フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

ギヤの選択

2010-10-29 | 自転車
ブリヂストンのアンカーは、上位機種はギヤが選べる。
フロント52×39のノーマルか、50×34のコンパクト。

私は東京下町に住んでいるので、坂がない。ヒルクライムにも行かないし、レースにも出ない。
RCSを買った時は、まだコンパクトは普及していなかったので、問答無用でノーマルギア。
しかしながら、しばらく乗った後、あまりにリアのトップ側数枚が重すぎて無駄になっているので、アウターを52枚から50枚に取り替えていた。つまり、フロント50×39。
これを、追い風はアウター、無風~向かい風では39という使い方。

新しいシマノの105には、50×39の設定がなくなっていたのでいろいろ悩んだ。

で、ホイールも少し軽くなることだし、今まで軽いギアがなくて困ったことはなかったので(平坦しか走らないから)フロントはノーマルを選択。

リアは、よりクロスレシオが欲しかったので、オプションの14~25を選択。
少なくとも平坦メインで走るには、調子が良くて満足している。

しかし、困ったことが・・・・

フロントをインナーにすると、平地でも向かい風でもすぐにリアがトップに入ってしまう。
今までみたいに、フロントは巡航と追い風で使い分けるみたいなことが実質できなくなってしまった。
インナーが使えない!

ホイールが軽くなったからか、以前は河川敷でもたまにある上り坂ではインナーに入れて登っていたのが、RNCになってからアウターのままでこの程度は軽く登りきってしまえるようになったからなおさら。
インナーの出る幕なし。

アウターとインナーの差も広がって、フロントの変速もちょっと気疲れするようになった。

うーん。やっぱりデフォルトの設定は奥深いものがあるなぁと感心している。


さて、どうしたものか。

セカンドオピニオン

2010-10-25 | 自転車
自転車のサイズの件の続き。

ホリゾンタルフレームのサイズは、

小さめの方が扱いやすい。
小さめの方が、ステムが長くなり、シートピラーの突き出しも長くなり、見た目が良い。
大きめの方が、フレームのプロポーションが良い。

というところで悩んでいた話である。


サイズについて、もう少し納得してみようと、別の、少し離れた自転車屋さんに行ってみた。
ちょうどそこには展示でRNC7の510mmがあった。
プロポーションは気にしていたほど悪くはない。

見せてもらいがてら、サイズの話を聞いてみた。
置いてあった自転車にまたがってみて、それでちょうどいいだろうとのこと。
その自転車は、トップ長が535mmだという。ステムが長いもの(確か120mm)がついていたので私はちょっと大きく感じたが、ステムに100mmを使えばちょうどいいという。
もしも本当に535mmのトップチューブ長が私にちょうど良ければ、RNCのフレームサイズは530mmとなりいい感じのフレームプロポーションとなるぞ!


さらに悩んだ末。

ワイズロードという有名量販自転車店に行ったとき、有料でサイズ測定するというサービスがあったので、ちょっと店員さんに聞いたらおもしろそうなのでやってもらうことにした。
そのプログラムには、1000円、5000円、20000円のコースがあったが、その一番安い1000円のやつ。
なんとなく話の流れではロードを始めて買う人向けっぽいが、今ロードに乗っていてポジションに悩む人にも有用なプログラムらしい。

ということで股下や手の長さなどなど計り、パソコンに入力すると推奨の数値が出てくる。そして実際に専用のポジションマシンでセッティングを試せるというもの。

その結果、私の最適フレームは、トップチューブ530mm、ステム95mm(但し、慣れている人は+1.5cm程度したほうが良いとのこと)、サイズ決定用トップチューブ長(意味不明)535mm。と出た。サドル高は692mm。

やったね。計測しての推奨でも535mmトップ長がでてきた。これで530mmのフレームに現実感がでてきた。


残った問題は、ピラーの突き出し量。

当時のシートピラー突き出し量(サドル高さ)では、RCS(フレームサイズ480mmに+5cmで見てみる)でシミュレーションしてみると、あまりピラーの突き出し量が多くなくて正直ビミョーなところ。

