まこちの風来坊日記

湘南ベルマーレ応援記を中心に、時には旅の記録や菜園記録など
明るく元気な風来坊の生活スタイルを綴っていきたい。

ハングギョン応援&ウルサン滞在記

2013年06月22日 | お出かけ

6月17日から2泊3日で韓国のウルサン(蔚山)に行ってきました。

目的は、前述したように、湘南ベルマーレ所属ハングギョン選手が韓国代表に選出され、

2014ブラジルW杯アジア最終予選A組最終戦、韓国対イラン戦を応援することでした。

今回の旅は、全て自分達で手配し、自分達の力だけで3日間を過ごさねばならなかったので、

若干の不安と楽しみが混在したものでした。

 

【成田空港からウルサン滞在ホテルまで】

予めWEBで手配しておいた特典航空券のE-チケットと往きの搭乗券をプリントして

10時成田空港発、JAL957で向かった。

定刻の12時15分にはプサン金海国際空港到着。

到着後、ウルサン行きの高速バスを教えて貰う為に、インフォメーションに。

「バス乗り場と出発時刻を教えて下さい。」と愚妻がかじり掛けのハングルで質問すると、

対応してくれた若い女性は、流暢な英語で喋り始めたので、自分も耳を澄まして聴きとる事に。

相手が日本人だと判断すると、殆どの場合、英語で応えてくるケースが多いようです。

バス乗り場は、全部で3つしかないので、すぐに解かり、時刻も書いてくれたので問題なし。

1番乗り場から12時55分発のこのバスに乗る。料金は、一人7,900ウォン(約640円)。

バスの運転手さんが直接、乗客へ切符を売るスタイルだった。

直通で一時間でこの料金は安かったが、乗客は我々含めて4人だけだったので不採算だネ~。

 

高速道路を下りて終着地に着いたらしいが、事前に調べておいた場所と違う。

終点は、我々の宿泊地「ロッテホテル・ウルサン」のすぐ近くのバスターミナルだと思っていたのが、

川沿いのバス停で降ろされてしまった。現地の乗客も皆降りたので、我々も降りるより仕方なかった。

「あれ?おかしいな。」とウロウロしていると、ライトバンの車が近寄ってきて、

「どこまで行くのか?」とハングルで聞いてきたので、

ホテルの名前を言うと、荷物を受取って荷台に。後部座席に我々を乗せて車を走らせた。

走り始めると愚妻が、「この車、メーターが無いね!」と気付き、料金を聞いてみると、

ホテルまで8,000ウォンだと答えてきた。

(白タクかな?)と思ったが、なす術もなくそのまま乗っていた。

15分程で、ホテルに到着。

「ボッタくられた!」と愚妻は思っていたようだが帰りの時のタクシーも同じ位の料金だったので特に問題は無かったようだ。

 

【ロッテホテル・ウルサンにて】

「ロッテホテル・ウルサン」、24階建ての市内で一番のホテルだ。

14時30分頃、ホテル到着。

ここも事前に楽天トラベルからWEB予約しておいたもので、(国が違うので大丈夫か?)と不安があったが、何の問題もチェックインできた。

フロントで、先に韓国の知人に依頼して届けて貰うようお願いしておいた試合のチケットを受取る筈だったが、まだ着いて無い。との事。

若干、不安だったが、まだ、試合まで一日あるので待ってみることに。

部屋に入って30分もしない内に、ボーイさんがチケットを届けてくれたので、OKでした。

 

