M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

皆既日食やっぱり感動。

2009-07-23 00:43:23 | 人生
ダイヤモンドリング、美しかった…。

自然のつくりだす「美」というのは、
ある意味コワいほどの神秘的な美しさですね。

テレビ画面を通しても感動でした。

私の友人は、娘さんと上海まで行っていました!

中継によると現地は雨模様でしたが、
突然あたりが夜のように暗くなり
皆既日食から外れるはるか彼方の方だけが
夕焼けのように明るい風景は
自然の驚異でした。

動物たちはなにか異常行動を起こしたのでしょうか…?


今日は、青山のサロンに行くと、
スタッフみんな調子がイマイチで、
モリノスさんと私しか来ておらず、
モリノスさんもお腹の調子が悪くて休憩時間に横になっていました。

皆既日食までの数日というのは、
体調を崩す人が多くなると言われていたのですが、
地球のエネルギーに敏感な人は辛かったようですね。

私はやたら眠かったり、
ちょっとしたことでイラッときたりしやすかった程度でした。

帰りにお腹が空いたので
駅地下の店に入り、そこで
モリノスさんと四方山話をしていて、
改めて彼の波乱の半生を聴かせてもらいました。

あまりの辛い体験をなんでもない事のように、
淡々と、そして時には面白い話でしょ、とでも言うように
笑みさえ浮かべて話すので、
思わずこちらが泣きそうになりましたが、
こんなところで泣いたら、
彼が店内のお客さんからあらぬ誤解をされると思い、
感情移入を懸命に中断してこらえました。

考えると私の周りには、
分厚い小説になりそうな濃~い人生を送っているひとたちが
集まっている気がします。

だからみんな明るくてどこか突き抜けちゃっています。
「だから」というのは、
様々な体験を重ね、いろいろな思いをして
自らのちからでゾンビのように這い上がり生き返った人は
達観してしまってるからでしょうね、絶対「明るい」人になっています。

越えられない試練はやって来ない、といいますから、
私のように生ぬるい人生を歩んできた人間からみると
「みんな、凄いなあ~~!」
と思わざるを得ません。

せめて話をじっくり聴いて疑似体験させていただくことが
自分の魂の肥やしになるのではと思います。

血気盛んな若かりし頃は、
挫折や苦難を知らないこと=すごい 
なんて思っていましたが、

挫折する=その試練に耐えられる強い大きな魂
ということを知った今は、
それを経験して突き抜けちゃったひとを尊敬しています。

でも、苦労を「売り」にしちゃうと、ちょっと違うかなあ~と。


とか言いながら、

「神よ、もっと試練を!!」

とは言えない、やわな魂の私です。