フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

やっぱり気合いがはいらない。

2006-01-29 | 吹奏楽、管弦楽&アンサンブル団体
吹奏楽の練習。
いろいろあって、ガーシュインは最後に通しただけだけど、やっぱり気合いがはいらない・・・・

くそぉ! 難しいぞ!
ぶつぶつぶつ・・・・・
できないぞ!
とか思いつつ。

だからといって練習なんてしてないんだけど。

合奏中、ふと気がつくと気持ちよく吹いているラッパの音がする。
ちょっと野太い音だな、と思ってみてみると、フリューゲルホーンだ。
なーにが楽しいんだぁ~~、とちらちらと見ていた。

合奏後、フリューゲルの人がきて、何見てたの? 音がおかしい? 音程がわるいとか? と私に聞く。
普段から、ちょっと恐れられているらしい私ではある。

いやぁ、こっちは苦しんでるのに、楽しげに吹いている音が聞こえるから見てみたんだよ、と言った。よく吹けるね、とも言った。

だって、予習してきたもん。よかったー。音程が悪いとかじゃないんだね、よかった。と、にこにこしている。

もともとオケにはフリューゲルはないから、いろんなパートの音符があっておもしろいよー、と、ひたすらにこにこ。

まったくぅ。


今日は吹奏楽に引き続き、木管五重奏のダブルヘッダー。

こちらは、いいね。楽譜にそんなに無理ないし。
となりの、おしゃべりオーボエ吹きとも息があう。問題といえば、ちょっと、ファゴットさんが走ったり遅れたり。

そうそう。音楽はそうじゃなきゃ。
おなかは空いたけど元気は出たよ。

というわけで、プラスマイナスすると、+1ぐらいの一日だった。

気合いがはいらない

2006-01-28 | 吹奏楽、管弦楽&アンサンブル団体
なんか最近吹奏楽に行くのがかったるい。
何でだろう・・・・と考えてみた。

どうも、その原因は・・・・
・・・選曲かもしれない。

パリのアメリカ人。ガーシュインの。

なんでもいいけど、難しいよ。
管弦楽曲の吹奏楽アレンジは。特に年代が近くなるほど。
これ、一生無理でしょ、みたいのがあっちこっち。

弦楽器ならできるよね。左手ちょっと動かせば。
木管には、ちょっと・・・・

選曲係は金管さんばかりだから? あんまり弦の大変なところは分担にならないんだろうね。フルートやクラリネットは大変なんだよね。管弦楽曲。金管はおいしいところばっかりで、変なことやらされないし?

いろんな係は大変なのは知ってるから、愚痴っちゃいけないけどね。
それにしたって、できないのはできないよ。

うーん・・・・・キビシイ・・・・

ひさびさのピッコロ

2006-01-26 | フルート本体
久しぶりにピッコロを吹くことになった。
まともに吹くのは、去年の2月の演奏会以来。

なので、先日フルートの調整と共にピッコロも見てもらった。
幸いなことに、タンポの調整は問題なし。
キーの動きが悪くなっていたので、分解清掃&注油で、無料!
フルートには少しお金がかかったので、ラッキーだった。

私の楽器は、フィリップハンミッヒ。
吹くポイントが狭く、久しぶりに吹いたりするとちょっとキツイ。
ホントにたまにしか吹かないのに、音色がいいからと、リスクを取ってしまったのはどうかと思う。けど結構良い楽器だ。

そうそう、知らぬ間に、ハンミッヒに新素材モデル(要するにプラスチック管)というのが出ていた。見た目も少し面白いので、ある店で試奏させてもらった。

プラ管?とはいえ、ふいてみるとちゃんとハンミッヒな音が出るところが面白い。屋外演奏しなければならないけど、音も少しは気にしたい人にはいいかもしれない。どこかの安価な国産メーカー製金属ピッコロよりぜんぜん品がありげな音が出てくる。

値段は約20万円という、びみょーなところ。
吹く環境が悪くないのなら、もう少しがんばって木管の方がいいかなとも思う。十万~十五万くらいだったらオススメだとは思うのだが。
フィリップハンミッヒの木管ピッコロは安価で質がいい。
だからプラ管ももっともっと思い切って安くできれば大ヒットするかもしれないのに。輸入代理店、ぼりすぎか??? (そんなことはないと思うけど)

