』『懸念』『強迫観念』です。
『自我と小説を書くことには関係がある』…だから『編集長☆一直線!』と『ワンダリング・シャドウ』は同じ『涼宮ハルヒの憤慨』に収録されなければならなかったんですねえ…
そして、『涼宮ハルヒの分裂』23pで、生徒会長は『猫の寿命は人間より短い』と言ってますし、
49pでは長門が『シャミセン』を心配していました。
174p、αー3ではキョンが『猫族の寿命は永遠なのだといわんばかりの顔をして』とシャミセンを形容しております。
…猫の寿命に関するモチーフがこれだけ出てくると、鈍感な私でも、大学1年の頃知った『猫の大虐殺』を思い出しちゃいます。…『吾輩は猫である』も連想しましたが。
猫の寿命といえば『シュレディンガーの猫』にもつながりますし。昔は、シュレディンガーの猫は科学的思考実験だから、哲学とかに転用できないという思考停止してたこともありましたが、今は『コペンハーゲン解釈』というくらいだから『確定した真理でなく解釈に過ぎない→科学の中でも哲学に近い思索の問題』と考えて、柔軟に対応しています。
『科学の議論だから科学以外に使わない!』なんて思考停止の硬直は却って科学的じゃないですしね!
私の勝手な妄想でなく、本当に、谷川さんはロバート・ダーントンを読んでらっしゃるかもしれませんね。
『分裂』~『驚愕』の謎解きに関わって来るかも!?
そして、岩波から『猫の大虐殺』が出たのは『1986年』!…どこかで見ませんでしたか?この年号…前回は『2005年』が出まくりで、今回は『1986年』が出まくりです。
『プロメテウス』といえば『パンドラ』でありまして、『エンドレスエイト』(『涼宮ハルヒの暴走』43p)で蝉を逃がすときにキョンは『パンドラ』を思い出します。
アニメでもやってましたね。
以前の更新で紹介しておいた、『平家物語』の『傍系説話』には話の先の展開を暗示する効果がある、という原田実の主張を念頭に置くと、
『黒幕』が『パンドラ=全ての賜物を与えられた女』を送り込んでくるという展開があるのではないか?
と考えさせられます。『魅力的な女性』というと…『佐々木』が『パンドラ』?
『1986年』といえば『チェルノブイリ原発4号炉の暴走事故』ですね。
『涼宮ハルヒの暴走』収録『雪山症候群』302pでの長門のうわ言『よん』が『チェルノブイリ4号炉』繋がり?というのは酷いコジツケですが…
『涼宮ハルヒの憤慨』95p『無題3』の『棺桶』とチェルノブイリ4号炉を封じる『石棺』がうまく符合します。
『石棺』に封印されるのが『消失』起こした長門ではないのか?というのも、私の不安の材料です。
『1986年』をこれだけ引っ張るのは、谷川さんは『チェルノブイリ』をハルヒの謎に絡めてるのかもしれませんね。
1986年以降生まれの子は、2003年、『涼宮ハルヒの憂鬱』刊行の頃『高校生』くらいなので、ハルヒ達は、『チェルノブイリ事故』という『パンドラの箱』が開いた以降の世代だということですね。
あの事故の影響で、人類の世代に遺伝的に決定的な断絶が生まれてるのではないか?という意識が谷川さんにはあって、それがハルヒの世界なのかもしれない、などと勝手な妄想を膨らませています。
そして、前回『井伏鱒二』繋がり『モンゴル』繋がりで『エンドレスエイトの入道雲→原爆のキノコ雲(ムクリコクリの雲!)の暗示?』という妄想コジツケを振っておきましたが、
『キノコ雲』と『長門の処分』繋がりと言えば、『ビキニ水爆実験』と『戦艦長門』の沈没です。
『ビキニ水爆』絡みで、長門の未来は暗いのではないか?という予想は、青木さんから頂いた、『涼宮ハルヒの憂鬱』の商業の謎本、タブロイドと愉快な仲間達『超読解涼宮ハルヒ』でも指摘されてたことですけど、
ここで『エンドレスエイト』や『雪山症候群』『編集長☆一直線!』からのコジツケ連鎖でようやく辿り着きました。
そういう悲惨な運命が長門に降りかからないようにと願っております。
面白いハルヒ同人紹介
もうもくのいぬたち『マユつるっ!!』:表情豊かにキャラたちが動き回る、熱血漢さんの個人誌。表紙の眉・鶴の表情も凄く好みです。
巻頭カラー頁!凄すぎる。色気が無い、と心配なさってますが、バニー眉鶴、ナイスですよ?画力あるから、色気もすぐに出せると思います。
詰める鶴屋さんが爆笑。こんなネタはじめて読みました。
「る」抜き鶴屋さんも可笑しい。熱血漢さん、頭が柔らかいですね!
