フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

お店との相性問題

2006-06-26 | 楽器、その他
先週末、新宿にある某ムラ○ツへ楽譜を買いに行った。

実は、わたしはそのムラ○ツが好きでない。
何故ならば、老舗だからといって鼻が高い(ような気がする)から。ADモデルを実質値上げしたような態度が気に入らないし、あのニューパッドだって大嫌い。ホームページだって、なんやらプロが訪問してきたことばかり自慢して鼻につく。新宿の店だって音大生以上しか相手にしていない敷居の高い雰囲気が嫌い。

そんな風に、むかーし思っていた。

今回、必要に迫られて実際に店に行ってみると、店員さんの態度も全然悪くない。
(さっきホームページを見てみたら鼻につく感じもなくなっている)

なーんだ。だいぶよくなったじゃん。なんて思いながら目的の楽譜を見つける。
今月の特価品なんていうコーナーがあって、よせばいいのにいくつか楽譜を見つけてそれもいっしょに買ってしまった。だって安かったから。(ex.1500→300)
おかげで、支払総額は当初予算額を大幅にオーバー。


ところが。
思ったより会計が少し高いような気がした。

ドトールコーヒーで小休止がてら、値段再チェック。
そうしたら、一つだけ特価価格が適用されてないものがあった。すぐに戻って差額返金してもらう。

ささいなことだけれども、なんかこういうつまらないことが気になってしまった。

ちょっとした買い物でも、なにか今ひとつ気持ちよく行かない。
運命なのか。
自分が嫌いと思った相手は、相手からも嫌われてしまうのだろうか。

不思議だ。
一度こじれた?関係は、もう修復は望めないのか。

ステージでの緊張を緩和する方法

2006-06-20 | 演奏や練習に関して
今まで、ステージ上で緊張しない方法について、何回かこのブログでも書いたことがある。自分の経験とか、何かで読んだ話とか。

楽器関係の書籍で緊張しない方法として紹介されているのは、ほとんどが経験談なのではないろうか。
悪い言い方をすれば、演奏家としてのプロが、自分はどうやって成功したか的な、ある意味自分の成功体験を語って(自慢して)いるだけ、と言えなくもない。

普通のアマチュアは、成功したプロとは違うんだよ・・・・そんなかすかな思いが頭のなかにほんの少し、よぎる。


下に引用したURLは、ビジネスシーンでの緊張を和らげるための特集ではある。
ビジネスに関する指南は、それはそれで臭みはある。
しかも、日経だしぃ。

でも、この記事を、強引にステージ上では・・・と読み替えしながら読んでみると、なかなか面白いと思う。統計とか医学的なものとか、苦手な人はだめかもしれないけど。フルート吹きに多いとされる(?)理系の人ならば難なく読めて、参考になるんじゃないかな。そう思った。

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/associe/boldness/

コンサートとロビーコンサート その2

2006-06-16 | 吹奏楽、管弦楽&アンサンブル団体
間がだいぶあいてしまったけれども。前回の続き。

ロビコンは、我々が最初。
その後、クラリネットアンサンブル×3、バリチュー(ユーフォニウム&チューバ)アンサンブル。

それらを聞きながら。我々も大変だったけど、彼らも大変だ。なんて、少し癒された気分になる。自分だけが緊張していたわけではないし、自分達だけが不完全なわけではない(他人・も・悪いという意味ではない)。やっぱりバンドの仲間はいいなと意味もなく思う。

そして、吹奏楽の本番。

吹奏楽の本番は、いい。
一つのパートに複数いるから、大事故にはならない。特にフルートのような音の小さな楽器では。

なので、緊張するということも最近はなくなった。
中学生の頃は、本番ではカリカリに緊張していたのが懐かしい・・・・

かと思えば。
ちょっと今回は違う緊張があった。

管弦楽曲の吹奏楽用編曲の場合。
本来ソロの部分を複数で重ねて吹いたりもする。ある意味平等な機会均等主義だ。
それはそれでいい。

ただ、最近の私はなんだか気が短い。(年を取った?)
管弦楽やアンサンブルでのように、例えばpで慎重に自分が音をアタックしても、そのユニゾンをお隣さんが無神経なアタックをしたりする。自分や指揮者の曲想への集中が台無しだ。

これが管弦楽なら、すぐにイエローカードを出す(し、出される)。
いやいや、これはあまり上手ではない吹奏楽なんだから、いいではないか、とステージ上で自分をたしなめる。たしなめる道半ばで、集中力を欠いてしまい、また何かしらミスをする。(ミスといっても、音をはずすわけではない。自分の想定通りな曲想をつけられなかったということ)
すると、余計に集中力を欠いて投げやりな演奏になる。