楽器の調整と反射板

2006-01-24 | フルート本体
今日、社用の外出で楽器屋さんの近くへ。
ついでに、楽器も点検してもらおうと。ついでに、ニュータイプ反射板も試してみようかなと。

ニュータイプ反射板とは。

サンキョウのカタログを見るとのっているのだけれど(ホームページにはないみたい)、ヘッドコルク部分の本管側についている金属の板。頭部管内部のの突き当たり部分と言ったらいいのか?(説明しにくい・・・)

私のオケで一緒に吹いている女性は、銀のフルートを使っているのだけれど、この反射板とクラウン部分を5Kに替えた。すると、やや音量が大きくなり、音も少し柔らかく(悪く言えばあいまいな音に)変わった。好みの問題なので、いいとか悪いとかはではないので念のため。ただ、音量が出るのは重要だよね。

何を思ったか、楽器屋さんにいくついでにこれでも試させてもらおうかという気になったのだった。今までは全然興味なかったのに。


楽器屋のおじさん曰く。

反射板には3種類あるよと。一つ目は、普通の、真っ平らなやつ。二つ目は、フライパンみたいに、周囲がもりあがってるの。もう一つは、ジンギスカン鍋みたいに、中央と周辺が盛り上がっている。ただ、このジンギスカン型のものは最近はないみたいだねと。おじさん的にも、ジンギスカン型については疑問を持っているらしい。フライパン型はいいねと。

で。早速試してみようと、私の楽器(ハンドメイド)の頭部管から反射板部分を抜いてみたら。

なんと。

フライパン型のニュータイプ反射板がはじめっからついていたとさ。


ちゃんちゃん。
3800円+税が不要となりました。

ニュータイプが標準になっているのか、おじさんが勝手に?その仕様で発注していたのか、今では不明。満足しているからいいんだけど。

ただ、反射板レビューをこのブログに書こうと思っていたけど不発に終わってしまいました。残念。
今度は、シルバーソニックにニュータイプ反射板を試してみようかな。そうしたらレビューもできるだろうし。


楽器の点検の方は、今回はけっこうお金がかかってしまった。
ここ数回はサービスです、で済んでいたのだけど。

なんとなれば。
私の楽器の頭部管のすりあわせが結構固いのだけれど、その原因が、傷によるものだという。これが引っかかってすりあわせが固くなっている。

で、この傷をへらでなめしてもらうと。
なんとジョイントがゆるゆるではないか!

このゆるゆるなのは、長年?使っているので、自然な摩耗だという。

ジョイントをきつくするためには。
頭部管の中にパイプをつっこんで、何度も出し入れしながら頭部管のジョイント部分を少しずつふくらませていく。なぁるほど。(これも上手くかけなくてごめんなさい)

私のこのサンキョウの楽器はH足部管がついているので、特にジョイント部分は重要であるという。長い分だけ、H管は鳴らすのが大変。振動を管の先端まで、より効率よく伝えなければならないのでジョイントはしっかりしていなければならない。もしここにガタがあると、振動伝達の効率が落ちてしまうということらしい。

で、ジョイントのすり合わせしたあと。

お。なんか音の輪郭がしっかりしたぞ。
さっきまでは、ちょっとガサガサした感じだった。これは気のせいではなく、横で聞いているおじさんもそう言っているので間違いはない。

たぶん、反射板を交換したのと同程度の効果はあっただろう。
おじさんも、反射板を交換する必要がなくなって良くなったね、といって笑っている。おいおい。


調整としては、あと一カ所タンポの調整がはいった。
それでもハンドメイドクラスは、キーの調整が安定していていいね、という。いつもそういわれる。3~6ヶ月に一度ぐらい点検に持っていくけれど、ホントに狂いが少ないらしい。


結局、反射板は交換していないけれど、交換したのと同程度の金額を払って帰ってきた。でも今回は面白い収穫があったからよしとするか。

今日は雪でした

2006-01-21 | 楽器、その他
今日、東京は雪。千葉も雪(?)。

おかげ様で、吹奏楽の練習はお休みとの連絡有り。
疲れててちょっと面倒だったのでらっきぃ。
メールで、練習場所は確保したままなので「自己責任で」個人練習には使っていいですよと。きっと何人かは行っているはず。

