まこちの風来坊日記

湘南ベルマーレ応援記を中心に、時には旅の記録や菜園記録など
明るく元気な風来坊の生活スタイルを綴っていきたい。

マチュピチュ&イグアス、11日間の旅【その6】

2013年06月30日 | お出かけ

【6月3日】

移動と休息の一日が過ぎ、6月2日深夜23時25分ペルー:リマ発の飛行機に乗り

(南半球での日の出は、やっぱり東側からでした^^)

アルゼンチン:ブエノスアイレスへ向い、乗り換えてイグアス国際空港へ着いたのが3日の朝9時ごろ。

大きなスーツケースはリマに置いて来て、

「イグアスの滝」観光は、リュックサックで一泊二日の旅でした。

 

「イグアスの滝」は世界三大瀑布の一つであり、

ナイアガラの滝・ヴィクトリアの滝と並んで世界遺産に登録されている。

アルゼンチンとブラジルとの二国間にまたがり両方の国立公園に指定されている。

空港からバスで15分位走った所にその入口があった。

ここビジターセンターがトロッコ列車の始発駅となるらしいが、

我々は今日の宿泊地、「シェラトン・イグアス」に向かい早目のチェックイン。

部屋に入ると、滝と滝壷から上がる水煙が目の前に飛び込んできた。

しばらく寛いでからホテル近くのレストランで昼食後、

トロッコ列車中間駅から乗車したのが14時頃だった。

亜熱帯の密林の中をゆっくりと進み20分位で終着駅に到着。

ここから、川に造られた遊歩道を歩く。

 二日前に降った雨の影響で水かさが増し、この時期では珍しい程の水量だとか。

赤茶色に変化したこの流れは雨季に相当するとか。(7月頃から雨季に入るらしい。)

「もうちょっと降っていればこの道は歩く事が出来ません。

今日は通常の二倍以上の水量があるので、この先、豪快な滝が待っていることでしょう。

あなた方はとてもラッキーです。」

とは、日系ブラジル人の現地ガイドさん。

もうすぐ遊歩道の終着点。歩き始めて20分位で到着です。

綺麗な虹が幾つも幾つも出来ては消え、消えては出来るのを繰り返しています。

終着点です、左側が落差80mあると言う有名な「悪魔の喉笛」。

この時間(15時頃)だと、観光客もそれほど多くないのでゆっくりと眺める事ができました。

静止画だと普通の滝に見えますが、目の前に迫って来る流れは迫力満点でした。

流れ落ちるモノ凄い水量、

落ちる際の「ゴーー」って鳴り響く滝音、

滝壷から舞い上がる水煙の量とその高さに驚嘆。

過去にナイアガラに行った事がありますが、こちらの方が俄然、大きくて豪快だと思いました。

 

「悪魔の喉笛」を満喫した後は、トロッコ乗り場に戻り、来た道を戻ります。

ホテルに帰る途中にもう一つの遊歩道があるとの事で見学することに。

どこ行っても滝ばかり、です。どこでも虹が見れます。

左手ずっと奥に先ほど行った「悪魔の喉笛」があります。

遅れましたが、こちらはアルゼンチン側で滝の80%を占め、

国境を超えるとブラジル側で、20%だそうです。

 

良く歩きました、14時~17時まで3時間。

往復のトロッコを除くと2時間20分、大自然を満喫です。バンザ~イ

 

今日の散歩で出会った蝶や鳥や動物達です。

名前は忘れちゃいましたが思い出として掲載しときます。

我々の普段の生活では接する事のできない珍しいものばかりでした。

亜熱帯の大自然に感謝×2、でした。

 

次は、ブラジル側からのイグアスと最終版です。

 

(その7、に続きます。)

 

 


マチュピチュ&イグアス、11日間の旅【その5】

2013年06月29日 | お出かけ

【5月31日・6月1日】

今回の旅の楽しみの一つであった「サンクチュアリーロッジ」での宿泊。

マチュピチュ遺跡入口に佇む世界にたった一つのホテル、客室は31室のみ。

ここに泊まれるツアーは数少なく、殆どはマチュピチュ村やその近郊ホテルの場合が多い。

ここに泊まるのが本ツアーのこだわりの一つでもあるのです。

まずは、エントランスとホテル外観です。

(翌朝6時頃、朝食前に撮影)

入口に描かれたホテル名。ここから入ると、

ロビーが手前にフロントが右手奥に。

帽子後方の入口から入るとバイキング形式のレストランが。到着した日の昼食はここでした。

左手、長椅子の後ろから入ると、落着いて食事のできるレストランが。

ここで、夕食と翌日の朝食・昼食をとりました。

メニューも豊富でとても美味しかったです。

 

