まこちの風来坊日記

湘南ベルマーレ応援記を中心に、時には旅の記録や菜園記録など
明るく元気な風来坊の生活スタイルを綴っていきたい。

天皇杯ベスト8で涙

2011年12月25日 | 湘南ベルマーレ

 

96年以来、実に15年振りに天皇杯ベスト8まで勝ち上がったベルマーレは

12月24日クリスマスイブの日に京都サンガと等々力競技場で対戦し、0-1で惜敗。

4回戦でフロンターレに勝って国立行きの切符が手に届きそうな所にあったのにそれをを手中に収めることが出来なかったのは残念。

でも、選手・監督・現場スタッフ陣は年間を通してよく戦ってくれました。

「最後まで頑張ってくれてありがとう!!」

毎試合、平塚で一緒に応援している方が段ボールの裏を利用して作ってきたと言うメッセージ。

今年一年間、色々な事があったけど、年末のラストゲームに伝えたいのはこの言葉に尽きると思う。

また、この試合を最後に去っていく監督や選手達に送る言葉として最適だ。

就任一年目の09年、悲願のJ1へ我々を連れて行ってくれた反町監督の最後の姿は晴れ晴れとしたように映った。

「反町湘南」、彼が三年間で積み上げてきたものや育て上げてきたものはきっと選手達に受継がれるだろうし我々サポーターも決して忘れる事の出来ない存在となっているのは間違いない。心から「ありがとう」って言いたい。

田原豊が涙していた。

彼も三年間、反町采配の中で重要な選手だっただけに今季限りで退団してしまうのは非常に残念。一年目の背番号「34」のレプリカユニは大事に保存していくつもりだし、他球団に移籍しても応援しようと思っている。

臼井幸平が最後の挨拶で言った。

「サポーターへの感謝の気持ちは言葉に言い表せない位嬉しく思っているし皆の事は決して忘れない。これからどうなるかわからないが、自分もまだ選手としてやっていきたい。」

ベルマーレユースからの生え抜きで二度の降格と一度の昇格をベルマーレで経験した唯一の選手が退団するのも非常に残念だ。他に移籍したとしても湘南魂を胸に頑張って欲しいと思う。

これで今シーズンも幕を閉じた。

これから年末にかけて次期監督や移籍選手などが発表される筈だ。財務的に非常に厳しい現実を理解し受け止めなければならないのだが、最善の補強を期待したい。

今年一年間、楽しませてもらい・・・、「ありがとうございました。」

 

 

 


ベルマーレ天皇杯ベスト8進出!!

2011年12月18日 | 湘南ベルマーレ

いやぁ~痺れましたね~、昨日の試合は。

一夜明けた今でも興奮覚め止まず、状態です。

91回天皇杯4回戦、川崎フロンターレvs湘南ベルマーレの一戦は等々力競技場。

ここは良い思い出が一つもない所だったので、心の片隅には、(結果は別にして、この試合が最後になるかもしれない反町監督や田原豊、臼井幸平など今年で去るメンバー達をこの目に焼き付けておこう)との思いで応援に行ってきました。

でも、試合に入ると、選手達の動きがリーグ戦のそれとは別格のようなものでした。

出だし一歩の速さ、粘り強い守備、ノジのビッグセーブ、アグレッシブなプレーの数々など、ホントに面白い湘南のスタイルを見せてくれました。

勿論、格上の相手ですから個人技では劣っているんですが、全員の気持ちのこもったプレーの連続は見事なものでした。

これが「反町監督が築き上げてきた湘南スタイルだ」と、思ったりもしました。

後半18分の高山薫の決勝ゴールはこれらの集大成が生み出したものなのでしょうね。

これで、ベスト8進出です  何年振りの出来事でしょうか、ネ?

