まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

メロンの生育状況

2009-06-20 09:53:34 | 果菜


ハウスメロンは蜂がハウス内に入れないので人口受粉をしない限り実は留まらない。
雌花の咲いている期間は1日程度で人工授粉のタイミングはきわめて短い上に、実の付ける位置は子蔓11から15節目に出る孫蔓に2果付、良いのを1果残すことになる。
ネットメロンの仕立て方は親蔓が5葉出たら摘芯し、子蔓が出ると2本を縦に誘引しその他の蔓は切り捨てる。
残した子蔓の各節からは孫蔓が出るが10節目までは切り捨て、11から15節の孫蔓の1から2節目に順次出てくる雌花に人工授粉をするが、毎日畑にいる訳ではないので人工授粉のタイミングを逃がすことが、15節目以降にも付けざるをえなくなる。
中には実の付いていない蔓もできてしまった。
ネットメロンは果菜の中で一番栽培の難しい作物で、実が大きくなりネットが現れだすと急に樹勢が弱くなり枯れてしまう。
原因は実の付けすぎで負担が大きいのと、梅雨時は根の病気が出やすいからで今までに収穫できたことがない。
ハウスメロンで植え付け後水を与えたことはないが気温も高くなるので、土壌水分管理を徹底したい。