我々の部屋は26号室。内部の様子です。

広さはさほどありませんが、清潔感にあふれサニタリーグッツも完備されてました。

バスタブが無くシャワーのみですが、全く不自由は感じません。

室内に置かれているスナック類や飲み物は全てサービスで飲食い自由。

冷蔵庫上の引き出しを開けると沢山のスナック類が。ラッキー

お菓子とインカコーラを持ち出してバルコニーでくつろぎます。

ここからの景観は良くありませんが、左右を気にしないでのんびりできました。

残ったスナック類はリックに詰めて明日のハイキング用に、それでも残った物はお土産に

 

夕方になると、観光客は全て下山してるのでここにいる人は宿泊者のみ。

一晩だけだがマチュピチュを一人占めしているかのような気持ちになってしまいました。

夜はシーンと静まり返り、時たま、鳥の鳴き声が聞こえる程度。

寝ツキはまだ悪く・・・、寝たか?と思った頃に雨の音で4時頃には目が覚めてしまった。

(そうか?今日は雨か?)

うとうとしながら気付くと6時だったので、外に出て見る事に。

 

すると、雨が上がり、朝一番のバスが到着していて大勢の人達が並んでいた。

多分、この行列はワイナピチュ山に登る人達で門が開くのを待っているのだろう。

朝方、雨が降ったので山には雲がかかっていて開門が遅れているのかも知れない。

 

6月1日、朝食を早々に済ませ、我々は「インカ橋」までハイキングに。

うちらのツアーは全部で7人。今日の「インカ橋」ハイキング参加者は4人だけ。

雨がいつ降ってくるか?解からない事と、早朝の雨で道が悪いと判断され、

ホテルで休憩される方が3人でした。

 

朝9時、現地ガイドの松尾さんと最後尾に現地人のヘルパーさんが付き添って出発。

今日も50$払って遺跡に入り、昨日の見張り小屋までは同じルート。

だが、坂道は雨で滑りそうなチョッピリ危ない小道となっていました。

上着だけ雨具を着けてましたが、暑くなり蒸れてきたのですぐに脱いで腰に巻きました。

小屋まで登ってくると、ワイナピチュ山に雲がかかって幻想的な風景が目の前に飛び込んできた。

雲の流れが早く、遺跡が姿を現したかと思ったらすぐに隠れ、またすぐに現れる。

しばらくここで立ち止まり、雲の動きと景観の変化を楽しみました。

 

ここから、昨日の遺跡見学コースから離れてもう少し登っていくと、

「インカ橋ハイキング」のチェックインと言うか、入山記録と言うか、

名前や年齢、国籍、入山時刻などを自筆します。帰りには下山時刻を記録。

料金は無料です。

 

ここからは平坦な道が続きます、が、道は狭いです。

幅約1m位の岩を削り取ってつくられた小径。

下は断崖絶壁なので高所恐怖症のまこちは出来るだけ山側を歩く。

こんな岩と岩の間を抜けると「インカ橋」が見えてくる筈でしたが、

雲がかかって何も見えません。

「雲の流れが早いですから、もう少し待ってみましょう。」とガイドさん。

すると、5分もしない内に徐々に見え始めました。

 先に歩いていた外人さんは見るのを諦めて帰ってくるのが薄っすらと写っています。

「もうすぐ全体が見られるので近くで見たい方は行き止まりの所まで進んで下さい。」

と言われたので、好奇心旺盛のまこちは進んでいきました。

が、幅1mもなくこの絶壁です。怖くて怖くてロープにしっかり掴まって、進みました。

顔は余裕ですが、足がガタガタ・・・、です。

左手でロープをガッチリ握りしめているのが、良く分かります、ハイ。

ここから数メートル進み、目的地終点「ここから先、通行禁止」に到着。

小道を切り落とし(って言うか石積みしないで)、木製の板が架けられているのが「インカ橋」。

インカ帝国時代、インカ道と呼ばれる道路網が沢山張り巡らされていたと言う。

ここもその一つで、橋は軍事用に敵の襲撃から守るために作られたと言う事。

 

ここまでやって来た記念に集合写真を一枚。

「晴れ男・晴れ女」達の満足気な一枚をご覧あれ。

 断崖絶壁の岩下によくぞ造られたり「インカの橋」。

 

所要時間は、ロッジ出発から到着まで、ゆっくりと歩いて1時間30分でした。

ロッジに戻り、チェックアウト11時に間に合うように荷物をまとめ、

しばし休憩後、ここで昼食をとり、

24時間滞在したマチュピチュ遺跡とサンクチュアリーロッジ・インカ橋に乾杯して、

素晴らしかった世界遺産をあとにしました。

 