準々決勝は24日15時~、等々力で京都サンガが相手です。

今季リーグ戦で二敗している相手なので、とにかくリベンジといきましょう

昨日のベルサポ席です。幸平と豊の大きな似顔絵フラッグはとても上手に書かれていました。

もう一度、いやあと三回、このフラッグと共に戦いたいものです。

昨日見られていない御仁は次回、等々力でご覧ください。ファンなら一見の価値有り、です。

さ~て、24日のクリスマスプレゼントは、「国立行きの切符」を頂きに皆で駆けつけましょう。

そして、「反町湘南ここに有り!」を全国に響き渡せましょう、ぞ

最後に・・・、 

小学生から高校生時代までフロンターレユニを着けていたカワイイ薫君と、

彼の聖地で最高の恩返しができた高山薫選手、でした。

 

 


孫姫、二歳を迎える

2011年12月11日 | 孫の成長

早いもので孫姫が今週二歳を迎えます。

休日の昨日、お祝い昼食会をすると言うので遊びに行ってきました。

家の中は沢山の風船とクリスマスツリーなどで飾り付けられ、テーブルには早朝からトットとカッカが頑張って作ったケーキと言うか「2」を形とった大きなシュークリームが置かれていました。

身長:100cm、体重:8kgは平均値より若干少なめと言うが、食べる量は半端無く「大食い」。

3時のおやつにこのシュークリームを切って皆で食べたんですが、半分以上は孫姫が平らげてしまいました。美味しくてジイジもあと一口食べたかったので様子を覗っていたら、

「ジイジ、ハーイ  」と孫姫が言って取ってくれたのが一番小さいもの。

大き目のものは、「これ、チーのよ  」って言いながら全部食べてしまいました。

口の周りや手にはクリームだらけになりながら、

「オイチかった、ゴチった(御馳走様でした、の意)    」って、大喜びでした。

食後の歯ブラシも定着してきたようで、昨日はジイジの膝もとに頭をつけて、「やってー。」と来たので長い時間磨き込んでやりました。歯はあと上下の奥歯が出てくれば完成?との事です。

おしっこも教えるようになり昼間は普通のパンツでOKのようです。ズボンとパンツを下ろしてやると一人で大人用の便器に「よいしょっ。」って座り込む姿は滑稽です。

ジイジとバアバからのプレゼントは、「おままごとセット」を二つ。

三歳児から、と表記してあり(まだ早いかなぁ~)と思っていたのですが、いざ取り出してみると、野菜を包丁で切ったり鍋やフライパンで料理する姿は大人の姿とほぼ同じように扱って遊んでいました。

フライパンに切った野菜を乗せ、「おいちくな~れ  」って言いながら左手でフライパンを振った時には皆で目を合せて驚きながらも大笑いしてしまいました。誰も教えた訳でなく、カッカが台所で料理している姿を覚えていてその通りにやっているんでしょうネ、たいしたものです^^

それともう一つのプレゼントは、フォトアルバム。ジイジがこの一年間、孫姫を写してきたものの中から節目節目の写真を20枚選んでアルバムにしました。

一枚一枚ページをめくる毎に的確にそのシーンをしゃべります。

「モシモシしてるネ~」、「靴やったネ~(履いてるね、の意)」、プールの写真では「ビシャビシャしたネ~」とか、いも掘りでは「お芋、大きいね~」などなど、一人でしゃべりながら見ている姿にも皆で驚き大笑いしました。

 

おしゃべりでおませな二歳の女児に成長しました。

大きな病気も怪我もせず順調に育ってきた事に感謝しながら、

これからも色々な事を経験しながら大きくなっていく事を祈りながら帰路についていました。

 

 