コンタクト方法を学んでいない朝倉さん、全ての悲劇の発端。でも笑いました。学んでなくて「フゥー」だなんて、なんて高性能。じつは伏線(!?)
モノクロ4コマのガム呑み長門も爆笑。
一貫してハルヒと朝倉さんのすれ違いが悲劇を生みます。朝倉虐待ネタ連打。笑ってしまいますが。
ハルヒにしか見えない→奇行にしか見えない、が面白い。風邪引き鶴屋さんが殴りつけるのが笑いました。本能?
「劣化」長門が可愛らしすぎ。朝倉には酷いですが。
ハルヒパワーで朝倉復活、ハルヒと朝倉和解(!?)という展開がホッとします。その前に、一旦お別れという展開が、非常に効果的構成。
これがきちんと描けるからギャグも切れが良いのです。ちゃんと胸が痛かったです。やたら「全裸」もむちむち非常にグッドです!地味に「飛び降り森さん」も萌えました!コレがやれるのが強味。
風邪引き鶴屋が「伏線」というのがヤラレタ!という感じ。「2倍だ!」が爆笑。これは考え付いたが勝ち。
「眉毛のことかあ」は笑いました。朝倉、脱ぎすぎですね!これからもこの調子で!!でも結局虐待…笑っちゃいますが。
感情の篭らない長門の暴力が良すぎです。「キャー」、良すぎ。
こういう夢オチはカオスを増すので許されます。私が許します。
新刊の楽しみなサークルさんですね。がんばってください!オヤジに応援されても困るでしょうが…
まだまだ紹介してゆきます。
前回の更新でも話題にしましたが、ハルヒ2期15話目=アニメ版『エンドレスエイト』3回目=原作と離れた独自展開2回目=ループ『15513回目』は、
『入道雲』と『グライダー』が繰り返し登場しました。
『違和感の象徴』として、演出の高雄統子さんの入れた拘りらしいですが、
『サマーウォーズ』のパンフで、『夏の入道雲は細田監督作品の定番』という記述があったのを思い出します。
…まあ、同じ時期に放映されるので、全く意識してない方が強い精神力だと思いますね。
『涼宮ハルヒの分裂』116pで鶴屋さんが『百人一首』を暗唱するシーンが有ります。
『長門有希の100冊の85冊目と100冊目は何故読めない本なのか?』の謎解きの時にも書きましたが、谷川さん『和歌』を謎解きに活用したいのではないか?ということで、『85.100』の謎のときは『織田正吉』の『百人一首の暗号』を活用。
今回は、前回の『出雲大社』『出雲國神仏霊場』コジツケからの流れで、『出雲』繋がりで『和歌ネタ』コジツケ。
『和歌』で『出雲』繋がりといえば『スサノオ』の『八雲立つ出雲』の和歌ですよね。『古今和歌集』の『仮名序』で『31文字』の和歌の起源として紹介されております。
高雄さんが『エンドレスエイト』で『雲』を強調してくださらなかったら、ここでコジツケできなかったと思うので、私としては、アニメ版『エンドレスエイト』は意味がありましたね。
そして、『グライダー』。あの形でなく、紙を折って作る普通の『紙飛行機』形だったら『外山滋比古』の『思考の整理学』はコジツケられなかったので、これまた高雄さんに感謝です。
外山滋比古さんは、1980年代末に、入試の論文読解に使われるというので、読まされましたねー。懐かしい!
『グライダー』は風任せで自力で飛べないが、
『飛行機』は動力で自力飛行できる、
という外山さんの解釈で、自力で考えられるか否かの対比に使われた様ですね。
『思考の整理学』は『1986年』(この年を覚えて置いてください!)ちくま文庫に入りましたが、岩手県盛岡市さわや書店店員『松本大介』さんが、『若い頃に読んでおけばよかった!』みたいなポップを書いておいたら、2007年ごろからリバイバルブーム起きたそうで…
でも、外山さんの本を読んで『自分の頭で考える飛行機型にならなきゃだめだ!』と思うのは、意地悪な見方をすれば、全然自分の頭で考えてないですよね?
