めちゃくちゃ長いネームですが、今までごちゃごちゃ振ってきたコジツケがバシバシ連鎖しつつあるので、マンガの普通の姿なんて無視します。
地味に『ハルヒちゃんの羊みくる』登場させてたり。
『七夕』→『鷲座』→『ヘラクレス』→『エルキュール・ポワロ』という連鎖は単純なもの。
『モンティ・パイソン』でも『ヘラクレス=ポワロ』はネタにされてましたしね。
何度も言及しますが、『涼宮ハルヒの陰謀』で『鶴屋山』から発見された『金属片』の成分は
『原子番号22=チタン』→『22→ZOZ』で『ミステリックサイン』にコジツケ
『原子番号55=セシウム』→『55→505』で『朝倉の部屋番号』にコジツケ
で、
『背番号22=大魔神佐々木』→『佐々木=ZOZ』?
『背番号55=ゴジラ松井、代打の切り札吉村』→『ミヨキチ=朝倉のバックアップ』?
とかコジツケしてきたわけですが、
エルキュール・ポワロの長編の『22作目』がポワロの最後の事件に相当すると言うので、
『22=佐々木=名探偵ポワロ』?とかコジツケ。谷川さんは推理モノがお好きなご様子ですので、良い返歌になってると思います。
『灰色の脳細胞』だなんて、いかにも『佐々木=キョンの脳内のイメージにすぎない』って感じですよね。
前の更新で『七夕→琴座→オルフェウス』の話を振っておきましたが、『オルフェウス』も『ヘラクレス』も『アルゴー船』の乗組員繋がり。
谷川さんが『陰謀』で『沈没船の引き上げ』の話を書いておられたので、『呉越同舟』『宝船』『宇宙戦艦ビスマルク』『タイタニック』等、『船』のモチーフを追跡してきましたが、ついに『七夕』繋がりで『アルゴー船』に連鎖。
『アルゴノーツ』は『55人』説があるので、『55』繋がりでもあるのが嬉しいところ。
『原子番号55:セシウム=ポルックス石の成分→カストルとポルックスはアルゴノーツ→カストル石の成分は原子番号3:リチウム→ダイエーの佐々木の背番号3』
と、コジツケ連鎖でまた『佐々木』。『佐々木=ミスターホークス→鷹は鷲と仲間のタカ科』と『鷲座』にコジツケ回帰。谷川さん、野球もお好きなように感じます。
カストル石・ポルックス石はナポレオンが流刑され脱出した『エルバ島』で発見されたエルバイトと言われる石。『流刑から脱出する英雄』のイメージ。
『朝倉さん再登場』しそうですね!
『セシウム』について調べたときに、『カストル石・ポルックス石』のことを知ったのですが、ようやく七夕繋がりでネタに出来ました。
厳密にはカストル石は、先に発見されていた『ぺタル石』と同一と判ったので、『ぺタル石』と呼ばれるのが普通だそうですが。
面白いハルヒ同人紹介
TOYJUMP!『SOS団の挑戦』:藤子Fや星新一ファンというふうかさんの、本人曰く「世代が解かってしまう」ネタ本。「ラム」も登場。
2006年の本ですが、藤子Fや星新一好きだけあって、ふうかさん、「思考実験」作品の楽しみ方に慣れてるご様子。『分裂』~『驚愕』の展開で谷川さんが本当に使いそうなアイディアが散りばめられています。
『現実改変能力』ネタなのに実際には能力が発動しない、という「学園モノ」「サークルモノ」に軸足がある展開は、SOS団の超常冒険以外の面にハルヒの面白さの重要な部分があるというふうかさんの立場が表れてると思います。
こういう「SOS団日常モノ」作品を描くサークルは少なくありませんが、こういう世界が生み出されるような団員達の関係を書いたのが谷川さんの成功かもしれません。活劇の刺激を求めるとか、SF世界のセンスオブワンダーを求める人には物足りないかもしれませんが。
ときに地味に、ときに豪快にパンツが見える演出が藤子Fファンならではだと思います。
『SOS団の放課後』:2冊目。08年6月再版を持っているのですがPN「風花」さんになっておられます。
ショート連作形式。たしかに、大事件勃発を目指さない展開には、小ネタ転がし連打は向いていると思います。一本のネタで引っ張るにはエピソードの物量戦になって、小ネタを味わいにくいところがありますし。
