フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

フルートアンサンブル見学者

2004-04-17 | 吹奏楽、管弦楽&アンサンブル団体
というわけで、Nさんは我々のフルートアンサンブルを見学にくることになった。その日は偶然もう一人Cさんという女性の見学者が来たので、見学は合計二人となった。どちらも経験は数年で、われわれのフルートアンサンブルのなかでは長いほうではない。

社会人になってから独学やレッスンについてフルートを始めて、その後吹奏楽や管弦楽、フルートアンサンブルなどの演奏団体に加わるのは結構困難なことだと思う。社会人の団体であれば、おそらくや中学や高校の部活動で楽器を始め、以来10年以上の経験なんていうのたくさんいる。部活では、勉学をおろそかにして(!)にしてそれこそ朝から晩までメトロノームを前に、先輩の厳しい指導で練習、練習、練習(した人もいる)。

そりゃあ、今からすぐに技術的に追いつこうっていったって無理ってもんでしょ。たまに専門の音楽教育を受けてきた人もいたりする。そういう団体に見学に行っても、「なんでこの人たちはこんなにできるのー???」となって腰が引けてしまうのは無理もない。実際にそういう人を何人も見てきた。

一応、我々のアンサンブルでも「アルテ一巻終了程度」を入団条件とうたっている。結構高い敷居かとも思うが、楽器の組み立て方もしまい方も知らない超初心者は困るという程度の意味にしたいと思っている。

我々のフルートアンサンブルの団員数は、多少の出入りはあるものの10人台半ばで比較的大人数の部類に入ると思う。ある程度以上の人数がいるアンサンブルのよいところは、個人個人の技量はそれほどではなくても良い演奏ができるということ。

学生のバンドを聞いてみればわかる。一人一人の技術では経験年数の長い分、社会人バンドのほうが勝るが(?)、小学生のほうがすごーい演奏をしたりする。まいっちゃうよ。

まとまった練習時間の取れない我々社会人アンサンブルは何を目指すのか? 決まった答えは「おいしく酒が飲めればよい」。そりゃー全くそのとおり!なんだけど。

私の思うところは、演奏にその団体のカラーが出せること。高校や大学のブラスバンド部OBが集まったバンドでは、似たような環境で育った人の集まりであるため、自ずとカラーが出る。しかし我々のようなそういう母体を持たない団体では、多くの演奏経験を積むことを通してお互いをわかりあうことが重要ではないかと思う。団員同士のコミュニケーションももちろん重要。 え?結局飲みにいく理由を作っているだけではないかって? むむぅ・・・・

とにかく我々のアンサンブルは目指すところが同じであれば、演奏技術はあまり問わないつもりであるということ。
しかし実際には初級者は残っていない。初級者が少ないと余計に初級者は入りにくい。悪循環だ。

話が遠回りしているが、とにかく、Nさんには是非アンサンブルの団員になってもらいたいと思っているということ。そして、Nさんの見学の日がやってきた。

フルート吹きの世界は狭い

2004-04-16 | 吹奏楽、管弦楽&アンサンブル団体
Nさんという仕事で少しつきあいのある女性が、フルートをやっていると。
まだ初めて短いのだが、バンドを組んでいてボーカルを担当しており、そこでフルートも時折吹く。ライブを見に行ったことがあるのだが、なかなかの度胸でたいしたもんだと感心した。

数ヶ月前、私がフルートの頭部管を選びにとある専門店に行ったときのこと。試奏していると、見覚えのある人が入ってきた。Nさんだった。すごい奇遇だと話をしたら、その店に来るのは初めてだという。すごい偶然。レッスンについている先生と一緒に新しい楽器を選びにきたところだったのだ。

この業界、世界はせまいなあ。

自分の頭部管選びがひと段落したとき、楽器を何本も出してもらって試奏中の彼女に話しかけた。そんなにまじめにはじめたのだったら、我々のフルートアンサンブルに来ませんかと。フルートの先生も、アンサンブルに加わると上手になるからいいんじゃない、なんて話をあわせてくれる。なかなか感じの良い人だ。

