思うにこれほどの衝撃的な感動を覚えたのは
初めてかもしれません。
京都の東山にある高台寺は、
まだ紅葉には早いこの時期ながら、
ライトアップして夜間拝観を開催している
数少ないうちのひとつです。
ちょうど高台寺入り口にさしかかったとき、
交通整備のおじさんが、
「ちょうど日の入りですよ!
はい、今がシャッターチャンスですよ~。早く早く!!」
と手招きしてくれました。
石畳みの階段から西の空を見ると
山の端に刻々と吸い込まれてゆく夕日が…。
八坂の塔のシルエットが美しい~。
日没とともにライトアップが始まります。
拝観順路に沿って重要文化財の建築物の中を進み、
ライトアップされた方丈前庭を眺め、
やがて風流な庭園へ…。
そこには臥龍池があり、
水面が大きな鏡となって、
ほとりの紅葉を映し出しているのです。
それはそれは筆舌に尽くし難い美しさです。
池の中を覗き込むと
赤や黄色に色づいた逆さの木々の奥が
底なしにどこまでも深くて(それは夜空が映っているわけなのですが)
スーッと引き込まれそうになります。
そのまま鏡の向こうの世界に
入って閉じ込められてしまうのではないかと
錯覚してしまいます。
あの世に繋がるスポットかと思ってしまいます。
…まあ、ほんとに身投げしたら
あの世に行ってしまうかもしれませんが!
これからの紅葉シーズンに京都に行くなら、
いえ、生きているうちに一度は
あの神秘の光景をみてそのゾクゾクを体感しておくべきです♪
イチオシです♪♪
清水寺にて
宿泊したホテルの中庭
大覚寺にて
~ その②へ続く ~
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