フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

しばらくお休み

2004-04-28 | 演奏や練習に関して
明日からGW!
出かけてしまうので、しばらく楽器にさわれませんー!

このBLOG、というか日記みたいなものもお休みー。
まあ、海外旅行先からもがんばって書いている人もいましたが、そこまで根性はなし。

そうそう、昔は今よりも、楽器を吹きたくて吹きたくて(拭きたくてではない)しかたがなかった。
旅行も三日目ぐらいには、禁断症状がでて帰りたくなる。

それは新婚旅行のときだった。
休みをとって10日ぐらいヨーロッパへ。もう三日目ぐらいから楽器がとにかくさわりたい。ホームシックでもないのに帰りたい。

新婚旅行直前に社宅に入ったので、家具やそのたもろもろの備品がなにもない状態。帰ってきた時、妻はいろいろ生活の準備をするとはりきっていたが、私が最初にやったことは楽器ケースを開けること。

あっちは掃除を始めようとういうときに、私は頭部管を口に当てて「ぷっ」

当然けんかさ。

練習場所

2004-04-27 | 吹奏楽、管弦楽&アンサンブル団体
今度アンサンブルの発表を一緒にする友人から連絡が来た。
曲数などからして、毎週あわせないとだめだろうという話。

そこで練習場所として提案してきたのが、銀座の一室(詳細不明)。
フローリングで何もない部屋だとか(え!?)

あ、あやしい。

いずれその部屋でフルート教室でも開けばいいと貸してくれたとか? そのうち家賃を払うようになるとか?? それまでは好きにしてもいいとか???

よく意味がわからん。
ちょっと想像をたくましくしてしまった。

どこでフルート買うの?

2004-04-26 | フルート本体
どこで、フルート買いますか?

フルートを買うのは、大別して次のとおりかな。
1)大型楽器店
2)フルート専門店
3)その他、町のレコード屋、デパートなど

普通は、1)か、2)。たぶん、1)のほうが安い。量販店でもあるし。

私は、2)で買っている。利点は、当然のことながらフルートのことをよく知っている。専門店は店主がリペアマンでもあるので、自分の楽器のこともよく覚えてもらえる。店にリペアマンがいるということは、事前に連絡さえすれば飛び入りでも調整、修理可能なのがいい。修理内容とか、自分が注意すべきこととか、なんでも相談できる。

大型楽器点では、それほどたいしたことのない修理でも「お預け」になって、直ってくるのは2週間後とか。なにがどう悪かったのかは伝票に書いてあること以外はわからない。下手クソな修理されると、また戻しで2週間かかるとか。もういやだよ、そんなの。いくつも楽器をもてるほどリッチならいいけど。

3)のその他はありえない。フルートは非常にデリケートなので、楽器のことを何も知らないところからは買えない。

そうそう、最近はオークション、っていうのもある。使ったことないけど、あたりはずれがあるんだろうな。何も知らない初心者がとにかく安いのをみつけたいか、あえてリスクをとることのできる中上級者向けか。

フルートアンサンブルの知り合いが、金のフルートを発注したそうだ。納期は11ヶ月後だとか。そんなに制作期間かかるわけないのに、わざと納期を延ばしてプレミアムをつけようとしているとしか思えない。だって、個人経営じゃなくて、最大のメーカなんだよ? いろいろオプションとか彫刻とかいれて、値段を聞いたら予想より高価でびっくり。彼女は音楽の短大も出てるのできっといい音を奏でてくれることでしょう。

それは、Mという某国産超国際的有名メーカー製である。東京のショールームへご発注だとか。

そのショールームの雰囲気はとても一般アマチュアには敷居の高い、すました雰囲気がして私はとても嫌い。お客もそう。音大生課なんかが中心で、お嬢様然としている人多数で(それは悪くない)、そういうのしか相手にしませんよというありありの雰囲気。他のメーカ、たとえばSとかPとか、なんとフレンドリーな雰囲気なことか。

美女が金のフルートをご発注ともなると、店員の態度もぜんぜん変わったそうだ。しかも、○○先生のご紹介、とかいうとまた値段も下がる。上流階級のみの社交場、アマチュア蔑視そのもの。いやぁねぇ。

そういうブランドだからか、それでもアマチュアでMフルートを信望している人多し。皆さん、単に先生に薦められたからとか、ブランドを追うのではなくて、ちゃんと自分の価値観を持って買い物しましょうね。みんな買わないけど、ヤマハもとってもいいんですよ。

