年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

『けいおん!!』2期8話『進路!』異端感想…『岡林信康』コジツケネタもあり

2010-05-30 00:24:25 | けいおん!!
2期7話『お茶会!』の『詩の朗読失敗』が澪の心理に影を落としてるんじゃないかネタ、

和が、澪の『痛み恐怖』『恥ずかしがり』の原因を『親』に求める勝手推理ネタ、
を振っておきましたが、
今回の更新漫画は、現軽音部部長律ちゃんと、次期部長予定あずにゃんの、バンドについての議論(?)ネタ。

2期4話『修学旅行!』

で、和まで道に迷っているのを見て、

これは『将来の進路の悩み』の暗喩だろうか、

と思ってたので、ここでネタに出来てよかったです。

2期4話『修学旅行!』
2期7話『お茶会!』

の澪の行動について、バンド運営のアナロジーで語るあずにゃん。

2期8話『進路!』



『小学校時代・律が澪の作文発表助けた』ネタ

は、かきふらい先生の原作3巻ネタですが、
漫画の前半は『ベース』vs『ドラム』のペース対立と、澪のリズムキープへの拘りが描かれていました。

京アニが、この部分を削ってきたと言うことは、この部分が2期の将来展開に関わってくるのだろうかと勝手予想させられますね。

ここから問題が起こり、ここから解決法が示唆される、という感じですか?


『一人だけで何とかしようとしてるから失敗する』
『皆と相談した方が上手く行く場合もある』

京アニが削った『澪のリズムキープへの拘り』の立場を、私の脳内設定のあずにゃんが代弁する形で、

『ドラム=律』に『ベース=澪』が引きずられたから4話『修学旅行!』で道に迷ったのだ

という推定。


2期3話『ドラマー!』の、澪の理想とする『ベース』

『皆に合わせてベースライン作る』
『飛び出しすぎない』

に反して、

皆に相談しないで勝手なことをしたから7話『お茶会!』の詩の朗読は失敗したのではないか?

という私の脳内設定のあずにゃんの推定。


2期8話『進路!』の元ネタの『けいおん!』漫画版ではムギの女子大志望の理由は、

『親の勧め+ムギの百合好き』

だったのに、京アニは『ムギの百合好き』を後退させてた記憶が。

そもそも志望動機自体が省略されていて、『親の勧め』も省略されてた様ですが…

『親の勧め』

だけだった場合、ムギが精神的に成長して、親の決めた将来に反乱して、自分で進路を決めると言う展開が、
2期のこれからに起こるのかもしれませんね。

『仲間と相談した方が、上手く行く場合がある』

ということだと、ムギの受け皿は

『放課後ティータイム』

になりそうですが。
律と唯の『将来はミュージシャン』という進路予定とも合いますし。

原作に無かった『憂が唯と同じ進路志望』というのも、

2期5話『お留守番!』

の純ちゃん、あずにゃんとの初セッションとあわせて考えれば、
憂も音楽業界に進む?
という展開が妄想できそうですね。


いずれにせよ、

『仲間に相談しないで、一人で何とかしようとして失敗』
『仲間に相談して、皆で協力して問題解決』

という『学園モノ』の基本に忠実な展開が『けいおん!!』のこれからなのかもしれません。



そういえば、

2期4話『修学旅行!』

で律ちゃんが言ってた

『しゃれこうべ』

の元ネタは

関西フォークの旗手だった『岡林信康』さんの『ガイコツの歌』辺りじゃないのか?

とか勝手に思っているのですけど、

『岡林信康』さんは、意外と『けいおん!!』と接点があって、

『滋賀県』出身
『豊郷小学校』設計した『メレル』の創設した『近江兄弟社』系の教会の息子
『京都・亀岡』に隠遁

ということで、

『京都・滋賀』に縁、
『豊郷小学校』に縁、
『亀』に縁。

しかも前のトンデモコジツケで書いて来た様に、
亀岡には『明智光秀』が『亀山城』築き、その跡に『出口王仁三郎』が『大本教本部』建ててましたし。

またまた『亀岡』が絡んでくるのは面白いですね。

私の姉妹が『近江姉妹社』という同人サークルと交流があったのも面白い偶然ですね。


『岡林信康』の曲に『コペルニクス的転回のすすめ』という曲もあって、

『支配者に反抗できないのは、支配者に脳を作られたから、脳を入れ替えれば支配者に抵抗できる』

と言うような内容ですが、
これが、『涼宮ハルヒの分裂』の佐々木さんの

『コペルニクス的転回』

の元ネタかもしれませんね。

やはり、

『精神生命体の寄生で人格変容』

とか

『意識の交代で別人化』

とかが起きてくるんでしょうか?

谷川さんの母校『関西学院大学・西宮上ヶ原校舎』は『メレル』の設計ですし、

『けいおん!!』2期7話『お茶会!』に『澪ファンクラブ』会員の佐々木さん登場してましたし、

コジツケ可能な要素はありますね。


蛇足ですが、

2期5話『お留守番!』

と、

仏教の十戒の五戒『不飲酒戒』

がコジツケ可能ではないか?と書いて置きましたが、

前回は考慮が足りずに、放置しておきましたが…

『酒飲み』の『ノミ』

と、

道具の『鑿(ノミ)』

が同音なのを掛けて、

『左手に持った鑿』の柄頭を『右手に持った槌』で叩いて使うことから、

『酒飲み』の隠語を『左利き』と言うことがあると聴いた記憶があるので、

『不飲酒=左利きの不在=澪の不在』

が暗示されてるんじゃないかと、考えてみました。

澪の不在の間に、純ちゃんが澪の席に座る、
純ちゃんが、澪の代わりに、あずにゃんのギターにベースを合わせる、
という展開が

『左利きの不在』の具現化

だったのかもしれません。
ラストで、『先輩方が時差ぼけで練習拒否』のときも、
澪はあずにゃんの肩を持って練習しようとは言わなかったですから、

これ、『左利きの不在』が、澪が居ても起きつつある、ということで…

2期7話『お茶会!』の『澪の飛び出し』

とかに通じるなら、

4話『修学旅行!』のときに、

妖怪『不飲酒(ぶおんけ)』

が『放課後ティータイム』に取り憑いたのかもしれませんね。
…あの道に迷った時の『笑いが止まらなくなった時』とか?