チェックインが終わり、部屋に向かおうとした所で、ビッグサプライズが。

なんとなんと、韓国代表チーム御一行様が、このホテルに滞在しているではないですか

この瞬間から、テンションは上がりっ放しでした、ハイ。

部屋で休む暇を惜しんで、すぐにロビーへ降りて行った。

この時間、選手達は休憩時間らしく、多くの選手やスタッフ達がホテルを出入りしている。

若い男性が2組ほど選手らの出待ちを行っていて、サインを貰ったり写真を撮らせて貰ったりしていた。

超有名な選手が通り掛かると、ホテルに働く女性達も集まってきて、写真撮影していた。

ここがチャンスとばかりに、自分も近づいて行きツーショットの写真を撮らせて頂きました。

とても若くて、愛想の良い・可愛い選手だったので、

「日本からハングギョンの応援に来ました、名前は〇〇です。」と片言の英語で話しかけたら、

「自分は、ソンです。」と応えてくれた。

後でわかったんですが、なんとなんと、ドイツのハンブルグで活躍中の20歳、ソン・フンミン選手だったのです。ここにツーショット写真を出したいんですが、彼に失礼ですので遠慮しておきます。

現代FC所属のFW、キム・シンウク選手の写真も頂きました。(こいつデカ~)

もっと、沢山頂きたかったのですが、休憩の邪魔してはいけない、と思い2人だけに留めておきました。

 

が、肝心のハングギョンが現れません。

 

【出待ちの日本人二人】

我々以外に、2組の出待ちがいたと前述しましたが、その内の一組2人は若い日本人でした。

お互いに喋っている言語が同じだったんで、どちらからともなく話始め、ずっと話し込んでしまいました。

我々が湘南サポだと言うと、BMWスタも来た事があるし、馬入の練習場にも来た事があるんだって。

何でかと言うと、彼ら二人は韓国の選手をメインに追い駆けているようで、

3年前?のシーズン前に、FCソウルがTMで馬入にやってきたので見に行った、との事。

「我々も見に行っていたよ!、どの辺で見てた?」

ここから急に親しくなり、サッカーに関する様々な話で盛り上がってしまいました。

彼らは、このホテルに宿泊している訳ではなく、近くのビジネスホテルに宿泊し、

飛行機もLCCのアジアンエアを使って往復12,000円で昨日16日から来ているとの事。

韓国代表チームに知り合いがいるらしくこのホテルを聞いてやってきた、との事。

明日のイラン戦チケットもまだ入手できてなく彼らから頂けたら観戦に行く、との事。

以前にウルサンサッカー場に行った事があり、帰りの交通手段が無く相当苦労したので、

行きはタクシーで行けても、帰りの手段を講じておく方が良いですよ、

と貴重な情報まで与えてくれた。

「今日のチームの予定は5時頃ここを出て練習に行き、7時頃には戻って来る筈ですよ。」

時計を見ると、4時半頃だったので、一緒に待つ事に。

すると、出てきました  ハングギョン選手が 

練習に出かける前でチーム全員でぞろぞろ出てきたので、

遠慮して小さい声で呼びかけると、彼はビックリした様子で、我々に気付いてくれました。

「明日、がんばってネ!」と一言だけ言葉をかけ写真を一枚だけ撮らせてもらいました。

グギョン、アップさせてもらうよ

笑顔で応じてくれて良かったです。代表チームにも溶け込めている様子で何よりでした。

「行ってらっしゃい~」、って親御さんのような気持ちで伝える事ができました。

 

出待ちの日本人ファン二人の情報は貴重な物で、良く知っている彼等に会えてホント良かった、です。

 

【韓国対イラン戦の応援】

翌18日、日中はウルサン市を知るために日本語の出来るタクシードライバーをチャーターして、

6時間(昼食含めて)ほど多角的に案内して貰いました。

4時間で100,000ウォン(約8,200円)の約束でしたが、

ドライバーさんのご厚意で2時間もサービスして貰っちゃいました。

ついでに、試合観戦後のお迎え(深夜11時30分)まで応じてくれたのでマジ助かりました。

 

6時間の市内見学を終えホテルに帰ってきたのが午後4時頃。

すると、昨日意気投合した若者二人がロビーにいてました。

「選手達はここを7時頃出るそうです(試合は9時から)。

僕らもチケットが入手できたので彼らを見送ってから一緒にスタジアムに行きませんか?」

「我々も帰りのタクシーを手配しておいたので一緒に帰ってこようよ。」

「では、6時半頃ここで待ち合わせしましょう。」

ホントに好きな彼らです (うちらも同じですけど・・・)