松本さんのポップは『もっと若い頃から「外山滋比古という風」に乗ってれば良かった』という他力本願じゃないかな~?と。
言行の矛盾に松本さんが気付いていないのが、まあ、自分も気をつけなきゃなあ、と思わされました。
大学生にベストセラーになっちゃってるので、自分だけが矛盾してるわけじゃない、とちょっと『絶望先生』的に安心しましたが…久米田康治先生、改めて凄いですねえ。
外山さんと松本さんの対談も読みましたが、外山さん、この『発言と実践の矛盾』に全然気付いておられないご様子…まあ、宣伝が大事ですからね。
『飛行機型』も、『本当に飛ぶ』と『飛ぶと言ってるだけで飛ばない』を分けるべきなんでしょうね。
脱線しましたが、高雄さん、ベストセラーなのでお読みになって、『コンピュータが「グライダー型」の典型だなんて、ループから抜けられない長門さんにぴったり!』と当て嵌めてみたのかもしれませんね。
『涼宮ハルヒの憤慨』収録『編集長☆一直線!』で文芸部会誌に小説3本書いた『消失後の長門』は、『飛行機型』になってると思います。
春に出した総集編、『陽春白雪』で、『近代自我は小説書くと形成される』という柄谷行人とそれをパクったかもしれない大塚英志の議論をパクったネタを振っておきましたが、ここにコジツケ連鎖させたかったんですよね。
あーここでネタに出来てよかった!エンドレスエイトに感謝!
高校の頃授業で無理矢理読まされた外山滋比古が今頃好きな作品の謎解きに使えるなんて、偶然は面白いですね!
そして、大学1年の頃大学生協書籍部に平置きされてた、『ロバート・ダーントン』の『猫の大虐殺』。
193pに『プロメテウスたる作者』の先駆者として『ルソー』を解釈する記述が。
ハルヒで『ルソー』といえば、『涼宮ハルヒの憤慨』収録『ワンダリング・シャドウ』登場の阪中の飼い犬『ルソー』ですよね。『「意識」は「寄生生命体」ではないのか?』という話。
…てことは、長門さんが『飛行機型』に成れたのではなく、何かが取り付いて『飛行機型』に見えてるだけじゃないのか?というのが私に謎解きネタでここまで更新させてる『不安』『懸念』『強迫観念』です。
『自我と小説を書くことには関係がある』…だから『編集長☆一直線!』と『ワンダリング・シャドウ』は同じ『涼宮ハルヒの憤慨』に収録されなければならなかったんですねえ…
そして、『涼宮ハルヒの分裂』23pで、生徒会長は『猫の寿命は人間より短い』と言ってますし、
49pでは長門が『シャミセン』を心配していました。
174p、αー3ではキョンが『猫族の寿命は永遠なのだといわんばかりの顔をして』とシャミセンを形容しております。
…猫の寿命に関するモチーフがこれだけ出てくると、鈍感な私でも、大学1年の頃知った『猫の大虐殺』を思い出しちゃいます。…『吾輩は猫である』も連想しましたが。
猫の寿命といえば『シュレディンガーの猫』にもつながりますし。昔は、シュレディンガーの猫は科学的思考実験だから、哲学とかに転用できないという思考停止してたこともありましたが、今は『コペンハーゲン解釈』というくらいだから『確定した真理でなく解釈に過ぎない→科学の中でも哲学に近い思索の問題』と考えて、柔軟に対応しています。
『科学の議論だから科学以外に使わない!』なんて思考停止の硬直は却って科学的じゃないですしね!
私の勝手な妄想でなく、本当に、谷川さんはロバート・ダーントンを読んでらっしゃるかもしれませんね。
『分裂』~『驚愕』の謎解きに関わって来るかも!?
そして、岩波から『猫の大虐殺』が出たのは『1986年』!…どこかで見ませんでしたか?この年号…前回は『2005年』が出まくりで、今回は『1986年』が出まくりです。
『プロメテウス』といえば『パンドラ』でありまして、『エンドレスエイト』(『涼宮ハルヒの暴走』43p)で蝉を逃がすときにキョンは『パンドラ』を思い出します。
アニメでもやってましたね。
以前の更新で紹介しておいた、『平家物語』の『傍系説話』には話の先の展開を暗示する効果がある、という原田実の主張を念頭に置くと、
『黒幕』が『パンドラ=全ての賜物を与えられた女』を送り込んでくるという展開があるのではないか?