数年前、練習の間に雪が降り出して、帰る頃には豪雪(笑)。
家までもう少し、というところで車が滑って横向いた。幸いどこにもぶつからなかったけど。怖い怖い。調子に乗って運転していた自分が悪いのだけど。

こんな時は、やっぱりおとなしくしているのが一番か。

写真業界が悲しいことになっている。

2006-01-20 | 楽器、その他
フルートのブログですが。
ちょっと、すごく悲しいと思ったので少しばかり写真の話を。
興味のない人にはワケわからないと思いますので、今日は読み飛ばしてください。


実は、写真も趣味。ここのところすっかりご無沙汰していたけど。

まず、ニコンがフィルムカメラ事業の大幅縮小。えーっ!と思った。
ツァイスがニコン用レンズを出す、というのは明るいニュースだったけど、これだって、京セラがカメラ事業から撤退したことの裏返し。

そしたら、もっとショッキングなニュースが。

コニカミノルタ(旧コニカ+旧ミノルタ)が、なんと! カメラ事業から完全撤退!!!
死ぬほど驚いたぜ。
コニカはフィルムやめる。ミノルタはカメラやめる。

デジタル化の波は写真業界のアナログ部をなぎ倒している。

これって、ウインドシンセが普及したから、ヤマハはまだなんとか生きているけど、ムラマツやサンキョウ、ヤナギサワなんかは軒並み廃業、みたいなもの。マテキやアキヤマ、サクライ、マスターズなんて影も形もない、なんてことだ。


怖いね。

CDの普及で、レコードが淘汰された。それに伴って?オーディオ業界もだいぶ淘汰されてしまった。今ではすっかり趣味性の感じられない、無味乾燥なデジタルオーディオ機器ばかり。

デジタルカメラの普及で、カメラも画素数ばかりに目がいく、無味乾燥なデジカメばかりになってしまっている。もう、写真の趣味なんて成立しなくなるんだろうな。つまらない世の中だぜ。


そのうち、楽器もみんなデジタルに淘汰されてしまうのでは・・・・!?
フルートやクラリネットなんて、みんなウインドシンセにやられちゃう???

いや、そんなことはないなぁ。
電子楽器が出たのは最近のことじゃないし。

何故なんだ?
なんでアナログな楽器はいまだに残っている??


そうか、これを書いていてわかった!

デジタルになったからって、演奏が簡単になるわけではないからだろう。
カメラやレコードは、デジタル化で格段に扱いやすくなったもんね。


少なくとも私の生きている間は、アナログな(アコースティックの)楽器がばりばりに生き残っていますように・・・・

マテキの楽器は、やっぱり良いか。

2006-01-19 | フルート本体
先日のレッスンに、ひさびさにマテキの楽器を持っていった。
その日は、ジャズではなくて木管五重奏でやる曲を見てもらうつもりだったので、クラシック向き?なのをたまには使うかと。

楽器を組み立てて、ぴょろろっ、と音を出したら、
先生が「おっ、いいねっ」
と言う。
よく意味がわからなかったのだけど、また、ぴょろろろろっ、と吹いたら。
「すごくイイですね」
とおっしゃる。

何故かこの日は先生が私の楽器に興味を持たれたようで、レッスンの途中で超?高音域(通常のフルートの最高音Cの上のE)の運指の話になったとき、私が出せなかったのでちょっと先生が私の楽器を「良さそうな楽器だ、ちょっといい?」と言いながら少し吹かれた。

当然のこととはいいながら、先生は超高音域を、はじめてさわった私の楽器で軽々と出している。
そのあと、楽器のメーカー名やモデル名等が刻まれているあたりをまじまじと見つめていた。

いやあ、マテキってよく良い楽器があるんですよねー。とその後おっしゃっていた。

その後、私はマテキは以前使っていたけども、良いときは良いがなかなか上手く吹けなくて今はサンキョウを使っていることなどなどの話をした。

すると。

アマチュアとは言え安全に吹けることは重要なので、オーケストラでサンキョウを使うのは正解だろう。
それでも木管五重奏のような場合は、このマテキを使う価値がある。なぜならばアンサンブルならば、一度こけても復活するチャンスはたくさんあるから(リスクを取って良く鳴る楽器を)使うと良い。

