まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

桃の本摘果と袋掛け

2008-05-25 06:54:51 | 
毛虫に食害された桃の実


予備摘果を行っていると毛虫に食害された実やカメムシなどに刺された実が余りにも多く、枝によっては残す実が無いほどである。毛虫は見つけ次第捕殺しているが幾ら捕殺しても、どこからかやって来て桃の実や葉を食害する。摘果で残した良い桃の実も食べられている。スミチオン乳剤で消毒をしたが4~5cmも大きくなっている毛虫には殺虫効果が無いようである。害虫は袋を掛けて守るしかない。

本摘果と袋掛け


一度に摘果すると生理落果が多くなるので、本摘果を済ませて生理落果が終わったのを確認してから、殺菌殺虫剤で消毒をしてから袋掛けをするのが基本ですが、毛虫対策には袋掛けしか無く、袋掛け後に生理落果があってもしょうがなく、1~2割多い目に袋掛けすることにした。
使用袋は今まで一般的な白い紙袋や2重袋など使ったが、昨年使った表は新聞のように一面文字が印刷してあり、内側は黒色、紙質は新聞のような袋が、効果的であったように思う。
1500枚をJAで購入し、1本の樹で300枚袋掛け。
袋掛けのコツは袋を風船のように膨らませ、口から害虫が入らないようにキッチリと閉め、枝側に括りつけるようにバインダーを巻き付ける。袋を丸く膨らませておくと袋の上から害虫(夜蛾やカメムシ)に刺されても桃の実にとどかないようにしておくのがコツ。