なんだか精神的に悪循環している。

今回の演奏会は、なんとも、50点! という感じの演奏会ではあった。
ミスはしたもののリカバーはしっかり決め、集中を持続させたロビコンは60点かな、的な自己評価。やばいミスはなくとも集中を途中で切らした演奏は、悔いというよりも虚脱感が残った。

ま、そんなもんなのかな。
いやいや、それじゃいけない。間違えなくてもフラフラした演奏していたのでは、自分の時間の無駄だ。

今後は、ミスを悔いるよりも、集中を切らさない演奏をできるように精神鍛錬をしなければならないなぁ、とつくづく思った。

コンサートとロビーコンサート

2006-06-08 | 吹奏楽、管弦楽&アンサンブル団体
吹奏楽の定期演奏会が終わった。

この演奏会では、いつもの木管五重奏のメンバーが多くいる(団員&トラ)ということもあり、演奏会開演前のロビーコンサートにも五重奏で出演した。

なんだか余裕の人が多いので、以前に合宿で初見合わせぐらいしかしていないのに、その後何もやっていない。

演奏会当日、午前中のステリハのあと練習でもする雰囲気になるかと思い、急いで昼食を取って、速攻で着替えてロビーへ行った。
実は内心はだいぶ焦っているので、一緒にアンサンブルするなかまに早いねーなんて言われてしまうと結構腹が立ってしまう。えっ練習しないつもり? はやくやろーよーと言ってそいつを急かす。だいたいそういうときは上手くいかないもので、練習とは言え八分音符を四分でとってしまうなどのミスをする。練習なのに(実際には公開リハーサル状態)、けっこう大量の汗(冷や汗)をかく。

ほどなく開場時間がきてタイムアウト。
なんとなく雰囲気を察知してロビーに集まってくる人達に適当に礼をして演奏開始。途中、私がリピートを間違えたりするも、それに気がついたのは一緒にアンサンブルをしていたHr嬢のみぐらいで?、終わりはなんとか帳尻合わせて終了。

精神的に余裕がないときの演奏に、自分がめちゃくちゃ弱いことを再確認するロビコンの演奏ではあった。

やや新しい指揮者

2006-06-03 | 吹奏楽、管弦楽&アンサンブル団体
オケの指揮者を褒めてしまったけれども、吹奏楽の方が悪いかというと、慣れてきたこともありそうでもない。

確かに、以前チューニングがしつこいとか、基礎練がくどいのはいや、みたいなことは書いている。
しかし、最近は本番間近なこともあってそういうことはとりあえず影を潜めている。

それを、除くと、若いながらも(オケの方より若い)センスは良さそうだ。
無駄なことはしないし、練習の進め方も良い。
あとは、経験と、「吹奏楽大好き!」オーラ発進!みたいなことから脱することかなぁ。

今、吹奏楽で取り組んでいる難曲(オケ曲の編曲)も、一時はどうなるかと思っていたし、選曲委員に文句の十個も言ってやりたい気分ではあった(もちろん選曲委員の苦労は知っているつもり)が、彼の来る前から比べると格段の進歩が見られる。

演奏会の打ち上げでは、きっと彼によかったです、の一言ぐらいは言える気がしている。

新しい指揮者

2006-06-02 | 吹奏楽、管弦楽&アンサンブル団体
いろいろと事情があって、我が弱小オーケストラの指揮者も変わることになった。

新しい指揮者に変わったといっても、その指揮者はなんだかいろいろ売れっ子らしく、代振りということで二人来た。そのうちの一人はなかなかいい感じで、もう一人はそこそこな感じだった。

新しい指揮者というと、やはりそのたびに合奏は緊張する。

で、とうとうその指揮者が登場。
なーんか雰囲気的に若造な感じで、なーんかという雰囲気を醸し出している。

ところが、やはり売れっ子だかなんだかでプロのオケも振っているという話もあるので、さすがに上手かった。

吹奏楽ばりばり命、縦の線、横の線、みたいな指揮者ばかりが続いていたので、やっと音楽させてもらった気になった。

ある曲想を団員に伝えようとする時、いい指揮者は語彙がたくさんある。ソムリエのようといったらよいか。言葉だけでなく、全身からオーラでも伝わってくる。

センスはあるけど語彙の少ない指揮者は、センスのない団員からはわけがわからず嫌われる。
センスがないけど自信家なだけの指揮者は、単なるパワーハラスメントだ。

あの、いつも遅れて、アタックがいい加減で、音程極悪の金管群が、初めてチャイコフスキーらしくまとまった。やればできるじゃん。
いつもしょぼしょぼの弦が、久しぶりに楽器が鳴っていた。

これには驚いたぜ。
久しぶりにシンフォニーを満喫。

いつもこのブログでは、親愛の意味も込めて我が「弱小」オーケストラと書いているけれど、「弱小」なんて書いちゃ行けない、ちょっといい演奏できるオケになっちゃうかも。

そんな予感。

なんとか現実になりますように。
予断は許さず。