振りかえると、出来る事なら、もう一度行ってみたい所の一つです。

あの、見晴らし小屋から全景を眺めているだけでいいです。

あの感動をもう一度味わってみたいマチュピチュでした。

 

次は、「イグアスの滝」。

(その6、に続きます)

 

 

 

 


マチュピチュ&イグアス、11日間の旅【その4】

2013年06月28日 | お出かけ

【5月31日】

サンクチュアリーロッジでの昼食後、14時頃からマチュピチュ遺跡に入りました。

 

中央で帽子をかぶりこちらを向いて説明されているのが、現地ガイドの松尾さん。

この地に魅せられてクスコに住みつき10年になると言うベテランガイド。

これからの3時間、彼女の説明に耳を澄まし聞いていましたが、とても解かり易くユーモアも交え、

時には彼女なりの謎解きも併せて解説してくれ、額に汗しながらも手抜きなく熱い想いで語ってくれた。

最後には、彼女と素晴らしき遺跡に感動して、拍手を送っていた自分でした。

 

この時間だと、入っていく人は少なく、帰っていく人が多かったようです。

50$の入場券を渡して振り向くとお帰りの人が沢山いました。

右側で並んでいるのは、記念スタンプを押すのを待っている人達です。

入場後、この細道を歩き、ここから左に曲がった所から見張り小屋までゆっくり15分位、

坂道を登っていきます。この坂がきつかった。休み休み登りました。

すると、遺跡が一望できる見張り小屋に到着です。

ご覧ください、この絶景です

「やった~夢にまで見た光景、ウォ~ワンダフル~」 

逸る心を静めて、少し足を進めてみると、

角度が少し違うだけで全体像が変化してきます。

ワイナピチュ山を背景に住居跡や段々畑の遺跡群が見事に調和して、素晴らしき眺めです。

「もうここにいるだけでいいよ~」と、座り込んで目に焼き付けてきました。

この小屋の左側から登ってきて、右側の広場に遺跡が一望できる場所があります。

こんなアンデスの山奥にしかも2,400mの高地に何の為につくったのだろうか?

車輪もない滑車もない時代にどうやって大きな石を積み上げたのだろうか?

謎の多い天空都市は魅力が一杯でした。

休んでいると、松尾さんが

「ゆっくりしていると日が暮れてしまいますよ。」

「ここからは下りながらの遺跡めぐりですので大丈夫ですよ。」

と言ってくれたので歩き始めました。

市街地入口(右下の門)から上に見張り小屋を望む。

背丈よりはるかに高い石壁はカミソリの刃一枚も通さないほどの精巧さ。

石の水路から絶えることなく水が流れていました。

皇帝が利用したといわれる部屋は遺跡内で最も重厚な造りとなっている。

台形の飾り窓がいくつも作られていて、唯一の室内トイレも確認することができた。

ワイナピチュ山へ登頂する為のゲート。

現在は入場制限がされていて早朝6時から200人、7時から200人の合計400人で、

予約制となっているらしい。ちなみにプラス20$が必要とか。

ここから約一時間位で登頂できるらしいが、途中に幾つかの難所があるので、

安全の為、通常のツアー客には薦めていないようだ。

 

遺跡内で出会ったリャマの親子です。

沢山のリャマがのんびりと旅行客に馴染んで生活しているようです。

 

見学の最後、入口に戻るところで、「ハチドリ」を発見

松尾さんが見つけ教えてくれたのですが、自分はなかなかわからなかった。

葉っぱと同じ色で同じ位の大きさだったので「どこどこどこ?」って騒いだら

皆から「逃げてしまうから静かに!」って怒られてしまいました

でも、漸く発見してパチリ。⇓⇓

せいぜい5~7センチと小さく、一秒間に50~80回の羽ばたきをするらしい。

この地方でしか見られない珍しい小鳥が見れてラッキーでした。

 

約3時間の散策が終わり今日のお宿「サンクチュアリーロッジ」にチェックインしました。

 

(その5、に続きます)

 

 

 


マチュピチュ&イグアス、11日間の旅【その3】

2013年06月27日 | お出かけ

【5月31日】

さて、今日はいよいよマチュピチュに向かいます。

快晴でとても気持ち良いです。  睡眠不足ではありますが。。。

ウルバンバの宿からバスに30分位乗り、ペルー鉄道の発着駅「オリャンタイタンボ」駅に着きました。

ここから展望列車「ビスタドーム」に乗り込みます。

乗車券は名前入りですが、回収されるとの事で写真に収めておきました。

2013年5月31日、10:02改札、10:32発、MACHU PICCHU行き、VISTADOME。

ホーム寄りの481に乗り込み定刻通り発車です。

客車は2両編成で最新型の窓が広く綺麗な車両に乗れたのはラッキー。

マチュピチュ行きの外国人で満員。軽食や飲み物がサービスされました。

ウルバンバ川沿いの渓谷をゆっくりと1時間40分掛けて走ります。

この川は、アマゾン川の源流の一つなんですって。

 