さきの私の知り合いは、ちゃんとMが好きで買う人なので、特に問題はありません。しかも立場的には優遇された顧客層なのだし。私はしんでもMは買わない。いいとも思わない。

頭部管を買ったら2~工房見学

2004-04-23 | フルート本体
というわけで、頭部管の話の続き。

頭部管はフルート専門店で購入した。購入時に頭部管と本体との擦り合わせ調整をしてもらっているわけだが、どうも今ひとつ気に入らない。どうやら私は少し固めが好きらしい。

お店では、このぐらいが標準だからしばらく様子を見てということだっったが、やっぱり気に入らない。
再調整をお願いしようということになり、また購入した店に行こうと思ったのだが、この頭部管を製造した工房もそんなには遠くない。何故か日本のフルートメーカは埼玉の奥の方にあることが多いのだが、その工房は都内である。私鉄の駅からバスを乗るのはやっかいそうだが。どうせだったら見学を兼ねて工房へ行ってしまおうか。以前に小さなフルートメーカの見学に行ったら面白かったことだし、アポをとってみた。

そこは、ガレージのようなところだった。いくつか工作機械がおかれているのが外から見える。看板も見当たらないので、知らなければ何を作っているのかわからない。セールスマンとも客ともつかない人が一人と、町工場の職人さんらしき人が一人。

そのセールスマン風の人は、果たしてお客であった。14kと18kのアメリカ製フルートが一緒にはいった楽器ケース(いろいろな意味で初めて見た!)を持っていた。私の楽器を調整している間に、もう一人客が来た。この人はどうやら最近ここで楽器を買ったようだ。しかし調整してもらう風でもないので単に遊びに来たらしい。
その新しい楽器、金製で巻き管という製法で作られたものだという。吹かせてくれるというので、ありがたく吹かせていただいた。まだ新しいということが吹くとすぐにわかる。これからよく鳴るように吹き込んでいくのが楽しそうだ。14kと18kのダブルケースも何故か吹かせていただいた。持ち主は、関西から出張のついでに来たのだと言う。せっかくこんなところまできたのだから、のんびりしていくのだという。この工房に来る人たちはみんなこうなのか。けっこうdeepな世界。

調整が終わりかえろうかと思ったら、せっかく来たのだし、楽譜も譜面台もあるから少し吹いていけば、と遊びに来た客や職人さんが言う。それでは、と見ず知らずの人とクーラウのデュエットをあわせた。さすがにみんな上手いね。一発でちゃんと曲がとおる。

もう少し私も長居できれば面白いだろうとは思ったのだが、この後約束があったので一曲で(3楽章まで)おいとますることになった。

普通に楽器屋に行くだけではこんなことってない。不思議な半日ではあった。そのうちまた行ってみるか。

頭部管を買ったら

2004-04-22 | フルート本体
少し前に、頭部管を買った。

フルートの頭部管は高価である。国産でも7万円以上、外国産なら倍以上である。クラリネットやトランペットなどのマウスピース(フルートの頭部管に相当)は数千円から購入できる。結構たくさん持っている人もいるが、フルートではなかなかまねができない。最も音色や操作性にかかわるところなので、もっと安くなることを望む。そのためには、フルートの構成自体を変えなければだめかな。リッププレートだけ取り外せるようになるとか。

その頭部管はとある小さなフルート工房製である。以前は大手フルートメーカで頭部管を削っていた人だという。管体も制作を始めているのだが、そこまで手を出す余裕はない。

歌口の削りが普通と違う。通常の歌口は比較的四角い穴があいているのだが、これは楕円に近い。購入した店のご主人曰く、こういう形の歌口は今では珍しく、昔の木管フルートでよく使われていた形だという。

吹いてみると、抵抗感が強くて、また良い音の出るポイントが狭い。そのかわり低音から高音まできれいに吹き抜けることができる。音色も少し独特なハスキーで明るい音である。

慣れるのが大変かなーと思ったが、意外にすぐに慣れた。反応も早く、かえって吹きやすいぐらい。古いタイプの歌口なので音量が小さいことを覚悟していたが、それほどでもないようである。というか、音の通りがいいみたいなのでそのへんの欠点は感じられない。久しぶりにいい買い物をしたと思う。