ということだ。

ほんの四つ五つの音を出しただけなのに、しかも高音域だけ。それでもすぐに楽器の特徴をつかんでしまう。さすがはプロ。しばし感心感心。


あまりに鋭い、なんというか、感性を持たれているので。

練習の最後にジャズレッスン用カラオケCDをCD-Rにつくろうとしたとき。CD-Rが未記録かどうかを確かめるためにCD-Rの記録面を先生が見ながら、こうやって見れば録音されているかどうかわかるよね、と言われた。

それを聞いた私は。

「えっ、先生はCDの記録面を見ると何の曲が録音されているのかわかるんですか!?」と本気で驚いてしまった。

いくらなんでもそんなわけはない。
ということで、大爆笑。


まいったまいった。
「脳のトレーニング」がまだまだ足りないらしい。

もっと脳を鍛える・・・トレーニング

2006-01-15 | 関連グッズ
実は、私はゲームが好きでない。

小さい頃にインベーダーゲームにはまったのが最後。
スーパーマリオは15分、ドラゴンクエストは5分で嫌になった。

吹奏楽の知人の娘がニンテンドーDSの「脳を鍛える大人のDSトレーニング」というのにはまっていて、母親につれられて吹奏楽に来ているのだけれど、周りの大人をつかまえてこれを半ば強引にやらせて喜んでいた。休憩時間になると「グー、パー、」などと大人が叫んでいるのが笑わせてくれる。

だからというわけではないけれど。
最近人の名前も出てこないし。いろいろなストレスもあるし。
曲の転調になかなかついていけないとか。音符の跳躍についていけないとか。五線の遙か上のほうの楽譜が読めないとか。アドリブのアイデアが枯渇しているとか。曲の解釈にいまいち納得いかないとか。
まあいろいろあって、もしや脳のトレーニングでもしたらいろいろ良いことがあるやもしれぬ。

で、買ってしまった。ニンテンドーDS。と「もっと脳を鍛える・・・・」。
テレビの宣伝に踊らされたようで(実際そうなのだが)、かなりくやしい。

「もっと脳を鍛える・・・」は、「脳を鍛える・・・」の続編。
「脳を鍛える・・・」の方にしようと思ったのだけれど、売り切れだったので「もっと・・・」のほうにした。

子供のオモチャと思えばビミョーな値段だけれど、大人が買うと思えば安いもんだ。

ゲーム機本体も人気があるのか、おととい見たときは品切れ。
今日見に行ったら、白と青が入荷していたので青を買ってきた。おととい見たときは一作目の「脳を鍛える・・」はあったので、本体もソフトもかなりの人気らしい。私が買ったあと、おじさんがやはり「もっと脳を鍛える・・・」はないの? と店員に質問していた。
やっぱ人気なのね。

だいぶ流行に乗せられているらしい自分が、だいぶくやしいぞ。

本当はデザイン的に洗練されているPSPの方がいいと思ったけれど、まあ、しょうがないね。
でも少し使ってみて思ったけど、ニンテンドーDSも捨てたもんじゃない。二つのディスプレイとか、DSの方は専用機としてものすごくよく練られているのかもしれないと思った。ばたくさいデザインだけど、ユーザーインターフェースとか、すごくよく考えられているように思う。うちの会社の製品も少しは参考にしないと。ゲーム嫌いの私にエラソーなこと言えた義理ではないが。


で、早速やってみた。
(ソフトによって計測された私の脳年齢は、・な・い・しょ・)

いくつか脳トレーニングの種類があるのだけれど、その中の一つに<名曲演奏>というのがあった。
内容は、簡単で有名な曲の楽譜が一方のディスプレイに表示される。それをリズム感よくもう一方のディスプレイに示された鍵盤をたたいて演奏するというもの。

おいおい、自称音楽家の私に挑戦してるのか。お前は。
まあ、見ておれ。

ということで、よく勝手がわからず一回目は95点。
二回目はノーミス&リズム感の良さで? 100満点!!!
「ロケット並み」の早さだそうだ。ふふふ。ふふふ。
なめんじゃないよ。