次の日の復路では、乗組員達によるアルパカ製品のファッションショーを見させて貰いました。

よく見ると、往路との車両の違いがわかるでしょ。

 

そうこうしている内に、マチュピチュ駅に到着です。

駅舎風景です。

ここから少し下った所にバス乗り場があり、もう少し足を進めると街の様子が窺えました。

 

ここからシャトルバスに乗り、あの有名ないろは坂?じゃなくて、

ハイラム・ビンガム・ロードをつづら折りに約400mほど登っていきます。

小振りのバスなので身体の大きな外人さんにはチョット辛そうでした。

PERURAILのキャップを被っているのは、自分で~す。

さっきの列車で買っちゃいました。お土産の一つで~す。

 

未舗装の狭い道なので、すれ違う時などはスリル満点。

ベテランドライバーの巧みなハンドル捌きに拍手が起きたりしました。

30分で遺跡の入り口=サンクチュアリーロッジ前に到着です。

(この画像は、翌朝6時過ぎに到着したバスを写したものです。)

13時過ぎに到着し、このロッジで昼食をとりました。

バイキング形式でしたが大勢の人達でレストラン内はごった返し状態。

美味しいビールも二人で一本に抑え遺跡見学に備えました。

次は、いよいよマチュピチュ遺跡見学です。

 

(その4、に続きます)

 

 

 


マチュピチュ&イグアス、11日間の旅【その2】

2013年06月25日 | お出かけ

【5月30日】

 今朝の集合は、ゆっくりの10時。

リマ空港から国内線に1.5時間位乗って、

海抜3,400mの高地都市:クスコに着いたのが13時頃。

クスコ空港正面の写真です。

富士山9合目とほぼ同じ位の高さなので、高山病を懸念していたのですが、

多少の息切れを感じるも、すぐに慣れたので大丈夫でした。

 

バスに乗って、アルマス広場付近に到着すると

お祭り(信仰的な)が行われていて多くの人達でごった返し状態に。

昼食場所がこの広場に面しているレストランなので、

ツアー仲間皆で人々を掻き分けてやっとの事で中に入る事ができました。

昼食をとりながら、伝統的なお祭りを見られたのはラッキーでした。

 

このレストランで試みたコカ茶(左側)とチチャ酒(右側)です。

 共にペルーでの代表的な飲み物で、

チチャはコーンから作ったアンデス伝統の酒。

カクテルの様で飲みやすいが、アルコール度が高い為一杯だけに留めておきました。

コカ茶はコカの葉をそのままお湯で通したもので、まずまずの味でした。

もちろん、この葉はコカインの原料となるので日本への持込みは禁止です。

 

昼食後は、またまた人混みを掻き分けて広場を抜け、

歴史を感じる石壁の小道をゆっくりと歩いて、

インカ時代の信仰の中心だった「太陽の神殿」(コリカンチャ)を見学。

 入口付近には、民族衣装を着けた親子がリャマと一緒に休んでいました。

 

見学後は、バスに乗り今晩の宿があるウルバンバに向かいました。

アンデス山脈の麓に広がる田園風景を見ながら街に入ると土塀で出来た家々が建ち並び、

未舗装の狭い道を抜けていくと、そこに世界が急変したかのような素敵なホテルが一軒建っていました。

「アグストゥス」と言うホテルです。

中央ロビーから左右に広がる客室。

客室側より見たレストラン、ロビーはこの左側。

客室側よりロビー方面を望む。

 

広々とした敷地内に綺麗な草花が沢山植え込んであり、とてもゴージャス。

標高2,800mでは、この時期、夜は冷え込むのでストーブを入れて暖をとります。

この夜、外に出てみると満天の星。手を伸ばせば掴めるかの様でした。

(チョット大袈裟ですが、ホント綺麗な星空でした。)

「あれが南十字星ですよ。」

殆ど頭上に位置し、肉眼でハッキリ見る事ができたのは感動でした。

 

(この夜も時差ボケで2~3時間の睡眠でした。)

 

翌朝、出発前に煙草を飲んでいたらこのオジサンが近ずいてきて、

「スネイク、スネイク」と言って指さしたので、見てみると、小さな蛇がいました。

「アンデススネイク?」と聞いたら、「そうだ、そうだ」と言って笑っていました。

でも、良く見ると、動かないし何か変だったので、メガネをかけてよ~く見てみると、

それは「黒に白柄入りの靴紐」だったのです。

一杯喰わされたアンデス芸人とのツーショット、でした。

 