2期9話『期末試験!』



九戒『不非時食=正午以降食事しない』

に相当するのですが、さて、どんな展開になるのか。

原作の期末試験では、澪が唯に全教科で敗北するという衝撃展開。
私の異端設定の澪はかなり『受験ノイローゼ』になりかかってるので、唯に完敗したら、かなりヤバイことになりそうですが…

『けいおん!!』7話『お茶会!』ネタトンデモ…『織田信長=八田信長』ネタも

2010-05-23 16:50:55 | けいおん!!
まあ、漫画自体は2期7話『お茶会!』ネタの異端解釈ネタ。
和が、澪ファンでもないのに曽我部先輩から無理矢理引き継がされた『澪ファンクラブ』の活動実績のために企画した『お茶会』で、
ほとんど全て他人が仕切ってる中で、唯一、澪が自主的にやった『詩』がウケなくて、
ショック受けたまま新曲『ピュアピュアハート』歌って、
澪は楽しめたのか?
という疑問からネタに。
澪は、初めて、『仲間との演奏が心から楽しめなかった』
という経験をしたのではないでしょうか?
『放課後ティータイム』の聖域である『ライブ』が不完全燃焼、というのは『けいおん!!』が新展開に突入したと言うことだと勝手に思っております。
澪が『自分の音楽も本当は聴く人の心に届いていないんじゃないか?』と疑い始めていたら、今後の部活動や交友関係に潜在的なトラブルのタネがまかれたことになります。
むろん、このブログはトンデモが解釈枠組でありまして、
『ヴァガバッド・ギーター』や『弁財天』『摩陀羅神』等々と『けいおん!!』を習合させようというコジツケの空間ですから、
澪の悩みも『弁財天』『摩陀羅神』繋がりで『音楽』で解決するのだろう、と考えておきます。
以前の更新で、『けいおん!!』の聖地、京都と滋賀を繋ぐキーワードとして挙げておいた『シヴァ神』からでも、『踊りで敵と戦う』というシヴァの神話コジツケで、『音楽』で解決という展開が予想されます。
同様に、滋賀・京都を仲介するキーワード『菅原道真』からでも、
夢枕獏・原作、岡野玲子・作画『陰陽師』で、『菅原道真の怨霊』が『歌』で静まる、という場面があり、
澪とベース繋がりのコジツケで、『TheWho』のベーシスト、『ジョン・エントウィスル』の仇名『OX=去勢された労役牛』+『Thunderfingers』
というのが、
2期4話『修学旅行!』登場の
『北野天満宮』の『牛』+『菅原道真=雷公』
にコジツケ連鎖すると考えると、
『澪=菅原道真』で、
澪がこれからの展開で『歌で静まる怨霊』という役割を果たす事になるのではないか?という勝手な妄想を抱いたりしますね。
自分の影に振り回されちゃいそうなキャラではありますけど。
まあ、仏教の『十戒』繋がりで八戒目が『天蓋付きのベッドで寝るな』なので、
2期8話は原作漫画版の『野外音楽フェスネタ』かと思っていたら、
原作漫画版ネタの『進路!』だったので、
勝手な妄想の展開予想なんていい加減なものです。
ただ、そういう都合の悪いところを無視して、合う『偶然』だけ集めると、
仏教の七戒目『歌や踊りを観ない』
は、曽我部先輩が『放課後ティータイム』の新曲演奏を観れなかったという2期7話の展開と偶然合っていたと面白がれます。
2期8話も『進路!』と決まってから、後知恵でコジツケすれば、
八戒目『天蓋のあるベッドで寝るな』というのは、
『将来の進路決定』において『安定志向』はイカン、
という暗示なのではないか?とコジツケ可能ですね。酷いコジツケですけど。
『バンド活動に賭けてみろ!』
というのは、無責任ですけど、『放課後ティータイム』メンバーにジジイが掛けてあげたい野次ですね。
まあ、7話『お茶会!』の後半、
曽我部先輩が札幌羊ヶ丘のクラーク像を見上げると言うシーンは、
8話『進路!』の進路決定ネタに対して『少年よ大志を抱け!』という京アニのメッセージではないのか?
と勝手に考えてるので、『安定志向はイカン』というコジツケは好都合ですね。
こういう感じでやってけば、九、十戒目まで2期9話、10話と対応させられそうですね。
そういえば、2期2話『整頓!』で、ムギとあずにゃんがホームセンターで『ケーキ切り器』に注目してましたが、
『8つに切るケーキ切り器』だった記憶があって、
『八に切る』というところで、私のようなトンデモネタ好き、コジツケ好き、語呂合わせ好きの大先輩、
『八切止夫』
が連想できるなあ、と最近妄想しました。
花田十輝脚本だった記憶があるので、花田さんが『八切史観』のファンの可能性もあるかな?とか勝手に妄想して喜んでるんですけど。
青木さんのお話では、八切さんは、『織田信長』の本当の姓は『八田』だと考えておられて、
近江王朝だかの『王家』だった(?)『八田』一族が侵略されて、最後の王が自殺したところが『安土城』が建てられた山だと推定しておられたようです。
越前の八田別所から移住した尾張で『織田』に改姓し、近江を回復して先祖の故地に『安土城』を築いたのだ、
と八切さんは、一種の『シオニズム』『十字軍』のように『天下布武』を解釈しておられるようです。
『豊郷小学校』が『桜高』のモデルになったことと『安土城』に関連があるとは疑っていたのですが…
京アニ社長『八田陽子』さんと、『八田』繋がりで『織田信長』『八切止夫』に関連が出てきたのが嬉しい偶然ですね。
八切さんが1987年にお亡くなりにならずに生きておられたなら、
『八田』社長が『近江王朝』の王家の血筋で、
京アニは『織田信長』のやれなかった『近江王朝』回復、『八の者の解放』(八切さんの妄想ですが)を目指している、
ということにされちゃったかもしれないのですねえ。
…自分は『八の者』で、現天皇制の支配からの『解放』を望んでいる、とかいうレベルの八切ファン(八切さんは、晩年、毎年支持者から手紙が11万通来るとか妄想していたそうですが…)でもなければ、『ハァ?』ですね。

