フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

音色グッズのその後

2008-06-25 | 演奏や練習に関して
サンキョウのクラウンを新型に交換して、オケの合奏一回、レッスン一回、アンサンブル練習と本番(結婚式)で使ってみた。


オケの合奏。

吹くのが楽でよい。すごく楽、というほどではないが、けっこう楽。
高いGisのpでの吹き伸ばしの不安感もだいぶ減少。(但し右手の中小指は常時onにて)
低音域では抵抗感が減ったので、なんとなく音があたらないような不安がいまだに私に残っているが、事故もかすり傷も今のところ一度も起きていない。けっこう安全だ。


レッスン。

先生にまずご報告。

新しいやつはいいでしょ、と。仕様決定にいろいろと加味されていたらしいこともあって、とてもお勧め状態。他の生徒さんがサンキョウを買うときは、かならずクラウンを見て、もし古い方だったら絶対に交換して貰え、と言い含めているらしい。

ただ、(銀の楽器の場合)交換して実感があるのはナントカ金などの他の材質だよね。私もいろいろ試させて貰ったが、10kや14kのが変わった感じがしてよい。その代わり、値段も気軽じゃなくなるけれど。でも、クラウンを金にするのなら、胴体のリング類も同じ金にしたいよなぁ。

抵抗感が変わったからなのか、音程が・・・・・というか、音程感が変わった・・・・ような。

そこで、いままでよりも頭部管を抜いて(私は他の人より入れ気味・・・いつも3mmぐらい)先生と同等の抜き具合(1cmぐらい)で曲を吹いてみることになった。

たまに音程がうわずることがあったのが、なくなった、と先生は言う。何がどう原因になっているのかはよくわからないけれど。

とりあえず、レッスンでは(笑)しばらくこの抜き量でいって様子を見ることにする。


結婚式。

木管五重奏を披露宴会場の隅で演奏した。
客席にいた知人は、フルート は 良く聞こえたよ、とのこと。音の遠達性は問題ないようだ。ふふふ。

さて、レッスンで懸念した音程。
いつも、と、レッスン、の抜き量の真ん中へんで挑戦。

・・・が、低い!

困ったことに、隣のオーボエさんと合わない。

結局演奏中に少しずつ入れていくことに・・・。


ところが。

披露宴終了後に飲み会で、そのオーボエさんは、なんか調子が悪くて楽器の音程が低くて困った、と言っていた。 むぅ。

結局、自分の音程についてはよくわからず・・・・・


様子見のフェーズはまだまだ続く・・・・・・

まぁいいかぁ、って感じに

2008-06-25 | 演奏や練習に関して
週末に、私にとってはひさ~しぶりになる結婚式披露宴への出席。

新郎が木管アンサンブル仲間で、新婦は新郎と同じアマオケ。
言わなくて想像つくように、新郎がステマネ件出演者の演奏会状態!?

私は木管アンサンブルの一番古いメンバー(新郎含む)での五重奏と、アンサンブルメンバーの出席者集まっての八重奏(倍管含むので、十一重奏)。

五重奏は、楽しくアンサンブルできて良かった。
八重奏も、楽しかった。けど、いろいろあった(笑)。ま、いっかぁ。

自分も、みんなも、新郎新婦も、楽しかったようだ。


やっとここにきて、半人間不信状態を脱したみたい。

人間不信・・・

2008-06-20 | 演奏や練習に関して
数週間前、吹奏楽のほとんど内輪な感じでアンサンブルの発表会があった。

以前に公民館で木管五重奏をばっちり(?)決めたメンバーとは違う組み合わせで、五重奏が二チーム。のうち一つに私のいるチームも。

この演奏が、良くなかった。

同じメロディーを、各楽器が役目を変えて進行していくアレンジなのだが・・・

ちょうどフルート(私)メロディー、オーボエがリズム、ファゴットが前打ち、の場面で、崩れた。

ステリハでは、危なげはなくはないが、恐れるような場面ではなかったのに。

どうなったかはよくわからないが、私の耳には前打ちがどんどん走って、4/4拍子の2拍ぐらい前に行って、次の展開になる時に気がついて、そこで辻褄があった・・・

それだけのことなのだけど。

初見の時から通じても、一番の大崩れ。


前回とはメンバーが違うとはいえみなさんベテランなので、その後は何事もなく曲は進行し、やばかったねーの一言ぐらいで舞台袖を通過。その後何事もなく打ち上げ(笑)。


ふと、ちょっと前のパイパーズに、木管五重奏は難しい、という記事があったのを思い出した。曲の解釈やら人間関係やらでいろいろとありがち・・・という話だが、バンドはどこもありがちなので、特に何が特筆されていたかは覚えていないが・・・


信頼していただけに、そしてその前が十分結果に満足していたために、どうもその後人間不信気味なのがどうしても抜けない。

オケに行っても、またあの○○パートがあんなことやってるよ・・・次は何やっちゃうの? みたいなネガティブモードに入ったきりどうしても戻れない。


梅雨だからか?