店でいろいろなメーカやタイプを試奏をして決めた。そして、自分の使っている楽器に合わせて、管厚をあわせたオーダーをした。納期は2週間だった。

納品時、試奏時に使ったものと出来上がってきたものを比べてみた。やっぱり、新しくきた方が微妙に悪いといやだからである。そうしたら、新しいものの方が私の楽器との相性がよりよかった。聞くと、私の楽器の仕様(H管)にあわせて歌口の削りを微妙に変えてあるとのこと。そんなことがあるのかーと妙に感心。確かに、H管は管が長いぶん鳴りにくいのだが、新しい頭部管はすっきりと管の先の方まで抜けていく感じがする。試奏したものは、もう少し手前で明るく鳴る。

職人技ってすごいのだなあ、と思った出来事であった。
つぎはその工房に行ってみたことでも書いてみようかな。

ステージのあがり対策

2004-04-21 | 演奏や練習に関して
引き続き、あがり対策について。

演奏中に緊張すると(緊張しなくても?)、汗をかく。

額に汗をかくと、メガネに落ちたり、目に入ったりして視界が悪くなる。これについてはハチマキをするのが良いということに気づいたが、とてもステージでやる勇気はない。
休符を見つけてハンカチで拭く。座って演奏の時はハンカチをひざの上におけばよいが、立奏では困る。概ね立奏の時は少人数のアンサンブルなので、休符も少なく余計に汗を拭きにくい。

歌口が汗で濡れると、楽器が滑ってしまう。このすべり防止のためにいくつかの対策が知られている。

一番簡単なのは、滑り止めのために歌口のリッププレート(唇のあたる部分)に紙を貼る。
これは、切手の「みみ」の部分が良いらしい。私はそんなに滑って困ることはないので試したことはない。なかには、おまじないのためか本物の切手を貼る人もいるらしい。高価なほどご利益があるかのか?

紙の難点は、汚れることである。黒く年季の入った薄汚い楽器(失礼!)に汚らしい紙が貼りっぱなしはどうかなと思うことがある。また、女性の場合は口紅がついてまっかっかなことも。金の楽器に白い紙が貼ってあり、それが赤く染まっていると結構目立つんだけどなぁ。

最近は、某楽器メーカからリッププレートに貼る専用シールがある。まだ使ったことはないのだけれど。どんなもんだろう。

もう少しエレガントな方法は、リッププレートに彫刻をする。彫刻の際に汗の滑り止めにしたい旨を伝えると、深めに彫ってもらうこともできるらしい。彫刻の入った歌口を試してみたが、慣れていないためかざらざらして違和感があった。長時間演奏するとリッププレートのあたる部分がが赤くなってひりひりしそう。
楽器への彫刻は昔から興味があるが、唇のあたる部分は避けて彫刻を入れたいなと思っている。

手に汗をかくと、楽器がすべる。

特に、プラチナ製の楽器は重量がある上に滑りやすいとされる。人によっては楽器を支持する部分(左手の人差し指の根元や右手の親指があたる部分)にやすりをかけてしまうらしい。自分は実物を見たことがないが、考えるだけで恐ろしい。だって、プラチナ製の楽器といったら600万円以上だよ!

プラスチックやビニールパイプみたいのを、支持部分へとりつけて滑り止めや運指の手助けとするものが市販されている。
私はその両方を持っている。

プラスチックのは、フルートのパイプにぱちんとはめるのだが、管の内側からその部分をみると微妙に圧力で凹んでいるのが見えた。運指の調子はよかったのだが、少し怖くなって使用をやめてしまった。

ビニールパイプは、管を凹ます様なことはなくて良いのだが意外に滑る。それと、私には支持部が太くなりすぎるので少し使ってからやめてしまった。何種類か肉厚を選べるようにしてもらいたい。まあやわらかい材質なので、自分で切ったりすればいいだけの話なのだが。

ステージ上の話にもどると。

少量のアルコールを飲む。

緊張緩和のために、本番前に少量のアルコールを飲むというのがある。学生時代にワインを少し飲んでステージに上った人がいたが、酒に強くないのか、ゆでだこのような顔をして演奏していた。
それを見て、酒を飲んでステージに上がることはしないと思った。