『けいおん!!』#6『梅雨!』トンデモ分析…『ぶおんけ』珍語源解釈含む

2010-05-18 02:24:51 | けいおん!!
…まあ、うっかり、思いつきで『けいおん!!』(2期)は『けいおん!』(1期)と、表面上は同じような『日常描写』『おちゃらけ部活』を描いてるように見えるが、
実は、唯たちの笑顔は『仮面』であって、
彼女達は無理していつも通りを演じようとしてるだけじゃないのか?
とか、勝手な『異端』脳内設定を創出してしまい、
『放課後ティータイム』の3年生は『将来の進路の悩み』や『親友との別れの不安』の『UnderPressure』で、本調子でなくなってる、
さわちゃんも、初の担任相手が『卒業生』で、進路指導の重責でおかしくなってる、
そういうぴりぴりした空気が感染して、憂やあずにゃんも、ちょっとおかしくなってる、
という勝手な妄想を垂れ流していたので、
2期6話『梅雨!』で、あずにゃんが『ネット通販』に騙されてることが判明して、
本当に、あずにゃんに唯達の『狂気』が感染して、本調子じゃなくなってるんじゃないか?
とジジイは心配してしまいました。
宇治拾遺物語の蔵人得業の『猿沢の池の龍』の話みたいですが。
2話『整頓!』で、唯はともかく、ムギちゃんが亀を新入部員と言うのはおかしいのではないか?という青木さんの指摘がもっともだと思ったので、ここでネタに。
4話の澪の『笑い』がおかしいというのもここでネタに。
5話『お留守番!』で、修学旅行中に、唯以外の先輩方があずにゃんにメールして無いらしいという『異常事態』が判明して、
自分たちの『卒業への不安』『別れへの不安』があずにゃんに意識されたら困るので、距離を置いてるんじゃないか?と疑ってしまいました。
親しいからこそ、一緒に居るのが辛い、という思いやりが苦痛を増大させるジレンマがあるのだろうと、勝手に決め付けちゃってます。
真実は、平凡な日常がゆるく続いてるだけなんでしょうけど、私は『考えすぎ』の男ですから。
さて、2期6話『梅雨!』のトンデモですが、
2期5話『お留守番!』で、律が『東北地方に生息する妖怪・ぶおんけ』について語っていることから展開する必要があります。
『いぶおんけ』『ぶおんいけ』『ぶおんけい』かもしれませんが、『い』が聞き取れなかったのと、『ぶおんけ』じゃないとコジツケが上手くいかないので、自分の都合で論を進めます。
『東北地方』ってのは、律の声優『佐藤聡美』さんが『宮城県』出身なのが由来じゃないのかと思いますが。
『放課後ティータイム』の5人が、『日本五大弁財天』と対応してるんじゃないか?
『とんちゃん』が『とん=ハングルで「お金」の意味』とすると、天台宗黒谷流戒家の法具『金亀』とコジツケ可能ではないか?
『宇賀弁財天』祭祀の中心だった黒谷流戒家の根拠地は、『けいおん!!』の舞台、『北白川』に存在していた。
といったコジツケした折に『戒家』は仏教の『戒律』を担当する部署ですから、『戒律』について調べる機会が有りましたが、
仏教の『五戒』の五番目に『不飲酒戒=ふおんじゅかい』というのがありまして、
『不飲=ふおん』の訛りが『ぶおん』ではないかと。語呂合わせ(?)
残る『け』ですが、
『酒=接頭辞「さ」+語幹「け」』
で、
『ぶおんけ=不飲酒』
ではないか?と。
酒の古語『久志=くし』は、酒を飲むと異常行動するので『奇し』『怪し』から由来してるんじゃないのか?という説があって、
『怪(け)しからん』の『け』だとすれば、
『不飲怪』
で、『怪』が入ってる分、ちょっとは『妖怪』っぽくなったかと。
まあ、『妖怪』ではないのですが…五戒の五番目で、『五話』ということで『5』繋がりってのが面白い偶然だと思いますね。
…ということは、1~4番目の戒律も『2期1話』~『4話』と対応していないか?
『十戒』ってのも仏教に有りますから、6話以降も対応してるんじゃないのか?とか思いますね。
『十戒』は、
1『不殺生』=殺さない
2『不偸盗』=盗まない
3『不邪淫』=浮気しない(?)
4『不妄語』=嘘つかない
5『不飲酒』=酒飲まない
6『不塗飾香鬘』=化粧しない、髪飾らない
7『不歌舞観聴』=音楽や踊りを観たり聴いたりしない
8『不坐高広大牀』=天蓋付きベッドに寝るな
9『不非時食』=正午以降食事しない
10『不蓄金銀宝』=蓄財するな
なのですが、
1話『高3!』で、『不殺生』に関連しそうなのは『豚』とか『ニワトリ』とかのキグルミくらい?
唯の髪型チェンジや澪・ムギのキグルミチラシ撒きへの律の冷酷発言が『そんな殺生な』ということですか??
2話『整頓!』で、『盗むな!』に相当するのは、言わずもがな。
3話『ドラマー!』で『浮気しない』に相当するのは楽器の持ち替え??
4話『修学旅行!』で『嘘つかない』に相当するのは、
新幹線内での『澪が写真撮りたがってる』という律の嘘?
律の『目指せ武道館』という絵馬が『心にも無い嘘』、というのは悲しいですね。
5話『お留守番!』で『酒飲まない』に相当するのは、
未成年者が主人公の番組なんですから、当然過ぎるし、もう少し調べる必要がありそう。
6話『梅雨!』で、『化粧しない、髪を飾らない』に相当するのは、
ムギや唯の髪の手入れの場面?コスプレは広義の化粧ですか?
7話『お茶会!』…1期7話『クリスマス!』に相当する2期7話ですが、『踊りや音楽を視聴しない』という展開??
次回予告見る限り、『プレゼント』が1期・2期で対応しそうですが。
8話…1期8話『新歓!』に相当する2期8話。
『天蓋付きのベッドに寝ない』というのは、