恋愛心理本の解釈の仕方が面白いですね。偽書の記述から資料を読み取るような。
『陰謀』ネタを真正面から採り上げるサークルは少ないので貴重な作品かと。朝比奈さんの腐の本性が笑いました。
鶴屋さんの絡ませ方が原作でもやりそうなノリです。ここで『憂鬱』『動揺』ネタ踏まえたセリフで来るのが捻りが効いてて良いですね。小説ネタパロは貴重です。
『SOS団の混沌』:朝倉さん活躍の3冊目。ヴォーカロイドネタも。『驚愕』が出たら佐々木さんネタをお描きになる予定のようで、期待大ですね。
『憂鬱』の裏話の形で朝倉さんを絡める連作が笑えます。後書を読む限り、1冊目のときのネタの印象通り、風花さん、原作の行間を読んで日常ネタを出すと言うスタイル。
キャラを分析した上で、キョンと朝倉さんとの雑談ネタの形を採ったのは、成功していると思います。
2冊目のバニーに続き、ヴォーカロイドでもキョンに白羽の矢が立つのが予想外の展開でした。風花さん、意外と無頼なのかもしれません。
『SOS団の作戦』:4冊目。性転換ネタ。キョンと古泉だけですが。表紙の色塗りを毎回微妙に変えておられます。ハルヒが縞なのは一貫しておられます。拘りは大事です。
性転換で大混乱と言う展開より、バケツの水を捨てに行く機会を捉えてキョンとハルヒが二人きりになると言う他サークルのやらない展開を選択したことが、性転換ネタの中でこの本が特異な存在になれている理由だと思います。
デレハルヒの見せ場作りには成功だと思います。風花さんは「デレハルヒ」好きだそうですので、「拘り」は作家の武器だということでしょう。
まだまだ紹介は続きます。
地味に『ハルヒちゃんの羊みくる』登場させてたり。
『七夕』→『鷲座』→『ヘラクレス』→『エルキュール・ポワロ』という連鎖は単純なもの。
『モンティ・パイソン』でも『ヘラクレス=ポワロ』はネタにされてましたしね。
何度も言及しますが、『涼宮ハルヒの陰謀』で『鶴屋山』から発見された『金属片』の成分は
『原子番号22=チタン』→『22→ZOZ』で『ミステリックサイン』にコジツケ
『原子番号55=セシウム』→『55→505』で『朝倉の部屋番号』にコジツケ
で、
『背番号22=大魔神佐々木』→『佐々木=ZOZ』?
『背番号55=ゴジラ松井、代打の切り札吉村』→『ミヨキチ=朝倉のバックアップ』?
とかコジツケしてきたわけですが、
エルキュール・ポワロの長編の『22作目』がポワロの最後の事件に相当すると言うので、
『22=佐々木=名探偵ポワロ』?とかコジツケ。谷川さんは推理モノがお好きなご様子ですので、良い返歌になってると思います。
『灰色の脳細胞』だなんて、いかにも『佐々木=キョンの脳内のイメージにすぎない』って感じですよね。
前の更新で『七夕→琴座→オルフェウス』の話を振っておきましたが、『オルフェウス』も『ヘラクレス』も『アルゴー船』の乗組員繋がり。
谷川さんが『陰謀』で『沈没船の引き上げ』の話を書いておられたので、『呉越同舟』『宝船』『宇宙戦艦ビスマルク』『タイタニック』等、『船』のモチーフを追跡してきましたが、ついに『七夕』繋がりで『アルゴー船』に連鎖。
『アルゴノーツ』は『55人』説があるので、『55』繋がりでもあるのが嬉しいところ。
『原子番号55:セシウム=ポルックス石の成分→カストルとポルックスはアルゴノーツ→カストル石の成分は原子番号3:リチウム→ダイエーの佐々木の背番号3』
と、コジツケ連鎖でまた『佐々木』。『佐々木=ミスターホークス→鷹は鷲と仲間のタカ科』と『鷲座』にコジツケ回帰。谷川さん、野球もお好きなように感じます。
カストル石・ポルックス石はナポレオンが流刑され脱出した『エルバ島』で発見されたエルバイトと言われる石。『流刑から脱出する英雄』のイメージ。
『朝倉さん再登場』しそうですね!