さて、次はいよいよ、天空都市マチュピチュに向かいます。

(その3、に続きます。)

 

 


マチュピチュ&イグアス、11日間の旅【その1】

2013年06月24日 | お出かけ

5月28日から6月7日まで、7泊11日間の旅をしてきました。

昨年行く予定でしたが諸条件が整わず、今回2年越しの想いを叶える事ができました。

南半球を訪れるのは初めてのことであり、太陽が西から上がり東に沈むのを確かめる

絶好の機会になりました。 (そんな訳無いって  )

 

遅くなりましたが、何回かに分けて、旅の記録を整理しておきます。

行程は、次のパンフレットに従うものでした。

 

とにかく飛行機での移動が長くて、搭乗回数も多かったので

地球の裏側に行くのは大変だな~、と言う感想が一番ですが、

その分、絶景の遺跡や大自然を目の当たりにした時の感動はひとしおの旅でした。

飛行機搭乗回数:9回、フライト時間:述べ52時間。⇐⇐やっぱ大変だった~

 

【5月28日】

成田17:10発ANA06便でロサンゼルスへ

ゆったりとくつろげる客室で美味しい料理を味わいながらのフライトでしたので

10時間の移動も快適そのものでした。

座席は180度フラットにできるし、寝返りも打てるので睡眠も十分にとることができました。

 

ロス到着後、ラン航空に乗り換えて⇐⇐駆け足でのトランジットでした。

南米ペルーの首都、リマまで9時間のフライト。

ここも座席がフラットにリクライニング可能だったので、ラクチンでしたが、

CA(客室乗務員)が南米人ばかりだったので、日本語は通用せず、

食事などのサービス時に多少戸惑いましたが、

片言の英語とジェスチャーで何とか希望するものを頂く事ができました。

でも、全日空の方がCAの応対や食事など全ての面で段違いに良かったですね。

 

リマに到着したのは、深夜の12時過ぎ。

空港近くのホテルへ入り、明日の観光に備えました。

 

【5月29日】

今日は、一日フルに使って、世界遺産「ナスカの地上絵」を遊覧飛行での観光です。

早朝6時30分ホテル出発。

リマ市内を抜けてバスで走る事、約4時間で飛行場に到着。

12人乗りのセスナ機に乗って、いよいよ地上絵を見に行きます。

両サイド一人づつの座席で窓も大きいので、上空から良く見える形となっていました。

しかし、ここから地上絵が存在する所までは約30分位飛んで行かねばなりません。

「バスの次は、セスナでの移動ですか~」って、うんざりしている方もいましたが、

上空からの景色も変化に富んでいてそれなりに楽しかったです。

 

現地のガイドさんが何か英語で喋り始めました。

ようやく地上絵の描かれた上空に着いたようです。

幾何学的な模様や動物たちの絵が次から次に見る事が出来ました。

自分の写した画像の一部です。

長さ96mもあると言う代表的な「ハチドリ」

80mの「サル」

長さ50mの「きつね」。何故か尻尾が2本?

右手に写っているのが長さ50mの「手」。何故か右手指が5本で左が4本指。

道路を走っている自動車と比較してみるとその大きさに驚かされる。

 

紀元後、約800年間栄えたといわれるナスカ文化時代にこれらの絵が描かれたと言う。

全部で30種位の動物や植物、沢山の幾何学的図形を何の為に、どのように描いたのか?

色々な説はあるようだが、ほんとに不思議な地上絵の数々でありました。

 

ここ数年で徐々にこの絵が薄くなってきているようで、

もっと鮮明な絵を期待していたのにチョッピリ残念な気もした。

でも、これから後になると益々薄れていくと考えると今、見られて良かったな~、とも思いました。

 

約30分位の旋回遊覧飛行を終え、30分かけて飛行場に戻りました。

14時頃、遅い昼食をとり、バスに揺られてリマのホテルに着いたのは20時過ぎでした。

疲れたのでぐっすり眠ろう。としたんですが時差が14時間あるためか、

頭は冴えていて眠れたのは2~3時間位でした。

 

(その2、へ続きます。) 

 

  


ハングギョン応援&ウルサン滞在記

2013年06月22日 | お出かけ

6月17日から2泊3日で韓国のウルサン(蔚山)に行ってきました。

目的は、前述したように、湘南ベルマーレ所属ハングギョン選手が韓国代表に選出され、

2014ブラジルW杯アジア最終予選A組最終戦、韓国対イラン戦を応援することでした。

今回の旅は、全て自分達で手配し、自分達の力だけで3日間を過ごさねばならなかったので、

若干の不安と楽しみが混在したものでした。

 