と考えさせられます。『魅力的な女性』というと…『佐々木』が『パンドラ』?
『1986年』といえば『チェルノブイリ原発4号炉の暴走事故』ですね。
『涼宮ハルヒの暴走』収録『雪山症候群』302pでの長門のうわ言『よん』が『チェルノブイリ4号炉』繋がり?というのは酷いコジツケですが…
『涼宮ハルヒの憤慨』95p『無題3』の『棺桶』とチェルノブイリ4号炉を封じる『石棺』がうまく符合します。
『石棺』に封印されるのが『消失』起こした長門ではないのか?というのも、私の不安の材料です。
『1986年』をこれだけ引っ張るのは、谷川さんは『チェルノブイリ』をハルヒの謎に絡めてるのかもしれませんね。
1986年以降生まれの子は、2003年、『涼宮ハルヒの憂鬱』刊行の頃『高校生』くらいなので、ハルヒ達は、『チェルノブイリ事故』という『パンドラの箱』が開いた以降の世代だということですね。
あの事故の影響で、人類の世代に遺伝的に決定的な断絶が生まれてるのではないか?という意識が谷川さんにはあって、それがハルヒの世界なのかもしれない、などと勝手な妄想を膨らませています。
そして、前回『井伏鱒二』繋がり『モンゴル』繋がりで『エンドレスエイトの入道雲→原爆のキノコ雲(ムクリコクリの雲!)の暗示?』という妄想コジツケを振っておきましたが、
『キノコ雲』と『長門の処分』繋がりと言えば、『ビキニ水爆実験』と『戦艦長門』の沈没です。
『ビキニ水爆』絡みで、長門の未来は暗いのではないか?という予想は、青木さんから頂いた、『涼宮ハルヒの憂鬱』の商業の謎本、タブロイドと愉快な仲間達『超読解涼宮ハルヒ』でも指摘されてたことですけど、
ここで『エンドレスエイト』や『雪山症候群』『編集長☆一直線!』からのコジツケ連鎖でようやく辿り着きました。
そういう悲惨な運命が長門に降りかからないようにと願っております。
面白いハルヒ同人紹介
もうもくのいぬたち『マユつるっ!!』:表情豊かにキャラたちが動き回る、熱血漢さんの個人誌。表紙の眉・鶴の表情も凄く好みです。
巻頭カラー頁!凄すぎる。色気が無い、と心配なさってますが、バニー眉鶴、ナイスですよ?画力あるから、色気もすぐに出せると思います。
詰める鶴屋さんが爆笑。こんなネタはじめて読みました。
「る」抜き鶴屋さんも可笑しい。熱血漢さん、頭が柔らかいですね!
コンタクト方法を学んでいない朝倉さん、全ての悲劇の発端。でも笑いました。学んでなくて「フゥー」だなんて、なんて高性能。じつは伏線(!?)
モノクロ4コマのガム呑み長門も爆笑。
一貫してハルヒと朝倉さんのすれ違いが悲劇を生みます。朝倉虐待ネタ連打。笑ってしまいますが。
ハルヒにしか見えない→奇行にしか見えない、が面白い。風邪引き鶴屋さんが殴りつけるのが笑いました。本能?
「劣化」長門が可愛らしすぎ。朝倉には酷いですが。
ハルヒパワーで朝倉復活、ハルヒと朝倉和解(!?)という展開がホッとします。その前に、一旦お別れという展開が、非常に効果的構成。
これがきちんと描けるからギャグも切れが良いのです。ちゃんと胸が痛かったです。やたら「全裸」もむちむち非常にグッドです!地味に「飛び降り森さん」も萌えました!コレがやれるのが強味。
風邪引き鶴屋が「伏線」というのがヤラレタ!という感じ。「2倍だ!」が爆笑。これは考え付いたが勝ち。
「眉毛のことかあ」は笑いました。朝倉、脱ぎすぎですね!これからもこの調子で!!でも結局虐待…笑っちゃいますが。
感情の篭らない長門の暴力が良すぎです。「キャー」、良すぎ。
こういう夢オチはカオスを増すので許されます。私が許します。
新刊の楽しみなサークルさんですね。がんばってください!オヤジに応援されても困るでしょうが…
まだまだ紹介してゆきます。