『セシウム』について調べたときに、『カストル石・ポルックス石』のことを知ったのですが、ようやく七夕繋がりでネタに出来ました。
厳密にはカストル石は、先に発見されていた『ぺタル石』と同一と判ったので、『ぺタル石』と呼ばれるのが普通だそうですが。
面白いハルヒ同人紹介
TOYJUMP!『SOS団の挑戦』:藤子Fや星新一ファンというふうかさんの、本人曰く「世代が解かってしまう」ネタ本。「ラム」も登場。
2006年の本ですが、藤子Fや星新一好きだけあって、ふうかさん、「思考実験」作品の楽しみ方に慣れてるご様子。『分裂』~『驚愕』の展開で谷川さんが本当に使いそうなアイディアが散りばめられています。
『現実改変能力』ネタなのに実際には能力が発動しない、という「学園モノ」「サークルモノ」に軸足がある展開は、SOS団の超常冒険以外の面にハルヒの面白さの重要な部分があるというふうかさんの立場が表れてると思います。
こういう「SOS団日常モノ」作品を描くサークルは少なくありませんが、こういう世界が生み出されるような団員達の関係を書いたのが谷川さんの成功かもしれません。活劇の刺激を求めるとか、SF世界のセンスオブワンダーを求める人には物足りないかもしれませんが。
ときに地味に、ときに豪快にパンツが見える演出が藤子Fファンならではだと思います。
『SOS団の放課後』:2冊目。08年6月再版を持っているのですがPN「風花」さんになっておられます。
ショート連作形式。たしかに、大事件勃発を目指さない展開には、小ネタ転がし連打は向いていると思います。一本のネタで引っ張るにはエピソードの物量戦になって、小ネタを味わいにくいところがありますし。
恋愛心理本の解釈の仕方が面白いですね。偽書の記述から資料を読み取るような。
『陰謀』ネタを真正面から採り上げるサークルは少ないので貴重な作品かと。朝比奈さんの腐の本性が笑いました。
鶴屋さんの絡ませ方が原作でもやりそうなノリです。ここで『憂鬱』『動揺』ネタ踏まえたセリフで来るのが捻りが効いてて良いですね。小説ネタパロは貴重です。
『SOS団の混沌』:朝倉さん活躍の3冊目。ヴォーカロイドネタも。『驚愕』が出たら佐々木さんネタをお描きになる予定のようで、期待大ですね。
『憂鬱』の裏話の形で朝倉さんを絡める連作が笑えます。後書を読む限り、1冊目のときのネタの印象通り、風花さん、原作の行間を読んで日常ネタを出すと言うスタイル。
キャラを分析した上で、キョンと朝倉さんとの雑談ネタの形を採ったのは、成功していると思います。
2冊目のバニーに続き、ヴォーカロイドでもキョンに白羽の矢が立つのが予想外の展開でした。風花さん、意外と無頼なのかもしれません。
『SOS団の作戦』:4冊目。性転換ネタ。キョンと古泉だけですが。表紙の色塗りを毎回微妙に変えておられます。ハルヒが縞なのは一貫しておられます。拘りは大事です。
性転換で大混乱と言う展開より、バケツの水を捨てに行く機会を捉えてキョンとハルヒが二人きりになると言う他サークルのやらない展開を選択したことが、性転換ネタの中でこの本が特異な存在になれている理由だと思います。
デレハルヒの見せ場作りには成功だと思います。風花さんは「デレハルヒ」好きだそうですので、「拘り」は作家の武器だということでしょう。
まだまだ紹介は続きます。