フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

個人レッスンとグループレッスン

2004-04-15 | レッスン
音楽教室には、個人レッスンとグループレッスンがある。

べつにプロになるわけじゃないんだから、どっちがいいかはなんともいえない。これから何か楽器を始めようというひとがもしいれば、お金と時間とで相談。

一般に、個人レッスンの方が上達が早いがレッスン料が高くて一回の時間が短い。先生と相性が悪いとつまらないのが最大の難点。発表会は大抵ソロ(一人で演奏)+ピアノ伴奏なので、緊張する人はそれでいやになっちゃうかも。そのまませっかく楽器を始めたのにもうやめた、になりかねない。もともと真剣に楽器に取り組んでいる人には迷わずこちらが良い。「楽譜が読めないのだけど」というのが心配な人も、こちらのほうが丁寧に教えてもらえるだろうという安心感がある。

グループレッスンは安くて友達もできやすいけど、細かいところに目が届かないので上達が遅い。いつもグループがいっしょなので、発表会は比較的お気楽。これはいい! 宿題がだされることもないし、怒られることもないので(先生にもよるかも)、「なんとなく」続けられるのは大きなメリットだと思う。

フルートのblogといいつつ、私が今続けているグループレッスンは「大人のバイオリン」である。なんとなく続けてすでに3年!にもなるらしい。

ちなみに、ヤマハがやっている音楽教室で「大人の」が付くシリーズは、社会人向けのグループレッスンである。「バイオリン」と「大人のバイオリン」は違う楽器というわけではない。あまりシリアスになりすぎず、時間のない人でも続けていけるようなカリキュラムが組まれている。これはなかなかよく考えられた優れものだと思う。堅苦しくてつまらないクラシックもでてこない。

ただしカリキュラムが優れていても、やはりそれなりに練習しないことには上達しない。レッスンを始めたころ、いつかはこのグループみんなでオーケストラに入って演奏しよう! なんて話をしていたがその道はまだまだまだ果てしなく遠い。