今日MAKIKYUは韓国を離れ、今度は中国へ…
以前にもMAKIKYUは中国に一度行った事があり、その際は韓国からフェリーで行ったのですが今回もまた同じ経路、その航路が今日紹介する大仁[DA-IN]フェリーです。
「大仁」とは中国・遼寧Liaoning省の大連Dalian市と、韓国・仁川Incheon広域市の地名から一文字ずつ取った言葉で、このフェリーはその名の通り両市間を運行しています。
運行本数は週3日、つまり一艘の船が夕方出港して目的地に翌日午前中に到着、また夕方出港というダイヤが組まれて一日のみお休み、というダイヤが組まれており、運賃は等級によって異なりますが、2等の場合は片道115000W(昨年の場合で、現在は原油高による付加金が別途追加)となっています。
大連を発着する唯一の定期国際旅客航路ですので、もっと利用されても…と思いますが、乗客の大半は韓国と中国の方々で、日本人の姿を見かけることはあまりない気がします。
(MAKIKYUが話した事のある人で大仁フェリー乗船経験者は1名のみ、存在すら知らない方も多い様です)
韓国~中国間の航路はこの大仁フェリー以外にも多数あり、韓国側はソウルから近い(地下鉄直通のKORAIL電鉄線で約1時間)の仁川港が大半を占めます(中には平澤Pyeogtaekなどを発着する航路もあります)が、仁川港は国際航路のターミナルが2箇所あり、どちらも東仁川駅からバス利用(幾つかの他駅からも可能です)となりますが、大仁フェリーは第1旅客?ー?ナル(沿岸埠頭)となりますので注意が必要です。
中国側は大連以外に遼寧省の丹東Dandongや山東Shantong半島の煙台Yantai、威海Weihai、青島Qindaoなど黄海Hwanhae/Huanhaiを挟んで比較的近い場所を発着する航路が多く、これらは概ね週に3便程度運行されていますが、この他にも天津Tianjinや秦皇島Qinhuandaoなど数多くの都市へのフェリーが運航されていますが、日本~韓国間の様な高速船は運航されておらず、船中で最低1泊を越さなければならないのは難点です。
ただ韓国~中国間の航路(フェリー)は韓国からに限らず、日本からでも中国を訪れるには有効な手段である事は確かで、韓国と中国を一挙に楽しみたい方や、飛行機での旅行は…という方には特にオススメです。
また他のフェリー会社は分りませんが、大仁フェリーのソウル本社(HPに電話番号記載あり)には日本語を話せる社員の方も居り(時々不在の事がありますので、その際は再度日を改めれば何とかなると思います)、韓国語・中国語・英語のいずれも話せないという方でも比較的容易に予約可能(外国人の場合は、運賃も当日ターミナル払いで平気です)ですので、中国まで行きたい(中国へ飛ぶ訳ではなく)という方は是非利用されてみては如何でしょうか?
ちなみに大仁フェリーのHP(公式)はこちらです↓
http://www.dainferry.co.kr/
(この記事を見て興味が…という方は是非アクセス!)
画像は大連港に停泊中の大仁フェリー・パナマ船籍ですが、かつては日本で使われていた船の様です。
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初投稿からで申し訳ありませんが、当ブログと相互リンクしていただけませんでしょうか。ご検討いただければ幸いです。こちらからは既にリンクを張っておきましたのでよろしければご確認下さい。
ようやく日本語の使えるPCに…東横インなので当然かも知れませんが、現在いるのは韓国の更に先、中国遼寧省の瀋陽です。
>red star様
韓国~中国の船はこの大仁以外にも沢山有り、意外にも釜山より仁川の方が港のターミナルも賑わっており、大連行き以外にも多数の航路が発着しています。
また日本語表記の件ですが、船内から外に出る扉の所に「ゆびづめ注意」の表記があったのを確認しています。(中には上から英語のテープを貼られていた所もありました)
>日吉22系統様
はじめまして、管理人MAKIKYUと申します。こちらこそ宜しくお願い致します。
このページは一応リンクに関しては許可制としていますが、そちらのページとの相互リンクOKです。(事後承認:個人サイトからのリンクに関しては殆ど問題ないのですが、諸事情により一応許可制としています)
ただこちらは現在旅行中で中国におり、今月中は帰国しない見込みなので。約1ヶ月程度は更新が不定期で、またローマ字での仮更新(日本語が入力できないため)も有りますので、その点は予めご了承下さい。