年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

『消失ハルヒ』の介入…Newtype3月号で新作アニメの情報が出るそうなので

2009-01-31 21:30:03 | 涼宮ハルヒ
市内探索の時の発言を見る限り自分から動くのがハルヒ流だと思いますので。『消失ハルヒ』の『ジョンのSOS団』への介入ネタ。
小説版が2003年からだったと思いますが、小泉政権時代の「自己責任」の時代精神に合ってたと思いますね。
『分裂』で、佐々木団登場前後のゴタゴタについて「涼宮ハルヒが、それをしたんだ」とキョンが語ってますが、
この「ハルヒ」が「キョンと同じ世界のハルヒ」であるとは何処にも限定されてないので、
まあ、一番存在感のある介入してきそうな「もう一人のハルヒ」ということで『消失ハルヒ』を介入させてみました。
佐々木さんに「恋愛感情は精神病の一種」と語った人物も『介入してきた消失ハルヒ』だとコジツケれば、謎が一つ減りますし。
『タイムマシン』の原理を発明できるなら、『時空移動マシン』くらい発明できるのではないかと。
消失ハルヒに思考実験として再登場の機会を与えた同人にskirthikeさんの一連の作品があります。
skirthikeさんの消失ハルヒ介入は、長門の時空改変の修復完了までの間の束の間の奇跡、という設定で、ハルヒの乙女心を察すると読んでいて切なさで大変なことになる上手い設定作りだと思います。
こういう作品を読むと『消失ハルヒ』について私も作品を作ろうという気分になっておりましたので、今回、Newtype3月号で新作アニメの情報が出るという話ですから、ここで描いておこうと。
上述の通り、シンプルに『憤慨』での『タイムマシンの原理』云々と『分裂』のキョン「ハルヒが、それをしたんだ」、佐々木「そう言っていた人がいた」をコジツケてネタ出し。
聖地巡礼、今年は初詣とComicTreasureで2回行って来ました。門戸厄神→鶴屋山のモデル(?)の甲山の神呪寺が徳川綱吉の母によって再建された場所だという説のある甲東園の厳島神社へ。甲東園駅近所の「貝の介」は小字なのでよくわかりませんが…
冬コミの差し入れで、兵庫県芦屋市のアンリ・シャルパンティエという菓子屋のプティ・ガトー・アソルティという菓子が有りまして、
兵庫県繋がり(芦屋は阪中の家の所在地と推定されている土地。『ワンダリングシャドウ』の舞台?)、
しかもガトー繋がり(アニメ版『射手座の日』脚本が賀東招二)、というだけでもコジツケ連鎖開始であるところ、その中に「マドレーヌ」が。
広辞苑によると「貝殻型などの型に入れ」とあるので「貝」繋がりで面白いと思ったので、新年早々、聖地巡礼の機会に歩いてみました。
「volunteers」の名前の元になった曲を作った「Jeffersonairplane」というバンドの曲に「マドレーヌ・ストリート」という曲があるのも連鎖して面白い。
マドレーヌが「ショコラ」(『陰謀』繋がり)、「テ」(「茶」といえば朝比奈さん)だったのも愉快です。
厳島神社→上甲東園→上ヶ原一番町→三番町→八番町→高座町(若宮神社)→広田町→大社町(広田神社)→六軒町(風の社)→一ヶ谷町→上ヶ原十番町→五月ヶ丘→新甲陽町→甲陽園東山町→甲山町(神呪寺)
『鶴屋邸』のモデルとも言われた『はり半』は壊されてました。
そういえば、「フィナンシェ」は「金塊」がモデルだそうで、「宝探し」(『陰謀』の『鶴屋山』)繋がり。
