フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

フェルーカ君登場

2009-04-15 | 自転車
久しぶりに自転車。

新しく、ミニベロを買ってみた。
ジオスのフェルーカ。20インチのかわいいやつ。

一応、イタ車だぜ。
台湾あたり製かもしれないけれど。


一週間たっての感想。

ハンドル幅380mmは、やっぱ狭い。いつかは替えたい。

クランク165mmは微妙。やっぱりいつかは替えたい。

シートアングルが寝てるためか、サドルをレールの一番後ろになるまで前に出しても、ポジションが出ない。で、サドルを実績あるアリオネに交換してみた。やっと許せるポジションに。

テクトロのブレーキ効かない。そこで105に交換したら、前はシューがフォークに当たるわ、後はビミョーに届かないわでさんざん。そこで、前はスペーサーをかまし、後はシューのゴムをひっくり返してなんとかだましだまし対応。
なんか、他にいい方法あるのかしら?

全く! これだからラテンの車は・・・・(怒)
昔シトロエンの小さい車にのっていたけれど、その車も不可思議なところがたくさんあった(でも楽しかった・・・笑)


いろいろ文句はあるけど、今までロードでは行く気にもならなかった下町散策が何やら楽しい。取り回し楽々。

ロードではどうしても目を三角にしてしまいがちだったけれど、これからは気分で乗り換えて、リラックス気分も満喫できるのがうれしい。

タファネルゴー○ールについて

2009-04-07 | 演奏や練習に関して
タファネルゴー○ールと言えば、あの、17のメカニスム日課大練習、をこの世界では一般に指すように思う。

そう、あのマゾな指練習。

ふつーに音大とか目指すなどであればきちんと習ってやるのだろうけれど。
自分は、昔レッスンので少し触れたけれどあまりやらずに何故かフェードアウト。

あんまりアマチュアには、こういう時間を取る練習はさせないのかもしれない。


それでも、少しでも上手になりたい・・・私の場合は、大学からフルートを始めたので、なんとか大学の同期のやつには追いつきたい・・・ということもあって、このタファネルゴー○ール、というよりは、これをパクったと思われる、トレバーワイの2巻をずりずりずりずりと、ひたすら頑張ったのであった。


当時としては疑問を挟む余地無く必死。ウサギ跳びみたいな。


今となっては、あれで本当に良かったのか? 有効であったのか? と疑問がよぎる。まあ、当時はそれでも筋トレみたいなもので無駄ではないとは思う。でもそれを今またやったら、きっと無理無駄の固まりだよね、きっと。


という想いがあり、最近は残業規制で時間がとれるかも? ということで先生に聞いてみた。


アマチュアには勧めないが・・・という注釈付きで・・・時間の取れない人は曲などの練習をした方が有効・・・・ではあるが、普通は、1,2,4,5がおすすめ。

例えば1番の場合、そんなに多くのアーティキュレーションをやる必要はないが、少なくとも決めた位置でのタンギングはしっかりすること。

指の練習というよりは、息の練習と考えること。1番の場合は、5度の上下だが、その中で上向ではクレッシェンド、下向では逆、をしっかり。最初はダイナミクス優先で音程は気にしないで。スムーズに行くようになったら、ばっちり正確とはいかなくても、チューナーなど使ってある範囲に収まるように。

ブレスはしっかりとる。
休止をゆっくりとってもいいし、インテンポでやりたいならば音を省略する。

課題の初めから最後まで、唇はリッププレートから離さないでやり通すこと。5度の上下しかないので、途中で離してしまいと、下の音域は下用の、上は上用のアンブシャーを作ってしまいがちだから。そのためにコピーをとって一度に全体を一覧できるようにしておくことも必要。


他も同じ。指ではなく息の練習。4番では5度がオクターブになっている。ここでダイナミクスをきちんとつける。比較的古い音楽は上向はクレッシェンド、下向はデクレッシェンドでほぼ間違いないので、それがきちんとできるようになる。


なるほどー、と感心。

思えば、トレバーワイの方にも似たような記述があったような・・・・


おそらく、そこそこ長くやっている大人であれば、タファネルゴー○ールの1,2,4,5,であれば指としては特に大きな問題ではないと思われるので、やっぱり、息。

やっぱ、息だよねぇ。


その他としては、6度の跳躍の11番、ディミニッシュの15番も練習として有効だよと。


さてさて、どうしたものか。

まずはディミニッシュからにしてみようかな。

昔の楽譜

2009-04-03 | 演奏や練習に関して
レッスンで次の課題はバッハも候補・・・楽譜はやっぱりベーレンライターか、ベーレンライター原典版、という話になったので、帰りに楽器屋さんに行って少しさがすも見つからず。

帰ってきて本棚を見ると・・・ずばり、それがそこにあった。

社会人になって数年たって総銀の楽器が欲しくなり、高級な楽器を使っているのにへたっぴは恥ずかしいしまずい、というあまりポジティブでない理由でレッスンを始め、その教室での一回目か二回目ぐらいに発表会で使った楽譜。

いろいろな書き込みが懐かしい。

先生が書き込んだもの、よく間違えたり上手くいかないところに自分で書き込んだチェック・・・・


その発表会が終わった後の打ち上げで、他の先生から「けっこう上手に吹けてますから、身振りも加わるとよりよいですよ」みたいなアドバイスを頂いたのをよく覚えている。

当時としては、なんか身振りつきの演奏なんてカッコ良くないんじゃないか、無理してやる必要なんて無いんじゃないか、大げさな身振りで演奏するなんて信じられない、ぐらいに思っていた。

先日読んでいた音楽心理学の本。その本を読んでいる時も頻繁に当時のことを思い出していた。


なかなかいいタイミングで楽譜が出てきて、なかなかの奇遇だ。