梅のお話

散歩の帰り道。隣りの老夫婦から声かけられた。

「今年は梅が良くできたでのぅ、見て行かんか？」

庭に入らさせて頂き下から覗き込むと鈴なり状態。
径４ｃｍはある大粒の梅がひしめきあって
枝が重たそうに垂れ下がっている。



奥に進んでいくと老木の梅がもう一本。

「この木は何歳ぐらいになるの？お爺さん・・」

「そうじゃのう、自分が子供の頃からでかかったから
　２００年ぐらいは経つんじゃないかのぅ・・。」

「でも、さっきの梅より小粒ですよね？」

「歳とってくると実まで腰が曲がってくるのかのぅ・・」



「いつごろ、もぎ始めるの？」

「一・二個落ち始めた頃が一番いいんじゃ。
　その頃、声掛けるから手伝ってくれんかのう？」

「いいですよ。
　そのかわり梅酒の造り方教えて・・・。」

「わかったよ～、自分で造ったものは自分で飲むんじゃぞ。」

ありがたいお言葉、うれしいじゃありませんか！！


あと、一週間か１０日ぐらいで収穫の時期らしい。

スケジュールみたら、丁度、研修旅行とぶつかっている。

やばっ！！なんとか調整しなくっちゃ！！