フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

コンサートの季節

2004-12-24 | 吹奏楽、管弦楽&アンサンブル団体
コンサートの季節

12月。
ああ、クリスマス。
おおー、クリスマス。

クリスマス嫌いよ。クリスチャンでもないのに何を騒ぐ?
今年も無為に過ごしてしまった、年をとるにつれ時間のたつのが早くなったと、
何もいいことはないぞー、クリスマス!

それはそうと、吹奏楽関係者の私としては、「クリスマスコンサート」は毎年避けて通れぬ道。今年も2発!

一発目は吹奏楽ですな。
福祉関連施設での演奏。30分オーバー。
クリスマスっぽい曲。+楽器紹介。

でも、あれですな。ハンディキャップのある人達って、すごく我々のへたくそな演奏でも喜んでくれる。コンサートやるたびに、演奏して良かったーと思います。
話は違うけど、病院での演奏って言うのもすごいですな。インフルエンザが流行ったりすると中止になったり。大学病院でやったときなんか、コンサートが始まると車いすはおろか、ベッドが集まってきた。これには驚きましたよ。

二発目は、管弦楽。
しかも、屋外演奏でした。駅前のコンサートで、地元の学校ブラスや市民ブラス、市民が合唱団が参加。
でも、管弦楽も外で演奏することあるんですね。私ははじめてでした。私のオケも、始めての参加だったらしい。たぶんハタから見ると管弦楽の人たちって鼻が高くて、そんなくだらない(?)コンサートやらないのではないかと。そんなものはブラスののりのいい連中にまかせておけって。そんな感じかと。

でも、団員はもちろん、他のオケからエキストラで参加してくれた人も、「寒い」ぐらいは言ってたけど、楽しそうにやってた。なんか変な偏見を持っていた自分は猛反省。

暗くなってからの演奏だったので、寒いのと、田舎の駅であることもあってお客さんがさみしかった。でも、打ち上げ兼忘年会も楽しかったからいいや。

アルトフルートのその後 2

2004-12-13 | フルート本体
アルトフルートのその後 2

購入したアルトフルート。まだまだ使用時間が短いのだけれど、買うときには見えなかったことが少しずつではあるけれども見えてきた。

まずは当面困っているのがキーの段差。

買うときに気がついていたのだけど、左手親指で押さえるHキーとBbキー(ブリチャルディ?キー)に段差がある。Bbキーの方が高くて、親指の移動が困難。試奏時に吹いた他の個体は大丈夫だったので、私が買った個体の問題。まあ、普通のフルートのように素早い動きが要求されることはないので演奏上のおおきな問題にはならなそうななので、楽器店に専門技術者がいるときか、メーカのリペアセンターにそのうち持っていけばいいかという程度。

で、この段差。よく見ると、二つのキーの連結が部分が妙に曲がっている。だから変な段差ができるんだ。キーの連結調整時に、この部分を無理矢理曲げてこじつけで調整したとしか思えない。なかなかやるな、台湾人。ちょっと気分悪いぞ。

それからもう一つキーの段差。

右手小指Ebと、C#Cとの段差がでかい。小指をEbからCへと一度移動すると、小指を滑らせてEbに戻ってくることができない。
ただでさえアルトフルートは右手小指の負担が大きい。腱鞘炎状態だぞ。速攻クレーム処理してもらいたいものだが、なかなか調整に行く時間がない。

当分の間は、小指の移動がある部分はさぼることにしよう。

まあ、いわゆるハンドメイドクラスの楽器と比べると造りは全般に雑ですな。安いから文句は言えないが。キー裏面のスジとか(ハンドメイドクラスでは裏面も磨いてあったりする楽器がある)、トーンホールに小さなバリが残ってるとか。タンポも、トーンホールの中心にあたっていないような気がしたりとか。やっぱりなんだかなー、という感じの部分多数。
このへんのところの仕様は、たぶんスチューデントクラスと同等なのでしょう。

まあ、楽器自体は調子いいのでとりあえず許す。
そのうち、メーカに持っていて全部調整してもらえばいいや。

アルトフルートのその後

2004-12-08 | フルート本体
アルトフルートのその後

で、先日買ったアルトフルート。楽器の性格上、まだ何度も使ったわけではありませんが。

まずは、重いっす。息もたくさんつかいますねー。
私、身長170cm、体重6×kgの、まあ、日本人でフルートw吹く人としては普通の体型だと思ってます。半日のアンサンブル練習の半分吹いたら疲れちゃいます。

そうそう、アルトフルートって、G管ですよね。なんでGなのかずっとずっと不思議でした。だって、フルートの他の特殊管、ソプラノやFバスって、みんなF管。クラリネット族やサックス族はBbでC管よりも全体に2半音低くはありますが、間隔としてはC-F-C-F-に相当する、Bb-Eb-Bb-Ebの系列。ソプラノリコーダーはCで、アルトは、Cに読み替えて教えられますがあれて要するにF管ですよね。

なんでアルトフルートだけGなの?
Fの方がいいじゃん!
アルトリコーダーみたいに、F管だったらinCの楽譜を読み替えて吹くのが楽なのに。
アルタスフルートでは、F管のアルトがあったようなカタログにあったような気もしますが。

それはきっと、重くて演奏やってらんないからなのかと思います。
普通のフルートでC足からH足に替えると、半音しか変わってないのに肩の凝る場所が変わってしまうぐらいなので、今のG管よりも1音のびたらと想像するだけで体中が痛くなります。

体の大きい外人さんでも同じなのだろうか。