というわけで、Nさんは我々のフルートアンサンブルを見学にくることになった。その日は偶然もう一人Cさんという女性の見学者が来たので、見学は合計二人となった。どちらも経験は数年で、われわれのフルートアンサンブルのなかでは長いほうではない。
社会人になってから独学やレッスンについてフルートを始めて、その後吹奏楽や管弦楽、フルートアンサンブルなどの演奏団体に加わるのは結構困難なことだと思う。社会人の団体であれば、おそらくや中学や高校の部活動で楽器を始め、以来10年以上の経験なんていうのたくさんいる。部活では、勉学をおろそかにして(!)にしてそれこそ朝から晩までメトロノームを前に、先輩の厳しい指導で練習、練習、練習(した人もいる)。
そりゃあ、今からすぐに技術的に追いつこうっていったって無理ってもんでしょ。たまに専門の音楽教育を受けてきた人もいたりする。そういう団体に見学に行っても、「なんでこの人たちはこんなにできるのー???」となって腰が引けてしまうのは無理もない。実際にそういう人を何人も見てきた。
一応、我々のアンサンブルでも「アルテ一巻終了程度」を入団条件とうたっている。結構高い敷居かとも思うが、楽器の組み立て方もしまい方も知らない超初心者は困るという程度の意味にしたいと思っている。
我々のフルートアンサンブルの団員数は、多少の出入りはあるものの10人台半ばで比較的大人数の部類に入ると思う。ある程度以上の人数がいるアンサンブルのよいところは、個人個人の技量はそれほどではなくても良い演奏ができるということ。
学生のバンドを聞いてみればわかる。一人一人の技術では経験年数の長い分、社会人バンドのほうが勝るが(?)、小学生のほうがすごーい演奏をしたりする。まいっちゃうよ。
まとまった練習時間の取れない我々社会人アンサンブルは何を目指すのか? 決まった答えは「おいしく酒が飲めればよい」。そりゃー全くそのとおり!なんだけど。
私の思うところは、演奏にその団体のカラーが出せること。高校や大学のブラスバンド部OBが集まったバンドでは、似たような環境で育った人の集まりであるため、自ずとカラーが出る。しかし我々のようなそういう母体を持たない団体では、多くの演奏経験を積むことを通してお互いをわかりあうことが重要ではないかと思う。団員同士のコミュニケーションももちろん重要。 え?結局飲みにいく理由を作っているだけではないかって? むむぅ・・・・
とにかく我々のアンサンブルは目指すところが同じであれば、演奏技術はあまり問わないつもりであるということ。
しかし実際には初級者は残っていない。初級者が少ないと余計に初級者は入りにくい。悪循環だ。
話が遠回りしているが、とにかく、Nさんには是非アンサンブルの団員になってもらいたいと思っているということ。そして、Nさんの見学の日がやってきた。
社会人になってから独学やレッスンについてフルートを始めて、その後吹奏楽や管弦楽、フルートアンサンブルなどの演奏団体に加わるのは結構困難なことだと思う。社会人の団体であれば、おそらくや中学や高校の部活動で楽器を始め、以来10年以上の経験なんていうのたくさんいる。部活では、勉学をおろそかにして(!)にしてそれこそ朝から晩までメトロノームを前に、先輩の厳しい指導で練習、練習、練習(した人もいる)。
そりゃあ、今からすぐに技術的に追いつこうっていったって無理ってもんでしょ。たまに専門の音楽教育を受けてきた人もいたりする。そういう団体に見学に行っても、「なんでこの人たちはこんなにできるのー???」となって腰が引けてしまうのは無理もない。実際にそういう人を何人も見てきた。
一応、我々のアンサンブルでも「アルテ一巻終了程度」を入団条件とうたっている。結構高い敷居かとも思うが、楽器の組み立て方もしまい方も知らない超初心者は困るという程度の意味にしたいと思っている。
我々のフルートアンサンブルの団員数は、多少の出入りはあるものの10人台半ばで比較的大人数の部類に入ると思う。ある程度以上の人数がいるアンサンブルのよいところは、個人個人の技量はそれほどではなくても良い演奏ができるということ。
学生のバンドを聞いてみればわかる。一人一人の技術では経験年数の長い分、社会人バンドのほうが勝るが(?)、小学生のほうがすごーい演奏をしたりする。まいっちゃうよ。
まとまった練習時間の取れない我々社会人アンサンブルは何を目指すのか? 決まった答えは「おいしく酒が飲めればよい」。そりゃー全くそのとおり!なんだけど。
私の思うところは、演奏にその団体のカラーが出せること。高校や大学のブラスバンド部OBが集まったバンドでは、似たような環境で育った人の集まりであるため、自ずとカラーが出る。しかし我々のようなそういう母体を持たない団体では、多くの演奏経験を積むことを通してお互いをわかりあうことが重要ではないかと思う。団員同士のコミュニケーションももちろん重要。 え?結局飲みにいく理由を作っているだけではないかって? むむぅ・・・・
とにかく我々のアンサンブルは目指すところが同じであれば、演奏技術はあまり問わないつもりであるということ。
しかし実際には初級者は残っていない。初級者が少ないと余計に初級者は入りにくい。悪循環だ。
話が遠回りしているが、とにかく、Nさんには是非アンサンブルの団員になってもらいたいと思っているということ。そして、Nさんの見学の日がやってきた。