当時のサドル高は約670mmで、ワイズロード推奨692mmに約2cm足りず、ブリヂストン推奨の704mmには約3.5cmも足りなかった。

3.5cmも足りないとなると、そこまで現状から変化させるのは「無理」と思ったが、2cmだったらどうにかなるか?と思い、それから少しずつサドル高をあげて乗ってみた。

いやあ、食わず嫌いしないで、いろいろ試してみるのは良いことだ。いろいろ悩んで今までのサドル高が最高と思っていたが、今となってみるともっと高くしても悪くない。結局695mmでいける!と思ったとき、シミュレーションのステム突き出し量も充分だと判断し、サイズを530mmで決定することとした。
めでたし、めでたし。
最初にRNCを見に行ってから、この間一ヶ月強。
書籍もいろいろ読んだし、勉強したぜ。

結局、今日現在ではサドル高は700mmにセッティングしてある。
自転車の見た目もいい感じで、満足感大。

購入動機からサイズ決定まで

2010-10-20 | 自転車
さて、RNC7 のサイズを決定するまで。

まず、買おうと思った動機。

・やっと? 2010モデルからカーボンフォークではなくなり、総クロモリになったこと。これは効いた。
 5年前にRCSを買った時も、RNCはせっかくのクロモリなのに、どうしてカーボンフォークなの?と思った。せっかくホリゾンタルフレームはかっこいいのに。
 同じくクロモリのフェルーカ買った時も、その上のモデルはカーボンフォークだったのでやめた。
・職場が異動になり、これがまたひどい職場でストレスがたまっていた。
・前のちゃりRCSから5年経ったからそろそろいい?

この三つが、4:5:1の割合位。

で、いいなー、RNCとか思って散歩していたら、なんと近所にスポーツ車も売る自転車店が新しくできていた。知らなかった。他の自転車は、うちから徒歩ではきびしいところの店に行く必要があった。

そこで入ってみると、けっこういいご主人。

いろいろ話をして、サイズ決定の為に実際に今乗っている自転車を持ち込んでフォームを見てもらうことにした。
RCS買った時は、吊ってあったやつがサイズが合うと言われ、値段もデザインも気に入ったのでそれにした。

このご主人曰く。

昔は、フレームサイズ(シートチューブ長)で選んだが、今は(スローピングの時代なので?)トップチューブ長でサイズを選ぶ、と言う。
RNCをローラー台にセットしてフォームを見てもらうと、凡そ今のサイズで合っているいるという。もう少しハンドルが遠くてもいいかな、但しレーシーに乗りたいなら。ということ。

RCSのトップチューブ長は、525mm。
同じトップチューブ長のRNCは、カタログによると、510mmのサイズということになる。
カタログによると510mmは、162~169が適応身長ということになっている。これはあまり気にするべきではないということだが。ちなみに私の身長は170cm。できれば520~530が適当とならないものか。

このあと、念のために股下をはかってもらった。ブリヂストン推奨のフレームサイズ、というかサドル高さを知るため。で、私の股下は80cmということで、ブリヂストンの推奨式(中級者として)にあてはめると、推奨サドル高は70.4cm! なんとその当時の自分で決めていたサドル高より3.5cmも高い!!!

サドルの高さについてはいろいろな人がいろいろな理論で係数を出していて、どれが正しいというものはないということ。私のフォームを見る限り間違った方向のセッティングではない(らしい)こと。ペダリング理論はいろいろあって、後ろの人に足の裏を見せるように回す、というものまであること・・・等々いろいろ話を聞いて勉強になったのは良い。

うーん・・・とうなって、その時は店を出た。

ここで葛藤が始まった。

ホリゾンタルフレームは、あまり小さいとちんちくりんでカッコ良くない。その後、某量販店店頭で520mmの展示があるのを見つけ、これは問題ないプロポーションだと思ったので、これ以上のサイズにできれば安全。