原作漫画3巻の夏休みに野外フェス行って『テント』に寝る、というのが近いと思いますが…
『設備投資』の話なら、原作漫画3巻の『クーラー導入』ネタ???
9話…1期9話『新入部員!』に相当する2期9話。
『正午以降は食事するな』というのは、『けいおん!!』でどう対応するのか謎。
『食べない』という関連なら、原作漫画3巻で『バレンタイン』ネタで澪がダイエット中、というのがありますが、話の並びから考えて、バレンタインは過ぎちゃってますしね。
10話…1期10話『また合宿!』に相当する2期10話。
『蓄財するな』というのは、誰かが大盤振る舞いでもしますか??『合宿』ということなら、『野外フェス』ネタはここに対応させるのが吉の様な気がしますね。
さわちゃんがチケットの大盤振る舞い(?)しますし。
ただ、原作漫画3巻に、律がムギとデートする回があって、律が散財してましたから、これはこれで対応しそう。
あと11話、12話があるわけで、『卒業』でオチなら、13~24話まで必要かもしれませんから、実にいい加減な当て嵌めですね。
ひどいコジツケ脱線から『梅雨!』に戻すと、
『つゆ』と同音異義語に『潰ゆ=押されて潰れる』があり、私の勝手な『UnderPressure』妄想を刺激する言葉。
雨を理由に皆との演奏を拒絶してしまう唯が、妹だけを相手に『あめふり』を演奏するのは名場面ですけど、グロテスクですよね。
対応する1期6話が華々しい『学園祭!』だったことを考えると尚更。
『ステージ』から『自宅』へと、『放課後ティータイム』がバラバラに解体されて、押し込められてしまうというのは痛々しい。
『リスアニ!vol.1』表紙の唯と澪が楽器を持っていないという、単純に表紙飾ったことを喜べないのとシンクロしてしまう。
『リスアニvol.1』の『凄いバックバンドで、声優歌わせればよい』というNHKの石原真プロデューサーの発言と、
『梅雨!』の、『放課後ティータイム』の雨への敗北が重なってしまいますね。
これが、これはこれで新しい時代の始まりなのかもしれませんけど。
饅頭に『黴』というのは、『梅雨=黴雨』というのと関連していると思うのと同時に、
『黴が生える=時代遅れになる』
ということですから。(ひどい語呂合わせですけど)
『ギーター』の弦に『錆』というのはアニメオリジナル展開だと思いますが、
『錆=悪い結果』(広辞苑)
だそうで。なかなか一緒に演奏できないということが悪い結果に繋がりそうで。
広辞苑によれば『梅雨=五月雨』で、『五月雨る=さみだる』は『乱る』に掛かる言葉ですし。
『さ乱れ髪=乱れた髪』は『五月雨』に掛かる言葉で、『梅雨!』での唯やムギの髪の乱れを連想させますね。
将来の展開の『乱れ』を暗示してるのかなあ?とか思います。
唯の服の『しめじ』ですが広辞苑によれば『ダイコクシメジ』とも言うらしく、
唯宅隣の『松ヶ崎大黒天』にコジツケ可能。
実は、『ギーター』繋がりで『大黒天』は重要な神格で、『Let's go!』という『けいおん!』の曲にも関連してくるコジツケが可能なので、これはネタにする予定。
『ハルヒ』にも関連してくるネタですね。
キノコの『シメジ』は『秋』の季語ですが、
『しめじ』は『夏の異称』でもあり、1期13話『冬の日!』と2期6話『梅雨!』が、みんながバラバラという点で対応しているという事と関係させられそう。
中心になる人物が居ないとバラバラのままだという事実が語られてる訳ですが。
『香りマツタケ味シメジ』という慣用表現を引くなら、4話『修学旅行!』登場の菓子『まつたけ山』とも連鎖しそう。『落とす』という展開が波乱を暗示?
大本教コジツケなら、大本事件の『松竹梅』ですか?
『梅雨=梅』ですし。
マツタケからだけでなく、
『シメジ=ダイコクシメジ→松ヶ崎大黒天=松繋がり』
上で仏教の十戒の6戒目『不塗飾香鬘』を6話に対応させときましたが、
『黴が生えた饅頭』はアニメ独自展開らしく、
『鬘』『饅』に共通するのは『曼』で、
前に、『菅原道真』の一族『是算禅師』が開基して『北野天満宮』を管理していた『曼殊院』が修学院の隣にあるという聖地巡礼ネタを振っておきましたが、
『曼』繋がり。しかも、『曼殊院』は『竹ノ内門跡』ともいうので『竹』繋がり。
『菅原道真』は『梅』好きだったらしく、『梅』繋がりでもあり。
『梅雨!』に『カタツムリ』登場してましたが『蝸牛』で、『北野天満宮』と『牛』繋がり。
アニメ独自展開で、律が『ボタン』付けが早いという意外な一面ネタが振られてましたが、
『ボタン=鈕』で、『金+丑』で、『牛』繋がり。
大本教の神は『艮(丑寅)の金神』で、『牛』『金』繋がりというのが面白い。
『曼殊院』や『松ヶ崎大黒天』の祀られた理由が、『都の東北=艮=鬼門』封じのため?という説があるので、
『けいおん!!』の聖地が『東北』『艮』『牛』『金』にマジでコジツケ可能なのが面白い。
アニメ独自展開の部分が特にこういうコジツケに合ってるのが面白い偶然ですね。
『ぶおんけ』が『東北』の妖怪だと限定されてるのも『佐藤さんが宮城出身だから』というだけではないかもしれませんね。
あと、『修学旅行!』で唯たちが行った『嵐山』は都の『南西=未申=坤』に当るような気がするので、
大本教の『丑寅の金神』の妻、『坤の金神』が暗示されてるんじゃないか?とかコジツケしたくなりますね。
『坤の金神』は兵庫県に隠居してるらしいので、兵庫県が舞台のハルヒが、『けいおん!!』に大本教コジツケで連鎖してるのはこの辺りが原因かとも思いたいところです。
…ああ、トンデモですね。