【成田空港からウルサン滞在ホテルまで】

予めWEBで手配しておいた特典航空券のE-チケットと往きの搭乗券をプリントして

10時成田空港発、JAL957で向かった。

定刻の12時15分にはプサン金海国際空港到着。

到着後、ウルサン行きの高速バスを教えて貰う為に、インフォメーションに。

「バス乗り場と出発時刻を教えて下さい。」と愚妻がかじり掛けのハングルで質問すると、

対応してくれた若い女性は、流暢な英語で喋り始めたので、自分も耳を澄まして聴きとる事に。

相手が日本人だと判断すると、殆どの場合、英語で応えてくるケースが多いようです。

バス乗り場は、全部で3つしかないので、すぐに解かり、時刻も書いてくれたので問題なし。

1番乗り場から12時55分発のこのバスに乗る。料金は、一人7,900ウォン(約640円)。

バスの運転手さんが直接、乗客へ切符を売るスタイルだった。

直通で一時間でこの料金は安かったが、乗客は我々含めて4人だけだったので不採算だネ~。

 

高速道路を下りて終着地に着いたらしいが、事前に調べておいた場所と違う。

終点は、我々の宿泊地「ロッテホテル・ウルサン」のすぐ近くのバスターミナルだと思っていたのが、

川沿いのバス停で降ろされてしまった。現地の乗客も皆降りたので、我々も降りるより仕方なかった。

「あれ?おかしいな。」とウロウロしていると、ライトバンの車が近寄ってきて、

「どこまで行くのか?」とハングルで聞いてきたので、

ホテルの名前を言うと、荷物を受取って荷台に。後部座席に我々を乗せて車を走らせた。

走り始めると愚妻が、「この車、メーターが無いね!」と気付き、料金を聞いてみると、

ホテルまで8,000ウォンだと答えてきた。

(白タクかな?)と思ったが、なす術もなくそのまま乗っていた。

15分程で、ホテルに到着。

「ボッタくられた!」と愚妻は思っていたようだが帰りの時のタクシーも同じ位の料金だったので特に問題は無かったようだ。

 

【ロッテホテル・ウルサンにて】

「ロッテホテル・ウルサン」、24階建ての市内で一番のホテルだ。

14時30分頃、ホテル到着。

ここも事前に楽天トラベルからWEB予約しておいたもので、(国が違うので大丈夫か?)と不安があったが、何の問題もチェックインできた。

フロントで、先に韓国の知人に依頼して届けて貰うようお願いしておいた試合のチケットを受取る筈だったが、まだ着いて無い。との事。

若干、不安だったが、まだ、試合まで一日あるので待ってみることに。

部屋に入って30分もしない内に、ボーイさんがチケットを届けてくれたので、OKでした。

 

チェックインが終わり、部屋に向かおうとした所で、ビッグサプライズが。

なんとなんと、韓国代表チーム御一行様が、このホテルに滞在しているではないですか

この瞬間から、テンションは上がりっ放しでした、ハイ。

部屋で休む暇を惜しんで、すぐにロビーへ降りて行った。

この時間、選手達は休憩時間らしく、多くの選手やスタッフ達がホテルを出入りしている。

若い男性が2組ほど選手らの出待ちを行っていて、サインを貰ったり写真を撮らせて貰ったりしていた。

超有名な選手が通り掛かると、ホテルに働く女性達も集まってきて、写真撮影していた。

ここがチャンスとばかりに、自分も近づいて行きツーショットの写真を撮らせて頂きました。

とても若くて、愛想の良い・可愛い選手だったので、

「日本からハングギョンの応援に来ました、名前は〇〇です。」と片言の英語で話しかけたら、

「自分は、ソンです。」と応えてくれた。

後でわかったんですが、なんとなんと、ドイツのハンブルグで活躍中の20歳、ソン・フンミン選手だったのです。ここにツーショット写真を出したいんですが、彼に失礼ですので遠慮しておきます。

現代FC所属のFW、キム・シンウク選手の写真も頂きました。(こいつデカ~)

もっと、沢山頂きたかったのですが、休憩の邪魔してはいけない、と思い2人だけに留めておきました。

 

が、肝心のハングギョンが現れません。

 

