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韓国鉄道5000系

2006-10-06 | 鉄道[大韓民国・広域電鉄/地下鉄等]
今日も引き続き、韓国の話題を取り上げさせて頂きます。

韓国鉄道(KORAIL)では、高速列車KTXやセマウルSaemaul号といった長距離を中心とした列車を各方面へ走らせていますが、この他にソウル近郊では首都圏電鉄Sudokwan-Cheoncheolと呼ばれる通勤電車を走らせています。

この首都圏電鉄は大半の路線が地下鉄Jihacheolに直通する事から、一般に「地下鉄」と呼ばれ、運営事業者に関らず通し運賃で交通カードなども共通利用できるのが特徴です。
(その代わりKORAILの鉄道線とは全くの別扱いで、運賃体系や改札は当然として、韓国鉄道乗り放題のKOREA RAILPASSも首都圏電鉄では使えないので注意が必要です)

首都圏電鉄は幾つもの路線がありますが、その中で最も歴史があり、車両の数や種類も多いのが地下鉄(ソウルメトロ)1号線と、それに直通する京元Gyeongweon電鉄・京仁Gyeongin電鉄・京釜Gyeongbu電鉄といった路線で、ソウルメトロが直流電化に対し、KORAILは交流電化を採用している為、交直両用車を使用しているのも特徴です。

ここではKORAILの車両を中心に、直通運転を行っているソウルメトロの車両も乗り入れ、双方とも複数の車両が使用されているので、見ていて飽きる事がありません。
この1号線系統の路線を運行するKORAILの主力車両が、VVVFインバーター制御を採用したステンレス製車体の5000系で、90年代中頃から現在に至るまで増備が続いています。

この5000系は写真の角ばったデザインの車両の他に、最近では丸みを帯びたデザインの車両も登場しており、また韓国鉄道民営化後は新塗装車も登場するなど、バラエティは非常に豊富です。

またこの写真の車両は旧塗装(KORAIL民営化前の塗装)で、以前MAKIKYUがソウルへ行った際に撮影したものですが、この形式は現在は全て新塗装に塗り替えられており、この塗装の姿を見る事は出来ません。

1号線には他の形式も走っており、今後も色々取り上げていく予定ですので、韓国通勤電車に興味のある方はご期待下さい。


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