ちょっと、困ってる。

久しぶりに音色グッズ購入

2008-06-17 | 関連グッズ
レッスン時に、先生からサンキョウのヘッドクラウンが変わっていてなかなかこれもよいよ、と聞いたので、その足で池袋に直行し、早速買ってきた(気が早い・・・)

最近は、楽器関連の怪しいグッズを買っていないし、試奏もあんまりしていないし、そろそろささやかな無駄遣いでもしてみたかったところ。


楽器というのは仕様にいろいろオプションがあって、フルートの頭部管ならば管体の材質、ライザーの材質、リッププレートの材質、唄口のカット、等がいろいろあり変化が楽しめる。

が、しかしフルートの頭部管を新しく買うというのは大変な出費である。クラリネットや金管楽器のように、数千円~でマウスピースが買えるというような恵まれた状況ではない。

そこで、フルートで一番簡単で安価に変化が楽しめるのはクラウンということになる。但し選択肢は狭く、扱っている店も少ないが・・・
(他には、反射板交換という選択肢もある)

今回のは銀製(Ag925)で5千円強程度なので、最も安価に変化を楽しめるものといえるのでこういうのは大好きである。
金製となるとウン万円となってしまうが、クラウンの交換というのは意外と変化の効果があって、例えば銀製頭部管で金ライザーにするのと、銀製頭部管のクラウンを金製に交換するのとでは同じぐらいの効果があると思う。

但し、私は一度別のメーカーのクラウンで銀製クラウンに一部金の混じったものに交換したことがあるが、最初は良く思ったもののバランスが悪く感じるようになり、結局元に戻したことがあるので、本体と異なる材質のクラウンには懐疑的になっている。


今回新しいクラウンを買ってきたことで、うちには歴代サンキョウの3種類のクラウンが揃った(笑)。

写真の左は、むかしむかしシルバーソニックを購入したときについていたもの。真ん中は、今使っているハンドメイドについてきたもの。右が今回買ってきた、最近のサンキョウにデフォルトでついているもの。

ここでは仮に左から1型、2型、3型とする。

1型から2型へは、やや高さが低くなりローレットの形状が変わっている。
2型の方が、工芸的で高級な感じがして気に入っている。


実はシルバーソニックで、最初ついていた1型から2型へとクラウンを交換している。この時が池袋でクラウンを購入してきた最初の機会でもある。明らかに2型が良いと思う。音の輪郭がはっきりして抵抗感も良くなった。


2型から3型へは、やや細身になり、隠れてしまう部分ではあるが高さが低くなっている。また、中身が中空ではなく身がつまって平坦になっている。

2型は削り出しているのだが、3型は洋銀のベース?に銀をプレスして作った外側をかぶせているのだそうだ。

デザイン的にはほぼ同じだが、3型の方がやや細身で、私は2型のがっしりしている感じが好き。


さて、期待の3型を今使っているハンドメイドで交換してみると。

2型と比べてアタックの立ち上がりがややよくなり(抵抗感が減り)、演奏が少し安楽になる。
音色は、良く言えば柔らかく、悪く言えば輪郭がぼける。(ような気がする)


この違いは全くの好みで、どちらが良いとは言えないと思う。

抵抗感が強くて音色に輪郭があった方が好きならば2型。
(最近楽器を買って3型がついているが、抵抗感を強くしてみたいなら試す価値あり。但し市中在庫のみ。お店に走れ!  但しサンキョウユーザー限定)

優しい音色が好きなら、また、演奏が少しでも楽な方がよいなら3型。
(2型を使っている人は、お試しの価値あり。 但しサンキョウユーザー限定)

新型が演奏が楽な方に振っているのは、昨今の事情によるものか??


と、今のところはそう思う。

今度の練習で使ってみて、もっと詳しく様子を探ってみようと思っている。早いパッセージでのタンギングがやりやすくなって、今までよりもアーティキュレーションがはっきりしている・・・・・気持ちの上では・・・予定・・・・