今日MAKIKYUは所用で横浜市内某所へ出向いており、その後気まぐれで東急線に乗車、その際には二子玉川駅から田園都市線にも乗車したものでした。
その際には丁度やって来た列車で運行開始から日が浅い最新型車両・2020系が出没、まさかいきなり新車出没とは思っていなかっただけに、思わぬ大収穫と感じたものでした。
ちなみに東急では今年田園都市線向け2020系・大井町線向け6020系という塗装と両数以外はほぼ同等の新型車両を導入しており、6020系の方は既に先月末に乗車済。
「MAKIKYUのページ」でも既に6020系に関して取り上げた記事を公開(関連記事をご覧になりたい方はこちらをクリックして下さい)しており、2020系もどの様な車両なのか凡その推測は付く状況でしたが、6020系と同様に今までの東急線車両に比べて走行時の静粛性が高く、東急の車両らしからぬドアチャイムまで6020系と同様でした。
ほぼ座席が埋まる状況での途中駅間乗車という事もあり、車内の様子などは撮影していませんが、座席や化粧板などは6020系と同等、4か国語対応のLCDモニター案内も6020系並に充実しています。
車内での差異は6020系よりも設置数が多いLCDモニター程度と感じ、先代5000系列では導入型式毎に座席モケットや化粧板を変えて個性を打ち出していたのに比べると、2020/6020系は対照的な状況という気もします。
ただメーカー標準仕様を踏襲した面も多い中でも、少々高級感のある内装は好感の持てるものと感じ、2020/6020系製造メーカーの現親会社一般車両も、2020系/6020系並の内装を誇る一般車両を導入する事は出来ないのだろうか…とも感じたものです。
またMAKIKYUが今日乗車した2020系充当列車は各駅停車、途中駅で急行の待ち合わせという事もあり、待ち合わせの駅で先行する急行に乗換、先回りした後に後から入線する2020系を撮影する事もできました。
6020系同様に先頭部には「Debut Series 2020」と記されたステッカーも掲出、新車ならではの雰囲気が存分に感じられる状況で、まだ東武スカイツリーライン乗入が解禁されていない事もあってか、前面ガラスにはマルケーマーク(マルケーではなくサークルKと呼ぶ方も多い様ですが…)の貼付もありました。
今後増備が進行、また東武線乗入も解禁されれば、Debutステッカーやマルケーマークのない姿も当たり前の様に見られる事になると思われ、首都圏通勤線区各線の中では古参車比率の高い田園都市線において、車両面での質的向上と運行コスト・電力消費量低減に大きく貢献する事になる事はほぼ確実かと思います。
走行音が特徴的な古参車は一部のファンからは絶大な人気を誇っており、2020系導入による代替は賛否両論が真っ二つに分かれる話かと思いますが、2020系撮影の後にしばらく滞在した駅では、その後数本の列車を撮影した中に古参車も参上、その中でも狙ってもなかなか遭遇しない少々派手な装いの車両にも遭遇したものでした。
この他にも近年田園都市線の運行機会が減少、代わって東武東上線の主力型式になっている車両にも遭遇し、短い滞在時間の割には随分な収穫が…と感じたものでしたが、2020系に対する感想等ありましたら、コメントもどうぞ。
特に外観の美しさが気に入っています。物足りない位のすっきりさ。
座席の座り心地も、姿勢を正して座った時にホールド感が来るような感しでいいです。
ただ走行音、管理人様も他のブログの方も「静か」と仰っていますがそうですか?
ちょっと不快なキンキン音が走行中に絶えず響いて……。
最近の東急の新車(5000系/6000系/7000系群)と比べても大きいですし、他社の三菱フルSiC車と比べても大きいような-……。
ちなみに東急5000系/6000系群は検査時にモーターの入れ替えをする事があるようで、必ずしも最新に近い車両が静かというわけではないようです。
全体的には良い車両だと思いますので、まずは終日運用を早く…といったところです。
失礼致しました。
車両の走行音に関しては感じ方に個人差があり、また乗車車両や日時などによっても変動があると思いますので、一概には言えないと思います。
ただどちらかというと静粛性の面では余り芳しくない車両が多いと感じ、主力の5000系列も割合新しい車両の割に走行音が大きいと感じる東急にしては、個人的には上等な車両と感じたものです。
とはいえ静粛性の高い車両が多いと感じる近隣の東京メトロや小田急などに比べるとまだまだという感もありますが、デザインや内装などは最近の通勤車両では上質な部類に入ると思います。
問題の走行音も「爆音」と言われる事もしばしば、今後代替淘汰の対象になる8500系とは比べ物にならない位改善されていますので、こちらも早期の終日運用と東武線乗入開始は是非…と思っています。