年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

あと10日で来年…冬コミ新刊表紙

2008-12-20 13:07:54 | 涼宮ハルヒ
『ダヴィンチコード』は角川が和訳版を出していたので、映画もプッシュしていたそうで。冬新刊は、前に更新していた『元素周期表』とハルヒを強引にコジツケるというネタですので解読繋がりで。縞とバーコード繋がりで。
絵に関しては考えなければならないことが多く、とにかく研究研究ですね。
面白いハルヒ同人紹介
アナログ『憂鬱るんです』:馬場さんがコレは面白いと推薦する一冊。吉田戦車ネタ。改めて、吉田戦車が凄いネタ出ししてたと判ります。「大森電気店地下室の鉄仮面」とか唐突に異常な事態を発生させるというネタ振りがハルヒ世界の雰囲気に妙に合いますね。
くま長門ネタ、キョン妹ネタ、古泉ヤクザネタが良いですね。
全キャラ登場のために44枚描き足しという根性がこの読み応えに結実。裏表紙漫画のらきすたの白石みのる実写部分批判漫画、同感です。角川がこれを選ぶくらい山寛さんがその域に達していないということなのですか。大変ですね。
天のアルバム『長門といっしょ』:馬場さんの推薦する面白い一冊、その2。opマンガの朝倉さんが可愛らしいです。造形も間抜けなところも。
基本は長門が我を通すことで古泉が大変なことに、という構造。確かに、それが「憂鬱」の構造ですが、あまりにキョンと長門の身勝手な振る舞いが凄すぎる。それが面白い。「僕もその意見に全面的に同意します!」が必死で笑えます。
ハルヒが可愛そうな位スルーされるのも笑えます。「うわ、他人事のように!」
長門ファンのときしろさんですので、長門とキョンのしっとりしたところもきちんと押さえておられます。初デートと聞いて行き先変更を要望する長門の動揺とか、上手いですね。
天のアルバム『SVT涼宮ハルヒvs透明人間』:馬場さんの推薦する作品、その3。op漫画、散々語った上での「全部ウソよ!」という朝倉さんが可愛らしいですね。前回以上に、ハイテンションのハルヒの独りヒートアップが笑えます。基本構造はキョンと長門が我を通してハルヒが怒って皺寄せが古泉に、というパターン。
キョンの中に「バルバロッサバルサミコス」がいるという展開が凄すぎます。いきなりダイの冒険のキャラが登場する展開も凄いですが。
セリフが上手いですね。「フナムシぃ」とか「未だ見ぬ透明人間とはいかなることか!」とか。柔軟な言語感覚。
1p穴埋めの水着長門が白水着なのがポイント高。安定した面白さなので次回作も楽しみですね。
狗古堂『FOOLEDITION3orz』:ここのカラーイラストは綺麗な彩色で、色塗りするならこんな色塗りがしたいと思います。
可愛らしい朝倉さんと、良い性格の喜緑さんの犬居さんの個人誌。面白い本をコンスタントに出せる生産力が凄い。今回は「喜緑さんの盗撮と戦う朝倉」で一冊。
気付かぬうちにクラスで浮いている朝倉さんが笑えます。過保護パパの統合思念体が微笑ましい。
終り良ければ全てよし、で「いい人」っぽくなってますが、喜緑さんが問題が有る性格なのは変わらないと思われます。波乱が起こるキャラ設定が大事だというお手本。油断のならないネタ振りをみせられて驚くことになります。
TFEI三人娘の中で、朝倉さんが一番打たれ弱いという把握は賛成ですね。