まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

ブドウの発芽

2015-04-23 21:27:52 | ブドウ
3月中旬にビニール被覆を掛け暖かくしたが、今年は天候が悪く室温も上がらなかったことからブドウの発芽が遅れていたが、芽が動き出し5cm程にり芽の先には花房になる部分が見える。

一昨年前に接木したシャインマスカットの新芽の先にも花房が見える。昨年は花房が付かなかっただけに今年の収穫は楽しみである。

今年購入したブラックビートは藤稔とピオーネの交配種で10年ほど前に新種登録された巨峰の仲間です。着色がよく早熟で8月上旬に収穫できることから、加温しないまほらま農園のブドウの中では最適なブドウかもしれない。

収穫できるようになるまでには2~3年かかるが楽しみである。

アライグマの被害

2013-07-24 22:22:37 | ブドウ
色づき始めたピオーネ。
早速アライグマが味見にやってきた。ブドウの木に登って紙袋を破り中身を失敬。
少し甘味はあるものの、酸っぱいのにひと房の半分ほど食べている。


酸っぱければ諦めれば良いのに全ての木に登り、紙袋を破って味見をしている。これは安芸クイーン
毎晩、毎晩こんな調子でアライブマが出没してブドウを食い荒らされたら全てのブドウがだめになってしまう。
柵をしてもよじ登ったり、土を掘ったりしてすり抜ける。
果樹や果菜作りの農家にとってはカラス以上にやっかいな害獣である。
アライグマは元来日本にはいない動物。ペットとして輸入して、手に負えなくなって野に放った無責任な飼い主によって
多くの農家は被害を被っています。


芽が出ない巨峰

2013-04-25 01:03:42 | ブドウ
ブドウハウスの雪による倒壊で、根元が折れた巨峰は4月下旬になるのに芽が出てこない。
枝の皮をはぐと緑色が残っているので、枯れてはいないが芽を出す元気がないのか?
切って新しく植えたほうが良いのかもう少し様子を見よう。
ブドウは樹が10年、20年と年数が経つほどおいしい実が着きます。
若い木より傷ついていても年数が経ったほうがベターです。



若木で被害のなかったシャインマスカットは芽が3月下旬に出て蔓が30cmほど伸びている。
植え付け2年目になるが、巻き蔓は見えるが花房らしきものが見えない。
今年もだめか



ブドウハウスの復旧

2013-02-21 19:16:11 | ブドウ
雪の重みで倒れたブドウ棚兼ブドウハウスの片付けに掛かった。
鉄パイプの1/3の物は足の部分が曲がっている。止め金具のほとんどのもの形が変わってしまっている。
パイプの曲がりを直し、金具は購入して建て直すことに決めた。
更地に建てるのは簡単だが、ブドウの蔓がいっぱいあり、ブドウ棚の支線が縦・横に張ってあるので作業が進まない。
雪解けを待ってまず支線を片付ける。
地面に落ちているブドウの蔓は踏まれて折れたりしないように、支柱を立てて持ち上げてやる。
鉄パイプハウスを少しずつ組み立てては、ブドウの蔓を背の高さ以上に吊り上げる。
パイプハウスが出来上がれば、40cm間隔でブドウ棚用の支線を張る。
今までは支線には針金を使っていたが数年でサビがきて切れてしまいので、
ポリエチレン系のものを使うことにした。
夏の暑さで伸びてしまわないか心配ではあるが、100kgほどには耐えるとのことである。
1ヶ月でほぼ完了した。次は剪定をして3月中旬にはビニール被服をして芽が出るのを待つことになる。



雪によるブドウハウスの倒壊

2013-01-17 23:45:31 | ブドウ
15日、雪で滑りながらも何とか畑に着いてびっくり、ブドウハウスが倒壊しているではないか。
この畑には、他にも2つのビニールハウスがあるが、
雪は屋根に積もっても、滑り落ち、雪による重みで潰れることはなかった。
鉄パイプとブドウ棚だけなら潰れることはなかったが、害獣、害鳥、害虫避けに張っておいた
暴風ネットに雪が積り滑り落ちることもできず、雪の重みで潰れたのである。
また、斜面に作られているので、垂直に立っていれば、かなり持ち応えられた可能性もあるが、
斜面に対して垂直に立てるしか構造上できないため、斜面の角度だけ傾いているので、
屋根に重いものが乗ると下の方に倒れるのは当然のことである。

この光景を見たとたん再起不能と唖然としてしまった。
10数年前、近くのブドウハウスが台風で倒壊した時も、園主はそれをきっかけにブドウ作りを止めてしまった。
まほらま農園もそうなるのか? 

被害状況を調べてみると、3連棟の全てが同じ方向に倒れている。
ブドウ棚はパイプの支柱で持たせているので、同じように棚も落ち、
その上に、雪をいっぱい載せた屋根が乗っかっているので、
ブドウの幹が根元から折れているもの、ひび割れしているもの、と被害のないものはない。


雪を退け、ネットを退け、鉄パイプを退け、痛々しいブドウの木を助けてやろう。
枯れずに芽を出し実を付けるものが何本あるかわからないが、このままにしておくことは余りにもかわいそう。