 

試合に向かう選手達。「ファイティ~ン 」と叫ぶ女性も・・・。

白バイとパトカーに先導され選手バスは会場に向かいました。

代表チーム専用バスは2台あって青色のバスが選手専用のようでした。

(全景をアップするとマズイので、トリミングしてイラスト部分だけにしときます。)

 

さて、我々もタクシーに乗り込み出発です。

ホテルから30分位で「ウルサン文殊サッカースタジアム」に到着。

韓国内でソウルW杯サッカースタジアムに次いで二番目に大きい会場とのことでした。

我々は、正面スタンドの2階自由席、彼らはバックスタンド2階自由席とのことで、

到着後、別れましたが、その際に彼らから「良かったら食べて下さい。」と言われて

キンパブ(巻寿司)を2人前頂きました。気持ちの優しい彼らに感謝×2、です。

(タクシー代はこちらで持ちましたけどネ^^)

 

スタメンの発表です。残念ながらグギョンは入っていませんでした。

ポジション的に、チャン・ヒョンス(FC東京所属)選手に譲ったような感じ。

昨日写真を撮らせてもらったキム・シンウク、ソン・フンミンが出ているし

柏レイソルのキム・チャンスもスタメン出場でした。

グギョンは、いつ呼ばれても出ていけるようにシッカリ準備しているようでした。

2階席からの撮影なのでボケボケです、ゴメンナサイ。

 

試合内容は、ハッキリ言って「面白さが足らなかった。」と言うのが感想です。

最終戦ホームなので、二位のイランに勝利して一位でA組突破を狙っていたのでしょうが、

引いて守りから入ったイラン相手に攻め切れない様子。

パスミスは多発するし、カットされるし、シュートまでいっても枠にいかないし。

個々の能力は非常に高いのですが、気持ちが先走っていたのか、チームとしての纏まりが今一。

結局、後半にミスからボールを奪われて失点し、0-1で韓国の負け。

 

 

試合後、グギョンは悔しがっているチームメイトに声掛けして宥めている様子でした。

 

一位通過したイランチームは歓喜して国旗を持ってピッチ上を一周。

ホームゴール裏にきた時には、サポーターからペットボトルが数多く投げ込まれていました。

悔しさは理解できるが、(それをやっちゃあダメだよ!)って思っても廻りは韓国人ばかりなので、

声にすることは出来ません。マジ凄い数のボトルが投げ込まれていましたっけ。

この後、韓国チームベンチ前に廻って行った時には、小競合いが起こって雰囲気悪かったです、ハイ。

 

さあ、帰ろうか?と思っていたら、二位でW杯出場が決まったセレモニーがあるとの事で、

ちょっぴり、見る事に。

「シークレット」と言う女性4人組のグループが出てきて歌っていましたが

あまり興味が無いので、これを背にして会場を後にしました。

 

【おわりに】

この試合を最後に退任されたチェ・ガンヒ監督。

強面のお顔をしてますが、ホテルで真近で見かけた時には笑顔で優しそうに見受けられました。

後任候補には、ホン・ミョンボ氏が有力とか。

彼は、ロンドン五輪でメダルを獲得した実績もあるし、

国民から絶大な信頼があるし、

湘南でもプレーしてた事で好きな人でもあるし、

ハングギョンも良く知っているだろうし、

ブラジルW杯の監督としてチームを纏めるには最適な人だと思う。

ホン・ミョンボ氏が監督に選出されるのを願うばかりだ。

 

最後に、自分達がここでハングギョンと韓国代表チームを応援した証しを一枚。

 

2泊3日の手作りの旅は、無事に終えることができました。

ホテルの皆さんに拙い英語とハングルで何度も何度も尋ねたりお願いしたりして

面倒をみてくれた事に感謝し、

とても親切でツアーなどではできない事も体験させてくれたタクシードライバーに感謝し、

二人の日本人ファンと出会い貴重な情報を得られた事に感謝し、

・・・・・・・・・・

ウルサン滞在記を終了とします。

 

 

 



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