【出待ちの日本人二人】

我々以外に、2組の出待ちがいたと前述しましたが、その内の一組2人は若い日本人でした。

お互いに喋っている言語が同じだったんで、どちらからともなく話始め、ずっと話し込んでしまいました。

我々が湘南サポだと言うと、BMWスタも来た事があるし、馬入の練習場にも来た事があるんだって。

何でかと言うと、彼ら二人は韓国の選手をメインに追い駆けているようで、

3年前?のシーズン前に、FCソウルがTMで馬入にやってきたので見に行った、との事。

「我々も見に行っていたよ!、どの辺で見てた?」

ここから急に親しくなり、サッカーに関する様々な話で盛り上がってしまいました。

彼らは、このホテルに宿泊している訳ではなく、近くのビジネスホテルに宿泊し、

飛行機もLCCのアジアンエアを使って往復12,000円で昨日16日から来ているとの事。

韓国代表チームに知り合いがいるらしくこのホテルを聞いてやってきた、との事。

明日のイラン戦チケットもまだ入手できてなく彼らから頂けたら観戦に行く、との事。

以前にウルサンサッカー場に行った事があり、帰りの交通手段が無く相当苦労したので、

行きはタクシーで行けても、帰りの手段を講じておく方が良いですよ、

と貴重な情報まで与えてくれた。

「今日のチームの予定は5時頃ここを出て練習に行き、7時頃には戻って来る筈ですよ。」

時計を見ると、4時半頃だったので、一緒に待つ事に。

すると、出てきました  ハングギョン選手が 

練習に出かける前でチーム全員でぞろぞろ出てきたので、

遠慮して小さい声で呼びかけると、彼はビックリした様子で、我々に気付いてくれました。

「明日、がんばってネ!」と一言だけ言葉をかけ写真を一枚だけ撮らせてもらいました。

グギョン、アップさせてもらうよ

笑顔で応じてくれて良かったです。代表チームにも溶け込めている様子で何よりでした。

「行ってらっしゃい~」、って親御さんのような気持ちで伝える事ができました。

 

出待ちの日本人ファン二人の情報は貴重な物で、良く知っている彼等に会えてホント良かった、です。

 

【韓国対イラン戦の応援】

翌18日、日中はウルサン市を知るために日本語の出来るタクシードライバーをチャーターして、

6時間(昼食含めて)ほど多角的に案内して貰いました。

4時間で100,000ウォン(約8,200円)の約束でしたが、

ドライバーさんのご厚意で2時間もサービスして貰っちゃいました。

ついでに、試合観戦後のお迎え(深夜11時30分)まで応じてくれたのでマジ助かりました。

 

6時間の市内見学を終えホテルに帰ってきたのが午後4時頃。

すると、昨日意気投合した若者二人がロビーにいてました。

「選手達はここを7時頃出るそうです(試合は9時から)。

僕らもチケットが入手できたので彼らを見送ってから一緒にスタジアムに行きませんか?」

「我々も帰りのタクシーを手配しておいたので一緒に帰ってこようよ。」

「では、6時半頃ここで待ち合わせしましょう。」

ホントに好きな彼らです (うちらも同じですけど・・・)

 

試合に向かう選手達。「ファイティ~ン 」と叫ぶ女性も・・・。

白バイとパトカーに先導され選手バスは会場に向かいました。

代表チーム専用バスは2台あって青色のバスが選手専用のようでした。

(全景をアップするとマズイので、トリミングしてイラスト部分だけにしときます。)

 

さて、我々もタクシーに乗り込み出発です。

ホテルから30分位で「ウルサン文殊サッカースタジアム」に到着。

韓国内でソウルW杯サッカースタジアムに次いで二番目に大きい会場とのことでした。

我々は、正面スタンドの2階自由席、彼らはバックスタンド2階自由席とのことで、

到着後、別れましたが、その際に彼らから「良かったら食べて下さい。」と言われて

キンパブ(巻寿司)を2人前頂きました。気持ちの優しい彼らに感謝×2、です。

(タクシー代はこちらで持ちましたけどネ^^)

 

スタメンの発表です。残念ながらグギョンは入っていませんでした。

ポジション的に、チャン・ヒョンス(FC東京所属)選手に譲ったような感じ。

昨日写真を撮らせてもらったキム・シンウク、ソン・フンミンが出ているし

柏レイソルのキム・チャンスもスタメン出場でした。

グギョンは、いつ呼ばれても出ていけるようにシッカリ準備しているようでした。

2階席からの撮影なのでボケボケです、ゴメンナサイ。

 

試合内容は、ハッキリ言って「面白さが足らなかった。」と言うのが感想です。

最終戦ホームなので、二位のイランに勝利して一位でA組突破を狙っていたのでしょうが、

引いて守りから入ったイラン相手に攻め切れない様子。

パスミスは多発するし、カットされるし、シュートまでいっても枠にいかないし。

個々の能力は非常に高いのですが、気持ちが先走っていたのか、チームとしての纏まりが今一。

結局、後半にミスからボールを奪われて失点し、0-1で韓国の負け。

 