ハングギョンU22韓国vsサウジ戦

2011年12月02日 | 湘南ベルマーレ

11月27日に行われたロンドン五輪アジア最終予選Aグループの韓国vsサウジアラビア戦を観戦してきました。

早朝羽田空港から金浦空港へ、到着したのが11時30分。

タクシーでソウルワールドカップ競技場に到着したのが12時ちょっと過ぎ。

韓国娘に電話すると「既に入場しているので6番ゲート入口に来て下さい。」との事。

彼女達と一年ぶりの再会を喜んだあと事前に購入しておいてくれたチケットで入場。

座席は正面スタンド一階韓国側ベンチ近くの前から15列目位を確保し荷物を置いたらどうにか落ち着くことができました。

彼女達が準備してくれたキンパブ・トッポキ・チキンそしてビールで談笑しながら昼食を取っていると選手達がピッチに現れました。

ハングギョンを約一ヶ月ぶりに、彼の母国で見る事ができました

しかも、気合いの入れ様は尋常ではないように感じました。国際試合で大事な一戦、ホームゲームだし勝たねばならぬ、と言った気迫が伝わってくるように思えました。

早速、まこちは持ちこんだゲーフラを掲げましたが最初は気が付いてくれません。

気付いてくれたのは練習終了間際、彼は我々に両手を叩いて応えてくれました。

先発メンバーのアナウンスです。やりました

「背番号:16、ハングギョン、湘南ベルマーレ」

このアナウンスの時、我々は飛び上がって、ハイタッチして大喜びです。

22歳組とは言え、国を代表する11人のメンバーに入った訳ですから物凄い事です、ハイ。

「この選手ですね、ハッキリと覚える事ができました。今日から私達も応援します。」と日本語で喋る韓国娘達。

 このメンバーの中にはJリーグで活躍している選手が5人も追加召集され17人中、計6人いました。

京都サンガのチョンウヨン(15)・セレッソのキムボギョン(10)・アルビレックス新潟のチョヨンチョル(11)などです。

そしてこの試合の審判団は日本。主審はあの有名な・・・、西村雄一さんでした。

ゲームは、カタール戦から移動して中3日と言うこともあってか、全体的に厳しい内容のように感じました。ボール支配は韓国が勝っていましたが最後の詰めが甘くゴールにつながりません。

ハングギョンはいつものボランチの位置でフル出場しました。

冷静なボール廻しは的確で、チャンスがあると自らドリブルして前に向かっていました。

約3週間のチーム合宿でまた一段と上手くなったようにみえました。

相手からのファールを数回もらっても立ち上がる身体の強さや闘争心も醸成されていたようです。

結果は、前半にPKをもらいチョヨンチョルが確実に入れたのが決勝点。1-0の勝利でした。

これで韓国は3戦して2勝1分け勝ち点「7」でAグループ首位をキープ。来年2月~3月で3戦して首位で終ればロンドン行きの切符を手に入れる事ができる。是非とも、2月中には決めてもらいたいものだ。そして日本と共にロンドンに行きましょう。

さて、ここでのサプライズです

試合開始前からこうしてゲーフラ掲げているのですから廻りの方々から注目されます。

ハーフタイムに入った時、男性二人から声掛けられました。(何か迷惑かけるような事しちゃったかな?)、と思ったら韓国娘が通訳してくれて・・・、

「ハングギョン選手のお父さんとお兄さんが挨拶に来られました。」

えっ

ちょうど、我々の後部座席で観戦していたらしく、我々の姿が見えたらしいのです。

通訳によると、

「応援に日本から来てくれて本当にうれしいです、ありがとうございます。」と父親。

「このフラッグ、最高です。とても嬉しいです。」とお兄さん。

皆で握手してお互いに喜び、写真撮ったりしていたら直ぐに後半戦に入ってしまいました。観戦中に、そのお兄さんが我々にお茶と餅のお菓子を持って来てくれました。母親手作りの「生姜とシナモン入りのお茶」とのことでした。とても暖かくて美味しかったです。(どうも家族4人位で来られていたようですネ!?)

終了後も、ご丁寧にお父さんが挨拶に来てくれたので、チョットだけお願いしちゃいました^^

「来年もベルマーレでゲームができる事を祈ってます。」と言うと、

「私もそうして頂けるのが一番の望みです。」って返してくれました。

(これで契約更新は決まりですね    )

ネクタイ締めてキリッとした姿に笑顔のお父さん、グギョンにそっくりで日本語も少し話せる優しそうなお兄さんは我々にとって忘れがたい存在になりました。

「来年、平塚でお会いしましょう  」と再会を約し堅い握手をして別れました。

こんな出来事が待っていたなんて・・・、きっと愚妻の作ったゲーフラがこのようなサプライズを引き起こしてくれたのでしょう。

とても楽しかったU22韓国vsサウジ戦のグギョン応援ツアーでした。