というわけで、Nさんは我々のフルートアンサンブルに見学に来ることになった。

続きは、そのうちに。

個人レッスンとグループレッスン

2004-04-15 | レッスン
音楽教室には、個人レッスンとグループレッスンがある。

べつにプロになるわけじゃないんだから、どっちがいいかはなんともいえない。これから何か楽器を始めようというひとがもしいれば、お金と時間とで相談。

一般に、個人レッスンの方が上達が早いがレッスン料が高くて一回の時間が短い。先生と相性が悪いとつまらないのが最大の難点。発表会は大抵ソロ(一人で演奏)+ピアノ伴奏なので、緊張する人はそれでいやになっちゃうかも。そのまませっかく楽器を始めたのにもうやめた、になりかねない。もともと真剣に楽器に取り組んでいる人には迷わずこちらが良い。「楽譜が読めないのだけど」というのが心配な人も、こちらのほうが丁寧に教えてもらえるだろうという安心感がある。

グループレッスンは安くて友達もできやすいけど、細かいところに目が届かないので上達が遅い。いつもグループがいっしょなので、発表会は比較的お気楽。これはいい! 宿題がだされることもないし、怒られることもないので(先生にもよるかも)、「なんとなく」続けられるのは大きなメリットだと思う。

フルートのblogといいつつ、私が今続けているグループレッスンは「大人のバイオリン」である。なんとなく続けてすでに3年!にもなるらしい。

ちなみに、ヤマハがやっている音楽教室で「大人の」が付くシリーズは、社会人向けのグループレッスンである。「バイオリン」と「大人のバイオリン」は違う楽器というわけではない。あまりシリアスになりすぎず、時間のない人でも続けていけるようなカリキュラムが組まれている。これはなかなかよく考えられた優れものだと思う。堅苦しくてつまらないクラシックもでてこない。

ただしカリキュラムが優れていても、やはりそれなりに練習しないことには上達しない。レッスンを始めたころ、いつかはこのグループみんなでオーケストラに入って演奏しよう! なんて話をしていたがその道はまだまだまだ果てしなく遠い。

レッスンのあとは中華

2004-04-14 | レッスン
やはり、レッスン後は中華だった。

レッスンは、個人ではなくてグループである。我々のグループは4人。女性2人と男性2人。
その女性陣はなぜかチャーハンや餃子がとても好き。

イタリアンでも良いはずなのだが、不思議なことに女性の一人があまり好みではない。仮にここではMさんとする。
いつも中華だから、たまにはスパゲッティでもというと、はっきりとは言わなかったが明らかに乗り気ではない。それでいつも中華屋でチャーハンを、となる。

Mさんの彼氏というのが昨日はじめて登場した。会社が近いらしく、ふらっと立ち寄ってレッスン室の窓越しに見学していたらしい。それが驚いたことに中国人だという。日本語ぺらぺらで、言われなければ中国人だとわからない。

中華屋でチャーハンと餃子を食べながらの最初話題は、当然のことながらMさんは彼氏とデートのとき何を食べるのか? である。彼氏は我々とは一緒に食事はせずに追い返されてしまっていた。
「あのねー、私あんまりスパゲッティとか好きじゃないんだー」お、初めて白状したね。はじめから嫌いなものは嫌い、と言わないと。「でもねー、彼はそういうのばっかり食べたがるのよ」「中華はいやみたい」むむー。そうかぁ。日本の中華は中国人の口にはあわないのかもしれないねぇ。「うん、あんまりおいしくないみたい」

で、結局何を食べてるのよ???

blog開始!

2004-04-13 | レッスン
なんとなくblog始めてみることにした。

とりあえず、楽器や楽団、仲間のことなんかをぼちぼちと。
さて。いつまで続くことか。

今日はレッスンの日だよ。
月に三回だから、さっき電話してレッスンの有無を確認してみた。ちゃんと手帳にも書いてあった。

またレッスン終了後にはみんなで中華を食べに行くんだろうな。