でも、音楽に縁のない人にはすごく難しいだろうね。これ。

優先順位

2006-01-13 | 演奏や練習に関して
楽しみにしていた練習や本番と、それとバッティングした結婚式。
悩ましい選択ではあるけれど、やはり結婚式への出席は欠かせない。

去年の秋。
我々のオケでは、お琴や尺八との競演という演奏をした。

数少ないその和楽器とのリハーサル。
経験としてとても貴重ではある。(それに出ないと本番がやばいというのもあるが)
すごく楽しみにしていたのに結婚式の招待状が来てしまった。
吹奏楽団内の友人であるので断るわけにもいかず。もちろん行きたくないわけでもない。さそってくれてほんとうにありがとう。

そういいながらも。ぶつぶつ。
本番に重ならなかっただけでも良しとしないと。


最近はじめた、木管五重奏。

いまのところ人間関係も演奏も順調でとても楽しい。
この次の発表予定は、とある市民管弦楽団の、団内(公開)アンサンブル発表会と決まり、改めて練習を始めたばかり。

そこへ。なんと大学時代の親友からの結婚式のお誘い。
こちらは、やはり積極的に、万難を排して出席したい。
ところがばっちり木管五重奏の本番と重なってるぜぃ。

木五の皆様。ごめんなさいね。でれなさそうだよ。


招待状が来て、詳細がわかった。(電話で連絡してきたときに詳細があやふやだったという、いい加減な友人ではある)
披露宴の開始が16時。比較的ゆっくりである。

我々の演奏の出演を、午後の一番最初にもってきてもらって(他の楽団なのにワガママをいう)、演奏終了後にダッシュで駅へ。それから電車に乗って約2時間。そして駅から披露宴会場のホテルにやはりダッシュで披露宴開始にギリギリ間に合うか? という綱渡りスケジュールが実現するかもしれない。

二兎を追う者は・・・・・捕まえてみせる!?????

フルート福袋の中身3 硫化防止シート

2006-01-12 | 関連グッズ
しつこいようだけれど。福袋。

これは、「C-Guard」という名前の、銀製品の変色を防止するというシート。
このシートを楽器ケースに入れておくと。「本製品の繊維に含まれている酸化銀が、変色の原因となる大気中のイオウ系臭化物・・・・をすばやく繊維内に取り込み・・・・銀の変色を防ぎます」という。

すばらしい。
これでいつまでもフルートはぴかぴか。

かと思いきや、このシートはクラリネットのケースの中へ・・・・・・

なんでクラリネットの方に入れたのか。

フルートの方が全然使用頻度が高いので、変色しないはず。(あれ、逆かも?)
というのも少しあるけれど。

吹奏楽系雑誌をよく読む方や、楽器屋によく通う方は知っているかもしれませんが、私は最初知らなかったので衝撃の事実でした。

それは。
なんと、新品のクラリネットのマウスピースは楽器(銀や銀メッキ)を変色させるんです!
がびーん!

私は知らなかったのだけど、クラリネットの知人に聞いたらこれは有名なことらしい。

私のクラリネットがまだ新しかった頃。
しばらくは楽器についていたヤマハのマウスピースを使っている時はぜんぜんもんだいなし。ところが、しばらくして新しいバンドレンのマウスピースを買って。しばらくして。楽器ケースを開けたら。なんと、キーがまっくろ!

最初はなんでか全然わからなかった。聞くところによると、一部のメーカーで使われているマウスピースの材質(プラスチック? エボナイト?)は、新しいうちは銀を変色させる物質を少しずつ放出しているのだそうだ。
確かに言われてみれば、楽器ケース内で、マウスピースの近くにあるキーほど黒く変色している。
そういう事情なので、楽器ケースを開けない人ほど被害を受けやすい。硫化物質がたまりやすいから。その昔クラリネットを吹いていたときは、毎日のように開けていたから気がつかなかったのかも。

この硫化防止シート、クラリネット用も販売していて、今回のフルート用よりもケースの大きさに合わせて大きい。

しかし今は、フルート用の細長いシートが、クラリネットのケースの、マウスピースの上に納められている。

効果やいかに。