薬を飲む。

医者をやっている奏者がいた。緊張しない、というより心臓の鼓動をあがらなくするという薬があるらしい。そのかわりに、体が本当に酸素が必要になっても、心臓の鼓動は早くならないというものだとのこと。その日の演奏する曲に応じて(緊張具合に応じて)、時計を見ながら薬を飲む量を決め手飲んでいる。「今日は××の曲だから○錠でいいか」「今日は大変な××の曲で、一番緊張するのは○時○分ごろだから、その△分前に□錠必ず飲まねば」という具合に。

最初はみんな緊張しない薬があるのかと興味しんしんで、俺にもひとつくれ、みたいな話をする。しかし、少し話を聞くと恐ろしくなってみな退散してしまう。まだ誰も彼から薬をもらった人はいない。

ステージでのあがり防止法

2004-04-20 | 演奏や練習に関して
昔は吹奏楽でソロを吹かなければならないとき、今よりもすっごーーーーーーーく緊張した。楽譜のsoloと書いてあるところが近づくにつれ、今では考えられないほど心臓ばくばくだった。

私の場合、今は少なくなったが緊張すると唇が震えることが多かった。やばい、と焦りだすと余計に震える。当然音も震える。これはビブラート(息で音を振るわせる演奏技法)をもじってビビラートとよく言われる。

ビビラートがかかると、目で見てわかるぐらい楽器も震えることがある。こうなると客からもわかるので恥ずかしいが、どうにもならない。行きつけの楽器屋の店主は、こうなった時は左肩に楽器をあてて震えを止めると言っていた。なるほど、と思ったが実際にやったことはまだない。

最近は、汗をかく。人前でなにか発表するような時も同じだから体質なのだろう。めがねのレンズに汗がかかって楽譜が見えにくくなる、目に汗が入ってしみるという困ったことがおきる。吹奏楽や管弦楽ならば拭く暇を見つけられるのでいいのだが、少人数のアンサンブルなどでは長い休符がないので非常に困る。

本番のステージでこのような困った汗をあまりかかないで済む方法を発見した。事前に汗をかいてしまえばいいのである。ただし、ただ単に汗をかけばいいのかと、運動をすれば良いということではない。

緊張すると分泌される(?)というアドレナリンは、一度使い切ってしまうとすぐには補充されないというようなことを読んだか聞いたことがある。つまり、本番直前のステージリハーサルで思いっきり緊張して汗をかいてしまえば(=アドレナリンを使い切る)、本番はかなり涼しい心持で演奏できることを発見した。

ただ、そんなに都合の良いタイミングでリハーサルがあるとは限らないというのが難点。リハーサルから本番までの間が空きすぎるとアドレナリンの補充が完了していまう。もう少し便利でいつでもどこでも使える方法はないものか。


ステージで緊張しない方法としてよく言われるのは、「ちゃんと練習しておくこと」。要するに、演奏技法上の不安をかかえたままステージに上がるな、ということである。確かにお説ごもっともなのだが、こちらはアマチュアなんだから完璧に演奏できる状態になること自体不可能である。

私が思うに、「ちゃんと練習すればあがらない」「はい、わかりました」と言えるのはかなりの上級者である。上級者には今さら練習しろ、ということ自体ナンセンスである。反対に、初、中級者には「練習して完璧にしろ」「そうはおっしゃいますけど・・・」になってしまう。演奏が完璧でないことを余計に気にかけさせてしまい、練習や本番にかえって支障があるのではないかと思う。

つまり、この「ちゃんと練習しておくこと」というあがり防止法は正論だが、実質上何の役にもたたない。


あがり防止に一番いいのは、ステージ度胸をつけること。困ったことに、これは練習量ではどうにもならない。一日の練習を1時間から2時間、3時間に増やしたところでだめである。

どうすればいいかというと、場数を踏んで慣れる、そうとうヤバイ場面を一度通過して何かを吹っ切る、という方法が考えられる。実際にはこの両方のミックスとなるだろう。私は後者のことがあってから、以前よりだいぶソロが楽になった。(緊張しないわけではない)

それは、私があるアマチュア管弦楽団に所属して間もないころであった。ソプラノ歌手(もちろん女性)が来て、我々の管弦楽団が伴奏してオペラアリアを歌うという企画があった。
歌の伴奏ということで、管弦楽の他の人たちはなんだか気楽にやっている。が、フルートの1stだけは違った。アリアでは、歌手と共にフルートもソロなのであった。しかも相手はプロ。