これには相反するが、どちらでも合うサイズだったら、小さめを選んだ方が扱いがしやすくて良い。


さて、どうしたものか。

そこで、セカンドオピニオンをとることにした・・・・

パールのダブルケース

2010-10-19 | 関連グッズ
ある楽器店のフルートフェアに行ったとき、いろいろなメーカーのカタログをもらって来た。全く買う気はないのだが。

と、パールのカタログを見たとき、目を疑った。
フルートとピッコロのダブルケースが異様に安い。

昔、某大楽器店で聞くと、ダブルケースはその手の業者に特注になり、四万五千だか五万五千だったか六万だったか、そういうオーダーの見積もりだった。

しかし、この値段は何??
しかも、フルートのみのケースと逆転?
ミスプリですか、これ。


それからだいぶ経ち。

たまたまフルートを持って上野に行った時、ふと思いついてパールのショールームに行ってみた。
昔はアルトの調整にたまに通っていたが、最近はそういうことはなくだいぶ久しぶり。

早速、ダブルケースを見たい旨を女性の店員さんに告げる。
サンキョウのフルートとフィリップハンミッヒのピッコロ入れたいんですけど。(我ながらずうずうしい。でも気が小さいので、アルトはパールですよ、とちょっと言ってみる(笑))

・・・ところが、見事に入らない。
なんと、サンキョウの方が、胴体も足部も見事に長い。

店員さんは、うちには器用な人がいますからなんとかなるかも、と言ってリペアの人を呼んで来てくれたが、この長さの違いはなんともしがたい模様。

ついでにリペア氏にいろいろ聞くと。

ダブルケースは、(当然のことながら)パールのフルートとピッコロに合わせて作ってある。ピッコロに関しては、他メーカーに合わせたい要望はそれなりにあるらしい。それにどう対応しているかは聞き忘れた。確かに、ピッコロは他のを入れたいよね。

値段が安いのは、ミスプリではなくて、台湾製だから。皮ではなくビニール?だから。別に台湾製であることをパールでは隠しませんよ、とのこと。ま、廉価なバージョンのフルートは台湾製であることは有名ですね。あ、私のアルトフルートも台湾製。全然問題なし。

サンキョウは残念ながら全く入りらなかったが、実は○ラ○ツの楽器は入った実績があるらしい。こそっと教えてくれた。完璧なマッチングではないのだろうけど、興味のある人は自己責任で。もちろん、自分のピッコロも持参していかないと二度手間になります。今回ピッコロは持っていなかったので、フィリップハンミッヒが入るのかどうかは不明のまま。

RNC7選んだ仕様について

2010-10-15 | 自転車
新しい自転車RNC7(ネオコットクロモリ)について、いろいろメモっておこうと思う。
これは2005年モデルのRCS3(アルミ+カーボンバック)からの買い替え(買い増し)なので、これとの比較も含めて仕様は・・・

フレームサイズ
RCS 480M トップチューブ長525 カタログ重量1950g(500mm) 色はレーシングブラック。 (ハンドルステム90mmから100、110mmへと交換。ハンドル幅380から400、420へと交換、アナトミックタイプ)
RNC 530 トップチューブ長535 カタログ重量2670g(530mm)  色はレーシングブルー。 (ハンドルステム 100mm。ハンドル幅420、アナトミックシャロー)

コンポ
RCS 4400 ティアグラ ブレーキアーチはテクトロだったがあまりに効かないので6600アルテグラへ交換。
RNC 5700 105 ブレーキアーチは6700アルテグラへ交換。

ホイール
RCS 当初のWH-R500を、回転のスムーズさが気に入らず、また、コケたら振れたのでWH-R560へと交換。
RNC カンパのZONDA。2WAY-FITではない。

ギア
RCS フロント52x39 をアウター交換して 50x39。リアは12-25の9速。
RNC フロントは52x39。 リアはメーカーオプションの14-25の10速。

そんなふうにしてみた。
次からは、理由や経緯、感想など。

RNC7 げっと。

2010-10-13 | 自転車
自分の日記を久しぶりに見返してみると、フェルーカ君から一年半。
新しい自転車を買ってしまった・・・

ブチヂストン アンカー のRNC7。
フェルーカから引き続きの、クロモリフレーム。

納車から約一ヶ月、計五百キロ以上走ったので、購入の経緯とか迷ったこと、やインプレというより感想などちょろちょろと書いて行こうかと思う今日この頃。

カーボンやアルミのぶっとくてぎんぎらにデザインされたフレーム全盛の今の世の中、細身のホリゾンタルフレームの、なんともかっこいいこと、かっこいいこと!

クロモリフレームは、ちょっとすねている人向けの自転車ですね(笑)