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古都・慶州を走る市内バス(2)~座席バス編

2012-08-17 | バス[大韓民国]

先日「MAKIKYUのページ」では、古都・慶州を走る市内バスの立席バスに関して取り上げましたが、今日はその続編として座席バスに関して取り上げたいと思います。

座席バスは立席バスよりも高級な車両が用いられ、座席数が多く確保されているのが特徴ですが、車両自体は立席バスと同種の前中扉大型路線車が用いられている事も多いです。

おまけに慶州では、同一系統の市内バスで立席バスと混在しているケースも多く存在していますので、この様な車両を外見で遠くから見分けるには、バスの装いか「座席」とハングルで書かれた標記を頼りにするしかないのが現状です。


座席バスの装いも、立席バスの彩りが豊かな慶州だけあって、MAKIKYUが目撃しただけでも2種類を確認していますが、オレンジ系の装いは立席バスと趣が異なりますので、比較的容易に判別可能です。


他に緑系統の装いを纏った座席バスも走っており、こちらもよく見ると立席バスとは異なる装いで、写真の様なトップドア車であればまだ良いのですが、このタイプの中扉付きとなると、立席バスと紛らわしく感じたものです。


また慶州では、座席バスでも一般路線車ベースの車両が主体を占めており、韓国名物とも言える観光・高速バスタイプの中扉付き車両は見かけていませんが、路線によっては市外バスと身間違えてしまいそうな車両を充当しているケースも存在します。


おまけによく見ると細部に様々な違いが見受けられるとは言え、同じ装いの同種車両が市外バス(写真は慶州~高速道路経由~蔚山(Ulsan)行き)でも走っている姿を目撃していますので、ハングルが読めない外国人観光客などには、少々厄介な存在と感じたものです。

慶州は都市規模がさほど大きくない割には、市内バスのバリエーションが豊富な印象を受けたもので、2月の訪問では時間が限られ、中心部の観光名所を少し廻った程度でしたが、再び訪れる機会があれば、有名な観光地訪問などとあわせ、市内バスも存分に堪能したいと感じたものでした。 



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