神呪寺→目神山町→西山町→甑岩町(銀水橋)→角石町→苦楽園二番町(北高)→角石町→毘沙門町→甑岩町(越木岩神社)→西平町→豊楽町→松風町→石刎町→北名次町→名次町(名次神社)→奥畑(震災記念碑公園)→苦楽園口駅→夙川駅→相生町→大井手町→若松町→寿町→千歳町→安井町→産所町→社家町(西宮戎)
ここで日が暮れたので、芦屋を歩くのは翌日に持ち越しました。不況のせいか、夜店の売り上げも悪そうでした。
超古代文明のピラミッドと言われる『雷岳』や『八咫之鏡岩』が北高の裏山~芦屋の山中にはあるので一度は歩いてみたい場所ではありましが、今回の差し入れの中に「ピラミッド」という菓子が有ったのでコジツケ連鎖でも妙に繋がりました。
面白いハルヒ同人紹介
抹茶連隊『dreamdream』:抹茶屋まゆさんはデジタル化しておられたのが久々にアナログ作業で苦労なさったとコメントにありますが、こういう線はカッコいいですね。
女性の方が関節が柔らかいので味のあるペン入れが上手だと言う記事を読んだことがありますが、ペン入れは失敗が怖いので、上手い人が羨ましいですね。
キョン×ハルヒファンブックという名に違わず、「二人の世界」。どうしてこういう恥ずかしい関係を考えつけるのでしょうか。
「夢の中」だからこそちょっと冒険できると言う設定は、ハルヒとキョンがかなり際どい欲望の吐露ができる状況だということで、実際、かなり凄い会話になっているので、ドキドキです。
「夢オチはダメだ」と言う死に行く年寄りの信じていた宗教を狂信せずに、物語展開の技法として技術的に上手く使いこなせば、面白く出来る、という実証かと。
エロにまで行かない寸止めの匙加減が尚良いですね。
オリジナルの活動もなさっているそうで、表情の変化等でサイレントで心理描写を組み上げるところなど、パロの枠を超えた技があって、オリジナルもやれるだろうなと思わせますね。
ざんぱち『性転換じゃないから恥ずかしくないもん!!』:人を食ったタイトルの長門とキョン子中心の合同誌。しぶもちさんの水彩調の表紙が綺麗です。
UMAさんのCHANGEシリーズ、女の子は可愛らしく、美男子も描ける力で敢えて蛙着ぐるみの皺に力を込めるつくり込みが漢ですね。
キョンの他愛の無い悪戯への長門の精神攻撃での制裁がきつい。古泉がお約束で楽しそうなのが良いですね。定石を踏まえるのも芸。
しぶもちさんのキョンコネタ、キョンとキョンコが同時存在、という設定は珍しい。キョンが自分の着替えに驚かないという展開は面白いと思います。キョンとキョンコのズレでもっと引っ張っても良かったと思います。オチが驚愕。
笑顔とちょっと力の抜けた表情が可愛らしいですね。
はなむけさんのキョンコネタ、「剣の上手いポニテキャラが学園モノのお約束」は勉強になります。読者放置オチをさらりとやれるところが若さが羨ましいところですね。
朝倉の変わり果てた姿が笑えます。あっさり熊に負けた朝倉の言い分が聞きたいところ。
アクションシーンで苦労なさっていますが、効果やパースとか「動き」の表現て難しいですよね。私も苦労しております。
デジタル作業は素材の加工や組み合わせに強いそうですから、線画の作画でアクションを表現するのが困難な場合、作画の次に「作画した素材の編集」という作業段階を作って、背景の効果やキャラのアップ・ロング等で特撮の合成のようにアクションシーンを作ってみるのも手かと思います。自分でもやろうと思ってます。
月さんは長門の一日を追う連作4コマ。可愛らしいキャラで酷いネタ、というのは好みの芸風です。思いついたネタの表現に合ってると思います。画面内へのキャラの収め方が工夫されてるのも良いですね。これからももっと色々遊んで下さい。
新しいネタは良いとして、古いものまでネタが入ってるのが何とも。コンビニ売りの復刻版とかの功績でしょうか?