『けいおん!!』3話『ドラマー!』トンデモコジツケ…『知』が活用できない!?

2010-05-17 00:08:59 | けいおん!!
青木さんと、諏訪の御柱祭に行き、岐阜、富山、新潟の一宮巡りをしてまいりました。そこでの知見が次回の更新にちょっと関係する予定。
今回の更新ネタは2期3話『ドラマー!』の違和感ネタですが、
『ギーター』でコジツケ可能だと思うので、『けいおん!!』関連の『ギーター』コジツケネタを振ってゆく予定のこのブログとしては、
4話『修学旅行!』5話『お留守番!』6話『梅雨!』ネタ後回しで、今更3話ネタです。
上村勝彦の『ヴァガバッド・ギーターの世界』によると、何故、禁欲したほうが良いのか?という理由として、

『欲望』があるので『欲求不満』になる
     ↓
『欲求不満』が『怒り』をもたらす
     ↓
『怒り』は『経験』『知識』を上手く活用することを妨げるので『愚行』が起きる

という『負のスパイラル』が生じることを挙げております。
今回の更新ネタに描いたように、#3『ドラマー!』は、『欲求不満』原因かどうかは別にして、
唯たちが、折角積み重ねた『経験』や、今まで蓄積した『知識』を、上手く問題解決に応用できないという『ギーターの警告する事態』を描いていたと思います。
まあ、欲望原因ではなく、『受験』『卒業』『将来の不安』『別れの苦痛』といった外圧の
『UnderPuressure』で、唯達『放課後ティータイム』中心メンバーたちが本来発揮できる筈の実力を発揮できなくなってるという状況だろうと思います。
ええ、勝手にそうコジツケしております。
私は、『ドラマー!』の『解決』が、『問題の先送り』にしか見えません。
『放課後ティータイム』なら、もっとやれる筈だと思います。
まあ、『音楽やらない軽音部のゆるい日常描写』が売りだとされる深夜アニメに過度に期待するのは人生の浪費なのでしょうが、
折角の『トンデモ』、『異端』感想ですから『Cagayake!GIRLS』歌詞にあるように
『up↑up↑↑up↑↑↑up&up↑↑↑↑』
を地で行って欲しいと思っているので、
唯たちが『実力以上出せてた』『1期』と対照的に『実力以下しか出せない』『2期』の展開は、
歯車が上手く嵌る『クライマックス』の『お膳立て』としての『歯車の食い違い』、
『コントラスト』を鮮明にする演出としての、『上昇』前の『下降』、
『カタルシス』発生の為の、『疾走』の前の『停滞』、
といった『構成』なのだろうと勝手に思うことにしております。
『仏教』や『ヒンズー教』のいう『禁欲』は、単に、『沢山食べるな』とか『異性と付き合うな』といった『欲求の否定』では無いようです。
人間の対立の原因を『欲望追求』に見て、
『禁欲』の行為規範の確立(ルソーの構想した文化政策)、
制度的な『欲望』の逸脱矯正(ホッブズ主義や共和主義)、
といった『理想政体』の構想へと展開するのが自由放任的『個人主義』『自由主義』のライバルとなるような政治思想の理路だとぶっちゃけておきますが、
『ギーター』の主張する『ヒンズーの禁欲』は、
人間の幸福=アートマン(我)が輝くこと=各人の長所が発揮できていること
人間の不幸=アートマンが曇ること=人間関係や物質に執着して折角の知や経験を活かせないでいること
という仮説を前提にして、
『禁欲によってこそ、各人の知や経験は活かせる』
『禁欲によってこそ、個人は実力を発揮できる』
と結論付けた上での『禁欲』のようですから、
『真の自由主義、個人主義は、欲望やしがらみの支配の下では実現しない』
というタイプの『自由主義・個人主義』なのだろうと思われます。
ルソーも同様の思考過程を経たと考えられ、『ギーター』を読んでいた可能性は否定できないと思いますが、結果的に『文化統制政策』に行き着いたのは、
釈迦が涅槃の時に言ったという『自灯明=個人的努力で解脱する立場』に顕な、究極の個人主義をルソーが採れなかったからだと思います。
釈迦みたいな『強い個人』ばかりじゃないですから。
宮台真司さんも、道徳的締め付けを一般人以上に要求される『役人』(?)による一般人統制について語っていますが、素人考えではルソーとヘーゲルのキメラ的政体だと思いました。
明日の更新は6話『梅雨!』のトンデモコジツケ。これまた、宗教道徳的『禁欲』、仏教の『戒律』に関係していて、吉田玲子先生、『宗教』ネタがお好きなのかと思ってしまいました。
『弁財天修儀』『宇賀弁財天』といったトンデモコジツケで『天台密教』の『黒谷流戒家』が『けいおん!!』の聖地・北白川と接点があるというコジツケしてましたが…
『けいおん!!』の今後の展開に絡むのは、『各人の禁欲』だけでなく、今回の更新ネタで問題にした、
『相手を心配して、距離を取ったせいで、却ってギクシャクしてしまう』
という『しがらみ』由来の問題の解決だろうと思います。
まあ、『個人の禁欲』は『しがらみ』と関係しているのですが。

『UnderPressure』…軽音部は無理して笑っている?