指揮者と、歌手の師匠には言葉は優しいながらそーとープレッシャーをかけられた。私は演奏会の3週間ぐらい前からかなり機嫌が悪くなり、妻には多大なる迷惑をかけたのを覚えている。よく出て行かなかったものだ。

演奏終了後、歌手の師匠が私のところに来て握手をして帰っていった。なので一応良い演奏ができた、ということにしてある。


以来、吹奏楽では「よくそんなに堂々とふけるな」と言われることもあるようになった。(管弦楽では当たり前なのでそんなことをいう人はいない)
自分としてはまだまだだけど、私の吹奏楽の中では相対的に度胸のあるほうになったらしい。

現在は、いろいろと効果があるという「イメージトレーニング」を研究しようかと思っているところである。

フルートにとっての吹奏楽

2004-04-19 | 吹奏楽、管弦楽&アンサンブル団体
フルートにとって、吹奏楽は良い演奏環境といえるのか。
昨日の吹奏楽を思い出して、考えた。


おそらく、学校で吹奏楽部でフルートを始めたという人がフルート人口の中で一番多いのではないかと想像する。

音楽大学を目指す人は、学校の吹奏楽部を辞めさせられると聞いたことがある。昔聞いたことなので真偽は定かではない。悲しいことであるが、それも一理あるのかなぁとは思う。

私の周りの社会人アマチュアフルート吹きは、おおむね次の3タイプがある。

1)吹奏楽ばりばり
2)管弦楽の人
3)レッスンで始めた人


1)吹奏楽
吹奏楽部出身者は、大概指が良く回って(細かい楽譜を吹く技術がある)、初見(初めて見る楽譜の演奏)もきく。
ただ、音色に問題がある。音に芯がないので、柔らかい音ともいえるが「遠鳴り」はしない。これは、歌口に吹き込む息の焦点があっていないため。あえて悪い言い方をすると、吹き方が「雑」。

これはしょうがない。金管や打楽器のうるさい中で、音量をだせだせ、といわれればそうなってしまう。どう息をいれればよく楽器が鳴るのかなんて考える余裕はない。

吹奏楽の練習方法も良くない。みんなでやる「ロングトーン」がその最たるもの。「ロングトーン」は、直訳のとおり音を長く吹きのばす「鍛練」である。金管楽器やリードを使う木管楽器は主に唇の周りの筋肉を強化する必要があるので有効な練習法であるが、フルートには害のほうが多いと思う。

もちろん、音を長く伸ばして悪いわけはない。やり方に問題がある。音のアタックを合わせることや大きな音を出すことばかりに気をとられ、息を効率よく使う(フルートにはとても重要)ことが見落とされてしまう。歌口へ吹き込むために息の焦点をあわせて絞り込む感覚が、とにかく息をたくさん入れようとしてしまうことでどこかに忘れられてしまう。こうして、破裂音のような音しかでないフルートティストいっちょあがりとなってしまう。


2)管弦楽
自己主張の強い人が多いのは、関係者の認めるところだろう。管弦楽の木管楽器は、常にソロを吹いているのに近い。それなりに芯のある性格でないと務まらないということもある。

技術的に優れれば性格的にも優れているとは限らない。音楽大学を出たのだがそのわりには下手。それなのに何を勘違いしたが、自分が一番上手いと思っている人がたまーにいる。目立とうと無理して吹き音になってない、単にアマチュア相手にいばっているだけなど症状はいろいろ。身の程を知れ。


3)レッスン
上記のような団体に所属しない人は、やはりいろいろ鍛えられているとはいえないのでテクニック的には劣ることが多い。が、常に耳の確かな専門家に教えられているので、音色などの基本はしっかりと押さえている。
あとは、レッスンではなかなか教えられることのできないアンサンブルの能力をどう鍛えるかが課題。

それともうひとつ。レッスン社会人は「大人買い」できるためか、経験数年の初~中級者でもかなり高価な金のフルートを持っている人がいて驚いたりする。すげー!