 

試合後、グギョンは悔しがっているチームメイトに声掛けして宥めている様子でした。

 

一位通過したイランチームは歓喜して国旗を持ってピッチ上を一周。

ホームゴール裏にきた時には、サポーターからペットボトルが数多く投げ込まれていました。

悔しさは理解できるが、(それをやっちゃあダメだよ!)って思っても廻りは韓国人ばかりなので、

声にすることは出来ません。マジ凄い数のボトルが投げ込まれていましたっけ。

この後、韓国チームベンチ前に廻って行った時には、小競合いが起こって雰囲気悪かったです、ハイ。

 

さあ、帰ろうか?と思っていたら、二位でW杯出場が決まったセレモニーがあるとの事で、

ちょっぴり、見る事に。

「シークレット」と言う女性4人組のグループが出てきて歌っていましたが

あまり興味が無いので、これを背にして会場を後にしました。

 

【おわりに】

この試合を最後に退任されたチェ・ガンヒ監督。

強面のお顔をしてますが、ホテルで真近で見かけた時には笑顔で優しそうに見受けられました。

後任候補には、ホン・ミョンボ氏が有力とか。

彼は、ロンドン五輪でメダルを獲得した実績もあるし、

国民から絶大な信頼があるし、

湘南でもプレーしてた事で好きな人でもあるし、

ハングギョンも良く知っているだろうし、

ブラジルW杯の監督としてチームを纏めるには最適な人だと思う。

ホン・ミョンボ氏が監督に選出されるのを願うばかりだ。

 

最後に、自分達がここでハングギョンと韓国代表チームを応援した証しを一枚。

 

2泊3日の手作りの旅は、無事に終えることができました。

ホテルの皆さんに拙い英語とハングルで何度も何度も尋ねたりお願いしたりして

面倒をみてくれた事に感謝し、

とても親切でツアーなどではできない事も体験させてくれたタクシードライバーに感謝し、

二人の日本人ファンと出会い貴重な情報を得られた事に感謝し、

・・・・・・・・・・

ウルサン滞在記を終了とします。

 

 

 


ハングギョンの応援に

2013年06月17日 | 湘南ベルマーレ

今からプサン経由ウルサンに向かいます。


明日18日夜に行われる、W杯アジア最終予選A組最終戦

韓国対イラン戦の観戦に。


湘南ベルマーレ所属のハングギョン選手はスタメン出場が濃厚 


A代表として選出され、ブラジル行きの切符を賭けた大一番に
ベルマーレを代表して?現地でしっかり応援してこようと思ってます^^



飛行機はマイレージを使った特典航空券で

宿泊はWEBから予約を入れ

観戦チケットは知人の韓国人に依頼して宿泊地に郵送して貰い

手筈は整っている

が、順調に事が運ぶか否か?は、行ってみなければわからない



ソウルなら全然心配なく行けるのだが

ウルサンという行った事のない街なので

若干の不安は隠せない



頼りになるのは愚妻の片言のハングルだけだ


どんな弥次喜多道中となるか?楽しみでもある


明日の現地の天気予報は強い雨らしい、が

韓国が勝利してW杯行きの切符をGETできるよう

ガッツリ応援してきま~す。

 

 


梅とタマネギの収穫

2013年06月11日 | 家庭菜園

11日間ほど国外逃亡して帰ってくると、仕事が山積状態に。

想定内の事ではあったが、時差ボケが酷くてなかなか捗らないでいる。

 

まずは、梅の収穫から。

今年は鈴なり状態で、一本の木から45Kgも採れた。

記録によると、2010年に40Kg、11年が7Kg、12年が11Kgとあるので

今年は3年振りの大量の収穫であった。

家庭内で消化するのは、せいぜい5~6Kgなので

知人や近所の方々に声掛けして使って貰うことにした。

そして、恒例の梅酒漬け。

去年の3本が手付かずで残っているので、

今日も新たに3本だけ漬けて眠らせておく事にしよう。

 

つぎは、タマネギ500個の収穫。

昨年11月下旬に種を撒いたのが半年間でこんなに大きくなってくれた。

保存方法にもよるがこれほど沢山自家消費出来る訳ないので

お世話になっている方々に持って行って貰い、

冷暗所などに保存したのは、200個程度。

これで半年間買わないで済みますネ。

 

まだまだ、やる事は山積。

じゃがいも収穫、らっきょうの収穫と甘酢漬け、長ネギ植付けなどなど。

天候と身体の調子次第ではあるが、

焦らずマイペースでこなしていく事にしましょう。