2010-05-08 14:22:28 | けいおん!!
私が『けいおん!!』に感じていた違和感は、唯たちが『高3』なのに、1期の1、2年生のときと同じように過ごしてると京アニが強調しているように見えることです。
これ、『涼宮ハルヒの分裂』で、やたらキョンが『今までと変わらない』ことを強調するので、却って、
『ハルヒも古泉もみくるも長門も、今までと違ってるんじゃないか?』
と疑ってしまったのと同じ肌触りがするんですよね。
『卒業』で、キョンとお別れするのが嫌なハルヒが『無限ループ』にキョンを巻き込んでるという可能性はあるわけですね。
『まったり日常ネタ』が長所だという『けいおん!』1期のウリ(?)を、単に右から左に使い回しするなら、1期2期が同じでないと困りますよね。
『けいおん!』『けいおん!!』を観て、Leafの『天使のいない12月』というエロゲーと同じ仕掛けがしてあるような気がして、そのうちネタにする予定ですが、
面白いのは、両作品とも、『キャラの成長』について賛否が出そうだという印象があること。
ガキが主人公の『天使のいない…』やった海野蛍さんが、『主人公がガキ』と批判してましたが、(エロゲーやってる『大人』にガキ呼ばわりされるのも可愛そうだと思いますが)
ガキの話である『けいおん!』も、唯たちが『成長してる』と感じるか『してない』と感じるか、受け手の価値観の差で意見が相違する可能性はあると思います。
『涼宮ハルヒの陰謀』以降、キョンが『長門の変化=内面の成長』と決め付けてるところが谷川さんの叙述トリックで、
じつは、長門の変化は『他人と入れ替わってる』『何かに寄生されてる』だけで、内面の成長はキョンの勝手な思い込みなんじゃないか?とか疑ってしまってます。
同様に、唯達の変化の全てが『成長』ではないんじゃないか?
いくつかは単に『進路選択のプレッシャーで混乱して自分を見失ってるだけ』じゃないか?
とか、心配してます。
大人社会の『成長しろ』命令で彼女たちを苦しませてる訳で、
まあ、仕事で生計立てるには高校辺りで苦しんどくのが先行投資ですから必要悪ですが、
『非実在少女』とはいえ苦しんでる訳で、『成長した!』と手放しで喜べないですね。
2次元を救う訳には行かないので彼女たちが『壊れてしまう』ときは尚更。最終回は大団円だとしても。
1話『高3!』で、さわちゃんが『1年は短い』、と伏線張ってますので、どこかでプレッシャーが噴出してくると思いますが。
それとは直接に繋がらないかもしれませんが、前から『けいおん!!』コジツケに使っている、上村勝彦『ヴァガバッド・ギーターの世界』によると、
『欲求不満』が『怒り』を生じ、怒りが『愚行』を生む、
ということだそうで。
これは仏教もヒンズーも同じなのですが、初期仏教は『禁欲』に向かい、『ヒンズー』は子孫残して出家するまでは、『性欲』『利益』『社会的義務』に集中せよ、という感じで、近世日本の人生訓みたいです。
『ギーター』成立は3世紀と推定され、邪馬台国の頃ですから、1000年くらいの間に十分に影響する時間とチャンスはあったでしょう。
なんだか2話『整頓!』、3話『ドラマー!』の律ちゃんを連想しますね。
『愚行』という点では『さわちゃんやり過ぎ』も。
4話『修学旅行!』の『菓子食いすぎて夕食入らない』とか、
5話『お留守番!』の『ドーナツ全部一口ずつ食べる純ちゃん』とか、
『怒り』という媒介は希薄ですが、『欲望→愚行』図式が踏まえられていて、常識的には、『愚行』の礼賛はしないと思うので、
3話の律ちゃんの『ドラム』へのこだわりとか、
5話の2年生3人の初セッションとか、
『音楽』を通じての『愚行』連鎖からの離脱、『ギーター』の理想『アートマンを輝かせる』という『勧善懲悪』が目指されてるのだろうとは思います。
そういえば、前に『ハルヒ』コジツケや、京アニ社長『八田』さんコジツケで振っておいた、『秦氏』コジツケで登場した『摩陀羅神』ですが、
4話『修学旅行!』で唯たちが見下ろした川の対岸にある太秦寺の牛祭りに登場するので、ここで改めてコジツケしときますと、
山本ひろ子先生の『異神』・『摩陀羅神』の解説によると、
『音楽』は心が澄んでるときは、人を『天』に昇らせ、
心が濁ってるときは、人を『地獄』に下らせる、
とあって、『放課後ティータイム』が、受験ノイローゼとかで自分を見失ってるとしたら、『けいおん!!』も、こういう『音楽』ネタになってゆくのだろうか?とか勝手に思っております。
唯一の拠り所の『音楽』で、『UnderPressure』で心が濁っていて失敗、という挫折はあまり見たくないですが、展開上必要ならば、胃が痛いのも我慢する覚悟です。
山田尚子監督がUKロック好きだというので、Queen&DavidBowieの『UnderPressure』引用。『高3』のプレッシャーの下にキャラたちがいるという今回のコジツケに合うので。
唯たちの笑顔が2期では無理に作った『仮面』になってる、という私の不安に、
『Insanity laughs under pressure=プレッシャーの下で狂気が笑う』という歌詞が当てはまるなあとか思っております。
OPの『GO!GO!MANIAC』の『maniac=狂人』てのも偶然ですが、繋がりますね。
『成長』礼賛の『西洋近代文学だけが文学』の立場でゆくと、前時代的ですが、
ヴィトゲンシュタインが『西部劇の勧善懲悪』を褒めたように、『近代崩壊後=現代』の文化の中では、『寓話』『前近代的物語類型』『神話元型』活用は必ずしも時代遅れではないでしょう。
ハルヒコジツケで引用した柄谷行人『近代日本文学の起源』が岩波から再版して、最終章のジャンルについての論文で、ミハイル・バフチンを引用して、近代が捨象した『中世的な全体性の世界把握方法=カーニバル的世界把握』の再評価が述べられてるのですが、
この『カーニバル的世界把握』って、以前の更新でTypeMoonの武内崇さんのタネ本じゃないかと言及した石川忠司さんの主張する『現代小説の一ジャンル』としての
『多様なキャラたちの雑居状況を描く』
『村の寄り合い状況を描く』
の元ネタなんじゃないでしょうか?
『デュラララ』とか、『東方』とか、確かに、こういう感じですかね。
先日のコミティアでも、『夏目友人帳』『陰陽師』的な『日本ファンタジー』は大流行の印象でしたし。
『残したい江戸仕草』とかと同時代性の『前近代の復興』ですね。
余談。5話『お留守番!』で登場したバッティングセンター(?)ですが、3月の聖地巡礼のとき、島田君が、この近所のバッティングセンターに行ったことがある、と言ってたのを思い出しました。今住んでる所より土地勘がある聖地ってのも良いですね。
こういう偶然は、人生に何度も無いでしょうから、女神の前髪は掴まないと。
余談2。3月の聖地巡礼で、賀茂川河川敷を1期14話『ライブハウス!』聖地の木屋町に向かって南下中に、ふと見ると、ベンチにブレザーの女学生が二人寄り添って座っていて、
さすが賀茂川沿い、女同士のアベックもいるのだなあ、と勝手に思っていたら、昼間から衆人環視の中キスを始めたので、流石にびっくりしました。
よく考えたら片方『女装男子』かもしれません。…『両方』かもしれません。(AVのゲリラ撮影かもしれません)
秋葉原で、白昼堂々、全裸の男が騎馬戦してるのを見たとき以来の驚きですね。(彼らはすぐに着替え抱えて逃げ散ってましたが)
そういうのは画像とっといてアップするほうが良いのですか?
余談3、青木さんに『AngelBeats!』野球ネタ見せていただきましたが、トーナメントで初戦敗退チームの中に『軽音部』らしき名前が。麻枝さんは『けいおん!!』にライバル意識があるのだろうか?とかますます勝手に考えております。