ちなみに、使っている楽器は吹奏楽系の人が一番安いみたい。学生時代に使っていたものをそのまま使い続ける人が多いためなのか、コダワリの楽器を使う人は比較的少ない。なんでだろう。


追加)フルートアンサンブル
フルートアンサンブルの団体に所属、という人もいますね。忘れてたわけではありません。どちらかというと、吹奏楽などと掛け持ちしている人が多いかな。それぞれが上にあげたようなバックボーンを持っているので、人種的には最もいろいろだと思う。中年を過ぎて、とか定年退職後に娘の使っていたフルートをつかっって始めたとか、そういう人もいたりして多彩。面白いよ。吹奏楽は比較的年齢層が若いからね。

フルート教室主催のフルートアンサンブルもあるけど、それは良く知らない。初心者にはとっつき易そうでいいかも。


結局のところ、よくわからないけど、自分と相性の良い団体で活動するのが良いという結論。上の文章と脈絡がない結論だからって怒らないように。
要するに、それぞれいろいろと一長一短だから、気をつけましょうということ。それが今日の結論・・・・自分はなかなか進歩しないなあ。

管弦楽曲と吹奏楽のフルート

2004-04-18 | 吹奏楽、管弦楽&アンサンブル団体
今日は、吹奏楽の練習。

コンクールの曲と、アルルの女第二組曲を少し。
もともとは管弦楽曲なので、フルートの出番はあってもソロが多い。この曲は特に。有名なメヌエットもあるし。

吹奏楽なので、本来はフルートは2人(だったと思う)のところ、たくさんいる。公平を期して(?)それぞれの楽章毎に、ソロっぽいところをみんなで分担。ちょっと舞い上がっている。びみょーにはいるのが遅れたり、テンポを引きずったり。

なので、フルートとクラリネットのユニゾンではクラリネットがちょっとかわいそうだったりもする。クラの彼女は管弦楽でも吹いているので、こういうのは良く通る音でうまく演奏している。ちょっとかわいそうだったりした。

そして見学者はやってきた

2004-04-17 | 吹奏楽、管弦楽&アンサンブル団体
というわけで、Nさんは見学にやってきた。Cさんも来た。
そして、合奏に加わってもらった

結論から言うと、Nさんはやはりかなり恐れおののいてしまったらしい。合奏中は私の隣で吹いてもらったのだが、あまり指が動いていたとはいえない。でもそれはそれでぜんぜん構わない、少し練習すればすぐできますよー位のフォローはした。そしてその日の夜の携帯メールでは、楽しかった旨のコメントがあった。

が、次の練習にはついに姿を現さなかった。

最近また仕事でご一緒の機会があったので、再見学を交渉した。意欲はあるようなので、なんとか約束にこぎつけた。乞うご期待。

Cさんの方は、順調に入団かと思われた。見学の日にNさんは練習途中で用事があるために帰宅したが、Cさんはそのたとの反省会(という飲み会)まで参加した。普通なら飲み会まで来たのだったら、そのまま団員と馴染んで問題なくご入団のはず。

ところが。うちの団体の顧問様が「粗相」をした。顧問様は50代にしてレッスンにつき本格的にフルートを開始。動機は簡単で、フルートは女の子が多いから。そしてこのフルートアンサンブルを立ち上げここまで引っ張ってきた功労者である。定年を過ぎ、資産家で、年金をもらいながらの悠々自適な生活。のはずであるが、株がどうかしてしまったとかで、実際にはけっこうケチである。

顧問様は、夢を語る。今の若者は夢がない、もっと夢を持ってがんばれと言う。いまだにスローガンさえ掲げていればみんな右肩上がり、を信じて疑わない世代である。そういう顧問様たちの世代がいいように今までやってきたから、環境などの諸問題や歪を我々の世代以下に押し付けてきたんでしょう、だから夢がもてないんだよなどと、こちらも訳のわからない反論をしても、涼しい顔。それでも夢を持って実行に移せ、と自分の夢の実現のために他人を使おうとする。ちなみにここでいう夢とは顧問様のこれまでのフルートアンサンブルの実績、というか歩みを関係者に知らしめるための自主演奏会の実施のことである。ずるい。やりたければ自分でやれ。とりあえず非の打ち所は多いが、愛すべき人物ではある。みんなぶつぶつ文句はいうが実は結構好意的に接している。

その顧問様が、反省会(飲み会)の席でいつものようにけんかが始まった。けんか相手はいつもと同じ。少し、テンポがのんびりしている人が相手である。はた目には明らかに激しい口げんかでしかないのだが、顧問様本人いわく、「ざっくばらんな意見交換」だと言ってゆずらない。見学者がいるのに、と言ってもアルコールがはいり、見学者が女性だったせいもあるのか、エンジン絶好調である。

結局、Cさんからアンサンブルの事務局宛に、雰囲気が合わないから入団は遠慮する旨のメールが来た。