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リバイバル塗装となった山陽新幹線・0系電車

2008-10-05 | 鉄道[新幹線]

 

先月下旬にMAKIKYUが北近畿方面へ出向いた際には、大阪まで横浜神奈交バス(神奈中グループ)の夜間高速バス「ハーバーライト大阪号」を利用し、この高速バスに関する記事も取り上げましたが、バスを降りた後はJRで新大阪駅へ向かい、そこから山陽新幹線を利用しています。

この際にはリバイバル塗装に改められ、最後の活躍をしている0系新幹線(定期列車からは11月限りで退役し、その後12月中に臨時列車での運行が予定されています)に遭遇する事ができました。

0系自体が現在残り3本と言う状況ですので、使用列車は非常に限られており、新大阪から西へ向かう列車では、朝の博多行き2本に限られる状況(新大阪着は朝と深夜に1本ずつ)、それと岡山以西で若干と言う有様ですので、乗車・撮影泣かせの存在と言え、新大阪駅を発着する0系の姿を見るのも関西在住であればまだそれ程でも…といった所ですが、首都圏からともなれば前日に大阪入りして泊り込むか、朝早く大阪に到着する夜間高速バスを利用しなければ厳しいのが現状です。
(後はムーンライトながら号→名古屋で新幹線乗り換えや、サンライズ瀬戸・出雲号で岡山へ行くと言った方法もありますが…)

ただそれだけの苦労をしても、リバイバル塗装に改められた美しい装いの0系に出会えれば、わざわざ遠路はるばる足を伸ばした甲斐が…と感じたもので、先日は北近畿方面へ出向くと言う制約もあって、新大阪~博多の全区間乗車(乗車時間はのぞみ号の東京~博多に匹敵する程です)は到底叶わないものの、せっかくの機会と言う事で短い時間ながらも、姫路まで0系を用いた列車の一つ・こだま639号に乗車してきました。

リバイバル塗装となって最後の活躍をしている0系は、内装や座席などは原型とは大きく異なるものに改められているものの、車内チャイムもJR西日本の新幹線車両で現在一般的に用いられている「いい日旅立ち・西へ」ではなく、以前使用していたタイプが用いられているなど、「見るだけでなく、乗って楽しめる存在」となっている事にも好感を感じたものです。

とはいえまだ11月末の定期運転最終日まで時間がある事や、新大阪発車時点では少し前に出発する「ひかりレールスター」を利用(通過駅へは途中でこだま号に乗り継ぎ)すれば、西明石以外の各駅への利便性が良い(その上こだま639号のすぐ後にもひかり号が続いており、この列車に西明石で抜かれます)など、決して使い勝手の良い列車ではない(足の遅さも起因してひかり・のぞみ号退避時間が長めに取られている駅が多数ありますので、停車駅での撮影には非常に好都合です)事もあってか、ホームで停車中の0系をカメラに収める姿は多数見受けられたものの、乗客の姿がまばらだったのは気になったものです。

また0系自体はリバイバル塗装編成が出始めた4月にも乗車し、この際に乗車したJR西日本オリジナルカラー(一部では某大手都市銀行の様な塗装と言われていますが…)の0系は既に姿が見られなくなっていますので、4月にこの編成に乗車できた事も今思えば非常に幸運だったと感じていますが、こちらに関して以前取り上げた記事もありますので、宜しかったらこちらも合わせてご覧頂けると幸いです。



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