『けいおん!!』#5『お留守番!』トンデモ…『567』=『ミロク』コジツケ

2010-05-05 04:42:55 | けいおん!!
絵は、#3『ドラマー!』の『意外と様になってる律ちゃん』もしくは『浮気してるギー太』。レアですので絵にしてみました。
『ドラム』まだ描けないのに、『楽器やってる律ちゃん』絵を描けたので、アニメ2期3話のオリジナルエピソードは有難かったです。
『けいおん!』1期OP『Cagayake!GIRLS』のTAB譜の前奏『567,567』が、
『大本教』の『救世主=ミロク』の表記『567』とコジツケられるというトンデモは前に振ってましたが、
2期5話『お留守番!』も、純ちゃんが読んでいた漫画単行本が、
『5巻』(リビング?)
『6巻』(学校で発見)
『7巻』(唯の部屋で発見)
ということで、不思議なことに『5、6、7』。
唯の部屋に7巻以降がある、ということなので、別に、8、9、10、でも構わないし、
4、5、6巻でも良さそうなのに、敢えて『5、6、7』なのが、偶然とは面白いですね。
他に気になったのは、
唯のデジカメストラップと、教室に忘れた弁当箱の巾着袋が『ニワトリ』、
キグルミの『ニワトリ』もそうですが、『ニワトリ』が何にコジツケ出来そうかは、ちょっとまだ思いつきません。
『ブレーメンの音楽隊』、『常世の長鳴き鳥=天岩戸神話』、細野不二彦『グーグーガンモ』…?
購買部の『ゴールデンチョコパン』で、4話『修学旅行!』の『金閣寺』の『金』がキーワードだったんじゃないか?とか、
大本教の最高神は『艮の金神』ですね。
バッティングセンターのホームラン景品で『亀』登場、とか。
オリジナルエピソードですけど、ハルヒの『エンドレスエイト』のバッティングセンターネタ(こちらは原作にあるエピソード)を思い出しました。
『リスアニ!』vol.1で『けいおん!!』表紙に対して裏表紙担当で、
本文でも小森さんインタビューと並んで、麻枝さんインタビューでプッシュされてた『AngelBeats!』にも『野球ネタ』はあるそうで、
麻枝さん、やたらに『野球ネタ』振るそうですから、単に同時代性なのかもしれませんが、
これが何らかの運動の表現だとコジツケて行ければ、尚面白いと思っております。
純ちゃんと憂のおかげで、ジャズ研と軽音部の垣根が取り払われて、ほっとしました。
大本教の4大主義に『統一』があるように、出口王仁三郎は、スサノオの『八雲立つ』の歌は『垣根』を取り払う宣言だと解釈していたそうですし、
第三次大本事件の『竹田支部』設立は、『垣根』の新造になるということで、設立したい3代目教主と、出口王仁三郎に忠実な信者でもめたそうですので、
オリジナルエピソードということで、京アニの価値観の表明だと勝手に思ってるんですけど、『垣根を取り払う』という未来を理想としているのだろうと思います。
第三次大本教事件の前にも、『女性』が教主になるという伝統を改革しようという動きがあって、
改革派は『昭和55年5月5日』が『男に縁のある5月5日と関連している』という語呂合わせで、節目になると主張したりしてたそうですが…(朝倉さんの部屋番号とか、ハルヒにやたら出てきた『55』の元ネタもここ?)
5月5日に5話、ということで偶然とは面白いと思いますね。
そういえば、『55』『野球』といえば、
『サマーウォーズ』でも、OZの鍵暗号解いたのは『55人』でしたし、
『時を駆ける少女』では、『野球やりたい』未来人が登場してましたね。
細田守さんも『同時代性』ですか。偶然は面白いですね。
蛇足ですが、第三次大本事件で暗躍した(教団乗っ取りに近い?)『宇佐美龍堂』という方は、警察の工作員だったそうですが、昭和29年に、
第二次大本事件で警察官僚として大本を取締りした杭迫軍二に『亀谷和一郎』のPNで大本批判の記事を書かせていたそうで、
『宇佐美』→『うさ』→『ウサギ』だから、『亀谷』→『カメ』という語呂合わせなら、面白い思考回路の個性だと思いますね。
その後で大本に入信して、幹部になるのですから、風雲児?
やたら『けいおん!!』に登場する『ウサギとカメ』は、第三次大本教事件の中心人物にコジツケ可能なんですよね。

