5月28日から6月7日まで、7泊11日間の旅をしてきました。
昨年行く予定でしたが諸条件が整わず、今回2年越しの想いを叶える事ができました。
南半球を訪れるのは初めてのことであり、太陽が西から上がり東に沈むのを確かめる
絶好の機会になりました。 (そんな訳無いって
)
遅くなりましたが、何回かに分けて、旅の記録を整理しておきます。
行程は、次のパンフレットに従うものでした。
とにかく飛行機での移動が長くて、搭乗回数も多かったので
地球の裏側に行くのは大変だな~、と言う感想が一番ですが、
その分、絶景の遺跡や大自然を目の当たりにした時の感動はひとしおの旅でした。
飛行機搭乗回数:9回、フライト時間:述べ52時間。⇐⇐やっぱ大変だった~
【5月28日】
成田17:10発ANA06便でロサンゼルスへ
ゆったりとくつろげる客室で美味しい料理を味わいながらのフライトでしたので
10時間の移動も快適そのものでした。
座席は180度フラットにできるし、寝返りも打てるので睡眠も十分にとることができました。
ロス到着後、ラン航空に乗り換えて⇐⇐駆け足でのトランジットでした。
南米ペルーの首都、リマまで9時間のフライト。
ここも座席がフラットにリクライニング可能だったので、ラクチンでしたが、
CA(客室乗務員)が南米人ばかりだったので、日本語は通用せず、
食事などのサービス時に多少戸惑いましたが、
片言の英語とジェスチャーで何とか希望するものを頂く事ができました。
でも、全日空の方がCAの応対や食事など全ての面で段違いに良かったですね。
リマに到着したのは、深夜の12時過ぎ。
空港近くのホテルへ入り、明日の観光に備えました。
【5月29日】
今日は、一日フルに使って、世界遺産「ナスカの地上絵」を遊覧飛行での観光です。
早朝6時30分ホテル出発。
リマ市内を抜けてバスで走る事、約4時間で飛行場に到着。
12人乗りのセスナ機に乗って、いよいよ地上絵を見に行きます。
両サイド一人づつの座席で窓も大きいので、上空から良く見える形となっていました。
しかし、ここから地上絵が存在する所までは約30分位飛んで行かねばなりません。
「バスの次は、セスナでの移動ですか~」って、うんざりしている方もいましたが、
上空からの景色も変化に富んでいてそれなりに楽しかったです。
現地のガイドさんが何か英語で喋り始めました。
ようやく地上絵の描かれた上空に着いたようです。
幾何学的な模様や動物たちの絵が次から次に見る事が出来ました。
自分の写した画像の一部です。
長さ96mもあると言う代表的な「ハチドリ」
80mの「サル」
長さ50mの「きつね」。何故か尻尾が2本?
右手に写っているのが長さ50mの「手」。何故か右手指が5本で左が4本指。
道路を走っている自動車と比較してみるとその大きさに驚かされる。
紀元後、約800年間栄えたといわれるナスカ文化時代にこれらの絵が描かれたと言う。
全部で30種位の動物や植物、沢山の幾何学的図形を何の為に、どのように描いたのか?
色々な説はあるようだが、ほんとに不思議な地上絵の数々でありました。
ここ数年で徐々にこの絵が薄くなってきているようで、
もっと鮮明な絵を期待していたのにチョッピリ残念な気もした。
でも、これから後になると益々薄れていくと考えると今、見られて良かったな~、とも思いました。
約30分位の旋回遊覧飛行を終え、30分かけて飛行場に戻りました。
14時頃、遅い昼食をとり、バスに揺られてリマのホテルに着いたのは20時過ぎでした。
疲れたのでぐっすり眠ろう。としたんですが時差が14時間あるためか、
頭は冴えていて眠れたのは2~3時間位でした。
(その2、へ続きます。)