長門の起床の仕方が非人間的で良かったです。朝倉さんの運命が過酷なのが、不謹慎ながら笑ってしまいました。
この本に描いておられる方々はキャラが可愛らしい方ばかりですが、壱さんも可愛らしいキャラでお約束のサービスを押さえてくれてるのが嬉しいですね。
連作4コマですが、折角のサービスですから「変則4コマ」にまで踏み込んでサービスシーンを大コマでやって下さると有り難いです。オヤジ趣味ですが。
キョンへの長門のフォローがフォローになってないのが笑いました。サービスとは別にハルヒや団員達の会話が噛み合わないというネタをもっと掘り下げても面白いかと思います。
古泉のブルマへの拘りが笑えます。古泉の病気でもっと引っ張るのもアリかも。
後書の「すいませんパンツです」が爆笑。
NATSさん、中々刺激的な1頁漫画。どきりとしました。難しいアングルをきちんと描いているのも凄いですね。
時間が無かったのが残念。こういうのをもっと描いて下さい。
後書1の妄想爆発も良いですね。この調子でまた本を出していただければ有り難いですね。
HAMCO『鶴屋さん4コマ帝国』:鶴屋さん中心ですが、はむさんが佐々木団から阪中、ENOZまで丁寧にネタ出しをなさっているのでオールキャラギャグです。愛があります。
はむさんは1頁2本の定型を基本にしながら、単体の小ネタ・連作と自由に4コマを駆使しておられます。丁寧に作画なさっておられますし、ネタも粒揃いで高品質です。個人的には二ヤールサガとロードオブザリングをもじったようなニヤリングサガというタイトルの付け方が好きですね。
こんな可愛らしい頭身のキャラなのに長門、朝比奈さん、ハルヒ(朝倉や喜緑さんも)で凹凸を描き分けてるのが凄いです。
コンピ研も谷口も朝倉も、単なるやられキャラでない役割で登場させてるのが稀有ですね。無表情キャラに表情を付けてあげようという理想主義が作品を底上げしています。単なるギャグで終わっていない理由だと思います。
定石も大事ですが、こういう同人ならではの理想郷を建設する作家さんがいることでジャンルは長生きするのだと思います。
男性陣がオクテなのがかわいらしいですね。
この本は主宰もゲストもデザインが上手いですね。ゲストのまごうえさんも、描き文字、フキダシまでデザインされています。
ネタも良いリズムですから、保守的4コマ連打を超えて「変則4コマ」の大コマで画力を発揮しても良い芸風だと思います。
ゲストのやまざきさんも良い感じのキャラ造形。いかにも鶴屋さんらしいエピソードを振れているので、今回は1本だけの参加ですが、もっと描いていただきたいですね。
まだまだ紹介は続きます。

今日はクリスマスイヴですね…旧暦で12月24日です。

2009-01-19 17:40:26 | 涼宮ハルヒ
2008年に青木さんから歴史読本の『日本の暦特集・旧暦の見方楽しみ方』を頂いたので早速2009年1月からこういう太陽暦とのギャップを使った遊びをしてみました。
12月24日は『涼宮ハルヒの消失』のエピローグに当たります。というわけで京都アニメーションの新作アニメ版ハルヒに登場するらしい、『消失ハルヒ』登場。『消失古泉』も。
一足先に映像化したのがAVというのが凄いですね。
原作小説の『消失』のハルヒや『分裂』の九曜さんの場合はブレザーの上着の合わせでしたが、Newtypeの『消失ハルヒ』はワイシャツのボタンが『男前』『男合わせ』。
美内すずえさんやみつみ美里さんですら手が左右逆の人物を描いてしまうことが有るのですから、まあ左右反転はオタク業界では別に問題ではないですが、
『消失』初版が2004年、『分裂』が2007年、Newtype2008年7月号、と6年越しにスルーされ、
ザ・スニーカー編集部にニュータイプ編集部、京都アニメーションと多人数が関わった上に、
いとうのいぢさんに池田晶子さんという人材が生み出してきていることを考えると、こういう服のデザインなのだと考えた方が良いと思います。
やはり『鏡像関係』が暗示されてるということですね。
この間に冬コミ、ガタケット、ComicTreasureに参加しました。スペースまで来て下さった方々、有難うございます。
いろいろな詳細はまた今度の更新で。面白いハルヒ同人紹介も再開。