『けいおん!!』#4『修学旅行!』トンデモコジツケ…『TheWho』ネタも

2010-05-01 03:02:22 | けいおん!!
折角、『TheWho』のギタリスト『PeteTownshend』と唯、ドラマー『KeithMoon』と律が対応したのですから、
『TheWho』のベーシスト『JohnEntwistle』と澪を対応させて見ました。
Entwistleの仇名、『TheOx』『Thunderfingers』が
『牛』『雷』で、
秦氏の氏寺『太秦寺』に『牛祭』がある。
賀茂別雷神社(上賀茂神社)は別雷神を祀るが、秦氏の神社『松尾社』の近所の松尾山の別名が『別雷山』(賀茂社の祭りは『葵祭り』で、松尾神社の神紋は『葵』)
ということから、『雷』『牛』は『秦氏』に縁がありますね。
アニメ4話で登場した『北野天満宮』の土地には元々『火雷天神』が祭られていたそうですが、
祭神の『菅原道真』は『丑年』生まれで、死後『落雷』を起こした『雷神』ということで、
『牛』『雷』に縁が。
澪は、ベース繋がりで、4話登場の『北野天満宮』や嵐山(松尾社がある)に縁がある、というコジツケが可能になります。
大本教コジツケで、大本教の聖数『3』『5』『8』を出しておきましたが、
『金閣寺』を建てた『足利義満』は足利幕府『3代』将軍で『3』繋がり。
『北野天満宮』の祭神『菅原道真』は『丑年』生まれ伝承あり→『丑』という字は『五』と言う字と『ゴ』という音で通じており、元々同じ起源という説あり…ということで『5』繋がり。
『嵐山』は『秦氏』に縁がある。→『秦氏』の古代の根拠地が『蜂岡(ハチオカ)』だったように、
また、『秦=ハタ=八田』と転訛するように、『秦』は『八』に通じる。…『8』繋がり。
と、偶然ですが『3』『5』『8』と、きちんと登場してますね。
京都は見所が多いので、どこに行っても『3』『5』『8』くらいコジツケられますが、
それでも『3』『5』『8』が並ぶのは壮観ですね。
秦氏が『絹織物』に縁があったという伝承が有りますが、
『呉織』『綾織』という工人が西宮の津門神社の辺りに古代に上陸したという話で、(津門神社はハルヒ聖地巡礼のときに西宮北口駅から市立図書館まで歩くついでに立ち寄りましたが)『呉織(クレハトリ)』の『ハトリ=機織り(ハタオリ)』だそうで、
忍者の『服部』がこの字で『ハットリ』なのは、もともと『服部=機織りする部民』だったからだそうですが、
『修学院』の東北に『服部山』があり、
『けいおん!!』で澪の声優やってた『日笠陽子』さんが、『後ろの大魔王』で『服部』役やってるのが偶然は面白いですね。
大本教は、戦後に3つに分裂するのですが、
出口王仁三郎は、『大本事件は松竹梅に縁がある』と語っていて戦前の弾圧事件、
1次、『梅田』で王仁三郎は逮捕。
2次、『松江』で王仁三郎逮捕。
王仁三郎死後の3次は『竹田』支部設立問題が原因の一つで、『松竹梅』が偶然符合したと言われているようです。
(『松竹梅』でなく『梅松竹』の順ですしね。バラバラ。)
で、面白いのは、
『竹』関連と言う3次大本事件のときに大本教を乗っ取ろうとしたとされている『出口京太郎』の幼名が『梓』で…
『梓』役の声優さんが『竹達彩奈』さん。『竹』繋がり。
出口王仁三郎の娘に『出口住之江』がいるのですが、竹達さんが『Kiss×Sis』でやってる役が『住之江』役。
なんだか、ハルヒコジツケやってる時に『出口春日(ハルヒ)』が存在してるのを知った時と同様の奇妙な感じです。
まあ、偶然なんていくらでもコジツケ可能で、『唯』の家のあるとされるところは『松ヶ崎』で『松』繋がり、
4話『修学旅行!』で行った『北野天満宮』、『菅原道実』は『梅』に縁があります。
だいたい、大本教では『梅』が神を象徴する花のようですが。
これから『竹』に縁が出てくるのでしょうか?…梓関連で??
梓が『放課後ティータイム』分裂の火種???
…まあ、トンデモですね。
京都がロケ地なのに、かきふらい先生が修学旅行の舞台に『京都』を選んだせいで、2つの京都が存在してるということに。
ただ、『けいおん!!』の舞台、『松ヶ崎』~『北白川』は、
白河上皇が、京都を押さえた藤原氏と対抗するために、鳥羽と並んで郊外を開発した根拠地で、狭義の『京都=洛中』ではなく『洛外』だと思うので、まあ、いいのか、とか。
…修学旅行で唯達が回った『北山』~『北野』~『嵐山』も、元は洛外ですが。
ここでコジツケ連鎖してきたネタに関連して言えば、京都に都が出来る前、京都盆地は秦氏が開墾していたようで、
嵐山周辺は『松尾神社』『太秦寺』等の秦氏の聖地でもあったようです。
京アニの八田社長が『秦氏』を意識しておられるとしたら、唯たちの旅行は、『秦氏の京都への旅行』だったのかもしれません。