まこちの風来坊日記

湘南ベルマーレ応援記を中心に、時には旅の記録や菜園記録など
明るく元気な風来坊の生活スタイルを綴っていきたい。

マチュピチュ&イグアス、11日間の旅【その4】

2013年06月28日 | お出かけ

【5月31日】

サンクチュアリーロッジでの昼食後、14時頃からマチュピチュ遺跡に入りました。

 

中央で帽子をかぶりこちらを向いて説明されているのが、現地ガイドの松尾さん。

この地に魅せられてクスコに住みつき10年になると言うベテランガイド。

これからの3時間、彼女の説明に耳を澄まし聞いていましたが、とても解かり易くユーモアも交え、

時には彼女なりの謎解きも併せて解説してくれ、額に汗しながらも手抜きなく熱い想いで語ってくれた。

最後には、彼女と素晴らしき遺跡に感動して、拍手を送っていた自分でした。

 

この時間だと、入っていく人は少なく、帰っていく人が多かったようです。

50$の入場券を渡して振り向くとお帰りの人が沢山いました。

右側で並んでいるのは、記念スタンプを押すのを待っている人達です。

入場後、この細道を歩き、ここから左に曲がった所から見張り小屋までゆっくり15分位、

坂道を登っていきます。この坂がきつかった。休み休み登りました。

すると、遺跡が一望できる見張り小屋に到着です。

ご覧ください、この絶景です

「やった~夢にまで見た光景、ウォ~ワンダフル~」 

逸る心を静めて、少し足を進めてみると、

角度が少し違うだけで全体像が変化してきます。

ワイナピチュ山を背景に住居跡や段々畑の遺跡群が見事に調和して、素晴らしき眺めです。

「もうここにいるだけでいいよ~」と、座り込んで目に焼き付けてきました。

この小屋の左側から登ってきて、右側の広場に遺跡が一望できる場所があります。

こんなアンデスの山奥にしかも2,400mの高地に何の為につくったのだろうか?

車輪もない滑車もない時代にどうやって大きな石を積み上げたのだろうか?

謎の多い天空都市は魅力が一杯でした。

休んでいると、松尾さんが

「ゆっくりしていると日が暮れてしまいますよ。」

「ここからは下りながらの遺跡めぐりですので大丈夫ですよ。」

と言ってくれたので歩き始めました。

市街地入口(右下の門)から上に見張り小屋を望む。

背丈よりはるかに高い石壁はカミソリの刃一枚も通さないほどの精巧さ。

石の水路から絶えることなく水が流れていました。

皇帝が利用したといわれる部屋は遺跡内で最も重厚な造りとなっている。

台形の飾り窓がいくつも作られていて、唯一の室内トイレも確認することができた。

ワイナピチュ山へ登頂する為のゲート。

現在は入場制限がされていて早朝6時から200人、7時から200人の合計400人で、

予約制となっているらしい。ちなみにプラス20$が必要とか。

ここから約一時間位で登頂できるらしいが、途中に幾つかの難所があるので、

安全の為、通常のツアー客には薦めていないようだ。

 

遺跡内で出会ったリャマの親子です。

沢山のリャマがのんびりと旅行客に馴染んで生活しているようです。

 

見学の最後、入口に戻るところで、「ハチドリ」を発見

松尾さんが見つけ教えてくれたのですが、自分はなかなかわからなかった。

葉っぱと同じ色で同じ位の大きさだったので「どこどこどこ?」って騒いだら

皆から「逃げてしまうから静かに!」って怒られてしまいました

でも、漸く発見してパチリ。⇓⇓

せいぜい5~7センチと小さく、一秒間に50~80回の羽ばたきをするらしい。

この地方でしか見られない珍しい小鳥が見れてラッキーでした。

 

約3時間の散策が終わり今日のお宿「サンクチュアリーロッジ」にチェックインしました。

 

(その5、に続きます)